Switching equipment

申请号 JP1735993 申请日 1993-04-07 公开(公告)号 JPH0677135U 公开(公告)日 1994-10-28
申请人 株式会社東海理化電機製作所; 发明人 専治 堀澤;
摘要 (57)【要約】 【目的】 装置の高さ寸法が大きくなっても、操作フィーリングの良い理想的な操作 角 度でスイッチ本体からの出 力 信号 の切換えを行う。 【構成】 ボデイ11には、アーム15を有する操作子13,左右方向へスライド可能な運動変換部材19が設けられており、操作子13が軸14を中心に回動すると、まず、アーム15が一体的に回動し、その回動運動が運動変換部材19のピン19aに伝達される。 すると、運動変換部材19が左右方向へスライドし、運動変換部材19の係合溝部19bに係合されたスイッチ本体12のピン12aがスライドし、スイッチ本体12からの出力信号が切換えられる。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 回動可能に設けられた操作子と、 スライド可能な可動接点を有するスイッチ本体と、 前記操作子に設けられ、該操作子の回動に伴って回動されるアームと、 前記スイッチ本体の可動接点とアームとの間にスライド可能に設けられ、該アームの回動運動をスライド運動に変換して可動接点に伝達する運動変換部材とを具備してなるスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    本考案は、操作子の回動に伴いスイッチ本体の可動接点をスライド運動させる 構成のスイッチ装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    例えば、自動車のパワーウインド機構には、図4に示す構成のスイッチ装置が 適用されている。 即ち、ボデイ1には、軸2を中心として回動する操作子3が設 けられている。 この操作子3には、下方へ突出するアーム4が設けられており、 アーム4の係合溝部4aは、スイッチ本体5のピン5aに係合されている。 この ピン5aは、可動接点を保持するコンタクトホルダ(いずれも図示せず)に連結 されており、操作子3が矢印イ方向へ回動されると、二点鎖線で示すように、ピ ン5aおよび可動接点が長孔5bに沿ってスライドし、スイッチ本体5からの出 信号が切換えられるようになっている。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    ところで、出力信号の切換えに要する操作子3の操作度θは、操作フィーリ ング等の点から、14度程度が好ましいとされている。 しかしながら、自動車の 仕様によっては、スイッチ装置の高さ寸法が大形化され、それに伴って、アーム 4の長さ寸法Lが大きくなってしまうことがある。

    【0004】 この場合、スイッチ本体5のピン5aの摺動ストロークSは、 S=L・sinθ で与えられる。 従って、操作子3の操作角度θを理想値14度に設定すると、ピ ン5aの摺動ストロークSが大きくなってしまい、可動接点がオーバーランして しまう。 このため、アーム4の長さ寸法Lが大きくなる場合には、操作子3の操 作角度θを小さくすることにより対応せざるを得ず、その結果、操作フィーリン グの良い理想的な操作角度で出力信号の切換え動作を行うことができなくなって しまう。

    【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の高さ寸法 が大きくなっても、操作フィーリングの良い理想的な操作角度で出力信号の切換 え動作を行うことができるスイッチ装置を提供することである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】

    本考案のスイッチ装置は、回動可能に設けられた操作子と、スライド可能な可 動接点を有するスイッチ本体と、前記操作子に設けられ、該操作子の回動に伴っ て回動されるアームと、前記スイッチ本体の可動接点とアームとの間にスライド 可能に設けられ、該アームの回動運動をスライド運動に変換して可動接点に伝達 する運動変換部材とを具備してなるものである。

    【0007】

    【作用】

    上記手段によれば、操作子の回動運動をスライド運動に変換して可動接点に伝 達する運動変換部材を設けたので、この運動変換部材の分だけ装置の高さ寸法が 大きくなっているにも係わらず、可動接点の摺動ストロークは、前記運動変換部 材の長さ寸法とは無関係に、アームの長さ寸法および回動角度に依存して決定さ れる。

    【0008】

    【実施例】

    以下、本考案を自動車のパワーウインド機構用のスイッチ装置に適用した第1 実施例について図1および図2を参照して説明する。 まず、図1において、ボデ イ11内には、スライド式のスイッチ本体12が配設されている。 このスイッチ 本体12内に収容された可動接点保持用のコンタクトホルダ(いずれも図示せず )には、ピン12aが突設され、このピン12aは、スイッチ本体12の長孔1 2bから外部に導出されており、ピン12aが長孔12bに沿ってスライドする ことに伴い、前記可動接点がスライドし、スイッチ本体12からの出力信号が切 換えられるようになっている。

    【0009】 ボデイ11には、操作子13が軸14を中心に回動可能に取付けられている。 この操作子13には、下方へ突出するアーム15(但し、長さ寸法は従来のアー ムと同様に設定されている)および筒部16が設けられており、筒部16内には 、スプリング17および摺動子18が収容されている、そして、摺動子18の先 端部は、スプリング17のばね力により、ボデイ11に形成された谷部11aに 圧接されている。

    【0010】 ボデイ11には、ガイド突部11bと11cとが夫々2個ずつ設けられており 、上下方向へ対向するガイド突部11b,11c間には、T字状をなす運動変換 部材19が左右方向へスライド可能に設けられている。 この運動変換部材19の 上部には、ピン19aが突設されており、このピン19aには、アーム15に設 けられた係合溝部15aが係合されている。 また、運動変換部材19の下端部に は、係合溝部19bが設けられており、この係合溝部19bは、スイッチ本体1 2のピン12aに係合されている。

    【0011】 次に上記構成の作用について説明する。 図1に示す状態では、摺動子18の先端部がボデイ11の谷部11aに係合さ れ、操作子13が中立位置に回動規制されている。 この状態から、操作子12の 右端部を押すと、スプリング17の圧縮変形を伴い、摺動子18が谷部11aの 傾斜面に押圧されて後退し、操作子13が矢印イ方向へ回動される。

    【0012】 すると、図2に示すように、操作子13のアーム15が一体的に回動し、その 回動運動が運動変換部材19のピン19aに伝達され、運動変換部材19がガイ ド突部11b,11cに案内されて左方向へスライドする。 そして、運動変換部 材19のスライド運動がスイッチ本体12のピン12aに伝達され、ピン12a および可動接点が左方向へスライドして、スイッチ本体12からの出力信号が切 換えられる。

    【0013】 また、この状態から、操作子13に対する押圧力を解除すると、摺動子18が スプリング17の弾性復帰力により、谷部11aの傾斜面に沿って突出する。 す ると、操作子13が図1に示す中立位置に回動復帰されるので、これに連動して 運動変換部材19が起立状態に復帰し、スイッチ本体12のピン12aも図1に 示す中間位置に復帰する。

    【0014】 上記実施例によれば、操作子13の操作角度をθ,アーム15の長さ寸法をL とすると、図2から明らかなように、スイッチ本体12のピン12a(即ち可動 接点)の摺動ストロークSは、 S=L・sinθ で与えられ、運動変換部材19の長さ寸法とは無関係に、アーム15の長さ寸法 Lおよび回動角度θに依存して決定される。 このため、運動変換部材19の長さ 分だけ装置の高さ寸法が大きくなっているにも係わらず、操作フィーリングの良 い理想的な操作角度θ(例えば14度)で、スイッチ本体12からの出力信号の 切換え動作を行うことができる。

    【0015】 尚、上記第1実施例においては、運動変換部材19のスライド方向をボデイ1 1のガイド突部11b,11cにより案内する構成としたが、本考案の第2実施 例を示す図3のようにしても、上記第1実施例と同様の効果を奏する。

    【0016】 即ち、スイッチ本体12内に収容された可動接点保持用のコンタクトホルダに は、樹脂からなる2本のピン12c,12cが突設されており、ピン12c,1 2cは、スイッチ本体12の長孔12bから外部に導出されている。 そして、運 動変換部材20の下端部は、ピン12c,12cの先端部を溶融して押し潰す( いわゆる熱かしめ)ことにより、スイッチ本体12のコンタクトホルダに連結さ れている。 また、運動変換部材20の上部には、アーム15の係合溝部15aに 係合されるピン20aが設けられている。

    【0017】 上記実施例によれば、操作子13の右端部を押すと、操作子13と一体的にア ーム15が回動し、アーム15の回動運動は、ピン20aを介して運動変換部材 20に伝達される。 すると、ピン12c,12c(即ち可動接点)がスイッチ本 体12の長孔12bに案内されることにより、 L・sinθ(Lはアーム15の長さ寸法,θは操作子13の操作角度)の 摺動ストロークで左方向へスライドし、スイッチ本体12からの出力信号が切換 えられる。

    【0018】

    【考案の効果】

    以上の説明から明らかなように、本考案のスイッチ装置によれば、操作子の回 動運動をスライド運動に変換してスイッチ本体の可動接点に伝達する運動変換部 材を設けたので、可動接点の摺動ストロークを、運動変換部材の長さ寸法とは無 関係に、アームの長さ寸法および回動角度に依存して決定することができる。 こ のため、運動変換部材の分だけ装置の高さ寸法が大きくなっているにも係わらず 、操作フィーリングの良い理想的な操作角度で、スイッチ本体からの出力信号を 切換えることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図

    【図2】運動変換部材の作用を説明するための図1相当図

    【図3】本考案の第2実施例を示す図1相当図

    【図4】従来例を示す図1相当図

    【符号の説明】

    12はスイッチ本体、13は操作子、15はアーム、1
    9,20は運動変換部材を示す。

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