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自動車の始動機用の改良されたマイクロソレノイド接触器、及び対応する始動機

申请号 JP2016543225 申请日 2015-02-19 公开(公告)号 JP2017513174A 公开(公告)日 2017-05-25
申请人 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール; ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール; 发明人 ジャン、セバスチャン、メトラル; トリスタン、ゲネー;
摘要 本発明は、−キャップ(30)と、−前記キャップ(30)に対して固定されたコイル(42)と、前記キャップ(30)に対して開始 位置 と終了位置との間で並進移動可能なコア(43)とを備えたマイクロソレノイド(43)と、−前記キャップ(30)に対して固定された少なくとも2つの 端子 (26a、26b)と、−前記キャップ(30)の内部に配置された 接触 プレート(21)であって、前記接触プレート(21)が前記端子(26a、26b)から離間している非アクティブ位置と、前記接触プレート(21)が前記2つの 接触端子 (26a、26b)に接触しているアクティブ位置と、の間を変位可能である接触プレート(21)と、を備えた熱機関の始動機用接触遮断器(1)に本質的に関する。前記接触遮断器は、前記接触プレート(21)がアクティブ位置から非アクティブ位置へと変位するとき、前記接触プレート(21)が前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)をその開始位置へと駆動するように、前記接触プレート(21)は前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)に固定されていることを特徴とする。
权利要求
  • −キャップ(30)と、
    −前記キャップ(30)に対して固定されたコイル(42)と、前記キャップ(30)に対して初期位置と最終位置との間で並進移動可能なコア(43)とを備えたマイクロソレノイド(41)と、
    −前記キャップ(30)に対して固定された少なくとも2つの端子(26a、26b)と、
    −前記キャップ(30)の内部に配置された接触プレート(21)であって、前記接触プレート(21)が前記端子(26a、26b)から離間している、又は少なくとも1つの前記端子(26a、26b)から離間している非アクティブ位置と、前記接触プレート(21)が前記2つの接触端子(26a、26b)に接触しているアクティブ位置と、の間を変位可能である接触プレート(21)と、
    を備えた熱機関の始動機用接触器(1)において、
    前記接触プレート(21)がアクティブ位置から非アクティブ位置へと変位する際に、前記接触プレート(21)が前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)をその初期位置へと駆動するように、前記接触プレート(21)は前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)に取り付けられている、
    ことを特徴とする、接触器。
  • 前記マイクロソレノイドの前記コイルが給電されているとき、前記コアは初期位置に保持されている、
    請求項1に記載の接触器。
  • 初期位置にある前記コアは、接触プレートがアクティブ位置をとることを妨げている、
    請求項1又は2に記載の接触器。
  • 前記マイクロソレノイドの前記コイルが非アクティブにされ、且つ前記接触プレートが非アクティブ位置からアクティブ位置へと移動すると、前記コアがその初期位置からその最終位置へと移動するように、前記マイクロソレノイドは配設されている、
    請求項1乃至3の一項に記載の接触器。
  • 前記コアは、磁石に引き付けられることにより、又は前記コアを押す小型プレートにより、又は前記コアの初期位置において圧縮されている弾性要素により、その初期位置からその最終位置へと移動する、
    請求項1乃至4の一項に記載の接触器。
  • 前記コア(43)が最終位置にあるとき、前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)の頭部(432)と、前記接触プレート(21)の面との間に間隙が存在するように構成されていることを特徴とする、
    請求項1乃至5の一項に記載の接触器。
  • 前記コア(43)が最終位置にあるとき、前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)の中間ショルダ(433)と、前記中間ショルダ(433)に面している前記接触プレート(21)の面との間に間隙が存在するように構成されていることを特徴とする、
    請求項1乃至6の一項に記載の接触器。
  • 前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)を最終位置に保持するための保持手段を備えていることを特徴とする、
    請求項1乃至7の一項に記載の接触器。
  • 前記保持手段は、前記キャップ(30)の底部に配置された磁石(51)を備えていることを特徴とする、
    請求項8に記載の接触器。
  • 前記キャップ(30)の底部と制御ロッド(15)と間に配置された戻しバネ(38)の力は、前記接触器(1)のスイッチをオフにするため、前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)を前記磁石(51)から引き離すのに十分なほど強いことを特徴とする、
    請求項9に記載の接触器。
  • 前記保持要素は、前記キャップ(30)の底部に配置された“U”字形状の磁性支持体(52)を備えていることを特徴とする、
    請求項8乃至10のいずれか一項に記載の接触器。
  • 前記マイクロソレノイド(41)の前記コア(43)が最終位置にあるとき、前記磁性支持体(52)を介して流れる磁束ループを確立するように構成されていることを特徴とする、
    請求項11に記載の接触器。
  • 前記マイクロソレノイド(41)の前記コイル(42)とプルイン・コイル(81)の端部との間に取り付けられたレジスタを備えていることを特徴とする、
    請求項11又は12に記載の接触器。
  • 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の接触器(1)を備えている、熱機関の始動機。
  • 说明书全文

    本発明は、自動車の始動機用の改良されたマイクロソレノイド接触器、及び対応する始動機に関する。 本発明は、電源回路用、特に自動車の熱機関の電気モータ用の電磁接触器の分野において有利に適用される。

    本発明は、特に交通状況に応じて車両の熱機関を停止及び再始動することができる、特にいわゆる停止及び始動システムの始動機に使用される。

    公知の設計によれば、電源回路用の電磁接触器は、制御ロッドに取り付けられた可動接点を備えている。 可動接点は、接点チャンバに配設された電端子に接触するように設計されている。 この接点は、例えば、内燃機関の始動機の電気モータの作動を制御するように使用される。

    より具体的には、図1a乃至1cに示す電磁接触器1は、可動コア3と、固定コア4と、金属ハウジング6すなわち容器と、を有している。 金属ハウジング6において、絶縁環状支持体9に取り付けられたプルイン・コイル81及びホルドイン・コイル82が配設されている。 この支持体9及びハウジング6の前端部は、可動コア3用の通路を中心に有している。

    可動コア3の端部は、例えば文書FR2795884号に記載のように、始動機の発射機に作用する枢動レバー(図示せず)に連結されている。 したがって、これは、熱機関に連結された始動機リングと枢動レバーに連結された連結ロッド12内への発射機(図示せず)のピニオンの直接的侵入がない場合に圧縮され得る歯対歯バネ(tooth−against−tooth spring)10を示している。

    可動コア3の他端部は、制御ロッド15の前端部に、固定コア4内の中央孔16を介して押すことによって作用するように設計されている。 固定コア4において、ロッド15の前部が摺動するように取り付けられている。

    制御ロッド15は、接触プレート21を支持している。 接触プレート21は、電力回路の2つの電気端子26a、26bと協働するように、且つそれらの間に電気接触を生じさせるようにして、ロッド15に対して横方向に延在している。 一方の端子26aはバッテリの正極に連結されるように設計されており、他方の端子26bはケーブルを用いて正極性を有する電気モータのブラシに連結されるように設計されている。

    2つの端子26a、26bは、容器6の後方の閉鎖を確保する、電気絶縁性材料からなるキャップ30により固定支持されている。 キャップ30は、容器6の自由端の材料をキャップ30の後方に折り込むことにより固定されている。

    ロッド15は、ロッド15のショルダ33と可動接点21の面との間に配設された軸方向圧縮バネ32を支持している。 また、接触器1は、キャップ30と制御ロッド15の終端部との間に配設された戻しバネ38を備えている。

    また、マイクロソレノイド41が、一方の端子26aに内蔵されている。 このマイクロソレノイド41は、30に対して固定されたコイル42と、キャップ30に対して並進移動可能なコア43と、を備えている。 このコア43は、初期位置と最終位置との間で可動である。 初期位置において、プレート21と端子26aとの電気接触を妨げるようにコア43の端部が端子26aに対して突出している。 最終位置において、コア43がプレート21と端子26aとの電気接触を可能にする。 戻しバネ46が、最初にキャップ30の底部に接触して支持され、次いでキャップ30の反対側に配置されているコア43の先頭部に接触して支持されている。 このバネ46は、コア43の初期位置への、更にはマイクロソレノイド41の給電停止への復帰を確保するものである。 このような装置の更なる詳細については、例えば文書FR2923869号又はFR2959891号を参照されたい。

    可動コア3は、最初はいわゆる休止位置にあり、この位置において、コア3は固定コア4から離間している、このとき、プレート21は非アクティブ位置にあり、この位置においてプレート21は接触端子26a、26bから離間している。 このとき、マイクロソレノイド41は、給電されておらず、そのコア43は戻しバネ46により初期位置に保持されている。

    エンジンコンピュータによる指令に続いて、コイル81及び82が電気的に作動されて磁場を作り出す。 この磁場は、可動コア3の軸方向変位を固定コア4の方向に可能とする。 可動コア3の後端部が制御ロッド15の前端部に接触し、次いで、可動コア3がいわゆる磁化位置にある固定コア4に接触して支持されるまで、ロッド15を軸方向に孔16を介して接触器1の後方に変位させる。

    ロッド15の変位は、プレート21をいわゆる予係合位置へと変位させる結果をもたらす。 この位置において、プレート21は端子26bに接触するが他方の端子26aからは依然として離間している。 この目的のために、マイクロソレノイド41があらかじめ給電されて、そのコア43がプレート21から加えられる力に耐え得るように、すなわち初期位置を取り続けるようにされている。 このとき、圧縮バネ32は圧縮されている。

    始動指令がエンジンコンピュータから発せられると、マイクロソレノイド41への給電が停止して、プレート21から加えられる力にもはや耐え得なくなったコア43が、図1cに示す最終位置へと移動可能となる。 このとき、接触プレート21は、2つの端子26a、26bと接触し、これにより始動機の電気モータに給電することが可能となる。

    問題は、圧縮バネ32がそこに蓄えられた機械エネルギを有しているということであって、これにより、接触プレート21を予係合位置から作動位置へと移動させるために、マイクロソレノイド41のコイル42を介して流れる電流を停止しても、コア43がその最終位置とその初期位置との間で搖動しようとする傾向があるということである。 このため、プレート21に対する衝撃が生じ、プレート21と接触器の端子26a、26bとが再度開となる危険がある。

    本発明の目的は、
    −キャップと、
    −前記キャップに対して固定されたコイルと、前記キャップに対して初期位置と最終位置との間で並進移動可能なコアとを備えたマイクロソレノイドと、
    −前記キャップに対して固定された少なくとも2つの端子と、
    −前記キャップの内部に配置された接触プレートであって、前記接触プレートが前記端子から離間している、又は少なくとも1つの前記端子から離間している非アクティブ位置と、前記接触プレートが前記2つの接触端子に接触しているアクティブ位置と、の間を変位可能である接触プレートと、
    を備えた熱機関の始動機用接触器において、
    前記接触プレートがアクティブ位置から非アクティブ位置へと変位する際に、前記接触プレートが前記マイクロソレノイドの前記コアをその初期位置へと駆動するように、前記接触プレートは前記マイクロソレノイドの前記コアに取り付けられていることを特徴とする接触器を提供することにより、上述のデメリットを克服することである。

    したがって、本発明によりマイクロソレノイドのコアの戻しバネを使用する必要がなくなる。 したがって、接触プレートが予係合位置からアクティブ位置へと移動する際に、圧縮ばねに保存されたエネルギの解放中に観察される搖動の影響が軽減される。

    一実施形態によれば、前記マイクロソレノイドの前記コイルが給電されているとき、前記コアは初期位置に保持されている。

    一実施形態によれば、初期位置にある前記コアは、接触プレートがアクティブ位置をとることを妨げている。

    一実施形態によれば、前記マイクロソレノイドの前記コイルが非アクティブにされ、且つ前記接触プレートが非アクティブ位置からアクティブ位置へと移動すると、前記コアがその初期位置からその最終位置へと移動するように、前記マイクロソレノイドは配設されている。

    一実施形態によれば、前記コアは、磁石に引き付けられることにより、又は前記コアを押す小型プレートにより、又は前記コアの初期位置において圧縮されている弾性要素により、その初期位置からその最終位置へと移動する。

    一実施形態によれば、前記接触器は、
    −アクティブ位置から非アクティブ位置へと移動可能な接触プレートと、
    −電気モータのブラシに連結され得る第1端子と、バッテリ等の電源の正極に連結され得る第2端子と、を備え、
    −非アクティブ位置において、接触プレートは第1及び第2端子から離間しており、アクティブ位置において、接触プレートは2つの端子を電気的に接続し、
    −プレートが非アクティブ位置からアクティブ位置へと移動し、且つマイクロソレノイドのコアが初期位置にあるとき、接触プレートは非アクティブ位置とアクティブ位置との間にあり、中間位置において、プレートは端子のうちの一方、例えば第2端子に接触するとともに、初期位置から離れたソレノイドのコアに支持されている。

    一実施形態によれば、接触器は、前記コアが最終位置にあるとき、前記マイクロソレノイドの前記コアの頭部と、前記接触プレートの面との間に間隙が存在するように構成されている。 これにより、コアが最終位置にあるとき、コアの端部がプレートに接触することが防止され得る。

    一実施形態によれば、接触器は、前記コアが最終位置にあるとき、前記マイクロソレノイドの前記コアの中間ショルダと、前記中間ショルダに面している前記接触プレートの面との間に間隙が存在するように構成されている。 これにより、コアが初期位置から最終位置へと移動する際、コアが逆戻りして接触位置と中間ショルダとの間で衝撃が生じることが防止され得る。

    一実施形態によれば、接触器は、前記マイクロソレノイドの前記コアを最終位置に保持するための保持手段を備えている。 このようなタイプの構成により、コアが逆戻りするリスクをできる限り制限することができる。

    一実施形態によれば、前記保持手段は、前記キャップの底部に配置された磁石を備えている。 この実施形態は、製造が非常に簡単である。

    一実施形態によれば、前記キャップの底部と制御ロッドと間に配置された戻しバネの力は、前記接触器のスイッチをオフにするため、前記マイクロソレノイドの前記コアを前記磁石から引き離すのに十分なほど強い。

    一実施形態によれば、前記保持要素は、前記キャップの底部に配置された“U”字形状の磁性支持体を備えている。

    一実施形態によれば、接触器は、前記マイクロソレノイドの前記コアが最終位置にあるとき、前記磁性支持体を介して流れる磁束ループを確立するように構成されている。 したがって、プレートがアクティブ位置にあるとき、最終位置にあるソレノイドのコアを保持する磁力が生成される。

    一実施形態によれば、接触器は、前記マイクロソレノイドの前記コイルとプルイン・コイルの端部との間に取り付けられたレジスタを備えている。 これにより、最終位置にあるソレノイドのコアを保持するのに十分な磁力を生成するように、電流がソレノイドのコイルを通過して流れる一方、その制御スイッチは開放されていることが可能とされる。

    上述の実施形態を備えた他の実施形態によれば、接触プレートが初期位置にあるコアに接触して支持されているとき、接触プレートは端子のうちの一方に接触している。 そして、マイクロソレノイドが非アクティブにされた結果(マイクロソレノイドのコイルがもはや給電されていない)、コアがその初期位置から最終位置へと移動すると、接触プレートが枢動して他方の端子に接触し、これにより始動機の電気モータへの給電がなされる。

    また、本発明は、上述の接触器を備えた熱機関の始動機に関する。

    本発明は、以下の説明を読み且つ添付図面を精査することによってより良く理解されるであろう。 これらの図面は、完全に本発明の解説のためのものであって本発明を制限するものでは一切ない。

    休止状態にある、従来技術による接触器の長手方向断面図。

    予係合状態にある、従来技術による接触器の長手方向断面図。

    能動状態にある、従来技術による接触器の長手方向断面図。

    休止状態にある、本発明による接触器の長手方向断面図。

    予係合状態にある、本発明による接触器の長手方向断面図。

    電気モータの始動を可能にする能動状態にある、本発明による接触器の長手方向断面図。

    本発明による始動機の電気制御回路の概略図。

    図3の回路のスイッチInt_comm_2が能動状態にあるときの、マイクロソレノイドにより生成された磁束の概略図。

    図3の回路のスイッチInt_comm_2が非アクティブ状態にあるときの、マイクロソレノイドにより生成された磁束の概略図。

    休止状態にある、中間部を有する本発明による接触器の第2実施形態の長手方向断面図。

    予係合状態にある、中間部を有する本発明による接触器の第2実施形態の長手方向断面図。

    能動状態にある、中間部を有する本発明による接触器の第2実施形態の長手方向断面図。

    マイクロソレノイドのコアが初期位置にあるときの、空気圧制動装置を有する本発明による接触器の第3実施形態の断面図。

    マイクロソレノイドのコアが最終位置にあるときの、空気圧制動装置を有する本発明による接触器の第3実施形態の断面図。

    図6a及び6bの制動装置の薄膜にある開口部の詳細な図。

    以下の説明において、同一、相似又は類似の要素は、各図面を通じて同一の参照符号を付すとともに、前方から後方への軸配向は、図2a乃至2c及び5a乃至5cによる左方から右方への配向に対応して使用される。

    図2a乃至2cは、図1a乃至1cにおける接触器に代わる接触器1を示す。 この接触器1は、例えば、内燃機関の始動機の電気モータの作動を制御するように使用される。

    この電磁接触器1は、可動コア3と、固定コア4と、金属ハウジング6すなわち容器と、を有している。 金属ハウジング6において、絶縁環状支持体に取り付けられたプルイン・コイルとホルドイン・コイルとが設けられている。 この支持体及びハウジングの前端部は、可動コア3用の通路を中心に有している。 これらの要素は簡潔な表示を期して図2a乃至2cには示さないが、図1a乃至図1cに示す要素と同一である(要素81、82、9を参照)。

    可動コア3の端部は、例えば文書FR2795884号に記載のように、始動機の発射機に作用する枢動レバー(図示せず)に連結されている。 図示されていないが、始動機は、図1a乃至1cの実施形態と同様に、熱機関に連結された始動機リングと枢動レバーに連結された連結ロッド内への発射機(図示せず)のピニオンの直接的侵入がない場合に圧縮され得る歯対歯バネ(tooth−against−tooth spring)10を、更に備えている。

    可動コア3の他端部は、制御ロッド15の前端部に、固定コア4内の中央孔16を介して押すことによって作用するように設計されている。 固定コア4において、ロッド15の前部が摺動するように取り付けられている。

    制御ロッド15は、接触プレート21を支持している。 接触プレート21は、電力回路の2つの電気端子26a、26bと協働するように、且つそれらの間に電気接触を生じさせるようにして、ロッド15に対して横方向に延在している。 一方の端子26aはバッテリの正極に連結されるように設計されており、他方の端子26bはケーブルを用いて正極性を有する電気モータのブラシに連結されるように設計されている。

    2つの端子26a、26bは、容器6の後方の閉鎖を確保する、電気絶縁性材料からなるキャップ30により取り付け支持されている。 キャップ30は、容器6の自由端の材料をキャップ30の後方に折り込むことにより固定されている。

    ロッド15は、制御ロッド15のショルダ33と可動接点21の面との間に配設された軸方向圧縮バネ32を支持している。 また、接触器1は、キャップ30と制御ロッド15の終端部との間に配設された戻しバネ38を備えている。

    また、端子26aに内蔵されたマイクロソレノイド41は、キャップ30に対して取り付けられたコイル42と、キャップ30に対して並進移動可能なコア43と、を備えている。 コア43は、コイル42により画成される開口部に配置されている。 このコア43は、初期位置と最終位置との間で可動である。 初期位置において、プレート21と端子26aとの電気接触を妨げるようにコア43の端部が端子26aに対して突出している。 最終位置において、コア43がプレート21と端子26aとの電気接触を可能にする。

    接触プレート21は、接触プレート21がアクティブ位置から非アクティブ位置へと変位する際に、接触プレート21がコア43をその初期位置に駆動するように、コア43に取付けられている。

    この目的のために、図2aに明瞭に示されるように、プレート21は、コア43の減少断面を有する部分431における開口部を介して取り付けられている。 この部分は、固定コア4側に配置されたコア43の頭部432と、コア43の2つの先頭部432、434の間に配置された中間ショルダ433とによって、軸方向に画成されている。 プレート21は開口部を有しており、その直径は、減少断面を有する部分の直径と略同一であるが、先頭部432及び中間ショルダ433の直径よりは小さい。 このショルダ433は、コア43の直径差によって画定されている。

    例えば、頭部432をまだ有していない部分433を接触プレート21の開口部に挿入し、次いで部分433の端部を圧縮変形させて頭部432を形成することにより、作製が可能である。

    他の実施形態によれば、頭部432とプレートの開口部は、差込み式に嵌合可能であるように形成される。 換言すれば、頭部432は例えば矩形であり、開口部も矩形である。 これにより、組立てにおいて、開口部を介してプレートに、コア43の頭部次いで部分433が挿入可能である。 そして、コア43を90°プレートに対して90°回転させると、矩形形状にある頭部が矩形形状にある開口部をもはや通過できなくなる。

    他の製造の実施形態によれば、頭部432は、例えばクランプ止め、接着、又は溶接によって部分433に固定されたワッシャである。

    接触器1は、マイクロソレノイド41が最終位置にあるとき、マイクロソレノイド41のコア43が逆戻りするリスクをできる限り制限してコア43の保持を確保するために、キャップ30の底部に配置された磁石51を更に備えている。 プルイン・コイルとホルドイン・コイルの電力がスイッチオフされた場合、戻しバネ38の力はコア43を磁石51から引き離すように十分強い。

    接触プレートがコアをその最終位置の方向に押し、マイクロソレノイドのコイルが非活性化されると(非アクティブにされると)、コアはその初期位置からその最終位置に向かって変位する。 コアは、磁石に引き付けられることにより、又はこれを押す小型プレートにより、又はコアの初期位置において圧縮している弾性要素により、その進行を終えることができる。

    図2aに示すように、可動コア3は最初はいわゆる休止位置にあり、この位置においてコア3は可動コア4から離間している。 このとき、プレート21は非アクティブ位置にあり、この位置においてプレート21は接触端子26a、26bから離間している。 マイクロソレノイド41は、給電されていない。 コア43は、コア43の頭部432に当接している接触プレート21によって初期位置に維持されている一方、反対側の頭部434はコイル42の端部に接触して支持されている。

    エンジンコンピュータの指令に続いて、プルイン・コイル及びホルドイン・コイルが電気的に作動されて磁場を作り出す。 図2bに示すように、この磁場は、可動コア3の固定コア4の方向への変位を可能とする。 可動コア3の後端部が制御ロッド15の前端部に接触し、次いで、可動コア3がいわゆる磁化位置にある固定コア4に接触して支持されるまで、ロッド15を軸方向に孔16を介して接触器1の後方に変位させる。

    ロッド15の変位は、プレート21を、予係合位置として知られる位置へと変位させる結果をもたらす。 この位置において、プレート21は端子26bに接触しているが、他方の端子26aからは依然として離間している。 この目的のために、マクロソレノイド41はあらかじめ給電されており、これによりコア43は中間ショルダ433に接触して支持されているプレート21から加えられる力に耐え得る。 こうしてコア43は初期位置に保持される。 戻しバネ38と圧縮バネ32は更に圧縮される。

    始動指令がエンジンコンピュータから発せられると、マイクロソレノイド41への電力供給が停止され、これにより、プレート21から加えられる力にもはや耐え得なくなったコア43が、図2cに示す最終位置へと移動可能となる。 こうして、接触プレート21は、2つの端子26a、26bに対する接触(アクティブ位置)を確立し、これにより始動機の電気モータが給電され得る。

    コア43が最終位置にあるとき、好適には、コア43の頭部432であって固定コア4側に面している頭部と、プレート21の面との間に間隙が存在することに留意されたい。 これにより、コア43が最終位置にある場合に、コアの頭部432がプレート21に接触することが防止され得る。

    また、マイクロソレノイド41のコア43の中間ショルダ433と、接触プレート21の面であってこの中間ショルダ433に面している面との間にも間隙が存在する。 これにより、コア43が初期位置から最終位置に向かって移動する際、コア43の逆戻りによってプレート21と中間ショルダ433との間に衝撃が生じることが防止され得る。

    コイル81及び82の電力がスイッチオフされると、可動コア3はもはや固定コア4の方へ引き付けられなくなり、容器6と可動コア3の端部との間に配置されたバネの動作を介して、可動コア3は休止位置に戻ることとなる。 軸方向圧縮バネ32そして戻しバネ38は延伸して制御ロッド15を押し、これにより接触プレート21は端子26a、26bから離間する結果となる。 こうしてコア43は磁石51から離れ、その初期位置へと接触プレート21によって駆動される。 コア43の変位は、コイル42に当接している頭部434によって制限される。 こうして、接触プレート21はアクティブ位置から非アクティブ位置へと移動する。

    或いは、図4a及び4bに示すように、磁石51に代えて、キャップ30の底部に配置された“U”字形状の磁性支持体52が使用される。 支持体52は、コア43が最終位置にあるとき、コア43及び磁性支持体52を介して流れる磁束ループB2を確立するように構成されている。

    図3は、コア43が最終位置にあるとき、コア43の磁性引力が生成され得る、始動機の制御配線図を示している。

    より具体的には、端子26aは、バッテリBattの正極に連結される一方、他方の端子26bは正極性を有するブラシにケーブルを介して連結されている。 上述のように、接触プレート21は、これら2つの端子26a、26b間の接触を確立し得る。 負極性を有するブラシ54は、始動機のアースに連結されている。 参照符号56、57は、始動機の制御レバーとドライバーにそれぞれ対応する。

    プルイン・コイルとホルドイン・コイルは、互いに平行に連結されるとともに、バッテリBattの正極に第1制御スイッチInt_comm_1により連結されている。 また、マイクロソレノイドのコイル42は、まずアースに、次いでバッテリBattの正極に第2制御スイッチInt_comm_2により連結されている。

    レジスタ(抵抗器)59が、マイクロソレノイドのコイル42の端部(Int_comm_2スイッチ側に位置する端部)とプルイン・コイルの端部との間に取り付けられている。

    2つの制御スイッチInt_comm_1及びInt_comm_2が作動されると、マイクロソレノイド41は給電されて、予係合位置にある接触プレート21をブロックする。 こうして、コイル42は、コア43を介して流れるが、支持体52は通過しない磁束ループB1を生成する。 コア43は支持体52から離間している。

    マイクロソレノイド41のInt_comm_2の制御が解除されると(又は直接始動の場合)、マイクロソレノイド41はプルイン・コイルによりレジスタ59を介して給電される。 こうして、マイクロソレノイド41は、プレート21をブロックするのに十分な力を生成し得なくなり、これにより、プレート21はアクティブ位置へと移動するとともに、コア43は最終位置へと移動する。 コア43が最終位置に至ると、マイクロソレノイドのコイル42はコイル81及びレジスタ59を介して給電され続ける。 こうして、コイル42は、磁性支持体52及びコア43を介して流れる磁束ループB2を生成し、これにより、マイクロソレノイド41のコア43をキャップ30の底部に維持することが可能となる。 コイル42の弱い給電強度と磁気回路の構成を理由として、引力は弱い。

    2つの制御Int_comm_1及びInt_comm_2が停止されると、コイル42にそれ以上電流は流れず、コイル42は全く引力を生成しなくなる。 次いで、コア43は、接触プレート21によって初期位置へと駆動され、制御ロッド15によって戻しバネ38の延伸中に変位される。

    このようなタイプの実施形態は、図1a乃至1cの接触器にも適用され得ることに留意されたい。 図1a乃至図1cに示す接触器において、マイクロソレノイドのコア43は従来的な形状を有しており、戻しバネ46がキャップ30の底部とコア43の先頭部との間に取り付けられている。 この場合、コア43が最終位置にあり、制御Int_comm_2が解除され、且つ制御Int_comm_1が作動された際、磁束ループB2により生成される磁化力は、このとき圧縮されている戻しバネ46によって発揮される力より大きくなくてはならない。 これにより、コア43が初期位置から最終位置へ移動する間に、コア43が逆戻りすることが回避され得る。

    図5a乃至5cの実施形態において、接触器1は、戻しバネ46と制御ロッド15との間に取り付けられた中間部61を備えている。 また、戻しバネ38は、制御ロッド15の終端部とキャップ30との間に配置されている。 中間部61は、マイクロソレノイド41のコア43を最終位置から初期位置へと上げるように構成されている。

    この目的のために、中間部61は第1部分611を備えている。 第1部分611は、軸方向前方に延在するとともに、コア43の戻しバネ46と制御ロッド15の後端部との間に配置されている。 第2中央部分612は、第1部分611の後端部から径方向に、マイクロソレノイド41のコア43の方向に延在している。 第3部分613は、中央部分612の後面から軸方向後方に延在している。 第4部分614は、径方向にコア43の方向に延在している。

    図5aに示すように、可動コア3は、最初はいわゆる休止位置にあり、この位置においてコア3は固定コア4から離間している。 このとき、プレート21は非アクティブ位置にあり、この位置においてプレート21は接触端子26a、26bから離間している。 マイクロソレノイド41は給電されていない。 コア43は、戻しバネ46により押されている中間部61によって初期位置に保持されている。 実際に、中間部61は、第4部分614の前面を介して、コイル42の端部に当接しているコア43の頭部434に接触して支持されている。 このとき、中間部61は、いわゆる初期位置にある。

    エンジンコンピュータによる指令に続いて、プルイン・コイル及びホルドイン・コイルが電気的に作動されて磁場を作り出す。 この磁場は、可動コア3の軸方向変位を固定コア4の方向に可能とする。 可動コア3の後端部が制御ロッド15の前端部に接触し、次いで、図5bに示すように可動コア3がいわゆる磁化位置にある固定コア4に接触して支持されるまで、ロッド15を軸方向に孔16を通過して接触器1の後方に変位させる。 ロッド15の後方への変位は、中間部61を後方に最終位置へと変位させる結果をもたらす。 この位置において、中間部61はコア43の頭部434から離間して配置され、これがコア43を解放する。 このとき、中間部61の第4部分614は、キャップ30に設けられた凹部63に配置される。 制御ロッド15の戻しバネ38、及びマイクロソレノイド41のコア43の戻しバネ46は、こうして圧縮される。

    ロッド15の変位は、プレート21の非アクティブ位置から予係合位置への変位を生じさせる。 予係合位置において、プレート21は端子26bに接触しているが、他方の端子26aからは依然として離間している。 この目的のために、マイクロソレノイド41はあらかじめ給電されて、これにより、初期位置に保持されているコア43が、頭部434の反対側のコア43の端部に接触して支持されているプレート21から加えられる力に耐え得るようにされている。 プレート21が端子26bに対して押圧されるため、圧縮バネ32も圧縮される。 中間部61が最終位置にある状態において、コイル42のみが、初期位置にあるコア43を保持する。

    始動指令がエンジンコンピュータから発せられると、マイクロソレノイド41への電力供給が停止され、これにより、プレート21から加えられる力にもはや耐え得なくなったコア43が、図5cに示す最終位置へと移動可能となる。 こうして、接触プレート21は、2つの端子26a、26bに対する接触(アクティブ位置)を確立し、これにより始動機の電気モータが給電され得る。 中間部61は頭部434から離間しているため、戻しバネ46は回復エネルギを生成せず、これによりプレート21と端子26a、26とが再度開となることが防止される。 こうして、コア43は、プレート21とキャップ30の底部との間を自由に変位する。

    コイル81及び82の電力がスイッチオフされると、可動コア3はもはや固定コア4の方へ引き付けられなくなり、容器6と可動コア3の端部との間に配置されたバネの動作を介して、可動コア3は休止位置に戻ることとなる。

    軸方向圧縮バネ32そして戻しバネ38は延伸する。 これにより、接触プレート21は端子26a、26bから離間する結果となる。 また、戻しバネ46の延伸により、中間部61が最終位置から初期位置へと移動する。 この変位の間、中間部61はコア43に支持されている。 この目的は、コア43をも最終位置から初期位置へと移動させるとともに、バネ46の動作によってコア43がこの初期位置に保持されるようにすることである。 コア43の変位は、コイル42に当接している頭部434によって制限される。 こうして、接触プレート21は、アクティブ位置から非アクティブ位置へと移動する。

    第1実施形態と同じく、コア43が最終位置にある場合にその時宜を得ない変位を制限するように、変位磁石51又は“U”字形状の磁性支持体52の形状にある、コア43を保持するための手段を使用できることを理解されたい。

    図6a及び6bは、変形実施形態を示す。 ここでは、接触器1は、マイクロソレノイドのコア43の変位を空気的に制動するための装置71を備えている。 この場合、図1a乃至1cの実施形態と同様に、接触器1は、キャップ30の底部とコア43の終端部を形成する軸方向延長部を有する頭部434との間に配置された戻しバネ46を備えている。

    より具体的には、制動装置71は、複数の貫通開口73を有する薄膜72を備えている。 この場合、薄膜72は、コア43の外周とキャップ30の内壁との間に延在している。 薄膜72は、キャップ30を形成する2つの部分301、302の間に楔状に維持されている。 したがって、薄膜72は、2つの部分301、302を共にスナップ留めする領域の位置に楔状に維持されている。 また、薄膜72は、コア43の外周に糊付け又は好適にはオーバーモールドされている。

    薄膜72は開口73を有しており、この開口73は、マイクロソレノイド41のコア43の変位により生成される空気流F1、F2の方向に応じて変化する寸法を有している。 空気流F1が、薄膜72とキャップ30の底部によって画成される空間Eの内部から外部へと開口73を介して向かっているとき、開口73は、空気流F2が空間Eの外部から内部へと開口73を介して向かっているときに比べて大きい直径を有している。

    この目的のために、図7に示すように、装置71が休止状態にあるとき、薄膜72の開口73は、空間の外部に向かって湾曲する複数のリップ76によって画成されている。 このとき、リップ76は位置P0に配置されている。

    したがって、キャップ30の底部方向へのコア43の変位D1により生成される空気流F1が空間Eの内部から外部に向かって開口73を通過するとき、開口73を最大化するようにリップ76間の間隔が大きくなり、これにより空気流の出力が容易とされる。 このとき、リップ76は位置P1にある。 このとき、コア43の制動は殆どない。

    反対に、プレート21方向へのコア43の変位D2により生成される空気流F2が空間Eの外部から内部に向かって開口73を通過するとき、開口73を小さくするようにリップ76が互いに近づいて流入する空気流を阻む。 このとき、リップ76は位置P2にある。 このとき、コア43の制動が実質的なものとなっている。 したがって、コア43がプレート21方向に変位するとき、コア43の変位速度が制限される。 これにより、プレート21と端子26a、26bとが再び開となることが防止される。

    上述の説明は本発明を制限するものではなく、実施の詳細を相当する別のものに代えても本発明から逸脱するものではないことを理解されたい。

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