Electrical contacts to rotate

申请号 JP51253299 申请日 1998-08-11 公开(公告)号 JP2001504982A 公开(公告)日 2001-04-10
申请人 エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ、インコーポレーテッド; 发明人 ガルシア、ダグラス、ジェイ.; ソールニー、クリスチャン;
摘要 (57)【要約】 アーム6の一端に軸支される車軸24上に回転する交換可能なローラ4。 このローラ4は、好ましくは、例えばセラミックコンデンサのような電気部品の 端子 に接続される電気接続子を製造するのに耐久性のある真鍮その他の導電性の高い材質から構成される。 上記アーム6は、導電性の高い弾性の材質から構成される。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 部品の端子・支持体間に電気信号交流をもたらすための回転接触子であって 、 (a)部品端子上を回転して同端子と1または2以上の信号を交流する導電性 媒体と、 (b)上記支持体に接続して該支持体と信号交流可能なホルダと、 (c)回転体・ホルダ間に信号交流をもたらすための手段を備える該ホルダか ら回転体を片持ちする手段と、 を有することを特徴とする回転接触子。 2. 片持ちする手段が回転体の部品による振れに柔軟に対応するように弾性にさ れていることを特徴とする請求項1に記載の回転接触子。 3. 片持ち手段が (a)回転体・ホルダ間に信号交流をもたらせるように導電性にされた細長い アームと、 (b)該アームを電気的、機械的にホルダの一端に接続する手段と、 (c)該アームを電気的、機械的に他端で回転体に接続する手段と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の回転接触子。 4. 回転体が導電性の円筒体であるローラならびに車軸とからなり、回転体にア ームを接続する手段が、 (a)アームの上記他端でアームの両側から環状にはみ出るフランジと、 (b)該フランジに車軸の両端を係止する手段と、 を有することを特徴とする請求項3に記載の回転接触子。 5. 車軸の両端を支持する手段が両フランジ中に穿設された対向する弾性孔で、 車軸の両端を強制的に押し込むことで支持するものであることを特徴とする請 求項4に記載の回転接触子。 6. 車軸が、フランジとローラ間に電気接続をもたらす銅を浸潤させた黒鉛から なることを特徴とする請求項4に記載の回転接触子。 7. 回転体が円筒形で導電性のローラと車軸からなり、この回転体にアームを接 続する手段が、 (a)アームの一端の両側縁から垂直に張り出す一対のフランジと、 (b)該アームに直交する方向に取り付けられる車軸の両端を枢軸受けする上 記フランジ各々中に穿設された一対の穴と、 を有することを特徴とする請求項3に記載の回転接触子。 8. 回転体が、 (a)軸心孔が穿設された導電性の合成材からなる円筒体と、 (b)該円筒体の外周に固定される導電性金属からなる環状のスリーブと、 (c)上記軸心孔に挿入されて上記円筒体に固定される導電性金属の車軸と、 を有することを特徴とする請求項7に記載の回転接触子。 9. ホルダが、 (a)ローラから離れた側のアームの端部を受けるベース部と、 (b)該ベース部に縦方向および横方向にアームを配置する手段と、 (c)アームを上記ベース部に保持するためベース部の反対側に設けられる取 り外し可能な締め付け手段と、 を有することを特徴とする請求項3に記載の回転接触子。 10. (a)ハウジングと、該ハウジング中に設けられるベース部と、 (b)該ハウジングの両側から回転体方向にアームと平行に伸びる一対の突出 体と、 (c)電子部品に向けられるアームの動きを制限するためハウジングと回転体 との間の突出体間に張り出すストッパと、 を有することを特徴とする請求項9に記載の回転接触子。 11. 位置決手段が、 (a)ストッパから突出する対向縁に囲まれた溝であって、アームの横方向の 動きを制止する横溝と、 (b)アームの締め付け部に穿設された保持孔と、 (c)上記保持孔中に嵌まるフラットベースに設けられるバネ付勢された位置 決球と、 を有することを特徴とする請求項10に記載の回転接触子。 12. 締め付け手段が、 (a)定位置においてアームに対して遠近移動する顎と、 (b)アームに対して上記顎を選択的に遠近移動させるためのハウジング中に 軸支されたバネ付勢のカムと、 を有することを特徴とする請求項9に記載の回転接触子。 13. 顎が、 (a)アームに対して押し付けられるとアームを締め付けてアームと電気接続 する導電性の部材と、 (b)支持体に接続するブロックから伸びる端子と、 (c)上記導電性部材に対して遠近移動するカムによって動かされる締め付け ブロックと、 (d)上記導電性部材と締め付けブロック間に介在させられる弾性パッドと、 を有することを特徴とする請求項12に記載の回転接触子。 14. (a)部品の端子を通ってこの部品と電気信号交信するための複数の回転 導電体と、 (b)支持体に接続して、支持体と交信することができるようにされたホルダ と、(c)回転体各々をホルダから片持する手段であって、回転体とホルダ間 を交信する手段を備えたものと、 を有することを特徴とする複数の部品の端子とホルダ間に電気信号交信を供 給する回転接触子。 15. 片持手段が部品による各回転体の歪みに応答してしなるように弾性にされ ていることを特徴とする請求項14に記載の回転接触子。 16. 片持ち手段が、 (a)回転体各々とホルダ間に交信供給する導電性のアームと、 (b)該アームをホルダの一端と電気的、機械的に接続する手段と、 (c)該アームをその反対側の一端で各回転体に電気的、機械的に接続する手 段と、 を有することを特徴とする請求項15に記載の回転接触子。 17. ホルダが、 (a)回転体と反対側の箇所でアーム各々に保持箇所を供給するベース部と、 (b)これらベース部に縦方向および横方向にアームを位置決めする手段と、 (c)アームをそのベース部に保持するベース部に対向して設けられる取り外 し可能な締め付け手段と、 を有することを特徴とする請求項16に記載の回転接触子。 18. (a)ベース部を組み込んだハウジングと、 (b)該ハウジングの両側から回転体に向けてアームと平行に突出する一対の 突出体と、 (c)ハウジングと回転体の中間において突出体間に伸びる、接続される各部 品に向けられるアームの動きを制止するストッパと、 を有することを特徴とする請求項17に記載の回転接触子。 19. 位置決手段が、 (a)アームの横方向の動きを制止するようにアームがはめ込まれる複数の横 溝であって、ストッパから伸びる複数の対向する縁で形成されているものと、 (b)アームの締め付け部に穿設された保持孔と、 (c)アーム中の保持孔に嵌め込まれるベース部に組み込まれたバネ付勢され た複数の位置決球と、 を有することを特徴とする請求項17に記載の回転接触子。 20. 締め付け手段が、 (a)アームに対して遠近移動可能な顎と、 (b)上記顎を選択的にアームに押し付けたり離したりするハウジング中に軸 支されたバネ付勢されたカムと、 を有することを特徴とする請求項17に記載の回転接触子。 21. 各顎が、 (a)アームに押し付けられるとアームを締め付け電気的接続をもたらす導電 性部材と、 (b)支持体と接続するためブロックから伸びる端子と、 (c)上記導電性部材に対して遠近移動するカムによって動かされるブロック と、 (d)導電性部材と締め付けブロック間に介在される弾性のパッドと、 を有することを特徴とする請求項12に記載の回転接触子。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 回転する電気接触関連発明この出願は1997年8月20日出願の米国仮出願第60/056,750号の利益を受けることを主張している。 発明の背景この発明は片持梁型の電気接触子に関する。 より具体的には接触されるべき箇所に接触しながらその反対側の箇所にも接触するという、拭う(「拭う」の定義は後述する)方式の電気接触子に関する。 電気的測定を目的として微小な電子部品に一時的に接続させるのに使われる接触子としては、現在のところ2つのタイプが使われている。 すなわち「拭う」タイプの片持梁型接触子と、アクチュエータ型の接触子とである。 片持梁型接触子は、接続されるべき部品に対して傾斜する平板バネのメタルアームを有するのが通常である。 このアームの端部が接続点とされる。 接続されるべき部品の接触箇所は、実際ないし相対的に、接続点が部品の接触箇所を擦る、つまり拭い、片持梁が僅かながら偏るように、動作する。 このアーム中のバネが、電気的接続にとって十分な押当を供給するよう接触箇所に圧力を加える。 こうした拭う方式には、1個の片持梁と1個の固定接続点、または2個の片持梁を使うものがある。 拭う方式は、単純で信頼性の高いものではあるが、欠点もある。 片持梁から供給される接触圧力が慎重に制御されなければならないことである。 圧力が小さ過ぎれば電気的接続が不十分となる、逆に大き過ぎれば端子を損傷、すなわち接続される電子部品の接触箇所を損傷する、特に端子が錫または錫と鉛との合金ハンダでコーティングされているときはそうである。 電子部品に与える端子の損傷は、一般に僅か100〜200ミクロン厚みというハンダメッキをどの程度削り取るかをみることで判定できる。 相対的に静止状態におかれる片持梁の接触端は、 電子部品の端面の長さ全体にわたって拭うことになるので、端面に比較的大きな傷をつけ、端面損傷のおそれを増大させる。 電子部品はますます小型化されているから、テスト中あるいは部品との接続中に電子部品を保持するのに必要な保持固定具の各面間に最小限の間隔が存在する。 片持梁の接触端は保持固定具と定期的に接続することになるという結果になる。 この片持梁の接触端は相対的に静止状態におかれるので、代表的なものとしてFR -4グラスエポキシまたは同様の非導電性の材質のテスト固定具材によって研磨され、適度の研磨質、ないしは高い研磨質のものとなる傾向がある。 片持梁の接触端はこのような接触から表面が粗くなり、それが電子部品の端子をさらに損傷するようなことになる。 接触子の端部も、端部の酸化や端部への汚染物の付着、あるいはこれら両者によって汚れる。 洗浄しようとして接触端に近づくことは測定される電子部品への接触端と部品の保持固定具とがあまりに近接するために困難である。 アクチュエータ型の接触子技術は、電子部品に接触するように近づけられる、 一般に往復動の、運動接触端を使っている。 この接触端はテストサイクルごとにアクチュエートされて、部品と接触するまで移動させられ、部品を測定する間そこに静止させられる。 測定し終えたら接触子を部品から離し、部品の保持プレートまたは固定具を割り出しして[isindexed]次の部品を次に測定するために所定位置に繰り出す。 アクチュエートされた接触子は、拭い接触の方式と異なり、テストされる部品の端子に何らかのマークをつけるようにするため非常に小さな端子にすることができる。 しかしながら製品テスト設備は高い処理量であるから、 こうしたアクチュエーションサイクルは高速かつ高効率に行われなければならない。 例えばPalomar Model 3300のような部品テスターは、時速150,000個の部品に対して時間当たり37,500サイクルの接触子アクチュエータ回数を要求する。 アクチュエータ機構に使われる部品が30,000,000サイクルの耐久能なら、1日に2 0時間機械を稼働させるのであれば、40日に1回交換されなければならない。 アクチュエーション時間が各アクチュエータ動作方向ごとに10マイクロセカンド[10ms]と短時間であるときは、このシステムにおける処理量は時間当たり10,0 00個だけ部品が減少することになる。 アクチュエータによる接触も、保持板とか固定具から部品を押し出したり引き抜いたりできるが、金メッキのスプリングのような非常に柔軟性に富むセグメントといった導電性の高い柔軟な部品を必要とするので接触端は一層高価なものになってしまうおそれがある。 本発明の接触子はさまざまな電子部品の接続面[terminations]を損傷したり傷つけたり[marking]しないで迅速かつ反復的な電気接続を可能とする。 本発明の電気接触子は従来技術のものに比し改良されたもので、片持梁型の接触子による「 拭う」動作に起因して電子部品接続面上のハンダメッキに与え得る損傷をなくし、アクチュエータ型の接触子より簡単な構成でより長い製品寿命のものである。 例えばセラミックコンデンサのような電気回路部品の処理およびテストに使われる部品のハンドラーやテスターにとって特に有用である。 (ここで「部品」とはセラミックコンデンサ、その他の本発明による接続の可能性がある形式の電気部品を言う)。 本発明の上記以外の利点や利益は以下の説明から明らかである。 発明の概要本発明の1目的は小さな電子部品の接続面に接続するものであって、その接続面を損傷しない接触子を提供することにある。 他の目的は、接触する回転点のある接触子を提供することにある。 他の目的は、弾性の梁に取り付けられる回転接触点のある接触子を提供することにある。 他の目的は、弾性の梁から簡単に取り外すことができる回転接触点を有する接触子を提供することにある。 他の目的は、信頼性のある回転接触点を有する接触を提供することにある。 他の目的は、寿命の長い回転接触点のある接触を提供することにある。 他の目的は、さまざまな電子部品をテストするためのテスト用ホルダ内にはめ込んでもさまざまな接触を可能にするに足る細い回転接触点のある接触を提供することにある。 他の目的は、複数の小さい電子部品を電気的に同時に測定するための複数の接触子を保持する多数接触子のホルダを提供することにある。 他の目的は、接触子のアームとホルダとの電気的接続を提供する複数の接触子を保持する多数接触子のホルダを提供することにある。 他の目的は、ホルダ内の接触子を簡単に取り外して交換できる開放ポジションのある複数の接触子を保持する多数接触子のホルダを提供することにある。 他の目的は、ホルダ中にはめ込んだ複数接触子の位置を割り出すための積極的手段を有する複数の接触子を保持する多数接触子ホルダを提供することにある。 上記さまざまな目的ならびにここに明記しないが示唆されている目的は、部品の端子と支持体との間に電気信号交流をもたらす回転接触子によって達成される。 この回転接触子は、(1)部品の端子に回転接続する導電性ローラと、(2) 上記支持体に接続されて同支持体と信号交流可能なホルダと、(3)該ホルダから上記ローラを片持してホルダ・ローラ間に信号交流のパスを供給する弾性のアームと、を備えている。 ローラは好ましくは真鍮その他の導電性の高い、部品の端子と健全な電気的接続を反復行うのに十分な耐久性を有する材質で構成される(例えばセラミックコンデンサの端子)。 アームはローラ・ホルダ間の信号交流にとって高い導電性の材質で構成されるのが好ましい。 好ましくは上記のようなローラ/アームの結合体が複数個、ホルダに平行に取り付けられ、かつ好ましくはローラを揃えて取り付けられ、複数の部品に同時に接続できるようにされている。 ホルダは(例えば部品ハンドラのテストジグのような)構造体に結合され、 各々のローラ/アーム結合体と構造体(例えば部品ハンドラのコンピュータインターフェース)の電子部品間に信号交流パスを供給している。 好ましくはローラ/アーム結合体はホルダから簡単に取り外しできるようにされていて、必要に応じて交換できるのがよい。 図面の簡単な説明図1A〜1Dは、本発明ならびにその各部品の好ましい実施例を示す図面である。 図2A〜2Eは、本発明ならびにその各部品の好ましい第2の実施例を示す図面である。 図3A及び図3Bは、本発明の片持梁片回転接触子の斜視図、ならびに複数の片持梁片回転接触子が装着されたホルダの斜視図である。 図4図は、図3Bのホルダが接触子を正しい位置に保持しているときの、ホルダが閉じられている状態を示す断面図である。 図5は、1本の接触子をホルダ中に装着するときに図3Bのホルダを開けた状態を示す断面図である。 好ましい実施例の説明図1A〜図1Dにおいて、本発明の接触子の好ましい実施例は、その全体を2 で示され、細長い片持梁(「アーム」と言うこともある)6に支持される回転可能な接触車、すなわちローラ4で構成される。 片持梁6は軸方向に対称に構成され、接触側端8と差込側端10とを有する。 一対の平行に垂れる対称なフランジ12が片持梁6の接触側端8から対向して垂直に突出する。 好ましくは片持梁6 は、均一の矩形平板形にされ、差込側端10から僅かにテーパをつけられる。 各フランジ12は片持梁6に平行に穿設される細いスリット16で部分的に二股に切られる。 これらのスリット16は接触側端8を切って入り込み、フランジ12 の反対側の縁で限界つけられるストレス解除用の円形穴18に到達する。 このスリット16と円形穴18とは下方に弾性の突起20を形成する。 対向して形成される半円形の切抜部21、22は、接触側端8近傍のスリット16の対向側部にそれぞれ形成され、ローラ4の車軸24を受ける軸受けとなる。 スリット16の開放端にはテーパが形成され、車軸24をスリット16に押し込めば突起20が下方に撓って車軸24が切抜部21、22中に入り込むようにされる。 切抜部2 1、22に入り込んでしまえば車軸24は突起20によってしっかりと保持されて回転しない。 保持孔26が差込側端10と接触側端8との中間に穿設される。 図1A〜図1Dにおいて、ローラ4は回転可能な円筒形にされ、好ましくは無垢の真鍮もしくは同様に導電性の高い電子部品との接触面に電気的接続を作るのに耐性のある材質から構成される。 ローラ4は車軸24上を自由に回転することができるようにフランジ12間の間隔より僅かに短い車軸を有する。 この関係でローラ4は車軸24の通る軸孔30をローラ4が車軸24上に自由に回転できる程度に寸法つけている。 車軸24は好ましくは銅を浸潤させた黒鉛、その他の同様な材質でなり、ローラ4と片持梁6のフランジ12との間に電気的接続を確保する。 ローラ4の構成自体もローラ4に滑らかな表面を供給する。 この好ましい実施例の効果は、フランジ12の構造がローラ4ならびに車軸2 4の交換を容易にすることである。 寿命とか欠陥に起因してローラ4または車軸24の交換の必要性が出たときは、スリット16から強引に引き抜き交換する。 洗浄が容易なので、回転時の接触点も又、片持梁の拭う方式の接触をさらなる改良といえる。 ローラ4の接触面は常に露出するので、従来の片持梁の接触端と異なり洗浄が容易である。 図2A〜図2Eにおいて、本発明の第2実施例にかかる接触子の全体32は、 細長い片持梁36に支持される回転可能な車、すなわちローラ34で構成される。 片持梁36は軸方向に対称に構成され、接触側端38と差込側端40とを有する。 一対の平行に垂れる対称なフランジ42が片持梁36の接触側端38から対向して垂直に突出する。 好ましくは片持梁36は、均一の矩形平板形状とされ、 差込側端10から僅かにテーパをつけられる。 フランジ42は各々、車軸46の両端を受けるように整列した孔44を穿設される。 第1実施例におけると同様、 保持孔26が差込側端10と接触側端8との中間に穿設される。 再び図2A〜図2Eにおいて、ローラ34は円筒体50の外周に環状縁48をはめ込んで形成される。 スリーブ48はローラ34の部分をなすが、これがターゲットの電子部品の端部と物理的電気的に接続する。 円筒体50はスリーブ48 に比し肉厚にされ、スリーブ48と同心である。 車軸46は円筒体50の軸孔5 1中に押し込み形成される。 上記したようなローラ34を構成上のはめ込みや押し込みという摩擦的組立は、各部が堅牢、かつ摩擦的適合でノンスリップに組みつけられることになる。 第2実施例の各部の組み立ては、円筒体50にスリーブ48をはめ込んだ後、平行に対向するフランジ42間に円筒体50を入れてから車軸46を押し込んで行う。 第2実施例において環状のスリーブ48は、真鍮その他、高い導電性で高耐久性の金属や合成材で構成されるのが好ましい。 円筒体50は、銅を浸潤させた黒鉛のような高い導電性の合成材で構成されるのが好ましい。 車軸46は、高い導電性で高耐久性の材で構成される。 車軸46は片持梁36のフランジ42に電気的に接続するから、スリーブ48と片持梁36間は電気的に接続される。 図3A,図3Bにおいて、図1A〜1Dおよび図2A〜2Eの接触子4、5は多数の電子部品(図示せず)に同時に接触することができるようにホルダ52に平行に装着される。 (この点に関し、図示の都合上、第2実施例の接触子が示されているが、他の好ましい実施例における接触子も又、この第2実施例のものと同様にホルダ52に装着されることを理解されたい)。 ホルダ52は、破断して示したハンドルのような支持体54に取り付けておく。 多数の片持梁の接触子3 2は、接触子のアーム36中に穿設された保持孔26内に座すバネ付勢された位置決球56によってホルダ52の所定位置に保持される。 接触子32の横方向の整列は、ホルダ52の2つの前方突出体57A、57B間に支持される位置決バー58内の支持棒60によって達成される。 位置決バー58はポリカーボナイト材でできていて、図5に示すように多数の横溝62が、支持棒60に対し直に配され、これら横溝62各々は接触子32のアーム36がはめ込まれる幅にされている。 図示のように位置決バー58には4何の横溝62と4個の接触子32がホルダ52中にはめ込まれている。 しかしホルダ52は必要に応じて4個以下または以上の接触子を保持することができること勿論である。 図4、図5において、接触子32のアーム36は対応する接触ブロック64によってホルダ52内にしっかりと保持されている。 運転は、ホルダ52の非導電性のフラットベース65上にこれらの接触ブロック64を押し付けて対応する接触子32のアーム36をピン付けして行う。 接触ブロック64は構造的にしっかりした他の高い導電性の材料でもよいが、好ましくは最大級の導電性を発揮する金メッキの真鍮製がよい。 接触ブロック64は、ホルダ52の上方ハウジング中のスプリングソケットにある2個の締め付けスプリング66から得る強力な締め付け力で、対応する接触子32のアーム36に押し付けられている。 この締め付けスプリング66は、上方ハウジング内の凹部に納められた好ましくはアルミニウムの締め付けブロック70に突き当てられて付勢されるもので、この締め付けブロック70は凹部内を接触ブロック64の前後幅だけ移動可能にされている。 締め付けスプリング66は締め付けブロック70を複数の接触ブロック64の方に押し付ける。 締め付けブロック70と接触ブロック64間には非導電性、伸縮可能な(例えば、ゴムなど)パッド78が介在して、締め付けブロック70がパッド78を押し付けると、パッド78は接触ブロック64を押し付けるから、締め付け力は接触子32のアーム36に移動してアーム36を所定位置に締め付けておくものとなる。 再び図4、図5において、好ましくは金属製のカムシャフト72が、接触ブロック64に対し直角をなす締め付けブロック70内の筒状空洞部74中に張り渡される。 カムシャフト72の一端は回転するようにホルダのハウジング内で軸受けされ、他端は露出してレンチソケットになっている。 好ましくはスチール製のカムピン76が、カムシャフトフラット77近傍に形成された細長溝内に座して、カムシャフト72の外周より軸方向に出っ張る。 筒状空洞部74はカムシャフト72のカムシャフトフラット77が概して面することになるフラットな箇所を除けば円筒形である。 このフラットな箇所は別だが、筒状空洞部74は上記出っ張るカムピン76を収めるのに十分な幅を有する。 フラットな箇所は、締め付けブロック70中に埋め込まれて筒状空洞部74を切断する格好に好ましくはスチール製のカムプレート68で筒状空洞部74に蓋をされる。 カムプレート68は、 堅いカムピン76が突き当たる筒状空洞部74のフラットな堅い面として作用する。 運転では、カムシャフト72が回転してカムピン76がカムプレート68に突き当たる点までくると、さらなる回転はカムプレート68にカムピン76を押し付けるからカムプレート68を動かすと同時に、締め付けブロック70を接触ブロック64から離れる向きに動かす。 こうした一連の運動は接触子のアームの締め付け力を排除し、挿入、除去、交換など必要に応じた動作を可能にする。 締め付け力を再び加えるにはカムシャフト72を逆方向に回転させてカムピン76 がカムプレート68を押し付けない位置にまで戻せばよい。 締め付け力および接触ブロック64の高い導電性は、接触子32のアーム36同士の間の電気的連続性をもたらすから、ローラ34と対応する締め付けブロック64の端子80にも電気的連続性をもたらす。 上記の実施例は本発明の接触子を、1部品がもつ複数端子のうちの1と接触するようにさせる構成で使うことができる。 例えば或る面の1端にセラミックコンデンサを取り付け、他の1端を固定接触子と接続するなどである。 しかし回転接触子は、テストハンドラーの行う設定に従い両方の端子に接続するのに使うことができる。 同様に多数接触ホルダは2つの接触子が隣接する状態で、テストされる電子部品の1つの端子に接続させることができる。 その電子部品の他方の端子は固定接触子あるいは1個または2個の回転接触子と接続させることもできる。 回転接触子のもう一つの長所は、片持梁の拭い方式の接続がテストされる電子部品を越えてしまうような場合に生ずる「ふらふらと点滅する」現象をなくすことである。 片持梁の接触子は電子部品の端子をテストするときそれを押圧し、片持梁の接触子の下で電子部品が回転するときこの押圧力は突然失われ電子部品をホルダから外すようなことも起こり得る。 これは上述のふらふら点滅と同様のことである。 回転接続であれば、押圧力は突然喪失するようなことはなく、したがってふらふら点滅は起こり得ない。

    【手続補正書】 【提出日】平成12年4月12日(2000.4.12) 【補正内容】 請求の範囲1. 部品の端子と支持体との間に電気信号の交信を可能にした回転接触子であっ て、 (a)部品の端子上を回転して該部品の端子との間に1または2以上の信号の 交信が可能にされた導電性のローラと、 (b)上記支持体と交信可能に接続された下記の要素を含むホルダと、 i) アームの接触側端の両側から垂直に下方に張り出す一対のフランジ 、 ii)該フランジに車軸の両端が挿入される一対の軸受孔、 (c)ローラとホルダとで電気信号の交信が可能にされた、部品に当接しつつ 回転するローラの当接から受ける偏向に応じて曲がるようにローラを弾力的に 片持ちするアームであって、ローラとホルダ間を信号交信可能にされた下記の 要素を含むものと、 i) ローラ・ホルダ間に信号を通す導電体で構成されたアーム、 ii)該アームをその一端で電気的機械的にホルダに接続する手段、 iii)該アームをその他端で電気的機械的にローラ4に接続する手段、 (d)上記ホルダが次の要素を備えるものと、 i) ローラの取り付けられる端部の反対側の端部にアームの取り付け部 を備えるベース手段、 ii)該取り付け部中にアームの長さ及び横方向を規制する規制手段、 iii)上記ベース手段に抗してアームをその取り付け部に取り外し可能に 保持する手段、 を有することを特徴とする回転接触子。 2. (a)ハウジングと、該ハウジング中に設けられるベース部と、 (b)該ハウジングの両側からローラ方向にアームと平行に伸びる一対の突出 体と、 (c)電子部品に向けられるアームの動きを制限するためハウジングとローラ との間の突出体間に張り出すストッパと、 を有することを特徴とする請求項1に記載の回転接触子。 3. 位置決手段が、 (a)ストッパから突出する対向縁に囲まれた溝であって、アームの横方向の 動きを制止する横溝と、 (b)アームの締め付け部に穿設された保持孔と、 (c)上記保持孔中に嵌まるフラットベースに設けられるバネ付勢された位置 決球と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の回転接触子。 4. 締め付け手段が、 (a)定位置においてアームに対して遠近移動する顎と、 (b)アームに対して上記顎を選択的に遠近移動させるためのハウジング中に 軸支されたバネ付勢のカムと、 を有することを特徴とする請求項1に記載の回転接触子。 5. 顎が、 (a)アームに対して押し付けられるとアームを締め付けてアームと電気接続 する導電性の部材と、 (b)支持体に接続するブロックから伸びる端子と、 (c)上記導電性部材に対して遠近移動するカムによって動かされる締め付け ブロックと、 (d)上記導電性部材と締め付けブロック間に介在させられる弾性パッドと、 を有することを特徴とする請求項4に記載の回転接触子。 6. 複数個の部品の端子と支持体との間に電気信号の交信を可能にした回転接触 子であって、 (a)部品の端子上を回転して該部品の端子との間に1または2以上の信号の 交信が可能にされた複数個の導電性のローラと、 (b)上記支持体と交信可能に接続されたホルダと、 (c)ローラとホルダとで電気信号の交信が可能にされた、部品に当接しつつ 回転するローラの当接から受ける偏向に応じて曲がるようにローラを弾力的に 片持ちするアームであって、ローラとホルダ間を信号交信可能にされたものと 、 (d)上記アームであって、下記の要素を含むものと、 i) ローラ・ホルダ間に信号を通す導電体で構成されたアーム、 ii)該アームをその一端で電気的機械的にホルダに接続する手段、 iii)該アームをその他端で電気的機械的にローラ4に接続する手段、 (e)上記ホルダが次の要素を備えるものと、 i) ローラの取り付けられる端部の反対側の端部にアームの取り付け部 を備えるベース手段、 ii)該取り付け部中にアームの長さ及ひ横方向を規制する規制手段、 iii)上記ベース手段に抗してアームをその取り付け部に取り外し可能に 保持する手段、 を有することを特徴とする回転接触子。 7. (a)ベース部を組み込んだハウジングと、 (b)該ハウジングの両側からローラに向けてアームと平行に突出する一対の 突出体と、 (c)ハウジングとローラの中間において突出体間に伸びる、接続される各部 品に向けられるアームの動きを制止するストッパと、 を有することを特徴とする請求項6に記載の回転接触子。 8. 位置決手段が、 (a)アームの横方向の動きを制止するようにアームがはめ込まれる複数の横 溝であって、ストッパから伸びる複数の対向する縁で形成されているものと、 (b)アームの締め付け部に穿設された保持孔と、 (c)アーム中の保持孔に嵌め込まれるベース部に組み込まれたバネ付勢され た複数の位置決球と、 を有することを特徴とする請求項6に記載の回転接触子。 9. 締め付け手段が、 (a)複数個のアームを横ぶれしないように受ける位置決めバーに穿設された 複数個の横溝と、 (b)アームの差込側端に穿設される保持孔と、 (c)該保持孔に係止するフラットベースに組み込まれる複数個の位置決球と 、を有することを特徴とする請求項6に記載の回転接触子。 10. 各顎が、 (a)アームに押し付けられるとアームを締め付け電気的接続をもたらす導電 性部材と、 (b)支持体と接続するためブロックから伸びる端子と、 (c)上記導電性部材に対して遠近移動するカムによって動かされるブロック と、 (d)導電性部材と締め付けブロック間に介在される弾性のパッドと、 を有することを特徴とする請求項4に記載の回転接触子。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN (72)発明者 ソールニー、クリスチャン フランス共和国、エフ―77470 ブーティ ニー、ダブリュ. ファーブル デグランタ ン、40

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