How to adjust the contact gap of relay

申请号 JP50457796 申请日 1995-07-04 公开(公告)号 JPH10502763A 公开(公告)日 1998-03-10
申请人 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 ハインツル アルフレート; シュタトラー ハインツ;
摘要 (57)【要約】 ロッカ型可動子(3)を備えたリレーであって、該リレーが、前記可動子の両端部に接点ばね区分(21,22,23,24)を有しており、またベース(1)の支持部(15b,16b)に固定するために、中心軸線の領域で両側にそれぞれ1つの固定区分(25,26)を有している形式のものに接点ギャップを調節するために、前記可動子を、可動子を中心で押圧する押圧体(124)によってベースに押圧して全ての接点を閉じる。 次いで可動子を、全ての接点が開かれるまで接点ばねを用いて持ち上げ、この後所定の接点ギャップ分だけ可動子をさらに持ち上げる。 最終的に得られたこの 位置 において、固定区分(25,26)が支持部(15b,16b)に溶接される。 このように、意図された接点ギャップが、個々の部品の精 密度 とは無関係に、組立時に正確に調節されるので、補足的な調整が不要となる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. リレーの接点ギャップを調節する方法であって、中心軸線を中心に旋回可能なロッカ型可動子(3)が、可動子両端部の領域において少なくとも1つの接点ばね区分(21,22,23,24)に結合されており、中心軸線の両側の領域にそれぞれ1つの固定区分(25,26)を有しており、可動子(3)の下方に配置されたベース(1)がそれぞれ各接点ばね区分の下方に対応接点素子を有し、かつそれぞれの固定区分領域にそれぞれ1つの支持部(15b,16b)を有している形式のものにおいて。 可動子(3)の中心に作用する所定の押圧力を用いて、各接点ばね区分(2 1,22,23,24)を配設の対応接点素子(11b,12b,13b,14 b)に押圧し、 電流通過を測定することにより、全ての接点が閉じられているかどうかを検出し、 持上げ装置(122)を用いて、可動子の位置を維持しながら、全ての接点が開くまで可動子を掴んで持上げ、 次いで可動子(3)の角度位置を維持しながら、意図された接点ギャップの半分に相当する所定の行程(b)だけ可動子(3)を持ち上げ、 最後に各固定区分(25,26)をベース(1) の配設の支持部(15b,16b)に結合することを特徴とする、リレーの接点ギャップを調節する方法。 2. 前記可動子(3)の中心に当て付けられかつ垂直に可動に案内された接点押圧体(124)の重量によって押圧力を生ぜしめる、請求項1記載の方法。 3.2つ以上の接点ばね対(21,22,23,24)が装着された可動子(3 )を少なくとも2つの段階で持ち上げ、第1の接点の開放と最後の接点の開放との間の持上げ高さを、品質基準として測定する、請求項1または2記載の方法。 4. 前記可動子(3)を持ち上げのために、両側から対になって係合する掴みジョー(123)によって掴む、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 5. 掴みジョー(123)が、電流通過の測定前に可動子を持ち上げることなく先ず一度可動子を掴み、電流通過の測定後に改めて掴みジョーが可動子を掴んで、次いで持ち上げる、請求項4記載の方法。 6. 請求項1から5までの方法を実施するための装置であって、 リレーのベース(1)のための収容装置(121)と、 接点接続の適合のため、および個々の接点での電流通過の測定のための測定装置と、 ベース(1)に配置された可動子(3)の中心に力を加える押圧装置(12 4)と、 所定の段階において測定装置に依存して可動子(3)を掴んで持ち上げるための持上げ装置(122)と、 固定区分(25,26)を配設の支持部(15b,16b)へ溶接するための溶接装置(128)と、 測定装置に依存して持上げ装置と溶接装置とを作動させるための制御装置を有している ことを特徴とする、請求項1から5までの方法を実施するための装置。 7. 持上げ装置(122)がベース収容部(121)上で中央に垂直に配置されていて、下方へ突出した2対の可動な掴みジョー(123)を有し、かつ垂直方向で移動可能である、請求項6記載の装置。 8. 前記持上げ装置の中央には、自由に移動可能な棒状の押圧体(124)のための垂直方向の案内が設けられている、請求項7記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 リレーの接点ギャップを調節する方法 本発明はリレーの接点ギャップを調節する方法に関するものであり、この方法では、中心軸線に関して旋回可能なロッカ型可動子が、可動子の両端部の領域において少なくとも1つの接点ばね区分に接続されており、それぞれ両端部の中心軸線の領域において1つの固定区分を有しており、この場合さらに、可動子の下に配置されたベースが、各接点ばね区分の下に設けられた対応接点素子と、各固定区分領域に設けられた1つの支持部とを有している。 主特許(main patent)(欧州特許出願第94103581.8号明細書)は、既に概略的にこのような方法に関しており、特に、ロッカ型可動子を有するリレーの場合の実施例に関するものであり、接点ギャップもしくは可動子持上げ高さを調節するために、可動子は、まず対応接点素子へ、この可動子のの上部を掴む2つの脚を用いて押圧され、この後永久磁石によって保持されて持ち上げられる。 しかし、このような場合に、可動子が不均一なまたは斜めの表面を有していると、可動子の上側で様々な個所で当て付けられる接点押圧脚と、永久磁石とによる持上げ時に、可動子が僅かに傾いてしまう危険性があるので、場合によっては可動子が斜めに溶接されてしまう恐れもある。 本発明の課題は、ロッカ型可動子リレーに関する主特許に基づく方法を改良して、接点ギャップもしくは可動子持上げ高さを、部品に過度に厳しい精密さを要求することなく、製造時でさえもより信頼性良く調節できるようにすることである。 この課題を解決するために、本発明による方法は以下の段階から成っている。 すなわち、 各接点ばね区分を、可動子に中心で作用する所定の接触押圧によって、配設の対応接点素子に押圧し、 電流通過を測定することによって、全ての接点が閉じられているかどうかを検出し、 可動子を、その位置に保持しながら、全ての接点が開かれるまで持上げ装置によって掴んで持ち上げ、 この後、度位置を維持しながら可動子を接点ギャップの半分に相当する所定の距離だけ持ち上げ、 最後に、各固定区分をベースの配設の支持部材に結合する。 したがって、本発明による方法では、可動子は第1段階で押圧力を加えられてベース内の対応接点に対して押圧され、可動子の表面が不均一または傾いていても、押圧力は可動子の中心位置に正確に作用し、ひいては可動子にトルクを加えることはない。 作用する押圧力は、このように全ての接点ばね区分に均一に配分されるので、全ての接点はほぼ同一の接点力を受ける。 この後、可動子は、予め得られた角度位置、すなわちベースに対してほぼ平な位置が、固定区分が各支持部に溶接されるまでの持ち上げ時にも維持される。 これにより、接点ギャップが全ての接点にほぼ同一に調節されることも確実となる。 通常のように可動子が、2つ以上の接点ばね対を有していると、すなわち、たとえば2つの接点ばね区分で一方のもしくは他方の可動子端部にそれぞれが選択的に接触する2つの中間接点ばねを有していると、第1の接点の開放と最後の接点の開放との間の持上げ距離を測定できるように、本発明の方法の形態では、少なくとも2つの段階で可動子が持ち上げられるようになっている。 このように、製造過程時に生じるばねの開きもしくはそれぞれの接点ばね区分の間のずれが、所定の誤差帯内であるかどうかを確認することができる。 したがって、ばね区分の間に過大な差異を有する不都合な可動子組立体はこの段階で除去することができる。 しかし、確認された不均一性の程度は、どの場合にも既に方法のこの段階で、配設のリレーのための品質特性として、また付加的な測定費なしに、確認されかつ保存されることができる。 本発明に基づき可動子を正確な位置に掴みかつ持ち上げるために、改良された方法ではさらに可動子は両側から対ごとに係合する掴みジョーによって掴まれ、 この場合、掴み機構は続けて2回閉じられると有利である。 可動子組立体は、まず第1に掴みジョーが閉じられたときにセンタリングされるだけで、2度目に閉じられて初めて掴まれて持ち上げられる。 本発明による方法を実施するための装置は、リレーのベースのための収容部と、接点接続の適合と個々の接点における電流通過の測定とのための測定装置と、 さらにベースに配置された可動子の中心に力を作用させるためのベース押圧装置と、可動子を掴んで持ち上げるための持上げ装置と、可動子の固定区分を配設の支持部に溶接するための溶接装置と、測定装置に応じて持上げ装置と溶接装置とを作動させるための制御装置とを有している。 押圧装置は、鉛直方向のガイドに沿って自由に可動な棒状の押圧体によって特に有利な形式で形成されており、この押圧装置は、それ自体の重量によって可動子ひいては接点ばねに所要の接点押圧力を加える。 しかし、別の形式、たとえばばね等によってこの接点押圧力を加えることも考えられる。 本発明は、図面に基づいた実施例を用いて以下にさらに詳しく説明されている。 第1図は、本発明による接点ギャップを調節するための取付けおよび調節装置を示す図である。 第2図は、組立前のリレーのベースと可動子組立体とを示す図である。 第3図は、組み立てられたリレーの縦断面図である。 第3図に示されたリレーは、主特許の第1実施例におけるリレーにほぼ対応している。 リレーは、ベース1を有しており、このベースに接点配列2が可動に支承されており、この接点配列2自体は、ロッカ型可動子3に固く結合されている。 可動子の上方には、この可動子に対してほぼ平行に、扁平な永久磁石4が配置されており、この永久磁石4は、可動子の支持個所の上に中央の極を備えながら位置しており、また、両端部に中央の極とは異なる極性の2つの極を有している。 永久磁石および可動子の上方にはコイル5が配置されており、このコイルは、 2つのフランジ51,52を備えたコイル巻き体50上に巻き線57を有しており、またコイル管内に棒状の心材6を収容している。 心材のそれぞれの端部には1つの極部シュー7が結合されている。 また、それぞれの極部シュー7は、一方のコイル端部領域で、永久磁石の一方の端部に連結されており、底部へ向かって可動子3のための極部表面を形成している。 最後に、ベース1に被せはめられるキャップ8を用いて閉鎖されたハウジングが形成され、このハウジングは通常の形式でシールされることもできる。 ベース1(第2図)は、絶縁材料から形成されたベース本体10を有しており、このベース本体10には、可動な中央の接点素子のための定置の対応接点素子11,12,13,14および接続素子15,16が固定されている。 これらの接点素子は、全て同一の板から切り抜かれ、固定区分を用いてベースの底面に対して平行にベース本体10 に埋め込まれると有利である。 この埋め込まれた区分から、接続ピン、たとえば11a,12a,15aはベースの下側へ向かって直角に屈曲させられている。 対応接点素子11,12,13,14自体は、トラフ状のベース本体10内で底部の上側に露出させられており、溶接輪郭11b,12b,13b,14bが設けられている。 しかしながら、接続素子15,16はベースの反対側では上方へ屈曲させられており、これらそこで、可動な接点配列2もしくは可動子3のための2つの支承支持部15b,16bを形成している。 可動な接点配列2は、絶縁材料からなる接点支持部20を有しており、この接点支持部に接点ばね21,22,23,24が埋め込まれている。 これらの接点ばねは、これらの接点ばねの下方に位置した定置の対応接点素子11,12,1 3,14と選択的に相互作用する。 前記実施例では、接点ばね21,22は、2 つの切替接点を形成するために一体的に接続されているので、これらの接点ばねは、ベース内で支承帯25を介して接続素子15に機械的および電気的に接続された中間接点素子を形成している。 これに対応して接点ばね23,24は、支承帯26に一体的に結合されており、また接続素子16 もしくはこの接続素子の支承支持部16bに連結されている。 接点配列2は、2 つの固定ピン27によって可動子3に固く結合されている。 リレーの組立時、可動な接点配列2は、可動子・接点組立体を形成するためにまず可動子3に結合させられる;次いでこの組立体がベース1に結合させられ、 この場合、接点ギャップもしくは接点持上げ高さが所定の形式で調節される。 このことは、第1図に基づく配置を用いて行われる。 概略的に示された組立装置120は、第2図および第3図に基づくリレーのベース1のための、概略的かつ部分的にしか示されていない収容装置121を有している。 ベース収容部の上方には持上げ装置122が配置されており、この持上げ装置122は、下方へ突出した旋回可能な2対の掴みジョー123を有している。 さらに、持上げ装置の中央には、ピン124の形の押圧体が配置されており、この押圧体は、垂直方向で自由に動くように案内されており、自体の重量によって下方へ所定の圧力を加えることができる。 さらに、組立装置は、リレーの支承帯25,26のための2つの押圧腕125と、支持部15b,16b(それぞれ片側だけが図示されている)のための2つの対応ホルダ126とを有している。 掴み腕123のための作動機構は、持上げ装置122の頂部に滑動部材127として示されているだけである。 この装置に配置されている制御機構は図示されていない。 可動子の組立時には、第1図に基づき、まずベース1が収容装置121へ挿入される。 可動な接点配列2が固定された可動子3は、ベースヘ配置される。 次いで、開いた掴み腕123が、それぞれまず可動子に接触せずに可動子の脇に位置するように、持上げ装置122が下方へ移動させられる。 次いで、自由に可動な押圧ピン124が可動子の上側のちようど中心に当て付けられ、接点ばねに所定の押圧力を加え、これにより、全ての接点が閉じられる。 可動子は掴み腕123 を一時閉じることによってセンタリングさせられるので、ピン124は中心に正確に当て付けられ、また、可動子は、その後の持上げ時にもはや位置がずれることはない。 図示しないアダプタ装置によって、接点接続部、たとえば11a,1 2a,15aおよび反対側の図示しない接続ピンは適合させられ、測定装置が接続される。 次いで、この測定装置によって全ての接点における電流通過が測定され、全ての接点が対応した接点圧力で正しく閉じられているかどうか確認される。 この後、可動子は掴みジョー123によって側部から掴まれて、持ち上げられる一方、全ての接点での電流通過は測定され続ける。 持上げ時には、第1の接点が開かれた第1の時点が記録され、さらに最後の接点が開かれた第2の時点も記録される。 全ての接点が同時に開くことが理想的であるが、部材の製造時にコストをかけずにこのことを達成することは不可能である。 次いで、測定された両時点の間隔から様々な接点ばねの間の開きが決定されることができ、これは製造しようとするリレーの品質特性を表している。 特定のリレー特性に対しては、測定された両時点の間隔が所定の範囲よりも小さくなければならない。 この範囲が遵守されていると、リレーは要求を満たし、さらに組み立てられることができる。 設定された範囲を越えると、可動子組立体は要求に対応しないので、その時点で既に除外される。 最後の接点が開いた後、さらに可動子組立体は符号d(第3図)の値だけ持ち上げられ、この値は、ロッカ型可動子のそれぞれの端部位置における接点ばねの接点ギャップのほぼ半分に相当している。 可動子組立体を持ち上げることによってギャップdが調節された後、支承帯2 5,26が、対応する支承支持部15b,16bに適切な高さで当て付けられる。 支承帯と支承支持部とは、第1図に基づき、概略的に示されたレーザビーム1 28によって結合させられる。 この後、支承支持部15b,16bの自由端部は、ここでは詳しく図示しない形式で、支持ストリップ25,26上で湾曲させられ、付加的にこれらの支承帯に溶接される。 組み立ての間に、本発明に基づき接点ギャップを調節することにより、たとえ個々の部品それ自体誤差を有していても、製造誤差が接点ギャップに影響を与えることはない。 後調整が不要である。

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