Two-step switch and imaging device with the same

申请号 JP2009291468 申请日 2009-12-22 公开(公告)号 JP2011134513A 公开(公告)日 2011-07-07
申请人 Canon Inc; キヤノン株式会社; 发明人 KATO SHUICHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To guarantee safety as well as a proper operation, and achieve miniaturization effectively.
SOLUTION: A first switch obtaining an electric output by contacting a first contact 12 and a second contact 13 with an operation member and a second switch obtaining an electric output by deforming a dome-shaped leaf spring 14 covering a third contact 37 are arranged face to face. A supporting member 23 is provided to regulate that a clearance between the first contact 12 and the second contact 13 may be held constant and the first switch and the second switch may be arranged on an almost same line against an operation direction of the operation member, and the supporting member 23 is formed of a conductive material.
COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT
权利要求
  • 曲げ部を介してフレキシブル基板において互いに対向するように配置された第1の接点及び第2の接点を、操作部材により接触させて電気的出力を得る第1のスイッチと、
    前記フレキシブル基板における第3の接点を覆うドーム状板バネを変形させて前記第3の接点に接触させて電気的出力を得る第2のスイッチとが、第2の曲げ部を介して相互に対応配置される2段スイッチであって、
    前記第1の接点及び前記第2の接点のクリアランスを一定に保持し、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチが前記操作部材の操作方向に対して略同一線上に配置されるよう規制するための支持部材を有し、この支持部材を導電性材料により形成したことを特徴とする2段スイッチ。
  • 前記支持部材によって固定された前記フレキシブル基板と前記操作部材を組み付ける際に、前記操作部材の凸形状が前記支持部材と干渉することを回避するための切欠き部を、前記支持部材に設けたことを特徴とする請求項1に記載の2段スイッチ。
  • 前記支持部材は、前記操作部材に設けられたフランジ部よりも大きく構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の2段スイッチ。
  • 前記支持部材の前記切欠き部は、前記操作部材に設けられたフランジ部よりも小さく構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の2段スイッチ。
  • 前記フレキシブル基板に設けられた前記曲げ部の幅は、前記切欠き部の幅よりも大きく構成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の2段スイッチ。
  • 請求項1〜5のいずれか1項に記載の2段スイッチを備えた撮像装置であって、
    前記第1のスイッチを合焦開始の指示に用い、前記第2のスイッチを撮影開始の指示に用いることを特徴とする撮像装置。
  • 说明书全文

    本発明は撮像装置に関し、特に撮像装置に具備されている2段スイッチの構成に関するものである。

    近年、電子機器は小型化・軽量化とともに、より一層のコストダウン要求が強まっている。 例えばデジタルカメラなどの撮像装置では撮影ボタン所謂レリーズスイッチは、押込み方向に対して押込み量の違いで2段階に出が得られるように構成されることが一般的である。 押込み量が小さい1段目の出力は自動合焦開始用に用いられ、押込み量の大きい2段目の出力は撮影動作開始用に用いられる。 これまで撮像装置の小型化を図る目的で小型の2段式スイッチを回路基板に実装してレリーズスイッチとして用いられることが多かった。

    一方、実装タイプのスイッチを用いずにフレキシブル基板のフレキシブル性を用いて、基板の接点部を対向させて接触させることで、1段目の出力として用いる。 そして、フレキシブル基板に粘着シート等で貼り付けられたドーム状の板バネとフレキシブル基板の接点部との接触を2段目の出力として用いる。 このような構成によって、より安価な構成としてレリーズスイッチを構成することが知られている。 しかし、デジタルカメラの外装部が導電性の金属等ではなく樹脂製の場合、レリーズスイッチ周辺からフレキシブル基板の接点部に静電気が侵入することにより、回路基板上の電気部品の破損などが発生してしまうという問題がある。

    この課題を解決するために、静電気の侵入に対して、操作部であるキートップを押し上げるためのコイルバネを用いたものがある。 この場合、接点部を囲む位置の基板上にアースパターンを形成し、コイルバネをアースパターンに当接させるよう構成している(例えば、特許文献1参照)。 この特許文献1によれば、キートップ周辺から侵入した静電気はコイルバネを経由してアースパターンへと流れ込むため、接点部への侵入を防止することができる。

    特開2007−173094号公報

    しかしながら、前述のように撮像装置等の電子機器では小型化は必須の要件となっている。 特許文献1による構成では部品点数が多く、また2段スイッチの構成として高さが必要となるため、小型化には適さない等の問題があった。

    本発明はかかる実情に鑑み、安全且つ適正作動を保証し、小型化等を有効に実現する2段スイッチ及びこれを備えた撮像装置を提供することを目的とする。

    本発明の2段スイッチは、曲げ部を介してフレキシブル基板上で対向配置された第1の接点及び第2の接点を、操作部材により接触させて電気的出力を得る第1のスイッチと、前記フレキシブル基板上の第3の接点を覆うドーム状板バネを変形させて前記第3の接点に接触させて電気的出力を得る第2のスイッチとが、第2の曲げ部を介して相互に対応配置される2段スイッチであって、前記第1の接点及び前記第2の接点のクリアランスを一定に保持し、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチが前記操作部材の操作方向に対して略同一線上に配置されるよう規制するための支持部材を有し、この支持部材を導電性材料により形成したことを特徴とする。

    本発明によれば、安価で小型、且つ静電気が接点部に侵入しづらい2段スイッチを構成することが可能である。
    また、撮像装置に適用することで、第1のスイッチを合焦開始の指示に用い、第2のスイッチを撮影開始の指示に用い、撮像装置の小型化や適正作動を保証する。

    本発明の実施形態におけるデジタルカメラを示す斜視図である。

    本発明の実施形態のデジタルカメラにおいて外装を取り外した状態を示す斜視図である。

    本発明の実施形態における2段スイッチ部の斜視図である。

    本発明の実施形態における2段スイッチ部の斜視図である。

    本発明の実施形態における2段スイッチ部の断面図である。

    本発明の実施形態における2段スイッチ部の断面図である。

    以下、本発明の第1の実施形態による2段スイッチの構成について添付の図面に基づいて詳細に説明する。
    図1は、本発明の適用対象として本実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラの撮影者側から見た斜視図である。 デジタルカメラ本体1は、デジタルカメラ本体1の撮影者側と上面を構成する前面外装カバー2と撮影者側を構成する背面外装カバー3とで覆われており、デジタルカメラ本体1の上部には、レリーズボタン4及び電源ボタン5等の操作部材が配置されている。 レリーズボタン4は、合焦開始及び撮影開始を指示するための操作部材である。 電源ボタン5は、デジタルカメラの電源をON/OFF切り替えるための操作部材である。 特にレリーズボタン4は、撮影者(操作者)が右手でデジタルカメラ本体1を保持した場合、人差し指で容易に操作できるようにデジタルカメラ本体1の上部に配置されることが望ましい。 また、本実施形態ではより安価に構成するためにレリーズボタン4及び電源ボタン5は、前面外装カバーに固定されている。 また、レリーズボタン4は、合焦開始と撮影開始をそれぞれ指示するために押込み方向に対して、押込み量に応じて2段階に検出できる2段スイッチ構造となっている。

    デジタルカメラ本体1の背面には、表示部6、操作部材7a〜7fが配置されている。 表示部6は、撮影時の撮影可能範囲や各種撮影機能の設定変更の内容確認あるいは撮影した画像の再生表示等に用いられる。 操作部材には、撮影者が撮影画像の変倍操作を行うためのズームボタン7aや各種設定を変更するためのMENUボタン7b、静止画撮影/動画撮影の切替え等の撮影モードの切替えに使用されるMODEボタン7cが含まれる。 更に、選択内容を決定するためのセットボタン7d、撮影画像の再生時に複数枚の再生画像の中から所望のものを選び出すための選択ボタン7e、撮影した画像の再生表示モードにダイレクトに切り替わる再生ボタン7fが含まれる。 これらのデジタルカメラ本体1の背面に配置される操作部材7a〜7fは、背面外装カバー3に固定されている。

    図2は、本実施形態に係るデジタルカメラの外装カバーを取り外し、撮影者側から見た斜視図である。 デジタルカメラ本体1の上面と背面に連続してフレキシブル基板10が配置され、デジタルカメラ本体1の上面に配置された電源ボタン5の操作を検知するためのメタルドーム8が固定される。 また、背面に配置された操作部材7a〜7fの操作を検知するためのメタルドーム9a1〜9fが、図2では不図示の粘着シート11(図4参照)によりフレキシブル基板10上に固定されている。 また、レリーズボタン4の合焦開始の指示に用いられる1段目の操作を検知するための第1の接点12及び第2の接点13(図3A等参照)がフレキシブル基板10上に形成される。 フレキシブル基板10は第1の曲げ部19で折り曲げられた後、第2の曲げ部18で再度折り曲げられる。 フレキシブル基板10の先端から第1の曲げ部19までの部分を第1の折返し部21とし、第1の曲げ部19から第2の曲げ部18までの部分を第2の折返し部20とし、第2の曲げ部18から電池収納部16に接する部分をベース部22とする。 第2の折返し部20には第1の接点12が設けられ、第1の折返し部21には第2の接点13が設けられ、ベース部22には第3の接点37と、第3の接点37を覆うメタルドーム14が設けられている。 メタルドーム14の上方で、第1の接点12と第2の接点13とが互いに対向するように、第1の折返し部21と第2の折返し部20を配置する。

    撮影開始の指示に用いられる2段目の操作を検知するメタルドーム14(ドーム状板バネ)は、他の操作部材の検知用メタルドームと同様に粘着シート11によりフレキシブル基板12に固定されている。 このように2段スイッチをメタルドーム1つと接点部のみで構成することで、実装タイプの2段スイッチを用いるよりも安価に2段スイッチ構造を成立させることができる。 また、フレキシブル基板10は、不図示のコネクタにより回路基板15に接続される。

    図3A及び図3Bは、本実施形態に係る2段スイッチ部の拡大図、図4はその断面図である。 フレキシブル基板10は2段スイッチ部の近傍で電池収納部16から突出した位置決めボス17に、フレキシブル基板10に設けられた穴32を挿通して位置決めされる。 また支持部材23は、位置決めボス17に支持部材23に設けられた穴26を相通して位置決めされる。 位置決めボス17は径が途中で変化する段ボスになっており、径の太い部分17aでフレキシブル基板10を位置決めし、径の細い部分17bで支持部材23を位置決めする。 位置決めボス17の径が変化する部分に支持部材23を配置することで、支持部材23とフレキシブル基板10とのクリアランスが一定に保たれる。
    2段スイッチ部においてフレキシブル基板10は第1の曲げ部19で折り曲げられた後、第2の曲げ部18で再度折り曲げられる。 これによって、第2の折返し部20に設けられる第1の接点12と、第1の折返し部21に設けた第2の接点13とが互いに対向する。 なお、これら第1の接点12及び第2の接点13のクリアランスは支持部材23により一定に保持される。 ベース部22には第3の接点37が配置され、2段目の操作を検知するためのメタルドーム14がその上方に粘着シート11によって固定される。

    上述のように構成することで、レリーズボタン4等により上方から負荷が加わるとフレキシブル基板10の第2の折り返し部20が下方に移動する。 そして、第1の接点12が第1の折返し部21に設けられた第2の接点13と接触して第1のスイッチとなり、合焦開始の指示のための電気的出力を得られる。 そして更に負荷が増すと、第2の折返し部20と第1の折返し部21とは共に下方に移動し、ベース部22に固定されたメタルドーム14を変形させる。 所定量以上変形されるとメタルドーム14は、ベース部22に設けられた第3の接点37と接触して第2のスイッチとなり、撮影開始の指示のための電気的出力を得ることができる。 このように第1のスイッチと第2のスイッチとが、第2の曲げ部を介して相互に対応配置される。 また、第1のスイッチ及び第2のスイッチが操作部材であるレリーズボタン4の操作方向に対して略同一線上に配置されるように規制されている。

    フレキシブル基板10が、第1の曲げ部19および第2の曲げ部18で折り曲げられた後、フレキシブル基板10が第1の曲げ部19および第2の曲げ部18の復元力、所謂コシで浮いてしまわないように支持部材23で押さえ込む。 このためにフレキシブル基板10を曲げた状態で上方から支持部材23で押さえるようにして、支持部材23を電池収納部16に固定する。 まず、電池収納部16に設けられた穴24に対して、支持部材23に設けられた凸部25を挿入し、位置決めボス17を支持部材23に設けられた穴26に挿通する。 更に、電池収納部16に設けられた爪部27に支持部材23の引掛け部28を固定することで、支持部材23は電池収納部16に完全に位置決め固定される。 支持部材23にはグランド接続部29を備えており、グランドプレート30とグランドプレート30のビス止め部31を介して、不図示の回路基板15のグランドパターン部とをビスで固定することで電気的に接続される。 支持部材23を導電性材料、例えばステンレス等の金属で構成することで、全体が薄く構成でき、更にグランドプレート30と電気的に接続される。

    図5は、本実施形態に係る2段スイッチの断面図である。 電池収納部16にフレキシブル基板10及び支持部材23を固定したユニット34は、レリーズボタン4を固定した前面外装カバー2に対して光軸と略平行にA方向に組み込まれる。 組込みの際、レリーズボタン4の凸形状とした押し子部35との干渉を回避するために、支持部材23には切欠き部33が設けられている(図3B等をも参照)。 切欠き部33を設けることで、2段スイッチ部全体をより薄型にすることが可能となる。 また、レリーズボタン4にはフランジ部36が設けられている。 フランジ部36はデジタルカメラ本体1の中が見えないように、あるいはゴミが入らないようになど外観的、構造的な役割を持っている。 フランジ部36は、支持部材23よりも大きく構成することでレリーズボタン4の周囲から静電気が侵入した際に、第1の接点部12や第2の接点部13に静電気が入り込む前に支持部材23に静電気が落ちるように案内する役割を担う。 支持部材23はグランドプレート30と電気的に接続されているため、回路基板15に静電気が回り込むことを防止できる。

    また、切欠き部33近傍は、フレキシブル基板10の第2の曲げ部18により第1の接点12及び第2の接点13への静電気の侵入経路がふさがれており、回り込もうとしても先に支持部材23に落ちる。 そのためにも切欠き部33の切欠き幅は、第2の曲げ部18の幅よりも小さく設定することが望ましい。 このようにすることで、前面外装カバー2にユニット34を組み込む際に、押し子部35がフレキシブル基板10をめくり上げることがない。 本実施形態では、第2の曲げ部18の側からレリーズボタン4の押し子部35が切欠き部33に入っていくので、押し子部35がフレキシブル基板10をめくり上げることがない。 すなわち、第1の曲げ部19の側では、第1の曲げ部19とベース部22が重ねられているので、第1の曲げ部19の側から押し子部35が切欠き部33に入っていく場合には、押し子部35が第1の曲げ部19をめくり上げてしまうおそれがある。 このようなことは、第2の曲げ部18の側では発生しない。 また、本実施形態ではユニット34を光軸方向に沿って前面外装カバー2に組み付けていく構成となっている。 このために支持部材23に切欠き部33が必要となった。 しかし、レリーズボタン4の押込み方向に沿ってユニット34を前面外装カバー2に組み付けるような構成とした場合には、レリーズボタン4の押し子部35がフレキシブル基板10を押圧可能なように設けられる穴のみで構成可能となる。 これにより、静電気の侵入に対してより有利となる。

    以上のように構成することで、レリーズスイッチ等の2段スイッチ部を安価に構成することが可能なばかりでなく、薄く構成することができ、静電気が接点部を通して回路基板に侵入し素子を破壊するといった不具合を防止することも可能となる。

    4 レリーズボタン10 フレキシブル基板12 接点13 接点14 メタルドーム18 第2の曲げ部19 第1の曲げ部23 支持部材33 切り欠き部35 押し子部36 フランジ部37 接点

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