Display operation unit of the electronic apparatus

申请号 JP8816990 申请日 1990-04-04 公开(公告)号 JP2820308B2 公开(公告)日 1998-11-05
申请人 キヤノン株式会社; 发明人 隆明 川出;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】孔部を有する表示板と、該表示板の孔部に対応する位置に形成された弾性を有する押圧部材を備えたフレームと、該フレームの押圧部材の表面に該フレームに設けられた電気配線に接続された第1導体部とを備え、前記表示板と前記フレームの押圧部材との間に該押圧部材の弾性力により保持され一部が前記表示板の孔部に嵌挿されるスイッチキーと、該スイッチキーは第2導体部を有し、前記押圧部材の弾性力に抗して押圧されることにより該第2導体部と前記第1導体部とがスイツチ動作可能に構成されることを特徴とする電子機器の表示操作部。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発光素子、表示素子、押しボタンスイッチ、スイッチキー、コネクタなどの電気素子を有し、内部電子回路の操作をするための電子機器の表示操作部に関するものである。

    〔従来の技術〕

    従来の電子機器の表示操作部の構成の一例を第10図に示す。 この電子機器の表示操作部は、基板53に電気素子であるLED(発光素子)55、LCD(表示素子)56、押しボタンスイッチ54および基板コネクタ57aをそれぞれはんだ付けして取り付け、LED55、LCD56、そしてスイッチキー52に表示板51に開けられたLED孔55a、LCD孔56a、スイッチキー孔52aにそれぞれ裏面から嵌挿させながら表示板51を基板53に固定し、基板コネクタ57aと本体コネクタ57bとを接続させて前記基板53を電子機器本体61に取り付けた構成のものである。

    前記押しボタンスイッチ54は、第11図(A)に示すように、基板53にはんだ付けされることにより取り付けられるとともに基板53に形成された電気配線(不図示)との電気的接続がなされている。 また、押しボタンスイッチ54の押圧部54aがスイッチキー52が表示板51に押圧しており、そのスイッチキー52が使用者により押されると、第11図(B)に示すように前記押圧部54aが押しボタンスイッチ54の内部に押し込まれるように構成されている。

    前記LED55は、第12図に示すように、そのリード線55
    b,55cの先端部が基板53にはんだ付けされることにより基板53へ取り付けられるとともに前記電気配線との電気的接続がなされている。 リード線55b,55cの長さだけ基板53から浮いた状態で取り付けられている。

    前記LCD56は、第13図に示すように、LCD制御基板56b
    に設けられた脚56c,56dの先端部が基板53にはんだ付けされており、その脚56c,56dの長さだけ基板53から浮いた状態で取り付けられている。 前記電気配線との電気的接続は前記各脚部のはんだ付けまたは専用コネクタにより行なわれている。

    〔発明が解決しようとする課題〕

    上記従来の電子機器の表示操作部において、複数の電気素子は基板に形成された電気配線と電気的に接続される必要があり、表示板が組み付けられる前にその基板にはんだ付けされているが、前記各電子素子は基板から浮いた状態で取り付けられているので、その各電気素子の位置がずれてしまい、基板に表示板を固定する際、表示板の所定の位置に各電気素子を合わせる作業、例えば表示板の孔に嵌挿する作業が容易でなく組立性が悪いという問題点がある。

    本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、はんだ付けを必要とせずに電気素子を表示板に取り付けることができ、しかも組立作業が容易な電子機器の表示操作部を提供することを目的とするものである。

    〔課題を解決するための手段〕

    上記目的を達成するための本発明の電子機器の表示操作部は、孔部を有する表示板と、該表示板の孔部に対応する位置に形成された弾性を有する押圧部材を備えたフレームと、該フレームの押圧部材の表面に該フレームに設けられた電気配線に接続された第1導体部とを備え、
    前記表示板と前記フレームの押圧部材との間に該押圧部材の弾性により保持され一部が前記表示板の孔部に嵌挿されるスイッチキーと、該スイッチキーは第2導体部を有し、前記押圧部材の弾性力に抗して押圧されることにより該第2導体部と前記第1導体部とがスイツチ動作可能に構成されるものである。

    〔作用〕

    上記のように構成された本発明の電子機器の表示操作部において、 表示板の所定の部位にそれぞれ配設された複数の電気素子とフレームに設けられた電気配線との電気的接続は、前記各電気素子の電気的端子とフレームの各押圧部材の表面に設けられた導体部との接触により行なわれる。

    また、前記各電気素子は表示板とフレームに形成された弾性の各押圧部材とにより挟圧されて保持される。

    〔実 施 例〕

    本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

    まず、第1実施例について説明する。

    第1図において、表示板1には、電気素子である3個のスイッチキー2(2個は不図示)、2個のLED15,16、
    1個のLCD17がそれぞれ嵌入する3個のスイッチキー孔1
    a,1b,1c、2個のLED孔1d,1e、1個のLCD孔1fが所定の位置に設けられている。

    フレーム3は弾性および可撓性を有する材料からなり、該フレーム3には、3個のスイッチ部5,6,7、2個のLED8,9、1個のLCD部10がそれぞれ前記各電気素子と対応した位置に形成されており、またコネクタ部11がフレーム3の図示上縁から上方に向かって突設されている。 さらに図示しないが、前記各電気素子と電気的に接続される電気配線がフレーム3の表面(前面もしくは両面)に導体を印刷または一体成形により設けられている。

    前記フレーム3は、前記表示板1の裏面1gから適宜距離だけ離されて表示板1に対して固定され、表示板1とともに電子機器本体19に取り付けられるものである。

    次に、各部の詳細について説明する。

    第2図(A)および(B)において、スイッチキー2、スイッチ部5などについて説明すると、スイッチキー2は、円柱部の一端に円盤状のつば部2aが一体的に形成されており、該円柱部が表示板1のスイッチキー孔1a
    にフレーム3側から摺動自在に嵌挿され、前記つば部2a
    が表示板1の裏面1gに係止する構成となっている。

    前記スイッチキー2のつば部2aの前記フレーム3に対向する面にはスイッチキー導体2dが印刷または一体成形により設けられており、つば部2aの外周部の径方向の対向する部位にはフレーム3の方向に隆起した一対の被当接導体部2b,2cがそれぞれ形成されている。

    一方、フレーム3のスイッチ部5に切起し片状に一体成形された押圧部材としての弾性を有する一対のフレーム押圧板5a,5dは、フレーム3の適宜位置から表示板1
    に向かって互いに対向して斜めに伸びる傾斜部と、該傾斜部から折れ曲がり表示板1と平行に伸びた平行部とからなり、各平行部の先端にはそれぞれ表示板1の方向に突起した形状の突起縁5c,5dが形成されている。

    各突起縁5c,5dは、前記つば部2aの一対の被当接導体部2b,2cより半径方向内側のスイッチキー導体2dに当接し、該スイッチキー導体2dをフレーム3から表示板1に向かう方向に各スイッチ押圧板5a,5bの有する弾発力により押圧しつば部2bを表示板1の裏面1gに係止させる構成となっている。

    各スイッチ押圧板5a,5bの各突起縁5c,5dの付け根からフレーム3に至る表示板1側の表面には、フレーム3の前記電気配線と電気的に接続された一対のスイッチ導体
    5e,5fがそれぞれ印刷または一体成形により形成されており、この各スイッチ導体5e,5fの前記各被当接導体部2
    b,27cに対向する部位はそれぞれ一対の当接導体部5g,5h
    となっている。

    第2図(C)は、スイッチキー2が表示板1からフレーム3の方向に各スイッチ押圧板5a,5bの弾発力に抗して押し込まれた状態を示し、各スイッチ押圧板5a,5bがたわみ、各被当接導体部2b,25が各当接導体部5g,5hにそれぞれ当接している。 この状態では一対のスイッチ導体
    5e,5fがスイッチキー導体2dを介して導通される。

    他の各スイッチ部6,7および他の各スイッチキー(不図示)は以上説明したものとそれぞれ同一の構成となっているのでその説明は省略する。

    次に、LED15、LED部8などについて説明する。

    第3図(A),(B)および(C)に示すように、LE
    D15は、円柱部の一端に円盤状のつば部15aが一体的に形成されており、該円柱部が表示板1のLED孔1dにフレーム3側から嵌挿され、つば部15aが表示板1の裏面1gに設けられた2個の固定爪1i,1jと表示板1の裏面1gとにより挟まれて固定されている。 前記LED15の電気的端子である一対のリード線15d,15cはその後端面から伸びて表示板1の裏面1gに沿っている。

    一方、フレーム3のLED部8に切起し片状に一体成形された押圧部材としての一対のLED押圧板8a,8bは、フレーム3の適宜部位から表示板1に向かって互いに対向して斜めに伸びる傾斜部と該傾斜部から折れ曲がり表示板1と平行に伸びた平行部とからなる。

    各LED押圧板8a,8bのそれぞれの先端からフレーム3に至る表示板1側の表面にはフレーム3の前記電気配線と電気的に接続された一対のLED導体8c,8dがそれぞれ印刷または一体成形により形成されており、この各LED導体8
    c,8dの前記各リード線15b,15cと対向する表面がそれぞれ一対の押圧導体部8e,8fとなっている。

    前記各LED押圧板8a,8bは、各押圧導体部8e,8fがLED15
    の各リード線15b,15cに当接し、フレーム3から表示板1に向かう方向に押圧して同時に電気的接続も行なう構成となっている。

    他のLED部9、LED16は以上説明したものと同一の構成となっているのでその説明は省略する。

    LCD17,LCD部10などについて説明すると、第4図に示すように、LCD制御基板17aが裏面にはんだ付けされたLC
    D17は、LCD孔1fにフレーム3側から嵌挿され、LCD制御基板17aの周縁が表示板1の裏面1gに係止する形状をしており、LCD制御基板17aの裏面に形成された導体パターン17bの図示両縁部にLCD17の電気的端子となる素子導体部17c,17dがそれぞれ形成されている。

    押圧部材としての各一対のLCD押圧板10a,10bは前記第3図(A),(B),(C)に示したLED部8と同様の形状であり、フレーム3の前記電気配線に電気的に接続された一対のLCD導体10c,10dの先端にそれぞれ形成された押圧導体部10e,10fも、前記LED部8と同様の構成である。 前記各LCD押圧板10a,10bは、各押圧導体部10e,10f
    がLCD17の素子導体部17c,17dに当接し、フレーム3から表示板1に向かう方向に押圧してLCD17を表示板1に固定し、同時に電気的接続も行なっている。

    コネクタ部11は、第5図および第6図に示すように、
    前記フレーム3の上縁に突設された折曲げ部11a(第1
    図参照)と該折曲げ部11aの先端部に形成された本体コネクタ部12と嵌合する形状の凸部とからなる。 コネクタ部11の本体コネクタ部12の導体12aと当接する表面には、フレーム3の前記電気配線と電気的に接続されたコネクタ導体部11aが印刷または一体成形により形成されている。

    前記コネクタ部11は、2個の固定爪12b,12cにより本体コネクタ部12に固定され、コネクタ導体部11aが内部電子回路18(第1図参照)に電気的に接続された導体12
    aと当接して電気的接続が行なわれる(第7図(A)および(B)参照)。 また、電子機器本体19に取り付けられるときには、矢印方向(第1図)に折り曲げられる。

    次に、第2実施例について説明する。

    第1実施例で示したスイッチ部5は、スイッチキー2
    が押し込まれたときに回路が閉じる構成の押しボタンスイッチであったが、本実施例は、前記押しボタンスイッチの代わりに、第8図に示すように、スイッチキー22のつば部22aの図示上面に環状のスイッチキー導体22dを設け、表示板21の裏面21gのスイッチキー導体22dが当接する部位にフレームの電気配線に接続された一対の表示板導体21x,21yをそれぞれ別別に設け、スイッチキー32が押し込まれたときに回路が開く構成のものとした押しボタンスイッチを設けたものである。 この押しボタンスイッチは必要な数だけ設けてもよい。 本実施例の以上説明した以外の点は第1実施例と同様の構成であるのでその説明は省略する。

    次に、第3実施例について説明する。

    前述各実施例で示した表示板とフレームとは、別体のものであったが、第9図に示すように、本実施例では、
    表示板31とフレーム33とを、それらの間に溝などを折曲げ部31pを形成して一体成形したものとし、矢印B方向に折り曲げて表示板31に対してフレーム33が固定される構成のものとしたものである。 本実施例のその他の点は第1実施例と同様の構成なのでその説明は省略する。

    〔発明の効果〕

    本発明は、以上説明したように構成されているので、
    以下に記載されるような効果を奏する。

    表示板とフレームとスイッチキーとによりスイッチ電子部品を構成するとともに半田付け作業を不要とし、しかもスイッチ動作の弾性力を用いてスイッチキーを保持することができる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の第1実施例の分解斜視図、第2図は同実施例のスイッチ部を示し(A)は斜視図、(B)および(C)は断面図、第3図は同実施例のLED部を示し(A)は分解斜視図、(B)は組立て斜視図、(C)は断面図、第4図は同実施例のLCD部の断面図、第5図は同実施例のコネクタ部の斜視図、第6図はそのコネクタ部と対をなす電子機器本体側の本体コネクタ部の斜視図、第7図(A)および(B)はそれぞれ同実施例のコネクタ部と本体コネクタ部との嵌合を示す断面図、第8
    図は本発明の第2実施例のスイッチ部を示す断面図、第9図は本発明の第3実施例の分解斜視図、第10図は従来の電子機器の表示操作部の分解斜視図、第11図(A)および(B)はそれぞれ従来の押しボタンスイッチの取り付けを示す図、第12図は従来のLEDの取り付けを示す図、第13図は従来のLCDの取り付けを示す図。 1,21,31……表示板、 1a,1b,1c,21a……スイッチキー孔、 1d,1e……LED孔、1f……LCD孔、 1g,21g……裏面、1h……前面、 1i,1j……固定爪、11a……折曲げ部、 2,22……スイッチキー、 2a,22a……つば部、 2b,2c……被当接導体部、 2d,22d……スイッチキー導体、 3,23,33……フレーム、 5,6,7,25,35,36,37……スイッチ部、 5a,5b,25,25b……スイッチ押圧板、 5c,5d……突起縁、 5e,5f……スイッチ導体、 5g,5h……当接導体部、8,9……LED部、 8a,8b……LED押圧板、 8c,8d……LED導体、 8e,8f,10e,10f……押圧導体部、 10……LCD部、10a,10b……LCD押圧板 10c,10d……LCD導体、11……コネクタ部 11a……コネクタ導体、12……本体コネクタ部、 12a……導体、12b,12c……固定爪、 15,16……LED、15a……つば部、 15b,15c……リード線、17……LCD、 17a……LCD制御基板、17b……導体パターン 17c,17d……素子導体部、 18……内部電子回路、19……電子機器本体。

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