The method of manufacturing the electro-contact the child for strip

申请号 JP7475291 申请日 1991-03-14 公开(公告)号 JP3085474B2 公开(公告)日 2000-09-11
申请人 田中貴金属工業株式会社; 发明人 勝 曽我;
摘要 PURPOSE:To provide a manufacture of a band material for electric contact by which the total height of the contact can be lowered, and an inexpensive spring material can be used, and further the contact band material can be attached to the spring band material stably. CONSTITUTION:Single-head contact band materials 11, which have fins of base materials integrally, at both sides of a lower part, or both-head contact band materials, which have fins of base materials integrally, at both sides of a middle part, are made, and next, the side end face of the fin on one side of this single- head contact band material 11 or both-head contact is junctioned with the end face on one side of a spring band material 12 by beam welding so as to get a band material for electric contact of single-head contact or both-head contact.
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 下部両側にベース材のヒレを一体に有する片頭接点帯材を作り、次にこの片頭接点帯材の下部一側のヒレの側端面をばね帯材の一側端面とをビーム溶接により接合することを特徴とする電気接触子用帯材の製造方法。
  • 【請求項2】 中間部両側にベース材のヒレを一体に有する両頭接点帯材を作り、次にこの両頭接点帯材の中間部一側のヒレの側端面をばね帯材の一側端面とをビーム溶接により接合することを特徴とする電気接触子用帯材の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、リレー、スイッチ、コネクター等に用いる電気接触子用帯材の製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、接点帯材をばね帯材に取付けて電気接触子用帯材を作るには、一般に図5に示すように接点帯材1の下面にプロジェクション2を設けてばね帯材3の先端部上面にプロジェクション溶接したり、図6に示すように接点帯材1の下部に接合性の良い材料(Cu
    −Ni合金等)4を接合の上ばね帯材3の先端部上面に溶接(プロジェクション、シーム、パーカッション溶接)していた。

    【0003】ところで、上記の電気接触子用帯材の製造方法は、プロジェクション2や接合性の良い材料をばね帯材3の上に載せる為、接点総高さがこの分だけ高くなっていた。 またプロジェクション溶接の場合、この部分だけが熱影響を受ける為、ばね帯材3に硬い質別(E
    H、及びH材等)を使用すると、折れ、割れが入る為、
    使用できず、高価なBeCu等を用いていた。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、接点総高さを低くでき、また安価なばね帯材を用いることができる電気接触子用帯材の製造方法を提供しようとするものである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の電気接触子用帯材の製造方法の1つは、下部両側にベース材のヒレを一体に有する片頭接点帯材を作り、次にこの片頭接点帯材の下部一側のヒレの側端面をばね帯材の一側端面とをビーム溶接により接合して電気接触子用帯材を作ることを特徴とするものである。 本発明の電気接触子用帯材の製造方法の他の1つは、中間部両側にベース材のヒレを一体に有する両頭接点帯材を作り、次にこの両頭接点帯材の中間部一側のヒレの側端面をばね帯材の一側端面とをビーム溶接により接合して電気接触子用帯材を作ることを特徴とするものである。

    【0006】

    【作用】上記のように本発明の電気接触子用帯材の製造方法は、プロジェクションや接合性の良い材料を用いて接点帯材をばね帯材の上面に載せることなく、接点帯材の両側に設けたヒレの一側端面をばね帯材の一側端面にビーム溶接により接合するので、接点総高さを低くできる。 またヒレの一側端面とばね帯材の一側端面とをビーム溶接するので、ばね帯材の接合部は、プロジェクション溶接の場合のような局部的な熱影響がないので、硬い質別(EH、及びH材等)の安価なばね帯材を使用することができる。 ヒレの一側端面とばね帯材の一側端面とをビーム溶接により接合するので、両頭接点帯材を安定してばね帯材に取付けることができる。 しかも接点帯材をヒレの一側端面でばね帯材の一側端面にビーム溶接により接合するので、ビーム溶接時のちりが接点表面まで飛散して付着するようなことがない。

    【0007】

    【実施例】本発明の電気接触子用帯材の製造方法の1つの実施例を図によって説明すると、図1に示すように接点表面幅 0.5mm、高さ 0.3mmのAu−Ag10%/Ag/
    Cu−Ni30%の接点帯材の下部両側に厚さ0.15mm、幅
    0.9mmのヒレ10をCu−Ni30%のベース材と一体に有する片頭接点帯材11を作り、次にこの片頭接点帯材11の下部一側のヒレ10の側端面を図2に示すように厚さ0.15
    mm、幅20mmのPBS−EHよりなるばね帯材12の一側端面と電子ビーム溶接(電圧60KV、ビーム電流4mA、速度3m/分)により接合して電気接触子用帯材13を得た。

    【0008】次に本発明の電気接触子の製造方法の他の1つの一実施例を図によって説明すると、図3に示すように上下の接点表面幅 0.5mm、高さ0.75mmのAu−Ag
    10%/Ag/Cu−Ni30%/Ag/Au−Ag10%の接点帯材の中間部両側に厚さ0.15mm、幅 0.9mmのヒレ10
    をCu−Ni30%のベース材と一体に有する両頭接点帯材14を作り、次にこの両頭接点帯材14の中間部一側のヒレ10の側端面を図4に示すように厚さ0.15mm、幅20mmのPBS−EHよりなるばね帯材12の一側端面と電子ビーム溶接(電圧60KV、ビーム電流4mA、速度3m/分)により接合して電気接触子用帯材15を得た。 尚、上記実施例では電子ビーム溶接を利用したが、本発明はこれに限るものではなく、レーザービーム溶接でもよいものである。

    【0009】

    【発明の効果】以上の通り本発明の電気接触子用帯材の製造方法は、接点帯材をばね帯材の上面に載せることなく、接点帯材の両側に設けたヒレの一側端面をばね帯材の一側端面にビーム溶接により接合するので、接点総高さが低くて、リレー、スイッチ、コネクター等の小型化に寄与できる。 またビーム溶接により接合するのでばね帯材の接合部にプロジェクション溶接の場合のような局部的な熱影響が生ぜず、従って硬い質別(EH、及びH
    材等)の安価なばね帯材を使用でき、コストの低減を図ることができた。 さらに接点帯材をヒレの一側端面でばね帯材の一側端面にビーム溶接により接合するので、ビーム溶接時のちりが接点表面まで飛散して付着するようなことがないので、清浄な電気接触子が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の電気接触子用帯材の製造方法の1つの一実施例の工程を示す図である。

    【図2】本発明の電気接触子用帯材の製造方法の1つの一実施例の工程を示す図である。

    【図3】本発明の電気接触子用帯材の製造方法の他の1
    つの一実施例の工程を示す図である。

    【図4】本発明の電気接触子用帯材の製造方法の他の1
    つの一実施例の工程を示す図である。

    【図5】夫々接点帯材をばね帯材に取付けて電気接触子用帯材を作る従来の製造方法を示す図である。

    【図6】夫々接点帯材をばね帯材に取付けて電気接触子用帯材を作る従来の製造方法を示す図である。

    【符号の説明】

    10 ヒレ 11 片頭接点帯 12 ばね帯材 13 電気接触子用帯材 14 両頭接点帯材 15 電気接触子用帯材

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