El with seat switch

申请号 JP3481098 申请日 1998-02-17 公开(公告)号 JP4038265B2 公开(公告)日 2008-01-23
申请人 セイコープレシジョン株式会社; 发明人 山崎 博; 広瀬 孝二;
摘要
权利要求
  • 駆動回路が実装してある回路基板と可撓性を有する接点シートとELシートとが順次積層形成してあり、
    上記回路基板には、上記接点シートと対向する面にスイッチパターンが設けてあり、
    上記接点シート の前面には、上記ELシートが発する電磁波ノイズをシールドするシールド層が設けてあり、
    上記接点シートの背面には、上記スイッチパターンと対向する対向電極が上記スイッチパターンと接離可能に設けてあり、
    上記シールド層は導電性部材とバインダとを混練してなるインクを上記接点シートに吹き付け又は印刷して形成されることを特徴とするEL付きシートスイッチ。
  • 駆動回路が実装してある回路基板と可撓性を有する接点シートとELシートとが順次積層形成してあり、
    上記回路基板には、上記接点シートと対向する面にスイッチパターンが設けてあり、
    上記接点シートの前面には、上記ELシートが発する電磁波ノイズをシールドするシールド層が設けてあり、
    上記接点シートの背面には、上記スイッチパターンと対向する対向電極が上記スイッチパターンと接離可能に設けてあり、
    上記シールド層は上記接点シートに金属蒸着によって形成されることを特徴とするEL付きシートスイッチ。
  • 請求項1 又は2において、上記シールド層は、上記回路基板の接地電極に接続してあることを特徴とするEL付きシートスイッチ。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、例えば携帯電話や電子手帳等の入装置として使用されるEL付きシートスイッチに関するものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    携帯電話、電子手帳あるいはノート型パーソナルコンピュータ(ノートパソコン)などの携帯用機器のスイッチキー部にもバックライトを設け、暗所においてもキー操作を容易に行えるようにしたものが知られている。 例えば携帯電話機においては、バックライト用光源として薄型EL素子をスイッチ操作板の背面側に配置し、EL素子のスイッチキーと対向する部分に透孔を設けてスイッチキーを前面から押圧することにより接点を接離可能としてある。 したがってこの透孔の部分は発光しないが、その周囲の発光により、スイッチキーを明るくしてその表示を識別可能としてある。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    ところで、通常使用するEL素子は、交流電界によって発光する素子であるため、電磁波ノイズが発生してEL付きシートスイッチを装着した電子機器に誤動作を引き起こすおそれがある。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    上記課題を解決するために、本発明のEL付きシートスイッチは、接点シートの前面に、ELシートが発する電磁波ノイズをシールドするシールド層を設け、
    接点シートの背面に、スイッチパターンと対向する対向電極をスイッチパターンと接離可能に設け、シールド層は導電性部材とバインダとを混練したインクを接点シートに吹き付け又は印刷して形成される、若しくはシールド層は接点シートに金属蒸着によって形成されることによりELシートから発する電磁波ノイズをシールドしてシートスイッチの誤動作の発生を防止するようにしてある。 接点シートには回路基板に設けられたスイッチパターンと対向し、これと接離可能な対向電極を備えており、スイッチパターンと対向する対向電極とを接離させることによりスイッチ動作が行われる。 この接点シートとELシートとの間をシールド層でシールドすることによってEL素子から発生する電磁波を遮蔽してこれを装着した電子機器の誤動作を防止するものである。 シールド層は、好ましくは回路基板の接地電極に接続される。
    【0005】
    【発明の実施の形態】
    本発明のEL付きシートスイッチは、駆動回路が実装してある回路基板と可撓性を有する接点シートとELシートとを順次積層形成したものである。 回路基板には、接点シートと対向する面にスイッチパターンを設け、接点シートには上記したスイッチパターンと対向する対向電極がスイッチパターンと接離可能に設けてある。 接点シートとELシートとの間には、ELシートが発する電磁波ノイズをシールドするシールド層が設けてある。 上記したシールド層は、回路基板に設けてある接地電極に接続するとよい。
    【0006】
    【実施例】
    本発明に係るEL付きシートスイッチは、携帯電話や電子手帳などの携帯用電子機器のテンキーとして用いられるもので、暗所でもキートップの文字や記号を視認可能とするために、ELシート7を用いてある。 図1に一実施例の構成を示す。 回路基板1は絶縁性の薄板からなり、背面(図1下方)に携帯用電子機器の駆動回路が実装してあり、前面(図1上方)に粘着層2を介して接点シート3が設けてある。
    【0007】
    回路基板1の前面には、スイッチパターン1aが設けてある。 スイッチパターン1aはスイッチ用接点の働きをするもので、カーボンや銀またはその他の導電性の高い金属で作られたインクを用いた印刷により形成してある。 また、回路基板1の背面の駆動回路と前面のスイッチパターン1aとは回路基板1に設けられた導通孔(図示略)を介して導通可能としてある。
    【0008】
    粘着層2はポリ酢酸エチル系又はポリ酢酸ビニル系の非導電性の接着剤が用いられており、回路基板1と接点シート3とを対接固着している。 接点シート3は、PET(ポリエチレンテレフタレート)シートを採用しており、スイッチパターン1aと対向する位置には球面状に前面側へ突出するドーム部3aが形成してある。 このドーム部3aは弾性を有するため、ドーム部3aの外側からその頂点を押圧すると、弾性変形してその内面が回路基板1に接近するが、押圧状態を解除すると原位置に復帰する。
    【0009】
    ドーム部3aの天井部には、スイッチパターン1aと対向する対向電極4が設けてある。 対向電極4もスイッチパターン1aと同様のインクを印刷することによって形成されている。 この対向電極4は、上記のスイッチパターン1aと対となってスイッチを構成している。 ドーム部3aの頂点が外から押されて変形すると、対向電極4がスイッチパターン1aと接触し、スイッチパターンの回路を導通させ、これを装着してある電子機器に入力信号を発する。 続いて、ドーム部3aに対する押圧力を解除すると、スイッチパターン1aと対向電極4とは離反する。 すなわち、スイッチパターン1aと対向電極4とは接離可能に設けてある。
    【0010】
    接点シート3の前面にはアルミニウム等の金属蒸着によってシールド層5が形成してある。 なお、このシールド層5はカーボンや銀等の導電性物質とバインダとを混練してなるインクを吹き付け又は印刷によって形成してもよい。 シールド層5の前面には接着層2と同じ材料からなる接着層6を挟んでELシート7が貼着してある。 ELシート7にはドーム部3aと対向する部分に、ドーム部3aの投影面積よりもやや大きな面積の透孔7aが設けてあり、この透孔からドーム部3aの突部がELシートの前面に露出するようにしてある。
    【0011】
    ELシート7の前面には、スイッチキー板8が取り付けてある。 スイッチキー板8はゴム系の軟質弾性材の成形品からなり、ELシートの透孔7aとの対向面に前方へ突出した押圧部8aが形成してある。 押圧部8aの前面には、数字、文字あるいは記号などが設けられている。 これらの数字等は周囲の黒地に対して半透明体にしてあり、背面からの光の照射により数字等が浮かび上がって見えるようにしてある。 押圧部8aの内側である天井部の中央には押圧用突起部8bが下方に突出させて設けてあり、外から押圧部8aを押すとこの突起部8bがドーム部3aの頂点を押してスイッチパターン1aと対向電極4とを接触させ、押圧部8aを開放すると突起部8bが元の位置に戻る。
    【0012】
    ここでシールド層5についてさらに詳しく説明する。 図1で接点シート3の上面に形成してあるシールド層5を接点シート3の一辺(図1右側)を迂回し、その背面側の所定範囲まで拡張して背面導電部5aとしてある。 背面導電部5aが位置する接点シート3の背面と対向する回路基板1の前面に設けてある接地電極1bとは、粘着層2の介在を排除し、導電性接着剤9によって電気的に接続してあり、接地電極1bは図示しない導線により接地されており、シールド層5に入った電磁波ノイズは背面導電部5a、接地電極1bを通して逃げるようにしてある。 なお、背面導電部5aと接地電極部1bとの接合を導電性接着剤9に代えてホットメルトを用いて電気的に接合するようにしてもよい。
    【0013】
    次に他の実施例について図2を用いて説明する。 図2に示すように、基本的構成は図1と同様であるので符号についても図1に準じたものを付してある。 本実施例では、シールド層5を接点シート3の背面まで迂回させず、シールド層5の前面と回路基板1の背面との間に導電部材11を介在させることにより接地するようにしてある。 導電部材11は、銅や銀などの金属ビスを用いてシールド層5と回路基板1の前面に形成された接地電極1cとを導通させることによって接地するものである。 この実施例では、シールド層5を接点シート3の背面まで延長する必要がなく、かつ導電性接着剤を介在させる手間が省ける点で接地の構造が簡単になるので、製造コストの面で有利なものにすることができる。
    【0014】
    図3にさらに他の実施例の構成を示す。 背面に携帯用電子機器の駆動回路が設けてある回路基板31の前面に粘着剤付きスペーサ32を介して接点シート33が対向するように設けてある。 回路基板31の前面のスペーサ32が排除された位置には、スイッチパターン31aが設けてあり、接点シート33の背面にはスイッチパターンと対向するように対向電極34が設けてある。 接点シート33の前面にはシールド層35が形成してあり、さらにその前面には接着層36を介してELシート37が設けてある。 ELシート37には、スイッチ操作用の透孔が設けられていないので、ELシートの製造が容易となる。
    【0015】
    ELシート37の前面には、接着層39を介してスイッチシート40が貼付してある。 スイッチシート40は、前記実施例で説明した接点シート3と同一の構成をしており(図1,2参照)、ドーム部40aを備えている。 さらにスイッチシート40の前面にスイッチキー板38が設けてある。 また、シールド層35は図1の構成と同様に接点シート33の背面側に迂回しており、導電性接着剤31cを介して接地電極31bと接続してある。 その他の構成の細部は図1の場合と同様である。
    【0016】
    【発明の効果】
    本発明によれば、接点シートとELシートとの間にELシートが発する電磁波ノイズをシールドするシールド層が設けてあるので、これを用いた電子機器の誤動作を防止できる。 このシールド層を回路基板の接地電極と接続すればEL付きシートスイッチの構成をコンパクトにできる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 一実施例の構成を示す断面図である。
    【図2】 他の実施例の構成を示す断面図である。
    【図3】 さらに他の実施例の構成を示す断面図である。
    【符号の説明】
    1,31 回路基板 1a,31a スイッチパターン 1b,31b 接地電極 3,33 接点シート 4,34 対向電極 5,35 シールド層 7,37 ELシート

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