Switching contact for electrical switching device

申请号 JP2000608394 申请日 2000-03-21 公开(公告)号 JP2002540578A 公开(公告)日 2002-11-26
申请人 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 シュレンク ヴォルフガング; グンツェルマン カール−ハインツ; クネーフェル マンフレート;
摘要 (57)【要約】 本発明は、コンタクト保持体(11)と結合されているか又は結合可能であるコンタクトエレメント(12)を有する、電気的なスイッチ装置のためのスイッチングコンタクト(10)に関する。 特に大きなコンタクトエレメント(12)を十分な結合質で、特に経済的な抵抗溶接でコンタクト保持体(11)と結合できるようにするためには、本発明によれば、コンタクトエレメント(12)を多数のコンタクトエレメントセグメント(13)から形成しかつ個々のコンタクトエレメントセグメント(13)を前記コンタクトエレメント(12)に組合わせることが提案された。 異なるスイッチング特性を得るためにはコンタクトエレメントセグメント(13)には同じ又は異なる材料組成及び/又は幾何学的形状を有するコンタクトエレメントセグメント(13)を使用することができる。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 コンタクト保持体(11)と結合されているか又は結合可能であるコンタクトエレメント(12)を備えた電気的なスイッチ装置のためのスイッチングコンタクトにおいて、前記コンタクトエレメント(12)が多数のコンタクトエレメントセグメント(13)から形成されており、個々のコンタクトエレメントセグメント(13)が前記コンタクトエレメント(12)に組合わされていることを特徴とする、電気的なスイッチ装置のためのスイッチングコンタクト。
  • 【請求項2】 前記コンタクトエレメントセグメント(13)がすき間なく前記コンタクトエレメント(12)に組合わされている、請求項1記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項3】 各前記コンタクトエレメントセグメント(13)がそれぞれ同じ材料から又は同じ材料組成から形成されている、請求項1又は2記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項4】 各前記コンタクトエレメントセグメント(13)が異なる材料又は材料組成から形成されている、請求項1又は2記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項5】 前記コンタクトエレメント(12)がそれぞれ同じ幾何学的な形状を有するコンタクトエレメントセグメント(13)から形成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項6】 前記コンタクトエレメント(12)がそれぞれ異なった幾何学的な形状を有するコンタクトエレメントセグメントから形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項7】 前記コンタクトエレメントセグメント(13)が異なる材料組成を有する領域を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項8】 前記コンタクトエレメント(12)が異なる高さを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項9】 前記コンタクトエレメント(12)が16mm と同じであるかそれよりも大きい大きさを有している、請求項1から8までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 【請求項10】 前記コンタクトエレメント(12)が溶接結合を介して、
    特に抵抗又はレーザ溶接結合を介し前記コンタクト保持体(11)に結合されているか又は結合可能である、請求項1から9までのいずれか1項記載のスイッチングコンタクト。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 本発明は、コンタクト保持体と結合されているか又は結合可能であるコンタクトエレメントを有する電気的なスイッチ装置のためのスイッチングコンタクトに関する。

    【0002】 このようなスイッチングコンタクトのために使用されたコンタクトエレメントは16mm と同じ又はそれよりも大きい大きさを有することが稀ではない。 このような大きさのコンタクトエレメントは今日までは複雑で、ひいては費用のかかる形式でしかコンタクト保持体に結合することができなかった。 特に経済的な結合形式、例えば抵抗溶接では、このような大きなコンタクトエレメントとコンタクト保持体との間に十分な強度を持った結合を得ることはこれまではできなかった。

    【0003】 このようなスイッチングコンタクトを製作するためにはしたがって、まず適当なスイッチング特性を有する均質な圧延又は焼結コンタクトエレメントが製作され、次いで該コンタクトエレメントがろう接でコンタクト保持体に結合された。
    しかしながらこの製作は比較的に面倒で、費用及び時間がかかる。 さらに前述の製作方法では、高いスイッチング負荷に際してコンタクトエレメントからのコンタクト材料の溶け出しに通じる惧れのあるコンタクトエレメントの内部応が誘発される。

    【0004】 前述の公知技術から出発して本発明の課題は前述の欠点を回避することである。

    【0005】 本発明の課題は、コンタクトエレメントが多数のコンタクトエレメントセグメントから形成されており、個々のコンタクトエレメントセグメントが前記コンタクトエレメントを構成することを特徴とする冒頭に述べたスイッチングコンタクトの改良によって解決された。

    【0006】 本発明の根底を成す思想は、コンタクトエレメント、ひいては該コンタクトエレメントによって形成されたスイッチング面を小さな単個セグメントに分割したことである。 前記の小さい単個セグメントは経済的な結合方法、例えば抵抗溶接、レーザ溶接又はそれに類似したものでコンタクト保持体に結合することができる。 これによりスイッチングコンタクトを製造するための費用を著しく低減することができる。 さらにコンタクトエレメントをセグメント化することによりコンタクトエレメント、もしくはコンタクト面における内部応力を減少させ、高いスイッチング負荷の場合にもコンタクトエレメントからのコンタクト材料の溶け出しを低減させることが達成される。

    【0007】 コンタクトエレメントを多数のコンタクトエレメントセグメントから組立てることにより、ほぼ任意の大きさのスイッチング面又はあらゆる任意のスイッチングジオメトリを有するコンタクトエレメントを生ぜしめることができる。 付加的に、種々の大きさのための最小の共通のベース寸法の個数が高められることにより、スイッチングコンタクトの製造及びスイッチングコンタクトのストックの経済性が改善される。

    【0008】 小さなコンタクトエレメントセグメントを使用することにより、コンタクトエレメントセグメントとコンタクト保持体との間に結合成分の高い、強度の大きい結合が達成された。

    【0009】 前記スイッチングコンタクトの有利な実施例は従属請求項に示してある。

    【0010】 有利にはコンタクトエレメントセグメントはすき間なくコンタクトエレメントに組立てられている。 この場合、個々のコンタクトエレメントセグメントの間のセグメントギャップは技術的に見てほぼ零になる。 個々のコンタクトエレメントセグメントがコンパクトに組合わされることにより、ほぼ任意の大きさの、中断のないスイッチング面が生ぜしめられる。 コンタクトエレメントセグメントをすき間なく相互に接続することにより、接触し合う縁を介して発生する2次接続は簡単な形式で補償される。

    【0011】 コンタクトエレメントのために個々のコンタクトエレメントセグメントを使用することによってはさらに、一貫したスイッチング面を備えたコンタクトエレメントを形成することも可能である。 したがって例えば適当な切欠き又はそれに類似したものを有するコンタクトエレメントを形成することもできる。 これは特に、本発明によるスイッチングコンタクトが他の電気的な構成エレメントと関連して例えばプリント配線板又はそれに類似したものの上に使用されると有利である。

    【0012】 本発明の別の構成によれば個々のコンタクトエレメントセグメントは同じ材料又は同じ材料組成から形成されていることができる。

    【0013】 本発明の別の実施例によれば個々のコンタクトエレメントセグメントは異なる材料又は異なる材料組成から形成されていることができる。

    【0014】 同じ又は異なる材料組成を有するコンタクトエレメントセグメントの組合せによって異なるスイッチング特性を有するスイッチングエレメントを製造することができる。

    【0015】 さらに別の構成によればコンタクトエレメントはそれぞれ同じ幾何学形状を有するコンタクトエレメントセグメントから形成されていることができる。

    【0016】 本発明の別の実施例によればコンタクトエレメントは異なる幾何学形状を有するコンタクトエレメントセグメントから形成されていることもできる。

    【0017】 種々の幾何学形状及び/又は材料組成を有するコンタクトエレメントセグメントを組合わせることにより種々異なるスイッチング特性のモザイクを製作することができる。 例えばコンタクトエレメントの縁部領域は、コンタクトエレメントもしくはコンタクト面の内部領域とは別の材料から成ることができる。 コンタクトエレメントをコンタクト保持体に結合するために抵抗溶接方法を使用する場合には縁部レールにアークを整流させることを容易にすることができる。

    【0018】 有利にはコンタクトエレメントセグメント自体が異なる材料組成を有することができる。

    【0019】 別の構成によればコンタクトエレメントは異なる高さのコンタクトエレメントセグメントを有していることができる。 例えばコンタクトエレメントもしくはコンタクト面の中央に、コンタクトエレメントの縁部領域におけるコンタクトエレメントセグメントの高さよりも大きい高さを有するコンタクトエレメントセグメントを配置することができる。 これによってスイッチングコンタクトにおけるコンタクト抵抗を新しい状態で小さくすることができる。

    【0020】 有利にはコンタクトエレメントは16mm よりも大きいかこれと同じ大きさを有していることができる。 有利にはコンタクトエレメントは溶接結合、特に抵抗又はレーザ溶接結合でコンタクト保持体と結合されていることができる。

    【0021】 スイッチングコンタクトの本発明による構成によって十分な結合質で、より大きなコンタクトエレメントを経済的な結合形式で、例えば抵抗溶接でコンタクト保持体に結合することができる。

    【0022】 実施例 以下、本発明の1実施例に基づき添付図面を引用して本発明を詳細に説明する。 この場合、唯一の図は本発明によるスイッチングコンタクトの斜視図である。

    【0023】 図1にはコンタクトエレメント12を有するスイッチングコンタクト10が概略的に示されている。 コンタクトエレメント12は適当な結合方法、例えば抵抗又はレーザ溶接方法でコンタクト保持体11と結合されている。 16mm よりも大きいかこれと同じスイッチング面を有するコンタクトエレメントを経済的にかつ十分な結合質でコンタクト保持体11と結合できるようにコンタクトエレメント12は多数のコンタクトエレメントセグメント13を有している。 この場合、個々のコンタクトエレメントセグメント13は1つのコンタクトエレメント1
    2を構成する。

    【0024】 図1に示された実施例ではコンタクトエレメント12は6つのコンタクトエレメントセグメント13から構成されている。 前記コンタクトエレメントセグメントはそれぞれ4形の幾何学的形状とそれぞれ同じ高さを有している。 コンタクトエレメントセグメント13はコンタクトエレメント12が同様に4角形の幾何学的な形状を有するようにコンタクトエレメント12に組合わされる。 コンタクトエレメントセグメント13はすべて、同じ材料から形成されている。 もちろん異なる幾何学的形状及び/又は高さ及び/又は材料組成のコンタクトエレメントセグメント13を使用することもできる。 したがってあらゆる任意のスイッチング特性のコンタクトエレメントを形成することができる。

    【0025】 個々のコンタクトエレメントセグメント13がすき間なく、ひいては一貫したスイッチング面が保証されるように組合わされると、図1にて個々のコンタクトエレメントセグメント13の独立性を明らかにするためだけに示された個々のコンタクトエレメントセグメントの間のセグメントギャップ14は技術的に見てほぼ零になる。 これは個々のコンタクトエレメントセグメント13の側壁が互いに平面的に接触し、これからの偏差は許容される製作誤差の枠の中でしか変動しない。

    【0026】 コンタクトエレメント12を個々の多数のコンタクトエレメントセグメント1
    3から形成することによって高い結合成分と強度とでコンタクト保持体11に結合され得る大きなコンタクトエレメント12も製作できるようになる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明によるスイッチングコンタクトの斜視図。

    【符号の説明】

    10 スイッチングコンタクト、 11 コンタクト保持体、 12 コンタクトエレメント、 13 コンタクトエレメントセグメント、 14 セグメントギャップ

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書

    【提出日】平成13年1月10日(2001.1.10)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】特許請求の範囲

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【特許請求の範囲】

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0003

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【0003】 このようなスイッチングコンタクトを製作するためにはしたがって、まず適当なスイッチング特性を有する均質な圧延又は焼結コンタクトエレメントが製作され、次いで該コンタクトエレメントがろう接でコンタクト保持体に結合された。
    しかしながらこの製作は比較的に面倒で、費用及び時間がかかる。 さらに前述の製作方法では、高いスイッチング負荷に際してコンタクトエレメントからのコンタクト材料の溶け出しに通じる惧れのあるコンタクトエレメントの内部応力が誘発される。 DE−A−1539783号明細書からは電気的なスイッチ装置のためのスイッチングコンタクトであって、例えば方形のコンタクト炭素と半球状の金属製の対応片とから成るものが公知である。 コンタクト炭素は一体に構成されているか又はコンタクト炭素はすき間なく1つのコンタクトエレメントに組合わされた2
    つの半部分から成っている。

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0005

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【0005】 本発明の課題は、コンタクトエレメントが多数のコンタクトエレメントセグメントから形成されており、個々のコンタクトエレメントセグメントが前記コンタクトエレメントを構成しており、コンタクトエレメントが溶接結合を介してコンタクト保持体に結合されていることにより解決された。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング シュレンク ドイツ連邦共和国 エアランゲン テッツ ェルヴェーク 12 Fターム(参考) 5G023 BA03 CA15 5G050 BA05 BA10 DA10 EA11

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