【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、回転角度変位を検出して作動させる種々の装置に使用できる回転位置検出スイッチと、この回転位置検出スイッチのボディの成形方法に関する。 【0002】 【従来の技術】最近の回転位置検出スイッチは、用途の拡がりに伴ってますます薄型化が望まれている。 ところが従来の回転位置検出スイッチは、摺動接触子と、この摺動接触子が取り付けられたロータと、このロータが回転可能に取り付けられ、前記摺動接触子に摺動接触する端子を有するボディとを有している。 ロータの中央には嵌合孔が形成され、嵌合孔の外周には所定間隔ごとに複数のスナップフィット部が形成されている。 この回転位置検出スイッチは、前記スナップフィット部をボディの中央に形成した係止孔に挿入して、スナップフィット部の先端の爪部をボディの係止孔のエッジ部に係止させることによって構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のような従来の回転位置検出スイッチでは、図8に示すようにスナップフィット部220の爪部221をボディ100 のエッジ部112に係止させた場合、爪部221がボディ100の底面から出っ張ってしまい、回転位置検出スイッチの全体的な薄型化を望むことは無理であった。 【0004】そこでボディ100を厚くして爪部221 がボディ100の底面から出っ張らないようにすることも考えられるが、このようにすれば回転位置検出スイッチの薄型化を図ることができなくなる。 また、爪部22 1の傾斜角度を大きくすることで爪部221を小さくしてボディ100の底面から出っ張らないようにすることも考えられるが、爪部221の傾斜角度を小さくすると、スナップフィット部220の取り付け時にスナップフィット部220の変形が大きくなるため、ロータ20 0をボディ100に取り付けることができなくなる。 【0005】また、前記した従来のボディ100を形成するには、スナップフィット部220の爪部221が係止する部分、すなわち、ボディ100の端子120を設けた端子取付部130の厚みXを、強度等を考慮して端子材厚+0.3mm以上にしなければならず、図9に示すような金型ピン411を有する下型410と、この下型410に対応した上型420とを有する金型400によってボディ100を成型しているが、スナップフィット部220の爪部221がボディ100の底面から出っ張らないようにボディ100を形成することは、この金型ピン411を有する金型ではできず、新しい金型によるボディ100の成形方法が望まれていた。 【0006】さらに、端子120のうち、最内周にある最内周端子120Aは、他の端子120と違って外部に信号を導出するためのリード (図示省略) が1本しかないため、ボディ100の成形時に射出される合成樹脂の流れによって位置がずれがちであるという問題点を有している。 【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、ボディからロータのスナップフィット部の爪部が外方に出っ張ることなくスイッチ全体の薄型化を計ることができ、かつボディの形成に当たっては端子の位置設定も正確にできるようにし、かつ最内周端子の位置ずれも発生しない回転位置検出スイッチ及びこの回転位置検出スイッチのボディの成形方法を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る回転位置検出スイッチは、係止孔の周囲に同心円状の端子が設けられたボディと、このボディに回転自在に支持されるロータと、このロータに取り付けられて前記端子に対して摺動接触する摺動接触子とを備えており、前記ロータは係止孔に挿入係止されるスナップフィット部を有しており、前記係止孔はスナップフィット部が挿入される小径孔部と、この小径孔部より径大の大径孔部とからなり、 前記スナップフィット部の先端には小径孔部のエッジ部に係止されるとともに、前記エッジ部に係止された状態で大径孔部の内部に収納可能な爪部が形成されており、 前記端子はエッジ部より大径孔部側に設けられている。 【0009】また、請求項2に係る回転位置検出スイッチのボディの成形方法は、係止孔の周囲に同心円状の端子が設けられたボディと、このボディに回転自在に支持されるロータと、このロータに取り付けられて前記端子に対して摺動接触する摺動接触子とを有し、前記係止孔はロータのスナップフィット部が挿入される小径孔部と、この小径孔部より径大の大径孔部とからなり、前記端子は前記エッジ部より大径孔部側に設けられている回転位置検出スイッチのボディの成形方法であって、前記大径孔部に対応する大径部と、前記小径孔部に対応する小径部とを有する金型ピンを用いて前記係止孔を成形するとともに、前記端子のうち最内周の最内周端子は、その内周縁部を前記大径部に当接されることによって位置決めされるようになっている。 【0010】さらに、請求項4に係る回転位置検出スイッチのボディの成形方法は、係止孔の周囲に同心円状の端子が設けられたボディと、このボディに回転自在に支持されるロータと、このロータに取り付けられて前記端子に対して摺動接触する摺動接触子とを有し、前記係止孔はロータのスナップフィット部が挿入される小径孔部と、この小径孔部より径大の大径孔部とからなり、前記端子は前記エッジ部より大径孔部側に設けられている回転位置検出スイッチのボディの成形方法であって、前記大径孔部に対応する大径部と、前記小径孔部に対応する小径部とを有する金型ピンを用いて前記係止孔を成形するとともに、前記端子のうち最内周の最内周端子は、その外周縁部を複数の位置決めピンに当接されることによって位置決めされるようになっている。 【0011】 【作用】本発明に係る回転位置検出スイッチでは、ボディの中央に形成した係止孔の小径孔部の内周面に沿って、ロータのスナップフィット部の先端に形成した爪部を摺動させて挿入し、この爪部を小径孔部のエッジ部に係止させる。 このことによりロータをボディに回転可能に支持させることができる。 この時、爪部が大径孔部の内部に収納されるため、ボディから爪部が出っ張ることもなく、回転位置検出スイッチをより薄型化することができる。 【0012】また、請求項2に記載の本発明の回転位置検出スイッチのボディの成形方法では、小径部とこの小径部より径大な大径部とよりなる金型ピンにより、樹脂成形するボディの中央に、小径孔部と大径孔部からなる係止孔を形成して、ロータの爪部がボディの底面から出っ張ることなく前記大径孔部の内部に収納できるようになる。 また、係止孔と同心円状の最内周端子の内周縁部を、前記金型ピンの大径部の外周端に当接されて位置決めすることにより、端子をボディの所定位置に正確に設けることができる。 【0013】さらに、請求項4に記載の本発明の回転位置検出スイッチのボディの成形方法では、前記と同様にロータの爪部を係止孔の大径孔部の内部に収納できるとともに、成形時にボディの中央に形成した係止孔と同心円状の最内周端子の外周縁部を、複数の位置決めピンに当接させて位置決めすることにより、端子をボディの所定位置に正確に設けることができる。 【0014】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチの概略的分解斜視図、図2は本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチの要部の概略的断面図、図3は本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチのロータのスナップフィット部の概略的断面図、図4はこの回転位置検出スイッチのボディの成形方法を説明する概略的断面図、図5は他の回転位置検出スイッチのボディの成形方法を説明する概略的断面図、図6はこの回転位置検出スイッチのボディの成形方法で成形されたボディの概略的断面図、図7はこの回転位置検出スイッチのボディの成形方法で成形されたボディの概略的平面図である。 なお、従来のものと略同一の部品等には同一の符号を付して説明を行う。 【0015】本実施例に係る回転位置検出スイッチは、 係止孔110の周囲に同心円状の端子120が設けられたボディ100と、このボディ100に回転自在に支持されるロータ200と、このロータ200に取り付けられて前記端子120に対して摺動接触する摺動接触子3 00とを有している。 【0016】絶縁性を有する合成樹脂から成形されたボディ100は、複数周(図面では4周)の端子120が表面を露出させた状態でインサート成形された略円形状の端子取付部130と、この端子取付部130の外周縁部に設けられた2つの組付部140と、前記端子取付部130の外周縁部に設けられた1つの接続部150とを有している。 【0017】前記端子取付部130の中央部には、係止孔111が開設されている。 従って、係止孔111の周囲に同心円状に端子120が設けられていることになる。 なお、以下の説明では端子120のうち、最も内周にある最内周端子には『120A』の符号を付するものとする。 【0018】前記組付部140は回転位置検出スイッチを図示しないプリント基板等に組み付けるためのものであり、接続部150はこの回転位置検出スイッチからの回転位置検出信号を外部に導出するためのコネクタ (図示省略) が接続される部分である。 【0019】前記係止孔111は、図2に示すように、 小径孔部111Aと、この小径孔部111Aより径大の大径孔部111Bとが一体になって形成されている。 小径孔部111Aは端子取付部130の端子120が露出した側、すなわち表面側に開口しており、大径孔部11 1Bはその反対側、すなわち端子取付部130の裏面側に開口している。 【0020】また、大径孔部111Bの高さ(深さ) は、後述するスナップフィット部220の爪部221が大径孔部111Bの内部に収納できる寸法に形成してある。 すなわち、図2に示すように、前記爪部221の長さ寸法をaとし、スナップフィット部220の爪部22 1までの長さ寸法をbとし、大径孔部111Bの高さ寸法をh 1とすると、a≦h 1となるように形成してある。 さらに、図3に示すように、大径孔部111Bの肩部113はR状に形成されている。 また、小径孔部11 1Aの高さ寸法をh 2とする。 【0021】一方、端子120がインサート成形された端子取付部130の厚さ寸法cは、大径孔部111Bの高さ寸法h 1より小さく設定されている。 従って、端子120は、エッジ部112より大径孔部111B側に設けられていることになる。 また、ボディ100に取り付けられる端子120のうち、最内周の最内周端子120 Aは、その内周縁部121Aを前記大径孔部111Bの内周面に露出させている。 【0022】端子取付部130には、後述する金型40 0の下型410に突設された端子保持ピン412に基づく孔131が裏面側から形成されている。 この孔131 は、端子保持ピン412に基づくものであるから、必ず端子120の下側に形成されることになる。 【0023】上述したようなボディ100に回転自在に支持されるロータ200は、略円形状に形成されており、その周縁部には歯部230が形成されている。 また、当該ロータ200の中央部には、嵌合孔210が形成されている。 この嵌合孔210の周囲には、所定間隔をもって複数個(図面では4個)のスナップフィット部220が突出形成されている。 このスナップフィット部220の先端部には、ボディ100に係止できるように外方に鉤状となった爪部221が形成されている。 【0024】各スナップフィット部220は、嵌合孔2 10の周囲に所定間隔をもって形成されているため、内側に向かって変形しうるようになっている。 また、爪部221の先端部の角度θは、図3に示すように、スナップフィット部220の係止孔111へのスムーズな挿入のために45°以下に設定されている。 なお、前記歯部230は、ロータ200を回転させる図外のギアに噛合する部分である。 【0025】一方、このようなロータ200に取り付けられる摺動接触子300は、導電性を有する金属板からなり、端子120に対応した数(図面では4個)の接触部310と、この接触部310を相互に連結する連結部320とが一体に形成されている。 連結部320には、 ロータ200に設けられた溶着用ボスが挿入される開口が形成されている。 【0026】なお、前記接触部310は、端子120への確実な接触を維持するためにボディ100側に向かって折曲形成されている。 【0027】上述したような部品からなる回転位置検出スイッチは、ロータ200のスナップフィット部220 をボディ100の係止孔111に挿入すると、爪部22 1が小径部111Aの内周面に接触することによってスナップフィット部220が内側に向かって変形し、爪部221が小径部111Aのエッジ部112に到達すると、スナップフィット部220の変形が元に復帰して爪部221がエッジ部112に係止される。 【0028】爪部221は、大径孔部111Bとの間に上述したようにa≦h 1の関係があるため、エッジ部1 12に係止された状態で大径孔部111Bの内部に収納されるので、ボディ100の裏面側からは突出しない。 【0029】次に、 このような回転位置検出スイッチを構成するボディの成形方法について図2及び図4を参照しつつ説明する。 【0030】本実施例に係る回転位置検出スイッチのボディの成形方法は、係止孔111の周囲に同心円状の端子120が設けられたボディ100と、このボディ10 0に回転自在に支持されるロータ200と、このロータ200に取り付けられて前記端子120に対して摺動接触する摺動接触子300とを有し、前記係止孔111はロータ200のスナップフィット部220が挿入される小径孔部111Aと、この小径孔部111Aより径大の大径孔部111Bとからなり、前記端子120は前記エッジ部112より大径孔部111B側に設けられている回転位置検出スイッチのボディの成形方法であって、前記大径孔部111Bに対応する大径部411Bと、前記小径孔部111Aに対応する小径部411Aとを有する金型ピン411を用いて前記係止孔111を成形するとともに、前記端子120のうち最内周の最内周端子12 0Aは、その内周縁部121Aを前記大径部411Bに当接されることによって位置決めされる。 【0031】まず、この回転位置検出スイッチのボディの成形方法に用いられる金型ピン411について説明する。 この金型ピン411は、ボディ100の係止孔11 1を成形するものであって、ボディ100を成形する金型400の下型410に突出形成されている。 【0032】かかる金型ピン411は、肩部411CがR状に形成された大径部411Bと、この大径部411 Bの上部に連設された小径部411Aとからなる。 【0033】前記大径部411Bは、係止孔111の大径孔部111Bを成形するものであるから、平面視円形に形成されており、その外径は大径孔部111Bの内径に等しく、図4に示すように、その高さ寸法H 1は前記大径孔部111Bの高さ寸法h 1と等しく設定されている。 大径部411Bの肩部411CがR状に形成されているのは、端子120のうち最内周端子120Aの位置決め等に資するためである。 すなわち、肩部411CがR状に形成されていると、略リング状に形成された最内周端子120Aの大径部411Bへの嵌め込みがスムーズに行えるからである。 【0034】また、前記小径部411Aは、係止孔11 1の小径孔部111Aを成形するものであるから、平面視円形に形成されており、その外径は小径孔部111A の内径に等しく設定されている。 この小径部411Aの高さ寸法H 2は、スナップフィット部220の全体の長さ寸法(a+b)より大きく設定されている。 また、この小径部411Aの先端は、上型420の孔部421に挿入されやすいように丸く形成されている。 さらに、当該小径部411Aは大径部411Bと同芯状に形成されている。 【0035】このように形成された金型ピン411を有する下型410には、端子保持ピン412が形成されている。 この端子保持ピン412は、ボディ100の成形時にボディ100にインサート成形される端子120を保持するものである。 図面では、最内周端子120Aを保持する端子保持ピン412が示されているのみであるが、実際には他の端子120を保持する端子保持ピン4 12も同様にして下型410に突設されている。 【0036】一方、上型420には、ボディ100の係止孔111の外周部を成形するためのキャビティ422 が形成されている。 キャビティ422によって成形された係止孔111の外周部にスナップフィット部220の爪部211が係止されることになる。 なお、前記キャデスィ422の高さ寸法はH 3となっている。 【0037】下型410の端子保持ピン413で複数の端子120を保持させた後、上型420を閉じて図示しないスプルーを介して溶融した合成樹脂をキャビティの内部に射出する。 これによってボディ100が形成される。 【0038】最内周端子120Aは他の端子120とは違って、信号を外部に導出する1本のリードによって保持されているだけなので、ボディ100の射出成形時に位置がずれやすいという問題点があったが、金型ピン4 11の大径部411Bに外嵌されることになるので、位置ずれの問題も解消することができる。 【0039】次に、他の回転位置検出スイッチのボディの成形方法を図5〜図7を参照しつつ説明する。 この成形方法が上述したものと異なる点は、最内周端子120 Aを位置決め保持する位置決めピン423である。 この位置決めピン423は、金型400の上型420に形成されている。 この位置決めピン423は、最内周端子1 20Aをボディ100の裏面側から保持するのではなく、最内周端子120Aの外周縁部122Aを保持することで位置決めを行うのである。 従って、この位置決めピン423は、同心円上に複数個形成される必要がある。 【0040】なお、下型410に端子保持ピン412が設けられている点は上述したものと同様である。 また、 この場合には、最内周端子120Aは金型ピン111によって位置決めされるわけではないので、大径部411 Bの肩部411CはR状に形成されている必要はない。 【0041】また、位置決めピン423及び大径部41 1Bの肩部411Cの形状の他は、上述した成形方法に用いられる金型400と同様である。 すなわち、下型4 10には金型ピン411が突設され、上型420には金型ピン411が嵌合する孔部421が形成されているのである。 そして、前記金型ピン411は、係止孔111 の大径孔部111Aを形成する大径部411Bと、この大径部411Bの上部に連設され、小径孔部111Bを形成する小径部411Aとから構成されている。 【0042】かかる成形方法の手順について説明する。 まず、下型410の所定位置に端子120を保持させた後、上型420を閉じて図示しないスプルーを介して溶融した合成樹脂をキャビティの内部に射出する。 これによってボディ100が形成される。 【0043】上型420を閉じた際に、位置決めピン4 23が最内周端子120Aの外周縁部122Aに当接するので、最内周端子120Aは所定の位置に保持されることになる。 この状態で合成樹脂をキャビティの内部に射出しても最内周端子120Aの位置ずれは生じない。 【0044】上述した方法で成形されたボディ100 は、図6及び図7に示すように、最内周端子120Aの外周縁部122Aに相当する位置に位置決めピン423 の跡132が残っている。 【0045】 【発明の効果】以上、上記説明でも明らかなように、請求項1に記載の本発明の回転位置検出スイッチでは、端子を設けたボディに、摺動接触子を設けたロータを取り付けても、ロータのスナップフィット部の先端に形成した爪部がボディの中央に形成した係止孔の大径孔部の内部に収納されて、ボディの底面から出っ張ることがないので回転位置検出スイッチ全体の厚みを薄くすることができる。 【0046】また、請求項2に記載の本発明の回転位置検出スイッチのボディの成形方法では、小径部と大径部とよりなる金型ピンにより、ロータの爪部がボディの底面から出っ張ることのない小径孔部をボディに形成することができる。 また、ボディの係止孔の大径孔部の高さ方向の厚みも厚くでき、爪部の係止部分の強度的に何ら支障をきたすことのない強度に形成できる。 さらに、ボディの係止孔と同心円状の最内周端子の内周縁部を、前記金型ピンの大径部に当接させて位置決めすることにより、端子をボディの所定位置に正確に設けることができる。 【0047】また、請求項3のように、前記金型ピンの大径部の肩部はR状に形成されていると、最内周端子が金型ピンの大径部にスムーズに挿入されるので、最内周端子の位置決めがより容易になる。 【0048】さらに、請求項4に記載の本発明の回転位置検出スイッチのボディ成形方法では、前記と同様にロータの爪部をボディ内に収納できるとともに、複数の位置決めピンにより、端子をボディの所定位置に正確に設けることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチの概略的分解斜視図である。 【図2】本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチの要部の概略的断面図である。 【図3】本発明の一実施例に係る回転位置検出スイッチのロータのスナップフィット部の概略的断面図である。 【図4】この回転位置検出スイッチのボディの成形方法を説明する概略的断面図である。 【図5】他の回転位置検出スイッチのボディの成形方法を説明する概略的断面図である。 【図6】この回転位置検出スイッチのボディの成形方法で成形されたボディの概略的断面図である。 【図7】この回転位置検出スイッチのボディの成形方法で成形されたボディの概略的平面図である。 【図8】従来の回転位置検出スイッチの要部の概略的断面図である。 【図9】従来の回転位置検出スイッチのボディ成形方法を示す概略的断面図である。 【符号の説明】 100 ボディ 111 係止孔 111A 小径孔部 111B 大径孔部 200 ロータ 220 スナップフィット部 221 爪部 300 摺動接触子 400 金型 411 金型ピン 411A 小径部 411B 大径部 |