Electrical switch

申请号 JP54236998 申请日 1998-04-04 公开(公告)号 JP2002510423A 公开(公告)日 2002-04-02
申请人 マルクアルト ゲーエムベーハー; 发明人 ハインリッヒ ミュラー; アクセル ラステンボルスキ;
摘要 (57)【要約】 少なくとも一つの固定 接触 子(10、11)と一つの可動接触舌(12)から成る接触システム(9)を備えた電気スイッチ(1)に関する。 可動作動部材(5)が接触システム(9)を切り換えるための接触舌(12)に操作可能に接続される。 接触舌(12)がナイフエッジ支承部形に形成された支承部(18)上に配置される。 接触システム(9)のスイッチポイントが作動部材(5)の運動方向(20、20')への接触システム(9)の一部分の移動により調節可能であり、支承部(18)及び/又は固定接触子(10、11)及び/又は接触舌(12)を作動素子(5)の運動方向(20、20')に調整することが可能である。 接触システム(9)のスイッチポイントを調節するために、作動部材(5)の一部分がまた前記作動部材(5)の運動方向(20、20')に調整することが可能である。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも一つの固定接触子(10、11)と一つの可動接触舌(12) とから成る接触システム(9、9')と、該接触システム(9、9')を切り換えるために該接触舌(12)に操作可能に接続された可動作動部材(5)とから成り、該接触システム(12)のスイッチポイントが該接触システム(9、9' )の一部分の、該作動部材(5)の運動方向(20、20')への移動により調節可能な電気スイッチであって、該接触舌(12)が、特に、ナイフエッジ支承部の態様に作られた支承部(18)上に配置され、該接触舌(12)のための該支承部(18)がスイッチポイントを調節するために、該作動部材(5)の運動方向(20、20')に調整可能な電気スイッチ。 2. 少なくとも一つの固定接触子(10、11)と一つの可動接触舌(12) とから成る接触システム(9、9')と、該接触システム(9、9')を切り換えるために該接触舌(12)に操作可能に接続された作動部材(5)とから成り、該接触システム(9、9')のスイッチポイントが該接触システム(9、9' )の一部分の、該作動部材(5)の運動方向(20、20')への移動により調節可能な、電気スイッチであって、該固定接触子(10、11)及び/又は該接触舌(12)がスイッチポイントを調節するために、該作動部材(5)の運動方向(20、20')に調整可能な電気スイッチ。 3. 少なくとも一つの固定接触子(10、11)と一つの可動接触舌(12) とから成る接触システム(9、9')と、該接触システム(9、9')を切り換えるために該接触舌(12)に操作可能に接続された作動部材(5)とから成り、接触システム(9、9')のスイッチポイントが調節可能な、電気スイッチであって、該作動部材(5)の一部分がスイッチポイントを調節するために該作動部材(5)の運動方向(20、20' )に調整可能な電気スイッチ。 4. 該接触システム(9、9')が電気端子(8a、8b、8c、8d;27 a、27b、27c)に電気的に接続され、更に、好ましくはバネ(13)が該接触舌(12)に操作可能に接続され、該作動部材(5)が該バネ(13)に対し、急速に作用する切換えシステムのように作用し、該接触舌(12)のための該支承部(18)が支持部(16、16')の態様で、該スイッチ(1、1') の該電気端子(8c、27a)との接続部を有し、再び更に、好ましくは該固定接触子(10、11)が該スイッチ(1、1')の該電気端子(8a、8b、2 7b、27c)に接続した接触子支持体(14、15、34、35)上に配置され、再び更にまた、好ましくは該作動部材が該接触舌(12)に操作可能に接続したタペット(5)及び該タペット(5)に作用するスイッチングレバー(7) とから成る、請求項1、2又は3記載の電気スイッチ。 5. 調整が該支承部(18)を受容する該支持部(16、16')及び/又は、該固定接触子(10、11)を受容する該接触子支持体(14、15、34、 35)及び/又は、スイッチングレバー(7)の変形により行われ、前記変形が、特に、好ましくは、塑性変形から成る永久機械変形である、請求項1から4の何れかに記載の電気スイッチ。 6. 調整が該支承部(18)のための支持部(16、16')及び/又は該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35)及び/又はスイッチングレバー(7)に作用する工具(25)より行われ、該工具(25)が該作動部材(5)の運動方向(20、20')、特に、該支承部(1 8)及び/又は該固定接触子(10、11)の方向に有効な成分を有し、好ましくは調整が該接触システム(9、9')の組立中又は組立後に行われる請求項5 記載の電気スイッチ。 7. 該電気端子(8c)と該支承部(18)とを電気接続する該支持部(16 )が該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向、特に運動方向(20、20')に対しほぼ垂直方向に延びる第一部(21)を有し、好ましくは該支持部(16)がほぼ該作動部材(5)の運動方向(20、20')に延びる第二隣接部(22)を有し、更に、好ましくは該第一及び第二部(21、 22)が、該支承部(18)のための該支持部(16)上で、該作動部材(5) の運動方向(20、20')に対しほぼ垂直に形成された一種の突起を形成し、 また更に、好ましくは、該突起がほぼU字型、半S字型、疑問符型又はS字型に形成された、請求項5又は6記載の電気スイッチ。 8. 該工具(25)が該支持部(16)の第一部(21)に作用し、該第一部(21)が該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向に延び、特に、該突起の広がりが生じ、好ましくは、該工具(25)がほぼくさび型に形成され、更に、好ましくは、調整のために、該工具が該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向に移動可能で、また更に、好ましくは、調整中に別の工具(29)が、ほぼ該作動部材(5)の運動方向(20、20 ')に延びる該第二部(22)を支持する支持面(30)を有する、請求項7記載の電気スイッチ。 9. 調整がエンボス加工用工具として作られた工具により行われ、少なくとも一つのエンボス加工(32、33)が、該作動部(5)の運動方向(20、20 ')に該支承部(18)及び/又は該固定接触部(10、11)及び/又はスイッチングレバー(7)を移動させるために、該支承部(18)を受容する該支持部(16、16')及び/又は該固定支持部(10、11)を受容する該接触子支持部(14、15、34、35)及び/又はスイッチングレバー(7)上に、 エンボス加工用工具によりなされることができる、請求項5又は6記載の、電気スイッチ。 10. 該支承部(18)を受容する該支持部(16、16')、該固定接触子(10、11)を受容する該接触子支持体(14、15、34、35)、該接触舌(12)、該スイッチングレバー(7)又は機能的に接触システム(9、9' )に関連した他の構造部材が少なくとも部分的に熱的永久変形可能な材料から成り、該材料が特に銅合金、鋼鉄等であり、調整が該支持部(16、16')、該接触子支持体(14、15、34、35)、該接触舌(12)、該スイッチングレバー(7)等に作用する熱変形により行われ、好ましくは熱作用のための工具がレーザーを有し、更に、好ましくは該スイッチ(1、1')のハウジング(2 )が、該ハウジング(2)内に置かれた該支持部(16、16')、該接触子支持体(14、15、34、35)、接触舌(12)等に作用するように、該レーザー光線(31)透過性の窓を有し、また更に、好ましくは調整が該接触システム(9、9')の組立の後に行われる、請求項1から4の何れかに記載の電気スイッチ。 11. ハウジング(2)、少なくとも一つの固定接触子(10、11)と可動接触舌(12)から成る接触システム(9)、該接触システム(9)を切り換えるために、該接触舌(12)に操作可能に接続された可動作動部材(5)及び該ハウジング(2)の一方(4)に位置し、該接触システム(9)に電気的に接続された電気端子(8a、8b,8c、8d)を備えた、特に請求項1から10の何れかに記載の電気スイッチであって、該電気端子(8a、8b,8c,8d) が接触表面の態様に形成され、該スイッチ(1)がSMD(表面実装デバイス) 技術により印刷配線板に適合出来るように、該接触表面がほぼ該ハウジング(2 )の側(4)に平行に延びている、電気スイッチ。 12. 請求項1から11の何れかに記載の連携作動行程を達成するための、電気スイッチのスイッチポイントの調節法であって、発生する公差を考慮して、組立後、該作動部材(5)の連携作動行程の間に該接触システム(9、9 ')が最初にはまだスイッチポイントに達しないように、該接触システム(9、 9')の大きさが決められ、次に該作動部材(5)が連携作動行程の量だけずらされ、引き続き、該支承部(18)のための該支持部(16、16')及び/又は該固定接触子(10、11)のための該接触支持部(14、15、34、35 )及び/又は該スイッチングレバー(7)上での調節用工具の動作が、該接触システム(9、9')が切り換わる迄行われ、このことが、好ましくは、電気配線に接続された該スイッチ(1、1')の該電気端子(8a、8b、8c;27a 、27b、27c)を用いて、該接触システム(9、9')の電気的接続、遮断又は切換えにより検知される、調節法。 13. 該支承部(18)のための該支持部(16、16')及び/又は該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35)及び/又は該スイッチングレバー(7)上での調節用工具の動作が、該支承部(18 )及び/又は該固定接触子(10、11)及び/又は該スイッチングレバー(7 )が所定の位置に達するまで行われ、このことが、特に、該支承部(18)及び/又は該固定接触部(10、11)及び/又は該スイッチングレバー(7)の位置の光監視、例えば光バリア、により検知される、請求項1から11の何れかに記載の、電気スイッチのスイッチポイントの調節法。 14. 調節用工具の動作が、該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向(26)へのくさび型工具(25)の前進及び/又は該支承部( 18)のための該支持部(16、16')、該固定接触子(10、11)のための該接触子支持部(14、15、34、35)又は該スイッチングレバー(7) を機械的変形させるためのエンボス加工及び/又は該支承部(18)のための該支持部(16、16')、該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35)又は該スイッチングレバー(7)を熱変形させるためのレーザー光線(31)の作用である、請求項12又は13記載の、電気スイッチのスイッチポイントの調節法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 電気スイッチ 本発明は、請求の範囲1、2あるいは3の前文に記載の電気スイッチ、並びにこのタイプの電気スイッチのスイッチポイントを調整するための、請求の範囲1 2あるいは13の前文に記載の方法に関する。 急動スイッチ、マイクロスイッチ等のような小規模な電気スイッチにおいては、その寸法が小さいため、接触システムにおける生産公差は、後者のスイッチポイントに対しとりわけ顕著な影響を有する。 従って、このタイプのスイッチでは、後日スイッチポイントの調整を行うことが必要である。 DE−OS 31 50 210において、固定接触子と可動接触舌とから成る接触システムを備えた急動スイッチが開示されている。 急動バネの一端は、接触舌と連動可能に接続されている。 急動バネの他端は、可動作動部材内に配置された本体上に据え付けられている。 この据え付けによって、作動部材は、移動の際、接触システムを切換えるために急動バネに作用する。 本体は、ネジによって作動部材内の長手方向に配置可能となっており、その結果、急動バネの支承部が、作動部材の移動方向に調整可能となっている。 この調整の結果、急動バネの急動スイッチポイント、延いては接触舌の切換え点が調整可能となる。 従って、このスイッチにおいて、切換え点を後日調整することは可能であるが、この目的のためには多数の付加的部品が必要となるため、調整装置の設計は複雑となる。 それゆえに、調整装置は、スイッチにより多くの費用を生じさせると共に、調整装置に欠陥が生じる可能性も増える。 実際の調整作業は複雑であると共に、手で行わなければならない。 従って、調整は、結果的に時間の浪費や費用の増加につながる。 調整作業を自動化することは不可能であり、その結果、いずれにしてもこのスイッチは大量生産に適したものとは思われない。 本発明の基礎となった目的は、接触システムのスイッチポイントが後日簡単なやり方で調整可能となるような方法で、電気スイッチを設計することである。 とりわけ、調整作業もまた、大規模に自動化されたスイッチの大量生産に適するようにすることである。 一般的な電気スイッチにおいて、この目的は、請求の範囲1、2あるいは3の特徴によって成し遂げられる。 スイッチポイントを調整するための方法は、請求の範囲12あるいは13の特徴によって、より詳細に明確となる。 本発明による解決策において、接触システムの接触舌用支承部、及び/又は接触舌自体、及び/又は接触システムの固定接触子、及び/又は作動部材の一部が、作動部材の移動方向に調整可能となっている。 支承部、及び/又は固定接触子、及び/又は接触舌、及び/又は作動部材の一部のこの調整は、好ましくは機械、あるいは熱による変形、とりわけ永続する変形によって行われ、その変形は、 支承部、あるいは固定接触子、あるいは接触舌、あるいは作動部材の一部を受け入れる支持体への接触システムの取り付けの間、あるいはその後に導入される。 この変形は、可塑性の変形であってもよい。 従属する請求項は、本発明の更に凝った工夫に関する。 支持体として設計された、スイッチの電気端子と支承部との間の接続は、作動部材の移動方向に対してほぼ横向きに延びる第一部を有してもよい。 この第一部は、作動部材の移動方向とほぼ同じに延びる第二部と接していてもよい。 そして、第一部及び第二部は、支承部の支持体上に、作動部材の移動方向に対して本質的に垂直に形作られた突起を形成する。 この突起は、おおよそU字型、疑問符の形の半S字型、あるいはその他のS字型である。 切換え点を調整するための支承部の調整は、支承部の支持体に作用する工具を用いて、支承部の方向に行うようにしてもよい。 該工具は、くさび型に設計するのが適切である。 支承部を取り付けるために、この工具は、作動部材の移動方向に対し、ほぼ横向きに配置され、その結果、工具は作動部材の移動方向に対して横向きに延びる支持体の第一部に作用し、結果として、支持体上の突起が広く形成される。 適切であれば、支持面を有する更なる工具も用いてよいが、その場合、取り付けの間、支持面は、作動部材の移動方向に延びる第二部を支持するように圧迫する。 更なる設計において、工具はまた、エンボス加工用の工具であってもよい。 エンボス加工用工具によって、少なくとも一つのエンボス加工を支承部の支持体に導入することができる。 エンボス加工によって支持体に導入されるこの変形により、支承部が作動部材の移動方向に配置される。 更に、調整のため、エンボス加工、あるいはその他の機械的変形を、接触システムの固定接触子の接触子支持体に、あるいは作動部材の一部としてスイッチのハウジングに通じているタペットに作用するスイッチングレバーに導入してもよい。 好ましい変形例において、支承部を受ける支持体、固定接触子を受ける接触子支持体、スイッチングレバー、あるいはスイッチの別の機能上同等の構造部分は、少なくとも部分的に熱変形性物質から成る。 調整のため、この種の熱作用が生じ、その結果、支持体、接触子支持体、スイッチングレバー、あるいは他の構造部分が変形する。 この場合、該変形は、作動部材の移動方向に分力を有する。 更に、レーザビームの個々のパルスによって熱作用をもたらすことが好ましく、その結果、変形の大きさを正確に制御することができる。 ハウジング内部に位置する支承部用支持体、あるいは固定接触子用接触子支持体、あるいは接触舌上で作用が起こるべき場合には、レーザビームを通す窓をスイッチのハウジング上に設けることが望ましい。 調整作業が自動化可能な方法でも行われ得る場合には、次のやり方が適切である。 発生する最大公差を考慮に入れて、取り付け後、作動部材の連携した作動行程の間、接触システムが初めはまだスイッチポイントに到達しないように、接触システムの寸法を設定する。 続く調整の間、連携した作動行程の分だけ作動部材が移動した後、調整工具の作用が支承部用支持体、接触子支持体、接触舌、あるいはスイッチングレバー上に生じると同時に、くさび型工具が作動部材の移動方向に対して横方向に前進し、エンボス加工工具によって相当するエンボス加工が導入されるか、あるいはレーザビーム等による熱的加熱が生じる。 これらの作用の結果、作動部材の移動方向における取り付けをもたらす変形が生じる。 その後、接触舌が跳ね返るまで作用が生じる。 跳ね返りは、調整の間、スイッチがその電気端子で電気回路と接続されている場合、接触システムの開閉、あるいは切換えによって、簡単な方法で検知することができる。 また、支承部、固定接触子、 スイッチングレバー、あるいはスイッチの別の機能上同等の構造部分が所定の位置に達した時、調整工具による調整作業を終了することができる。 例えば光バリアのような光学モニタ装置によって、この位置に達した時を検知することができる。 好ましい実施例において、スイッチは、接触面のように設計された電気端子を有する。 これらの接触面は、本質的に平らで、スイッチハウジングの下面とほぼ平行に延びる。 その結果、SMD(表面実装装置)技法により、スイッチをプリント回路板に取り付けることができる。 本発明によって得られる利点は、特に、欠陥が生じにくく、簡単で費用効果の高い装置により、スイッチポイント、スイッチの行程差、並びに接触システムの接触位置、あるいは接触間隔が調整可能になることである。 調整が簡単な方法で行われ、調整問題を回避できると共に、自動化が可能となる。 従って、 この種のスイッチもまた、とりわけ大量生産に適している。 本発明は、急動スイッチ、あるいはマイクロスイッチといった小規模なスイッチや、SMDスイッチにおいて、特に効果的に履行可能である。 これらは、過度に制限されねばならない接触システムの個々の部品に対する寸法公差を伴わずに、接触システムのスイッチポイント、あるいは作動部材の行程差に関して、これまでよりもずっと狭い公差で製造することができる。 反対に、個々の部品の公差の影響は、大きく削減される。 結果として、スイッチの追従性を増加させることが可能となり、これはスイッチを使用する多くの場合に望ましいことである。 また、本明細書と一致していないスイッチでさえ、後日調整することが可能であり、その結果、スイッチの生産における不良の割合は減じられる。 本発明の実施例が以下に図示され、説明される。 図面において、 図1は、電気スイッチの側面を示し、 図2は、図1における方向IIからの電気スイッチを示し、 図3は、図2において、線3−3に沿って切断した断面を示し、 図4は、図3における方向IVからの電気スイッチを示し、 図5は、支承部の範囲における、図3の拡大詳細を示し、 図6は、図3に示すのと同様であるが、切換ポイント近傍にて、概略的に示された表示調整装置に接続されたスイッチを示し、 図7は、図3に示すのと同様であるが、別の実施例による場合の断面を示し、 図8は、図7において、線8−8に沿って切断した断面を示し、 図9は、図1に示すのと同様であるが、別の実施例による電気スイッチを示し、 図10は、図3に示すのと同様であるが、さらに別の実施例による断面を示す。 マイクロスイッチの形状で、ハウジング2を有する電気スイッチ1を、図1及び図2に示す。 ハウジング2の上面3には、タペット状の作動部材5が突出し、 基本的に、上面3に対して直方向20、20'に動かすことができる。 作動部材5を動かすために、作動部材5上のスイッチングレバー7が順番に作動し、電気スイッチ1の実際の作動がスイッチングレバー7を介して起こる。 作動部材5 には、ハウジング2の内部を保護するためにシーリング6が備えられる。 図3からわかるように、接触システム9がハウジング2の内部に備えられる。 該接触システム9は、開路、閉路あるいは切換として作られていてもよい。 接触システム9は少なくとも一つの固定接触子10、切換接触子としての移動可能な接触舌12、操作上接触舌12に接続したバネ13から成る。 また本実施例では、接触システム9が別の固定接触子11を有し、その結果接触システム9は切換装置として作用する。 固定接触子10、11は支持部14、15に備えられる。 接触舌12は、ナイフエッジ状になった支承部18において、方向20、20' に対してほぼ横方向となる長軸方向に移動できるよう配置されている。 支承部1 8はキャリヤー状に設計され、その結果、支持部16を成す。 支持部16は支承部18の辺りに、移動方向20、20'に対してほぼ平行に延びる。 引っ張りバネの形をしたバネ13は、接触舌12において一端が懸かり、別の支持部17において他端が懸かる。 支持部14、15、1 6、17は、ハウジング2のベース24に固定される。 特に、図4からわかるように、電気端子8a、8b、8c、8dはハウジング2の下面4上に突出し、該下面4はベース24に割り当てられる。 電気端子8a 、8b、8c、8dは、接面状になっている。 接面は順に、ハウジング2の下面4に基本的には平行に延び、ハウジング2のベース24において平らになっている。 その結果、電気スイッチ1を、SMD技術(表面実装装置)によって印刷回路基盤へ取り付けることができ、さらに組立機械による工程が可能となる。 図3から明らかなように、接触システム9は、支持部14、15、16、17 を介して電気端子8a、8b、8c、8dに電気的に接続される。 ここで電気端子8a、8bは固定接触子11、10用の支持部14、15に割り当てられ、電気端子8cは支承部18用の支持部16に、電気端子8dは支持部17に割り当てられる。 作動部材5が休止位置にあるとき、図3にあるように、接触舌12は固定接触子11に懸かる。 よって、接触システム9の第一切換位置において、電気接続が電気端子8aと8cとの間で行われる。 接触システム9を切り換えるために、作動部材5は方向20に動かされ、作動部材5はバネ13に作用する。 接触舌12が動く接触システム9の切換ポイントには、バネ13の作用線19が接触舌12の長軸方向にほぼ一致するときに、達する。 このように、切換ポイントには方向20における特定の作動行程が決められ、切換ポイントに達するまで、 休止位置から離れることにより作動部材5が行う。 切換ポイントを超えたあと、 接触舌12は固定接触子10に向かう。 この接触システム9の第2切換位置において、電気接続は電気端子8bと8cとの間で行われる。 接触システム9が再び切り換えられると、作動部材5は休止位置へと後退する。 さらに作動部材5には、切換ポイントに達するまで、方向20'における作動行程が割り当てられる。 行程差は、方向20における作動行程の大きさと方向20'における作動行程との差である。 作動行程の所望の大きさと、それによる切換ポイントの耐久性と行程差とは、 概して電気スイッチ1の用途によって決定される。 しかし、特に生じる耐久性により、小型のこの型のスイッチの大量生産においては、実際に得られる作動行程は、しばしばスイッチ間でかなり変化する。 作動行程を決められた大きさに調整するために、電気スイッチ1の第1実施例では、作動行程に割り当てられる切換ポイントは、作動部材5の移動方向20、20'において接触システム9の一部が移動することにより、調整できるように作られている。 切換ポイントのこの調整のために、本発明においては、支承部18を作動部材5の移動方向20、20 'に調整可能になっている。 もちろん切換ポイントを調整するために、移動方向20、20'における支持部17上でのバネ13の吊点の移動は、二者択一的にあるいは追加的に行われ得る。 固定接触子10、11用に接触子支持体として働く支持部14、15と、機能的に接触システム9に関連し且つ電気スイッチ1に取り付けられたスイッチングレバー7または他の構造部とは、移動方向20、2 0'に調整可能になっている。 この方法で定められ得るスイッチの様々な実施例は、下記でさらに詳述する。 図3および図5でさらに詳しく示された実施例において、支承部18用の支持部16は、作動部材5の移動方向20、20'に対してほぼ横方向に延びる第一部21を有する。 特に、第一部21を移動方向20、20'に対しほぼ垂直に備えることは適切である。 第一部21は、作動部材5の移動方向20、20'に延びる第二部22と隣接する。 さらに第二部22は、第一部21にほぼ平行に延び且つハウジング2のベース24に固定された第三部23と隣接する。 第三部23 は、電気端子8c に接触する。 この配設によって、第一部21および第二部22は、支承部18用の支持部16に一種の突起を形成する。 該突起は、作動部材5の移動方向20、 20'に対しほぼ垂直に形成される。 例えばこの突起は、疑問符の形にほぼ半S 字型、あるいは横向きになったU字型であってもよい。 支承部18の調整は、ハウジング2を閉じる前であって、接触システム9の取付中またはその後に行われる。 もちろん、後日調整を行うために、図示しないオリフィスがハウジング2に備えられていてもよい。 図5に概略的に示すように、 実際の調整操作のために工具25は、工具25の作用方向の部分が作動部材5の移動方向20、20'において支承部18と整列するように、支承部18に作用する。 工具25が作用する間、支承部18の取付が後日それ自身によっては変わらないように、支持部16の永久変形が行われる。 該変形は便宜上支持部16の可塑性の変形から成る。 工具25は支承部18に面する側でほぼくさび形になってもよい。 そして工具25は、支持部16の第一部21においてこのくさび形の側面で作用する。 該第一部21は、作動部材5の移動方向20、20'に対してほぼ垂直に延びる。 この目的のために工具25は、調整操作の間、作動部材5の移動方向20、20' に対してほぼ垂直に、つまり矢印26の方向に移動可能である。 この移動中、工具25のくさび形の側面は第一部21に接触するようになり、方向26に対して上向きに第一部21を押す。 その結果、突起の広がりが生じ、支承部18は作動部材5の移動方向20'に移動する。 方向26での工具25の前進及び調整操作は、支承部18が作動部材5の所望の作動行程のために正しい位置を取り次第、 終了する。 移動方向20'においてのみ広がりが生じ、且つ第二部22の不適当な屈曲が防止されるのを確実にするために、第二部2 2は、図5中の破線が示すように、支持面30を有する工具29によって調整操作の間支持されてもよい。 もちろん必要であれば、突起が押しつけられ、支承部18が作動部材5の移動方向20に移動するように、工具が第一部21に作用してもよい。 所望の連携する作動行程を得るために、このような電気スイッチ1の切換えポイントを調整する方法において、接触システム9の跳ね返りが調整工程を終了させるために利用されている。 個々の部品の製造中に生じる公差を考慮に入れ、接触システム9の寸法は、装着した際、作動部材5のための所定の作動行程に関して、最初は接触システム9の切換えポイントに達しないように決められている。 装着後、作動部材5は、所定の作動行程の分だけシフトさせられ、上記のように接触舌12が跳ね返るまで支承部18の調整が行われる。 接触舌12の跳ね返りは、光バリア等によって、好ましくは設計に応じて接触システム9の電気的遮断、接続、あるいは切換えにより光学的に検知されてもよい。 この目的のためには、スイッチ1をその端子8a、8b、8c及び適切な場合には8d によって、電気回路に接続しておくだけでよい。 接触舌12が跳ね返ると、スイッチ1の切換え信号が変わり、今度はこれが、工具25を停止させるための制動装置として用いられる。 この原理を利用した調整方法が、図6を参照してより詳細に説明されている。 組立後あるいは組立中に、スイッチ1は図6に概略的に示された調整装置40内に調整のために挿入され、電気スイッチ1の電気端子8a、8b、8cが表示装置36に接続される。 表示装置36は、端子8cに接続された電源37を含んでいる。 更に、表示装置36は、発光手段、例えば端子8bに接触する緑色発光ダイオード38及び端子8aに接触する赤色発光ダイオード39を備えている。 スイッチ1が、接触舌12が固定接触子11に接する第一スイッチングポジションにあるため、赤色発光ダイオード39が発光している。 その後、調整装置40のプランジャー41が、作動部材5が矢印20の方向の所定の作動行程に正確に及ぶように、作動部材5に作用し、その位置に保たれる。 しかし、接触システム9の寸法のため、切換えポイントには達しず、その結果、接触システム9は第一スイッチングポジションに留まり、赤色発光ダイオード39が発光し続ける。 次に、支承部18の一部に調整装置40の調整工具25の作用が生じ、具体的には、 既に説明したようにくさび形の工具25が方向26に向かって進むため、支承部18が矢印20'の方向にシフトする。 この工具25の前進は、接触舌12が第二スイッチングポジションへと跳ね返り、その結果、接触舌12が固定接触子10に接するようになるまで続けられる。 それと同時に、赤色発光ダイオード39が消え、緑色発光ダイオード38が発光する。 緑色発光ダイオード38が発光するとすぐに、接触システム9の切換えポイントが、作動部材5の所定の作動行程に連携し、調整工程が終了する。 もし適当であれば、支持部16の第一部21の反動を考慮に入れて、くさび形の工具25の前進を、この切換えポイントをやや超えて続けたほうがよい。 第二実施例におけるスイッチ1'は、図7に詳細に示されているように、やや変更された接触システム9'を有しており、スイッチ1と共通な部品には同じ参照符号が付されている。 このスイッチ1'において、移動方向20、20'に移動可能な作動部材5が、2本のアームを有する内部レバー28の第一レバーアームに作用する。 内部レバー28の第二レバーアームには、バネ13の一端が取り付けられており、 そのバネ13の他端が接触舌12に取り付けられている。 接触舌12は、図7においてバネ13を貫通する部分断面で示されている支承部18に移動可能に取り付けられている。 支承部18は、端子27aと電気的接続を有する支持部16'上に位置している。 2個の固定接触子10、11が接触子支持体34、35上に配置され、それらの接触子支持体は、プラグ端子として設計されたスイッチの電気端子27c、27b と電気的接続を有している。 従って、移動可能な作動部材5は、内部レバー28を介して接触舌12と、また接触システム9'の切換え用のバネ13と、機能上接続されていることになる。 この変形例では、支承部18あるいは支承部18とそれに付加されたものではなく、接触システム9'の他の部分、具体的には固定接触子10、11を作動部材5の移動方向20、20'に沿って調節することができ、その結果、接触位置及び接触間隔が調整される。 調節には、エンボス工具として設計された工具を用いてもよい。 エンボス工具により、図8で特に明示されているように、少なくとも1箇所のへこみあるいはエンボス加工32、33が、固定接触子10、11のための接触子支持体35及び/あるいは34に施されている。 エンボス加工32、33によって、接触子支持体34、35が引き延ばして成形され、それにより固定接触子10、11が作動部材5の移動方向20、20'に沿って移動することになる。 1箇所のエンボス加工32、33によって得られる移動では不十分な場合、無論複数のエンボス加工32、33を施してもよく、あるいはエンボス加工32、33の打出しの深さを変えてもよい。 しかし、 図7及び8では、接触子支持体34、35の1箇所のみのエンボス加工32、33が示してある。 調整具の作用及びそれによる接触子支持体34、35へのエンボス加工は、 固定接触子10、11が所定の位置に達するまで行われ、その結果、固定接触子10、 11の接触間隔が所望の大きさになる。 この位置に達するときを検知するため、固定接触子10、11がある位置を光学的に測定してもよい。 光学的測定のために、例えば所定の位置に達したとき信号を発し、その信号が打ち出しを終了させるために利用されることになる光バリアを用いることが可能である。 接触舌12のための支承部18、固定接触子10、11のための支持部14、15あるいは接触子支持体34、35、スイッチングレバー7あるいは接触システム9と機能的に関連する他の構造部品は、記載された方法で機械により調整することができる。 基本的に接触せずに行う調整工程をも有していることが特に好ましく、これは次の典型的な実施例によって詳細に説明されている。 図9に示すように、スイッチ1のための作動行程の調整は、スイッチングレバー7の熱変形によって行われる。 このため、スイッチングレバー7は、少なくとも部分的に熱による永久的変形が可能な材料から成っている。 その材料は、例えば銅合金、鋼鉄等でもよい。 レーザーによって、レーザビーム31のパルスがスイッチングレバー7の片面に作用する。 それにより、スイッチングレバー7上のレーザビーム31の当たる範囲が片面だけ加熱され、スイッチングレバー7の材料がこの範囲において膨張する。 片面が加熱されることにより、スイッチングレバー7は方向20、20'への分力によって曲がり、その結果、スイッチングレバーが最終的には参照符号7'で示された位置に永久的にあることになる。 レーザビーム31 の強さあるいはレーザビーム31のパルス数を適切に制御することにより、スイッチ1のための作動行程を対応して調整できるように、所望する大きさの熱変形を生じさせることができる。 加熱は、もちろん例えば電気誘導など他の方法によって行ってもよい。 図10に示された典型的な実施例によれば、支承部18を受容する支持部16、固定接触子10、11を受容する支持部14、15、接触舌12等のハウジング2の内部に位置する接触システム9の部品もまた、熱変形によって調整することができる。 この目的のために、レーザビーム31 を通す窓42がハウジング2に付け加えられている。 レーザビーム31は、この窓42 を通って、事実上損失なくハウジング2内部に達する。 図10において、レーザビームは接触舌12に向けられており、その結果、破線で表された変形43が接触舌12 に生じる。 変形43の大きさによって、接触舌12が切換わる切換えポイント、ひいては接触システム9の切換えポイントを調整することも可能である。 直ちに明らかになるように、スイッチ1を完全に固定し、その後調整を行うことが可能である。 というのは、やはり接触せずに窓42を介してハウジング2内部で調整を行うことができるためである。 もちろん、レーザビーム31を調整されるべきスイッチ1の構造部品に合わせるために、金属コーティング及び他の補助器具をハウジング2上あるいはハウジング2内に設けてもよい。 本発明は、説明及び図示された典型的な実施例に限定されるものではない。むしろ、本発明の概念の範囲内において、熟練した当業者の能力の範囲内におけるすべての展開を含むものである。必要であれば、一つのスイッチについて、複数の部品、例えば接触舌のための支承部及び/あるいは固定接触子及び/あるいはスイッチングレバー及び/あるいは接触システムと機能上関連する構造部品の調整を同時に行ってもよい。更に、本発明は、小型の電気スイッチだけでなく他のスイッチ、センサ等についても有効に利用することができる。参照符号のリスト1:電気スイッチ1':電気スイッチ(変形例) 2:ハウジング3:(ハウジング)の上面4:(ハウジング)の下面5:作動部材、タペット6:シーリング7:スイッチングレバー7':(熱変形後の)スイッチングレバー8a、8b、8c、8d:電気端子9:接触システム9':接触システム(変形例) 10,11:固定接触子12:接触舌13:バネ14,15:支持部(接触子支持体) 16:(支承のための)支持部16':支持部(変形例) 17:(バネのための)支持部18:支承部19:(バネの)作用線20,20':(作動部材の)移動/矢印方向21:(支持部上の)第一部22:(支持部上の)第二部23:(支持部上の)第三部24:(ハウジング上の)ベース25:(支承部調整のための)工具26:(工具の前進の)方向矢印27a、27b、27c:電気端子(変形例) 28:内部レバー29:(支持用)工具30:支持面31:レーザビーム32、33:エンボス加工34,35:接触子支持体(変形例) 36:表示装置37:電源38、39:発光ダイオード40:調節装置41:プランジャー42:(ハウジングの)窓43:(接触舌上の)変形

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成11年6月29日(1999.6.29) 【補正内容】 2. 請求項1に記載の切換ポイントの調節方法であって、該接触システム( 9、9')は、電気端子(8a,8b,8c,8d;27a,27b,27c) に電気的に接続され、好ましくは、バネ(13)が接触舌(12)に操作可能に接続され、作動部材(5)がバネ(13)上で急速に作用する切換システムのように作動し、好ましくは、支承部(18)のための支持部(16、16')がスイッチ(1、1')の電気端子(8c,27a)への接続部を有し、更に好ましくは、固定接触子(10、11)のための接触子支持体(14、15、34、3 5)がスイッチ(1、1')の電気端子(8a、8b、27b、27c)への接続部を有することを特徴とする、方法。 3. 請求項1又は2記載の切換ポイントの調節方法であって、可塑変形が永久機械変形として導入される、方法。 4. 請求項1、2又は3記載の切換ポイントの調節方法であって、調整が支承部(18)のための支持部(16、16')及び/又は固定接触子(10、1 1)のための接触子支持体(14、15、34、35)及び/又はスイッチングレバー(7)上に作用する工具(25)により行われ、該工具(25)は作動部材(5)の運動方向(20、20')特に、支承部(18)の方向及び/又は固定接触子(10、11)の方向に有効な成分を有し、好ましくは、調整が接触システム(9、9')の組立中又は組立後に行われる、方法。 5. 請求項1〜4のいずれかに記載の切換ポイントの調節方法であって、該電気端子(8c)と該支承部(18)とを電気接続する該支持部(16)が該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向、特に運動方向(2 0、20')に対しほぼ垂直方向に延びる第一部(21)を有し、好ましくは、 該支持部(16)がほぼ該作動部材(5)の運動方向(20、20')に延びる第二隣接部(22)を有し、 更に、好ましくは、該第一及び第二部(21、22)が、該支承部(18)のための該支持部(16)上で、該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ垂直に形成された一種の突起を形成し、また更に、好ましくは、該突起がほぼU字型、半S字型、疑問符型又はS字型に形成された、方法。 6. 請求項5に記載の切換ポイントの調節方法であって、該工具(25)が該支持部(16)の第一部(21)に作用し、該第一部(21)が該作動部材( 5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向に延び、特に、該突起の広がりが生じ、好ましくは、該工具(25)がほぼくさび型に形成され、更に、好ましくは調整のために、該工具が該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向に移動可能で、また更に、好ましくは調整中に、別の工具(29 )が、ほぼ該作動部材(5)の運動方向(20、20')に延びる該第二部(2 2)を支持する支持面(30)を有する、方法。 7. 請求項1〜6記載の切換ポイントの調節方法であって、支承部(18) 及び/又は固定接触子(10、11)及び/又はスイッチングレバー(7)を作動部材(5)の運動方向(20、20')に移動させるために、エンボス加工がエンボス加工用工具として作られた工具を用いて行われる、方法。 8. 請求項7に記載の切換ポイントの調節方法であって、該支承部(18) を受容する該支持部(16、16')、該固定接触子(10、11)を受容する該接触子支持体(14、15、34、35)、該接触舌(12)、該スイッチングレバー(7)又は機能的に接触システム(9、9')に関連した他の構造部材が少なくとも部分的に熱的永久変形可能な材料から成り、該材料が特に銅合金、 鋼鉄等であり、調整が該支持部(16、16')、該接触子支持体(14、15 、34、35)、 該接触舌(12)、該スイッチングレバー(7)等に作用する熱変形により行われ、好ましくは熱作用のための工具がレーザーを有し、更に、好ましくは該スイッチ(1、1')のハウジング(2)が、該ハウジング(2)内に置かれた該支持部(16、16')、該接触子支持体(14、15、34、35)、接触舌( 12)等に作用するように、該レーザー光線(31)透過性の窓を有し、また更に、好ましくは調整が該接触システム(9、9')の組立の後に行われる、方法。 9. 請求項1〜8のいずれかに記載の、ハウジング(2)と、該ハウジング(2)の一面に配置され接触システム(9)に電気的に接続された電気端子(8 a,8b,8c,8d)とを備えた電気マイクロスイッチ又は急動スイッチの切換ポイントの調節方法であって、該電気端子(8a、8b,8c,8d)が接触表面の態様に形成され、該スイッチ(1)がSMD(表面実装デバイス)技術により印刷配線板に適合出来るように、該接触表面がほぼ該ハウジング(2)の側(4)に平行に延びている、方法。 10. 請求項1〜9のいずれかに記載の連携作動行程を達成するための電気スイッチの切換ポイントの調節方法であって、発生する公差を考慮して、組立後、該作動部材(5)の連携作動行程の間に該接触システム(9、9')が最初にはまだスイッチポイントに達しないように、該接触システム(9、9')の大きさが決められ、次に該作動部材(5)が連携作動行程の量だけずらされ、引き続き、該支承部(18)のための該支持部(16、16')及び/又は該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35)及び/又は該スイッチングレバー(7)上での調節用工具の動作が、該接触システム(9 、9')が切り換わる迄、機械的変形のためのエンボス加工により行われ、このことが、好ましくは、電気配線に接続された該スイッチ(1、1') の該電気端子(8a、8b、8c;27a、27b、27c)を用いて、該接触システム(9、9')の電気的接続、遮断又は切換えにより検知される、方法。 11. 請求項1から9の何れかに記載の、電気スイッチの切換ポイントの調節法であって、該支承部(18)のための該支持部(16、16')及び/又は該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35 )及び/又は該スイッチングレバー(7)上での調節用工具の動作が、該支承部(18)及び/又は該固定接触子(10、11)及び/又は該スイッチングレバー(7)が所定の位置に達するまで、機械的変形のためのエンボス加工により行われ、このことが、特に、該支承部(18)及び/又は該固定接触部(10、1 1)及び/又は該スイッチングレバー(7)の位置の光監視、例えば光バリア、 により検知される、方法。 12. 請求項10又は11記載の、電気スイッチの切換ポイントの調節法であって、調節用工具の動作が、該作動部材(5)の運動方向(20、20')に対しほぼ横方向(26)へのくさび型工具(25)の前進及び/又は該支承部( 18)のための該支持部(16、16')、該固定接触子(10、11)のための該接触子支持体(14、15、34、35)又は該スイッチングレバー(7) を熱変形させるためのレーザー光線(31)の作用である、方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成11年7月8日(1999.7.8) 【補正内容】 請求の範囲 1. 少なくとも一つの固定接触子(10、11)と一つの可動接触舌(12 )とから成る接触システム(9、9')と、該接触システム(9、9')を切り換えるために該接触舌(12)に操作可能に接続された可動作動部材(5)とを有する電気スイッチの調節方法であって、固定接触子(10、11)が接触子支持体(14、15、34、35)上に配置され、接触舌(12)のための支承部(18)が支持部(16、16')上に配置され、前記支承部はナイフエッジ支承部となっており、切換ポイントの調節ために、接触システム(9、9')の一部が作動部材(5)の運動方向(20、20')にずらされ、固定接触子(10 、11)及び/又は接触舌(12)が調整され、形状の小さな電気マイクロスイッチ又は急動スイッチの切換ポイントを調節するために、少なくとも1つの両面エンボス加工(32、33)が支承部(18)を受容する支持部(16、16' )及び/又は固定接触子(10、11)を受容する接触子支持体(14、15、 34、35)上に永久変形として施されたことを特徴とする、方法。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US

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