Improving the visibility of the representation of the key cap comprising an optical element |
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申请号 | JP2013546249 | 申请日 | 2011-12-16 | 公开(公告)号 | JP2014500563A | 公开(公告)日 | 2014-01-09 |
申请人 | アップル インコーポレイテッド; | 发明人 | ピーター エイチ. マホーワルド,; ロナルド ジェイ. モーラー,; エム. エヴァンス ハンキー,; バート ケイ. アンドレ,; ラファエル ディオネロ,; | ||||
摘要 | キーのようなユーザ入 力 デバイスに対する視認性を改善するための技術及び装置が開示される。 低照明条件下では、キー表記は、キー同士を区別しにくい場合がある。 例えば、通常、キーは、その上に表記を有していて、他のキーとを視覚的に区別しているが、低照明条件下では、ユーザにとっては、異なるキーを視覚的に区別しにくい場合がある。 これらの表記は、文字及び絵の少なくとも一方であり得る。 ここで、一実施形態に従えば、近くにある(例えば、取り付けられている)ディスプレイデバイスからの光は、ユーザ入力デバイス(例えば、キー)に照明を与えるために使用することができる。 ユーザ入力デバイスは、光の反射を高めることによって、キーそのものあるいはそのキー上の表記の視認性を改善するための反射光学部品を含むように構成することができる。 【選択図】 なし |
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权利要求 | コンピュータデバイスであって、 表示データを提示するディスプレイと、 前記コンピュータデバイスへのユーザ入力を容易にするように構成されている少なくとも1つのキーであって、キー構造と、前記キー構造に隣接して配置される傾斜反射面とを含む少なくとも1つのキーと を備えることを特徴とするコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、複数の傾斜反射面を備える ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、反射のこぎり歯形状の溝外形を備える ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、アルミニウム、銀あるいはそれらの合成物を有する ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記少なくとも1つのキーは、更に、前記傾斜反射面に渡って提供される外部保護層を含んでいる ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記少なくとも1つのキーは、少なくとも部分的に透過し、 当該コンピュータデバイスは、前記少なくとも1つのキーの背後に提供される少なくとも1つのバックライトを備える ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、反射材料を含むインクあるいは塗料の層あるいはコーティングを備える ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、前記少なくとも1つのキー上に反射表記を生み出すようにパターンが施されているあるいは覆われている ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンピュータデバイス。 前記少なくとも1つのキーの前記反射表記は、前記ディスプレイから放射される光を反射することで、当該コンピュータデバイスのユーザが、低照明環境において前記反射表記を見易くなるように構成されている ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータデバイス。 前記少なくとも1つのキーの前記反射表記は、前記ディスプレイから放射される光を反射することで、当該コンピュータデバイスのユーザが、低照明環境において前記反射表記を見易くなるように構成されている ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータデバイス。 当該コンピュータデバイスは、ポータブルコンピュータデバイスであり、 前記少なくとも1つのキーは、キーパッドの一部である ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンピュータデバイス。 前記傾斜反射面は、少なくとも反射ブレーズ構造を含んでいる ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータデバイス。 前記反射ブレーズ構造は、反射のこぎり歯形状の外形を備え、 前記少なくとも1つのキーに対する前記反射のこぎり歯形状の外形は、x−y平面を形成する前記少なくとも1つのキーの上面に関してのx軸及びy軸の一方あるいは両方に対して角度が付けられている ことを特徴とする請求項12に記載のコンピュータデバイス。 前記反射ブレーズ構造は、複数の切子反射面として、それぞれが異なる面方向を提供する複数の切子面を備える複数の切子反射面を備える ことを特徴とする請求項12に記載のコンピュータデバイス。 ポータブルコンピュータデバイスに関連付けられているディスプレイからの光を使用して、前記ポータブルコンピュータデバイスのキーを照明する方法であって、 傾斜反射面を有する1つ以上のキーを提供するステップと、 前記少なくとも1つのキーにおいて、前記ディスプレイから放射され、かつ前記1つ以上のキーに向けられている光の少なくとも一部を受光するステップと、 前記ディスプレイから放射され、かつ前記1つ以上のキーに向けられている光の少なくとも一部を、前記1つ以上のキーに対応する前記傾斜反射面を介して反射するステップと、 前記反射された光をユーザ位置へ提供するステップと を備えることを特徴とする方法。 前記傾斜反射面は、少なくとも反射ブレーズ構造を含んでいる ことを特徴とする請求項15に記載の方法。 前記傾斜反射面は、反射のこぎり歯形状の溝外形を備える ことを特徴とする請求項15に記載の方法。 前記ディスプレイから放射される前記光は、バックライトによって提供される ことを特徴とする請求項15に記載の方法。 コンピュータデバイスであって、 表示されているデータを提示するためのディスプレイと、 当該コンピュータデバイスへのユーザ入力を容易にするように構成されている少なくとも1つのキーとを備え、 前記少なくとも1つのキーは、キー構造と、前記キー構造に隣接して配置されている反射ブレーズ構造を含んでいる ことを特徴とするコンピュータデバイス。 前記反射ブレーズ構造は、反射のこぎり歯形状の溝外形を備え、 前記少なくとも1つのキーに対する前記反射のこぎり歯形状の溝外形は、x−y平面を形成する前記少なくとも1つのキーの上面に関してのx軸及びy軸の一方あるいは両方に対して角度が付けられている ことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータデバイス。 前記反射ブレーズ構造は、反射のこぎり歯形状の溝外形を備え、 前記少なくとも1つのキーに対する前記反射のこぎり歯形状の溝外形は、x−y平面を形成する前記少なくとも1つのキーの上面に関してのx軸及びy軸の一方あるいは両方に対して切子面が付けられている ことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータデバイス。 前記反射ブレーズ構造は、複数の切子反射面として、それぞれが異なる面方向を提供する複数の切子面を備える複数の切子反射面を備える ことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータデバイス。 電子デバイスの非バックライトキーであって、 上面と、 前記上面に形成されていて、かつ表記を示す反射光学部品とを備え、 前記反射光学部品は、当該非バックライトキーの前記表記が低照明条件下でより視認可能であるように光を反射するように動作する ことを特徴とする非バックライトキー。 前記反射光学部品は、反射インクあるいは反射塗料のブレーズあるいは層を備える ことを特徴とする請求項23に記載の非バックライトキー。 前記反射光学部品は、ブレーズ構造を備える ことを特徴とする請求項23に記載の非バックライトキー。 前記反射光学部品は、ブレーズを備え、 前記電子デバイスは、基底部と上面部を有するポータブルコンピュータであり、 前記上面部はディスプレイを含み、 前記ディスプレイは、動作する際に、光を生成し、 生成された前記光の部分は、前記反射光学部品に突き当たり、該反射光学部品によって反射される ことを特徴とする請求項23に記載の非バックライトキー。 前記電子デバイスは、基底部と上面部を有するポータブルコンピュータであり、 前記上面部はディスプレイを含み、 前記ディスプレイは、動作する際に、光を生成し、 生成された前記光の部分は、前記反射光学部品に突き当たり、該反射光学部品によって反射される ことを特徴とする請求項23乃至26のいずれか1項に記載の非バックライトキー。 キー用のブレーズであって、 当該ブレーズは、当該キーの上面に関してx軸、y軸あるいはそれらの両軸で非ゼロの角度の反射面を有することで、ユーザ位置に渡って光を制御可能に分散し、ユーザがめったに位置していない方向の無駄な光を削減するように構成されている ことを特徴とするブレーズ。 当該ブレーズは、一方向あるいは両方向において、周期的あるいは非周期的な格子の繰り返し角度を有している ことを特徴とする請求項28に記載のブレーズ。 当該ブレーズは、同一のキーあるいは異なるキーに対する異なるブレーズに対して、x方向、y方向あるいはそれらの両方向に複数種類の角度を有している ことを特徴とする請求項29に記載のブレーズ。 当該ブレーズは、複数の切子面を備える切子形状を有し、 前記ブレーズに対する前記繰り返し角度は、複数の切子面それぞれに対して同一の角度あるいは異なる角度である ことを特徴とする請求項29に記載のブレーズ。 前記ブレーズに対する角度は、名目上のユーザの目の位置に向けてディスプレイからの光が向けられるように設計されていて、 前記ブレーズによって向けられる前記光は、キーボード上の関連するキーの位置に依存する ことを特徴とする請求項31に記載のブレーズ。 キーボードのキーであって、 ユーザ入力を受け付けるように構成されているキー本体と、 前記キー本体に配置されている表記とを備え、 前記表記は、前記キー本体の一部分のみを占有し、 前記表記は、反射材料によって形成され、 前記表記は、低照明条件下の視認性を高める1つ以上の光学部品を含んでいる ことを特徴とするキー。 |
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说明书全文 | 技術分野 本発明は、電子デバイスに対するキー群の照明に関するものであり、より詳しくは、反射光を使用する電子デバイスに対するキー群の照明に関するものである。 従来技術の説明 コンピュータデバイス、例えば、ノートブックコンピュータ、移動電話、ネットブックコンピュータ、電子リーダ及びその他の物は、一般的に、ユーザ選択用の1つ以上のキーを備える。 これらのキー群は、キーボードあるいはキーパッドで提供される。 ユーザに対して、キー同士を見て視覚的に区別させるために、キー群は、表記(legend)を含んでいる。 例えば、キーには、文字の「a」、数字の「1」、シンボルの「♯」が付されている。 キーの基調色よりも高いコントラストの色の表記を提供することは、視認性に役立たせることができる。 いくつかの場合、これらのコンピュータシステムは、キーにバックライト機能を提供することができる。 このバックライト機能は、キーを照明することで、ユーザはキー同士を視覚的に区別することができる。 このような照明は、コンピュータデバイスが低照明条件下で使用される場合に特に有用である。 しかしながら、残念なことに、バックライト機能を提供することは、追加の回路及び光学部品を必要とする。 バックライト機能の使用は電力も消費する。 つまり、コンピュータデバイスの電力効率を低下させる。 従って、低照明条件下で、キーの照明を提供する代替の方法を提供することが依然として必要とされている。 本発明は、例えば、キーのような、ユーザ入力デバイスに対する視認性を改善するための技術及び装置に関するものである。 低照明条件下では、キー同士を区別しにくい場合がある。 例えば、通常、キーは、その上に表記を有していて、他のキーと視覚的に区別しているが、低照明条件下では、ユーザにとっては、異なるキーを視覚的に区別しにくい場合がある。 これらの表記は、文字及び絵の少なくとも一方であり得る。 ここで、一実施形態に従えば、近くにある(例えば、付属の)ディスプレイデバイスからの光は、ユーザ入力デバイス(例えば、キー)に照明を与えるために使用することができる。 より詳しくは、一実施形態では、近くにあるディスプレイデバイスからのいくらかの光は、ユーザ入力デバイスに向かって直射され、そして反射されるので、キーそのものあるいはそのキー上の表記の視認性を高めることができる。 以下で説明するように、ユーザ入力デバイス(例えば、キー)は、光の反射を高めることによって、キーそのものあるいはそのキー上の表記の視認性を改善するように構成することができる。 ユーザ入力デバイスのいくつかあるいはすべては、光の反射を高めるための1つ以上の光学部品を含むように構成することによって、キーあるいはそのキー上の表記の視認性を高めることができる。 本発明は、方法、システム、デバイスあるいは装置を含む様々な方法で実現することができる。 本発明のいくつかの実施形態は以下で説明する。 コンピュータデバイスとして、一実施形態では、例えば、表示データを提示するディスプレイと、前記コンピュータデバイスへのユーザ入力を容易にするように構成されている少なくとも1つのキーを含むことができる。 前記少なくとも1つのキーは、キー構造と、前記キー構造に隣接して配置される傾斜反射面とを含んでいる。 前記傾斜反射層は光学構造であり、これは、ユーザに光を向けるための機能である。 ポータブルコンピュータデバイスに関連付けられているディスプレイからの光を使用して、前記ポータブルコンピュータデバイスのキーを照明する方法として、一実施形態は、例えば、少なくとも、傾斜反射面を有する1つ以上のキーを提供するステップと、前記少なくとも1つのキーにおいて、前記ディスプレイから放射され、かつ前記1つ以上のキーに向けられている光の少なくとも一部を受光するステップと、前記ディスプレイから放射され、かつ前記1つ以上のキーに向けられている光の少なくとも一部を、前記1つ以上のキーに対応する前記傾斜反射面を介して反射するステップと、前記反射された光をユーザ位置へ提供するステップとを含むことができる。 コンピュータデバイスとして、一実施形態は、例えば、少なくとも、表示されているデータを提示するためのディスプレイと、当該コンピュータデバイスへのユーザ入力を容易にするように構成されている少なくとも1つのキーとを含むことができる。 前記少なくとも1つのキーは、キー構造と、前記キー構造に隣接して配置されている反射ブレーズ構造を含んでいる。 電子デバイスの非バックライトキーとして、一実施形態は、例えば、少なくとも、上面と、前記上面に形成されていて、かつ表記を示す反射光学部品とを含むことができる。 前記反射光学部品は、当該非バックライトキーの前記表記が低照明条件下でより視認可能であるように光を反射するように動作する。 一実施形態に従うキー用のブレーズは、当該キーの上面に関してx軸、y軸あるいはそれらの両軸で非ゼロの角度の反射面を有することで、ユーザ位置に渡って光を制御可能に分散し、ユーザがめったに位置していない方向の無駄な光を削減するように構成されている。 一実施形態に従うキーボードのキーは、ユーザ入力を受け付けるように構成されているキー本体と、前記キー本体に配置されている表記とを含むことができる。 前記表記は、前記キー本体の一部分のみを占有し、また、前記表記は、反射材料によって形成される。 前記表記は、また、低照明条件下の視認性を高める1つ以上の光学部品を含んでいる。 本発明の他の態様及び利点は、本発明の原理を例示する添付の図面とともに取り上げられる以下の詳細説明から明らかとなろう。 本発明は、例えば、キーのような、ユーザ入力デバイスに対する視認性を改善するための技術及び装置に関するものである。 低照明条件下では、キー表記同士を区別しにくい場合がある。 例えば、通常、キーは、その上に表記を有していて、他のキーとを視覚的に区別しているが、低照明条件下では、ユーザにとっては、異なるキーを視覚的に区別しにくい場合がある。 これらの表記は、文字及び絵(図柄)の少なくとも一方であり得る。 ここで、一実施形態に従えば、近くにある(例えば、付属の)ディスプレイデバイスからの光は、ユーザ入力デバイス(例えば、キー)に照明を与えるために使用することができる。 より詳しくは、一実施形態では、近くにあるディスプレイデバイスからのいくらかの光は、ユーザ入力デバイスに向かって直射され、そして反射されるので、キーそのものあるいはそのキー上の表記の視認性を高めることができる。 以下で説明するように、ユーザ入力デバイス(例えば、キー)は、光の反射を高めることによって、キーそのものあるいはそのキー上の表記の視認性を改善するように構成することができる。 ユーザ入力デバイスのいくつかあるいはすべては、光の反射を高めるための1つ以上の光学部品を含むように構成することによって、キーあるいはそのキー上の表記の視認性を高めることができる。 本発明の実施形態を、図1A〜図9を参照して以下で説明する。 しかしながら、当業者は、これらの図とともに本明細書で与えられる詳細説明が説明目的のためであって、本発明がこれらの実施形態に制限されずに拡張されるものであることを理解するであろう。 これらの図で提供される図は、縮尺されたものである必要はなく、これらの図は、説明を容易にするために提示されるものである。 図1Aは、一実施形態に従う電子デバイス100の側面図である。 電子デバイス100は、例えば、移動コンピュータデバイス(例えば、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータあるいはネットブックコンピュータ)、移動通信デバイス(例えば、移動電話)、あるいはデジタルメディア再生デバイス(例えば、DVDプレーヤ)、健康/医療機器、あるいは車載デバイスである。 電子デバイス100は、ベース部分(本体部分)102とトップ部分(天板部)104を含んでいる。 ベース部分102は、様々な電子部品を備える少なくとも1つのプリント回路基板を収容し、これらの電子部品は、一般用途あるいは特定用途の電子デバイス(例えば、コンピュータデバイス)を提供するように相互に作用する。 ベース部分102は、また、ユーザ入力領域106を支持する。 ユーザ入力領域106は、電子デバイスのユーザからのユーザ入力を受け付けることができる。 例えば、ユーザ入力領域102は、複数のキーを有するキーボードあるいはキーパッドを含むことができる。 トップ部分104は、ディスプレイデバイス108を含むことができる。 動作する場合には、ディスプレイデバイス108は、そのディスプレイデバイス108上に提示されるテキストあるいは画像の照明のための光を生成する。 ディスプレイデバイス108からの光のほとんどは、典型的には、ディスプレイデバイス108の表面に対して垂直に放射されるが、入射光110と呼ぶ、その光の一部は、ベース部分102に向けて直射され得る。 ベース部分102に向けて直射される、ディスプレイデバイス108からの光の一部は、ユーザ入力領域106の1つ以上のキー(例えば、キートップあるいはキーキャップ)から反射され得る。 1つ以上のキーそれぞれは、反射光112の量を増やすための光学部品を含むことができる。 反射光112は、コンピュータデバイス100におけるユーザの目114に向かって直射され得る。 その結果、反射光112は、低照明条件下でユーザ入力領域106(例えば、キーボード)のキー群に与えられている表記を認識することをユーザに容易にする。 図1Bは、一実施形態に従うユーザ入力領域106'の平面図である。 ユーザ入力領域106'は、複数のキー116を含むことができる。 複数のキー116は、様々なサイズ、構成及び配置を有することができる。 複数のキー116は、相対的に平面とすることができる、あるいは、それらは、曲面を含むことができる。 複数のキー116のそれぞれは、それに関連付けられている表記(不図示)を有することができる。 典型的には、表記は、対応するキーの可視面(例えば、上面)に備えられることになる。 表記は、例えば、シンボルあるいは文字とすることができ、これには、例えば、アルファベット文字、あるいはグラフィックシンボル(例えば、ロゴ、アイコン等)がある。 図1Cは、一実施形態に従う、数字表記118(例えば、「5」)を有するキー116'を示している。 いくつかの場合、表記118は、キー116'の上面に配置されていても良い。 他の場合、表記118はユーザに視認可能であるが、表記118は、キー116'内に埋め込まれていても良い。 例えば、表記118は、キー116'の最外上面に配される半透明/透明層内あるいはその配下に配置されていても良い。 図1Dは、一実施形態に従う1つ以上の光学部品120を備える数字表記118'を有するキー116''を示している。 1つ以上の光学部品120は、ディスプレイデバイスのような、光源からの光の向きを変更する(リダイレクトする)ように設計されている。 例えば、表記118'は、光を反射して、表記118'をより視覚的に区別させるように設計することができる。 そうすることで、キー上の表記を照明することができる専用のバックライトを、最小化あるいは除去さえすることができる。 これは、電子デバイスのサイズの縮小の手助けになることがある。 即ち、積み重ねを減らして、デバイスをより薄くすることを可能にする。 図1Aで示される実施形態では、入射光110は、ディスプレイデバイス104から到来する。 ディスプレイデバイス104は、図1Aに示されるようにベース部分102に接続することができる。 選択的には、電子デバイス100は、電子デバイス100の外部にある、あるいは分離されている光源を含んでいても良い。 外部光源は、ディスプレイデバイス、照明設備(例えば、ランプ)、ポータブル光(携帯光)、太陽光、月光、あるいは周辺光とすることができる。 光源からの光は、その少なくとも一部が、ユーザ入力領域106で受光される。 図2は、一実施形態を示す光学的な配置200の概念図である。 光学的な配置200は、例えば、電子デバイスで使用することができる。 光学的な配置200は、光源202を含んでいる。 光源202は、光源202を含むディスプレイデバイスへ直接的に照明するだけでなく、キー領域204内のキーへ間接的に照明するために利用することができる光を生成する。 光源202は、例えば、内蔵ディスプレイスクリーンによって提供される。 例えば、光源202は、LCDディスプレイスクリーンのバックライト、OLED、あるいは他のディスプレイ技術を含むことができる。 キー領域204は、低照明条件下での照明を容易にするために、同様に構成することができる複数のキーを含んでいる。 特に、キー領域204内のキーは、キーキャップ206を含んでいる。 キーキャップは、キーの上方部分あるいは上部にあるものと見なされるものである。 キーキャップ206は、照明を容易にするように変更することができる。 特に、一実施形態に従えば、キーキャップ206のそれぞれの上部に、反射光学部品208と外層210が施されている。 反射光学部品208は、キー領域204上に入射される光源202からの少なくとも一部の光212を反射するように機能することができる。 入射光212は、キー領域204内のキーキャップ206上で突き当り、そして、外層210を介して通過し、そして、反射光学部品208によって部分的に反射され、ユーザ位置領域218におけるユーザの目216に向けられる反射光214を提供する。 ユーザ位置領域218は、ユーザの目に対するユーザの位置のターゲットゾーンを示すことができる。 ユーザ位置のターゲットゾーンは、ほぼ共通のユーザ位置を再現することができる。 ここで、光学的な配置200は、キーキャップ206の反射光学部品208を介して、ユーザ位置218に向けて、光源202からの光の反射を高めることができる。 有利なことは、キーキャップ206の上部、あるいはその上に提供される表記は、ユーザ位置領域218内において、低照明条件下でのユーザの可視性を高めるように照明することができることである。 外層210は、保護層(あるいは保護カバー)及び拡散層の少なくとも一方として機能することができる。 保護層と拡散層は、別層とすることもできるし、あるいは、1つの層として組み合わせることができる。 反射光学部品208を保護するために、保護層を提供することができる。 保護層は、キーキャップ206上に提供される反射光学部品208に渡って提供することができる。 典型的には、外層210は、入射光212と反射光214に対して実質的に光学的に透過である。 反射光学部品208は、ユーザ位置へ光を向ける。 いくつかの実施形態では、反射光学部品208は、入射光を多少散乱させることができ、そうすることで、拡散層によって引き起こされる拡散を必要としないようにすることができる。 拡散層は、提供される場合には、反射光214を拡散する(あるいは散乱させる)ように動作することができ、そうすることで、キーキャップ206上の照明は拡散され、そして、光源202によって描かれる任意の画像が拡散され、そして、キーキャップ206の照明は、光源202によって描かれる画像の直接反射とは対照的に通常の照明を提供する。 例えば、仮に、光源202がディスプレイデバイスの一部であり、かつディスプレイデバイスが光源202からの照明で、自身の表示で山の画像を提示しているものである場合、拡散層は、反射光214を拡散することになり、そうすることで、山は、ユーザの目に入る反射光214により認識可能でなくなるであろう。 図3は、一実施形態に従うキー照明プロセス300のフロー図である。 キー照明プロセス300は、例えば、光源と1つ以上のキーを備えるキー領域を有する電子デバイス(例えば、コンピュータデバイス)によって実行される。 例えば、キー照明プロセス300は、図2で示される光学的な配置200を提供する電子デバイスによって実行することができる。 キー照明プロセス300は、光学部品を備えるキー領域内で1つ以上のキーを提供する302。 この実施形態では、光学部品は、傾斜反射面として示される。 傾斜反射面を有する1つ以上のキーは、光源(例えば、電子デバイス用ディスプレイ)から放射される光を1つ以上のキーで受光する304。1つ以上のキーで受光される光の部分は、傾斜反射面を介して反射される306。 その後、反射光は、ユーザ位置に提供される308。 その結果、1つ以上のキーを、電子デバイスの光源から発生される光を使用して照明することができる。 光源は、例えば、ポータブルコンピュータのような電子デバイスのディスプレイ(スクリーン)とすることができる。 このように、キー照明プロセス300は、既存の光源(例えば、ディスプレイデバイス)を使用するので、専用の光源(例えば、キーボードバックライト)を必要としない。 1つ以上のキーからの光の反射は、1つ以上のキーに提供されている傾斜反射面によるものであり、これは、電子デバイスのユーザに向けて反射される光の拡散と方向を管理する。 一実装では、1つ以上のキーは、上述の図2で参照されるように、キーキャップを有することができる。 キーあるいはキーキャップに対する様々な適切な構造あるいは配置を以下で説明する。 以下で詳細に説明されるように、1つ以上のキーで提供される光学部品は、少なくとも1つの傾斜反射面を含むことができる302。 傾斜反射面は、対応するキーの上部に提供することができる。 所与のキーに提供される光学部品は、複数の傾斜反射面を含むことができる。 複数の傾斜反射面は、所定の配置の反射面(あるいは素子)で提供することができる。 所定の配置の反射面は、少なくとも1つの回折格子、複数の切子面、あるいは複数の独立面で実現することができる。 上述のように、電子デバイスのキー領域の1つ以上のキーは、ディスプレイからの反射光を使用して、そのキーの照明を高めるための傾斜反射面を備えるように提供することができる。 一実装では、傾斜反射面は、反射ブレーズ(blaze)構造と呼ぶことができる。 1つ以上のキーの一部のそれぞれは、傾斜反射面を有することができ、この傾斜反射面は、自身の対応する傾斜反射面に対して異なる角度にすることができる。 しかしながら、キー領域のキーの他方の部分は単に反射材料(即ち、そのような傾斜反射面のような光学部品を備えない)で提供することができることに注意すべきである。 反射材料が光を反射できるかあるいは角度を付けられるかどうかで、角度が付けられている反射面は、ユーザの目(例えば、ユーザ位置領域218で提供される)により多くの量の光を反射することができる利点を提供しながら、ユーザの方向以外に拡散する光の損失を削減することができる。 図4Aは、一実施形態に従う反射キー400の側面図である。 この実施形態では、反射キー400は、キー構造402、キー構造402の上面に配される反射層404、及び反射層404に渡って配される保護層406を含むことができる。 反射層404は、キー構造の最上面に、固定する、あるいは接着する(例えば、接着剤等で接着される)ことができ、あるいは、キー構造の最上面に統合することができる。 反射層404は、反射光学部品408を含むことができる。 図4Aに示されるように、反射光学部品408は、1つ以上の反射面を提供することができ、これは、反射ブレーズ構造あるいはブレーズ構造と呼ぶことができる。 この構造は、必要に応じて、x、y及びz軸の任意の1つ以上の軸に向けて置かれるあるいは構成設定することができる。 一実施形態では、反射光学部品408は、複数のこぎり歯形状の溝410を有する、のこぎり歯形状の溝外形のような反射回折格子を有することができる。 この反射回折格子は、それ自身で反射することができる、あるいは反射材料で被覆することができる。 回折格子という用語を使用しているが、反射回折格子は、周期的あるいは非周期的等を含む様々な形態をとることができることが理解されるべきである。 いくつかの場合、反射回折格子の反射面は、一部が周期的である一方で、他の一部が非周期であるようにすることができる。 反射層404の薄さは、実装に依存する。 但し、一例では、反射層404は、約1−15マイクロメートルの薄さを有することができる。 保護層406の薄さも、実装に依存する。 但し、一例では、保護層406は、約8−30マイクロメートルの薄さを有することができる。 図4で示される反射層404は直接的にあるいは間接的にパターンを施すことができ、そうすることで、適切な表記がキー構造402に配される。 反射層404と保護層406は、様々な異なる方法で提供することができる。 一実施形態では、反射層404と保護層406の少なくとも一方あるいは両方は、蒸着処理あるいは吹き付け(スプレー)処理によって施すことができる。 反射層404用の蒸着処理あるいは吹き付け処理では、インクあるいは塗料を基礎とすることができ、また、反射材料、例えば、小片のアルミニウム、銀あるいはそれらの合成物(あるいは合金)を含むことができる。 保護層406用の吹き付け処理では、UV硬化保護膜とすることができる。 別の実施形態では、反射層404は、シルクスクリーンプロセスによって施すことができる。 保護層406は、様々な材料で提供することができる。 保護層406の適切な材料の1つには、アクリル系の塗料がある。 反射光学部品408を形成するために、光学部品構造をキー構造402の上面に隣接して配置することができる。 光学部品構造は、ブレーズとして示すことができる、複数ののこぎり歯形状の溝410を含むことができる。 光学部品構造は、フィルムあるいは他の基材(例えば、エポキシ、硬化接着)によって提供することができ、これは、その内部に形成される複数ののこぎり歯形状の溝410を含んでいる。 また、図4Aに示される、のこぎり歯形状の溝410は、右向きの一次角度で形成されている。 ここで、反射光学部品408は、右から入射光412を受光するように方向付けられている。 右向きの一次角度は、ブレーズ角度と呼ぶことができる。 図4Aに示される反射光学部品408(例えば、のこぎり歯形状の溝410)は反射層404を使用して形成することができるが、これは、別の実施形態では、反射光学部品408を、選択的に、キー構造402の上面に統合するあるいは埋め込むことができることに注意すべきである。 但し、反射皮膜がその後、反射光学部品408に施されることになろう。 これは、キー構造402の上面が、それ自身で既に非反射なものとなっている場合であり、これは、典型的な場合である。 反射光学部品(例えば、反射ブレーズ)は、所定の角度(ブレーズ角度として知られる)で提供され、かつ反射する、平面あるいは切子面部分で構成されていても良い。 複数のキーを有するキーボードの場合、複数のキーのそれぞれに提供される反射光学部品に対する所定角度は変更することができる。 所定の角度は、キーボードの面に関するブレーズの角度として示すことができる。 所定の角度は、正(ディスプレイに向けて)あるいは負(ユーザに向けて)で表現することができる。 通常のラップトップコンピュータの構成では、一実施形態は、正の所定の角度(正のブレーズ角度)を有することができる。 これは、ユーザが、通常は、ディスプレイが存在する位置よりもテーブルから高い位置に存在するからである。 正の所定の角度は、ラップトップコンピュータに対して垂直な方向に反射光の方向を制御することができる。 選択的には、あるいは反射光の垂直方向の制御に加えて、所定の角度は、ラップトップコンピュータに対して水平な方向に反射光の方向を制御することができる。 ここで、所定の角度は、ユーザ方向のキーボード側面にキーを傾けることができる。 この所定の角度(ブレーズ角度)は、複合角度と呼ぶことができる。 例えば、キーボードの右手側面のキーを、左側に傾けて、ディスプレイの光線をユーザに向け直す、そうでなければ、逃がすことができる。 キーボードの左手側のキーを、右側に傾けて、ディスプレイの光線をユーザに向け直す、そうでなければ、逃がすことができる。 一実施形態では、複数のキーのそれぞれに提供される反射光学部品(例えば、反射ブレーズ)は、別々に決定することができる。 換言すれば、複数のキーのそれぞれについて使用される所定の角度を、キー表記からユーザの位置への光の反射を制御するために、キーボードに渡って変更することができる。 この反射ブレーズは、キー間の角度を調整することで、ユーザ位置領域からの目の位置(視点)で所望の均一性を作成することができる。 複数のキーに提供される所定の角度は、また、光を拡散する切子面部分を構成することができる。 切子面部分の使用は、光を拡散する働きをすることができ、そして、ユーザの位置の品質の範囲をより広くするために、キーボードを調光器にすることができる。 図4Bは、別の実施形態に従う反射キー400'の側面図である。 この実施形態では、図4Aのように、反射キー400'は、キー構造402、キー構造402の上面に配される反射層404、及び反射層404に渡って配される保護層406を含むことができる。 但し、反射キー400'は、光学部品に関してのみ、図4Aの反射キー400と異なる。 具体的には、反射層404は、反射光学部品408'を含むことができる。 図4Bに示されるように、反射光学部品408'は、1つ以上の反射面を提供することができ、この反射面は、反射ブレーズあるいはブレーズ構造と呼ぶことができる。 一実施形態では、反射光学部品408'は、反射回折格子を有することができ、これには、例えば、複数ののこぎり歯形状の溝410を有する、のこぎり歯形状の溝外形である。 反射回折格子は、それ自身で反射することができる、あるいは反射材料で被覆することができる。 この実施形態では、図4Aに示される、のこぎり歯形状の溝410'は、左向きの一次角度で形成される。 ここで、反射光学部品408'は、左から入射光412'を受光するように方向付けられている。 左向きの一次角度は、ブレーズ角度として呼ぶことができる。 図4Cは、一実施形態に従う反射光学部品450を示している。 反射光学部品450も、ブレーズ構造と呼ぶことができる。 反射光学部品450は、複数ののこぎり歯形状の溝452を含むことができる。 のこぎり歯形状の溝452のそれぞれの距離dは、格子定数と呼ぶことができる。 のこぎり歯形状の溝452の特定の寸法は用途で変化し、一実施形態では、ブレーズ角度と呼ぶことができる前角454は約5−30度とすることができ、後角456は約10−45度とすることができ、距離dは約0.1mmとすることができる。 例示の特定の実施形態では、前角(ブレーズ角)は約15度とすることができ、後角は約30度とすることができ、距離dは約0.1mmとすることができる。 反射光学部品450は基材(例えば、フィルム、エポキシ、接着剤等)で形成することができ、そして、反射コーティング(被覆)が施される。 反射コーティングは、反射材料の薄層によって基材上に提供することができる。 反射材料は、反射インク、反射塗料、あるいは金属(例えば、アルミニウム、銀等)とすることができ、これらは、基材上に吹き付け処理あるいは蒸着処理される。 どのような場合でも、のこぎり歯形状の溝452の反射面は、入射光458からの光458の少なくとも一部を反射するように動作することができる。 入射光458は、のこぎり歯形状の溝452を有するキー上に突き当り、そして、ユーザ位置に向けられる反射光460として反射され、そうすることで、キー上に提供される表記は、低照明条件下でユーザにとってより明るくなる。 図5Aは、一実施形態に従う反射キー500の断面図である。 この実施形態では、反射キー500は、キー構造502、キー構造502の上面に配される反射層504、及び反射層504に渡って配される保護層506を含むことができる。 反射層504は、反射光学部品508を含むことができる。 反射キー500は、反射光学部品508が反射光学部品408と異なる以外は、図4Aに示される反射キー400と類似している。 図5Aに示されるように、反射光学部品508は、反射ブレーズあるいはブレーズ構造と呼ぶことができる、1つ以上の反射面を提供する。 一実施形態では、反射光学部品408は、複数の傾斜反射面510を有することができ、この傾斜反射面510に対する角度のいくつかあるいはすべては互いに異なっている、あるいは異なっていない。 また、図5Aで示されるように、傾斜反射面510は、均一な配置(例えば、共通のブレーズ角度で、かつ共通の離間距離(d))で配置することができるし、あるいは不均一な配置(例えば、異なるブレーズ角度及び/あるいは異なる離間距離(d))で配置することができる。 この離間距離(d)は、キーボードの表面に渡って異なる方向に、同一あるいは異ならせることができる。 反射光学部品508は、それ自身で反射することができる、あるいは反射材料で被覆することができる。 反射層504と保護層506は、様々な異なる方法で提供することができる。 一実施形態では、反射層504の一方あるいは両方は、蒸着処理あるいは吹き付け(スプレー)処理によって施すことができる。 反射層504用の蒸着処理あるいは吹き付け処理では、インクあるいは塗料を基礎とすることができ、また、反射材料、例えば、小片のアルミニウム、銀あるいはそれらの合成物(あるいは合金)を含むことができる。 保護層506用の吹き付け処理では、UV硬化保護膜とすることができる。 別の実施形態では、反射層504は、シルクスクリーンプロセスによって施すことができる。 保護層506は、様々な材料で提供することができる。 保護層506の適切な材料の1つには、アクリル系の塗料がある。 反射光学部品508を形成するために、光学部品構造をキー構造502の上面に隣接して配置することができる。 光学部品構造は、ブレーズとして示すことができる、複数の傾斜反射面510を含むことができる。 この実施形態では、反射光学部品508は、複数ののこぎり歯形状の溝を有し、これは、均一に間隔が空けられておらず、また、傾斜反射面の少なくともいくつかに対して異なる角度を有している。 図5Aで示されるこの例では、2つののこぎり歯形状の溝は、同一の傾斜反射面を有し、のこぎり歯形状の溝は、異なる傾斜反射面(より小さい角度)を有している。 各歯との間の離間距離も、この例では、より小さい角度の歯に対してより大きくなるような離間距離で変化している。 光学部品構造は、フィルムあるいは他の基材(例えば、エポキシ、硬化接着)によって提供することができ、これは、その内部に形成される複数の傾斜反射面510を含んでいる。 このようにして得られる反射光学部品508は、所望の光学特性を生み出すために、適切に位置決めされた傾斜反射面510を備えるように設計されている。 図5Bは、別の実施形態に従う反射キー500'の断面図である。 この実施形態では、反射キー500'が、異なる傾斜反射面を提供する、平面部分510'を区分するように切子面となっている反射光学部品508'を含んでいること以外は、図5Aに示される反射キー500と類似している。 図5Cは、別の実施形態に従う反射キー500''の断面図である。 この実施形態では、反射キー500''は、反射キー500''が、のこぎり歯形状の溝として形成される複数の異なる傾斜反射面を含む反射光学部品508''を含んでいること以外は、図5Aに示される反射キー500に類似している。 図5Cに示されるように、反射光学部品508''の方向は、反射キー500''の方向に関して自身が角度付けられている。 図示のように、反射光学部品508''は、右側よりも左側がより高くなっている。 また、のこぎり歯形状の溝のそれぞれの高さは、同一の高さである必要はなく、また、のこぎり歯形状の溝の角度も同一の角度である必要はない。 一般的には、ユーザに対して見えるように表記に提供される1つ以上の反射面は、互いに関連する異なる高さ(z高)で提供することができ、及び/あるいはx軸あるいはy軸に関して角度を付けることができる。 ここで、各反射面は、定義されたx、y及びz位置に配置することができる。 図5Dは、別の実施形態に従う反射キー500'''の透視図である。 この実施形態では、反射キー500'''は、反射キー500'''が、図4Aに示されるものと類似する、のこぎり歯形状の溝として形成される、複数の均一な傾斜反射面を含むことができる反射光学部品508'''を含んでいること以外は、図5Aに示される反射キー500に類似している。 図5Dに示されるように、反射光学部品508'''の方向は、保護層506の面あるいはキー構造の上面に関して2次元に自身が角度付けられている。 ここで、一般的には、反射光学部品508'''は、提供されている1つ以上の傾斜反射面の構成に関わらず、保護層506によって形成される面あるいはキー構造の上面の1軸あるいは2軸に関する方向に曲げることができる。 図5Dに示される溝の実装に加えて、のこぎり歯形状は、対角線の交差部分で明確であり、別の実施形態では、追加ののこぎり歯形状を、例えば、垂直線の交差部分にすることを許容する。 この場合、各ブレーズ構造は、ユーザに対する反射光を高める(あるいは最適化する)ように設計されている角度を有する、ほぼ正方形となる。 反復(繰り返し)ピッチの方向は、図5Dにおける溝に沿っていても良いし、垂直であっても良い。 あるいは、その反復(繰り返し)ピッチは、例えば、キーの側面に沿っていても良いし、垂直であっても良い。 図5Eは、一実施形態に従う反射光学部品550の透視図である。 反射光学部品550は、ファセット(小平面(切子面))と呼ぶことができる複数の傾斜反射面552を有する3次元構造である。 傾斜反射面552は、平面反射面(あるいは平面反射部分)とすることができる。 ファセット552のそれぞれは、特定の方向に光を向けるために使用することができる。 これらのファセット552(ファセット(切子)ブレーズと呼ぶことができる)は、のこぎり歯形状で反復され、任意の2つの方向に沿っているが、互いに法線である必要はない、それぞれ複数の反射面を有することができる。 一実施形態に従えば、反射光学部品550のファセットは、より一般的にはノード(節点)と呼ぶことができる。 ファセットのような、これらのノードは、キー(あるいは他のユーザ入力機構)に提供される反射面である。 ノード群は、図5Eに示されるように近接して形成されるあるいは配置される。 しかしながら、別の実施形態では、ノード群は、それらのノードが近接して形成されないあるいは配置されないように、形成するあるいは配置することができる。 例えば、個別のノードを形成して、あるいはキーに提供して、所望の反射性を提供するようにすることができる。 これらのノードは、対象とするユーザの観察位置に光を反射するために、特定のx、y及びz座標に配置し、大きさにして、そして、角度を付けることができる。 所望の光学属性、例えば、反射性のノード群を設計することによって、対応するキーに提供される表記は、ユーザに光を向けるように構成設定することができ、そうすることで、表記は、低照明条件下でより見やすくなる。 この構成設定は、例えば、曲線を成すこと、直線を成すこと、段差をつけること、あるいはそれらの組み合わせがある。 各ノードは、所定の選択方法で光を反射するために設計することができる。 図6は、一実施形態に従うキーキャップ形成プロセス600のフロー図である。 キーキャップ形成プロセス600は、例えば、電子デバイス(例えば、コンピュータデバイス)用のキーとして使用されるキーキャップを形成することである。 電子デバイスは、1つ以上のキーを有するキー領域だけでなく、1つ以上のキーを照明するための光源として機能することができるディスプレイを含むことができる。 キーキャップ形成プロセス600は、まず、キーキャップに提供されるべき表記を決定する602。 例えば、この表記は、アルファベット文字、あるいはグラフィックシンボル(例えば、ロゴ、アイコン等)に関連付けることができる。 提供すべき表記を決定した後602、傾斜反射効果(例えば、ブレーズ効果)が表記に提供されるべきかどうかを判定する決定を行うことができる604。 この決定602が傾斜反射効果が提供されるべきであると判定する場合、傾斜反射構造(例えば、ブレーズ構造)を伴う表記がキーキャップ上に形成される606。 その後、保護カバーが、表記に渡ってキーキャップ上に配置される608。 選択的には、決定604が傾斜反射効果が表記に提供されるべきでないと判定する場合、任意の傾斜反射構造を提供することなく、表記をキーキャップ上に形成することができる610。 例として、形成される表記は、ブレーズ構造のような、傾斜反射構造を含まない反射層を使用して形成されることになる610。 ブロック610に続いて、キーキャップ形成プロセス600は、ブロック608に進み、そこで、保護カバーを、表記に渡ってキーキャップを配置することができる。 ブロック608に続いて、キーキャップ形成プロセス600を終了することができる。 図7Aは、一実施形態に従うキーキャップ700の例示の上面を示している。 キーキャップ700は、上面702を含んでいる。 キーキャップ700の上面702は、反射表記704を示している。 反射表記704は、傾斜光学部品を含む反射材料で形成されている。 図7Aに示される例では、図示の反射表記704は、「O」形状を有している。 保護層706を、反射表記704に渡る上面702に提供することができる。 保護層706は、典型的には、少なくとも反射表記704を覆うが、キーキャップ700の上面702全体を覆うこともできる。 保護層706は、反射表記704を保護する働きがある。 保護層706は、実質的に透明層あるいはコーティングとすることができる。 一実施形態では、保護層706も、光源として動作するディスプレイデバイスからのスクリーン画像の反射をマスクするための拡散を提供する。 図7Bは、一実施形態に従う反射キー700'の断面図である。 一実施形態では、反射キー700'は、特定の色(例えば、黒)のような不透明にすることができる。 反射キー700'は、また、内部開口部(あるいは中空部)701を含むことができる。 反射キー700'は、上面702に提供される傾斜反射部品704を含むことができる。 傾斜反射部品704は、ブレーズ構造708を含むことができる。 図7Bに示される実施形態では、ブレーズ構造708は、複数ののこぎり歯形状の溝を含むことができる。 傾斜反射部品704は、反射材料から形成することができる、あるいは反射材料を含むことができる。 反射材料は、広域スペクトル反射材料によって提供することができる。 例えば、反射材料は、アルミニウム、銀あるいはそれらの合成物(あるいは合金)で形成することができる。 特に、反射材料は、小片のアルミニウムあるいは銀を含有するインクあるいは塗料とすることができる。 適切なインクの1つには、日本の東京にあるセイコーアドバンス社のミラー効果インクがある。 適切な塗料の1つには、ペンシルバニア州、ピッツバーグにあるPPG工業社のミラー効果がある。 加えて、保護層706は、傾斜反射部品704(ブレーズ構造708を含む)に渡って提供することができる。 保護層706は、薄膜保護コーティングである。 保護層706は、完全に半透明でない場合には、少なくとも部分的なものである。 保護層706は、色を透明(クリア)にすることができ、そして、拡散を提供するために、ガラス粒子、他のクリア材料(例えば、アクリル粒子)を含むことができる。 ガラス粒子は、例えば、ファイバー状あるいは球状にすることができる。 ブレーズ構造708と保護層706の薄さは、実装に依存する。 但し、一例では、ブレーズ構造708は、約1−15マイクロメートルの薄さを有することができる。 保護層706の薄さも、実装に依存する。 但し、一例では、保護層706は、約15−30マイクロメートルの薄さを有することができ、あるいはより具体的には、約20−22マイクロメートルの薄さを有することができる。 図7Cは、別の実施形態に従う反射キー700''の断面図である。 反射キー700''は、特定の色(例えば、黒)のような不透明にすることができる。 反射キー700''は、また、内部開口部(あるいは中空部)701を含むことができる。 反射キー700''は、上面702に提供される反射光学層710を含むことができる。 反射光学層710は、ブレーズ構造712を含むことができ、これは、複数の反射面(例えば、複数ののこぎり歯形状の溝)を含むことができる。 反射光学層710は、反射材料で提供される、あるいは反射材料を含むことができる。 反射材料は、広域スペクトル反射材料によって提供することができる。 例えば、反射材料は、アルミニウム、銀あるいはそれらの合成物(あるいは合金)で形成することができる。 特に、反射材料は、小片のアルミニウムあるいは銀を含有するインクあるいは塗料とすることができる。 適切なインクの1つには、日本の東京にあるセイコーアドバンス社のミラー効果インクがある。 適切な塗料の1つには、ペンシルバニア州、ピッツバーグにあるPPG工業社のミラー効果がある。 加えて、パターン化層714は、反射光学層710の一部分に渡って提供することができる。 パターン化層714は、典型的には、不透明層、例えば、黒である。 パターン化層714は、反射キー700''の上面の少なくとも一部を覆うために提供することができ、そうすることで、反射光学層710の選択された部分だけを可視状態にすることができる。 パターン化層714に覆われていない反射光学層710のこれらの部分は、即ち、ブレーズ構造712は、反射キー700''用の所望の表記を生み出す。 パターン化層714の薄さも、実装に依存する。 但し、一例では、パターン化層714は、約8−15マイクロメートルの薄さを有することができ、あるいはより具体的には、約9−11マイクロメートルの薄さを有することができる。 一実施形態では、パターン化層714は、反射光学層710(傾斜反射面を提供する)に渡って配置することができるマスク層を提供する。 マスク層は、傾斜反射面の少なくとも一部分を覆うマスクを提供する。 このマスクによって覆われない傾斜反射面のこれらの部分は、少なくとも1つのキー上に反射表記を形成する。 パターン化層714は、パターン化層714が、最初に適用される層にまず適用されるあるいは形成される場合に、形成されるパターンを有している。 一実装では、層は、それが形成される際にパターンが施される。 例えば、この層は、所望のパターン上で、吹き付け処理、シルクスクリーン処理あるいは蒸着処理(例えば、PVD)することができる。 別の実装では、この層は、形成してから、パターンを施すことができる。 例えば、ケミカルエッチングあるいはレーザ切断を、層にパターンを施すために使用することができる。 パターン化層714が適用された後、保護層716を、パターン化層714に渡って提供することができる。 保護層716は、反射層710とパターン化層510から得られる反射表記を保護することができる。 保護層716は、薄膜保護コーティングである。 保護層716の薄さは、実装に依存する。 但し、一例では、保護層716は、約15−30マイクロメートルの薄さを有することができ、あるいはより具体的な例には、約20−22マイクロメートルの薄さを有することができる。 保護層716も拡散を提供することができ、この場合には、拡散材料を含むことができる。 保護層726は、吹き付け処理によって施すことができる。 保護層716に対する吹き付け処理では、インクあるいは塗料を基礎とすることができ、また、典型的には、クリア(例えば、クリアアルカリ性塗料、クリア樹脂)であり、そして、拡散材料を含むことができる。 保護層716の光沢レベル(あるいは拡散効果)は、拡散が提供される場合には、光沢レベル(例えば、約5光沢(グロス)ユニット)を制限するように制御することができる。 保護層716は、最初に適用される層にまず適用されるあるいは形成される場合に、形成されるパターンを有している。 一実装では、層は、それが形成される際にパターンが施される。 例えば、この層は、所望のパターン上で、吹き付け処理、シルクスクリーン処理あるいは蒸着処理(例えば、PVD)することができる。 別の実装では、この層は、形成してから、パターンを施すことができる。 例えば、ケミカルエッチングあるいはレーザ切断を、層にパターンを施すために使用することができる。 本明細書で議論される反射光学部品704あるいは反射光学部品710は、上述のように、インクあるいは塗料として適用することができる。 選択的には、反射層あるいはミラー素子は、銀あるいはアルミニウムのような金属で形成される場合には、物理的気相成長法(PVD)によって適用することができる。 このような場合、反射層あるいはミラー素子は、(1)マイクロメートルあるいはそれ未満の薄さにすることができる。 オプションとしては、上述のように、1つ以上のキーで受光される光の反射部分も、拡散させることができる。 この拡散は反射光学部品に渡って提供される拡散材料の層によって提供することができる。 保護層も、拡散を提供するために拡散材料を含むことができる。 図8は、別の実施形態を示す光学配置800の概念図である。 光学配置800は、例えば、電子デバイスで使用することができる。 光学配置800は、光源802を含んでいる。 光源802は、ディスプレイデバイスだけでなく、キー領域804内のキーを照明するために利用することができる光を生成する。 光源802は、例えば、LCDディスプレイスクリーンのバックライトによって提供される。 キー領域804は、低照明条件下で照明を容易にするように、同様に構成することができる複数のキーを含んでいる。 特に、キー領域804内のキーは、キーキャップ806を含んでいる。 キーキャップは、キーの上方部分あるいは上部にあるものと見なされる。 光学配置800は、図2に示される光学配置200に類似している。 しかしながら、光学配置200と異なり、光学配置800は、1つ以上のキー、あるいは、それらのブレーズ角度の設計目標を決定された方向で提供することで、光源802からユーザ位置へ光を向けることに貢献する。 図8に示されるように、キー領域804内の少なくとも外側のキーは、内側に向けられているあるいは角度がつけられていて、キー領域804に対してより高いユーザ位置に向けてより多くの反射光が向かうようにしている。 選択的には、別の実施形態では、キー領域804内の少なくとも外側のキーは、外側に向けられているあるいは角度がつけられていて、キー領域804に対してより低いユーザ位置に向けてより多くの反射光が向かうようにしている。 図8は、角度が付けられているキー(あるいはそのキーの少なくともキーキャップ)を示しているが、別の実施形態では、このキーキャップは、一般的なキーボード(即ち、非傾斜)から変更されていないが、ブレーズ角度は意図的に変更されていて、そうすることで、光は、ユーザ位置のより広い範囲に向けることができる。 図8の左側のキーは、名目上のユーザ位置より上に光を向けるように設計されているブレーズ構造を有することができ、また、図8の右側のキーは、名目上のユーザ位置より下に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができる。 同様に、図8の左側のキーは、名目上のユーザ位置より下に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができ、図8の右側のキーは、名目上のユーザ位置より上に光を向けるように設計されているブレーズ構造を有することがでる。 同様に、他の角度方向では、キーボードのユーザの左側のキー(例えば、「A」キー)は、左目(あるいは更には、名目上のユーザの左)に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができ、また、キーボードの右側のキーは、右目(あるいは更には、名目上のユーザの右)に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができる。 同様に、キーボードのユーザの左側のキー(例えば、「A」キー)は、右目(あるいは更には、名目上のユーザの右)に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができ、また、キーボードの右側のキーは、左目(あるいは更には、名目上のユーザの左)に光が向けられるように設計されているブレーズ構造を有することができる。 このようにして、ディスプレイからの光を、より多くの種類のユーザ位置へ反射することができ、これは、キーボードの反射輝度の均一性を設計するために利用することが可能である。 この設計の手法は、切子面ブレーズに代えて、あるいは切子面ブレーズに加えて、使用することができる。 この設計の手法は、キーに渡るキーのブレーズ角度を変更することに代えて、あるいはキーに渡るキーのブレーズ角度を変更することに加えて、使用することができる。 上述のように、キーを方向付けることに加えて、キーキャップ806を、照明を容易にするために変更することができる。 特に、一実施形態に従えば、キーキャップ806のそれぞれの上部に、反射光学部品808と外層810とが適用される。 反射光学部品808は、キー領域804に入射される光源802からの光812の少なくとも一部を反射するように機能することができる。 入射光812は、キー領域804内のキーキャップ806に突き当たり、外層810を通過して、そして、反射光学部品808によって部分的に反射されることで、ユーザの目816に向けて反射光814が提供される。 外層810は、保護層(あるいは保護カバー)及び拡散層の少なくとも一方として機能することができる。 保護層及び拡散層は、別層とすることもできるし、あるいは、1つの層として組み合わせることができる。 反射光学部品880を保護するために、保護層を提供することができる。 保護層は、キーキャップ806に提供される反射光学部品808に渡って提供することができる。 典型的には、外層810は、入射光812と反射光814に対して実質的に光学的に透過である。 反射光学部品808は、ユーザ位置へ光を向ける。 いくつかの実施形態では、反射光学部品808は、入射光を多少散乱させることができ、そうすることで、拡散層によって引き起こされる拡散を必要としないようにすることができる。 拡散層は、提供される場合には、反射光814を拡散する(あるいは散乱させる)ように動作することができ、そうすることで、キーキャップ806上の照明は拡散され、そして、光源802によって描かれる任意の画像が拡散され、そして、キーキャップ806の照明は、光源802によって描かれる画像の直接反射とは対照的に通常の照明を提供する。 一般的に、キーのそれぞれは、光源802からの入射光812を、対応するキー上の1つ以上の反射面を使用して、ユーザ位置へ反射光を向けることができるように形成することができる。 1つ以上の反射面は、低照明条件下でキー表記の照明を高めるように角度付けることができる。 1つ以上の反射面の角度は、所与のキーに提供される反射光学部品808に依存し、これは、所与のキーの方向による任意の方向角度によるものである。 所与のキーは、また、自身の複数の反射面に対して複数の異なる角度を有することができる。 従って、ユーザ入力部分は、複数のキー(あるいはキーキャップ)を有するキー領域に関係する。 キー及びその上の表記の少なくとも一方は、ユーザ視界エリア818(例えば、光学配置800を有する電子デバイスを使用する場合に、通常、ユーザが位置しているエリア)に光を向けるように設計することができる。 一実施形態では、ユーザ入力部分は、対象のユーザ視界エリア818に光を向けるための基底部(ベース)あるいはハウジングに関して傾けられていても良い、あるいは角度が付けられていても良い。 選択的にあるいは追加的に、ユーザ入力領域の様々な部分が、対象のユーザ視界エリア818に光を向けるように、互いに関して、及び/あるいは基底部あるいはハウジングに関して、傾けられていても良い、あるいは角度が付けられていても良い。 例としては、キー領域内のキーは、様々な部分にグループ分けすることができ、これらの部分のそれぞれを、他のグループとは異なるように傾けられていても良い、あるいは角度が付けられていても良い。 一例では、キーは、左と右にグループ分けすることができ、それぞれが一方に対して反対の角度が付けられているが、両方とも角度が付けられていて、そうすることで、対象のユーザ視界エリア818に光を向ける。 別の例では、キーを上部と下部とでグループ分けして、これらのグループそれぞれに異なる角度を持たせることで、対象のユーザ視界エリア818に光を向ける。 更に別の例では、キーを、4分割にするあるいは任意のタイプの構成に分割することで、対象のユーザ視界エリア818に光を向けることに役立てることができる。 例えば、4分割、上/左、上/右、下/左、及び下/右を異なせて角度を付けることができる。 選択的にはあるいは追加的には、キーを、対象のユーザ視界エリア818にそれぞれが光を向けるために、互いに関して、及びあるいは基底部あるいはハウジングに関して、傾けられていても良い、あるいは角度が付けられていても良い。 例えば、各キーは、自身の固有の角度あるいは複数の角度を有していても良い。 選択的にはあるいは追加的には、表記自身を、対象のユーザ視界エリア818に光を向けるために、キーに関して傾けられていても良い、あるいは角度が付けられていても良い。 例えば、表記は、キーの角度とは異なる角度の反射面を有していても良い。 追加的にはあるいは選択的には、表記は、光を向けるための、様々な形状あるいは外形を備えるように設計されていても良い。 例えば、表記は、直線的及び曲線的の少なくとも一方とすることができる。 例には、凸面、凹面、波状、及びその類がある。 表記の光学的な挙動は、それに対応するキーに付随する自身の配置によって影響を受ける場合がある。 例えば、表記が半透明層/透明層に埋め込まれている場合、光学属性は、この層を通じて発生し得る光線の曲りを補正するために変更することができる。 図9は、別の実施形態に従うキー照明プロセス900のフロー図である。 キー照明プロセス900は、例えば、光源と1つ以上のキーを備えるキー領域を有する電子デバイス(例えば、コンピュータデバイス)によって実行される。 例えば、キー照明プロセス900は、図2で示される光学的な配置200、あるいは図8で示される光学配置800を提供する電子デバイスによって実行することができる。 キー照明プロセス900は、反射ブレーズ構造がブレーズ構造であり、かつ反射光も拡散されること以外は、キー照明プロセス300と類似している。 キー照明プロセス900は、自身の光学部品として、ブレーズ構造を備えるキー領域内で1つ以上のキーを提供する902。 ブレーズ構造を有する1つ以上のキーは、1つ以上のキーにおいて、光源(例えば、電子デバイス用ディスプレイ)から放射される光を受光する904。1つ以上のキーで受光される光の部分は、ブレーズ構造を介して反射される906。 その後、反射光は、拡散され908、そして、ユーザ位置に提供される910。 その結果、1つ以上のキーを、電子デバイスの光源から発生される光を使用して照明することができる。 光源は、例えば、ポータブルコンピュータのような電子デバイスのディスプレイ(スクリーン)とすることができる。 このように、キー照明プロセス900は、既存の光源(例えば、ディスプレイデバイス)を使用するので、専用の光源を必要としない。 1つ以上のキーからの光の反射は、1つ以上のキーに提供されているブレーズ構造によるものである。 拡散908は光学的なものであり、また、ブレーズ構造に提供される拡散層によって提供することができる。 上述のように、電子デバイスのキー領域の1つ以上のキーは、反射光学部品(例えば、ブレーズ構造)を提供することで、ディスプレイからの反射光を使用して、そのようなキーの照明を高めることができる。 しかしながら、キー領域のキーのいくつかの一方に単に反射材料を備える(即ち、光学部品なし)ように提供することができることに注意すべきである。 反射材料と反射ブレーズ構造の両方は光を反射することができる一方で、反射光学部品は、より大きな量の光を反射することができる利点を提供することができる。 ここで、ポータブルコンピュータのキーパッドの場合、反射光学部品はそれらのキーキャップ上で使用することができ、そうでなければ、入射光をあまり反射しないことになるであろうし、側面及び背面にあるそのようなキーは、入射光をあまり受光せず、そして反射しない傾向になる。 上述の技術は、主に、キーのようなユーザ入力デバイスに対する反射表記に関係するものであるが、他の実施形態では、本明細書で説明される技術を、低照明条件下でより効果的に視認されるような他の反射マーキング処理を提供するために使用することができる。 一般的には、製品上に提供される反射マーキング、あるいはアノテーションは、テキスト及び絵の少なくとも一方とすることができる。 このマーキングは、情報的な、修飾的な、及び機能的な理由の少なくとも1つの理由に対して提供され得る。 例えば、マーキングは、製品(例えば、製品の筐体)に一定の情報を施すために使用することができる。 マーキングは、例えば、様々な情報を製品にラベルとして付けるために使用することができる。 マーキングがテキストを含む場合、そのテキストは、製品(例えば、電子デバイス)に関する情報を提供できる。 例えば、このテキストは、製品の名前、商標あるいは著作権情報、設計場所、組立場所、モデル番号、シリアル番号、ライセンス番号、代理店承認、規格準拠、電子コード、デバイスのメモリ及びその類の1つ以上を含むことができる。 マーキングが絵である場合、その絵は、通常は、製品に関連付けられている、ロゴ、一定のマーク、規格マーク、あるいは承認マークに関係する。 マーキングは、製品上に提供すべき広告のために使用することができる。 このマーキングは、また、製品の筐体のカスタマイズ(例えば、ユーザカスタマイズ)のために使用することができる。 本明細書で説明される実施形態は、ディスプレイデバイスあるいはキーに対する変更を必要としないが、いくつかの実施形態では、そのディスプレイデバイスあるいはキーの物理的な構成を変更することが有用な場合がある。 例えば、ディスプレイデバイスは、自身の放射光の一部を、照明対象のキーに入射するように変更されても良い。 また、例えば、キーは、ディスプレイデバイスから放射される光をより効果的に受光することをキーに可能にするように変更されても良い。 例えば、キーに対する構造は、ディスプレイデバイスに向く角度に曲げられていても良い。 加えて、本明細書で説明される実施形態は、キーあるいはキーボードのバックライトのような、キーボードのキーをライティングするための要件を取り除くために使用することができる。 しかしながら、いくつかの実施形態では、上述の反射光を高めることの使用を通じて、低照明条件下でキーの照明を高めることだけでなく、バックライトのようなキーへの更なるライティングを提供することが要望される場合がある。 一実装では、キー本体は、少なくとも部分的に透明あるいはクリアとすることができ、ここで、たいていの反射インクは透過光を許容するので、キーあるいはキーボードをバックライト付きにする場合がある。 低照明条件下でキーキャップの視認性を高めることの更なる詳細は、参照することで、本明細書に組み込まれる、「低照明条件下でのキーキャップの表記の視認性を向上させるための方法及び装置」という名称の、2011年2月8日に出願されている国際出願PCT/US2011/046332号で確認することができる。 上述の本発明の様々な態様、特徴、実施形態あるいは実装は、単独で、あるいは様々な組み合わせで使用することができる。 異なる態様、実施形態あるいは実装は、必ずしも必要ではないが、以下の利点の1つ以上をもたらすことができる。 1つの利点は、表記あるいはマーキングは、適切な拡散を伴って反射することができるので、表記あるいはマーキングは、低照明条件下で可視状態にすることができることである。 光学部品は、反射性を高めるために使用することもできる。 別の利点は、キー上の表記が適切に反射する場合、キー群(例えば、キーボードあるいはキーパッド)に対して必要とされるバックライトが必要となされないことである。 ここで、バックライトを支持する追加の部品は必要とされないので、電子デバイスは、潜在的により薄くすることができる。 更なる利点は、反射表記に、耐久性をもたせ、確実な接着で保護される方法で、反射表記をキーに提供することができることである。 本発明の多くの特徴及び利点は、記載される説明から明らかである。 また、当業者にとって、いくつかの変形及び変更は容易に生じるであろうから、本発明が、図示されかつ記載される実際の構成及び動作に制限されるべきでない。 ここで、あらゆる適切な変更及び等価構成は、本発明の範囲内に収まるように依拠されるものである。 |