Keyboard switch

申请号 JP10738697 申请日 1997-04-24 公开(公告)号 JPH10302572A 公开(公告)日 1998-11-13
申请人 Nec Shizuoka Ltd; 静岡日本電気株式会社; 发明人 TSUTSUI TAKASHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a keyboard switch in which the number of components is few so as to be thin type and be miniaturized, and contact stability and click feeling are superior.
SOLUTION: A keyboard switch is composed of a cover main body portion 1 into which a key top 1a, an upper cover 1b, and a positioning boss 1c integrated by molding, a metal dome 2 which is a moving contact, a fixed contact 4 which is formed on a thin type printed board 5, a cover film 3 which covers the metal dome 2 and its periphery, an air hole 8 which is bored in the printed board, and the like. When the key top 1a is pushed down, the metal dome 2 is pushed down so as to touch the fixed contact 4 to switch on. Then, compressed air in the dome 2 escapes outward from the air hole 8 so as to obtain proper finger pressure and click feeling. The static electricity, and invation of dust, dirt, and the like into the metal dome 2 is prevented by the cover film 3 so as to enhance the stability of the contact.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 パターンでスイッチ接点を構成したプリント基板と、前記プリント基板上に配置された金属ドームと前記金属ドームの中心を押下するように配置されたキートップと前記キートップと前記金属ドームと前記プリント基板との位置関係を固定させるための上カバーと前記上カバーと前記プリント基板とを固定する複数のスペーサとからなるスイッチを1または2つ以上配置したキーボードスイッチにおいて、前記プリント基板に前記キートップを押下した時に前記金属ドーム内の空気を外部に逃がすための空気穴を各前記金属ドーム毎に備えることを特徴とするキーボードスイッチ。
  • 【請求項2】 パターンでスイッチ接点を構成したプリント基板と前記プリント基板上に配置された金属ドームと前記金属ドームの中心を押下するように配置されたキートップと前記キートップと前記金属ドームと前記プリント基板との位置関係を固定させるための上カバーと前記上カバーと前記プリント基板とを固定する複数のスペーサとからなるスイッチを1または2つ以上配置したキーボードスイッチにおいて、前記金属ドームの内部を密閉するように前記金属ドームの外面をおおうカバーフィルムを備えることを特徴とするキーボードスイッチ。
  • 【請求項3】 前記上カバーと前記スペーサと前記キートップとをモールド部材で一体化した構造を備えることを特徴とする請求項1あるいは2記載のキーボードスイッチ。
  • 【請求項4】 前記プリント基板にポリエステルまたはポリイミド製のフレキシブル基板とこれを補強する補強板とを用いることを特徴とする請求項1,2あるいは3
    記載のキーボードスイッチ。
  • 【請求項5】 前記プリント基板にリジット基板を用いることを特徴とする請求項1,2あるいは3記載のキーボードスイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードスイッチに関し、特に移動通信体などの小形電子機器に用いるキーボードスイッチに関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、移動体通信機器などの電子機器に使用される電子部品は、小型化・薄型化が図られ、これに伴って、空間の有効利用が図れるキーボードスイッチが多く利用されるようになっている。

    【0003】従来、この種のキーボードスイッチの例として実開平2−119325号公報に記載されたものがある。 図2はこの従来例を示す側面断面図である。 図2
    において、プリント基板21上に固定接点25が形成されており、その真上に配置された金属ドーム22とその上のキートップ23の間に弾性部材24を介在させている。 指で上面シート27の上からキートップ23部を押すと金属ドーム22が押し下げられ固定接点5に接触してスイッチ回路を形成する。 スペーサ26は、キートップに充分な操作ストロークを与える寸法になっている。
    上面シート27は、上面全体をおおってキートップおよびスペーサを所定の位置に固定する。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】このように従来のキーボードスイッチは、上面シート、キートップ、弾性材料、スペーサなどの部品で組み立てられているが、部品点数が多いので低コスト化あるいは小型化、薄型化が充分できないという問題がある。 また弾性材料、スペーサなどの部品でクリック感を向上させているがクリック感も充分とは言えない問題がある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明のキーボードスイッチは、パターンでスイッチ接点を構成したプリント基板と、前記プリント基板上に配置された金属ドームと前記金属ドームの中心を押下するように配置されたキートップと前記キートップと前記金属ドームと前記プリント基板との位置関係を固定させるための上カバーと前記上カバーと前記プリント基板とを固定する複数のスペーサとからなるスイッチを1または2つ以上配置したキーボードスイッチにおいて、前記プリント基板に前記キートップを押下した時に前記金属ドーム内の空気を外部に逃がすための空気穴を各前記金属ドーム毎に備えている。

    【0006】あるいは前記キーボードスイッチにおいて、前記金属ドームの内部を密閉するように前記金属ドームの外面をおおうカバーフィルムを備えている。

    【0007】また、前記上カバーと前記スペーサと前記キートップとをモールド部材で一体化した構造としても良い。

    【0008】また、前記プリント基板にポリエステルまたはポリイミド製のフレキシブル基板とこれを補強する補強板とを用いても良い。

    【0009】また、前記プリント基板にリジット基板を用いても良い。

    【0010】

    【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1(a)は実施の形態例の構造を示す側面断面図である。

    【0011】図1(a)において、プリント基板5は、
    薄形化が可能のポリエステルまたはポリイミド等のフレキシブル基板で構成され、固定接点4のパターンがこのプリント基板5上に形成されている。 また、プリント基板5にはしっかりした支持体として基板下部に補強板6
    が貼り付けられている。 プリント基板5上に固定接点4
    が形成され、その真上に配置された金属ドーム2はポリエステルなどでつくられたカバーフィルム3でその表面と周辺のプリント基板5上全体をおおってずれのないように固定されている。 これにより金属ドーム部2内に静電気が発生することなく装置の誤動作を防止したり、埃などのゴミが金属ドーム2内に侵入するのを防止してスイッチ接点の接触不良などを防止する。

    【0012】金属ドーム2上部に配置されたキートップ1aと上カバー1bと位置決めボス1cとは一体構造でモールド製のカバー本体部1を形成し、この位置決めボス1cをプリント基板5と補強板6の位置決め穴に挿入して固定している。

    【0013】カバー本体部1のキートップ1a部を押すと金属ドーム2が押し下げられ、金属ドーム2内の空気がプリント基板5、補強板6の空気穴8から下部に押し出されて金属ドーム2と固定接点4とが接触してスイッチ回路を形成する。 空気穴8を設けることにより、スイッチを動作させるためキートップ1bを押下したとき、
    金属ドーム2部内の空気圧を軽減でき、指圧を適度に保ち良好なクリック感を得ることができる。

    【0014】尚、各金属ドーム2は、スイッチを動作させる時に指圧で押しつぶされるが指圧を取り除くと元の形状、位置に戻るようになっている。 またカバー本体部1はモールド製であるが上カバー1b部はその厚みが薄いので指圧でキートップ1a部を押し下げられるようになっている。

    【0015】図1(b)は他の実施の形態例の側面断面図である。 図1(a)との相違はプリント基板にあり、
    プリント基板7に補強板を必要としないで薄形化できる強度のあるリジット基板を使用した例である。

    【0016】

    【発明の効果】以上説明したように本発明のキーボードスイッチは、キートップ、上カバーなどを一体化構造にし、またプリント基板を薄形にしたので低コスト化および薄形、小型化に寄与するという効果がある。 またプリント基板に空気穴を設けたので指圧の最適化とクリック感の向上、更に金属ドームをカバーフィルムでおおったので静電気混入による装置誤動作の防止、埃、ゴミなどの侵入防止により接点の接触安定化が得られるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態例を示す側面断面図で(a)は第1の実施の形態例、(b)は第2の実施の形態例を示す。

    【図2】従来のキーボードスイッチの構造を示す側面断面図である。

    【符号の説明】

    1 カバー本体部 2 金属ドーム 3 カバーフィルム 4 固定接点 5,7 プリント基板 6 補強板 8 空気穴 1a キートップ 1b 上カバー 1c 位置決めボス

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