Key switch

申请号 JP27703198 申请日 1998-09-30 公开(公告)号 JP2000106055A 公开(公告)日 2000-04-11
申请人 Mitsumi Electric Co Ltd; ミツミ電機株式会社; 发明人 ISHII KAZUMITSU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a key switch using a cup rubber portion for resource saving and cost reduction because of good recycling property and short-time machining in manufacturing processes. SOLUTION: A key switch, wherein an internal switch is turned on/off by the depression of a key top 1 from the outside consists of an up-and-down movable portion (stem) 2 connected to the key top 1 so as to be movable up and down and a cup rubber portion 3 formed of thermoplastic elastomer material and expanded in association with the up-and-down movable portion 2. The cup rubber portion 3 is preferably made of polyolefin based thermoplastic elastomer material. The thermoplastic elastomer material, in particular, polyolefin based thermoplastic elastomer material, is excellent in durability and separativeness in molding and material cost effectiveness. It is also excellent in recycling property and so it is well suitable for a keyboard in which 100 key switches are arranged in longitudinal and lateral directions.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 外部からキートップ部が押圧されることにより内部のスイッチがオン/オフするキースイッチにおいて、 上記キートップ部に接続されて上下動する上下動部と、 熱可塑性エラストマー材により形成され、上記上下動部に連動して伸縮するカップラバー部と を備えることを特徴とするキースイッチ。
  • 【請求項2】 コンピュータにプログラムやデータを入力するためにキーボード上に複数配設されることを特徴とする請求項1記載のキースイッチ。
  • 【請求項3】 上記カップラバー部は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー材により形成されることを特徴とする請求項1記載のキースイッチ。
  • 【請求項4】 上記カップラバー部は、樹脂射出成形により製造されることを特徴とする請求項3記載のキースイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、外部からキートップ部が押圧されることにより内部のスイッチがオン/オフするキースイッチに関する。

    【0002】

    【従来の技術】キーを押すことによって、コンピュータにプログラムやデータを入する装置としてキーボードがある。 キーボード上のキー一つ一つには、キートップ部と、このキートップ部に接続されて上下動するステム部又はレバー部と、これらステム部又はレバー部に連動して伸縮するカップラバー部が備えられている。 カップラバー部は、キーに内蔵されるスイッチ部をゴミや漏から守るために設けられている。 そして、キーはキーボード部の所定の位置に、補強金具、メンブレン部、及びフレームを介して凸部となって設けられている。

    【0003】上記キーは、キーボード上に複数、例えば100個前後設けられており、同様にカップラバー部も同数設けられている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、リサイクルという観点から見ると、一つのキーボード上に100個前後設けられたカップラバー部は、再生しやすいものであることが望まれる。 しかし、従来、上記カップラバー部は、熱硬化性のシリコンラバー、EPDM材を使用したコンプレッション成形(プレス成形)及び液状シリコンラバー材を使用したインジェクション成形にて製造されていたのでリサイクルしにくかった。

    【0005】また、成形サイクルもコンプレッション成形は3〜5分/ショット、液状シリコンのインジェクション成形も1分弱/ショットと長く、省資源及びコストの面で改善の余地があった。

    【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、リサイクル性が良く、かつ製造段階での加工時間が短いので省資源及びコストの低減が可能となるカップラバー部を用いたキースイッチの提供を目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明にかかるキースイッチは、上記課題を解決するために、外部からキートップ部が押圧されることにより内部のスイッチがオン/オフするキースイッチにおいて、上記キートップ部に接続されて上下動する上下動部と、熱可塑性エラストマー材により形成され、上記上下動部に連動して伸縮するカップラバー部とを備える。

    【0008】カップラバー部に用いる、熱可塑性エラストマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー材は耐久性及び成形加工時の離型性、材料コストの面で優れている。

    【0009】

    【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキースイッチの実施の形態について図面を参照しながら説明する。 この実施の形態は、キーを押すことによってコンピュータにプログラムやデータを入力するキーボード上に例えば100個前後配設されるキースイッチである。

    【0010】図1及び図2には異なるタイプのキースイッチの構成を示す。 先ず、図1のキースイッチについて説明する。 このキースイッチは、外部からの押圧を直接受けるキートップ部1と、キートップ部1に接続されて上下動するステム部2と、ステム部2に連動して伸縮するカップラバー部3を備えてなる。

    【0011】カップラバー部3は、キーに内蔵されるスイッチ部をゴミや漏水から守るために設けられている。
    そして、キーはキーボード部の所定の位置に、補強金具6、メンブレム5、及びフレーム4を介して凸部となって設けられている。

    【0012】特に、カップラバー部3は、熱可塑性エラストマー材により形成されている。 この熱可塑性エラストマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー材は耐久性及び成形加工時の離型性、材料コストの面で優れている。 また、リサイクル性に優れているので、キースイッチを100個前後配設するキーボードには優れた材料である。

    【0013】また、その製造方法としては、成形サイクルが20〜30秒/ショットと短い樹脂射出成形にて加工できるので、従来の製造方法と比較して加工時間を短縮でき、省資源及びコストの低減が可能となる。

    【0014】さらに、ポリオレフィン型の比重は、従来主に使用されている、シリコンラバー(比重1.15程度)と比較して、0.9〜0.95程度と約20%程度軽い。 また材料単価も安いので製品の軽量化、製品のコストダウンを可能とする。

    【0015】次に、図2のキースイッチは、外部からの押圧を直接受けるキートップ部11と、キートップ部1
    1に接続されて上下動する二つのレバー部12及び13
    と、この二つのレバー部12及び13に連動して伸縮するカップラバー部14を備えてなる。

    【0016】このカップラバー部14も、キーに内蔵されるスイッチ部をゴミや漏水から守るために設けられている。 そして、キーはキーボード部の所定の位置に、補強金具17、メンブレム16、及びフレーム15を介して凸部となって設けられている。

    【0017】このカップラバー部14も、熱可塑性エラストマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー材によって形成されている。 したがって、上記図1に示したキースイッチと同様の効果が得られる。

    【0018】なお、上記カップラバー部14を、図3に示すようにシート状に形成し、キーボード上に被せるように取り付けてもよい。 もちろん、図4に示すように単品として取り付けても良いのはもちろんである。

    【0019】

    【発明の効果】本発明によれば、リサイクル性が良く、
    かつ製造段階での加工時間が短いので省資源及びコストの低減が可能となるカップラバー部を用いたキースイッチを提供できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明に係るキースイッチの実施の形態の具体例の断面図である。

    【図2】 本発明に係るキースイッチの実施の形態の他の具体例の断面図である。

    【図3】 上記図2に示したキースイッチに用いられるカップラバー部をシート状に成形したシートタイプのカップラバー部を示す図である。

    【図4】 上記図2に示したキースイッチに用いられるカップラバー部の単品タイプを示す図である。

    【符号の説明】

    1 キートップ部 2 ステム部 3 カップラバー部 4 フレーム部 5 メンブレン 6 補強金具

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