Keyboard device, and a personal computer by using the keyboard device

申请号 JP17363997 申请日 1997-06-30 公开(公告)号 JP3489651B2 公开(公告)日 2004-01-26
申请人 アルプス電気株式会社; 发明人 信洋 大浦;
摘要
权利要求
  • (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記支持部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記ハウジング部材はスライド可能に保持され、前記ハウジング部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部を起こしたり沈み込ませたりする動作を可能にしたことを特徴とするキーボード装置。 【請求項2】 前記キートップの裏面にメンブレンスイッチ操作用弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のキーボード装置。 【請求項3】 前記第1のレバー部の前記一端を内側方向にバネ部材で押圧したことを特徴とする請求項1、又は2記載のキーボード装置。 【請求項4】 キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記ハウジング部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記支持部材はスライド可能に保持され、前記支持部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部を起こしたり沈み込ませたりする動作を可能にしたことを特徴とするキーボード装置。 【請求項5】 請求項1、又は2、又は3記載のキーボード装置を備えたことを特徴とするパーソナルコンピュータ。 【請求項6】 キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを有し、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記支持部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記ハウジング部材はスライド可能に保持され、前記ハウジング部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部が起きたり沈み込み込む動作を行う複数のキースイッチが配列されたキーボード装置と、ディスプレイ装置が組み込まれた回動可能な蓋とを備え、前記蓋の開閉動作に連動して、前記ハウジング部材がスライドすることを特徴とするパーソナルコンピュータ。 【請求項7】 キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記ハウジング部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記支持部材はスライド可能に保持され、前記支持部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた第1と第2のレバー部が起きたり沈み込み込む動作を行う複数のキースイッチが配列されたキーボード装置と、ディスプレイ装置が組み込まれた回動可能な蓋とを備え、前記蓋の開閉動作に連動して、
    前記支持部材がスライドすることを特徴とするパーソナルコンピュータ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、薄型が要求されるノート型等のパーソナルコンピュータに使用して好適なキーボード装置、並びにこのキーボード装置を使用したパーソナルコンピュータに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、キーボード装置を組み込んだ本体の上方にディスプレイ装置を組み込んだ蓋を回動可能に設け、ディスプレイ装置を組み込んだ蓋は使用時に開かれ、非使用時には蓋が回動してキーボード装置上に被さる構成のパーソナルコンピュータにおいて、そのキーボード装置を薄型にするために、キーボード装置の各キースイッチは図10、図11に示すように形成されている。 各キースイッチは、舟形をなしたキートップ58を持ち、その裏側に2個の保持部58aと、スライド溝5
    8bを有する2個の保持部58cを有し、キートップ5
    8の下にはキートップ支持構造Lを有し、このキートップ支持構造Lは、第1のレバー部56と、第2のレバー部57とから成り、第1のレバー部と第2のレバー部は交叉状に組み合わされている。 更に、第1のレバー部5
    6は、一端が前記キートップ58の保持部58aに回動可能に保持され、第2のレバー部57は、一端が前記キートップ58の保持部58cのスライド溝58bにスライド可能に挿入されている。 【0003】キートップ支持構造Lの下には、キートップ支持部材55が配置され、キートップ支持部材55
    は、前記第1のレバー部56の他端をスライド可能に保持するスライド溝55bと、前記第2のレバー部の他端を回動可能に保持する保持部55aとが設けられている。 前記キートップ支持部材55の下にはメンブレンスイッチ54が配置され、メンブレンスイッチ54は、平板状の支持基板60上に、キートップ支持部材55および支持基板60との間でスライド可能に配置されている。 そして、このメンブレンスイッチ54は、下方から順次、保護シート54a、固定接点用のシート54b、
    スペーサ用のシート54c,可動接点用のシート54
    d,および保護シート54eが積層され、相互に接着されて一体化され、スペーサ用のシート54cに設けた孔54fの位置で、シート54bに設けられた接点54g
    とシート54dに設けられた接点54hとが対向して、
    構成されている。 また、キートップ支持構造Lの下には、スイッチを操作するための突起部59aを備えたドーム状の弾性体59が、上部をキートップ支持構造Lに対向させ、下部をメンブレンシート54に取り付けた状態で設けてある。 キーボード装置はこのようにして構成されている。 また、図12、図13に示すように、パーソナルコンピュータはディスプレイ装置(図示せず)を組み込んだ蓋515の前側にカム突出部515aを設け、本体513内に取り付けられたキーボード装置のメンブレンスイッチ54と、本体513の側壁516の間にはバネ部材517を配置して構成されている。 【0004】そして、このような構成を有するパーソナルコンピュータは、蓋515を開き、キーボード装置5
    12を操作してパーソナルコンピュータを通常に使用する場合は、図10のように、弾性体59により、キートップ支持構造Lが上方に持ち上げられ、キートップ58
    は最上昇位置で支持されている。 そして、キートップ5
    8を操作者が弾性体59に抗して押圧すると弾性体59
    のドームが下方に変形されることにより、弾性体59の内部突出部59aがメンブレンスイッチ54の保護シート54eとシート54dを押し、接点54hが接点54
    gに接触してON状態となる。 その後、キートップ58
    への押圧を解除すると、弾性体59は弾性により自己復帰すると共に、キートップ支持構造L、キートップ58
    も元の状態に戻り、且つ接点54h、54gは離れてO
    FF状態となる。 このようにして接点の切換えが行われる。 【0005】次に、蓋515をキーボード装置512の上に倒すと、図11,図13のように、カム突出部51
    5aはキーボード装置のメンブレンスイッチ54の左端部に係合し、バネ部材517のバネに逆らって、メンブレンスイッチ54を右側に移動させる。 すると、メンブレンスイッチ54は、支持基板60とキートップ支持部材55とに摺接しながらスライドすると共に、弾性体59も同方向に移動し、弾性体59はキートップ支持構造Lの下から外れるようにスライドする。 キートップ支持構造Lの下から弾性体59が外れることにより、キートップ支持構造Lはその自重で沈み込み、キートップ5
    8は下方に降下する。 これによってキーボード装置51
    2全体の厚みが減少する。 【0006】続いて蓋515を開くと、カム突出部51
    5aはメンブレンスイッチ54との係合から外れ、バネ部材515により、メンブレンスイッチ54が支持基板60とキートップ支持部材55とに摺接しながら元の位置までスライドする。 そしてこのメンブレンスイッチ5
    4のスライドに伴って、弾性体59もスライドし、再びキートップ支持構造Lの下部に摺接しながら戻ることからキートップ支持構造Lを上に押し戻し、キートップ5
    8も上方に平に移動して最上昇位置で支持される。 そして、その後は、上述したような動作により、接点の切換えを行うものである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来のキーボード装置、並びにこのキーボード装置を使用したパーソナルコンピュータは、メンブレンスイッチ54がスライドするため、パーソナルコンピュータ内の電気回路とスライドするメンブレンスイッチ54との電気的接続構成が繁雑で、コスト高になるばかりか、電気的信頼性に欠けるという問題がある。 また、弾性体59はキートップ支持構造Lに摺接するため、長寿命化が図れず、しかも、その摺動が滑らかでなく、円滑なスライドが出来ず、操作性が悪いという問題がある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための第1の手段として、キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記支持部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記ハウジング部材はスライド可能に保持され、前記ハウジング部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部を起こしたり沈み込ませたりする動作を可能にした構成とした。 また、第2の解決手段として、前記キートップの裏面にスイッチ操作用弾性部材を設けた構成とした。 また、第3の解決手段として、前記第1のレバー部端部を内側方向にバネ部材で押圧した構成とした。 また、第4の解決手段として、キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記ハウジング部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記支持部材はスライド可能に保持され、前記支持部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部を起こしたり沈み込ませたりする動作を可能にした構成とした。 また、第5の解決手段として、請求項1又は2又は3記載のキーボード装置を備えたパーソナルコンピュータの構成とした。 また、第6の解決手段として、キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを有し、
    前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記支持部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記ハウジング部材はスライド可能に保持され、前記ハウジング部材をスライドさせることにより、
    交叉状に組み合わされた前記第1と第2のレバー部が起きたり沈み込み込む動作を行う複数のキースイッチが配列されたキーボード装置と、ディスプレイ装置が組み込まれた回動可能な蓋とを備え、前記蓋の開閉動作に連動して、前記ハウジング部材がスライドするようにしたパーソナルコンピュータの構成とした。 更に、第7の解決手段として、キートップと、一端がハウジング部材にスライド可能に保持され、他端が前記キートップの裏側で回動可能に保持された第1のレバー部と、一端が前記ハウジング部材の下方に位置する支持部材に回動可能に保持され、他端が前記キートップの裏側でスライド可能に保持された第2のレバー部と、前記ハウジング部材と前記支持部材との間に位置するメンブレンスイッチとを備え、前記第1と第2のレバー部は軸部材により交叉状に組み合わされ、前記ハウジング部材と前記メンブレンスイッチは固定され、前記支持部材はスライド可能に保持され、前記支持部材をスライドさせることにより、交叉状に組み合わされた第1と第2のレバー部が起きたり沈み込み込む動作を行う複数のキースイッチが配列されたキーボード装置と、ディスプレイ装置が組み込まれた回動可能な蓋とを備え、前記蓋の開閉動作に連動して、前記支持部材がスライドするようにしたパーソナルコンピュータの構成とした。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明におけるキーボード装置を組み込んだパーソナルコンピュータの一実施例を図1−
    図9に基づいて詳細に説明する。 図1は本発明のキーボード装置を組み込んだパーソナルコンピュータを示し、
    複数の行毎に、複数のキースイッチSが配列されたキーボード装置12が組み込まれてパーソナルコンピュータの本体13を成し、本体13にはディスプレイ装置14
    を組み込んだ蓋15が回動可能に設けられている。 ディスプレイ装置14を組み込んだ蓋15は使用時に開けられ、キーボード装置12の操作等をディスプレイ上に表示し、非使用時には蓋15が回動してキーボード装置1
    2上に被さっている。 【0010】各キースイッチSは図3、4に示すように、合成樹脂から成り、舟形をなしたキートップ8を持ち、その裏側に並列された2個の保持部8aと、スライド溝8bを有する並列された2個のL字型の保持部8c
    と、裏面8dのほぼ中央部に設けられた比較的薄い放射状の台座部8eと、台座部8eの中央に設けられた凸部8fとを有する。 また、凸部8fには、キートップ8の下降に伴って、メンブレンスイッチ4を押圧するための弾性部材9が固着され、この弾性部材9は、釣鐘状の弾性体から成り、その中央に突起9aを有し、メンブレンスイッチ4との当接により弾性変化すると伴に、突起9
    aの押圧によりメンブレンスイッチ4を作動させる。 また、弾性部材9の弾性変形により、メンブレンスイッチ4へのオーバーストローク押圧(接点がON状態から更に移動)を可能にしている。 また、各キースイッチS
    は、キートップ支持構造Kを有し、このキートップ支持構造Kは、図5に示す合成樹脂からなる第1のレバー部6と、図6に示す合成樹脂からなる第2のレバー部7とから成っている。 第1のレバー部6は、略口型をなし、
    一端に前記キートップ8の保持部8aに回動可能に保持される棒状の係止部6aと、他端に円形の突部6bと、
    また、中央部に弾性部材9が通過する空洞部6cと、更に一端と他端との間に、外方に突出した軸部材6dとを有している。 第2のレバー部7は、略C字型をなし、一端に前記キートップ8の保持部8cのスライド溝8bにスライド可能に挿入される円形の突部7aと、他端に円形の突部7bと、この円形の突部7a、7bとの間に設けられた孔部7cとを有している。 そして、孔部7cには第1のレバー部6の軸部材6dが回動可能に挿入されて、第1、第2のレバー部6、7は交叉状に組み合わされ、キートップ支持構造Kを構成する。 【0011】また、図3、図4、図7にしめすように、
    キートップ支持構造Kの下には、合成樹脂から成るハウジング部材5が配置され、ハウジング部材5は長孔5a
    と、この長孔5aから離れた位置にあって1つのスライド溝5bを有する保持部5cと、この保持部5cと前記長孔5aとの間に弾性部材9が出入りする円形状の孔5
    dとが設けられている。 なお、ハウジング部材5を合成樹脂に限定せずに、金属板によって形成するとパーソナルコンピュータ内のCPUからの熱を放熱させる効果が大となり更に良い。 第1のレバー部6の突部6bは、保持部5cに支持されてスライド溝5b内をスライド可能になっている。 また、スライド溝5b内には第1のレバー部6の突部6bを内側方向となる孔5dの方向に押圧するバネ部材10が配置されている。 なおバネ部材10
    としては、コイルバネ又は板バネが望ましい。 前記ハウジング部材5の下には、固定接点が形成された上フレキシブルシート(図示せず)と可動接点が形成された下フレキシブルシート(図示せず)とから成るメンブレンスイッチ4が配置され、ハウジング部材5の孔5dの位置で固定接点(図示せず)と可動接点(図示せず)とが対向している。 また、図7に示すようにメンブレンスイッチ4にはハウジング部材5の長孔5aの両端に対応する位置に孔4aが設けられている。 更に、メンブレンスイッチ4の下には、金属板等から成る支持プレート2が配置され、支持プレート2の表面には、メンブレンスイッチ4の孔4aを通りハウジング部材5の長孔5aに挿入される保持部2aが設けられている。 この保持部2aには、第2のレバー部7の突部7bを回動可能に保持する孔が形成されている。 保持部2aは、支持プレート2を突き出し成形することにより形成すると、作業性良く作ることができる。 また、図2、図9に示すように、前記ハウジング部材5の右端部にはラック5eを設けてあり、蓋15に設けたギア11と噛み合わされ、ハウジング部材5は蓋15の回動に伴ってスライド可能に保持されている。 【0012】次に、蓋15の回動に伴うキートップ8の上昇、降下動作を図2、図4、図8、図9に基づいて説明する。 蓋15を開き、キーボード装置12を操作してパーソナルコンピュータを通常に使用する場合は、図4
    のように、バネ部材10の付勢力により、キートップ支持構造KはX字状に維持され、キートップ8は最上昇位置で支持されている。 そして、キートップ8を操作者がバネ部材10の付勢力に抗して押圧すると、軸部材6d
    (図3、図5参照)を中心として、キートップ支持構造Kの第1、第2のレバー部6、7の一端6a、7bは保持部2a、8aで回動し、第1のレバー部6の他端6b
    はバネ部材10を押圧しながらスライド溝5b内でスライドし、第2のレバー部7の他端7aはスライド溝8b
    内でスライドし、キートップ支持構造Kは下方に沈み込み始め、キートップ8は下方に降下する。 キートップ8
    が降下した状態を図8に示す。 キートップ8が最下降位置では、第1のレバー部6が第2のレバー部7の略C字型の空間に入り込み、キートップ支持構造Kは完全に沈み込んだ状態になる。 なお、キートップ8の降下に際して、押圧部材9は直線状に降下され、メンブレンスイッチ4を押圧することによって回路接点が接触してスイッチがONとなる。 その後、キートップ8への押圧を解除すると、はバネ部材10の付勢力によって、キートップ8、キートプ支持構造K、および弾性部材9は押圧前の状態に押し戻される。 また、弾性部材9によって押圧されたメンブレンスイッチ4は、自己の復元力で元に戻り、接点の接触が離れ、スイッチはOFF状態となる。
    このようにして接点の切換が行われる。 【0013】次に、図2の状態で蓋15をキーボード装置12上に倒すと、蓋15の回動に伴うギア11の回動に伴ってハウジング部材5は右側へスライドし、これによって第1のレバー部6の他端6bが右側へ引っ張られて、キートップ支持構造Kは、軸部材6d(図3、図5
    参照)を中心として、第1、第2のレバー部6、7の一端6a、7bが保持部2a、8aでその位置を維持し、
    第1のレバー部6の他端6bはバネ部材10の付勢力によりスライド溝5b内で元の位置を保ったままスライドし、第2のレバー部7の他端7aはスライド溝8b内でスライドすることにより、キートップ支持構造Kは下方に沈み込み、キートップ8は下方に降下する。 これによってキーストローク距離D(図4参照)でキーボード装置全体の厚みが減少する。 蓋15の回動に伴いキートップ8が降下した状態を図9に示す。 続いて蓋15を開くと、蓋15の回動に伴ってハウジング部材5は元の位置までスライドし、これに伴いバネ部材10で押圧された状態にある第1のレバー部の他端6bがスライドするため、キートップ保持構造Kは、軸部材6dを中心として、第1、第2のレバー部6、7の一端6a、7bが保持部2a、8aで回動し、第1のレバー部6の他端6b
    はバネ部材10の付勢力によりスライド溝5b内で元の位置を保ったままスライドし、第2のレバー部7の他端7aはスライド溝8b内でスライドすることにより、キートップ支持構造Kは沈み込んだ状態から元のX字状へ戻り、キートップ8も上方に水平に移動する。 また、バネ部材10の付勢力によってキートップ保持構造KのX
    字状が維持されることにより、キートップ8も最上昇位置で支持される。 なお、前記実施の形態では、ハウジング部材5をスライドさせるようにしたもので説明したが、支持部材2をスライドさせて、キートップ支持構造Kを沈み込み、上昇させるようにしてもよいこと勿論である。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、第1のレバー部をハウジング部材に保持させ、第2のレバー部は支持部材に保持させ、前記ハウジング部材をスライド可能にした構成としたので、メンブレンスイッチがスライドすることがなく、従ってパーソナルコンピュータ内の電気回路との接続が簡単で、信頼性が良好で、安価な、薄型のキーボード装置が提供できる。 また、キートップの裏面にスイッチを操作する弾性部材を設け、弾性部材をスライドさせない構成としたので、従来のようなキートップ支持構造と弾性体との摺接による弾性体の磨耗はおきず、長寿命で、操作性の良い、キーボード装置が提供できる。 また、バネ部材を配置した構成としたので、従来の弾性体自体によってクリック感と作動力を得ていたものに比し、バネ部材によってスイッチのクリック感と作動力を得るため、適性な作動力で良好なクリック感を得ることができる。 また、第1のレバー部をハウジング部材に保持させ、第2のレバー部は支持部材に保持させ、前記支持部材をスライド可能にした構成としたので、メンブレンスイッチがスライドさすることがなく、従ってパーソナルコンピュータ内の電気回路との接続が簡単で、信頼性が良好で、安価な、薄型のキーボード装置が提供できれる。 また、本発明のパーソナルコンピュータは、ハウジング部材をスライドさせるようにしたため、メンブレンスイッチが移動することなく、従って、パーソナルコンピュータ内の電器回路との接続が簡単で、信頼性が良好で、安価となる上に、薄型のパーソナルコンピュータを提供できる。 また、蓋の開閉動作で、ハウジング部材をスライドさせるようにしたため、簡単な構成で、生産性の良好な安価なパーソナルコンピュータを提供できる。 また、蓋の開閉動作で、支持部材をスライドさせるようにしたため、簡単な構成で、生産性の良好な安価なパーソナルコンピュータを提供できる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のキーボード装置を組み込んだパーソナルコンピュータの斜視図。 【図2】本発明のキーボード装置を組み込んだパーソナルコンピュータの要部断面側面図。 【図3】本発明のキーボード装置の一部の平面図。 【図4】図3のA−A線における断面図。 【図5】本発明のキーボード装置の第1のレバー部を示す斜視図。 【図6】本発明のキーボード装置の第2のレバー部を示す斜視図。 【図7】本発明のキーボード装置に係わる要部断面図。 【図8】本発明のキーボード装置の動作を説明するための説明図。 【図9】本発明のキーボード装置の動作を説明するための説明図。 【図10】従来のキーボード装置の一部の断面図。 【図11】従来のキーボード装置の動作を説明するための説明図。 【図12】従来のパーソナルコンピュータの要部断面側面図。 【図13】従来のパーソナルコンピュータの動作を説明するための説明図。 【符号の説明】 S キースイッチ2 支持部材2a 保持部4 メンブレンスイッチ4a 孔5 ハウジング部材5a 長孔5b スライド溝5c 保持部5d 孔5e ラックK キートップ支持構造6 第1のレバー部6a 係止部6b 突部6c 空洞部6d 軸部材7 第2のレバー部7a 突部7b 突部7c 孔部8 キートップ8a 保持部8b スライド溝8c 保持部8d 裏面8e 台座部8f 凸部9 弾性部材9a 突起10 バネ部材11 ギア12 キーボード装置13 本体14 ディスプレイ装置15 蓋

    QQ群二维码
    意见反馈