Button switch

申请号 JP30459499 申请日 1999-10-26 公开(公告)号 JP2001126565A 公开(公告)日 2001-05-11
申请人 Matsushita Electric Ind Co Ltd; 松下電器産業株式会社; 发明人 KITAMURA TOSHIYASU; NAMIKI TERUO; KONISHI KAZUHIRO; YAMAMOTO KOICHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a button switch that ensures stable connection by obviating malfunction due to foreign matter.
SOLUTION: A button switch comprises a contact member 12 attached to the lower side of a push member. The contact member 12 is pushed against a printed contact pattern 14 of a printed circuit board 13. The contact member 12 comprises a rubber piece, and metal lines embedded therein to connect conductive layers respectively formed in its upper and lower surfaces, adhered to the push member.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 キーボタンと、金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたゴム片をボタンスイッチの押し子の下面に設けたキーボタン接点部とで構成したことを特徴とするボタンスイッチ。
  • 【請求項2】 プリント基板に印刷配線された接点パターンをボタンスイッチの押し子の下面に設けた接点部材を押すことによってスイッチ動作をさせるボタンスイッチにおいて、前記接点部材はゴム片を挟んで上面、下面に形成された導電膜間を結ぶ金属線が埋め込まれて形成され、前記接点部材を前記押し子に接着して構成したことを特徴とするボタンスイッチ。
  • 【請求項3】 前記導電膜はカーボンであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチ。
  • 【請求項4】 前記金属線は金線であることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチ。
  • 【請求項5】 前記ゴム片はシリコンゴムであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ボタンスイッチに関し、特にキーボタン接点部として金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたゴム片をボタンスイッチの押し子の下面に設けるようにしたものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来のボタンスイッチは、図6に示されるように、キーボタン61と、このキーボタン61の押し子の下面に設けた接点部62と、プリント基板63に印刷配線された接点パターン64とによって構成されていた。 そして通常、キーボタン61は図7に示されるように、シリコン系ゴム65などで形成されており、このシリコン系ゴム
    65からキーボタンの押し子の下面には接点部としてカーボンなどから成る導電膜66が接着されている。

    【0003】この場合、従来のカーボン接点などを用いた接点部を備えたキーボタンスイッチにおいては、図8
    に示されるように、プリント基板などの被接点部にごみやほこり、油、または半田のフラックスなど異物が付着していない場合には、キーボタンの押し子を押すことにより正常なスイッチ動作が可能であるが、図9に示されるように、プリント基板などの被接点部にごみやほこり、油、または半田のフラックスなど異物が付着してしまった場合には、接点が導通不良となりスイッチ動作不良となるという問題があった。

    【0004】本発明は、これらの異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通が得られるようにしたボタンスイッチを提供することを目的とする。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通が得られるようにしたボタンスイッチを提供することを目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載の発明は、キーボタンと、金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたゴム片をボタンスイッチの押し子の下面に設けたキーボタン接点部とで構成したことを特徴とするボタンスイッチとしたものである。

    【0007】この構成により、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0008】また、請求項2に記載の発明は、プリント基板に印刷配線された接点パターンをボタンスイッチの押し子の下面に設けた接点部材を押すことによってスイッチ動作をさせるボタンスイッチにおいて、前記接点部材はゴム片を挟んで上面、下面に形成された導電膜間を結ぶ金属線が埋め込まれて形成され、前記接点部材を前記押し子に接着して構成したことを特徴とするボタンスイッチとしたものである。

    【0009】この構成により、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0010】また、請求項3に記載の発明は、前記導電膜はカーボンであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものである。

    【0011】この構成により、カーボン導電膜を使用しつつ異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0012】また、請求項4に記載の発明は、前記金属線は金線であることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものである。

    【0013】この構成により、良好な導電特性を実現でき、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0014】また、請求項5に記載の発明は、前記ゴム片はシリコンゴムであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものである。

    【0015】この構成により、成形が容易であり、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0016】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。

    【0017】図1は、本発明の実施の形態に係るボタンスイッチの構成を示す正面断面図である。

    【0018】図1において、ボタンスイッチは、キーボタン11と、金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたゴム片をボタンスイッチの押し子の下面に設けたキーボタン接点部12と、プリント基板13に印刷配線された接点パターン14とによって構成されている。

    【0019】そして、通常、キーボタン11は、シリコン系ゴムなどで形成されるが、本発明は、図2に示されるように、接点部材はシリコン系のゴム片15を挟んで上面、下面に形成された導電膜17、18間を結ぶ金属線16が埋め込まれて形成され、この接点部材12をキーボタンの押し子に接着して構成している。

    【0020】図3は、プリント基板に印刷配線された導電パターンを示すものであり、導電パターンは互いに入れ子になっている。 これは上記した金属配線のどれかと接触し易くするための工夫の結果である。

    【0021】本発明のボタンスイッチの動作を図4および図5を用いて説明する。 すなわち、本発明の接点部を備えたボタンスイッチにおいては、図4に示されるように、プリント基板などの被接点部にごみやほこり、油、
    または半田のフラックスなど異物が付着していない場合には、キーボタンの押し子を押すことにより正常なスイッチ動作が可能であり、さらに、図5に示されるように、プリント基板などの被接点部にごみやほこり、油、
    または半田のフラックスなど異物が付着してしまった場合には、接点部に設けた金属細線、たとえば化金線から成る細線、が上記の異物を突き破り、上面の設けた導電膜を通じてスイッチ動作を行なうことができるので、接点が導通不良でスイッチ動作不良となることはなくなる。

    【0022】このように本発明は、シリコン系のゴムにより構成されたキーボタンと、その接点部を金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたシリコン系のゴム片で構成させているため、プリント基板などの被接点部にごみやほこり、油、または半田のフラックスなど異物が付着してしまった場合に、接点部の金属細線がこれらの異物を突き破り安定した導通を得ることができる。

    【0023】

    【発明の効果】以上で説明したように、本発明の請求項1に記載の発明は、キーボタンと、金属細線が複数本埋め込まれその表面に導電膜が付与されたゴム片をボタンスイッチの押し子の下面に設けたキーボタン接点部とで構成したことを特徴とするボタンスイッチとしたものであり、これにより、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0024】また、請求項2に記載の発明は、プリント基板に印刷配線された接点パターンをボタンスイッチの押し子の下面に設けた接点部材を押すことによってスイッチ動作をさせるボタンスイッチにおいて、前記接点部材はゴム片を挟んで上面、下面に形成された導電膜間を結ぶ金属線が埋め込まれて形成され、前記接点部材を前記押し子に接着して構成したことを特徴とするボタンスイッチとしたものであり、これにより、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0025】また、請求項3に記載の発明は、前記導電膜はカーボンであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものであり、これにより、カーボン導電膜を使用しつつ異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0026】また、請求項4に記載の発明は、前記金属線は金線であることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものであり、これにより、良好な導電特性を実現でき、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【0027】また、請求項5に記載の発明は、前記ゴム片はシリコンゴムであることを特徴とする請求項2に記載のボタンスイッチとしたものであり、これにより、成形が容易であり、異物の付着によるスイッチ動作不良を解決し、安定した導通を得ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態に係るボタンスイッチの構成を示す正面断面図、

    【図2】本発明の実施の形態に係るボタンスイッチの押し子に取付けられる接点部材の構成を示す正面断面図、

    【図3】本発明の実施の形態に係るプリント基板に印刷配線された導電パターンの例を示す図、

    【図4】本発明の実施の形態に係るボタンスイッチの動作例を示す正面断面図、

    【図5】本発明の実施の形態に係るボタンスイッチの別の動作例を示す正面断面図、

    【図6】従来のボタンスイッチの構成を示す正面断面図、

    【図7】従来のボタンスイッチの押し子の下面に取付けられる接点部材の構成を示す正面断面図、

    【図8】従来のボタンスイッチの動作例を示す正面断面図、

    【図9】従来のボタンスイッチの動作例を示す正面断面図である。

    【符号の説明】

    11、61 キーボタン 12、62 接点部 13、63 プリント基板 14、64 (導電)パターン裏ケース 15、65 (シリコン系)ゴム 16 金属細線 17 上面導電膜 18 下面導電膜 66 導電膜

    フロントページの続き (72)発明者 小西 一弘 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 山本 孝一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA02 AA16 BB05 CC16 CC20 DD08 DR32 DR36 GG01 5G006 AA01 BB07 FB06 FB16 FB36 FB39 5G023 AA12 BA11 CA30 CA50 5G051 AA08 AC13 AC18

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