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Remote manual control apparatus capable of being autoclaved and method for generating operational signal therein

申请号 JP26982697 申请日 1997-10-02 公开(公告)号 JPH10154431A 公开(公告)日 1998-06-09
申请人 Bristol Myers Squibb Co; ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー; 发明人 LIM JOEPERT R;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a remote control unit which has operational reliability for autoclave cycles in commercially reasonable times and can be autoclaved.
SOLUTION: A remote control unit comprises a plurality of Hall-effect sensors 18, arrange on a printed circuit board 16 housed air-tightly in a polymer housing produced from a material able to be autoclaved. Each Hall-effect sensor is operated by a magnet 245, elastically supported in a panel 14 which can be closed to the housing or parted from the housing by hinges. At the closing position, a coupled Hall-effect sensor 18 is operated, and consequently the magnet 24 is instantly pushed down to control the operation of a selected function of a surgical apparatus. A method, in which at least a switch element able to be operated in one non-contact manner is installed in the air-tightly closed housing and the switch element is operated by moving an operational element closer to the periphery of the switch element, is also shown.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて、 所定のパターンで配置され、かつ作動時に少なくとも1
    つの所定の信号を前記制御手段へ送るための複数の第1
    のスイッチ手段と;選択的に作動可能な複数の第2のスイッチ手段であって、これらの第2のスイッチ手段の各々が前記第1のスイッチ手段を作動させるために前記第1のスイッチ手段の各々と並置された上記第2のスイッチ手段と;前記第2のスイッチ手段と結合された可動支持手段であって、前記第2のスイッチ手段の各々を選択的に前記第1のスイッチ手段の前記各々に対して相対的な移動をさせることができるようにし、これにより前記第1のスイッチ手段のうち選択されたスイッチ手段を選択的に作動させたり、作動停止させたりする上記可動支持手段と;前記第1のスイッチ手段を気密に囲い込むハウジングであって、前記第1のスイッチ手段の前記第2
    のスイッチ手段による非接触的な作動を可能とする上記ハウジングとから構成されることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項2】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、前記可動支持手段が弾性であることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項3】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、前記第1のスイッチ手段がホール効果センサから成り、前記第2のスイッチ手段が磁性素子から成ることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項4】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、単一の弾性支持手段が前記第2のスイッチ手段のうちの単一のスイッチ手段と結合されていることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項5】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、さらに、前記支持手段を保持するためのパネル部材を備え、前記第1のスイッチ手段が前記パネル部材上に所定のパターンで配置され、前記パネル部材は、前記第1のスイッチ手段のうちの選択されたスイッチ手段を、前記第2のスイッチ手段のうちの選択されたスイッチ手段の移動によって作動させることができる第1の操作可能位置と、前記第1のスイッチ手段のうちの前記選択されたスイッチ手段を作動させることができない第2の操作不可能位置との間を移動できるようにしたことを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項6】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、前記支持手段が前記第2のスイッチ手段のうちの選択されたスイッチ手段を非作動位置において前記第1のスイッチ手段から離間するように常時付勢していることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項7】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、さらに、前記第1のスイッチ手段と結合された電気回路と、前記回路と前記第1のスイッチ手段とを前記制御手段に操作機能において接続する気密封止された信号伝達ケーブル手段とを備えた上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項8】 請求項第1項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、前記ハウジングが高分子材料で成形されていることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項9】 外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて、 その作動時に前記制御手段における所定の操作を制御するための少なくとも1つの第1のスイッチ手段を備えたプリント回路基板と;前記少なくとも1つの第1のスイッチ手段を作動させるための選択的に移動自在な第2のスイッチ手段であって、前記第1のスイッチ手段と並置された上記第2のスイッチ手段と;前記第2のスイッチ手段と結合した支持手段であって、前記第1のスイッチ手段を含んで成る回路を選択的に操作するように、前記第2のスイッチ手段が前記第1のスイッチ手段に対する相対的移動を選択的に行うことを可能とする上記支持手段と;前記第2のスイッチ手段を前記第1のスイッチ手段に隣接して並置させるように前記支持手段を所定の位置に位置決めするための保持手段と;前記プリント回路基板と前記第1のスイッチ手段とを気密に囲い込むハウジングであって、前記第2のスイッチ手段が前記第1のスイッチ手段を非接触的に作動させることを可能にする上記ハウジングとから構成されることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項10】 外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて、 前記制御手段を遠隔操作するための少なくとも1つの非接触的に作動可能なスイッチ素子手段と;前記スイッチ素子手段を気密に囲い込むハウジングと;前記スイッチ素子手段を非接触的に作動させる作動手段とから構成されることを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項11】 請求項第10項に記載の遠隔制御ハンドピースにおいて、さらに、前記スイッチ素子手段と結合され、かつ前記ハウジング内に囲い込まれた電気回路を備えたことを特徴とする上記遠隔制御ハンドピース。
  • 【請求項12】 外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて作動信号を発生させるための方法において、 その作動時に前記制御手段における操作を制御するための第1のスイッチ手段を設ける工程と;前記第1のスイッチ手段をオートクレーブ処理可能なハウジング内に気密に囲い込む工程と;前記第1のスイッチ手段を作動させるための第2のスイッチ手段を設ける工程と;前記第2のスイッチ手段を前記第1のスイッチ手段に隣接させて並置させる工程と;前記第2のスイッチ手段を、前記第1のスイッチ手段から離れるように、前記第1のスイッチ手段が作動されない第1の位置に付勢する工程と;
    前記第2のスイッチ手段を、前記第1のスイッチ手段を作動させる第2の位置に、前記第1のスイッチ手段に対して相対的に移動させる工程とを含んで成る上記方法。
  • 【請求項13】 請求項第12項に記載の方法において、前記第2のスイッチ手段が前記第1のスイッチ手段を非接触的に作動させることを特徴とする上記方法。
  • 【請求項14】 請求項第12項に記載の方法において、さらに、 前記第2のスイッチ手段を前記第1のスイッチ手段に隣接した並置位置に弾性的に支持する工程を含む上記方法。
  • 【請求項15】 外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて作動信号を発生させるための方法において、 その作動時に前記制御手段における操作を制御するための少なくとも1つの非接触的に作動可能なスイッチ素子手段を設ける工程と;前記少なくとも1つのスイッチ素子手段をオートクレーブ処理可能なハウジング内に気密に囲い込む工程と;前記スイッチ素子手段を非接触的に作動させる工程とを含んで成る上記方法。
  • 【請求項16】 請求項第15項に記載の方法において、さらに、 前記作動可能なスイッチ素子手段に隣接した並置位置に作動スイッチ素子を弾性的に支持する工程と;前記作動スイッチ素子を、前記作動可能なスイッチ素子から離れるように、前記作動可能なスイッチ素子手段が作動されない第1の位置に付勢する工程と;前記作動スイッチ素子を、前記作動可能なスイッチ素子手段を作動させる第2の位置に、前記作動可能なスイッチ素子手段に対して相対的に移動させる工程とを含んで成る上記方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は外科用制御装置に関する。 より詳しくは、本発明は、操作機能において主制御ユニットに接続され、この主制御ユニットから距離を隔てた外科医療現場内の遠隔位置に設置された外科用制御装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】遠隔手動制御装置は、ある種の外科装置、手術室内に設けられて無菌領域から制御しなければならないような外科装置を作動させるために必要な付属設備となっている。 このような装置の一例は、関節鏡による外科手術処置において使用される潅注ポンプである。 このポンプは、患者が手術室の「無菌」環境に置かれている一方で、手術室の「非無菌」環境に設けられて電気的に制御されるコンソールとなっている。 該ポンプは、管系を介して患者に接続されるが、ポンプの患者からの距離のために、ポンプコンソールの直接操作または制御は非実際的である。 このポンプは、手術処置が実行される無菌環境から離間しているため、外科医がポンプの特性ならびに設定を手動で制御・調整するための遠隔制御装置が必要となる。 この制御装置は、小形、軽量の遠隔手動制御ユニットであり、かつ消毒薬に対する耐性を有するのみならず、毎回の使用後に、滅菌のためのオートクレーブ処理が可能であるものが好ましい。 オートクレーブ処理が可能であるという要求事項は、装置が商業的に製品化されるために、1000サイクル以上繰り返して華氏約275度(121℃)に晒されても耐えることができるものとすべきであることを意味する(最小1600サイクルを期する例がこれまでに知られている)。

    【0003】オートクレーブ処理ができない一部の従来技術の外科用遠隔制御装置では、使用後のユニットのオートクレーブ処理を不要にできる透明なプラスチック製バッグに収容されている場合に限り、手術室で使用することができるに過ぎない。 この方式は煩わしく、好ましい選択でないことは明らかであり、オートクレーブ処理可能な遠隔方式の方が好まれるであろう。

    【0004】オートクレーブ処理可能な遠隔手動制御装置は既知であり、本来、気密封止され、かつオートクレーブ処理法を用いて滅菌することを意図して設計されたものであるが、このような遠隔装置による問題解決は、
    それら遠隔装置が通常、比較的少数回の使用後、すなわちオートクレーブサイクル後に使えなくなるものであるため、全く期待のもてるものではなかった。 一般的な従来技術の設計では、シリコーンジャケット内に収容したプリント回路基板上に配列された一連のドーム(半球)
    形のスナップスイッチが組み込まれている。 それらスイッチを被うジャケットの厚さは、ユニット上の他のどこよりも薄いことが多く、オートクレーブサイクル期間中に空気がジャケットを透過できる場合もある。 このような「透過」空気の膨張と収縮、そして製造中にジャケット内に閉じ込められた空気が原因になって上記遠隔装置が使えなくなるのである。 高温のオートクレーブプロセスの間に、ジャケットはその透過性および遠隔装置内の残留空気の加熱のために膨張しうる。 この空気は次いで、冷却後に負圧を生じ、場合によってはスナップドームを作動させてしまったり、押しのけてしまう結果となる。 また、一部の遠隔装置は、大形で、重くかつ嵩張り、使用中に扱いにくい。 外科医は遠隔装置を手術用掛布に固定しがちであるため、小形軽量のユニットが好ましい。

    【0005】既知のオートクレーブ処理可能な遠隔手動制御装置の上記未成熟の欠陥から、繰り返しオートクレーブサイクルに耐えることのできる、高信頼性かつ軽量の外科用遠隔制御装置に対する要望が存在している。

    【0006】

    【発明の開示】本発明の1つの目的は、商業的に妥当な回数のオートクレーブサイクルにわたって動作の信頼性を有するオートクレーブ処理可能な遠隔制御ユニットを提供することにある。

    【0007】本発明の他の目的は、小形、軽量かつユーザが片手で操縦容易なオートクレーブ処理可能な遠隔制御ユニットを提供することにある。

    【0008】本発明のまた一つの目的は、使用中にバッグに入れる必要なく使用できるオートクレーブ処理可能な遠隔制御ユニットを提供することにある。

    【0009】本発明のさらにもう一つの目的は、気密封止したハウジング内のスイッチ素子を、ハウジングの外から該スイッチ素子を非接触的に作動させることによって作動させることができるオートクレーブ処理可能な遠隔制御ユニットを提供することにある。

    【0010】本発明の以上その他の目的は、本明細書に記載の好ましい実施態様、すなわち外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースであって、所定のパターンで配置され、かつ作動時に所定の信号を制御手段へ送るように設計された複数の第1
    のスイッチ手段を備えて成る上記遠隔制御ハンドピースによって達成される。 選択的に作動可能な第2のスイッチ手段が、第1のスイッチ手段の各々に対して並設される。 この好ましい実施態様においては、第1のスイッチ手段はホール効果センサであり、第2のスイッチ手段は磁石である。 第2のスイッチ手段の各々には可動支持手段が結合されていて、第2のスイッチ手段の各々は、結合された第1のスイッチ手段に対する相対的な移動を選択的に行わせることができるようになっており、これにより第1のスイッチ手段を選択的に作動させたり、作動停止させたりすることができる。 ハウジングが第1のスイッチ手段を気密に囲い込んで、第2のスイッチ手段が第1のスイッチ手段を非接触的に作動させることを可能にしている。

    【0011】本発明はまた、外科用装置を操作するための制御手段と共に使用する遠隔制御ハンドピースにおいて作動信号を発生させるための方法であって、その作動時に制御手段における操作を制御するための第1のスイッチ手段を設けることを含んで成る方法である。 この方法はさらに、第1のスイッチ手段をオートクレーブ処理可能なハウジング内に気密に囲い込むことと、第1のスイッチ手段を作動させるための第2のスイッチ手段を設けることと、第2のスイッチ手段を第1のスイッチ手段に隣接させて並設することとを含む。 第2のスイッチ手段は常態では第1のスイッチ手段から離れるように付勢されているが、第1のスイッチ手段に近づくように移動してそれを作動させることができるように弾性的に支持されている。

    【0012】

    【発明の実施形態】図1〜3に示すように、オートクレーブ処理可能な遠隔手動制御ユニット10は、成形されたベース12,ケーブルアッセンブリ13およびボタンパネル14から構成される。 上記遠隔手動制御装置10
    は、ケーブルの他端を接続できる主コンソールまたは外科用装置(図示せず)の操作を遠隔制御するための複数の手動操作可能なスイッチがユーザに用意されている。
    ベース12は、所定のパターンに配置したホール効果センサ18などの複数の第1のスイッチ素子を有するプリント回路基板16としての回路をシリコーン系成形材料15内に収容している。 各センサは、パネル14上の別の部分によって非接触的に作動させることができるスイッチまたは回路素子の一部を含む。 本明細書において使用する場合、「非接触的」という用語は、第1および第2の素子を互いに接触させることなく第2の素子を第1
    の素子近辺に接近させることによって第1の素子を作動させることを指す。 本実施態様ではホール効果センサと磁石を利用しているが、本明細書において「スイッチ手段」という用語は、スイッチ、スイッチ素子、またはその他の信号送信装置を主コンソールに遠隔接続して何らかの作動誘因によって非接触的に作動(例えば、開放または閉鎖)させることのできる他の考えられる構成をも包含して使用する。 (このような代替実施態様の一例は、図4〜7に示す磁性リードスイッチである。)

    【0013】この好ましい実施態様において、パネル1
    4は、一対のヒンジピン19(一方のみ図示)によってベース12にヒンジ取付けされ、磁石24などの第2のスイッチ手段を持する可撓性のエラストマー系(例えばシリコーン)ボタン22をそれぞれが支持するようにした複数の開口部20が設けられている。 各磁石24はシリコーンボタンの各々の底部の溝に挿入され、さらに鍋状のものに入れるか、あるいは封止するか中に固定するかする。 図示の実施態様では、これらのボタンは、環状溝28を有するグロメット様となっており、ボタンパネル14における開口部20内に組み込まれている。 この代わりに、すべてのボタンを、パネル14内に受け入れた、あるいはパネル14に取り付けた適切な形状の単一シリコーンシートの一部として形成することができよう。 各ボタン(または、単一シートの場合、少なくとも各磁石回りの領域)は弾性であり、パネル14が閉じ(図1に示す)、かつ手動圧のない状態で、磁石が結合センサを作動させることができない程度まで(図2に示す通り)ベース12の表面から十分に離間するように、各ボタンが付勢される。 すべての磁石24は、このように、パネル14が図1に示す閉じた操作可能位置にあるとき、対応するホール型センサ18の上に並置した配列で配置される。 選択されたボタンに加わる瞬間的圧力が、磁石を結合ホール型センサに十分近づけることによって該センサを非接触的に作動させる。 パネル14
    は、一対の戻り止め34,36と掛け外し可能に掛合してパネルを閉状態に維持することのできる一対の閉鎖タブ30,32を含んだものとしてよい。 掴みタブ38によりパネルの開放・閉鎖が容易となっている。 パネル1
    4はベース12にヒンジ接続で取り付けられているのが示されているが、ベースから全体的に分離可能としたり、クリーニングを容易にするためボタンをベース表面から離して維持するために開放グリッド(格子)形またはケージ(かご)形として固定取付けしてもよい。 ボタンの弾性によって、ボタンが押されて選択されたスイッチまたは機能が作動されたことがユーザに何らかの形で示されるようにユーザへの確実な触知可能なフィードバックが与えられる。 ボタンを放すと、通常の付勢位置に戻り止めすることができる。 他の触知可能な、あるいは聴覚的機構も本発明の範囲内で案出してよい。

    【0014】プリント回路基板16に取り付けられたケーブル13は、コネクタ(図示せず)によって成形ベース12を制御コンソール(例えば、潅注ポンプ、図示せず)に接続する。 上記ケーブルは、プリント回路を主コンソールに接続する複数の信号伝達ワイヤを収納している。 このケーブル/プリント回路基板アッセンブリは、
    内部に空気を閉じこめることなくベース12を製造するためにシリコーンでインサート成形されている。 プリント回路基板における開口部17により、液体シリコーンによって基板をしっかりと接合することが可能となる。
    この好ましい実施態様においてはシリコーンを使用しているが、プリント回路基板16とその付属素子を気密封止するのに適切なエラストマー系材料を使用してもよい。 パネル14は、次いで、ケーブル/プリント回路基板アッセンブリに取り付けられ、これによって磁石とホール型センサが作動可能となるように位置合せされる。

    【0015】本発明は、主コンソールへの物理的接続なしで利用できることが分かるであろう。 すなわち、赤外線その他の光学的もしくは非光学的装置を用いれば、ケーブルを要せずにコンソールへ信号を送信することが可能となる。

    【0016】遠隔制御装置10は、図1において、操作可能位置にある状態が示されており、ここでパネル14
    はベース12の上側表面40に隣接している。 この位置において、すべての磁石24が、図2に最も良く見られるように、対応するホール型センサ18の上に位置することが可能となる。 選択したボタン22を押し下げるだけでその磁石24を対応するホール型センサ18に近づけて、そのセンサで定義された特定の機能を作動させることができる。 (例えばポンプ内の)様々な機能には電源オン/オフ、流量アップ/ダウン、圧力アップ/ダウン、等がある。 図3に示すように、パネル14をベース12から部分的に遠ざけると(または、図示していないが、パネル14をベース12と同じ面に平坦に広がるようにフル開放すると)、遠隔制御装置10は、単に閉鎖タブ30および32をタブ38上で引っ張って外す以上の複雑なことをする必要なく容易にクリーニングでき、
    かつオートクレーブ処理することができる。

    【0017】この好ましい実施態様においては、スイッチボタン22をホール型センサ18から分離可能とするため、ヒンジ付きパネル14を用いている。 他の類似の分離手段もまた適切である。 これにより、別の位置におけるクリーニングおよび滅菌を容易にしながらある位置におけるスイッチの操作が可能となる。 さらに、プリント回路基板アッセンブリおよびホール型センサをシリコーンベースにインサート成形してホール型センサを用いることにより、ハウジングの内側の空気ポケットをなくし、スイッチの誤作動が防止される。 上記の説明に従って構成された遠隔制御ユニットは、1,600オートクレーブサイクルを経て、ボタン機能あるいは材料の劣化はいずれも起こらなかった。

    【0018】本発明のもう1つの実施態様を図4〜7に示す。 ここで、遠隔制御装置100はベース102と、
    ヒンジ付きパネル104とから構成されている。 ケーブルアッセンブリ106が、ベース102に取付け可能なアダプタプレート110に取り付けられている。 プリント回路基板112が操作機能においてケーブル106に接続され、図7に示す通り、単純な矩形配列とすることのできる所定のパターンに配置された複数の磁性スイッチ接点114(例えばリードスイッチ)を旦持している。 前述の実施態様では、パネル104は複数の開口部を有し、各々の開口部が、対応する磁性スイッチ114
    を作動させるようにした可撓性のエラストマー製ボタン120を保持している。 本実施態様においては、ベース102は、プリント回路基板112を収容するための溝を有するアルミニウム製、プラスチック製またはエラストマー製のケースとすることができる。 ケーブルプレート110とベース102との間の適切な封止手段を使用して、アッセンブリを気密封止することができる。

    【0019】本発明はまた、オートクレーブ処理可能な遠隔制御装置を提供するための方法において実施される。 この方法は、各スイッチ素子が非接触的に作動誘因に応答するようなスイッチ素子の第1の配列を有する気密封止されたベースを設ける工程と、作動誘因を発生させる作動体の第2の配列を設ける工程とを含んで成る。
    本方法はさらに、各作動体がその対応する1つのスイッチを作動させることができるように第1および第2の配列を平行配向において並置することを含む。 本方法はさらに、遠隔制御装置のクリーニングおよび滅菌を容易とするためにベースに対して相対的に移動自在とされたカバーに、第2の配列を(全体的に、または部分的に)ヒンジ取付けで、または取り外し可能に取り付ける工程を含む。

    【0020】この好ましい実施態様は遠隔制御ユニット上のスイッチ素子の平坦な配列の形態で示されているが、他の形状としてもよいことは理解されよう。 気密封止されたスイッチ手段を非接触的に作動させる作動誘因体は、スイッチを閉じて回路を作動させるに十分近い近辺にまで移動可能であればよい。 ホール効果センサやリードスイッチ以外の非接触的に作動させることのできる素子を使用してもよい。 例えば、封止されたベース内のスイッチ手段を作動惹起させるのに、可動パネル上の赤外線その他の光学的手段を使用することができよう。 不透過性ハウジング内に気密封止されたスイッチ素子を該ハウジングの外側に位置する素子を用いて非接触的に作動惹起するのに、他の機械的、電気的、圧電、油圧、流体、空気圧、等のトリガ装置を考案してもよい。

    【0021】本明細書に開示された本発明の好ましい実施態様に対して、本発明の精神ならびに範囲を逸脱することなく、多くの改良と変更を行ってもよいことは当業者には理解されるであろう。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の原理に従って構成された遠隔制御ユニットの前面斜視図である。

    【図2】 2−2線に沿った図1の断面図である。

    【図3】 本発明の原理に従って構成された遠隔制御ユニットの部分切取前面斜視図であり、互いに離間したその2つの部分を示す図である。

    【図4】 遠隔制御ユニットの他の実施態様の前面斜視図であり、互いに離間したその2つの部分を示す図である。

    【図5】 図4の側面立面図である。

    【図6】 図4の2つの離間した部分が並置されている図4の実施態様の断面図である。

    【図7】 図4の実施態様の分解前面斜視図である。

    【符号の説明】

    10 遠隔手動制御ユニット 12 成形されたベース 13 ケーブルアッセンブリ 14 ボタンパネル 15 シリコーン系成形材料 16 プリント回路基板 17 開口部 18 ホール効果センサ 19 一対のヒンジピン 20 開口部 22 スイッチボタン 24 磁石 28 環状溝 30 閉鎖タブ 32 閉鎖タブ 34 戻り止め 36 戻り止め 38 掴みタブ 40 ベースの上側表面 100 遠隔制御装置 102 ベース 104 ヒンジ付きパネル 106 ケーブルアッセンブリ 110 アダプタプレート 112 プリント回路基板 114 磁性スイッチ接点 120 エラストマー製ボタン

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