Single hand input keyboard

申请号 JP27302095 申请日 1995-10-20 公开(公告)号 JPH09114568A 公开(公告)日 1997-05-02
申请人 Fujitsu Ltd; Fujitsu Takamizawa Component Kk; 富士通株式会社; 富士通高見澤コンポーネント株式会社; 发明人 TAKAHASHI TAKAYO; SUGIMOTO MASAKATSU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To speedily input characters and codes in a blind state by providing a holder which is disposed on the back of a housing and a thumb is abutted to at the time of grasping the housing by a single hand and disposing plural push button switches at positions which can be depressed by plural fingers except the thumb for a switch unit. SOLUTION: The switch unit 2 is attached to the housing 1 consisting of an upper case 11 and a lower case 12 and forming an opening part 13 in the center of the upper case 11, and mounts the plural push button switches 6 at a position confronting the opening part 13. Then the holder 5 is disposed on the back of the housing 1 to be abutted to by the thumb at the time of grasping the housing 1 by the single hand. For the switch unit 2, the plural push button switches 6 are disposed at a position which can be depressed by the plural fingers except for the thumb. Thereby a keyboard is held by the single palm and its thumb at the time of operation to attain input by a completely single hand. In addition it is possible to blind input by supporting the height and the shape of key tops.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 上部ケースと下部ケースとからなり該上部ケースの中央に開口部が形成されてなる筐体と、該筐体に装着され該開口部と対向する位置に複数の押釦スイッチが搭載されたスイッチユニットと、該筐体の背面に配設され該筐体を片手で把持したとき親指が当接可能なホルダとを有し、 該スイッチユニットは、親指以外の複数の指で押下可能な位置に複数の該押釦スイッチが配設されてなることを特徴とする片手入力キーボード。
  • 【請求項2】 前記筐体は、片手で把持されたとき掌と対向する側面にパームレストが伸縮自在に装着された請求項1記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項3】 前記筐体は、キーボードの携帯時に少なくとも上部ケースの開口部を覆って押釦スイッチを保護すると共に、キーボードの操作時に該筐体との結合部を支点として反転し下部ケースに係止されるカバーを有し、 前記ホルダが、該下部ケースに係止されたとき露出する該カバーの面に設けられた請求項1、2記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項4】 前記スイッチユニットは、筐体に係止されるパネルおよび該パネルに装着されるプリント基板と、該パネルと該プリント基板との間に介在させる防音シートとを有し、 複数の前記押釦スイッチは、該プリント基板の上面に実装された複数のスイッチ素子と、該スイッチ素子の上方に位置し該パネルにより摺動自在に保持された複数のキートップからなる請求項1記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項5】 前記筐体が、前記スイッチユニットの一端を揺動自在に支承する係止部と、下部ケースの底板から突出し該スイッチユニットの他端を支承する支承爪とを有し、押下することによって該スイッチユニットが該下部ケースと該支承爪との間に収容され、押し上げることによって該スイッチユニットが上部ケースと該支承爪との間に収容されるように構成され、 前記カバーが該下部ケースに係止されたとき、該下部ケースと該支承爪との間に収容された該スイッチユニットが、該スイッチユニットの下面に設けられたレバーを介して押し上げられる請求項1、2、3、4記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項6】 少なくとも前記親指以外の指のホームポジションに対応する押釦スイッチと、ホームポジションに隣接する押釦スイッチとで、キートップの高さ若しくは形状を変えてなる請求項1、4、5記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項7】 前記キートップが、ゴム弾力性を具えていない樹脂からなるキートップ本体と、ゴム弾力性を具えた樹脂からなり該キートップ本体の表面に被着成形された表面被覆層とを有する請求項4、6記載の片手入力キーボード。
  • 【請求項8】 前記スイッチユニットが、押釦スイッチとともにポインティングデバイスを具えてなる請求項1、4、5記載の片手入力キーボード。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はパソコンを始めとする各種情報処理装置に対して文字や記号等を入するキーボードに係り、特に完全に片手で保持すると共にキートップを押下し文字や記号等を入力できる片手入力キーボードに関する。

    【0002】各種情報処理装置に文字や記号等を入力するキーボードは一般に卓上に設置し両手で入力するよう構成されているが、例えば、会議中の情報入力や立ち話をしながらの情報入力はブラインド状態で片手で素早く入力できることが望ましい。

    【0003】しかし、従来の入力方式でキーボードから文字や記号を入力すると操作面に数多くのキートップが高密度に配列され、例えばキーボードを片手操作が可能なよう小型化できてもブラインド状態で情報を素早く入力することは不可能である。

    【0004】そこで少ないキースイッチを組み合わせることにより数多くの文字や記号を入力できる新しい方式が提案されており、かかる新しい入力方式と組み合わせることにより上記の要望を実現できる片手入力キーボードの開発が要望されている。

    【0005】

    【従来の技術】現在、携帯可能な情報処理装置として文字や記号を任意に入力できるキーボードを具えた電子手帳等が広く利用され、一方ではキーボードの代わりにペンで書き込むことにより文字や記号を入力できる情報処理装置も広く利用されている。

    【0006】電子手帳等の装置に組み込まれたキーボードは小型化された数多くのキートップが操作面に高密度に配列されており、数多くのキートップの中から任意に選択されたキートップをペン先等で押下することによって文字や記号を入力できる。

    【0007】また、手書きで文字や記号を入力できる装置の場合は座標読取装置と手書きの文字や記号を照合・
    識別する装置を具え、ペン先等が通過する座標を読み取って予め入力されているパターンと照合することによって文字や記号が入力される。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、前記装置の場合はいずれも完全な片手入力ではなく、ペン先等で文字や記号を入力する際に卓上に置くかまたは反対側の手で装置を保持する必要があり、しかもブラインド状態で文字や記号を入力することは不可能で、通常のキーボードと比較すると文字や記号の入力速度が極めて遅いという問題があった。

    【0009】本発明の目的はブラインド状態で文字や記号を素早く入力することが可能な片手入力キーボードを提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】図1は本発明になる片手入力キーボードを示す側断面図である。 なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表している。

    【0011】上記課題は上部ケース11と下部ケース12とからなり上部ケース11の中央に開口部13が形成されてなる筐体1と、筐体1に装着され開口部13と対向する位置に複数の押釦スイッチ6が搭載されたスイッチユニット2と、筐体1の背面に配設され筐体1を片手で把持したとき親指が当接可能なホルダ5とを有し、スイッチユニット2は、親指以外の複数の指で押下可能な位置に複数の押釦スイッチ6が配設された本発明の片手入力キーボードにより達成される。

    【0012】筐体を片手で把持したとき親指が当接可能なホルダを筐体の背面に配設することによって、操作に際して片手の掌と親指とでキーボードを保持することが可能であり、親指以外の指で押下可能な位置に複数の押釦スイッチを配設することにより完全な片手入力が可能になる。 しかも、例えば親指以外の指のホームポジションに対応する押釦スイッチのキートップと、それに隣接する押釦スイッチのキートップとの高さや形状を変えることでブラインド状態で入力可能になる。

    【0013】即ち、ブラインド状態で文字や記号を素早く入力することが可能な片手入力キーボードを実現することができる。

    【0014】

    【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例について説明する。 図2は本発明になる装置の主要部を示す斜視図、図3はパームレストの詳細を示す平面図、
    図4はスイッチユニットの詳細を示す分割側断面図、図5はスイッチユニットの装着方法を示す側断面図である。

    【0015】図2において本発明になる片手入力キーボードに用いられる筐体1は上部ケース11と下部ケース12
    とで構成されており、上部ケース11中央に設けた開口部
    13にスイッチユニット2を装着したあと下部ケース12は上部ケース11に係止される。

    【0016】前記筐体1を片手で把持したとき掌と対向する筐体1の側面には掌を当接させるパームレスト3が伸縮自在に装着され、筐体1の反対側側面にはキーボードの携帯時に少なくとも上部ケース11の開口部13を覆うカバー4が装着されている。

    【0017】カバー4は下部ケース12に係止されたときの露出面にホルダ5が形成されたカバー本体41とリンク機構42とからなり、キーボードの携帯時には上部ケース
    11に係止され操作時には反転して下部ケース12に係止可能なように構成されている。

    【0018】ホルダ5はキーボードの操作に際して筐体1を把持したとき親指の腹が当接する位置に設けられた凹部で、凹部周縁、特に親指の腹に当接する部分のエッジを親指の腹に食い込ませることによって筐体1を保持することができる。 なお、図示省略されているが凹部の内面にゴムを貼着し親指の滑りを小さくしてもよい。

    【0019】図3に示す如く掌と対向する面が掌と馴染むよう形成されたパームレスト3は両側に断面がコ字型のガイド部31を有し、ガイド部31を筐体1の両側側面に設けられた段差部14に嵌挿することによりパームレスト3は伸縮自在に装着される。

    【0020】筐体1は段差部14に少なくとも一方が図示省略されたばね機構により支承され軸方向に移動可能なピン15を具えており、パームレスト3を手の大きさに合わせる際にピン15がガイド部31に設けられた孔32に嵌入して固定することができる。

    【0021】スイッチユニット2は図4(a) に示す如く筐体1に係止されるパネル21とパネル21に装着されるプリント基板22を有し、プリント基板22の上面に複数のスイッチ素子61とカーソルを移動させるポインティングデバイス23が実装されている。

    【0022】また、それぞれのスイッチ素子61の上方に配置された複数のキートップ62はパネル21により摺動自在に支承されており、防音シート24を介して互いに対向するスイッチ素子61とキートップ62とでそれぞれ押釦スイッチ6が構成されている。

    【0023】なお、キートップ62は単一の樹脂を用いて成形することもできるが指の滑りを軽減するため例えば図4(b) に示す如く、構造体形成用樹脂からなるキートップ本体63にゴム弾力性を具えた樹脂からなる表面被覆層64を被着成形してもよい。

    【0024】また、プリント基板22上に実装するポインティングデバイス23は例えば圧電素子をXY軸に配置したものが用いられ、操作部をパネル21に設けた貫通孔を通して上部に突出させることによってキーボードの小型化と軽量化とを図っている。

    【0025】情報処理装置に対して文字や記号を入力するキーボードは押釦スイッチの信号を対応するコードに変換する必要があり、図示省略されているが前記プリント基板22はスイッチ素子61を実装した面の裏側にかかる電子回路が搭載されている。

    【0026】片手入力キーボードにおいて文字や記号をブラインド状態で素早く入力するには各指のホームポジションを明確にし、押下に際して全ての押釦スイッチがホームポジションとの相対的な位置関係から容易に識別可能にしておく必要がある。

    【0027】そこで図示の如く各指のホームポジションに対応するキートップ62a と隣接するキートップ62b とで高さを変えており、例えばホームポジションに対応するキートップ62a に比べ背の高いキートップ63b が指の根元に近い方に配置される。

    【0028】このようにホームポジションに対応するキートップ62a より背の高いキートップ62b を指の根元に近い方に配置すると、ホームポジションの手前のキートップ62b を押下する際に指を移動させることなく指を倒すだけで押下が可能である。

    【0029】図示省略されているが4本の指のホームポジションに対応するキートップ62aの両側に位置するキートップも同様に、ホームポジションに対応するキートップ62a より背の高いキートップを用いホームポジションの確認を容易にしている。

    【0030】更に、キーボードの薄型化を図るには携帯時にスイッチユニット2が筐体1内に収容されてカバー4によって保護され、操作時にはカバー4が筐体1の下面に係止されてスイッチユニット2の操作面が筐体1から突出することが望ましい。

    【0031】これを実現するスイッチユニットの装着方法は図5に示す如くスイッチユニット2のパネル21が一端にフック25を有し、筐体1はフック25を揺動自在に支承する係止部16と下部ケース12の底板から突出する複数の支承爪17とを具えている。

    【0032】スイッチユニット2の一端を押下すると図5(a) に示す如く先端部が下部ケース12の底板と支承爪
    17との間に収容され、カバー4を上部ケース11に係止することが可能になって開口部13が覆われキーボードを携帯可能にすることができる。

    【0033】スイッチユニット2の一端を押下するとパネル21に設けられ下面に突出するレバー26が下部ケース
    12の底板を貫通し、カバー4を係止する際にホルダ5と対応するよう下部ケース12に形成された凹部18中に前記レバー26の先端が突出する。

    【0034】キーボードの操作時には図5(b) に示す如くカバー4を下部ケース12に係止するとホルダ5の反対面が凹部18に嵌入し、そのときスイッチユニット2がレバー26を介して押し上げられ先端部が上部ケース11と支承爪17との間に収容される。

    【0035】下部ケース12の底板から突出しスイッチユニット2の下面を支承する複数の支承爪17のアームは適度な弾性を具えており、キーボードの操作時に印加される程度の力によって外れスイッチユニット2が支承爪17
    の下に落ち込むことはない。

    【0036】このように筐体を片手で把持したとき掌と対向する側面に伸縮自在に装着されたパームレストと、
    筐体の背面に配設され筐体を片手で把持したとき親指が当接可能なホルダとによって、操作に際してキーボードを片手で保持することが可能になり、親指以外の指で押下可能な位置に複数の押釦スイッチを配設することによって完全な片手入力が可能になる。 しかも、例えば親指以外の指のホームポジションに対応する押釦スイッチのキートップと、それに隣接する押釦スイッチのキートップとの高さや形状を変えることでブラインド状態で入力可能になる。

    【0037】即ち、ブラインド状態で文字や記号を素早く入力することが可能な片手入力キーボードを実現することができる。

    【0038】

    【発明の効果】上述の如く本発明によればブラインド状態で文字や記号を素早く入力することが可能な片手入力キーボードを提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明になる片手入力キーボードを示す側断面図である。

    【図2】 本発明になる装置の主要部を示す斜視図である。

    【図3】 パームレストの詳細を示す平面図である。

    【図4】 スイッチユニットの詳細を示す分割側断面図である。

    【図5】 スイッチユニットの装着方法を示す側断面図である。

    【符号の説明】

    1 筐体 2 スイッチユニット 3 パームレスト 4 カバー 5 ホルダ 6 押釦スイッチ 11 上部ケース 12 下部ケース 13 開口部 14 段差部 15 ピン 16 係止部 17 支承爪 18 凹部 21 パネル 22 プリント基板 23 ポインティングデバイス 24 防音シート 25 フック 26 レバー 31 ガイド部 32 孔 41 カバー本体 42 リンク機構 61 スイッチ素子 62,62a,62b キートップ 63 キートップ本体 64 表面被覆層

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