携帯装置の押しボタンの固定構造 |
|||||||
申请号 | JP2010000287 | 申请日 | 2010-01-19 | 公开(公告)号 | JP3158483U | 公开(公告)日 | 2010-04-02 |
申请人 | 鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司; | 发明人 | 銘濱 陳; 銘濱 陳; | ||||
摘要 | 【課題】高い固定強度を有し、且つ携帯装置の省スペース化を実現できる押しボタンの固定構造を提供する。【解決手段】本携帯装置の押しボタンの固定構造は、内部に少なくとも1つの押しボタンスイッチ30が設置されるフレーム10と、該フレームの一側に固定される 位置 決め部材60と、該位置決め部材の一側に貼付される押しボタン層80とを備える。前記位置決め部材には、前記押しボタンスイッチの位置と対応する少なくとも1つの装着孔615が開設されており、前記押しボタン層には、前記押しボタンスイッチを作動させるための押圧部811が少なくとも1つ凸設されており、前記押圧部は、前記装着孔を通り抜けて前記位置決め部材に固定され、前記押圧部の内壁は、前記位置決め部材の他側に貼付されて前記位置決め部材を前記押しボタン層と前記押圧部との間に挟み込む。【選択図】図1 | ||||||
权利要求 | 内部に少なくとも1つの押しボタンスイッチが設置されるフレームと、 前記フレームの一側に固定される位置決め部材と、 前記位置決め部材の一側に貼付される押しボタン層と、を備えてなる携帯装置の押しボタンの固定構造において、 前記位置決め部材には、前記押しボタンスイッチの位置と対応する少なくとも1つの装着孔が開設されており、前記押しボタン層には、前記押しボタンスイッチを作動させるための押圧部が少なくとも1つ凸設されており、前記押圧部は、前記装着孔を通り抜けて前記位置決め部材に固定され、前記押圧部の内壁は、前記位置決め部材の他側に貼付されて前記位置決め部材を前記押しボタン層と前記押圧部との間に挟み込むことを特徴とする携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記押圧部は、熱融着法により前記位置決め部材の装着孔を通り抜けて前記位置決め部材の他側に成型されることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記フレームは、側壁を有し、前記側壁には、前記少なくとも1つの押しボタンスイッチと対応して、前記押しボタン層の押圧部を挿通するための少なくとも1つの溝が開設されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記位置決め部材の両端は別々に延伸して固定孔を有する固定片を形成し、前記フレームは、側壁を有し、前記側壁の外側には、前記2つの固定片と対応する2つの支持リブが凸設され、前記支持リブには、前記固定孔を通り抜けて前記位置決め部材の固定片に固定される係止部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記係止部は、熱融着法により前記固定片の固定孔を通り抜けて前記位置決め部材に固定されることを特徴とする請求項4に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記押しボタン層の押圧部及び前記フレーム内の前記押圧部と対応する押しボタンスイッチは、それぞれ2つであって、前記フレーム内において前記2つの押しボタンスイッチの間には、当接柱が凸設されており、前記押しボタン層において前記2つの押圧部の間には、前記当接柱に当接される凸柱が凸設されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 前記の位置決め部材の上縁部から前記押しボタンスイッチの上表面に当接される静電気接地折り曲げ片が延伸して形成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置の押しボタンの固定構造。 |
||||||
说明书全文 | 本考案は押しボタンの固定構造に係り、特に携帯装置に用いられる押しボタンの固定構造に関するものである。 科学技術の発展に伴い、携帯電話などの通信装置が、人々の日常生活や生産活動において不可欠電子通信製品になった。 携帯通信装置の体積の薄型化に対する要求がどんどん強くなっているから、携帯通信装置の表面に押しボタンを設置するためのスペースも小さくなっている。 それで、空間を合理的に利用し、且つ携帯装置の機能に悪い影響をもたらさないために、一般的に一部分の機能ボタンを通信装置の側面に設置する。 従来の技術において、押しボタンを側面に設置する構造は、一般的に以下の2種類に分けられている。 第一は、接着剤でプラスチック部材とゴム部材を接着することにより押しボタンを形成する。 第二は、二色射出成型の方式で押しボタンを形成する。 しかし、接着剤で接着することにより形成された押しボタンは、プラスチック部材とゴム部材との間の結合力が弱いので、使用する過程において、引っ張る力で脱落しやすい。 二色射出成型の方式で形成された押しボタンは、通常厚すぎるので携帯装置の空間を浪費し、且つ携帯装置のフレームとの密封性が良くないので静電気が生じ易い。 本考案の目的は、高い固定強度を有し、且つ携帯装置の省スペース化を実現できる押しボタンの固定構造を提供することである。 本考案に係る携帯装置の押しボタンの固定構造は、内部に少なくとも1つの押しボタンスイッチが設置されるフレームと、前記フレームの一側に固定される位置決め部材と、前記位置決め部材の一側に貼付される押しボタン層と、を備える。 前記位置決め部材には、前記押しボタンスイッチの位置と対応する少なくとも1つの装着孔が開設されており、前記押しボタン層には、前記押しボタンスイッチを作動させるための押圧部が少なくとも1つ凸設されており、前記押圧部は、前記装着孔を通り抜けて前記位置決め部材に固定され、前記押圧部の内壁は、前記位置決め部材の他側に貼付されて前記位置決め部材を前記押しボタン層と前記押圧部との間に挟み込む。 従来の技術と比較して、本考案に係る携帯装置の押しボタンの固定構造において、前記押圧部の内壁は、前記位置決め部材の一側に貼付されて、前記位置決め部材を前記押しボタン層と前記押圧部との間に挟み込むことにより、前記押しボタン層と前記位置決め部材との間の固定強度を高めることができる。 又、前記押しボタン層と前記位置決め部材とは完全に接着されたので、キーパッドモジュールに生じた静電気が携帯装置のフレーム内に入ることを防止することができる。 以下、図面に基づいて、本考案の実施形態に係る押しボタンの固定構造に関して詳細に説明する。 図1及び図2を参照すると、本考案の実施形態に係る携帯装置の押しボタン固定構造は、携帯装置のフレーム10及び前記携帯装置のフレーム10の一側に装着されるキーパッドモジュール50を備える。 前記携帯装置のフレーム10は、側壁11と、前記フレーム10の底部に装着され且つ前記側壁11と直交する電気回路板20と、を備える。 前記電気回路板20の前記側壁11と隣接する一側には、複数の押しボタンスイッチ30が間隔的に設置される。 前記各押しボタンスイッチ30の一側には、それぞれ1つのスイッチ作動部31が凸設される。 前記側壁11の前記複数のスイッチ作動部31と対応する位置には、複数の溝12が間隔的に開設される。 前記フレーム10の底部において、前記複数のスイッチ作動部31の中の2つのスイッチ作動部31の間に当接柱13が設置される。 前記側壁11の前記当接柱13と対応する位置には、溝15が開設される。 前記側壁11の外部には、縦に設置された複数の細長い支持リブ16が間隔的に凸設される。 前記各支持リブ16の中部には、それぞれ1つの係止部161が凸設される。 前記キーパッドモジュール50は、金属材料で作られた位置決め部材60及び前記位置決め部材60の外表面に被覆される複数のプラスチック製の押しボタン層80を備える。 本実施形態において、前記位置決め部材60は、2つの押しボタンの機能を割り当てる長い位置決め片61及び該位置決め片61の両側に接続され且つ1つの押しボタンの機能を割り当てる短い位置決め片63を備える。 前記長い位置決め片61と該長い位置決め片61に隣接する2つの短い位置決め片63との間は、別々に狭い接続片65を介して接続される。 前記接続片65の中心には前記フレーム10の係止部161と対応する係止孔165が開設されているので、前記接続片65は、前記各位置決め片の独立した運動に十分な弾性を提供する。 前記2つの位置決め片63の端部が別々に延伸してそれぞれ1つの固定片66を形成し、各固定片66の中心に固定孔661が開設される。 前記位置決め片61、63は矩形であって、その外側面には、前記位置決め片61、63の輪郭より小さい矩形装着部613、633が外部に向かって凸設される。 前記装着部613には、複数の装着孔615が間隔的に設置され、前記装着部633には、複数の装着孔635が間隔的に設置される。 前記長い位置決め片61の上縁部における前記フレーム10内の奥側の2つの押しボタンスイッチ30と対応する位置から2つのZ型の導電性折り曲げ片616が延伸する。 前記2つの短い位置決め片63の上縁部における前記フレーム10内の外側の2つの押しボタンスイッチ30と対応する位置から2つのZ型の静電気接地折り曲げ片636が延伸する。 前記各位置決め片61、63の装着部613、633の外表面には、前記押しボタン層80が被覆して形成される。 前記押しボタン層80は、第一押しボタン層81及び2つの第二押しボタン層83を備える。 前記第一押しボタン層81は、前記位置決め片61の装着部613と同じ形状及び寸法を有し、2つの押しボタンの機能を割り当てる。 前記2つの第二押しボタン層83は、別々に前記2つの位置決め片63の装着部633と同じ形状及び寸法を有し、1つの押しボタンの機能を割り当てる。 前記第一押しボタン層81の前記装着部613に向かう表面には、前記フレーム10内の奥側の2つの押しボタンスイッチ30のスイッチ作動部31と対応する2つの十字型の押圧部811が凸設される。 前記第一押しボタン層81の2つの押圧部811の間には、前記フレーム10内の当接柱13と対応する凸柱813が設置される。 前記2つの第二押しボタン層83の前記装着部633に向かう表面の中部には、前記フレーム10内の外側の2つの押しボタンスイッチ30のスイッチ作動部31と対応して、それぞれ1つの十字型の押圧部831が凸設される。 前記押圧部831の両側には、それぞれ1つの固定柱833が凸設される。 図3ないし図6を一緒に参照すると、組み付ける時、先ず前記キーパッドモジュール50を組み立てる。 先ず、前記押しボタン層81、83をそれぞれ対応する装着部613、633に貼付する。 次に、プラスチックを熱融着する方法を利用して、前記押しボタン層81、83の押圧部811、831、前記凸柱813及び前記固定柱833を、それぞれ対応する前記位置決め部材60の装着孔615、635を通過させて一体に成型することにより、前記位置決め部材60の装着部613、633の内壁にしっかり接着させて、前記位置決め部材60を前記押しボタン層80と前記押圧部811、831の間に挟み込む。 それで、前記押しボタン層80は、前記位置決め部材60と一緒に前記キーパッドモジュール50を構成する。 次に、前記キーパッドモジュール50を前記携帯装置のフレーム10に固定する。 先ず、前記キーパッドモジュール50の位置決め部材60の縁部を前記フレーム10の側壁11の支持リブ16に当接させて、前記位置決め部材60の係止孔651、固定孔661をそれぞれ対応する前記支持リブ16の係止部161に定位させる。 次に、プラスチックを熱融着する方法を利用して、前記係止部161をそれぞれ対応する前記位置決め部材60の係止孔651及び固定孔661を通過させて一体に成型して、前記フレーム10の支持リブ16を前記位置決め部材60の外壁にしっかり接着させることにより、前記キーパッドモジュール50を前記携帯装置のフレーム10にしっかり固定する。 この時、前記押しボタン層80の押圧部811、831は、前記フレーム10の側壁11の溝12を通過して、それぞれ対応する押しボタンスイッチ30のスイッチ作動部31と接触する。 使用する時、前記キーパッドモジュール50の、前記押しボタン層80の押圧部811、831のいずれか1つと対応する位置を押圧すると、前記位置決め部材60の押圧された箇所が前記フレーム10に向かって変形して、前記対応位置の押圧部811、831が対応する押しボタンスイッチ30のスイッチ作動部31を押圧することにより、対応する押しボタンの機能を実現する。 前記2つの押しボタンの機能を割り当てる第一押しボタン層81の一端を押圧すると、前記第一押しボタン層81中部の凸柱813が前記フレーム10の側壁11の溝15を通り抜けて、前記フレーム10内の当接柱13に当接されるので、前記第一押しボタン層81の2つの押しボタンの機能の中の1つを実現する時に、もう1つの押しボタンの機能を割り当てる前記第一押しボタン層81の他端が連動されて誤操作することを防止することができる。 前記位置決め部材60上方の静電接地用折り曲げ片636は、前記押しボタンスイッチ30の上表面に当接されることにより、前記フレーム10に生じた静電気を接地することができる。 本考案に係る押しボタンの固定構造において、前記押しボタン層80は熱融着法により前記位置決め部材60にしっかり係止されることにより、軽量且つ高い固定強度を有するキーパッドモジュールを実現できる。 又、前記位置決め部材60と前記押しボタンスイッチ30との間に静電接地用折り曲げ片636を配置することにより、前記フレーム10に生じた静電気が携帯装置に悪い影響を与えることを防止する。 以上、本考案の好適な実施形態について詳細に説明したが、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も又、本考案の特許請求の範囲内に含まれるものであることは、いうまでもない。 10 フレーム 11 側壁 12 溝 13 当接柱 15 溝 |