2 circuit push-button switch

申请号 JP4777988 申请日 1988-02-29 公开(公告)号 JP2579992B2 公开(公告)日 1997-02-12
申请人 松下電器産業株式会社; 发明人 輝己 藤山;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】基板と、上記基板上方に配置された絶縁シートとの間に、上記基板および上記絶縁シートに対して隙間を有するようにスペーサを介して椀状の導電性ダイヤフラムを配置し、上記基板上面にダイヤフラムに対応する第1接点を配置するとともに、上記絶縁シート下面にダイヤフラムに対応する第2接点を配置し、かつ上記基板上面にダイヤフラム周縁と接続する第3接点を配置した2回路押しボタンスイッチ。
  • 【請求項2】基板上方に、それぞれ隙間を有するようにスペーサを介して第1絶縁シート、第2絶縁シートおよび第3絶縁シートを順次配置し、上記第1絶縁シートと上記第2絶縁シートとの間に椀状のダイヤフラムを配置し、上記基板上面と上記第1絶縁シート下面との互いの対向面に第1接点と第2接点を配置し、上記第2絶縁シート上面と上記第3絶縁シート下面との互いの対向面に第3接点と第4接点を配置するとともに、上記基板と上記第1絶縁シートの間に上記ダイヤフラムの外形よりも小さい孔を設けたスペーサを配置した2回路押しボタンスイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器のデータ入などに用いられる2回路押しボタンスイッチに関するものである。

    従来の技術 従来、電子機器の操作パネルに設けられる押しボタンスイッチは、第5図および第6図に示すように構造にされていた。 すなわち、この押しボタンスイッチは、第5
    図に示すように、押しボタンスイッチを支える基板70の上に配置されるとともに固定接点72を有する絶縁シート
    71と、節度感を発生するダイヤフラム74と、このダイヤフラム74と固定接点72を絶縁する絶縁スペーサ73と、ダイヤフラム74の位置固定を行なうスペース75と、この上に配置されるとともに可動接点76を有する絶縁シート77
    と、デザインパネル80からの押圧力をダイヤフラム74の中心に伝えるダボ79aを有するダボ付シート79と、これを支えるスペーサ78とより構成されていた。 そして、デザインパネル80を押さえることにより、ダボ付シート79
    を介してダイヤフラム74が反転し、可動接点72とダイヤフラム74すなわち可動接点76と固定接点72とが電気的に導通してスイッチングが行われていた。

    発明が解決しようとする課題 ところで、近年、ワードプロセッサ、複写機、ファクシミリ、ビデオなどに見られるように、機能が複雑化して操作用のボタンが増えるとともにディスプレイも装備されるようになってきた。 このため、操作する押しボタンを軽く押すと、その押しボタンの動作がディスプレイに表示され、ボタンを強く押し込むと、所定の動作が開始するといった機能が要望されているが、上述した従来の押しボタンスイッチでは、このような機能すなわち2
    回路のオン・オフを有していなかった。

    そこで、本発明は上記問題点を解消し得る2回路押しボタンスイッチを提供することを目的とする。

    課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る2
    回路押しボタンスイッチは、基板と、上記基板上方に配置された絶縁シートとの間に、上記基板および上記絶縁シートに対して隙間を有するようにスペーサを介して椀状の導電性ダイヤフラムを配置し、上記基板上面にダイヤフラムに対応する第1接点を配置するとともに、上記絶縁シート下面にダイヤフラムに対応する第2接点を配置し、かつ上記基板上面にダイヤフラム周縁と接続する第3接点を配置したものである。

    また、本発明の請求項2に係る2回路押しボタンスイッチは、基板上方に、それぞれ隙間を有するようにスペーサを介して第1絶縁シート、第2絶縁シートおよび第3絶縁シートを順次配置し、上記第1絶縁シートと上記第2絶縁シートとの間に椀状のダイヤフラムを配置し、
    上記基板上面と上記第1絶縁シート下面との互いの対向面に第1接点と第2接点を配置し、上記第2絶縁シート上面と上記第3絶縁シート下面との互いの対向面に第3
    接点と第4接点を配置するとともに、上記基板と上記第1絶縁シートの間に上記ダイヤフラムの外形よりも小さい孔を設けたスペーサを配置したものである。

    作 用 上記各請求項の構成によると、ダイヤフラムを挟んで2つのスイッチ回路を構成したので、一方のスイッチ回路の作動押付力を、他方のスイッチ回路を開閉するダイヤフラムの反転力よりも弱く設定しておけば、1つの押しボタン操作部で2つのスイッチ回路を順番にオンさせることができる。

    実施例 以下、本発明の請求項1に係る2回路押しボタンスイッチの一実施例を第1図および第2図に基づき説明する。

    第1図において、1は基板で、この上方には、下部絶縁シート2、中間部絶縁シート3、下部スペーサ4、中間部スペーサ5、上部絶縁シート(絶縁シート)6、上部スペーサ7、ダボ8aが突設されたダボ付シート8および化粧パネル9が順次配置され、また上記下部および中間部スペーサ4,5の中央孔には、椀状の導電性ダイヤフラム10が、その凸状部10aが上方に位置するように配置されている。 そして、上記中間部絶縁シート3のダイヤフラム10の中央部に対応する部分に孔が設けられるとともに、この部分の下部絶縁シート2の上面には第1接点(固定設定)11が配置され、またダイヤフラム10と凸状部10aに対応する上部絶縁シート6の下部には第2接点(可動接点)12が配置され、さらにダイヤフラム10の周縁部10bに対応する中間部絶縁シート3の上面には、ダイヤフラム10に接続された第3接点(固定接点)13が配置されている。 そして、ダイヤフラム10を挿入後の状態においては、第1接点11とダイヤフラム10との間およびダイヤフラム10と第2接点12との間には隙間部が生じるようにされる。 したがって、第1接点11とダイヤフラム
    10との間、および第2接点12とダイヤフラム10との間でそれぞれスイッチ回路が構成されることになる。 なお、
    下部スペーサ4はダイヤフラム10の位置決め用であり、
    第2接点12は中間部スペーサ5と上部絶縁シート6とにより保持されている。 14は空気穴である。 また、上記ダボ付シート8の代わりに、押しボタンを設けた構成としてもよい。

    次に第2図に基づき、スイッチング動作について説明する。

    第2図(a)はダボ8aを介して全く押付力が加えられていない状態を示しており、第1接点11とダイヤフラム
    10、およびダイヤフラム10と第2接点12がそれぞれが接触していないので、両スイッチ回路はすべてオフ状態である。

    第2図(b)は上部絶縁シート6が撓むくらいの弱い押付力がダボ8aを介して加えられた状態を示しており、
    第2接点12とダイヤフラム10とが接点導通して一方のスイッチ回路がオン状態となるのに対し、第1接点11とダイヤフラム10とは接触していないので、他方のスイッチ回路はオフ状態のままである。

    第2図(c)はダイヤフラム10の反転荷重以上の強い押付力をダボ8aを介して加えた状態を示しており、上記の第2接点12とダイヤフラム10とが接触した導通した状態でさらにダイヤフラム10が第1接点22に接触導通した状態となる。 したがって、両方のスイッチ回路がオン状態となる。

    以上のスイッチング状態を検知する方法は、ダイヤフラム10側の第3接点13または第2接点12のいずれか一方を出力信号とし、残りの接点を入力信号とすることで容易に検知できる。

    ところで、上記実施例においては、第1接点11を下部絶縁シート2に、第3接点13を中間部絶縁シート3にそれぞれ配置したが、第3図に示すように、第1接点11および第3接点13をプリント基板21の上面に直接配置してもよい。 この場合、2個の接点11,13をプリント基板21
    に配置しているため、接点を基板の製造時に実装できるという利点がある。

    次に、請求項2に係る2回路押しボタンスイッチの一実施例を第4図に基づき説明する。

    第4図において、51は基板で、その上方には下部絶縁シート52、下部スペーサ53、第1中間部絶縁シート(第1絶縁シート)54、中間部スペーサ55、第2中間部絶縁シート(第2絶縁シート)56、上部スペーサ57、上部絶縁シート(第3絶縁シート)58および化粧パネル59が順次配置され、また各スペーサ53,55,57は所定範囲に亘って孔が設けられており、下部隙間部60、中間部隙間部61
    および上部隙間部62が形成されている。 そして、上記中間部隙間部61には椀状のダイヤフラム63が、その凸状部
    63aが上方位置となるように配置され、また下部隙間部6
    0の両絶縁シート52,54の互いの対向面には第1接点(固定接点)64および第2接点(可動接点)65がそれぞれ配置され、さらに上部隙間部62の両絶縁シート56,58の互いの対向面には第3接点(可動接点)66および第4接点(可動接点)67がそれぞれ配置されている。 したがって、第1接点64と第2接点65との間、および第3接点66
    と第4接点67との間でそれぞれスイッチ回路が構成されていることになる。 なお、68は空気穴である。

    上記構成において、弱い押付力でもってダイヤフラム
    63の上方に対応する位置の化粧パネル59を押すと、第3
    接点66と第4接点67とが接触導通して、一方のスイッチ回路がオン状態となり、さらに強い押付力でもって押込むとダイヤフラム63を介して第1中間部絶縁シート54が押されて第2接点65と第1接点64とが接触導通し、他方のスイッチ回路もオン状態となる。 この構成によると、
    ダイヤフラムを直接の接点としていないため、ダイヤフラムが汚れたり、さびなどが発生しても問題が生じず、
    したがって生産上の取扱いが非常に容易となる。

    また、下部絶縁シート52と第1中間部絶縁シート54の間の、スペーサ53の孔はダイヤフラム63の外形よりも小さいため、ダイヤフラム63の保持が確実となり安定した反転動作を得ることができる。

    ところで、上記各実施例で説明したダイヤフラム10,3
    9,63の反転力は、押さえたときの節度感が十分に得られるような強さに設定されるとともに、最初に押される表面パネル(化粧パネルなど)が撓んだ状態よりも強く押込んだ時にダイヤフラムが反転するような力に設定されている。

    発明の効果 上記本発明の各請求項の構成によると、ダイヤフラムを挟んで2つのスイッチ回路を構成したので、一方のスイッチ回路の作動押付力を、他方のスイッチ回路を開閉するダイヤフラムの反転力よりも弱く設定しておけば、
    1つの押しボタン操作部で2つのスイッチ回路を順番にオンさせることができる。 また、特に請求項2の構成によると、ダイヤフラムを直接の接点としていないため、
    ダイヤフラムが汚れたり、さびなどが発生しても問題が生じず、したがって生産上の取扱いが非常に容易となる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の請求項1の一実施例における2回路押しボタンスイッチの一部切欠斜視図、第2図(a)
    (b)(c)は同押しボタンスイッチの動作を説明する断面図、第3図は同押しボタンスイッチの他の実施例の断面図、第4図は本発明の請求項2の一実施例における2回路押しボタンスイッチの断面図、第5図は従来例における押しボタンスイッチの一部切欠斜視図、第6図は同押しボタンスイッチの断面図である。 1……基板、6……上部絶縁シート、10……ダイヤフラム、11……第1接点、12……第2接点、13…第3接点、
    51……基板、52……下部絶縁シート、53……スペーサ、
    54……第1中間部絶縁シート、56……第2中間部絶縁シート、58……上部絶縁シート、60,61,62……隙間部、63
    ……ダイヤフラム、64……第1接点、65……第2接点、
    66……第3接点、67……第4接点。

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