カードリーダおよび検知機構

申请号 JP2013111725 申请日 2013-05-28 公开(公告)号 JP2014232352A 公开(公告)日 2014-12-11
申请人 日本電産サンキョー株式会社; Nidec Sankyo Corp; 发明人 TAKAHASHI HIDEYUKI;
摘要 【課題】上位装置の構成を簡素化しても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能となるカードリーダを提供する。【解決手段】上位装置に取り付けられて使用されるカードリーダ1は、上位装置からカードリーダ1が取り外されたことを検知するためにカードリーダ側取付面6aに配置される検知スイッチ12aと、上位装置側の取付面である上位装置側取付面と検知スイッチ12aとの間に挟まれるように配置されるとともに検知スイッチ12aへの 水 の浸入を防止するために検知スイッチ12aを覆う第1シール部材13bとを備えている。検知スイッチ12aは、被押圧部27を有するとともに、被押圧部27が押されることでオンまたはオフし、第1シール部材13bには、被押圧部27を押すための押圧凸部13cが形成されている。【選択図】図2
权利要求
  • 上位装置に取り付けられて使用されるカードリーダにおいて、
    前記上位装置へ前記カードリーダを取り付けるための前記カードリーダ側の取付面をカードリーダ側取付面とし、前記上位装置へ前記カードリーダを取り付けるための前記上位装置側の取付面を上位装置側取付面とすると、
    前記上位装置から前記カードリーダが取り外されたことを検知するために前記カードリーダ側取付面に配置される検知スイッチと、前記上位装置側取付面と前記検知スイッチとの間に挟まれるように配置されるとともに前記検知スイッチへの水の浸入を防止するために前記検知スイッチを覆う第1シール部材とを備え、
    前記検知スイッチは、被押圧部を有するとともに、前記被押圧部が押されることでオンまたはオフし、
    前記第1シール部材には、前記被押圧部を押すための押圧凸部が形成されていることを特徴とするカードリーダ。
  • 前記第1シール部材には、前記上位装置側取付面側に突出する前記押圧凸部としての第1押圧凸部と、前記検知スイッチ側に突出する前記押圧凸部としての第2押圧凸部とが形成されていることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
  • 前記被押圧部は、ドーム状に形成され、
    前記押圧凸部の突出方向から見たときに、前記第2押圧凸部の先端部の外形は、前記被押圧部の外形よりも小さくなっていることを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
  • 前記押圧凸部の突出方向から見たときに、前記第1押圧凸部の中心と前記第2押圧凸部の中心とが略一致していることを特徴とする請求項2または3記載のカードリーダ。
  • 前記押圧凸部の突出方向から見たときに、前記第1押圧凸部の先端部の外形は、前記第2押圧凸部の外形よりも大きくなっていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のカードリーダ。
  • カードが挿入されるカード挿入口が形成されるとともに前記上位装置のフロントパネルに形成される開口部の中に配置され前記上位装置の外部に露出する露出部と、前記開口部からの水の浸入を防止するために前記露出部を囲むように配置される第2シール部材とを備え、
    前記フロントパネルの裏面が前記上位装置側取付面となっており、
    前記第1シール部材は、前記第2シール部材と一体で形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカードリーダ。
  • カードに記録された情報の読取りおよび前記カードへの情報の書込みの少なくともいずれか一方を行う情報処理部と、前記情報処理部が収容されるケース体とを備え、
    前記カードリーダ側取付面は、前記ケース体に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカードリーダ。
  • 前記第1シール部材は、ニトリルゴムで形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のカードリーダ。
  • 前記カードリーダ側取付面および前記上位装置取付面は、平面状に形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれに記載のカードリーダ。
  • 被取付体が取り付けられる取付体からの前記被取付体の取外しを検知するための検知機構において、
    被押圧部を有し前記被押圧部が押されることでオンまたはオフする検知スイッチと、前記検知スイッチへの水の浸入を防止するために前記検知スイッチを覆う第1シール部材とを備え、
    前記検知スイッチは、前記取付体へ前記被取付体を取り付けるための前記被取付体側の取付面である第1取付面に配置され、
    前記第1シール部材は、前記取付体へ前記被取付体を取り付けるための前記取付体側の取付面である第2取付面と前記検知スイッチとの間に挟まれるように配置され、
    前記第1シール部材には、前記被押圧部を押圧するための押圧凸部が形成されていることを特徴とする検知機構。
  • 前記第1取付面および前記第2取付面は、平面状に形成されていることを特徴とする請求項10記載の検知機構。
  • 说明书全文

    本発明は、上位装置に取り付けられて使用されるカードリーダに関する。 また、本発明は、被取付体が取り付けられる取付体からの被取付体の取外しを検知するための検知機構に関する。

    従来、ATM(Automated Teller Machine)等の上位装置に取り付けられて使用されるカードリーダが知られている(たとえば、特許文献1参照)。 特許文献1に記載のカードリーダでは、カードに記録された情報の再生やカードへの情報の記録を行うカード処理部の本体フレームの背面に、取付凹部が形成されている。 取付凹部の底面は、カードリーダを上位装置へ取り付けるための取付基準面となっている。 また、取付凹部の中には、上位装置からカードリーダが取り外されたことを検知するための検知機構が配置されている。 この検知機構は、シートスイッチを備えている。

    特許文献1に記載のカードリーダが上位装置に取り付けられているときには、上位装置に形成される当接突部の先端面によってシートスイッチが押されており、シートスイッチはオンの状態になっている。 一方、このカードリーダが上位装置から取り外されると、当接突部の先端面からシートスイッチが離れるため、シートスイッチがオフの状態になる。 このように、特許文献1に記載のカードリーダでは、シートスイッチがオンの状態からオフの状態に切り替わることで、上位装置からカードリーダが取り外されたことが検知される。

    特開2010−102980号公報

    特許文献1に記載のカードリーダが取り付けられる上位装置では、シートスイッチを押すための当接突部が形成されている。 すなわち、この上位装置では、シートスイッチを押すために、当接突部を設ける必要がある。 したがって、この上位装置では、装置の構成が複雑になる。

    そこで、本発明の課題は、カードリーダが取り付けられる上位装置の構成を簡素化しても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、上位装置からカードリーダが取り外されたことを検知するための検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能となるカードリーダを提供することにある。 また、本発明の課題は、被取付体が取り付けられる取付体の構成を簡素化しても、被取付体が取付体に取り付けられたときに、取付体から被取付体が取り外されたことを検知するための検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能となる検知機構を提供することにある。

    上記の課題を解決するため、本発明のカードリーダは、上位装置に取り付けられて使用されるカードリーダにおいて、上位装置へカードリーダを取り付けるためのカードリーダ側の取付面をカードリーダ側取付面とし、上位装置へカードリーダを取り付けるための上位装置側の取付面を上位装置側取付面とすると、上位装置からカードリーダが取り外されたことを検知するためにカードリーダ側取付面に配置される検知スイッチと、上位装置側取付面と検知スイッチとの間に挟まれるように配置されるとともに検知スイッチへのの浸入を防止するために検知スイッチを覆う第1シール部材とを備え、検知スイッチは、被押圧部を有するとともに、被押圧部が押されることでオンまたはオフし、第1シール部材には、被押圧部を押すための押圧凸部が形成されていることを特徴とする。

    本発明のカードリーダでは、上位装置側取付面と検知スイッチとの間に挟まれるように配置される第1シール部材に、被押圧部を押すための押圧凸部が形成されている。 そのため、本発明では、上位装置側取付面が平面状に形成されていても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、第1シール部材の押圧凸部を用いて、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。 すなわち、本発明では、特許文献1に記載された当接突部が上位装置に形成されていなくても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。 したがって、本発明では、上位装置の構成を簡素化しても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。

    また、本発明では、第1シール部材の押圧凸部によって、検知スイッチの被押圧部が押されているため、上位装置において振動が発生したときの検知スイッチのオンオフの切替りを防止することが可能になる。 したがって、本発明では、上位装置で振動が発生したときの検知スイッチでの誤検知を防止することが可能になる。 また、本発明では、第1シール部材によって、検知スイッチが覆われているため、検知スイッチへの水の浸入を防止することが可能になる。

    本発明において、第1シール部材には、上位装置側取付面側に突出する押圧凸部としての第1押圧凸部と、検知スイッチ側に突出する押圧凸部としての第2押圧凸部とが形成されていることが好ましい。 このように構成すると、カードリーダが上位装置に取り付けられて上位装置側取付面と検知スイッチとの間に第1シール部材が挟まれたときに、第1押圧凸部と第2押圧凸部との両者がその突出方向に圧縮される。 したがって、第1押圧凸部および第2押圧凸部による被押圧部の押圧を高めることが可能になり、その結果、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、被押圧部をより確実に押すことが可能になる。

    本発明において、被押圧部は、ドーム状に形成され、押圧凸部の突出方向から見たときに、第2押圧凸部の先端部の外形は、被押圧部の外形よりも小さくなっていることが好ましい。 このように構成すると、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、ドーム状に形成された被押圧部の中心側に第2押圧凸部を接触させることが可能になり、その結果、被押圧部をより確実に押すことが可能になる。

    本発明において、押圧凸部の突出方向から見たときに、第1押圧凸部の中心と第2押圧凸部の中心とが略一致していることが好ましい。 このように構成すると、上位装置側取付面と検知スイッチとの間に挟まれて圧縮された第1押圧凸部および第2押圧凸部の反力を効率的に被押圧部に作用させることが可能になる。 したがって、第1押圧凸部および第2押圧凸部による被押圧部の押圧力を効果的に高めることが可能になり、その結果、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、被押圧部をより確実に押すことが可能になる。

    本発明において、押圧凸部の突出方向から見たときに、第1押圧凸部の先端部の外形は、第2押圧凸部の外形よりも大きくなっていることが好ましい。 このように構成すると、上位装置側取付面と第1押圧凸部とを確実に接触させることが可能になり、上位装置側取付面によって、第1押圧凸部を確実に押すことが可能になる。

    本発明において、カードリーダは、カードが挿入されるカード挿入口が形成されるとともに上位装置のフロントパネルに形成される開口部の中に配置され上位装置の外部に露出する露出部と、開口部からの水の浸入を防止するために露出部を囲むように配置される第2シール部材とを備え、フロントパネルの裏面が上位装置側取付面となっており、第1シール部材は、第2シール部材と一体で形成されていることが好ましい。 このように構成すると、第1シール部材が第2シール部材と別体で形成されている場合と比較して、カードリーダを構成する部品の数を削減することが可能になる。 また、第1シール部材が第2シール部材と別体で形成されている場合と比較して、カードリーダの組立時における第1シール部材の取扱いが容易になる。

    本発明において、カードリーダは、たとえば、カードに記録された情報の読取りおよびカードへの情報の書込みの少なくともいずれか一方を行う情報処理部と、情報処理部が収容されるケース体とを備え、カードリーダ側取付面は、ケース体に形成されている。 また、本発明において、第1シール部材は、たとえば、ニトリルゴムで形成されている。

    本発明において、たとえば、カードリーダ側取付面および上位装置取付面は、平面状に形成されている。 この場合には、第1シール部材と検知スイッチとを密着させて、検知スイッチへの水の浸入を確実に防止することが可能になる。 なお、本発明では、上位装置側取付面が平面状に形成されていても、上述のように、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、第1シール部材の押圧凸部を用いて、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。

    また、上記の課題を解決するため、本発明の検知機構は、被取付体が取り付けられる取付体からの被取付体の取外しを検知するための検知機構において、被押圧部を有し被押圧部が押されることでオンまたはオフする検知スイッチと、検知スイッチへの水の浸入を防止するために検知スイッチを覆う第1シール部材とを備え、検知スイッチは、取付体へ被取付体を取り付けるための被取付体側の取付面である第1取付面に配置され、第1シール部材は、取付体へ被取付体を取り付けるための取付体側の取付面である第2取付面と検知スイッチとの間に挟まれるように配置され、第1シール部材には、被押圧部を押圧するための押圧凸部が形成されていることを特徴とする。

    本発明の検知機構では、第2取付面と検知スイッチとの間に挟まれるように配置される第1シール部材に、被押圧部を押すための押圧凸部が形成されている。 そのため、本発明では、第2取付面が平面状に形成されていても、被取付体が取付体に取り付けられたときに、第1シール部材の押圧凸部を用いて、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。 すなわち、本発明では、被押圧部を押すための凸部が取付体に形成されていなくても、被取付体が取付体に取り付けられたときに、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。 したがって、本発明では、取付体の構成を簡素化しても、被取付体が取付体に取り付けられたときに、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。

    また、本発明では、第1シール部材の押圧凸部によって、検知スイッチの被押圧部が押されているため、被取付体が取り付けられた状態の取付体において振動が発生したときの検知スイッチのオンオフの切替りを防止することが可能になる。 したがって、本発明では、取付体で振動が発生したときの検知スイッチでの誤検知を防止することが可能になる。 また、本発明では、第1シール部材によって、検知スイッチが覆われているため、検知スイッチへの水の浸入を防止することが可能になる。

    本発明において、たとえば、第1取付面および第2取付面は、平面状に形成されている。 この場合には、第1シール部材と検知スイッチとを密着させて、検知スイッチへの水の浸入を確実に防止することが可能になる。 なお、本発明では、第2取付面が平面状に形成されていても、上述のように、被取付体が取付体に取り付けられたときに、第1シール部材の押圧凸部を用いて、検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。

    以上のように、本発明では、カードリーダが取り付けられる上位装置の構成を簡素化しても、カードリーダが上位装置に取り付けられたときに、上位装置からカードリーダが取り外されたことを検知するための検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。 また、本発明では、被取付体が取り付けられる取付体の構成を簡素化しても、被取付体が取付体に取り付けられたときに、取付体から被取付体が取り外されたことを検知するための検知スイッチの被押圧部を確実に押すことが可能になる。

    本発明の実施の形態にかかるカードリーダの斜視図である。

    図1に示すカードリーダからシール部材を取り外した状態の分解斜視図である。

    図1に示すカードリーダが取り付けられる上位装置の概略構成を示す斜視図である。

    図2に示すシートスイッチの斜視図である。

    図4のE−E断面の断面図である。

    図2に示すシール部材の正面図である。

    (A)は、図6のF−F断面の断面図であり、(B)は、(A)のG−G方向からスイッチシール部を示す図である。

    (A)は、図1に示すカードリーダが上位装置に取り付けられる前のシートスイッチおよびシール部材の状態を説明するための図であり、(B)は、図1に示すカードリーダが上位装置に取り付けられたときのシートスイッチおよびシール部材の状態を説明するための図である。

    以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。

    (カードリーダの全体構成)
    図1は、本発明の実施の形態にかかるカードリーダ1の斜視図である。 図2は、図1に示すカードリーダ1からシール部材13を取り外した状態の分解斜視図である。 図3は、図1に示すカードリーダ1が取り付けられる上位装置5の概略構成を示す斜視図である。

    本形態のカードリーダ1は、図1、図2に示すように、カード2が挿入、排出されるカード挿入排出部3と、カード2に記録された情報の読取りおよびカード2への情報の書込みの少なくともいずれか一方を行うカード処理部4とを備えている。 このカードリーダ1は、図3に示すように、ATM等の上位装置5に取り付けられて使用される。

    カード2は、たとえば、厚さが0.7〜0.8mm程度の矩形状の塩化ビニール製のカードである。 このカード2の表面には、たとえば、磁気情報が記録される磁気ストライプが形成されている。 また、たとえば、カード2には、ICチップが内蔵されている。 なお、カード2には、通信用のアンテナが内蔵されても良い。 また、カード2の表面には、感熱方式によって印字が行われる印字部が形成されても良い。 また、カード2は、厚さが0.18〜0.36mm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)カードであっても良いし、所定の厚さの紙カード等であっても良い。

    以下の説明では、図1に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とし、X方向を左右方向、Y方向を前後方向、Z方向を上下方向とする。 また、Y1方向側を「前」側とし、Y2方向側を「後ろ」側とする。 Z方向は、カードリーダ1に挿入されたカード2の厚さ方向であり、Y方向は、カードリーダ1に挿入されたカード2の長手幅方向であり、X方向は、カードリーダ1に挿入されたカード2の短手幅方向である。

    カード挿入排出部3は、カードリーダ1の前面を構成する前面カバー6を備えている。 前面カバー6の前面側には、上位装置5へカードリーダ1を取り付けるためのカードリーダ1側の取付面である平面状のカードリーダ側取付面6a(以下、「取付面6a」とする)が形成されている。 また、前面カバー6の前面側には、上位装置5のフロントパネル7に形成される開口部の中に配置される露出部6bが形成されている。 露出部6bは、取付面6aから前側に突出するように形成されている。 この露出部6bは、図3に示すように、上位装置5にカードリーダ1が取り付けられたときに、上位装置5の外部に露出している。 露出部6bには、カード2が挿入されるカード挿入口6cが形成されている。 露出部6bの左右両側には、カードリーダ1をフロントパネル7に固定するためのネジ(図示省略)が挿通される挿通孔6dが形成されている。

    カード処理部4は、磁気ヘッド、IC接点および/または通信用アンテナ等の情報の書込みや読取りを行うための手段を有する情報処理部(図示省略)と、この情報処理部を覆う本体ケース8とを備えている。 前面カバー6は、本体ケース8の前端に固定されており、情報処理部は、前面カバー6と本体ケース8とによって構成されるケース体9に収容されている。 なお、情報処理部は、情報処理部内でカード2を搬送するためのカード搬送機構を備えていても良いし、カード搬送機構を備えていなくても良い。 すなわち、カードリーダ1は、カード搬送式のカードリーダであっても良いし、手動式のカードリーダであっても良い。

    図2に示すように、取付面6aには、上位装置5からカードリーダ1が取り外されたことを検知するためのシートスイッチ12の一部が配置されている。 また、本形態では、フロントパネル7の開口部と露出部6bとの隙間からの水の浸入を防止するためのシール部材13が露出部6bを囲むように配置されている。 以下、シートスイッチ12およびシール部材13の構成について説明する。

    (シートスイッチおよびシール部材の構成)
    図4は、図2に示すシートスイッチ12の斜視図である。 図5は、図4のE−E断面の断面図である。 図6は、図2に示すシール部材13の正面図である。 図7(A)は、図6のF−F断面の断面図であり、図7(B)は、図7(A)のG−G方向からスイッチシール部13bを示す図である。 図8(A)は、図1に示すカードリーダ1が上位装置5に取り付けられる前のシートスイッチ12およびスイッチシール部13bの状態を説明するための図であり、図8(B)は、図1に示すカードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときのシートスイッチ12およびスイッチシール部13bの状態を説明するための図である。

    シートスイッチ12は、薄いシート状に形成されている。 このシートスイッチ12は、取付面6aに配置される検知スイッチとしてのスイッチ部12aと、スイッチ部12aから引き出される帯状の接続部12bとをから構成されている。 接続部12bは、カードリーダ1の内部に向かって引き回されており、接続部12bの端部は、カードリーダ1内に配置される基板(図示省略)に接続されている。

    スイッチ部12aは、図5に示すように、接点電極15と、接点電極15の前面を覆う表面シート16と、導電性パターン17が前面に形成された対向シート18と、導電性パターン17の前面を覆うカバーシート19と、対向シート18の後面側に配置される金属シート20とを備えている。 表面シート16、対向シート18およびカバーシート19は、絶縁性材料によって薄いシート状に形成されている。 図5に示すように、導電性パターン17の端部は、カバーシート19によって覆われておらず露出している。 この導電性パターン17の露出部分は、接点電極15に対向配置される対向電極21となっている。 また、接続部12bは、導電性パターン17が繋がる導電性パターンと、対向シート18と一体で形成される対向シートと、カバーシート19と一体で形成されるカバーシートとを備えている。

    接点電極15は、導電性とバネ性とを有する金属材料で形成されている。 この接点電極15は、前側に向かって膨らむドーム状に形成されており、前側から押されると、後ろ側に向かって窪む。 また、接点電極15は、前側からの押圧をやめると元のドーム形状に戻る。 接点電極15の後端の一部分は、絶縁性材料によって薄いシート状に形成された絶縁シート22に接触し、接点電極15の後端の他の一部分は、カバーシート19に接触している。 本形態では、スイッチ部12aは、2個の接点電極15を備えている。 2個の接点電極15は、上下方向に所定の間隔をあけた状態で配置されている。

    表面シート16は、接点電極15が配置される配置孔23aが形成されたスペーサ23の前面に固定されている。 スペーサ23は、樹脂材料で形成されており、カバーシート19および絶縁シート22の前面に固定されている。 上述のように、対向シート18に形成される導電性パターン17の露出部分は、対向電極21となっている。 本形態では、1個の接点電極15に、一対の(すなわち、2個の)対向電極21が互いに離れた状態で対向配置されている。 絶縁シート22は、対向シート18とスペーサ23との間に配置されている。 上述のように、接点電極15の後端の一部分は、絶縁シート22に接触し、接点電極15の後端の他の一部分は、カバーシート19に接触しており、接点電極15と導電性パターン17とは絶縁されている。 金属シート20は、粘着シート25によって、対向シート18の裏面に固定されている。 粘着シート25は、樹脂等の絶縁性材料で形成されている。

    シートスイッチ12では、接点電極15が前側から押されて後ろ側に向かって窪み、接点電極15と一対の対向電極21とが接触するとスイッチ部12aが導通状態となる。 すなわち、接点電極15が押されて接点電極15と一対の対向電極21とが接触すると、スイッチ部12aはオンの状態となり、接点電極15が押されなくなって接点電極15と一対の対向電極21とが離れると、スイッチ部12aはオフの状態になる。 本形態では、接点電極15、表面シート16および対向電極21等によって、ドーム状に形成される被押圧部27が構成されており、被押圧部27が押されることでスイッチ部12aがオンの状態になる。 上述のように、2個の接点電極15は、上下方向に所定の間隔をあけた状態で配置されており、2個の被押圧部27も、上下方向に所定の間隔をあけた状態で配置されている。

    シール部材13は、ゴムで形成されている。 具体的には、シール部材13は、ニトリルゴムで形成されている。 このシール部材13は、フロントパネル7の開口部から上位装置5の内部への水の浸入を防止するためのシール本体部13aと、スイッチ部12aへの水の浸入を防止するためのスイッチシール部13bとから構成されている。

    シール本体部13aは、長方形状の枠状に形成されている。 このシール本体部13aは、その内周端が前面カバー6の露出部6bの外周面に接触するように露出部6bに取り付けられている。 また、シール本体部13aは、フロントパネル7の裏面(後面)7a(図8(B)参照)と取付面6aとの間に挟まれるように配置されている。 本形態では、フロントパネル7の裏面7aは、上位装置5へカードリーダ1を取り付けるための上位装置5側の取付面である平面状の上位装置側取付面となっている。

    スイッチシール部13bは、シール本体部13aの左右方向の一端から左右方向の外側へ突出するように形成されている。 このスイッチシール部13bは、前後方向から見たときの形状が略長方形となる略平板状に形成されており、その厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。 スイッチシール部13bの大きさは、スイッチ部12aの前面の全体を覆うことができる大きさとなっている。 スイッチシール部13bの前面には、被押圧部27を押圧するための第1押圧凸部としての押圧凸部13cが形成されている。 また、スイッチシール部13bの後面には、前側に向かって窪む凹部13dが形成されている。 凹部13dの中には、被押圧部27を押圧するための第2押圧凸部としての押圧凸部13eが形成されている。

    押圧凸部13cは、スイッチシール部13bの前面から前側に突出するように形成されている。 また、押圧凸部13cは、扁平な円柱状に形成されている。 本形態では、2個の押圧凸部13cがスイッチシール部13bに形成されている。 2個の押圧凸部13cは、上下方向に所定の間隔をあけた状態で配置されている。 凹部13dは、図7(B)に示すように、後ろ側から見たときの形状が略長方形状となるように形成されている。 押圧凸部13eは、凹部13dの底面(前面)から後ろ側へ突出するように形成されている。 また、押圧凸部13eは、扁平な円柱状に形成されている。 本形態では、2個の押圧凸部13eがスイッチシール部13bに形成されている。 なお、本形態では、図7(A)に示すように、押圧凸部13eの後端面とスイッチシール部13bの後面とが、前後方向に直交する略同一平面上に配置されている。 ただし、押圧凸部13eの後端面は、スイッチシール部13bの後面より前側に配置されても良いし、後ろ側に配置されても良い。

    上下方向における2個の押圧凸部13cの中心間距離は、上下方向における2個の押圧凸部13eの中心間距離と等しくなっている。 また、上下方向における2個の押圧凸部13cの中心間距離および2個の押圧凸部13eの中心間距離は、上下方向における2個の被押圧部27の中心間距離(すなわち、上下方向における接点電極15の中心間距離)と等しくなっている。 また、前後方向から見たときに、上側に配置される押圧凸部13cの中心と、上側に配置される押圧凸部13eの中心と、上側に配置される被押圧部27の中心(すなわち、接点電極15の中心)とが略一致しており、下側に配置される押圧凸部13cの中心と、下側に配置される押圧凸部13eの中心と、下側に配置される被押圧部27の中心(すなわち、接点電極15の中心)とが略一致している。

    また、前後方向から見たときに、押圧凸部13cの外形は、被押圧部27の外形(すなわち、接点電極15の外形)よりも大きくなっている。 すなわち、円柱状に形成される押圧凸部13cの外径は、ドーム状に形成される被押圧部27の外径(接点電極15の外径)よりも大きくなっている。 一方、前後方向から見たときに、押圧凸部13eの外形は、被押圧部27の外形(接点電極15の外形)よりも小さくなっている。 すなわち、円柱状に形成される押圧凸部13eの外径は、ドーム状に形成される被押圧部27の外径(接点電極15の外径)よりも小さくなっている。

    スイッチシール部13bは、フロントパネル7の裏面7aとスイッチ部12aとの間に挟まれるように配置されている。 また、スイッチシール部13bは、スイッチ部12aの前面を覆うように配置されている。 また、スイッチシール部13bとスイッチ部12aとは、図8(B)に示すように、フロントパネル7の裏面7aと前面カバー6の取付面6aとの間に挟まれるように配置されている。

    カードリーダ1の取付面6aとフロントパネル7の裏面7aとがわずかな隙間を介して対向するように、カードリーダ1がフロントパネル7に取り付けられると、図8(B)に示すように、裏面7aとスイッチ部12aとの間で押圧凸部13c、13eが前後方向に圧縮されて被押圧部27を押す。 具体的には、接点電極15と対向電極21とが接触してスイッチ部12aが導通状態となるまで押圧凸部13c、13eが被押圧部27を押す。 そのため、カードリーダ1がフロントパネル7に取り付けられている状態では、スイッチ部12aはオンの状態となる。

    一方、カードリーダ1がフロントパネル7から取り外されると、図8(A)に示すように、被押圧部27が押されなくなり、接点電極15の弾性復帰力によって、接点電極15と対向電極21とが離れるため、スイッチ部12aはオフの状態となる。 このように、オン状態のスイッチ部12aがオフの状態になることで、上位装置5からカードリーダ1が取り外されたことが検知される。 なお、カードリーダ1がフロントパネル7に取り付けられた状態では、図8(B)に示すように、凹部13dの底面と被押圧部27との間には隙間が形成されている。

    本形態のスイッチシール部13bは、検知スイッチとしてのスイッチ部12aへの水の浸入を防止するための第1シール部材であり、シール本体部13aは、フロントパネル7の開口部からの水の浸入を防止する第2シール部材である。 また、本形態のカードリーダ1は、フロントパネル7に取り付けられる被取付体であり、フロントパネル7は、被取付体であるカードリーダ1が取り付けられる取付体である。 また、本形態の取付面6aは、第1取付面であり、裏面7aは、第2取付面である。 さらに、本形態では、スイッチ部12aおよびスイッチシール部13b等によって、フロントパネル7からのカードリーダ1の取外しを検知するための検知機構が構成されている。

    (本形態の主な効果)
    以上説明したように、本形態では、フロントパネル7の裏面7aとスイッチ部12aとの間に挟まれるように配置されるスイッチシール部13bに、スイッチ部12aの被押圧部27を押圧するための押圧凸部13c、13eが形成されている。 そのため、本形態では、フロントパネル7の裏面7aが平面状に形成されていても、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、押圧凸部13c、13eを用いて、被押圧部27を確実に押すことが可能になる。 すなわち、本形態では、特許文献1に記載された当接突部が上位装置5に形成されていなくても、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、被押圧部27を確実に押すことが可能になる。 したがって、本形態では、上位装置5の構成を簡素化しても、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、被押圧部27を確実に押すことが可能になる。

    特に本形態では、スイッチシール部13bに、前側に突出する押圧凸部13cと後ろ側へ突出する押圧凸部13eとが形成されているため、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられてフロントパネル7の裏面7aとスイッチ部12aとの間にスイッチシール部13bが挟まれたときに、押圧凸部13cおよび押圧凸部13eが前後方向に圧縮される。 したがって、本形態では、押圧凸部13c、13eによる被押圧部27の押圧力を高めることが可能になり、その結果、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、被押圧部27をより確実に押すことが可能になる。

    また、本形態では、前後方向から見たときに、上側に配置される押圧凸部13cの中心と、上側に配置される押圧凸部13eの中心と、上側に配置される被押圧部27の中心とが略一致しており、かつ、下側に配置される押圧凸部13cの中心と、下側に配置される押圧凸部13eの中心と、下側に配置される被押圧部27の中心とが略一致しているため、フロントパネル7の裏面7aとスイッチ部12aとの間に挟まれて圧縮された押圧凸部13c、13eの反力を効率的に被押圧部27に作用させることが可能になる。 また、本形態では、前後方向から見たときに、押圧凸部13eの外形が被押圧部27の外形よりも小さくなっているため、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、ドーム状に形成された被押圧部27の中心側に押圧凸部13eを接触させることが可能になる。 したがって、本形態では、押圧凸部13c、13eによる被押圧部27の押圧力を効果的に高めることが可能になる。 その結果、本形態では、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、被押圧部27をより確実に押すことが可能になる。

    本形態では、前後方向から見たときに、押圧凸部13cの外形が被押圧部27の外形よりも大きくなっている。 そのため、本形態では、カードリーダ1が上位装置5に取り付けられたときに、フロントパネル7の裏面7aと押圧凸部13cとを確実に接触させることが可能になり、その結果、フロントパネル7の裏面7aによって押圧凸部13cを確実に押すことが可能になる。

    本形態では、ゴムで形成されたシール部材13の押圧凸部13c、13eによって被押圧部27が押されている。 そのため、本形態では、カードリーダ1が取り付けられた状態の上位装置5において振動が発生したときのスイッチ部12aのオンオフの切替りを防止することが可能になる。 したがって、本形態では、上位装置5で振動が発生したときのスイッチ部12aでの誤検知を防止することが可能になる。 また、本形態では、スイッチシール部13bによってスイッチ部12aが覆われているため、スイッチ部12aへの水の浸入を防止することが可能になる。 特に本形態では、フロントパネル7の裏面7aおよび前面カバー6の取付面6aが平面状に形成されているため、裏面7aと取付面6aとの間に挟まれるスイッチシール部13bとスイッチ部12aとを密着させて、スイッチ部12aへの水の浸入を確実に防止することが可能になる。

    本形態では、フロントパネル7の開口部から上位装置5の内部への水の浸入を防止するためのシール本体部13aと、スイッチ部12aへの水の浸入を防止するためのスイッチシール部13bとが一体で形成されている。 そのため、本形態では、シール本体部13aとスイッチシール部13bとが別体で形成されている場合と比較して、カードリーダ1を構成する部品の数を削減することが可能になる。 また、本形態では、シール本体部13aとスイッチシール部13bとが別体で形成されている場合と比較して、カードリーダ1の組立時におけるスイッチシール部13bの取扱いが容易になる。

    (他の実施の形態)
    上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。

    上述した形態では、前後方向から見たときに、押圧凸部13cの外形は、被押圧部27の外形よりも大きくなっているが、前後方向から見たときに、押圧凸部13cの外形は、被押圧部27の外形と同じであっても良いし、被押圧部27の外形より小さくても良い。 また、上述した形態では、前後方向から見たときに、押圧凸部13eの外形は、被押圧部27の外形よりも小さくなっているが、前後方向から見たときに、押圧凸部13eの外形は、被押圧部27の外形と同じであっても良いし、被押圧部27の外形より大きくても良い。

    上述した形態では、前後方向から見たときに、上側に配置される押圧凸部13cの中心と、上側に配置される押圧凸部13eの中心とが略一致しており、下側に配置される押圧凸部13cの中心と、下側に配置される押圧凸部13eの中心とが略一致している。 この他にもたとえば、前後方向から見たときに、上側に配置される押圧凸部13cの中心と、上側に配置される押圧凸部13eの中心とがずれていても良いし、下側に配置される押圧凸部13cの中心と、下側に配置される押圧凸部13eの中心とがずれていても良い。

    上述した形態では、押圧凸部13c、13eは、扁平な円柱状に形成されている。 この他にもたとえば、押圧凸部13c、13eは、扁平な四柱状、六角柱状等の扁平な多角柱状に形成されても良いし、扁平な楕円柱状に形成されても良い。 また、押圧凸部13c、13eは、扁平な円錐台状に形成されても良いし、扁平な多角錐台状に形成されても良い。 この場合には、たとえば、前後方向から見たときに、押圧凸部13cの先端部の外形は、被押圧部27の外形よりも大きく形成され、押圧凸部13eの先端部の外形は、被押圧部27の外形よりも小さく形成される。

    上述した形態では、スイッチシール部13bに、前側に突出する押圧凸部13cと後ろ側へ突出する押圧凸部13eとが形成されている。 この他にもたとえば、スイッチシール部13bに、押圧凸部13cまたは押圧凸部13eのいずれか一方のみが形成されても良い。

    上述した形態では、シール本体部13aとスイッチシール部13bとが一体で形成されている。 この他にもたとえば、シール本体部13aとスイッチシール部13bとが別体で形成されても良い。 また、上述した形態では、シール部材13は、シール本体部13aとスイッチシール部13bとによって構成されているが、シール部材13は、スイッチシール部13bのみによって構成されても良い。

    上述した形態では、スイッチ部12aに2個の被押圧部27が形成されている。 この他にもたとえば、スイッチ部12aに1個の被押圧部27が形成されても良いし、3個以上の被押圧部27が形成されても良い。 また、上述した形態では、シートスイッチ12の一部を構成するスイッチ部12aに、ドーム状の被押圧部27が形成されているが、シートスイッチ部12以外の検知スイッチに被押圧部27が形成されても良い。 また、上述した形態では、スイッチ部12aは、被押圧部27が押されるとオンの状態となり、被押圧部27が押されなくなるとオフの状態となるが、被押圧部27が押されるとオフの状態となり、被押圧部27が押されなくなるとオンの状態となるにようにスイッチ部12aが構成されても良い。

    上述した形態では、スイッチ部12aおよびスイッチシール部13b等によって、フロントパネル7からのカードリーダ1の取外しを検知するための検知機構が構成されている。 この他にもたとえば、スイッチ部12aおよびスイッチシール部13b等によって、カードリーダ1以外の装置が、この装置が取り付けられる上位装置から取り外されることを検出するための検知機構が構成されても良い。 この場合には、カードリーダ1以外の装置が被取付体となり、上位装置が取付体となる。

    また、たとえば、スイッチ部12aおよびスイッチシール部13b等によって、本体ケース8からの前面カバー6の取外しを検知するための検知機構が構成されても良い。 この場合には、前面カバー6が被取付体となり、本体ケース8が取付体となる。 また、この場合には、被押圧部27を押すための凸部が前面カバー6に形成されていなくても、前面カバー6が本体ケース8に取り付けられたときに、被押圧部27を確実に押すことが可能になる。

    1 カードリーダ(被取付体)
    2 カード 5 上位装置(取付体)
    6a 取付面(カードリーダ側取付面、第1取付面)
    6b 露出部 6c カード挿入口 7 フロントパネル 7a 裏面(上位装置側取付面、第2取付面)
    9 ケース体 12a スイッチ部(検知スイッチ、検知機構の一部)
    13a シール本体部(第2シール部材)
    13b スイッチシール部(第1シール部材、検知機構の一部)
    13c 押圧凸部(第1押圧凸部)
    13e 押圧凸部(第2押圧凸部)
    27 被押圧部 Y 押圧凸部の突出方向

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