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Electronic pressure sensitive transducer device and a method of manufacturing the same

申请号 JP2002562959 申请日 2002-02-07 公开(公告)号 JP2004525360A 公开(公告)日 2004-08-19
申请人 インターリンク エレクトロニクス インコーポレイテッド; 发明人 カルロス エス サンチェス; ジェフリー アール ベイカー;
摘要 電子感圧変換器の費用及び複雑性は、支援電子素子を包含するプリント 基板 上にそのような変換器を直接組み立てることにより低減される。 導電トレースがプリント基板上に形成され、 接触 領域を形成する。 内側表面を有する可撓性基板が、この接触領域を覆って配置される。 接触領域を実質的に取り囲む接着性スペーサは、可撓性基板をプリント基板に取り付ける。 少なくとも1つの抵抗層が、可撓性基板の内側表面に堆積される。 使用時には、この抵抗層は、可撓性基板に付加された圧 力 に応答して少なくとも2つの導電トレースに接触し、付加された圧力を示す電気 信号 を発生する。
【選択図】図1
权利要求
  • 付加された圧力を示す電気信号を発生する電子感圧変換器であって、
    変換器の電気信号を処理するための複数の電子素子を収容するプリント基板と、
    前記プリント基板上に形成されて接触領域を形成する複数の導電トレースと、
    前記接触領域を覆って配置された、内側表面を有する可撓性基板と、
    前記可撓性基板を前記プリント基板に取り付ける、前記接触領域を実質的に取り囲んだ接着性スペーサと、
    前記可撓性基板に付加された圧力に応答して前記トレースのうちの少なくとも2つに接触し、付加された圧力を示す前記電気信号を発生する、前記可撓性基板の内側表面に堆積された少なくとも1つの抵抗層と、
    を含むことを特徴とする変換器。
  • 少なくとも1つの抵抗層は、抵抗性インクを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • 前記プリント基板上の実質的に前記接触領域の周囲に形成され、前記接着性スペーサを受け止めるペデスタルを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • 前記ペデスタルは、非導電材料で覆われた導電トレースを含むことを特徴とする請求項3に記載の電子感圧変換器。
  • 前記複数の導電トレースは、
    各組のトレースが前記接触領域の区域内で相互に接続された複数の組のトレースと、
    各区域の中に延びる相互接続された一組の共通トレースと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • トレースの少なくとも1つの相互接続された組は、前記プリント基板の貫通孔を通じて、前記変換器電気信号を処理するための前記電子素子に接続されたことを特徴とする請求項5に記載の電子感圧変換器。
  • 前記貫通孔は、前記接触領域内にあることを特徴とする請求項6に記載の電子感圧変換器。
  • 導電トレースは、相互に接続された組の形で配置され、少なくとも二組のトレースが互いに入り込むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • 導電トレースは、酸化防止導電材料で覆われた銅トレースを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • 導電トレースは、スクリーン印刷されたカーボンインクを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子感圧変換器。
  • 電子感圧変換器を、この感圧変換器が発生した信号を処理するための複数の電子構成部品を収容するプリント基板上に形成する方法であって、
    接触領域を形成するために、プリント基板上に複数の導電トレースを形成する段階と、
    可撓性基板の内側面に少なくとも1つの抵抗層を堆積させる段階と、
    前記接触領域の少なくとも一部分を実質的に取り囲む接着剤により前記プリント基板に対して保持された前記可撓性基板を、前記可撓性基板の抵抗層が前記プリント基板の導電トレースと面するように前記プリント基板上に組み立てる段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  • 少なくとも1つの抵抗層は、抵抗性インクを含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 組み立てる段階は、前記接着剤を前記可撓性基板及び前記プリント基板のうちの少なくとも一方にスクリーン印刷する段階を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 組み立てられた時に前記接着剤が接触するペデスタルを、前記プリント基板上の実質的に前記接触領域の周囲に形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • ペデスタルを形成する段階は、前記プリント基板上に前記ペデスタルの形状でトレースを形成する段階と、このペデスタルトレースを非導電材料で覆う段階とを含むことを特徴とする請求項14に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 前記ペデスタルを形成する前記トレースは、前記トレースが前記接触領域を形成するのと同じ方法で形成されることを特徴とする請求項15に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 前記複数の導電トレースは、各組の帯状トレースが前記接触領域の区域内で相互に接続された複数の組の帯状トレースとして、及び、各区域の中に延びる相互接続された一組の共通トレースとして形成されることを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 前記複数の導電トレースは、相互に接続された組の形で形成され、少なくとも二組の相互接続されたトレースが前記接触領域内で互いに入り込むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 複数の導電トレースを形成する段階は、銅トレースの上に酸化防止導電材料を堆積させる段階を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 複数の導電トレースを形成する段階は、カーボンインクをスクリーン印刷する段階を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法。
  • 圧力変換器電気信号を処理するための複数の電子素子を収容するプリント基板と、
    前記プリント基板上に形成されて接触領域を形成する複数の導電トレースと、
    前記接触領域を覆って配置された、内側表面を有する可撓性基板と、
    前記可撓性基板を前記プリント基板に取り付ける、前記接触領域を実質的に取り囲んだ接着性スペーサと、
    前記可撓性基板に付加された圧力に応答して前記接触領域導電トレースのうちの少なくとも2つに接触し、前記可撓性基板の内側表面上に堆積した抵抗性インクを含む少なくとも1つの抵抗層と、
    を含むことを特徴とするプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記接触領域を実質的に取り囲み、前記接着性スペーサを受け止める、前記プリント基板上に形成されたペデスタルを更に含むことを特徴とする請求項21に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記ペデスタルは、前記プリント基板上に形成されて非導電材料でコーティングされた導電材料を含むことを特徴とする請求項22に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記複数の導電トレースは、
    各組のトレースが前記接触領域の区域内で相互に接続された複数の組のトレースと、
    各区域の中に延びる相互接続された一組の共通トレースと、
    を含むことを特徴とする請求項21に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 少なくとも一組の相互接続されたトレースは、前記プリント基板の貫通孔を通じて、前記変換器電気信号を処理するための前記電子素子に接続されることを特徴とする請求項24に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記貫通孔は、前記接触領域内にあることを特徴とする請求項25に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 導電トレースは、相互に接続された組の形で配置され、少なくとも二組のトレースが相互に入り込むことを特徴とする請求項21に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記接着性スペーサは、接着性インクを含むことを特徴とする請求項21に記載の電子感圧変換器。
  • 導電トレースは、酸化防止導電材料で覆われた銅トレースを含むことを特徴とする請求項21に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 導電トレースは、スクリーン印刷されたカーボンインクを含むことを特徴とする請求項21に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 圧力変換器電気信号を処理するための複数の電子素子を収容するプリント基板と、
    前記プリント基板上に形成されて接触領域を形成する複数の導電トレースと、
    前記導電トレースよりも高い平坦領域を形成し、前記接触領域を実質的に取り囲むペデスタルと、
    前記接触領域を覆って配置された、内側表面を有する可撓性基板と、
    前記可撓性基板を前記ペデスタルに取り付ける、前記接触領域を実質的に取り囲んだ接着性スペーサと、
    前記可撓性基板に付加された圧力に応答して前記接触領域導電トレースのうちの少なくとも2つに接触する、前記可撓性基板の内側表面に堆積した少なくとも1つの抵抗層と、
    を含むことを特徴とするプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記ペデスタルは、前記プリント基板上に形成された導電層の上に非導電層を堆積させることにより形成されることを特徴とする請求項31に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 少なくとも1つの抵抗層は、抵抗性インクを含むことを特徴とする請求項31に記載の電子感圧変換器。
  • 前記接着性スペーサは、接着性インクを含むことを特徴とする請求項31に記載の電子感圧変換器。
  • 前記複数の導電トレースは、
    各組のトレースが前記接触領域の区域内で相互に接続された複数の組のトレースと、
    各区域の中に延びる相互接続された一組の共通トレースと、
    を含むことを特徴とする請求項31に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 少なくとも一組の相互接続されたトレースは、前記プリント基板の貫通孔を通じて、前記変換器電気信号を処理するための前記電子素子に接続されることを特徴とする請求項35に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 前記貫通孔は、前記接触領域内であることを特徴とする請求項36に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 導電トレースは、相互に接続された組の形で配置され、少なくとも二組のトレースが互いに入り込むことを特徴とする請求項31に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 導電トレースは、酸化防止導電材料でコーティングされた銅トレースを含むことを特徴とする請求項31に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 導電トレースは、スクリーン印刷されたカーボンインクを含むことを特徴とする請求項31に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリ。
  • 接触領域を形成するために、プリント基板上に複数の導電トレースを形成する段階と、
    圧力変換器信号を処理する電子素子を受け止める導電パッドに前記接触領域を接続する複数の導電トレースを前記プリント基板上に形成する段階と、
    前記電子素子を前記プリント基板の導電パッドに半田付けする段階と、
    抵抗層を可撓性基板上に印刷する段階と、
    接着層を前記抵抗層の一部分を覆って印刷する段階と、
    前記抵抗層が前記接触領域に面するように前記接着層を前記プリント基板と接触させることにより、前記可撓性基板を前記プリント基板上に組み立てる段階と、
    を含むことを特徴とする、プリント基板電子感圧変換器アセンブリを形成する方法。
  • 前記接触領域を実質的に取り囲み、前記接着層に接触する、高くしたペデスタルを前記プリント基板上に形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項41に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリを形成する方法。
  • 前記ペデスタルは、前記プリント基板上に導電材料を形成する段階と、前記導電材料に非導電材料を堆積させる段階とにより形成されることを特徴とする請求項42に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリを形成する方法。
  • 前記ペデスタルを形成するトレースは、前記トレースが前記接触領域を形成するのと同じ方法で形成されることを特徴とする請求項43に記載のプリント基板電子感圧変換器アセンブリを形成する方法。
  • トレースの少なくとも2つが複数の接触領域のうちの各々を形成する複数の導電トレースを有し、各信号が前記変換器のうちの少なくとも1つに付加された圧力を示す複数の変換器が発生した電気信号を処理するための電子素子を収容したプリント基板と、
    1つの可撓性基板の内側表面が各接触領域に面する、内側表面を有する少なくとも1つの可撓性基板と、
    各接触層を実質的に取り囲み、各々が少なくとも1つの可撓性基板を前記プリント基板に取り付ける少なくとも1つの接着性スペーサと、
    前記少なくとも1つの可撓性基板内側表面に堆積し、前記少なくとも1つの可撓性基板に付加された圧力に応答して、各々が前記トレースのうちの少なくとも2つに接触してこの付加された圧力を示す電気信号を発生する少なくとも1つの抵抗層と、
    を含み、
    前記複数の接触領域、前記少なくとも1つの可撓性基板、前記少なくとも1つの接着性スペーサ、及び、前記少なくとも1つの抵抗層は、前記プリント基板上にそれぞれ組み立てられた前記複数の変換器を形成する、
    ことを特徴とする変換器システム。
  • 前記少なくとも1つの可撓性基板は、単一の基板であることを特徴とする請求項45に記載の変換器システム。
  • 前記少なくとも1つの接着性スペーサは、単一の接着性スペーサであることを特徴とする請求項45に記載の変換器システム。
  • 前記プリント基板上の実質的に少なくとも1つの接触領域の周囲に形成され、少なくとも1つの接着性スペーサを受け止める少なくとも1つのペデスタルを更に含むことを特徴とする請求項45に記載の変換器システム。
  • 前記少なくとも1つのペデスタルは、実質的に前記複数の接触領域全ての周囲に形成された単一のペデスタルであることを特徴とする請求項48に記載の変換器システム。
  • 前記少なくとも1つのペデスタルは、非導電材料で覆われた導電トレースを含むことを特徴とする請求項48に記載の変換器システム。
  • 接触領域の少なくとも1つを形成する導電トレースは、酸化防止導電材料で覆われた銅トレースを含むことを特徴とする請求項45に記載の変換器システム。
  • 接触領域の少なくとも1つを形成する導電トレースは、スクリーン印刷されたカーボンインクを含むことを特徴とする請求項45に記載の変換器システム。
  • 圧力が外側面に付加された時にプリント基板上の接触領域の導電トレースに接触する少なくとも1つの抵抗層を前記プリント基板に面する内側面に備えた可撓性基板を有し、実質的に前記接触領域の周囲に形成されたペデスタルを更に有する電子感圧変換器を、電子素子を支持してその電子素子を前記接触領域に接続する導電トレースを更に有するプリント基板上に形成する方法であって、
    プリント基板に導電材料を堆積させる段階と、
    接触領域に、この接触領域とペデスタルの少なくとも一部分とに電子素子を接続するトレースを形成するために、前記堆積させた導電材料の一部分を選択的に除去する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は、圧感知するための変換器システムに関する。
    【背景技術】
    【0002】
    感圧変換器は、可撓性の膜に付加された圧力の量を示す信号を発生する。 そのような変換器はまた、可撓性の膜に付加された圧力の位置に基づいて信号を発生することができる。 そのような感圧変換器は、遠隔制御、ゲームコントローラ、マウスパッド、及び、触覚センサなどのような多様な用途のための入力を提供する。 感圧変換器は、一般的に、圧力信号を調整して増幅する電子機器に接続される。
    【0003】
    感圧変換器に対する様々な構成が可能である。 1つの種類には、1つ又はそれ以上の力感知抵抗器(「FSR」)が含まれる。 本明細書においてその全内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第4,314,227号、第4,314,228号、及び、第4,489,302号に説明されているものなどの様々な「FSR」が開示されてきた。 一般的に、「FSR」は、剛性のベース、スペーサ、及び、抵抗膜の3つの部分で構成される。 導電トレースが、一般的に、互いに入り込んだ別々の組の形でベース上に配置される。 これらのトレースは、単一区域又は多重区域として構成することができ、例えば、本明細書においてその全内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第5,659,334号、及び、第5,828,363号に説明されているようなポインティング・デバイスを可能にする。 可撓性の抵抗膜は、一般的に、導電トレース外縁の周りの材料リングであるスペーサにより、ベース層から間隔を置いて配置される。 このスペーサはまた、一般的に、装置を互いに保持するために接着剤でコーティングされる。 可撓性の上部膜は、半導体又は抵抗性のインクで内面がコーティングされたポリマーで作ることができ、「FSR」に力感知特性を付与する。 このインクは、本明細書においてその全内容が引用により組み込まれる、本出願人所有の米国特許第5,296,837号、及び、第5,302,936号に説明されている。
    【発明の開示】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0004】
    ほとんどの実際の応用において、「FSR」は、効果的に作動するために感知及び調整電子機器に接続されるべきである。 これを達成できる1つの方法は、多導体ケーブルを使用して、電子素子を包含するプリント基板に「FSR」を接続することによるものである。 支援電子機器に「FSR」を接続する別の方法は、電子回路を包含する回路基板に対して「FSR」ベースを直接的に接着することである。 「FSR」上のトレースとプリント基板上の対応するトレースとの間の電気的接続は、z−テープを使用して行うことができるが、これは、テープ表面に垂直な方向にのみ導通させる。 いずれの方法も効果的であるが、両者は不要な製造段階を有して不要な構成部品を要求し、従って、感圧変換器システムの費用を増大させると共に、システム故障の可能性を増大させる。 必要とされるのは、変換器の性能を犠牲にすることなく、必要な構成部品及び製造段階がより少ない感圧変換器及びそのような変換器を製造する方法である。
    【0005】
    【特許文献1】
    米国特許第4,314,227号【特許文献2】
    米国特許第4,314,228号【特許文献3】
    米国特許第4,489,302号【特許文献4】
    米国特許第5,659,334号【特許文献5】
    米国特許第5,828,363号【特許文献6】
    米国特許第5,296,837号【特許文献7】
    米国特許第5,302,936号【課題を解決するための手段】
    【0006】
    本発明は、電子感圧変換器を支援電子素子を包含するプリント基板上に直接組み立てることにより、そのような変換器の費用及び複雑性を減少させる。
    付加された圧力を示す電気信号を発生する電子感圧変換器が提供される。 この変換器は、変換器の電気信号を処理するための複数の電子素子を収容するプリント基板を含む。 導電トレースがプリント基板上に形成され、接触領域を形成する。 内側表面を有する可撓性基板が、その接触領域を覆って配置される。 接着性スペーサは、その接触領域を実質的に取り囲む。 この接着性スペーサは、可撓性基板をプリント基板に取り付ける。 少なくとも1つの抵抗層が、可撓性基板の内側表面に堆積される。 この抵抗層は、可撓性基板に付加された圧力に応答してトレースのうちの少なくとも2つに接触し、付加された圧力を示す電気信号を発生する。
    本発明の実施形態においては、少なくとも1つの抵抗層は、抵抗性インクで作られる。
    【0007】
    本発明の別の実施形態においては、プリント基板上の実質的に接触領域の周囲にペデスタルが形成される。 このペデスタルは、可撓性基板を取り付けるための接着性スペーサを受け止める。 また、このペデスタルは、基板上の抵抗層とプリント基板上の導電トレースとの間の空間を増大させる。 ペデスタルは、半田マスクのような非導電材料を用いて、プリント基板上のトレースをコーティングすることにより形成することができる。
    【0008】
    本発明の更に別の実施形態において、導電トレースは、複数組のトレースを含む。 トレースの各組は、接触領域の区域内で相互に接続される。 1つの相互接続された組のトレースは、各区域の中に延びる。 この相互接続された組のトレースのうちの少なくとも1つは、プリント基板の貫通孔を通じて、変換器信号を処理する電子素子に接続することができる。 この貫通孔は、接触領域内にあってもよい。
    【0009】
    本発明の更に別の実施形態においては、導電トレースは、相互に接続されたトレースの組で配置される。 少なくとも2つのトレースの組は、互に入り込んでいる。
    本発明の更に別の実施形態においては、導電トレースは、酸化防止導電材料で覆われた銅のトレースを含む。
    本発明の更に別の実施形態においては、導電トレースは、スクリーン印刷されたカーボンインクを含む。
    【0010】
    また、電子感圧変換器をプリント基板上に形成する方法が提供される。 プリント基板は、感圧変換器により発生された信号を作り出すための電子構成部品を収容する。 複数の導電トレースは、プリント基板上に形成されて接触領域を形成する。 少なくとも1つの抵抗層が、可撓性基板の内側面に堆積される。 この可撓性基板は、可撓性基板の抵抗層がプリント基板の導電トレースに面するようにプリント基板上に組み立てられる。 可撓性基板は、接触領域の少なくとも一部分を実質的に取り囲む接着剤によりプリント基板に保持される。
    【0011】
    また、変換器システムも提供される。 本システムは、複数の導電トレースを有するプリント基板を含む。 これらのトレースのうちの少なくとも2つは、接触領域を形成する。 プリント基板は、複数の変換器により発生された電気信号を処理するための電子素子を収容するように構成される。 これらの信号の各々は、変換器のうちの少なくとも1つに付加された圧力を指示する。 本システムはまた、各接触領域に向いた内側表面を有する可撓性基板を少なくとも1つ含む。 少なくとも1つの接着性スペーサは、各接触層を実質的に取り囲み、少なくとも1つの可撓性基板をプリント基板に取り付ける。 少なくとも1つの抵抗層が、可撓性基板の内側表面に堆積される。 各抵抗層は、可撓性基板に付加された圧力に応答してトレースのうちの少なくとも2つに接触し、付加された圧力を示す電気信号を発生する。 この接触領域、少なくとも1つの可撓性基板、少なくとも1つの接着性スペーサ、及び、少なくとも1つの抵抗層は、プリント基板上にそれぞれ組み立てられた複数の変換器を形成する。
    【0012】
    また、電子素子を支持するプリント基板上に電子感圧変換器を形成する方法が提供される。 プリント基板上の導電材料の一部分が選択的に除去され、電子素子を接触領域に接続するトレースを接触領域に形成し、また、ペデスタルの少なくとも一部分を形成する。
    本発明の上記及び他の目的、特徴、及び、利点は、添付図面に関連させた本発明を実行する最良の態様に関する以下の詳細説明から直ちに明らかになる。
    【発明を実施するための最良の形態】
    【0013】
    図1を参照すると、本発明の実施形態による概念的感圧変換器を説明する分解断面図が示されている。 全体的に20で示す電子感圧変換器は、付加された圧力を示す電気信号を発生する。 圧力変換器20は、明確にするために示していない変換器電気信号を処理する複数の電子素子を収容するプリント基板22を含む。 導電トレース24は、プリント基板22上に形成されて接触領域26を形成する。 可撓性基板28は、圧力変換器20が組み立てられた時に接触領域26に面する内側表面30を有する。 少なくとも1つの抵抗層32が、内側表面30上に堆積される。 接着性スペーサ34は、接触領域26を実質的に取り囲み、可撓性基板28をプリント基板22に取り付ける。 組み立てられた時、抵抗層32は、可撓性基板28に付加された圧力に応答して少なくとも2つのトレース24に接触し、付加された圧力を示す電気信号を発生する。
    【0014】
    抵抗層32を有する可撓性基板28は、プリント基板22上のトレース24と協働して、全体的に36で示す力感知抵抗器(FSR)を実装する。 プリント基板22上に「FSR」36を直接一体化することにより、「基板上のセンサ」(SOB)と呼ばれることもある圧力センサ変換器が作り出される。 そのような構成は、感圧変換器を製造する上で以前は必要とされた材料及び製造段階の幾つかを排除する。
    【0015】
    事実上全てのプリント基板22は、「FSR」36にとって十分な表面空間が得られる限り、本発明による「FSR」36を収容するように適応させることができる。 これには、剛性及び可撓性回路基板の両方が含まれる。 プリント基板22上の導電トレース24は、当業技術で公知の任意の適切な手段で形成することができる。 例えば、トレース24は、プリント基板22上に導電材料を堆積し、次にトレース24を形成するために導電材料の一部分を選択的に除去することにより形成することができる。 導電トレース24の寸法は、「FSR」36の寸法、可撓性基板28の材料及び構成、及び、抵抗層32の材料及び構成などに依存する。 導電トレース24の典型的な線の厚みは、0.010インチ(0.25ミリメートル)から0.060インチ(1.5ミリメートル)の範囲である。 導電トレース24間の典型的な線の間隔は、0.010インチ(0.25ミリメートル)から0.060インチ(1.5ミリメートル)の範囲である。 プリント基板22上の「FSR」36の位置決めの公差も同様に変動するが、典型的には、±0.015インチ(±0.4ミリメートル)である。
    【0016】
    接触領域26内に単一の区域を形成するのに、二組の相互に接続されたトレース24を使用することができる。 接触領域26内の多重区域は、可撓性基板28上の圧力の位置を判断することを可能にする。 多重区域は、複数組の相互接続されたトレース24と、各区域の中に延びる相互接続された一組の共通トレース24とを使用することにより得ることができる。 代替的に、各区域は、2つ又はそれ以上の別々の組のトレース24により形成することができる。 各区域のトレース24の組は、互いに入り込んでいることが好ましい。
    可撓性基板28は、例えば「マイラー」のような任意の適切な可撓性材料で構成することができる。 基板28の厚みは、「FSR」36の用途及び寸法により変化する。 抵抗層32のための基板28の準備には、基板28の材料を切断して、印刷又は抵抗層32を堆積させる他の方法に適するシート又は他の形状にする段階が必要である。
    【0017】
    1つ又はそれ以上の抵抗層32は、例えば、抵抗性インクを基板28上にスクリーン印刷するなどにより、従来の手段で基板28に堆積される。 抵抗層32は、基板28全体の上に、又は、プリント基板22の作動的トレース24を覆うことになる部分の上のみに印刷することができる。 抵抗層32はまた、プリント基板22の作動的トレース24を覆うことになる基板28の部分の上に幾つかの別個の領域が形成されるように堆積されてもよい。
    【0018】
    可撓性基板28をプリント基板22に取り付けるのに、接着剤34が使用される。 接着剤34はまた、基板28上の抵抗層32とプリント基板22上のトレース24との間に間隔を形成する。 接着剤34は、「FSR」36の製造可能性に適するように、プリント基板22、可撓性基板28、又は、その両方に対して付加することができる。 接着剤34は、例えば、接着剤34のビーズを接触領域26周囲の一部又は全部の周りに堆積させるなどにより、いずれの表面に対しても従来の方法で付加することができる。 好ましい実施形態においては、接着層34は、基板28上にスクリーン印刷された接着性インクを含む。 使用できる接着性インクには、3M製の製品番号SP−7533、又は、米国ミシガン州ポート・ヒューロン所在のアチソン・インダストリーズ・インコーポレーテッド製の製品番号ML25184が含まれる。
    【0019】
    接着剤34が最終組立ての前に基板28に付加される場合、保護用の剥離ライナは、切断されてもよいし、又は、他の表面又は空気中の物質への不慮の接着を防止するために接着剤34を覆って配置されてもよい。
    基板28は、ストリップに形成され、キス・カットつまり部分的に切断されて、目標とする最終形状に形成することができる。 個々の基板28は、次に、手又は機械により、プリント基板22上への組立て直前に簡単に分離することができる。 好ましくは、この最終組立て段階は、半田付け作業からの熱による基板28の損傷を防止するために、電子構成部品がプリント基板22に装着された後に行われる。
    【0020】
    プリント基板22と基板28との間に付加的な空間が必要な場合には、プリント基板22上の基板28がプリント基板22に接着される領域に、全体的に38で示すペデスタルを形成することができる。 ペデスタル38は、抵抗層32とプリント基板22上のトレース24との間の接触の前に基板28が押圧されるべき距離を増大させる。 ペデスタル38は、様々な方法で形成することができる。 第1に、プリント基板22は、ペデスタル38を形成するための付加的な厚みを持たせて製造することができる。 第2に、ペデスタル38を形成するために、導電トレース40の1つ又はそれ以上の層をプリント基板22上に構築することができる。 ペデスタル38は、その後、トレース40と抵抗層32との間の不慮の短絡を防止するために、半田マスクのような非導電材料42で覆われる。 第3に、ペデスタル38を形成するために、ポリマーの厚いフィルムをプリント基板22上に堆積させることができる。 第4に、ペデスタル38を形成するために、材料のシートをプリント基板22に接着することができる。 当業者により認識されるように、ペデスタル38に対する多くの構成が可能である。
    【0021】
    ここで図2を参照すると、本発明の実施形態による四区域接触領域を説明するプリント基板の上面図が示されている。 プリント基板22は、全体的に50で各々示された4つの区域を形成する接触領域26内にトレース24を含む。 各区域50は、接触領域26から貫通孔54まで延びる線52により相互接続された一組のトレース24を含む。 貫通孔54は、当業技術で公知の半田付け処理により、回路基板22の底面側に装着された電子素子にトレース24を接続させる。 トレース52はまた、トレース24と同じ側のプリント基板22の電子素子にトレース24を接続することができる。 各区域50はまた、接触領域26の中心の貫通孔56を通じて回路基板22の背面側の電子素子に接合された相互接続トレースの共通の組を共有することができる。
    【0022】
    トレース24は、導電表面を抵抗層32に向けた任意の手段により形成することができる。 一般にプリント基板22と可撓性基板28との間の空隙を空気が埋めるので、トレース24は、腐食に対して抵抗する必要がある。 トレース24は、例えば、金、銀、半田、及び、カーボンインクなどのような酸化防止導電材料を用いて銅トレースをめっき又はコーティングすることにより組み立てることができる。 代替的に、トレース24は、カーボン、銀、又は、他の導電性インクをプリント基板22上にスクリーン印刷することにより組み立てることができる。
    【0023】
    トレース24と少なくともペデスタル38の一部分とは、同時に、かつ同じ材料で製作することができる。 これは、トレース24とペデスタル38のベースとが、基板22上方の同じ高さに延びる結果をもたらすであろう。 ペデスタル38の高さは、半田マスク又は類似の材料と接着性スペーサ34とを追加することにより増加させることができる。 これは、一般的に、抵抗層32と導電トレース24との間の不慮の接触を防止するのに十分な距離をトレース24と可撓性基板28との間にもたらすことになる。 ペデスタル38及びトレース24を回路基板22の残りの部分と共に同時に相互製作することは、回路基板22に対する非常に低い増分費用をもたらす。
    【0024】
    ここで図3を参照すると、本発明の実施形態によるカーボンインクのトレースを有するプリント基板の上面図が示されている。 プリント基板22は、4つの区域50を形成する接触領域26内に、スクリーン印刷されたカーボンインクトレース24を含む。 スクリーン印刷されたカーボンインクの高い抵抗率のために、トレース24は、接触領域26のすぐ外側に位置する銅パッド60を覆って印刷される。 銅トレース62は、貫通孔54、又は、プリント基板22のトレース24と同じ側の電気構成部品にパッド60を接続する。
    ここで図4を参照すると、本発明の実施形態により図2又は図3のプリント基板を使用して組み立てられた感圧変換器の上面図が示されている。 可撓性基板28は、プリント基板22上のペデスタル38に接着されて示されている。 この結果、「FSR」36がプリント基板22上に直接組み立てられる。
    【0025】
    ここで図5を参照すると、本発明の実施形態による感圧変換器内の多重の単一区域「FSR」を説明する分解図が示されている。 6つの「FSR」が示されている。 各接触領域26は、二組の互いに入り込んだ接触部24を含む。 この例では両側が接着剤でコーティングされた薄いプラスチックシートであるスペーサ38が、プリント基板22に接着される。 スペーサ38は、各接触領域26に対する開口部を含む。 可撓性基板28が、次にスペーサ38に接着される。 可撓性基板28の内側表面30全体は、1つ又はそれ以上の抵抗層32でコーティングすることができる。 代替的に、各接触領域26に対応する別々の切り離された抵抗層32を可撓性基板28上に形成することができる。
    【0026】
    ここで図6を参照すると、本発明の実施形態により感圧変換器に多重の単一区域「FSR」を実装するプリント基板の上面図が示されている。 プリント基板22は、カーボンインクをプリント基板22上にスクリーン印刷することにより形成されたトレース24を有する6つの接触領域26を含む。 銅ペデスタル38は、接触領域26を取り囲む。 ペデスタル38は、多様な形状を有してもよいが、典型的には、明確にするために示されていないが可撓性基板28の外形に酷似する。 半田マスク42は、回路基板22の多くを覆う一方で、接触領域26を可撓性基板28上の接触抵抗層32に対して露出したままにする。 プリント基板22はまた、「FSR」に付加された圧力を指示するトレース24からの電気信号を受信するための、プリント基板22に半田付けされた全体的に70で示す電子構成部品を包含する。
    本発明の実施形態が図解及び説明されたが、これらの実施形態が本発明の全ての可能な形態を図解及び説明するようには意図されていない。 逆に、本明細書で使用された言葉は、限定ではなく説明のための言葉であり、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更を為し得ることが理解される。
    【図面の簡単な説明】
    【0027】
    【図1】本発明の実施形態による概念的感圧変換器を示す分解断面図である。
    【図2】本発明の実施形態による四区域接触領域を示すプリント基板の上面図である。
    【図3】本発明の実施形態によるカーボントレースを示すプリント基板の上面図である。
    【図4】本発明の実施形態により図2又は図3のプリント基板を使用して構成された感圧変換器の上面図である。
    【図5】本発明の実施形態による感圧変換器内の概念的な多重の単一区域「FSR」を示す分解図である。
    【図6】本発明の実施形態により感圧変換器に多重の単一区域「FSR」を実装するプリント基板の上面図である。
    【符号の説明】
    【0028】
    20 電子感圧変換器22 プリント基板24 導電トレース26 接触領域28 可撓性基板30 内側表面32 抵抗層34 接着性スペーサ36 力感知抵抗器(FSR)
    38 ペデスタル40 導電トレース42 半田マスク

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