Opening and closing type key input device

申请号 JP28691487 申请日 1987-11-13 公开(公告)号 JPH0673253B2 公开(公告)日 1994-09-14
申请人 富士通株式会社; 发明人 孝夫 松林; 孝一 竹田;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】それぞれ複数のキースイッチ(3a,4a)を有する一対のキーボード(3,4)が開閉自在に支持一体化されており、導体パターンが形成され開・閉両状態において緊張しないように余長をもたせたフレキシブルシート(6)により一対のキーボード(3,4)のそれぞれ端部を繋ぎ電気的な接続がなされている開閉型キー入力装置であり、 閉状態において、前記フレキシブルシート(6)が屈曲する部分に接触し、該屈曲部にゆるやかな曲線を与える弧状部(7a)を有するガイド部材(7)が備えられていることを特徴とする開閉型キー入力装置。
  • 【請求項2】前記ガイド部材(7)の弧状部(7a)は半径3mm以上の弧を形成してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の開閉型キー入力装置。
  • 【請求項3】前記フレキシブルシート(6)は一方のキーボード(4)の下部に入り込み略U字状のループを形成することにより余長を得ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の開閉型キー入力装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は電卓あるいはレストランのオートシステムに係る注文入カード等に用いられる開閉型キー入力装置に関して、 その寿命を長くすることを目的とし、 それぞれ複数のキースイッチを有する一対のキーボードが開閉自在に支持一体化され、導体パターンが形成され余長をもたせたフレキシブルシートにより一対のキーボードのそれぞれ端部を繋ぎ電気的な接続がなされている開閉型キー入力装置であり、閉状態において前記フレキシブルシートが屈曲する部分に接触し、該屈曲部にゆるやかな曲線を与える弧状部を有するガイド部材を備えてなる構成とする。

    〔産業上の利用分野〕

    本発明は開閉式の電卓、あるいはレストランのオートシステムに係り顧客の注文を入力するための注文入力カードに使用する開閉型キー入力装置に関するものである。

    このような装置においては、一対のキーボードの電気的接続部で開閉毎に延び、屈曲をくり返すフレキブルシートの寿命を長くすることが要望されている。

    〔従来の技術〕

    第4図は例えば注文入力カードの開閉に係る可動部を主に示す断面図である。

    図においては、1′は上カバー、2′は下カバー、
    3′、4′は一対のキーボード、5′は回路が形成されたプリント板、6′は一対のキーボード3′,4′を電気的に接続している導体パターンが形成されたフレキシブルシートである。 図は閉状態を示しており、フレキシブルシート6′は開状態においても負荷が加わらないように余長をもたせてある。 またフレキシブルシート6′の形状の保持はそれ自体の弾力性によりなされている。

    〔発明が解決するための問題点〕

    一対のキーボードを電気的に接続するフレキシブルシートは、閉状態における屈曲部がゆるやかな曲線すなわち大きな半径となる曲線となることが、応力による負荷を小さくでき望ましいが、従来の装置のフレキシブルシート形状の保持は、それ自体の弾力性に頼っているため所望の曲線とすることが困難で、且つ開閉をくり返しているうちに弾力性が低下し、鋭に近いような形状に折れ曲がってその折れ曲がった部分の導体パターンの抵抗を高めるなどの問題を有し、その寿命を低下させている。

    〔問題点を解決するための手段〕

    上記問題点を解決するため本発明では一対のキーボードが開閉自在に支持一体化され、導体パターンが形成されているフレキシブルシートにより電気的接続がなされており、閉状態におけるフレキシブルシートの屈曲部に接触し、ゆるやかな曲線を与える弧状部を有するガイド部材を備えてなる開閉型キー入力装置を提供する。

    〔作用〕

    上記手段に係る開閉型キー入力装置によれば、フレキシブルシートの屈曲部は容易に所望の曲線とすることができ、また開閉をくり返しても閉状態における所望のゆるやかな曲線を崩すことがない。

    〔実施例〕

    本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

    第1図(A),(B)は本発明の一実施例の注文入力カードを示す斜視図、第2図(A)(B)は第1図における主要部(開閉部)を模式的に示す断面図、第3図は第1図,第2図中に示されているガイド部材の拡大斜視図である。

    これら図において1は注文入力カードの上カバー、2は下カバー、3は上側キーボード、4は下側キーボード、
    3a,4aはキースイッチ、5は回路が形成されているプリント板、6は上下のキーボード3,4を電気的に接続するフレキシブルシート、7は本発明に係るガイド部材、7a
    はガイド部材7の弧状部、8は注文入力カードの表示部である。

    本実施例の注文入力カードはレストランにおけるオートシステムに関し、顧客の注文を入力するために用いるものである。 レストランのオートシステムとは、注文が入力された注文入力カードを所定のカードリーダにセットすることにより、赤外線等により送信され入力された内容が厨房に設置されたプリンタに打ち出され、同時にレジにも入力の内容は伝えられ、オーダミスを減らし、また素早く正確な精算や人気メニューの調査などの販売管理を容易に行なえるものである。

    このようなシステムに用いられる注文入力カードは、ウェイター等が持ち運ぶもので、また多種類あるメニューを入力可能としなければならないため、第1図に示すように多くのキーを有し適当な大きさとなるよう開閉型としたものが一般的である。 第1図において、(A)は閉状態であり、(B)は開状態を示す。 持ち運ぶ際には(A)の状態でポケット等に入れておき、注文を入力する際は(B)の状態とし、メニューに対応するキースイッチ3a,4aを押下することにより入力する。 尚、入力された内容を確認するため表示部8には注文品,個数等が表示される。

    そしてこの注文入力カードにおいて上下(一対)のキーボード3,4は例えばメンブレン型のキーボードでありそれぞれの端部が導体パターンが形成されたフレキシブルシート6によって連結され、電気的な接続がとられている。 また開閉自在となるような機構的な接続は上下のカバー1,2が開閉軸9に支持されることにより行なわれている。

    上下のカバー1,2の開閉に伴って問題となるのはポリエステルフィルムを主成分とするフレキシブルシート6の耐久性である。 この耐久性を充分なものにするためガイド部材7を設けている。

    第2図に注文カードの開閉部を模式的に表した断面図を示す。 (A)が閉状態で、(B)が開状態を表している。 (A)の閉状態においてフレキシブルシート6の屈曲部がゆるやかな曲線となることが耐久性を向上させる一つの要因になるが、第3図にも示す弧状部7aを有するガイド部材7により、ゆるやかな曲線が確保されている。 本実施例のガイド部材7の弧状部7aは半径3.5mmの曲線とされている。 また上下のカバー1,2の開閉に伴ってフレキシブルシート6全体に応力がかかるが本実施例では下カバー2とプリント板5の間に大きな空間を備え、その空間にフレキシブルシート6を入り込ませ略U
    字状のループを形成することによりフレキシブルシート6の長さを長くしている。 このため開閉時に生ずる応力が分散され、一点にかかる応力は小さいものとなりこの点からも耐久性を向上させている。

    ガイド部材7は第3図に示される突起10を図示しない下カバー2に設けられる凹部に係合することにより固定されている。

    本実施例における注文入力カードについて開閉動作に対するフレキシブルシート6の寿命を試験したところ10万回の開閉を行ってもフレキシブルシート6に損傷はなく使用可能な状態であった。

    本発明は上記実施例の注文入力カードのみでなく電卓等開閉型のキー入力装置であれば適用可能であることは言うまでもない。

    〔効果〕

    本発明の開閉型キー入力装置は、一対のキーボードの電気的接続をとるフレキシブルシートが、使用を重ねても閉状態における屈強部が所望の曲線を確保できるため、
    導体パターンを損傷させることがなく、その寿命を極めて向上させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の実施例である注文入力カードの外観斜視図、第2図は第1図における開閉部を模式的に示す断面図、第3図は本発明に係るガイド治具の外観斜視図、
    第4図は従来の開閉型キーボード入力装置の開閉部を模式的に示す断面図である。 〔符号の説明〕 1……上カバー、2……下カバー、3……上側キーボード、4……下側キーボード、3a,4a……キースイッチ、
    5……プリント板、6……フレキシブルシート、7……
    ガイド部材、7a……ガイド部材7の弧状部

    QQ群二维码
    意见反馈