keyboard

申请号 JP340088 申请日 1988-01-11 公开(公告)号 JP2761210B2 公开(公告)日 1998-06-04
申请人 富士通株式会社; 发明人 孝夫 松林; 和敏 林; 洋 長谷川;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】複数のスイッチ(5)が配設されるスイッチ部(2)と、 前記スイッチ(5)を動作させるためのスライダ(1
    7)、前記スライダ(17)を摺動可能に案内するハウジング(18)および前記スライダに嵌着される押釦(6、
    12、13)とを有し、前記スイッチ(5)に対応して設けられる複数の操作部(16、23)とを備えるキーボードであって、 前記押釦(6、12、13)は、前記スライダ(17)の1つに対して嵌着する第1の押釦(6)および前記スライダ(17)の複数に対して嵌着する第2の押釦(12、13)とを含み、 前記ハウジング(18)に設けられ、前記スライダ(17)
    の上下動を案内する透孔(18a)と、前記透孔(18a)に沿って摺動する前記スライダ(17)の摺動部(17a)とが、前記スライダの摺動方向に直角に切断した断面が正方形であり、 該摺動部(17a)の少なくとも一方の対向2面のそれぞれには、一対のスリットを形成することによって該透孔(18a)に向けてばね性を有する舌片(17b)が該摺動部(17a)と一体に設けられ、該舌片(17b)の先端には、
    外方に突出する突起(17c)が該舌片(17b)と一体に設けられ、前記透孔(18a)の下端部の四方には、該突起(17c)を係止させる下向きの端面(18c)が設けられていることを特徴とするキーボード。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔概要〕 キーボード等に利用する押釦スイッチの構成に関し、 押釦の装着方向の変更および、複数個のスイッチに対応する大形の押釦の装着を容易ならしめることを目的とし、 複数のスイッチが配設されるスイッチ部と、スイッチを動作させるためのスライダ、スライダを摺動可能に案内するハウジングおよびスライダに嵌着される押釦とを有し、スイッチに対応して設けられる複数の操作部とを備えるキーボードであって、押釦はスライダの1つに対して嵌着する第1の押釦およびスライダの複数に対して嵌着する第2の押釦とを含み、ハウジングに設けられ、
    スライダの上下動を案内する透孔と、透孔に沿って摺動するスライダの摺動部とが、スライダの摺動方向に直に切断した断面が正方形であり、摺動部の少なくとも一方の対向2面のそれぞれには、一対のスリットを形成することによって透孔に向けてばね性を有する舌片が摺動部と一体に設けられ、舌片の先端には、外方に突出する突起が舌片と一体に設けられ、透孔の下端部の四方には、突起を係止させる下向きの端面が設けられているように構成する。

    〔産業上の利用分野〕

    本発明はキーボード等に利用される押釦スイッチの構成、特に、ハウジングに嵌挿するスライダの向きが、18
    0度および±90度に差し替え自在となる構成に関する。

    〔従来の技術〕

    第5図は従来の押釦スイッチの代表例を示す概略の側断面図(イ),その操作部のA−A矢視下面図(ロ),
    そのスライダの要部の側面図(ハ)であり、押釦スイッチ1はスイッチ部2と操作部3にて構成される。

    スイッチ部2は、一般にメンブレンスイッチと呼ばれるスイッチ5を基板4に搭載してなり、スイッチ5は固定接点5aを上面に形成した絶縁シート5cと、可動接点5b
    を下面に形成した絶縁シート5dと、固定接点5aと可動接点5bとを適当な間隔で対向せしめるスペーサ5eよりなる。

    操作部3は、プラスチックをモールド形成した押釦6,
    スライダ7,ハウジング8および、ばね性を有する金属線を巻回した押釦復帰用の圧縮コイルばね9,スイッチ部動作用の圧縮コイルばね10を具えてなる。

    スライダ7の円筒形状の嵌合部7aは、ハウジング8の円形断面の透孔8aに嵌合し上下方向に摺動自在であり、
    嵌合部7aに設けた縦割り溝7dによって可撓性を具えた一対の舌片7bの先端には、外方に突出する突起7cを有する。

    ハウジング8の透孔8aの下部には、一対の突起7cにそれぞれ対応する一対の凹所8bが設けられており、ハウジング8の下面から透孔8aの中間部までに形成した凹所8b
    の上端面8cに突起7cが係止されることによって、スライダ7はハウジング8の上方に飛び出さないようになる。

    なお、スライダ7の嵌合部7aの中間部にはコイルばね
    10の上端部を嵌着するための突起7eが垂下する。

    このように構成された押釦スイッチ1は、押釦6を押下すると透孔8aに沿ってスライダ7が降下し、絶縁シート5dを介してコイルばね10に押下された可動接点5bが固定接点5aに接触する。

    次いで該押下を除去すると、押釦6の押下時に圧縮されたコイルばね9の復元力で押釦6が押し上げられると共に、絶縁シート5dの復元力で可動接点5bは固定接点
    5aから開離する。

    〔発明が解決しようとする問題点〕

    第6図(イ)〜(ニ)は、一般に使用されるキーボードの各種押釦および該押釦の配置例を示す図であり、スイッチ11と押釦6が1対1で対応するもの、左右方向に隣接する一対のスイッチ11と対向する押釦12を横長に配設したもの、前後方向に隣接する一対のスイッチ11と対向する押釦12を縦長に配設したもの、左右および前後方向に隣接する4個のスイッチ11と対向する大形の押釦13
    を具えたものが使用されているが、かかる押釦6,12,13
    の配設は各ユーザによってまちまちである。

    一方、従来構成の押釦スイッチ1は前述したように、
    スライダ7に設けた一対の舌片7bと、ハウジング8に設けた一対の溝8bとによって、スライダ7とハウジング8
    との相対関係が決まり、ハウジング8に対しスライダ7
    を180度回転した向きに変更可能となるが、90度回転した向きに変更するには、スライダ7に対して押釦6を嵌着し直す必要があった。

    従って、例えば第6図(ロ),(ニ)に示すように、
    一対のスライダ7の嵌着された押釦12を横長に使用するおよび、4個のスライダ7の嵌着された押釦13の利用できる従来の押釦スイッチ1は、第6図(ハ)に示す如く押釦12を縦長に使用するとき、スライダ7と押釦12との嵌着(圧入)を遣り直し、押釦12に対してスライダ7の向きを90度変えなければならないという煩わしさがあった。

    なお、凹所8bを円形断面の透孔8aの四方に設けることは、スライダ7を嵌合させたとき横方向の遊びが大きくなり、該遊びを従来と同程度にしようとすると透孔8aの長さを大きくする必要が生じ、押釦スイッチは大形になる。

    〔問題点を解決するための手段〕

    複数のスイッチが配設されるスイッチ部と、スイッチを動作させるためのスライダ、スライダを摺動可能に案内するハウジングおよびスライダに嵌着される押釦とを有し、スイッチに対応して設けられる複数の操作部とを備えるキーボードであって、押釦はスライダの1つに対して嵌着する第1の押釦およびスライダの複数に対して嵌着する第2の押釦とを含み、ハウジングに設けられ、
    スライダの上下動を案内する透孔と、透孔に沿って摺動するスライダの摺動部とが、スライダの摺動方向に直角に切断した断面が正方形であり、摺動部の少なくとも一方の対向2面のそれぞれには、一対のスリットを形成することによって透孔に向けてばね性を有する舌片が摺動部と一体に設けられ、舌片の先端には、外方に突出する突起が舌片と一体に設けられ、透孔の下端部の四方には、突起を係止させる下向きの端面が設けられているように構成する。

    〔作用〕

    上記手段によれば、ハウジングの透孔と、該透孔に沿って上下動するスライダの摺動部とを正方形断面に形成し、そのことで該透孔に嵌合する該摺動部の向きが180
    度および±90度に変更自在であり、該変更によって透孔とスライダとの嵌合の遊びは拡大させることなく、該透孔の四方に該摺動部の上方飛び出し防止用の手段(スライダ突起の係止される端面)を形成できることになる。

    その結果、第6図に示す等の各種大形押釦を前記問題点に記述した煩わしさを伴うことなしに利用できることになる。

    〔実施例〕

    以下に、図面を用いて本発明による押釦スイッチを説明する。

    第1図は本発明の一実施例による押釦スイッチの概略構成を示す側断面図(イ),そのB−B矢視下面図(ロ),そのスライダの要部の側面図(ハ)、第2図は該押釦スイッチの操作部の一部を破断した側面図、第3
    図は該押釦スイッチの動作特性図である。

    第5図と共通部分に同一符号を使用した第1図および第2図において、押釦スイッチ15はスイッチ部2と操作部16よりなる。

    スイッチ部2の上方に配設される操作部16は、プラスチックをモールド形成した押釦6,スライダ17,ハウジング18および、ばね性を有する金属線を巻回した押釦復帰用の圧縮コイルばね9,スイッチ部動作用の圧縮コイルばね10を具えてなる。

    スライダ17の摺動方向と直角に切断した断面が正方形であるスライダ17の角筒形状の嵌合部17aは、ハウジング18の角形断面の透孔18aに嵌合し上下方向に摺動自在であり、嵌合部17aに設けた縦割り溝17dによってばね性を具えた一対の舌片17bの先端には、外方に突出する突起17cを有する。

    ハウジング18の透孔18aの下部には、その四方のそれぞれに凹所18bが設けられており、ハウジング18の下面から透孔18aの中間部まで形成した凹所18bの上端面18c
    に、突起17cが係止されることによって、スライダ17はハウジング18の上方に飛び出さないようになる。

    なお、スライダ17の嵌合部17aの中間部にはコイルばね10の上端部を嵌着するための突起17eが垂下する。

    このように構成された押釦スイッチ15は、操作部16が従来の操作部3と同様に動作し、可動接点5bと固定接点
    5aとを接続および開離させる。 そして、第6図に示す押釦12を横長方向および縦長方向に、押釦6とスライダ17
    との嵌着変更を必要とせず装着自在であり、従来の押釦スイッチ1と同様に操作し動作する押釦スイッチ15の動作特性は、第3図に示すように、縦軸を押釦6の押下力F(g),横軸を押釦6の上下方向のストロークS(m
    m)としたとき、例えば図中の実線で示す如く押下力が4
    0g,ストローク2mmにおいて可動接点と固定接点とが接続するようになる。

    なお第3図において、ストローク0〜1mmの範囲における押下力の増加はコイルばね9の圧縮により、ストローク1〜3.8mmの範囲における押下力の増加はコイルばね9と10の圧縮によるものである。

    前出図と共通部分に同一符号を使用した第4図において、押釦スイッチ21はスイッチ部22と操作部23にて構成し、スイッチ部22は一対のスイッチ部2を一体に連結して形成すると共に、一対のハウジング18を連結したハウジング24を操作部23に具え、さらに一対のスライダ17に押釦12を嵌着したものである。 そして、動作させるべき一方の可動接点5bの上方に位置するスライダ17には、コイルばね9と10を具える反面、動作させない他方の可動接点5bの上方に位置するスライダ17から、コイルばね9
    と10を除去した構成である。

    このように、スイッチ部2とハウジング18とを連結する構成はさらに拡大し、多数のスイッチ部2とハウジング18を左右および前後方向に並べて一体に形成してキーボードを構成可能であり、該キーボードは、ユーザの希望によって押釦6および押釦12,13を、スライダ17の嵌着変更なしに使用することができるようになる。

    〔発明の効果〕

    以上説明したように本発明によれば、ハウジングの透孔と、該透孔に沿って上下動するスライダの摺動部とを正方形断面に形成し、そのことで該透孔に嵌合する該摺動部の向きが180度および±90度に変更自在となり、かつ、該透孔の四方に該摺動部の上方飛び出し防止用の手段(スライダ突起の係止される端面)を形成できることによって、各種大形押釦をその押釦に嵌着したスライダの付替えなしに使用できるため、ユーザの要望に従って該大形押釦の配設が極めて容易になった効果を有する。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の一実施例による押釦スイッチ、 第2図は第1図に示す押釦スイッチの操作部の一部を破断した側面図、 第3図は第1図に示す押釦スイッチの動作特性図、 第4図は本発明に係わり2連の押釦を嵌着した押釦スイッチの側断面図、 第5図は従来の押釦スイッチ、 第6図はキーボードの各種押釦および該押釦の配置例を示す図、 図中において、 2,22はスイッチ部、6,12,13は押釦、16,23は操作部、17
    はスライダ、17aはスライダの摺動部、17bは舌片、17c
    は突起、18,24はハウジング、18aは摺動部嵌合用の透孔、18cスライダ係止用の端面、15,21は押釦スイッチ、 を示す。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松林 孝夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−105726(JP,U) 実開 昭61−120129(JP,U) 実開 昭60−31031(JP,U) 実開 昭61−33328(JP,U) 実開 昭60−136429(JP,U) 実開 昭61−145437(JP,U)

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