Keyboard device

申请号 JP7298399 申请日 1999-03-18 公开(公告)号 JP3269482B2 公开(公告)日 2002-03-25
申请人 日本電気株式会社; 发明人 聡 小田村;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 複数のキーが配列されかつその配列が各々異なる複数のキー配列板と、前記複数のキー配列板各々のいずれかを着脱自在に搭載しかつ搭載されたキー配列板に配列された複数のキーのいずれかの押下を検出するセンサ装置とを有 し、 前記複数のキー配列板各々は、前記複数のキー各々を特
    定するためのキー配列情報を記憶する記憶手段を含み、 前記センサ装置は、搭載された前記複数のキー配列板の
    前記複数のキーのいずれかが押下された時に当該キー配
    列板との当接面上の座標軸を出力する感知手段と、前記
    感知手段で検出した座標に対応するキーを特定する情報
    を前記記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段
    が取得した情報を上位装置に出力する手段とを含むことを特徴とするキーボード装置。
  • 【請求項2】 前記記憶手段は、前記キー配列情報を電
    気的に記憶し、 前記取得手段は、前記複数のキーのいずれかが押下され
    た時に前記記憶手段に電気的に記憶された内容のうち当
    該キーに対応する情報を読出して出力するよう構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
  • 【請求項3】 前記複数のキー配列板のいずれかに、前
    記複数のキーの他にタッチパネルを含むことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のキーボード装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はキーボード装置に関し、特にパーソナルコンピュータ等の入機器として用いられるキーボードに関する。

    【0002】

    【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)等の入力機器として用いられるキーボードとしては、日本語・英語キーボード等をはじめ、人間工学を取り入れたキーボード等、キー配列や各キーの大きさ等が異なる様々なタイプがある。 また、ワードプロセッシング専用機等の専用のアプリケーションソフトウェアに特化した端末では、その操作に適したようなキーボードが搭載されている。

    【0003】しかしながら、各個人にはそれぞれ慣れたキーボードがあり、自宅と職場、または複数の人間が使用する共通端末等では、使い慣れたキーボードと異なることがよくある。

    【0004】上記のような使い慣れたキーボードとするために、キー配列を変更可能に構成する例が特開昭61
    −221922号公報や特開平2−78324号公報等に開示されている。

    【0005】また、使い慣れたキーボードとするために、キーそのものの位置を変更可能に構成する例が特開平2−135514号公報や特開平4−363822号公報等に開示されている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキーボード装置では、キー配列を変更可能に構成したり、キーそのものの位置を変更することで、使い慣れたキーボードに近い状態とすることはできるが、操作者が普段用いているキーボードそのものではないため、キータッチや配列等が異なるために、その操作に違和感を感じることとなり、作業効率の低下を招いてしまう。

    【0007】また、キー配列を変更可能に構成したり、
    キーそのものの位置を変更するためにはキーそのものの入替え作業等を必要とするので、例えば異なるアプリケーションソフトウェア毎にそれに対応したキー配列とするためには、アプリケーションソフトウェアの切替毎にキー配列の変更を行わなければならず、その度に入替え作業等が必要となり、多大な労力と時間とを費やすこととなる。

    【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、操作者の慣れた入力環境やアプリケーションソフトウェア毎に特化された入力環境を容易にかつ短時間で実現することができ、作業効率を向上させることができるキーボード装置を提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明によるキーボード装置は、複数のキーが配列されかつその配列が各々異なる複数のキー配列板と、前記複数のキー配列板各々のいずれかを着脱自在に搭載しかつ搭載されたキー配列板に配列された複数のキーのいずれかの押下を検出するセンサ装置とを備え 前記複数のキー配列板各々は、前記複
    数のキー各々を特定するためのキー配列情報を記憶する
    記憶手段を具備し、 前記センサ装置は、搭載された前記
    複数のキー配列板の前記複数のキーのいずれかが押下さ
    れた時に当該キー配列板との当接面上の座標軸を出力す
    感知手段と、前記感知手段で検出した座標に対応する
    キーを特定する情報を前記記憶手段から取得する取得手
    段と、前記取得手段が取得した情報を上位装置に出力す
    る手段とを具備している。

    【0010】すなわち、本発明のキーボード装置は、複数のキーが配列されたキー配列板と、そのキー配列板上のどのキーが押下されたのかを検知するセンサ装置とから構成することで、上記のキー配列板を操作者が普段使用するキー配列板や複数のアプリケーションソフトウェア各々に対応してキーが配置されたキー配列板との交換を可能としている。

    【0011】これによって、操作者の慣れた入力環境やアプリケーションソフトウェア毎に特化された入力環境を容易にかつ短時間で実現することが可能となり、作業効率を向上させることが可能となる。 つまり、同一端末に対して様々なタイプのキーボードを使用可能とし、アプリケーションソフトウェア毎また操作者毎に最適のキーボードが使用可能となるので、使用者の利便性が向上する。

    【0012】

    【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。 図1は本発明の一実施例によるキーボード装置のシステム構成例を示す図である。 図1
    において、CPU(中央処理装置)2はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)等の処理装置であり、キーボード装置1から入力された指示によってワードプロセッシング(以下、ワープロとする)や表計算等、様々なアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションとする)の処理を行う機能を有し、また処理結果を表示部3に表示する機能を有している。

    【0013】図2は本発明の一実施例によるキーボード装置の構成を示す図であり、図3は本発明の一実施例によるキーボード装置の構成を示すブロック図である。 これらの図において、センサ装置10は複数のキーが予め配列されたキー配列板20,30の一方がその上部に搭載されると、キー配列板20,30のいずれのキーが押下されたのかを検知する装置である。

    【0014】キー配列板20,30にはそれぞれ自身のキーの配列情報を記憶するキー配列情報部21,31が設けられている。 キー配列情報部21,31はキー配列板20,30の背面(センサ装置10に対向する面)に配置されており、配列情報を電気的に記憶するIC(集積回路)メモリや機械的に記憶する構造からなる。 尚、
    キー配列情報部21,31はコネクタ11を通してセンサ装置10に読取られる。

    【0015】センサ装置10はキー配列板20,30上のキーの押下を感知するとキー配列板20,30との当接面上の座標軸を出力する感知部12と、キー配列情報部21,31に格納されているキー配列をコネクタ11
    を通して取得するキー情報取得部13と、キー情報をC
    PU2へ通知するCPU通知部14と、CPU2と電気的な接続を行うケーブル4とを備えている。

    【0016】図4は本発明の一実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理を示すフローチャートである。 これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理について説明する。 尚、操作者Aは普段キー配列板20を使用し、操作者Bは普段キー配列板20を使用している場合に、センサ装置10上にキー配列板20が搭載されている時の動作について、以下説明する。

    【0017】操作者AがCPU2を使用し、あるアプリケーションに対して何らかの指示を与えようとキーボード装置1を操作し、キーを押下すると(図4ステップS
    1)、センサ装置10の感知部12はそのキーの押下を感知してセンサ装置10のキー配列板20との当接面上の座標を検出して取得する(図4ステップS2)。

    【0018】センサ装置10のキー情報取得部13はコネクタ11を通してキー配列板20のキー配列情報部2
    1に対し、感知部12で検出した座標に対応するキー情報を問合せる(図4ステップS3)。

    【0019】CPU通知部14はキー情報取得部13及びコネクタ11を通してキー配列板20のキー配列情報部21から取得したキー情報をケーブル4を通してCP
    U2へ通知する(図4ステップS4)。 CPU2は押下されたキーに応じた処理を行い、その結果を表示部3に表示する。

    【0020】上記の場合、センサ装置10上にキー配列板20が搭載されているので、操作者BはCPU2を使用して作業を行う際に、上記のキー配列板20が普段使い慣れたキー配列板30ではないため、作業効率が格段に落ちてしまうこととなる。

    【0021】そこで、操作者Bはセンサ装置10上からキー配列板20をはずし、普段使い慣れているキー配列板30をセンサ装置10上に搭載し、新たに異なる配列をもつキーボード装置を構成させる。

    【0022】上記のように、キー配列板20,30を入替えることで、操作者Bは使い慣れたキー配列板30のキー配列によって、CPU2を使用して作業を行うことができるので、快適な作業環境を得ることができる。

    【0023】図5は本発明の他の実施例によるキーの構成例を示す図である。 図5(a)はキー40の平面図であり、図5(b)はキー40の側面図であり、図5
    (c)はキー40の底面図である。

    【0024】また、図5(d)〜図5(f)は本発明の他の実施例によるキーの種別毎の構成を示す底面図である。 つまり、図5(d)はキー40の底面を示し、図5
    (e)はキー41の底面を示し、図5(f)はキー42
    の底面を示している。

    【0025】本発明の他の実施例ではキー配列板20,
    30がキー配列情報部21,31を有さず、キー40〜
    42の裏面にそれぞれ異なる位置に配設された突起40
    a,40b,41a,41b,42a〜42cを備えている。

    【0026】図6は本発明の他の実施例によるキーボード装置の構成を示すブロック図である。 図6において、
    センサ装置10はキー40〜42の押下を感知する感知部12と、キー情報をCPU2へ通知するCPU通知部14と、突起40a,40b,41a,41b,42a
    〜42cの数及びその配列とキー40〜42とを関係付けて記憶するキーデータベース15と、CPU2と電気的な接続を行うケーブル4とを備えている。

    【0027】図7は本発明の他の実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理を示すフローチャートである。 これら図1と図2と図5〜図7とを参照して本発明の他の実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理について説明する。 尚、本発明の他の実施例によるキーボード装置は本発明の一実施例と同様に、図1に示すようなシステム構成をとり、図2に示すような構成となっている。 また、操作者Cは普段キー配列板20を使用しており、センサ装置10上にキー配列板20が搭載されている時の動作について、以下説明する。

    【0028】操作者Cがキー配列板20のキー40〜4
    2を押下すると(図7ステップS11)、センサ装置1
    0の感知部12は押下されたキー40〜42の突起40
    a,40b,41a,41b,42a〜42cの数及びその並び方を感知する(図7ステップS12)。

    【0029】感知部12は感知した突起40a,40
    b,41a,41b,42a〜42cの数及びその並び方を基にキーデータベース15から押下されたキー40
    〜42のキー情報を取得してキー判定を行う(図7ステップS13)。

    【0030】CPU通知部14は感知部12で判定されたキー情報をケーブル4を通してCPU2へ通知する(図7ステップS14)。 CPU2は押下されたキーに応じた処理を行い、その結果を表示部3に表示する。

    【0031】上記の場合、センサ装置10上にキー配列板20が搭載されているので、操作者CはCPU2を使用して作業を行う際に、上記のキー配列板20以外のキー配列板30がセンサ装置10上に搭載されていても、
    センサ装置10上からキー配列板30をはずし、普段使い慣れているキー配列板20をセンサ装置10上に搭載することで、新たに異なる配列をもつキーボード装置を構成させることができる。

    【0032】よって、キー配列板20,30を入替えることで、操作者Cは使い慣れたキー配列板20のキー配列によって、CPU2を使用して作業を行うことができるので、快適な作業環境を得ることができる。

    【0033】図8は本発明の別の実施例によるキーボード装置の構成を示す図である。 図8において、本発明の別の実施例によるキーボード装置はキー配列板50上にキーの他に、タッチパネル51を有している。

    【0034】図9は本発明の別の実施例によるキーボード装置におけるキー配列板の交換処理を示す図である。
    これら図8及び図9を参照して本発明の別の実施例によるキーボード装置におけるキー配列板の交換処理について説明する。

    【0035】CPU2の操作者はセンサ装置10に搭載されかつ文字入力に特化されたキー配列板20でワープロによる文書入力中に作図を行う際、キー配列板20をセンサ装置10から外し、キー配列板50をセンサ装置10上に搭載する。

    【0036】キー配列板50はタッチパネル51を有しており、タッチペン5を用いて手書き入力またはタッチペン5による操作が可能となるので、文書入力中の作図を効率よく行うことができる。 尚、52はキーの配列情報を記憶するキー配列情報部である。 よって、アプリケーション毎に特化されたキーボードの使い分けを容易にかつ短時間で行うことができる。

    【0037】このように、端末で使用するアプリケーション毎に適したキーボードまたは端末を操作する操作者が使い慣れたキーボードによる入力環境を、キー配列板20,30,40の交換のみで実現することによって、
    操作者の慣れた入力環境やアプリケーション毎に特化された入力環境を容易にかつ短時間で実現することができ、作業効率を向上させることができる。

    【0038】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複数のキーが配列されかつその配列が各々異なる複数のキー配列板と、複数のキー配列板各々のいずれかを着脱自在に搭載しかつ搭載されたキー配列板に配列された複数のキーのいずれかの押下を検出するセンサ装置とを備えることによって、操作者の慣れた入力環境やアプリケーションソフトウェア毎に特化された入力環境を容易にかつ短時間で実現することができ、作業効率を向上させることができるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例によるキーボード装置のシステム構成例を示す図である。

    【図2】本発明の一実施例によるキーボード装置の構成を示す図である。

    【図3】本発明の一実施例によるキーボード装置の構成を示すブロック図である。

    【図4】本発明の一実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理を示すフローチャートである。

    【図5】(a)は本発明の他の実施例によるキーの平面図、(b)は(a)に示すキーの側面図、(c)は(a)に示すキーの底面図、(d)〜(f)は本発明の他の実施例によるキーの種別毎の構成を示す底面図である。

    【図6】本発明の他の実施例によるキーボード装置の構成を示すブロック図である。

    【図7】本発明の他の実施例によるキーボード装置におけるキー入力処理を示すフローチャートである。

    【図8】本発明の別の実施例によるキーボード装置の構成を示す図である。

    【図9】本発明の別の実施例によるキーボード装置におけるキー配列板の交換処理を示す図である。

    【符号の説明】

    1 キーボード装置 2 CPU 3 表示部 4 ケーブル 5 タッチペン 10 センサ装置 11 コネクタ 12 感知部 13 キー情報取得部 14 CPU通知部 15 キーデータベース 20,30,50 キー配列板 21,31,52 キー配列情報部 40〜42 キー 40a,40b, 41a,41b, 42a〜42c 突起 51 タッチパネル

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