タッチ式操作入力装置及びそれを備えた電子機器 |
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申请号 | JP2011500671 | 申请日 | 2010-02-22 | 公开(公告)号 | JPWO2010095733A1 | 公开(公告)日 | 2012-08-30 |
申请人 | 東洋電装株式会社; | 发明人 | 酒井 直浩; 直浩 酒井; 野口 義隆; 義隆 野口; 重治 根津; 重治 根津; | ||||
摘要 | タッチ式操作入 力 装置(1)において、操作可能な透光性操作ボタン(23)各々に対応する主 光源 (11)を点灯させたときに、点灯する主光源に対応する透光性操作ボタンが操作されたことを条件に当該主光源と同時に点灯させた当該透光性操作ボタンに対応する副光源(9)を消灯させるように構成する。主光源点灯の有無によって、操作者が操作した透光性操作ボタンを操作しなかった透光性操作ボタンと区別できるようにして操作性を高める。 | ||||||
权利要求 | タッチ面と、当該タッチ面とは反対側の背面とを備える操作パネルと、 当該操作パネルの背面側に配した複数の透光性タッチセンサと、 当該複数の透光性タッチセンサを挟んで当該操作パネルと対向する位置に配した複数の副光源と、 当該複数の副光源から見て当該複数の透光性タッチセンサと対向する遮光パネルと、 当該遮光パネルを挟んで当該副光源と対向する所定位置に配した複数の主光源と、 当該副光源及び主光源を点灯・消灯制御する制御回路と、 を含めて構成してあり、 当該操作パネルの背面には、当該複数の透光性タッチセンサ各々に対応する複数の透光性操作ボタンと、当該複数の透光性操作ボタン各々の外郭に形成した透光性外郭部とを、光源点灯時のみ発光表示される隠し印刷によって形成してあり、 当該遮光パネルには、当該複数の透光性タッチセンサ各々に対応する複数の非遮光領域を設けてあり、 点灯した当該複数の主光源各々の光が、当該非遮光領域、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性操作ボタンのみを発光表示されるように構成してあり、 点灯した当該複数の副光源各々の光が、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性外郭部のみを発光表示されるように構成してあり、 当該制御回路が、操作可能な透光性操作ボタン各々に対応する主光源を点灯させたときに、当該制御回路が、点灯する主光源に対応する透光性操作ボタンが操作されたことを条件に当該透光性操作ボタンに対応する副光源を点灯させるように構成してある ことを特徴とするタッチ式操作入力装置。 タッチ面と、当該タッチ面とは反対側の背面とを備える操作パネルと、 当該操作パネルの背面側に配した複数の透光性タッチセンサと、 当該複数の透光性タッチセンサを挟んで当該操作パネルと対向する位置に配した複数の副光源と、 当該複数の副光源から見て当該複数の透光性タッチセンサと対向する遮光パネルと、 当該遮光パネルを挟んで当該副光源と対向する所定位置に配した複数の主光源と、 当該副光源及び当該主光源を点灯・消灯制御する制御回路と、 を含めて構成してあり、 当該操作パネルの背面には、当該複数の透光性タッチセンサ各々に対応する複数の透光性操作ボタンと、当該複数の透光性操作ボタン各々の外郭に形成した透光性外郭部とを、光源点灯時のみ発光表示される隠し印刷によって形成してあり、 当該遮光パネルには、当該複数の透光性タッチセンサ各々に対応する複数の非遮光領域を設けてあり、 点灯した当該複数の主光源各々の光が、当該非遮光領域、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性操作ボタンのみを発光表示されるように構成してあり、 点灯した当該複数の副光源各々の光が、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性外郭部のみを発光表示されるように構成してあり、 当該制御回路が、操作可能な透光性操作ボタン各々に対応する主光源を点灯させたときに、当該制御回路が、点灯する主光源に対応する透光性操作ボタンが操作されたことを条件に当該主光源と同時に点灯させた当該透光性操作ボタンに対応する副光源を消灯させるように構成してある ことを特徴とするタッチ式操作入力装置。 前記遮光パネルには、前記非遮光領域各々の周囲から起立する筒状遮蔽リブを形成してあり、 当該筒状遮蔽リブ各々の中に前記主光源を収納してある ことを特徴とする請求項1記載のタッチ式操作入力装置。 前記複数の透光性操作ボタン各々の輝度と、対応する前記透光性外郭部の輝度を異ならせてある ことを特徴とする請求項1又は3記載のタッチ式操作入力装置。 前記透光性操作ボタンが、複数の主操作用ボタンと、当該複数の主操作用ボタンの各々の機能に対応して設けた複数の副操作用ボタンと、から構成してある ことを特徴とする請求項1、3又は4記載のタッチ式操作入力装置。 前記複数の副操作用ボタン各々の表示面積が、対応する主操作用ボタンの表示面積よりより狭く形成してある ことを特徴とする請求項5記載のタッチ式操作入力装置。 前記主光源がLEDを含めて構成してあり、かつ、前記副光源がEL若しくは有機ELを含めて構成してある ことを特徴とする請求項5又は6記載のタッチ式操作入力装置。 前記主光源が、前記複数の主操作用ボタン各々が互いに異なる色で発光表示されるように構成してある ことを特徴とする請求項5乃至7いずれか記載のタッチ式操作入力装置。 前記副光源が、前記主操作用ボタン各々の色と同系色の色で対応する副操作用ボタンが発光表示されるように構成してある ことを特徴とする請求項8記載のタッチ式操作入力装置。 前記制御回路が、前記複数の主操作用ボタンに係る主光源が全消灯のときにいずれかの主操作用ボタンが操作されたことを条件に全点灯させ、かつ、全点灯後に先行操作された主操作用ボタンに対応する副操作用ボタンに係る主光源を全点灯させる一方、当該操作された主操作用ボタン以外の主操作用ボタンが後行操作されたときは当該後行操作に係る副操作用ボタンに係る主光源を全点灯させるとともに当該先行操作に係る副操作用ボタンに係る副光源を全消灯させるように構成してある ことを特徴とする請求項5乃至7いずれか記載のタッチ式操作入力装置。 前記制御回路が、前記発光表示させた副操作用ボタンに係る前記主操作用ボタンが再操作されたことを条件に前記全発光表示している副操作用ボタン及び前記主操作用ボタンの発光表示を停止するように構成してある ことを特徴とする請求項10記載のタッチ式操作入力装置。 前記主光源が、前記複数の主操作用ボタン各々が互いに異なる色で発光表示されるように構成してある ことを特徴とする請求項10又は11記載のタッチ式操作入力装置。 前記副光源が、前記主操作用ボタン各々の色と同系色の色で対応する副操作用ボタンが発光表示されるように構成してある ことを特徴とする請求項12記載のタッチ式操作入力装置。 前記操作パネルのタッチ面上には、前記主操作用ボタン又は前記副操作用ボタンの機能を補完若しくは代替する機能を司る操作レバー若しくは操作ダイヤル、又は、操作レバー並びに操作ダイヤルを設けてある ことを特徴とする請求項5乃至14いずれか記載のタッチ式操作入力装置。 前記主操作用ボタン若しくは前記副操作用ボタンのいずれかがタッチ操作されたときに、タッチした指に振動を与える加振手段若しくはタッチ音を発する報知手段、又は、加振手段並びに報知手段を設けてあることを特徴とする請求項5乃至14いずれか記載のタッチ式操作入力装置。 前記加振手段の振動周波数若しくは前記報知手段のタッチ音の周波数が、操作ボタンによって異ならせてある ことを特徴とする請求項15記載のタッチ式操作入力装置。 前記タッチ式操作入力装置が、車載用に構成してあり、 前記主操作用ボタンが、車載されたエアコン、AV装置及びカーナビゲーションを含めて選択操作するように構成してある ことを特徴とする請求項13記載のタッチ式操作入力装置。 請求項1乃至13いずれか記載のタッチ式操作入力装置を備える電子機器。 |
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说明书全文 | 本発明は、タッチ式操作入力装置及びそれを備える電子機器に関する。 近年、電子機器の操作入力部として、液晶表示パネルなどの表示手段を利用したタッチ式操作入力装置が実用化されている。 このタッチ式操作入力装置は、タッチパネルの画面上に表示される操作ボタンをタッチ操作することによって、ボタン入力操作がなされる。 操作ボタンがタッチ操作されたかどうかの検知は、操作ボタンに対応して設けられたタッチセンサの働きによるものである。 このものにおいて、操作可能な操作ボタンを操作者が容易に見つけられるように複数の操作ボタンのうち操作可能な操作ボタンを発光表示させるようにしたものはあった(例えば、特許文献1参照)。 しかし、操作可能な操作ボタンだけを表示するだけでは、その時点で操作不能であってもその後に操作しようとする操作ボタンを見つけづらい場合がある。 たとえば、車載されたエアコンとAV装置とカーナビゲーションを同一のタッチ入力装置からボタン入力操作しようとする場合を考える。 操作可能な操作ボタンだけを表示するとすれば、たとえば、エアコンを操作した後にAV装置の操作をしようとする場合に、操作する状態にないため表示されていないAV装置の操作ボタンをすぐに見つけられないことがある。 エアコン用の操作ボタンは表示されているがAV装置用の操作ボタンは表示されていないか、されていても見つけづらい状態で表示されているからである。 表示されていないか、されていても見つけづらい操作用ボタンを見つけやすくするためには、操作する可能性のある操作用ボタンをなるべく同時に発光表示させておくほうがよい。 しかし、同時に発光表示させておくと、自分が操作した操作ボタンがどれなのか、若しくは、表示されたもののうち操作可能な操作ボタンがどれなのか、が分かりづらくなるおそれがある。 つまり、タッチ式操作入力装置の操作性に欠ける場合がある。 本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、タッチ式操作入力装置およびそのような装置を備える電子機器の操作性を高めることを目的とする。 その詳しい構成については、項を改めて説明する。 なお、いずれかの請求項記載の発明を説明するに当って行う用語の定義等は、その記載順その他の事情に関わりなく可能な範囲において他の請求項記載の発明にも適用されるものとする。 (請求項1記載の発明の特徴) 請求項1の入力装置によれば、操作可能な透光性操作ボタンに係る主光源が点灯すると、当該主光源の光が当該非遮光領域、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性操作ボタンのみを発光表示される。 操作不能な透光性操作ボタンは、発光表示されない。 したがって、操作者は使用可能な透光性操作ボタンと、使用不能な透光性操作ボタンを確実に見極めることができる。 主光源の点灯・消灯は、制御回路の制御による。 ここで、発光表示された透光性操作ボタンのうちのいずれかが操作者に操作される(タッチされる)と、そのタッチを透光性タッチセンサが検知し、これを受けた制御回路が、タッチされた透光性操作ボタンに対応する副光源を点灯させる。 当該副光源の光は、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性外郭部を発光表示される。 操作可能であるため点灯こそしているもののタッチされていない透光性操作ボタンは、その透光性外郭部が発光表示されない。 つまり、透光性外郭部の点灯・消灯によって、先ほどタッチされた透光性操作ボタンを確認することができる。 (請求項2記載の発明の特徴) 請求項2の入力装置によれば、操作可能な透光性操作ボタンに係る主光源が点灯すると、当該主光源の光が当該非遮光領域、当該透光性タッチセンサを透光して対応する透光性操作ボタンのみを発光表示される。 主光源点灯と同時にそれらに対応する副光源も点灯し、これに伴い副光源の光が当該透光性タッチセンサを透光して透光性外郭部も発光表示される。 操作不能な透光性操作ボタン及び透光性外郭部は、いずれも発光表示されない。 したがって、操作者は使用可能な透光性操作ボタンと、使用不能な透光性操作ボタンを確実に見極めることができる。 主光源の点灯・消灯並びに副光源の点灯・消灯は、それぞれ制御回路並びに制御回路の制御による。 ここで、発光表示された透光性操作ボタンのうちのいずれかが操作者に操作される(タッチされる)と、そのタッチを透光性タッチセンサが検知し、これを受けた制御回路が、タッチされた透光性操作ボタンに対応する副光源を消灯させる。 操作可能であるため点灯こそしているもののタッチされていない透光性操作ボタンの透光性外郭部が発光表示されたままである。 つまり、透光性外郭部の点灯・消灯によって、先ほどタッチされた透光性操作ボタンを確認することができる。 (請求項3記載の発明の特徴) 請求項3の入力装置によれば、請求項1の入力装置の作用効果に加え、主光源の光は、筒状遮光リブに邪魔されて側方へ漏れない。 このため、透光性操作ボタン間が不用意に発光表示されず、したがって、透光性操作ボタンの発光表示が輪郭のしっかりしたものとなる。 また、不必要な部位が発光表示されないので、透光性操作ボタンの誤操作のおそれもなくなる。 (請求項4記載の発明の特徴) 請求項4の入力装置によれば、請求項1又は3の入力装置の作用効果に加えて、輝度の異なりにより、透光性外郭部の発光表示有無をより見分けやすくする。 すなわち、透光性操作ボタンの輝度と透光性外郭部のそれとを同じとするより異ならせたほうが、両者間に変化があるので、それが見分けをより簡単にする。 (請求項5記載の発明の特徴) 請求項5の入力装置によれば、請求項1、3又は4の入力装置の作用効果に加え、主操作用ボタンと、副操作用ボタンとに分けることによって、主操作と副操作とによる段階的操作ができる。 つまり、操作性を高めることができる。 (請求項6記載の発明の特徴) 請求項6の入力装置によれば、請求項5の入力装置の作用効果に加え、表示面積が狭い副操作用ボタンよりも大きい主操作用ボタンのほうが目立つので、段階的操作において主操作の対象を簡単に見分けさせることができる。 (請求項7記載の発明の特徴) 請求項7の入力装置によれば、請求項5又は6の入力装置の作用効果に加えて、小型化かつ消費電力低下を実現することができる。 特に、EL若しくは有機ELを用いることによって、副光源を軽くかつ薄くすることができる。 (請求項8記載の発明の特徴) 請求項8の入力装置によれば、請求項5乃至7いずれかの入力装置の作用効果に加え、互いに異なる色で発光表示させることにより、主操作用ボタン各々の識別をより行いやすくすることができる。 (請求項9記載の発明の特徴) 請求項9の入力装置によれば、請求項8の入力装置の作用効果に加え、主操作ボタンとそれに対応する副操作ボタンとを同系色とすることによって、それらの対応関係をより簡単に見極めることができる。 すなわち、操作性を向上させることができる。 (請求項10記載の発明の特徴) 請求項10の入力装置によれば、請求項5乃至7いずれかの入力装置の作用効果に加え、すべての主操作ボタンが発光表示されていないときにいずれかの主操作ボタンを操作すると、全部の主操作ボタンが発光表示される。 発光表示された全部の主操作ボタンのうち操作された主操作ボタンに対応するすべての副操作ボタンが発光表示される。 ここで、先行操作した以外の操作ボタンを操作(後行操作)すると、先行操作した主操作ボタンに係る副操作ボタンの発光表示が全停止され、後行操作した主操作ボタンに係る副操作ボタンが全発光表示される。 (請求項11記載の発明の特徴) 請求項11の入力装置によれば、請求項10の入力装置であって、副操作用ボタンが発光表示されている主操作ボタン(他の主操作ボタンは、対応する副操作用ボタンが発光表示されていない)を再操作したときに、主操作ボタン及び副操作ボタンのすべての発光表示が停止される。 すなわち、どの操作ボタンも発光表示されない状態になり、タッチパネル面がすっきりする。 不必要な発光表示を排除したので、タッチパネル面のデザインがすっきりとしたものになる。 (請求項12記載の発明の特徴) 請求項12の入力装置によれば、請求項10又は11の入力装置の作用効果に加え、互いに異なる色で発光表示させることにより、主操作用ボタン各々の識別をより行いやすくすることができる。 (請求項13記載の発明の特徴) 請求項13の入力装置によれば、請求項12の入力装置の作用効果に加え、主操作ボタンとそれに対応する副操作ボタンとを同系色とすることによって、それらの対応関係をより簡単に見極めることができる。 すなわち、操作性を向上させることができる。 (請求項14記載の発明の特徴) 請求項14の入力装置によれば、請求項5乃至14いずれかの入力装置の作用効果に加え、操作レバー若しくは操作ダイヤル、又は、操作レバー並びに操作ダイヤルを設けることによって主操作用ボタン又は副操作用ボタンの機能を補完若しくは代替することができる。 機能補完によれば、より詳細若しくは高度な入力操作を可能とし、機能代替によれば、操作ボタンの代わる入力操作を可能とする。 (請求項15記載の発明の特徴) 請求項15の入力装置によれば、請求項5乃至14いずれかの入力装置の作用効果に加え、加振手段若しくはタッチ音を発する報知手段、又は、加振手段並びに報知手段を設けたことによって、触覚的若しくは聴覚的、又は、触覚的並びに聴覚的にタッチ操作の確認を、視覚的な確認に加えて行うことができる。 (請求項16記載の発明の特徴) 請求項16の入力装置によれば、請求項15の入力装置の作用効果に加え、振動周波数若しくは音声周波数の異なりによって、操作した操作ボタンの識別をより行いやすくすることができる。 (請求項17記載の発明の特徴) 請求項17の入力装置によれば、請求項13の入力装置の作用効果が、車載されたエアコン、AV装置及びカーナビゲーションを含めて選択操作できるようになる。 (請求項18記載の発明の特徴) 請求項18の電子機器によれば、請求項1乃至13いずれかの入力装置の作用効果を奏することができる。 本発明によれば、表示されていないか、されていても見つけづらい操作用ボタンを見つけやすくすることができるので、タッチ式操作入力装置及びそれを備える電子機器の操作性を高めることができる。 以下、本発明を実施するための最良な形態(以下、適宜「本実施形態」という)について、図面を参照しながら説明する。 なお、本実施形態は、電子機器の一態様である車載用タッチ式操作入力装置に係るものである。 (タッチ式操作入力装置の概略構造) (操作パネル) (タッチセンサ) (主光源と副光源) (操作ボタン) 操作レバー13は、操作パネル3のタッチ面3aから突き出して設けてある(図2、3参照)。 本実施形態の操作レバー13は、これを上下に操作することによってエアコンファンの強弱を切り替えられるようにしてある。 副操作用ボタン31a〜31fを補完する役目を担っている。 操作ダイヤル15は、操作レバー13の回りで回転可能に取り付けてある。 本実施形態では、エアコンの温度を設定する機能を担っている。 操作レバー13や操作ダイヤル15には、上記以外の機能を持たせて、主操作用ボタン又は前記副操作用ボタンの機能を補完若しくは代替させることもできる。 (制御回路) LED制御回路45には、LED点灯変換回路66及びLEDドライバ回路67を搭載してあり、これらを介してマイコン49が主光源(LED)11の点灯・消灯制御するようになっている。 振動アクチュエータ17の制御は、振動アクチュエータ制御回路47に搭載した振動アクチュエータドライバ回路69を介して行う。 (タッチ式操作入力装置の動作) 図7は、タッチ式操作入力装置の動作の一例を示す概略図である。 図7では、タッチ式操作入力装置1を操作パネル3のタッチ面3a側から見た様子が模式的に示されている(後述する図8、図9も同様)。 例えば、タッチ式操作入力装置1の電源がオフである場合あるいは待機モード等である場合には、図7(A)に示すように、いずれの主操作用ボタン、副操作用ボタンともに発光表示されていない状態となっている。 より具体的には、制御回路41のマイコン49によりフォトMOSリレー61およびLED点灯変換回路66のそれぞれに対して制御信号が供給され、主光源11および副光源7のすべてが非点灯状態に制御される(以下も同様)。 なお、タッチ式操作入力装置1が車載用入力装置として用いられる場合であれば、例えばイグニッションに連動して電源のオン/オフを切り替えることが好ましい。 このとき、図示のようにタッチ式操作入力装置1は、主に操作レバー13と操作ダイヤル15が視認される状態になる。 この状態において、タッチ式操作入力装置1の電源がオンとされ、あるいは操作パネル3のタッチ面3aへ操作者の指等の接触がタッチセンサ5およびタッチセンサIC59により検出されると、制御回路41のマイコン49は、操作可能な透光性操作ボタンである主操作用ボタン31、33、35の各々に対応する主光源11を点灯状態に制御する。 それにより、図7(B)に示すように各主操作用ボタン31、33、35が発光表示された状態となる。 ここで、いずれかの主操作用ボタン(例えば主操作用ボタン31)が操作されると、それを条件に、制御回路41のマイコン49は、当該主操作用ボタンに対応する副光源7を点灯状態に制御する。 それにより、図7(C)に示すように主操作用ボタン31に対応する透光性外郭部31′が発光表示された状態となる。 以上のような動作により、操作者は、ある時点で使用可能な操作ボタン(ここでは主操作用ボタン31等)と、その時点では使用不能な操作ボタン(ここでは副操作用ボタン)とを確実に見極めることができる。 また、各操作ボタンに対応する透光性外郭部の点灯・消灯により、操作者によって操作された操作ボタン(上記例では主操作用ボタン31)を確認することができる。 図8は、タッチ式操作入力装置1の動作の他の一例を示す概略図である。 複数の主操作用ボタン31、33、35に係る主光源11がすべて消灯状態であるときに、いずれかの主操作用ボタンが操作されたとすると、制御回路41のマイコン49は、すべての主光源11を点灯状態に制御する。 これにより、図8(A)に示すように、各主操作用ボタン31、33、35が発光表示された状態になる。 その後、制御回路41のマイコン49は、操作者によって先行操作された主操作用ボタン(本例では主操作用ボタン33)に対応する副操作用ボタン(本例では副操作用ボタン33a、33b、33c、33d、33e)に係る主光源11をすべて点灯状態に制御する。 これにより、図8(B)に示すように、各副操作用ボタン33a〜33eが発光表示された状態になる。 さらに本例では、上記図7に基づいて説明された動作例と同様に、先行操作された主操作用ボタン33に係る副光源7を点灯状態に制御している。 これにより、図8(B)に示すように、主操作用ボタン33に対応する透光性外郭部33′が発光表示された状態となる。 一方、先行して操作された主操作用ボタン33以外の主操作用ボタン(例えば主操作用ボタン31)が後行操作されたときは、制御回路41のマイコン49は、この後行操作に係る副操作用ボタン(本例では副操作用ボタン31a〜31d)に係る主光源11をすべて点灯状態に制御し、先行操作に係る副操作用ボタン(本例では副操作用ボタン33a〜33e)に係る主光源11をすべて消灯状態に制御する。 これにより、図8(C)に示すように、各副操作用ボタン33a〜33eは非発光表示され、各副操作用ボタン31a〜31dは発光表示された状態になる。 さらに本例では、上記図7に基づいて説明された動作例と同様にして、後行操作された主操作用ボタン31に係る副光源7を点灯状態に制御している。 これにより、図8(C)に示すように、主操作用ボタン31に対応する透光性外郭部31′が発光表示された状態となる。 以上のような動作により、すべての主操作用ボタンが発光表示されていないときにいずれかの主操作用ボタンを操作すると、全部の主操作用ボタンが発光表示される。 発光表示された全部の主操作用ボタンのうち操作された主操作用ボタンに対応するすべての副操作ボタンが発光表示される。 ここで、先行操作した以外の操作ボタンを操作(後行操作)すると、先行操作した主操作ボタンに係る副操作ボタンの発光表示が全停止され、後行操作した主操作ボタンに係る副操作ボタンが全発光表示される。 なお、図8に示した動作例において、さらに制御回路41が、発光表示させた副操作用ボタンに係る主操作用ボタンが再操作されたことを条件に全発光表示している副操作用ボタン及び主操作用ボタンの発光表示を停止するように構成してもよい。 これにより、副操作用ボタンが発光表示されている主操作ボタン(他の主操作ボタンは、対応する副操作用ボタンが発光表示されていない)を再操作したときに、主操作ボタン及び副操作ボタンのすべての発光表示が停止される。 すなわち、どの操作ボタンも発光表示されない状態になり(上記した図7(A)参照)、タッチパネル面がすっきりする。 不必要な発光表示を排除したので、タッチパネル面のデザインがすっきりとしたものになる。 図9は、タッチ式操作入力装置1の動作の他の一例を示す概略図である。 上記した図7に沿って説明した動作例においては、タッチ式操作入力装置1の電源がオンとされると、各主操作用ボタン31、33、35が発光表示された状態となり、次いでいずれかの主操作用ボタンが操作されるとその主操作用ボタンに対応する透光性外郭部が発光表示された状態となるように制御していたが、この表示制御を逆にしてもよい。 この場合には図9に示すように、制御回路41のマイコン49は、初期状態(図9(A))から、タッチ式操作入力装置1の電源がオンとされる等の条件に応じて各主操作用ボタン31、33、35およびこれらに対応する透光性外郭部31′、33′、35′をすべて表示制御された状態とし(図9(B))、その後、いずれかの主操作用ボタン(本例では主操作用ボタン33)が操作されると、当該主操作用ボタンに対応する透光性外郭部(本例では透光性外郭部33′)だけを非表示状態に制御する。 マイコン49による具体的な制御内容は上述した通りである。 また、上記した各動作に加えて、主操作用ボタン若しくは前記副操作用ボタンのいずれかがタッチ操作されたときに、タッチした指に振動を与える加振手段や、タッチ音を発する報知手段を設けることもできる。 以下、この動作について説明する。 図10は、タッチした指に振動を与える場合の制御フローを示す図である。 ここで説明する制御は上記した発光制御と併せて実行される。 具体的には、制御回路41のマイコン49は、操作パネル3のタッチ面3aへ操作者の指等によるタッチ操作がなされたか否かを判定する。 タッチ操作がない場合には(ステップS10;NO)、マイコン49は待機状態となる。 一方、タッチ操作がなされると(ステップS10;YES)、制御回路41のマイコン49は、操作内容を判別し(ステップS11)、その操作内容に応じて、振動周波数および振動強度を設定する(ステップS12)。 その後、制御回路41のマイコン49は、設定した振動周波数および振動強度に対応した制御信号を振動アクチュエータドライバ回路69へ供給する。 これにより、振動アクチュエータドライバ回路69から振動アクチュエータ17へ駆動信号が供給され、振動アクチュエータ17がステップ12で設定された振動周波数および振動強度で駆動される(ステップS13)。 このような動作例によれば、触覚的若しくは聴覚的、又は、触覚的並びに聴覚的にタッチ操作の確認を、視覚的な確認に加えて行うことができる。 なお、上記の動作例では操作内容に応じて振動周波数および振動強度を可変に設定していたが、振動周波数および振動強度のいずれか一方のみを可変に設定してもよいし、操作内容によらず振動周波数および振動強度を一律に設定してもよい。 図11は、タッチ音を発するための構成の一例を示すブロック図である。 図11に示す報知手段は、マイコン49からの制御信号を受けてスピーカーを駆動する駆動回路71と、この駆動回路71に接続されたスピーカー18とを備える。 上記のタッチ式操作入力装置1に対してこのような報知手段を加えることにより、操作者の操作に応じてタッチ音を発するようにすることができる。 以下その動作について説明する。 図12は、タッチ音を発する場合の制御フローを示す図である。 ここで説明する制御は上記した発光制御や振動制御と併せて実行される。 具体的には、制御回路41のマイコン49は、操作パネル3のタッチ面3aへ操作者の指等によるタッチ操作がなされたか否かを判定する。 タッチ操作がない場合には(ステップS20;NO)、マイコン49は待機状態となる。 一方、タッチ操作がなされると(ステップS20;YES)、制御回路41のマイコン49は、操作内容を判別し(ステップS21)、その操作内容に応じて、出力音の周波数および音量を設定する(ステップS22)。 その後、制御回路41のマイコン49は、設定した出力音周波数および音量に対応した制御信号をスピーカー駆動回路71へ供給する。 これにより、スピーカー駆動回路71からスピーカー18へ駆動信号が供給され、スピーカー18が駆動される(ステップS23)。 すなわち、ステップ12で設定された周波数および音量の音がスピーカー18から発生する。 なお、加振手段と報知手段とを併設する場合には、ステップ20、21の各処理は上記したステップ10、11と共通化することができる。 このような動作例によれば、音声周波数や音量の異なりによって、操作した操作ボタンの識別をより行いやすくすることができる。 上記の動作例では操作内容に応じて音声周波数および音量を可変に設定していたが、いずれか一方のみを可変に設定してもよいし、操作内容によらず振動周波数および振動強度を一律に設定してもよい。 以上のように本発明の代表的な実施形態を説明したが、本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。 1 タッチ式操作入力装置 3 操作パネル 5 タッチセンサ 7 副光源 9 遮光パネル11 主光源13 操作レバー15 操作ダイヤル17 振動アクチュエータ23 透光性操作ボタン25 透光性外郭部41 制御回路 |