Electromagnetic relay

申请号 JP2011164191 申请日 2011-07-27 公开(公告)号 JP2013030309A 公开(公告)日 2013-02-07
申请人 Panasonic Corp; パナソニック株式会社; 发明人 OKUDA AKIHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electromagnetic relay capable of easily adjusting operation characteristics.SOLUTION: The electromagnetic relay includes: an electromagnet 1; an armature 2 rotatable with respect to the electromagnet being driven by a magnetic force of the electromagnet 1; a card 8 that moves linearly being pressed by the armature 2; a movable contact 51 interlocked with the card 8; and a fixed contact 52 to/from which the movable contact 51 comes into contact/separates away by the rotation of the armature 2. The armature 2 includes: two armature elements 21 each of which is a flat magnetic body; and a connecting piece 24 which is a plate made of a plastically deformable material and the thickness of which is smaller than the thickness of the armature element 21, is positioned between the armature element 21 and the card 8 with the thickness direction of which oriented in a rotation direction of the armature 2. The characteristics of the armature element 21 can be adjusted by plastically deforming the connecting piece 24, which is easily deformable due to the thickness smaller than that of the armature element 21. Compared to the case where the armature element 21 directly comes into contact with the card 8, the characteristics of the armature element 21 can be easily adjusted.
权利要求
  • 電磁石と、
    前記電磁石の磁力によって駆動されて前記電磁石に対し回転可能なアーマチュアと、
    前記アーマチュアに押圧されて直線状に移動するカードと、
    前記カードに連動する可動接点と、
    前記アーマチュアの回転に伴って前記可動接点が離接する固定接点と、
    前記電磁石と前記アーマチュアと前記カードと前記可動接点と前記固定接点とをそれぞれ収納するとともに前記電磁石と前記固定接点とがそれぞれ固定されたハウジングとを備え、
    前記アーマチュアは、それぞれ磁性体からなる少なくとも1個の接極子と、塑性変形可能な材料からなり前記接極子と前記カードとの間に介在する連結片とを有することを特徴とする電磁リレー。
  • 前記アーマチュアの回転軸に平行な方向から見て、前記アーマチュアと前記カードとの接触位置と前記アーマチュアの回転軸とを結ぶ線が前記カードの変位方向に対してなす角を直角に近くするように、前記連結片が曲げられていることを特徴とする請求項1記載の電磁リレー。
  • 前記連結片は非磁性体からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁リレー。
  • 说明书全文

    本発明は、電磁リレーに関するものである。

    従来から、可動接点に連結されたアーマチュアを電磁石の磁で回転駆動することで可動接点を固定接点に離接させる電磁リレーが提供されている(例えば、特許文献1参照)。

    この種の電磁リレーとして、例えば図3に示すようなものがある。

    以下、図3の電磁リレーについて詳しく説明する。 図3の電磁リレーは、電磁石1と、電磁石1の磁力により回転駆動されるアーマチュア2と、電磁石1とアーマチュア2とをそれぞれ収納し電磁石1が固定されたハウジング3とを備える。 以下、上下左右は図3を基準とし、図3の紙面手前側を前側と呼ぶ。 但し、上記の方向はあくまで説明の便宜上定義するものであって、実際の使用状態での方向とは必ずしも一致しない。

    ハウジング3は、前面に収納凹部30が開口したボディ31と、ボディ31の前側に結合して収納凹部30を閉塞するカバー(図示せず)とを有する。

    また、ハウジング3には、アーマチュア2をハウジング3に対して回転可能に支持する支持体4が固定されている。 支持体4は、厚さ方向を前後方向に向けた扁平な形状であって左右両端部がそれぞれボディ31に固定された固定部41と、固定部41の前面の中央部から前方へ突設され軸方向を前後方向に向けた円柱形状の軸部42とを有する。 固定部41をボディ31に固定する手段としては、例えば嵌合などの周知の手段を用いることができる。 また、アーマチュア2には、断面円形状であって内径が軸部42の外径よりも僅かに大きい軸受け穴20が前後に貫設されており、軸受け穴20に軸部42が挿入されることで、アーマチュア2はハウジング3に対して軸部42の中心軸周りに回転可能に支持される。

    また、電磁石1は、軸方向を上下方向に向けて固定部41の後側においてボディ31に固定されたコイル(図示せず)と、磁性体からなりコイルによって磁化される磁極片11とを有する。 磁極片11は、コイルを上下に貫通した本体部(図示せず)と、本体部の上下両端部からそれぞれ前方に突設された可変磁極部11aとを有し、全体としてU字形状となっている。 すなわち、各可変磁極部11aはそれぞれコイルへの通電方向に応じた極性に励磁されるのであって、その極性は可変磁極部11a間で互いに異なる。 ハウジング3には、それぞれ一端が上記のコイルに電気的に接続されて他端がハウジング3の左方に突出した複数本(図では3本)コイル端子60が保持されており、コイルへの通電はコイル端子60を通じて行うことができる。 具体的には、図3の電磁リレーはいわゆる2巻線ラッチング型であって、上記のコイルはタップを有しており、コイル端子60はコイルの両端とタップとに1個ずつが電気的に接続されている。

    また、アーマチュア2は、それぞれ1個ずつの可変磁極部11aを左右から挟む固定磁極部21aを、上下両端部に1組ずつ有する。 固定磁極部21aの各組において、可変磁極部11aの左側の固定磁極部21aと可変磁極部11aの右側の固定磁極部21aとは互いに異なる極性に磁化されている。 具体的には、アーマチュア2は、N極を左右方向のうち互いに共通の方向に向けた2個の永久磁石22と、それぞれ磁性体からなる2個の接極子21とが、合成樹脂成型体23にインサート成型されたものである。 各接極子21は、それぞれ、扁平な直方体形状であって、厚さ方向の一面を各永久磁石22の一方ずつの極に磁着されている。 すなわち、各接極子21のうち、それぞれ永久磁石22よりも上下に突出した上下両端部が、それぞれ固定磁極部21aとなっている。 そして、電磁石1のコイルに通電されると、可変磁極部11aの左右の固定磁極部21aのうち通電方向に応じた側の一方の固定磁極部21aが可変磁極部11aに吸引されることで、アーマチュア2はハウジング3に対しコイルへの通電方向に応じた方向に回転する。 また、コイルにいったん通電されると、コイルに逆方向の電流が流されるまでは、アーマチュア2の位置(及び、これに連動する可動接点51等の位置)は上記の永久磁石22の磁力によって維持(ラッチング)される。

    さらに、ハウジング3には、上記のようなアーマチュア2の回転に連動する可動接点51と、この可動接点51に離接する固定接点52とが収納されている。 さらに、可動接点51と固定接点52とはそれぞれ1個ずつの端子板61,62に電気的に接続されている。 すなわち、可動接点51と固定接点52との離接に伴って端子板61,62間の電気的な接続がオンオフされる。 各端子板61,62は、それぞれ、厚さ方向を左右方向に向けた金属板からなり、上端部がハウジング3外に突出する形でハウジング3に固定されている。 また、可動接点51は、下端部を端子板61の右面に固定され上端部を下端部に対して左右に変位させるように弾性変形可能な接点保持体7を介して、端子板61に対して電気的且つ機械的に接続されている。 接点保持体7は、それぞれ全体として上下に長い板ばねからなる複数枚の接点保持ばね71が、厚さ方向に重ねられるとともに上端部と下端部とにおいて互いに接合されたものである。 可動接点51は、接点保持体7の上端部に固定されることで、固定接点52の左側においてハウジング3に対して左右に弾性的に変位可能となっている。

    また、アーマチュア2と可動接点51とは、接点保持体7とアーマチュア2とに連結されるカード8により連動する。 カード8は全体として厚さ方向を上下方向に向けた扁平な形状であって、ハウジング3の内面により、ハウジング3に対して左右に平行移動可能にガイドされている。 可動接点51に接続された端子板61は、カード8の変位を阻害しないように、カード8の進路を避けた形状とされている。 アーマチュア2とカード8との連結は、アーマチュア2において右側の接極子21の上端部が、カード8において上下方向と前方とに開口したアーマチュア用凹部81に挿入されることで達成されている。 また、接点保持体7とカード8との連結は、接点保持体7の上端部が、カード8において上下方向と後方とに開口した接点保持体用凹部(図示せず)に挿入されることで達成されている。 左端の接点保持ばね71の上端部には、他の接点保持ばね71から離間するように傾斜して接点保持体用凹部の右向きの内面に弾接するカード弾接部72が設けられている。

    図3のようにアーマチュア2が可動範囲の限界まで時計回り方向に回転し可動接点51が固定接点52に接触した状態(以下、「閉状態」と呼ぶ。)では、カード弾接部72の弾性変形により可動接点51と固定接点52との間に接圧が発生する。

    また、アーマチュア2が可動範囲の限界まで反時計周り方向に回転し可動接点51が固定接点52から離れた状態(以下、「開状態」と呼ぶ。)では、接点保持体7は全体として上端部を下端部に対して左方に変位させるように弾性変形し、そのばね力は、可動接点51を固定接点52に近づける向きとなる。 つまり、上記の弾性変形の変形量が多いほど、閉状態への移行のために電磁石1のコイルに入力すべき電流の最低値(以下、「最低オン電流」と呼ぶ。)が小さくなる。

    実開平4−24242号公報

    ここで、動作特性(例えば、最低オン電流や、閉状態での接圧など)を調整する方法としては、アーマチュア2においてカード8に連結される部位を塑性変形させるという方法が考えられる。

    しかしながら、上記の例では、アーマチュア2においてカード8に連結される部位は接極子21であり、且つ、接極子21は作用する磁力を十分に大きくするために厚さ寸法を比較的に大きくされるので、上記方法による特性の調整が比較的に困難である。

    本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、動作特性の調整が容易な電磁リレーを提供することにある。

    本発明の電磁リレーは、電磁石と、前記電磁石の磁力によって駆動されて前記電磁石に対し回転可能なアーマチュアと、前記アーマチュアに押圧されて直線状に移動するカードと、前記カードに連動する可動接点と、前記アーマチュアの回転に伴って前記可動接点が離接する固定接点と、前記電磁石と前記アーマチュアと前記カードと前記可動接点と前記固定接点とをそれぞれ収納するとともに前記電磁石と前記固定接点とがそれぞれ固定されたハウジングとを備え、前記アーマチュアは、それぞれ磁性体からなる少なくとも1個の接極子と、塑性変形可能な材料からなり前記接極子と前記カードとの間に介在する連結片とを有することを特徴とする。

    上記の電磁リレーにおいて、前記アーマチュアの回転軸に平行な方向から見て、前記アーマチュアと前記カードとの接触位置と前記アーマチュアの回転軸とを結ぶ線が前記カードの変位方向に対してなすを直角に近くするように、前記連結片が曲げられていることが望ましい。

    また、上記の電磁リレーにおいて、前記連結片は非磁性体からなることが望ましい。

    本発明によれば、磁性を確保する必要がないことにより接極子よりも変形させやすい連結片を塑性変形させることで特性を調整することができるから、カードに接極子が直接接触する場合に比べ、特性の調整が容易である。

    本発明の実施形態を示す、カバーを省略した正面図である。

    同上の比較例を示す、カバーを省略した正面図である。

    従来例を示す、カバーを省略した正面図である。

    以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。

    本実施形態の基本構成は図3の例と共通であるので、共通する部分については説明を省略する。

    本実施形態は、図1に示すように、アーマチュア2が、右側の接極子21に連結されて接極子21よりも上方に突出する連結片24を有し、この連結片24がカード8のアーマチュア用凹部81に挿入されていることを特徴としている。 連結片24は、塑性変形可能な材料からなり、厚さ寸法が接極子21の厚さ寸法よりも小さい板状であって、厚さ方向をアーマチュア2の回転軸に直交する方向に向けている。

    連結片24を接極子21との接合する手段としては、例えば、カシメや嵌合や溶着といった周知の手段を適宜用いることができる。 連結片24の材料としては、例えばアルミニウム等の非磁性体が用いられることが望ましい。

    上記構成によれば、接極子21よりも厚さ寸法が小さく変形させやすい連結片24を塑性変形させることで特性を調整することができるから、接極子21がカード8のアーマチュア用凹部81に挿入される場合に比べ、特性の調整が容易である。

    例えば、カード8の位置をより右側とするように連結片24を曲げた場合(つまり、連結片24の上端部を下端部に対して右方に変位させた場合)、閉状態でのカード弾接部72の変形量がより大きくなるからより高い接圧が得られる一方、開状態での接点保持体7の全体としての変形量がより小さくなるから最低オン電流がより大きくなる。

    逆に、カード8の位置をより左側とするように連結片24を曲げた場合(つまり、連結片24の上端部を下端部に対して左方に変位させた場合)、閉状態でのカード弾接部72の変形量がより小さくなるから接圧が低くなる一方、開状態での接点保持体7の全体としての変形量がより大きくなるから最低オン電流がより小さく抑えられる。

    ところで、アーマチュア2の回転軸に平行な方向である前方から見て、アーマチュア2(連結片24)とカード8との接触位置とアーマチュア2の回転軸とを結ぶ線がカード8の変位方向に対してなす角(以下、「駆動角」と呼ぶ。)と90°との差が大きいほど、アーマチュア2の回転力のうちカード8を上下方向いずれかに押す力として作用する分力が大きくなる。 上記の分力が大きくなると、連結片24とカード8との間や、カード8とハウジング3の内面との間に作用する摩擦力も大きくなるから、接点のオンオフ切替に必要な駆動力(電磁石1への入力電力)が大きくなってしまう。

    そこで、図1の例では、上記の駆動角を90°に近くするように、連結片24が曲げられている。 具体的には、アーマチュア2の回転軸(つまり軸部42の中心軸)がアーマチュア用凹部81の可動範囲よりも左側に位置することに対応して、連結片24は、カード8側の端部が接極子21側の端部よりも左側に位置するように、S字形状に曲げられている。 これにより、図2のように調整片24が曲げられていない場合に比べ、連結片24とカード8との間や、カード8とハウジング3の内面との間に作用する摩擦力が低減されるから、接点の開閉に必要な電力をより低減することができる。

    なお、上記のように連結片24を接極子21やカード8に直接接触させる代わりに、連結片24とカード8との間や、接極子21と連結片24との間に、更に別途の部材を介在させてもよい。

    1 電磁石 2 アーマチュア 3 ハウジング 8 カード 21 接極子 24 連結片 51 可動接点 52 固定接点

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