Keyboard-less computer

申请号 JP29305996 申请日 1996-11-06 公开(公告)号 JP2891949B2 公开(公告)日 1999-05-17
申请人 米沢日本電気株式会社; 发明人 KATO MASARU;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】使用者の両手首に、仮想キーボードのキー配列に基づいた各指の打鍵動作の活動電位を検出する筋電位検出手段を装着し、コンピュータ本体は前記筋電位検出手段からの活動電位検出信号に基づいて打鍵データを処理するように構成したことを特徴とするキーボードレス・コンピュータ。
  • 【請求項2】前記筋電位検出手段は、活動電位検出信号を打鍵データに変換する打鍵データ変換部を含むことを特徴とする請求項1に記載のキーボードレス・コンピュータ。
  • 【請求項3】前記コンピュータ本体は、前記打鍵データ変換部からの打鍵データが入力される打鍵データ入力部を有することを特徴とする請求項2に記載のキーボードレス・コンピュータ。
  • 【請求項4】前記打鍵データ変換部は、打鍵データを発光して前記コンピュータの打鍵データ入力部に送信する赤外LEDを有することを特徴とする請求項3に記載のキーボードレス・コンピュータ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、各種情報端末、そしてゲーム機器等において仮想キーボードのキー配列に基づいて打鍵データを入できるようにしたキーボードレス・
    コンピュータに関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、情報処理を行う各種コンピュータにおいては、情報データを入力する各種キーを配列したキーボードを備えている。 この場合、キーボードはコンピュータ本体と別体に装備されるか、あるいはコンピュータ本体にキー配列した一体型となっている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、キーボードの別体型または一体型のいずれにせよ、コンピュータ本体においてキーの配列スペースおよび重量は相当大きく占有され、打鍵操作性からキー配列の小型化にも限界がある。

    【0004】また、近年、日常生活におけるコンピュータの浸透により、キーボード上の各種入力キーを打鍵する操作も激化し、両手の指先に鞘炎などを訴える使用者も少なくない。

    【0005】したがって、本発明の目的は、各種コンピュータに備わる入力キーおよびキー配列したキーボードを設置しない、いわゆるキーボードレス化によりコンピュータ本体の小型化と重量軽減化を実現し、併せて仮想キーボードを設定して使用者の指の打鍵動作を軽減することで、腱鞘炎等から保護できるキーボードレス・コンピュータを提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明のキーボードレス・コンピュータは、使用者の両手首に、仮想キーボードのキー配列に基づいた各指の打鍵動作の活動電位を検出する筋電位検出手段を装着し、コンピュータ本体は筋電位検出手段からの活動電位検出信号に基づいて打鍵データを処理するように構成している。 この場合、筋電位検出手段は、活動電位検出信号を打鍵データに変換する打鍵データ変換部を含んで構成することができる。 また、
    コンピュータ本体においては、打鍵データ変換部からの打鍵データが入力される打鍵データ入力部が設けられる。 この打鍵データ入力部への打鍵データの送信は、打鍵データ変換部に設けた赤外LEDを用いることができる。

    【0007】したがって、係る構造により、コンピュータ本体には従来からの各種キーの配列またはキーボードが設けられていないので、それらの設置スペース分が小型化され、重量も軽減される。 併せて、使用者は仮想キーボードのキー配列に基づいた指の軽微な打鍵動作だけであり、従来のキー打鍵動作による負担は軽減される。

    【0008】

    【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態のキーボードレス・コンピュータについて、図面を参照して詳細に説明する。

    【0009】図1に示すように、本実施の形態のキーボードレス・コンピュータは、通称パソコン等の各種コンピュータシステムにおけるコンピュータ本体1に適用できる。 こうしたパソコン等において、コンピュータ本体1には従前からのJIS規格等に基づく各種入力キーが配置されておらず、また各種キーを配列したキーボードも付帯していない。 係るコンピュータ本体1の好適部位には、これまでのキー入力信号の入力ポートに代わる打鍵データ入力部2が設けられている。 したがって、コンピュータ本体1においては、打鍵データ入力部2で外部の周辺機器から送信されてきた情報データを受け取り、
    それを内蔵の電子制御装置で処理することになる。

    【0010】一方、このコンピュータ本体1の使用者は、情報入力作業中、両手首3、4にリストバンド5、
    5が巻き付けて装着される。 両リストバンド5、5に跨って、両手の各親指3a(4a)、人さし指3b(4
    b)、中指3c(4c)、薬指3d(4d)および小指3e(4e)を打鍵動作させた際、指先筋肉の活動電位を検出する筋電位検出手段10が装着されている。

    【0011】筋電位検出手段10は、両手首3、3の各リストバンド5、5に固定されたそれぞれ複数からなる筋電センサ11を有している。 これら筋電センサ11
    は、両手の各親指3a(4a)、人さし指3b(4
    b)、中指3c(4c)、薬指3d(4d)および小指3e(4e)を打鍵動作させた際に、それらの活動電位を検出可能となっている。 また、筋電位検出手段10
    は、筋電センサ11により検出された各指の活動電位検出信号を、図でいう左手首3と右手首4の間で送受信して打鍵データに変換する打鍵データ変換部12を有している。 この打鍵データ変換部12は、左手3に装着された変換データ送信部13と、右手首4に装着された変換データ受信部14とからなっている。 さらに、筋電位検出手段10は、左手首3と右手首4のいずれか一方に、
    本実施の形態の場合は右手4に、打鍵データ変換部12
    において変換処理された打鍵データを前述のコンピュータ本体1の打鍵データ入力部2に送信するための打鍵データ発光部15を備えている。

    【0012】両手首3、4間に設けられた変換データ送受信部13、14と、右手首4側に設けられた打鍵データ発光部15には、いずれも赤外LED(発光ダイオード)を用いることができる。 したがって、コンピュータ本体1側に設けた打鍵データ入力部2としては、打鍵データ送信部15から発光された赤外データを受光する受光部を配置する。 これにより、コンピュータ本体1と使用者との間で光通信が行われる。

    【0013】そこで、使用者は、例えば適宜ボード表面などに印刷された仮想キーボード20を用い、例えばX、Yの二次元座標系に配列された各種キー21、2
    2、23・・・を両手首3、4の各指3a(4a)、人さし指3b(4b)、中指3c(4c)、薬指3d(4
    d)および小指3e(4e)で打鍵動作させることができる。 使用者は、仮想キーボード20上の各種キー2
    1、22、23・・・を軽微なタッチ操作で打鍵動作させるので、従来のキーボード操作時のような手首等への負担は大幅に軽減させることができる。

    【0014】打鍵動作による活動電位は筋電位検出手段10によって検出されると共に、検出された各指の活動電位検出信号を変換データ送受信部13、14にて打鍵データに変換処理する。 変換処理された打鍵データは、
    右手首4側の打鍵データ発光部15からコンピュータ本体1の打鍵データ入力部2に向けて発光送信される。 コンピュータ本体1では、受光した打鍵データに対してを従来からのキーボードからの情報信号処理と同様に処理を行う。

    【0015】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によるキーボードレス・コンピュータは、従来のようにコンピュータ本体に各種入力キーの配列もなく、また別体のキーボードを不要とすることで、コンピュータ本体の小型軽量化が実現できる。 また、使用者の打鍵動作を仮想キーボードに基づいて行うので、それまでのキー入力作業時の負担が軽減され、腱鞘炎などの予防に有効である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるキーボードレス・コンピュータの斜視図である。

    【符号の説明】

    1 コンピュータ本体 2 打鍵データ入力部 3、4 使用者の両手首 5 リストバンド 10 筋電位検出手段 11 筋電センサ 12 打鍵データ変換部 13 変換データ送信部 14 変換データ受信部 15 打鍵データ発光部 20 仮想キーボード 21〜 各種キー

    QQ群二维码
    意见反馈