キーパッド用メタルドームスイッチ

申请号 JP2010007415 申请日 2010-11-10 公开(公告)号 JP3165574U 公开(公告)日 2011-01-27
申请人 マグマ カンパニー リミテッドMagma Co.,Ltd.; マグマ カンパニー リミテッドMagma Co.,Ltd.; 发明人 クァク ヨン−カプ; クァク ヨン−カプ;
摘要 【課題】ドーム状の金属板の頂点部に上方に突出する押圧集中突出部を曲げ加工またはハーフブランキング加工によりプレス成形する時、起立部の構造的強度を維持しながらも起立部の突出高さを高く形成して、キーボタンの押し操作時にクリック感を最適の状態に維持でき、メタルドームスイッチの外観及び寸法を変形せず、押圧集中突出部の高さを高く形成できるキーパッド用メタルドームスイッチを提供する。【解決手段】ドーム状の金属板頂点部に起立部と押圧面からなる押圧集中突出部を突設したキーパッド用メタルドームスイッチにおいて、前記押圧集中突出部の起立部は、パンチとダイを利用する曲げ加工またはハーフブランキングによるプレス成形によって複数の起立面と複数の段差面からなる階段状に形成し、前記起立部の全体高さは、金属板の材料厚さの1.0〜3.0倍に形成し、前記起立部の全体高さは複数の起立面数と各起立部の高さを設定することにより形成する。また前記押圧集中突出部の周辺には複数の下向き 接触 突起を下方に突出させて形成する。【選択図】図7
权利要求
  • ドーム状の金属板頂点部に起立部と押圧面からなる押圧集中突出部を突設したキーパッド用メタルドームスイッチにおいて、
    前記押圧集中突出部の起立部は、パンチとダイを利用する曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形によって、複数の起立面と複数の段差面からなる階段状に形成されたことを特徴とするキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 前記起立部の全体高さは、金属板の材料厚さの1.0〜3.0倍に形成して、前記起立部の全体高さは複数の起立面数と各起立面の高さを設定することにより形成することを特徴とする請求項1に記載のキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 前記複数の起立面は第1ないし第3起立面からなり、前記第1ないし第3起立面のそれぞれの高さは金属板の材料厚さの1/3〜1/2に形成することを特徴とする請求項2に記載のキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 前記複数の段差面を押圧集中突出部の突出方向にそれぞれ傾斜して形成したことを特徴とする請求項1に記載のキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 前記階段状の押圧集中突出部は環状に突設したことを特徴とする請求項1または4に記載のキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 前記押圧集中突出部の周辺から下方に突出させて形成した複数の下向き接触突起をさらに含むことを特徴とする請求項1または4に記載のキーパッド用メタルドームスイッチ。
  • 说明书全文

    本発明はキーパッド用メタルドームスイッチに関するもので、より詳細には携帯電話端末機などのキーパッドに備えられたキーボタンの真中央部を正確に押し操作しなくてもドーム状の金属板の頂点部が正常に凹状に弾性変形してスイッチング機能が常に正確に実行されると共に、クリック感を最適の状態に維持できるキーパッド用メタルドームスイッチに関するものである。

    一般的に携帯電話のような携帯用端末機に用いるキーパッドは、図1及び図2に示したように、上下に所定の間隔をおいて離間して配置される上部及び下部ケース1、2、下部ケース2上に装着され、上面に接続端子3aが設けられた印刷回路基板3、印刷回路基板3上に配置されて、接続端子3aに選択的に接触及び離間することによってスイッチング機能を実行する複数のメタルドームスイッチ4、印刷回路基板3上に配置され、中央にはメタルドームスイッチ4が設けられるスペーサー5、スペーサー5上に付着されてメタルドームスイッチ4を固定するテープ6、メタルドームスイッチ4の上部に配置され、図面に示さないランプから入射した光を表面に発散する導光板7、導光板7上に配置される合成樹脂材の上部シート8、及び上部ケース1に設けられ、メタルドームスイッチ4を押圧して弾性変形させるためのキーボタン9から構成される。

    したがって、ユーザーがキーボタン9を押した後、指を離す動作により図3Aに示したように、メタルドームスイッチ4の頂点部が凹状に弾性変形しながら接続端子3aに接触及び離間してスイッチング機能が実行されるようになっている。

    また、メタルドームスイッチ4が位置した上部シート8の底面には押圧集中突出部8aが形成されている。 この押圧集中突出部8aはキーボタン9の押し操作による押圧がメタルドームスイッチ4の頂点部に集中して伝達されるようにすることによって、メタルドームスイッチ4は正常に弾性変形する。 したがって、メタルドームスイッチ4のスイッチング機能が正確に実行されるようになると共に、キーボタン9の押し操作時にクリック感が向上する効果もある。

    しかし、前述した従来の携帯電話用キーパッドは、図2に示したように、ユーザーがキーボタン9の真中央部を矢印a方向のように正確に押す場合に、上部シート8の押圧集中突出部8aがメタルドームスイッチ4の真中央部を矢印a'方向のように押圧するようになる。 これによって、図3Aに示したように、ドーム形態金属板の頂点部が下方に弾性変形してスイッチング機能が正常に実行されると共に、クリック感も向上する。 しかし、ユーザーが不注意によりキーボタン9の真中央部から離れた周辺部を矢印bまたはc方向のように押す場合には、上部シート8の押圧集中突出部8aがメタルドームスイッチ4の真中央部から離れた部位を矢印b'またはc'方向のように傾斜して押圧するようになる。

    この場合、図3Bに示したように、メタルドームスイッチ4の頂点部がドーム状の曲面になっているため、押圧力が作用する部位は大きく弾性変形するが、押圧力が作用しない反対方向の部位における弾性変形は小さくなる。

    したがって、メタルドームスイッチ4の頂点部が片方に偏り弾性変形することによって、接続端子3aと接触しないなどの誤動作が発生して再びキーボタン9を押さなければならない面倒さがある。 また、接続端子3aと接触してスイッチング機能が実行されたとしてもクリック感が顕著に低下する問題がある。

    さらに、上部シート8がケースの内部で流動して押圧集中突出部8aがメタルドームスイッチ4の真中央部から少しでも離れる場合、キーボタン9の真中央部を正確に押して操作してもメタルドームスイッチ4の頂点部を正常に凹状に弾性変形させることができなくなって、この場合もやはりスイッチング機能が低下する。 これを解決ために従来には上部シート8が流動しないように印刷回路基板3などに堅固に固定したが、それによってキーパッドの組立工程が面倒になり、組立工程が追加されて組立性及び生産性が低下する短所があった。

    このような短所は、図4に示したように、上部シート18に形成された押圧集中突出部を除去し、その代わりにメタルドームスイッチ14の頂点部に押圧集中突出部14aを上方に突設してキーボタン19の押圧力が集中突出部14aを通じてメタルドームスイッチ14の頂点部に集中するようにすることによって解決できた。

    前述したメタルドームスイッチ14の構成においては、押圧集中突出部14aの高さをある程度高く形成しなければ、キーボタン19の押し操作時のクリック感を最適の状態に維持できない。 しかし、押圧集中突出部14aの高さを高く形成できない構造的な限界のため、クリック感を最適の状態に維持できない短所がある。

    従来のメタルドームスイッチ14は高弾性のステンレススチール材の薄板で製造する。 図5Aに示したように、押圧集中突出部14aはドーム状の金属板から突出する起立部14a−1と、この起立部14a−1から平に延びる平坦な押圧面14a−2とから構成され、パンチ外径とダイの内孔とのクリアランス(スキ間)cを非常に狭く設定する曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形で形成される。

    曲げ加工とハーフブランキング加工は、パンチ外径とダイの内孔との径方向のクリアランス(スキ間)cをそれぞれ、材料厚さtの0.3〜1t及び0.03〜0.1tに設定する程度の僅かな差がある。 これらの加工は互いに類似したプレス加工法であって、他のプレス加工法に比べて高弾性のステンレススチール材のメタルドームスイッチに押圧集中突出部14aのように小さな突出部を形成する時、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形を最小化しながら、所要の位置に正確に形成できる。 しかし、軟質の金属材料を成形する引き抜き加工のようなプレス成形では高弾性のステンレススチール材で製造されるメタルドームスイッチの押圧集中突出部14aを形成することが難しいだけでなく、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形が激しいため、適用することが難しい。

    しかし、図5A及び図5Bに示したように、前述した曲げ加工またはハーフブランキング加工の場合、形成しようとする押圧集中突出部14aの高さhに比例して起立部14a−1の厚さaが薄くなる。 すなわち、図5Aに示すように、起立部14a−1の高さhを金属板の材料厚さtの1/2t以下に形成する場合は、起立部14a−1の厚さaの変化が小さいので、構造的強度をある程度維持できる。 しかし、図5Bに示すように、高さhを金属板材料の厚さtの1/2t以上に高く形成しようとする場合は、起立部14a−1の厚さaもますます薄くなる。 したがって、起立部14a−1の構造的強度が脆弱になり、ひどい場合はクラックが発生するため、数十万回を繰り返して動作しなければならないメタルドームスイッチの特性上、キーパッドに適用できない。 特に、曲げ加工に比べてパンチ外径とダイの内孔との径方向のスキ間をより一層狭く設定するハーフブランキング加工の場合は、起立部14a−1の厚さaがさらに薄くなって構造的強度がより一層脆弱になるだけでなく、ひどい場合は起立部が切断されるため 押圧集中突出部をキーパッドに適用できない。

    したがって、従来には曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形で押圧集中突出部14aの起立部14a−1の高さを材料厚さtに対して1/2t以上に形成することが困難であるため、押圧集中突出部14aの突出高さが非常に低くなり、キーボタンの押し操作時に最上のクリック感を発揮できない問題がある。

    したがって、前述したような従来の問題点を解決するためになされた本発明は、ドーム状の金属板の頂点部に上方に突出する押圧集中突出部を曲げ加工またはハーフブランキング加工によりプレス成形する時、起立部の構造的強度を維持しながら、起立部の突出高さを高く形成することによって、キーボタンの押し操作時にクリック感を最適の状態に維持でき、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形を最小化できると共に、押圧集中突出部の高さを高く形成できるキーパッド用メタルドームスイッチを提供することにその目的がある。

    前述した目的を達成するための本発明は、ドーム状の金属板頂点部に起立部と押圧面からなる押圧集中突出部を突設したキーパッド用メタルドームスイッチにおいて、前記押圧集中突出部の起立部は、パンチとダイを利用する曲げ加工またはハーフブランキングによるプレス成形によって、複数の起立面と複数の段差面からなる階段状に形成されたキーパッド用メタルドームスイッチに特徴がある。

    この時、前記起立部の全体高さは、金属板の材料厚さの1.0〜3.0倍に形成し、前記起立部の全体高さは複数の起立面数と各起立面の高さを設定することにより形成され、好ましくは前記複数の起立面は第1ないし第3起立面からなり、前記第1ないし第3起立面のそれぞれの高さは金属板の材料厚さの1/3〜1/2に形成することがよい。

    また、本発明は前記複数の段差面を押圧集中突出部の突出方向にそれぞれ傾斜して形成したキーパッド用メタルドームスイッチに特徴がある。

    さらに、本発明は、前記押圧集中突出部の周辺に複数の下向き接触突起を下方に突出させて形成し、前記階段状の押圧集中突出部は、環状に突設することも好ましい。

    このような特徴的構成を有する本発明によれば、ドーム状の金属板頂点部に上方に突出する押圧集中突出部を曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形で形成し、押圧集中突出部の起立部を複数の起立面と複数の段差面を有する階段状に形成し、各起立面の高さを金属板の材料厚さtに対して1/3〜1/2tに形成することによって、押圧集中突出部の各起立面に対する構造的強度を維持しながら、起立部の全体高さを材料厚さtの1.0t以上に高く形成することが可能であるので、キーボタン押し操作時のクリック感を最適の状態に維持できる。 また高弾性のステンレススチール材のメタルドームスイッチに押圧集中突出部のように非常に小さな突出部を階段状に高く形成する時、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形を最小化すると共に、所要の位置に正確に形成できる有用な発明である。

    一般的な携帯電話用キーパッドの要部を示した平面図である。

    図1のA−A線断面図である。

    図3A及び図3Bは従来によるメタルドームスイッチの作動状態を示した拡大断面図である。

    従来の他のメタルドームスイッチが設けられた携帯電話用キーパッドの要部構成を示した断面図である。

    図5Aないし図5Bは従来によるメタルドームスイッチの押圧集中突出部をパンチとダイを利用したプレス加工により形成する過程を示した拡大断面図である。

    本発明に係るメタルドームスイッチの斜視図である。

    図6に示したメタルドームスイッチの断面図である。

    図6で押圧集中突出部の他の変形例を示した断面図である。

    本発明の他の実施形態に係るメタルドームスイッチの斜視図である。

    図9に示したメタルドームスイッチの断面図である。

    以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。

    図6及び図7は本発明に係るキーパッド用メタルドームスイッチを示した斜視図及び断面図である。 これらの図面に示したように、本発明のメタルドームスイッチは、高弾性のステンレススチール材の薄板をプレス成形して形成したドーム状の金属板110からなり、ドーム状の金属板110の頂点部に押圧集中突出部120を一体的に上方に突出させ、押圧集中突出部120の周辺には印刷回路基板の接続端子との電気的接触機能を向上させるための複数の接触突起130を下方に突出させた構成である。

    したがって、キーボタン(図示省略)の押圧時に押圧力が押圧集中突出部120に集中してドーム状の金属板110の頂点部を下方に凹状に弾性変形させて印刷回路基板の接続端子と接触することによって、スイッチング機能が実行される。 この時、複数の接触突起130は、接続端子との複数の点接触を誘導して接続端子上に存在する異質物により接触不良が発生することを防止するようになる。

    メタルドームスイッチの押圧集中突出部120は、ドーム状の金属板110の頂点部から上方に突出する起立部121と押圧面123からなり、起立部121は複数の起立面121a、121b、121cと、この複数の起立面121a、121b、121cから延びる複数の段差面122a、122bからなる階段状に形成する。

    階段状の押圧集中突出部120は、パンチとダイを利用した曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形で形成する。 この時、サイズが異なる3組のパンチとダイを利用して各段を一つずつパンチングして形成したり、階段状に形成した1組のパンチとダイを利用して各段を一度にパンチングして形成することができる。

    このように押圧集中突出部120を階段状に形成すると、パンチ外径とダイの内孔とのスキ間を非常に狭く設定する曲げ加工またはハーフブランキング加工によっても各起立面121a、121b、121cの構造的強度を維持しながら、押圧集中突出部120の全体高さHを金属板の材料厚さtに対して1.0t以上に高く形成できる。

    例えば、本実施形態のように、押圧集中突出部120の起立部121を第1ないし第3起立面121a、121b、121cと第1及び第2段差面122a、122bを有する3段の階段状に突設する場合、図7に示したように、第1ないし第3起立面121a、121b、121cのそれぞれの高さh1、h2、h3をドーム状の金属板110材料厚さtに対して1/3〜1/2tに設定すると、複数段の第1ないし第3起立面121a、121b、121cのそれぞれの厚さa1、a2、a3を1/2〜1t範囲に維持して構造的強度を維持しながら、第1ないし第3起立面121a、121b、121cの全体高さHを1〜1.5tに形成してクリック感を向上させることができる。

    また、図面に示さなかったが、押圧集中突出部120の起立部121を第1及び第2起立面と第1段差面を有する2段の階段状に突設する場合には、第1及び第2起立面の全体高さHを1tに形成でき、4段ないし6段の階段状に突設する場合には、起立部121の全体高さHを2.0〜3.0tに形成できる。

    このように本発明はパンチ外径とダイの内孔とのスキ間を非常に狭く設定する曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形時、加工押圧集中突出部120の起立部121の全体高さHを、各起立面及び段差面の数と各起立面の高さhを設定することによって、金属板の材料厚さtに対して1t以上に高く形成できる。 したがって、押圧集中突出部120の構造的強度を維持しながら、従来に比べて押圧集中突出部の高さを高く形成できるので、キーボタンの押し操作時にクリック感を最適の状態に維持できる。 また、高弾性のステンレススチール材のメタルドームスイッチに押圧集中突出部120のように非常に小さな突出部を階段状に高く形成する時、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形を最小化しながら、所要の位置に正確に形成できる。

    また、本発明は押圧集中突出部120の周辺に複数の下向き接触突起130が下方に突設されている。 この下向き接触突起130は、キーボタンの押し操作時にメタルドームスイッチの頂点部が下方に凹状に変形して下部の印刷回路基板の接続端子と電気的に接触する時、 接続端子との複数の点接触を誘導して接続端子の上面に存在する異質物により接触不良が発生することを防止する機能を実行する。

    このような下向き接触突起130は、図6に示したように、120度の等間隔に3個を形成してもよく、図面に示さなかったが90度の等間隔に4個の下向き接触突起を形成してもよい。

    また、図8は前述した実施形態において、押圧集中突出部120の他の変形例を示した断面図である。 この図面に示すように、押圧集中突出部120は起立部121を構成する複数の段差面122a、122bを押圧集中突出部120の突出方向にそれぞれ傾斜して形成した構成である。 このような構成によれば、前述した実施形態に比べて複数の段差面122a、122bが突出方向に傾斜しただけ押圧集中突出部120の全体高さHをさらに高めることができる。

    前述した本発明の実施形態においては、階段状の押圧集中突出部120を円状に突出させたものを例示したが、三形または四角形に突設することもできる。

    また、図9及び図10に示したように、前述した実施形態の階段状押圧集中突出部120を、ドーム状の金属板110の頂点部に環状に形成した階段状押圧集中突出部220のように突設しても前述した実施形態と同一な作用を行うことができる。 この時、複数の下向き接触突起130は環状の階段状押圧集中突出部220内側底面に形成することが好ましい。

    以上のように本発明によれば、ドーム状の金属板頂点部に上方に突出する押圧集中突出部を曲げ加工またはハーフブランキング加工によるプレス成形で形成し、押圧集中突出部の起立部を複数の起立面と複数の段差面を有する階段状に形成し、各起立面の高さを金属板の材料厚さtに対して1/3〜1/2tに形成することによって、押圧集中突出部の各起立面に対する構造的強度を維持しながら、起立部の全体高さを材料厚さtの1.0t以上に高く形成することが可能であるので、キーボタン押し操作時のクリック感を最適の状態に維持できる。 また高弾性のステンレススチール材のメタルドームスイッチに押圧集中突出部のように非常に小さな突出部を階段状に高く形成する時、メタルドームスイッチの外観及び寸法の変形を最小化すると共に、所要の位置に正確に形成できる有用な発明である。 従って、本発明の産業利用性はきわめて高いものといえる。

    一方、本明細書内で本発明をいくつかの好ましい実施形態によって記述したが、当業者ならば、添付の特許請求範囲に開示した本発明の範疇及び思想から外れずに、多くの変形及び修正がなされ得ることがわかるはずである。

    110 金属板 120、220 押圧集中突出部 121 起立部 121a、121b、121c 起立面 122a、122b 段差面 123 押圧面 130 下向き接触突起

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