Membrane switch

申请号 JP29024287 申请日 1987-11-17 公开(公告)号 JP2672820B2 公开(公告)日 1997-11-05
申请人 株式会社フジクラ; 发明人 郁夫 小林; 秀雄 後藤;
摘要
权利要求
  • (57)【特許請求の範囲】 1. 全体として長方形状をなす可撓性電極シート(20)
    をその縁と平行な折り曲げ線を介して複数回折り重ねてなる多層構造の回路板(30)において、折り重ねられた電極シートの間にそれぞれスペーサ(21)を介在させ、
    前記電極シートおよびスペーサの互いに重なり合う位置を貫通して、前記電極シートに搭載されてその表面から突出する電子部品(8)を収納する電子部品収納穴(2
    6)を設けたことを特徴とするメンブレンスイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、メンブレンスイッチに係り、特に、電子部品を搭載したメンブレンスイッチに関する。 [従来技術] メンブレンスイッチは、その薄さ、耐久性等の利点を有していることから、OA機器、マイコン、電卓等の電子機器の操作部に広く使用されており、さらに、チップタイプのLED(発光ダイオード)等の電子部品を搭載することにより、その凡用性がますます広げられている。 第3図および第4図はメンブレンスイッチの従来構造例を示すもので、ポリエステルフィルムからなる対をなす基部シート1と上部シート2との間に、スペーサ3を挾持させた積層構造とされて、スペーサ3の接点用穴4
    の部分で、基部シート1の上部シート2とに対向状態に設けられた接点用電極5、6を開閉して、電気信号を得るようにしているとともに、基部シート1には、スペーサ2の電子部品収納穴7の部分に、電子部品8を搭載するための回路導体9が第4図に示すように前記接点用電極5の配線とともにプリント印刷等によって配線されており、該電子部品8は導電性接着剤によって回路導体9
    に固着接続されるとともに、さらに、その上を保護用の封止接着剤によって覆ってなるものである。 そして、さらに上部シート2の表面を表面化粧シート10によって覆い、該表面化粧シート10が操作面を形成しているものである。 なお、符号11は、亜鉛メッキが施された鋼板等からなる硬質基板であり、該硬質基板11上に基部シート1
    が貼付されて、その平面性を確保するものである。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このようなメンブレンスイッチにおいては、電子部品8の高さを考慮して、上部シート2および表面化粧シート10をそれぞれ上方に突出させる凹凸加工を施して、電子部品8の配置空間を設けなければならず、これら上部シート2および表面化粧シート10の凹凸加工のための金型が高価であるという問題があった。 また、接点用電極5、電子部品8、これらに関連する回路導体9、その他の配線などを一平面上に並べた状態に配置する必要があるために、回路配線が複雑化し易いなどの問題を生じる。 この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、穴明け加工などによって電子部品配置空間を確保するとともに、回路配線の複雑化を緩和するようにしたメンブレンスイッチを提供することにある。 [問題点を解決するための手段] この発明にかかるメンブレンスイッチは、全体として長方形状をなす可撓性電極シートをその縁と平行な折り曲げ線を介して複数回折り重ねてなる多層構造の回路板において、折り重ねられた電極シートの間にそれぞれスペーサを介在させ、前記電極シートおよびスペーサの互いに重なり合う位置を貫通して、前記電極シートに搭載されてその表面から突出する電子部品を収納する電子部品収納穴を設けたことを特徴とする。 [実施例] 以下、この発明に係るメンブレンスイッチの一実施例を第1図および第2図を参照して説明する。 この実施例においては、ポリエステルフィルムからなる電極シート20が、3回折り重ねられて、該折り重ねのそれぞれの間にスペーサ21が介在せられて多層構造の回路板30を形成している。 そして、該回路板30の表面に近接した第1層には接点用電極22、23がスペーサ21の接点用穴24の部分で対向した状態に設けられ、該接点用電極
    22、23と離間した位置に、すなわち裏面に近接した第3
    層の電極シート20上に電子部品8を搭載するための回路導体25が設けられているとともに、該回路導体25の上方に、電極シート20およびスペーサ21を回路板30の表面まで貫通した状態の電子部品収納穴26が形成され、該電子部品収納穴26の中に電子部品8が収納配置されるようになっている。 上記の場合、電極シート20は、第2図の展開図で示すように、1枚のシートからなり、その一部を延長するように幅を狭めて突出させた状態のテール部Tが設けられているとともに、テール部Tから延長された配線が順次、W〜Zの4箇所の部分に分散して搭載されている。
    すなわち、テール部Tに隣接するエリアWから、第2番目のエリアX、第3番目のエリアY、第4番目のエリアZまで経由配線27が搭載されて、電気的に接続状態とされており、第2番目ないし第4番目のエリアX〜Zには前記電子部品収納穴26がそれぞれ明けられている。 第3
    番目のエリアYには下部の接点用電極22が複数個設けられ、第4番目のエリアZには上部の接点用電極23が前記下部の接点用電極22に対応して位置合わせ状態で複数個設けられている。 つまり、電極シート20は、各エリアW
    〜Zのそれぞれの間の折り曲げ位置A−A、B−B、C
    −Cで折り曲げられるとともに、それぞれの間にスペーサ21が介在されて、第1図に示すような多層構造とされるものであり、その厚さは電子部品8の高さ約1〜1.5m
    mより厚くなっており、電子部品8がそれぞれ表面に臨むように電子部品収納穴26を貫通した状態に配置され、
    接点用電極22、23がスペーサ21に設けられた接点用穴24
    でそれぞれ対向するようになっている。 そして、回路板
    30の表面に表面化粧シート28が貼付されて、該表面化粧シート28が操作面を形成するようになっている。 しかして、この実施例のメンブレンスイッチは、回路板30が、電極シート20を折り重ねるとともに、その折り重ねの間にそれぞれスペーサ21を介在することにより、
    電子部品8の高さ分の厚さを確保しているから、該回路板30に、電子部品8を電子部品収納穴26を貫通した状態に収納した場合、電子部品8が回路板30の表面に突出せず、表面化粧シート28を平坦に形成することができる。 また、回路板30が多層構造となっているので、接点用電極22、23、接点用電極22、23に係る回路配線、電子部品8に係る回路配線などが異なる層に分散して配線されることになり、各回路配線がクロスオーバーすることなく、回路配線の複雑化を解消することができる。 なお、上記の実施例においては、回路板30を3層構造としたが、実装される電子部品8の高さに合わせて、それ以上の多層構造としてもよい。 [発明の効果] 以上説明したように、この発明に係るメンブレンスイッチは、次の各効果を奏することができる。 (1) 電極シートを複数回折り重ねて、多層構造の回路板を形成しているので、その厚みによって電子部品の高さを許容することができ、該回路板に電子部品収納穴を形成して電子部品を収納することにより、電子部品の回路板の表面への突出を防止し得て、表面部を平坦に形成することができる。 したがって、従来のように表面部を高価な金型を使用して凹凸加工を施す必要がなく、コスト低減を図ることができる。 また折重ねられた電極シートの間にスペーサが介在しているから、電極シートの折重ね箇所を所定以上の屈曲半径にて折ることができ、
    したがって、折重ねによって電極シートが損傷を受けることがない。 (2) 多層構造の回路板の表面近傍に接点用電極を、
    裏面近傍に電子部品に係る回路導体をそれぞれ配置したので、電子部品に係る回路配線と接点用電極に係る回路配線とが違う層に分散して配線され、その回路配線の複雑さを緩和することができる。

    【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係るメンブレンスイッチの一実施例を示す正断面図、第2図は同実施例における電極シート部分の展開図、第3図はメンブレンスイッチの従来構造例を示す正断面図、第4図は同従来例における基部シートの平面図である。 8……電子部品、 20……電極シート、 21……スペーサ、 22、23……接点用電極、 24……接点用穴、 25……回路導体、 26……電子部品収納穴、 27……経由配線、 28……表面化粧シート、 30……回路板、 T……テール部、 A−A・B−B・C−C……折り曲げ位置、 W……第1番目のエリア、 X……第2番目のエリア、 Y……第3番目のエリア、 Z……第4番目のエリア。

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