Electrostatic relay

申请号 JP15192091 申请日 1991-06-24 公开(公告)号 JP2892525B2 公开(公告)日 1999-05-17
申请人 松下電工株式会社; 发明人 SAKAI ATSUSHI; AIZAWA KOICHI; KAKINOTE KEIJI; NISHIMURA HIROMI; KASANO FUMIHIRO; AWAI TAKAYOSHI;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 可動側駆動電極を有する可動板と、前記
    可動板の両側に配置され固定側駆動電極を有する固定側
    基体とを備え、前記可動板が前記 両側の固定側基体に対面した状態で接近離反方向の変位が可能なように片端で支持され、 少なくとも片側の固定側基体に配置された固<br>定接点が 可動板の少なくとも片面に配置された可動接点と対面するとともに固定側駆動電極が可動側駆動電極と対面しており、かつ、前記可動板の両側 で対面する前記
    固定側駆動電極の表面には異なる極性のエレクトレットがそれぞれ対向配置されていて、前記駆動電極への電圧印加により前記可動板の変位が生起するようになっている静電リレー。
  • 【請求項2】 可動板自体が可動側駆動電極を兼ねており、可動板の表面には絶縁膜が設けられていて、この絶縁膜の上に可動接点が形成されている請求項1 記載の静電リレー。
  • 【請求項3】 固定側基体の表面には絶縁膜が設けられていて、この絶縁膜の上に固定側駆動電極と固定接点が形成されている請求項1 または2に記載の静電リレー。
  • 【請求項4】 駆動電圧非印加時は可動板が一方の側のエレクトレットに引きつけられていて、駆動電圧印加中だけ前記可動板が他方のエレクトレットに引きつけられる請求項1から までのいずれかに記載の静電リレー。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、静電(クーロン力)を利用して接点の接離を行う静電リレーに関する。

    【0002】

    【従来の技術】図8および図9は、それぞれ、従来の静電リレーをあらわす。 これら従来の静電リレーには、駆動電圧印加時の静電力が十分でないという問題がある。
    図8の静電リレー150は、固定側駆動電極を兼ねる固定側基体151,151と可動側駆動電極でもある可動板152とを備え、可動板152が固定側基体151に対面した状態で接点が接離する変位が可能なように片端で支持(片持支持)されている。 そして、固定側基体1
    51の表面には固定接点153が設けられ、可動板15
    2には固定接点153に対面する位置に可動接点154
    が設けられていて、固定側基体151と可動板152の間への駆動電圧印加により生ずる静電力で可動接点15
    4と固定接点153が接離するようになっている。

    【0003】この静電リレー150では可動板152にエレクトレットを用い静電力を確保しようとしているのであるが、片持支持式可動板152に適切な変位を生起させるだけの必要かつ十分な静電力がなかなか得られず、実用性は今ひとつである。 図9の静電リレー160
    は、固定接点171および固定側駆動電極172を有する固定側絶縁基体161と、可動接点173および可動側駆動電極機能を有する可動板162とを備え、この可動板162が固定側絶縁基体161に対し対面した状態でシーソー運動可能に枠部163に支持され、可動接点173は固定接点171と対面するとともに、シーソー運動の支点165の両側において固定側駆動電極172
    と可動側駆動電極である可動板162とが対面しており、両駆動電極への電圧印加により可動板162のシーソー運動が生起し接点171,173の接離がなされるようになっている。

    【0004】しかしながら、適切な変位を生起させるだけの必要かつ十分な静電力がなかなか確保できない。 駆動電圧を上げれば静電力が強まるが、接点間の距離が余り大きくとれないため駆動電圧を上げるには限度があるし使い難もなり、実用性が失われる。 接点間の距離を縮めても静電力が強まるが、接点間の耐圧が低下するため、やはり実用性が失われる。

    【0005】また、リレーの場合、いわゆるシングルモード(詳しくは後述)やダブルモード(詳しくは後述)
    などの形態が取れると利用性が高まる。 しかし、図8の静電リレーではシングルモードが取り難く、図9の静電リレーはシングルモードもダブルモードも取り難い。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記事情に鑑み、駆動電圧印加時の静電力が十分強くて多種のモードが取り易い実用性の高い静電リレーを提供することを課題とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、この発明にかかる静電リレーは、 可動側駆動電極を
    有する可動板と、前記可動板の両側に配置され固定側駆
    動電極を有する固定側基体とを備え、前記可動板が前記
    両側の固定側基体に対面した状態で接近離反方向の変位が可能なように片端で支持され、 少なくとも片側の固定
    側基体に配置された固定接点が可動板の少なくとも片面
    に配置された可動接点と対面するとともに固定側駆動電極が可動側駆動電極と対面しており、かつ、前記可動板の両側で対面する前記固定側駆動電極の表面には異なる極性のエレクトレットがそれぞれ対向配置されていて、
    前記駆動電極への電圧印加により前記可動板の変位が生起するという構成をとっている。

    【0008】以下、この発明を具体的に説明する。 定側駆動電極は、可動板の両側にそれぞれ配置されており、この場合、各エレクトレットは各固定側駆動電極の上にそれぞれ設けられている。 可動側においては、可動板が導電性材料で出来ていれば、可動板に可動側駆動電極を兼ねさせることができるが、この場合は、可動板の表面に絶縁膜を設けて、この絶縁膜の上に可動接点を形成するようにする。 勿論、可動側駆動電極は可動接点と同様に絶縁膜の上に別に形成するようにしてもよい。 この場合は可動板は絶縁材料で出来ていてもよい。

    【0009】固定側においては、固定側基体の表面には絶縁膜を設け、この絶縁膜の上に固定側駆動電極と固定接点を形成するか、あるいは、固定側基体が導電性材料で出来ていれば、基体の一部または全部を使って固定側基体自体に固定側駆動電極を形成するとともに固定側基体の表面には絶縁膜を設け、この絶縁膜の上に固定接点を形成するようにしてもよい。

    【0010】静電リレーの場合は、駆動電圧の印加により駆動電極間に電荷が蓄積されるが、可動板を別の状態に素早く移行させるには前記印加電圧を除いた時に電荷を直ちに放電させる必要があり、この場合には放電回路が必要になる。 また、通常の電子回路では制御用の信号電圧は数V〜十数Vであるのに対し、静電リレーの駆動電圧は数十V程度であるため、数V〜十数Vの信号電圧を使おうとすると数十V程度に昇圧する昇圧回路がリレーの前段に必要となる。

    【0011】そのため、例えば、固定側基体に駆動用回路部を設けておくことは非常に有用である。 駆動用回路部は放電回路と昇圧回路の両方を全て備えている必要はなく、いずれか一方の回路の全部または一部を備えるだけであってもよい。 また、駆動用回路部は固定側に限らず可動側、あるいは、可動側と固定側の両方にまたがって設けられていてもよい。

    【0012】また、静電リレーの場合、様々なモードがある。 例えば、可動板の両側前方に固定接点があって、
    駆動電圧を印加しない状態では両側の両接点とも接触しておらず駆動電圧印加時だけいずれかの固定接点に可動接点が接触するという形態の他、請求項6のように、駆動電圧非印加(安定状態)時は可動板が一方の側のエレクトレットに引きつけられていて、駆動電圧印加中だけ可動板が他方のエレクトレットに引きつけられている形態(単安定のシングルモード)や、さらには、定常状態では一方の側の可動接点と固定接点が接触したラッチ状態にあり、駆動電極への電圧印加により他方の側の可動接点と固定接点が接触したラッチ状態に切り替わる形態(双安定のダブルモード)などがある。

    【0013】この発明において用いられる異なる極性のエレクトレットとしては、互いに逆方向に永久的に分極しているもの、あるいは、互いに逆極性の電荷を実質的に永久に有しているもの等が挙げられる。 固定側基体や可動板用基体には、シリコン単結晶基板等の半導体基板を用いることができる。

    【0014】可動側については、シリコン単結晶基板の表裏両面に所定のパターンのマスクを設け、異方性エッチングを施すことにより、可動側電極を兼ねた可動板を有する可動側基体を作ることができる。 固定側については、シリコン単結晶基板の表面に絶縁膜を形成し、その上に固定接点や固定側駆動電極(さらにはエレクトレット)を設けたりするが、シリコン単結晶基板であれば駆動用回路部を構成するトランジスタ、ダイオード等の半導体素子や抵抗、コンデンサ等のインピーダス素子が容易に作り込めるし、高濃度ドーピング層(普通は基板と逆導電型の不純物高濃度領域)を形成し、これを固定側駆動電極として利用することもできる。

    【0015】また、可動側基体や固定側基体の複数個分の面積をもつシリコン単結晶ウエハ(半導体ウエハ)を利用して、同時に複数個分の加工を行い、分断して複数個の可動側基体や固定側基体を同時に得るようにすることもできる。 さらには、複数個分の可動側基体を形成したシリコン単結晶ウエハの上下に、複数個分の固定側基体を形成したシリコン単結晶ウエハを接合してから、個別に分断するようにすれば非常に効率よく製造できることとなる。

    【0016】上記のシリコン単結晶ウエハの加工には通常の半導体装置製造で使われている微細加工技術やフォトリソグラフィ技術が応用できるため、非常に小型のものが大量かつ容易に作れるため、安価なものが量産できることになる。

    【0017】

    【作用】この発明の静電リレーは、可動側駆動電極の両側にエレクトレットが配されているため、駆動電圧印加時、必要かつ十分な静電力を確保することができる。 極性の異なるエレクトレットが協同して可動板を移動させる静電力を生じるからである。 つまり、極性の異なるエレクトレットの一方が反発力を与え、他方が吸引力を与え、同じ方向に可動板を変位させるように働くのである。

    【0018】エレクトレットの場合、小さくて十分に強力なものがあるため、駆動電圧を高くしたり、あるいは、接点間のギャップを小さくせずとも、極性の異なるものを使うだけで強力な静電力を発生させられるために、現実的であって非常に実用性が高くなる。 また、この発明の静電リレーは可動板が片端で支持(片持支持)
    された構造であり、図9の従来例の如き可動板が中央支持でシーソ運動する構造に比べて、構成が簡潔で小型化が図り易いとい利点もある。

    【0019】続いて、様々なモードが容易にとれる点について説明する。 図6は、可動側駆動電極の両側に配された固定側駆動電極の上の極性の異なるエレクトレットの一方(+エレクトレット)は可動側駆動電極に面している表面がプラス、他方(−エレクトレット)は可動側駆動電極に面している表面がマイナスに永久分極していて両者のみかけ上の電荷量が同じであるとして、両駆動電極間の距離(トラベル)と静電力(可動側駆動電極にかかるトルク)およびバネ負荷の関係をあらわしたものである。 但し、静電力とバネ負荷によるトルクは逆向きに作用するが、図6では便宜上同じ向きで図示してある。

    【0020】両駆動電極の電位が等しければ、両駆動電極が互いに平行の場合、両エレクトレットによる静電力は0であって可動板は移動せず中立位置を保持している。 もし、可動側駆動電極が+エレクトレットの側(上側)に傾けば、+エレクトレットの静電力が−エレクトレットの静電力に勝つので可動電極には+エレクトレット側に傾こうとするトルクが働く。 逆に、可動電極が−
    エレクトレットの側(下側)に傾けば、−エレクトレットの静電力が+エレクトレットの静電力に勝つので可動電極には−エレクトレットの側に傾こうとするトルクが働く。

    【0021】可動側駆動電極にプラス電圧がかかれば、
    +エレクトレットと可動側駆動電極の間には反発力が、
    −エレクトレットと可動側駆動電極の間には吸引力が生じ、可動板を−エレクトレットの側に傾ける反発力と吸引力を合わせた強いトルクが可動板にかかることになる。 可動側駆動電極にマイナス電圧がかかれば、−エレクトレットと可動側駆動電極の間には反発力が、+エレクトレットと可動側駆動電極の間には吸引力が生じ、可動板を+エレクトレットの側に傾ける反発力と吸引力を合わせた強いトルクが可動板にかかることになる。

    【0022】一方、可動板を支えているバネ力は平行状態の中立位置では0、いずれかの側が傾いている場合は、中立位置へ戻ろうとするトルクが働く。 即ち、静電力とバネ力は互いに逆向きにかかることになる。 図6からすると、両駆動電極の電位が等しい状態で可動板がいずれかのエレクトレットの側に傾いている時、静電力の方がバネ力より大きくなるように設定しておけば、可動板はその位置を保持し中立位置へは戻らないことになる。 例えば、最初、+エレクトレットの(上)側に傾いた状態から可動側駆動電極にプラス電圧を印加すると+
    エレクトレットの側から−エレクトレットの(下)側へ傾く変位が起こり、プラス電圧を除去しても、この状態が維持される。 可動側駆動電極にマイナス電圧を印加すると逆の動作をする。 つまり、ダブルモードが可能となるのである。

    【0023】図7は、異なる極性のエレクトレットにおいて帯電量の絶対値が異なる(+エレクトレットが大)
    場合の両駆動電極間の距離(トラベル)と静電力(可動側駆動電極にかかるトルク)およびバネ負荷の関係をあらわしたものである。 但し、静電力とバネ負荷によるトルクは逆向きに作用するが、図7でも便宜上同じ向きで図示してある。

    【0024】両駆動電極の電位が等しければ、+エレクトレットによる静電力が大きくなるため、可動側駆動電極が+エレクトレット側に傾むいた状態で安定している。 +エレクトレットの側(上側)に傾いた状態で可動側駆動電極にプラス電圧を印加すると+エレクトレットの側から−エレクトレットの側(下側)へ傾く変位が起こる。 そして、印加電圧を除くと、図7に示すようにバネの復元力が大きいため、中立位置を経て再び+エレクトレット側に傾むいた状態に戻る。 つまり、シングルモードが可能となるのである。

    【0025】

    【実施例】以下、この発明の静電リレーの実施例を説明する。 この発明は、下記の実施例に限らない。 図1は実施例の静電リレーの要部構成をあらわす。 図2は、実施例の静電リレーの下固定側基体をあらわし、図3は、実施例の静電リレーの可動側基体をあらわす。

    【0026】静電リレー1は、下固定側基体2aおよび上固定側基体2bと可動側基体3を備える。 上下の固定側基体2a,2bで可動側基体3を挟むように組付けられている。 各基体は、いずれもシリコン単結晶基板を用いている。 固定側基体と可動側基体が同一材料である場合には熱膨張係数が同一であるため、バイメタルのようなことはなく温度変化に対し安定である。 固定側基体2
    と可動側基体3は、金ないし金合金の金属層25、26
    で接合され機械的・電気的に結合されている。 金属層2
    5、26が合わさるように重ね適当な圧力をかけながら加熱すると金なしい金合金が共晶化して接合されるのである。

    【0027】下固定側基体2aは固定接点21および固定側駆動電極11を有している。 固定接点21と固定側駆動電極11は固定側基体2aの表面の絶縁膜10の上に形成されている。 上固定側基体2bは固定側駆動電極11を有するだけで固定接点は有していない。 固定側駆動電極11も上固定側基体2bの表面の絶縁膜10の上に形成されている。

    【0028】一方、可動側基体3は可動側駆動電極を兼ねる可動板13と支持部(枠部)12とを有し、可動板13は片端で上下に変位可能となるように支持部12に支持されている。 可動側基体3は、シリコン単結晶基板に対し周辺部より異方性エッチング等を施し、溝16を形成したり、可動板13の固定側基体2に臨む領域を接点ギャップを確保するために窪ませたりすることで作られている。

    【0029】この可動板13の下側端部には可動接点2
    2が絶縁膜14を介して固定接点21と対面する位置に形成されている。 つまり、この静電リレー1では固定接点21と可動接点22が1組あるだけである。 勿論、可動板13の上側端部に可動接点が、上固定側基体2bには固定接点が設けられていて、固定接点と可動接点が2
    組あるようであってもよい。

    【0030】可動板13自体が兼ねている可動側駆動電極と固定側駆動電極11も丁度対面するように設けられていて、下の固定側駆動電極11上には−エレクトレット8が設けられ、上の固定側駆動電極11上には左側に+エレクトレット9が設けられている。 必要な外部との電気的接続は、可動側基体3が固定側基体2bの一部が部分的に切り欠かれていて、例えば固定側駆動電極用の端子11aや可動側駆動電極用の端子29とつながるの端子28が端にはみ出しているので、ここにワイヤボンディグするなどして実現するようにする。 上に重ねる基体の周辺の寸法を小さくして端子を露出させる方法もあるが、各基体を先に切り出してから1個づつ接合することになる。 これに対し、実施例の場合、固定側基体が多数個形成されたウエハと可動側基体が多数個形成されたウエハを接合分断する形態が取れるため、製造効率が良い。

    【0031】なお、図4は、下固定側基体2aに可動側基体3を接合した状態を可動側基体3側からみた状態をあらわし、図5は、さらに、上固定側基体2bを可動側基体3に接合した状態を上固定側基体2b側からみた状態をあらわす。 また、下固定側基体や上固定側基体がシリコン単結晶基板であるから、放電回路と昇圧回路の両方、あるいは、いずれか一方の回路の全部または一部を固定側基体に形成することも容易である。 例えば、昇圧回路を内蔵していれば、低い信号電圧で駆動させられる。

    【0032】また、駆動用回路部を作り込む場合、不純物ドーピング工程があるので、ついでに固定側駆動極用のドーピング領域36を基体用のシリコン単結晶基板の表面部分に作り込んでおけば、固定側駆動電極を後で形成する手間が省ける。

    【0033】

    【発明の効果】以上に述べたように、この発明の静電リレーは、極性の異なるエレクトレットが配されていて、
    駆動電圧印加時、両エレクトレットによる静電力が合わさって可動板を移動させるとともに、エレクトレットの場合は小さくて十分に強力なものがあって、駆動電圧を高くしたり、あるいは、接点間のギャップを小さくせずとも、必要かつ十分な静電力を確保することが容易にでき、さらに、様々なモードを容易にとることができるし、可動板が中央支持でシーソ運動する構造に比べて、
    構成が簡潔で小型化が図り易くもあるから、現実的であって非常に実用性が高い。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】実施例の静電リレーの要部構成をあらわす断面図である。

    【図2】実施例の静電リレーの下固定側基体を接点形成面をあらわす平面図である。

    【図3】実施例の静電リレーの可動側基体を接点形成面をあらわす平面図である。

    【図4】実施例の静電リレーの下固定側基体に可動側基体を接合した状態を可動側基体側からみた状態をあらわす平面図である。

    【図5】実施例の静電リレーの下固定側基体、可動側基体および上固定側基体を接合した状態を上固定側基体側からみた状態をあらわす平面図である。

    【図6】可動・固定の両駆動電極間の距離と静電力およびバネ負荷の関係をあらわすグラフである。

    【図7】シングルモード構成における可動・固定の両駆動電極間の距離と静電力およびバネ負荷の関係をあらわすグラフである。

    【図8】従来の静電リレーの要部構成をあらわす一部破断斜視図である。

    【図9】従来の他の静電リレーの要部構成をあらわす分解斜視図である。

    【符号の説明】

    1 静電リレー 2a 下固定側基体 2b 上固定側基体 3 可動側基体 8 エレクトレット 9 エレクトレット 11 固定側駆動電極 13 可動板 21 固定接点 22 可動接点

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 広海 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 笠野 文宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 粟井 崇善 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−100244(JP,A) 特開 昭51−85451(JP,A) 実開 昭58−165839(JP,U) 実開 昭58−165838(JP,U) 実開 昭58−155743(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) H01H 59/00

    QQ群二维码
    意见反馈