Rimitsutosuitsuchi

申请号 JP29755090 申请日 1990-11-01 公开(公告)号 JP3036052B2 公开(公告)日 2000-04-24
申请人 オムロン株式会社; 发明人 邦夫 坂本;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】基本スイッチを内蔵した有底筒状のスイッチケースと、このスイッチケースの開口部を閉塞して着脱可能に固定されたヘッドと、このヘッドを貫通して回動可能に軸支されかつ外端部に固定された操作レバーで回動操作される回転軸と、この回転軸に設けられて回転運動を直線運動に変換する第1および第2カムと、上記回転軸を介して上記操作レバーに復帰力を付与する復帰ばね部材と、上記各カムに応動して上記基本スイッチを開閉させるプランジャと、このプランジャを軸動可能でかつ回動不能に保持するプランジャホルダと、上記プランジャに一体に突設されかつ上記各カムのカム突起で押圧される複数の突起と、上記プランジャホルダにその円周方向へ延びて一体に突設されかつ先端部に係止突起を有する係止突片と、上記プランジャホルダを上記プランジャの軸まわりに回動可能に嵌合するヘッドの内周面に形成されて上記プランジャホルダの先端係止突起を係脱可能に係止させる係止溝と、上記ヘッドの底部に固定されて上記プランジャホルダを回動可能に支持する支持部材とを具備し、上記プランジャホルダを介し上記プランジャを軸まわりに旋回させて上記係止突片の先端係止突起を上記係止溝に係止させて上記プランジャを位置規制するように構成したことを特徴とするリミットスイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は、各種の生産設備や産業用ロボツトなどに使用されるリミツトスイツチに関するものである。

    <従来技術とその課題> 一般に、リミツトスイツチは、押込式操作杆を有する基本スイツチを内蔵したスイツチケースと、回転運動を直線運動に変換するカムなどを内蔵して上記スイツチケースに取り付けられたヘツドと、ヘツドに回動可能に枢着された操作レバーとに大別して構成されている。 これは、ワークのような被検知物で操作レバーが復帰ばね部材のばねに抗して動作位置まで回動変位すると、上記カムが上記操作レバーの回転軸の変位を直線運動に変換して上記スイツチケースもしくはヘツドに保持されたプランジヤを駆動し、このプランジヤにより、上記基本スイツチの操作杆を押込駆動させるようになつている。

    第7図は従来のリミツトスイツチの要部を示す一部破断側面図である。

    同図において、基本スイツチ機構などを内蔵したスイツチケースの上端に固定されたヘツド3には、軸受部材
    5,6を介して回転軸4が支承されており、この回転軸4
    の外端部4aには操作レバー7が固定されている。 上記回転軸4には第1および第2カム12,13が並設して固定され、第1カム12のカム突起12aは、たとえば第8図矢印a方向の回転用として設定され、第2カム13のカム突起
    13aは第8図矢印b方向の回転用として設定されている。 上記回転軸4に形成された平坦な外周には、上記回転軸4を介して操作レバー7に復帰力を付与するばね部材14がばね受け筒11を介して掛設されている。

    上記ヘツド3の底壁部にはプランジヤホルダ15がカバープレート10に回動可能に支持され、上記プランジヤホルダ15とカバープレート10との間には第9図で示すばね舌片8aを突設した環状の保持ばね部材8が介装されている。 上記プランジヤホルダ15には第1および第2カム1
    2,13に対応するプランジヤ16が軸動可能に保持されている。 上記プランジヤ16と第1および第2カム12,13との間には1対の鋼球17,18が転動可能に介装されるとともに、上記鋼球17,18は上記ヘツド3の底壁部に固定された鋼球ホルダ21の1対の保持孔21a,21bにそれぞれ同心状に収納され、かつ上記鋼球17,18のいずれか一方が嵌入される切欠部16fを上記プランジヤ16の頂面16g(第10
    図参照)に形成してある。

    いま、操作レバー7の回動によつて、回転軸4が第8
    図の矢印a方向へ回動すると、上記カム12,13はばね部材14のばね力に抗して回動し、一方のカム突起12aが鋼球17に当接し、上記プランジヤ16を押圧して軸動させ、
    図示しない基本スイツチをたとえばONさせる。

    他方、上記操作レバー7が回転軸4を中心に矢印b方向へ回動すると、切欠部16fに対して上記鋼球18が嵌入しているから、他方のカム突起13aが上記鋼球18に当接せず、もつて上記プランジヤ16の押圧にもとづく軸動がなく、基本スイツチをOFF状態に保持する。

    これによつて、上記操作レバー7が回転軸4を中心に矢印a方向へ回動するときのみ、上記プランジヤ16が軸動してスイツチのON動作を達成することができる。 このとき、上記カム12,13のカム突起12a,13aおよび鋼球17,1
    8と、上記プランジヤ16の切欠部16fとの配置関係は第11
    図(A)の線図で示す通りである。

    また、上記プランジヤ16を軸周りに矢印cもしくはd
    方向へ旋回させて、たとえば第11図(B)で示す設定状態にすると、上述とは逆に、上記操作レバー7を矢印b
    方向へ回動させたときのみ、上記プランジヤ16が軸動してスイツチのON動作を達成することができる。

    さらに、上記プランジヤ16を第11図(C)で示す設定状態にすると、上記操作レバー7を矢印a,bの両方向へ回動させたとき、いずれも上記プランジヤ16が軸動してスイツチのON動作を達成することができる。

    ところで、上記構成によれば、上記カム12,13に対するプランジヤ16の切欠部16fの配置関係を変更することにより、操作レバー7の操作方向に応じて、多様なプランジヤ16の軸動を達成させることができるけれども、これを達成するには、鋼球17,18および鋼球ホルダ21を必要とし、各構成部品の部品点数が増加するばかりでなく、その製造組立がきわめて面倒である。

    従来、これを改善する手段として、プランジャの頭部の方形の押圧部材を形成し、この押圧部材に第1および第2カムのカム突起で押圧される複数の突起を一体に突設するとともに、上記押圧部材をヘッドの方形凹部に嵌合させて上記プランジャを軸動可能でかつ回動不能に保持し、鋼球や鋼球ホルダをなくして部品点数を低減させるように構成したリミットスイッチが知られている(特公昭51−18068号公報参照)。

    ところが、上記構成によれば、基本スイッチの開閉モードの切り替えに際し、上記プランジャの押圧部材をヘッドの方形凹部から離脱させて上記プランジャを軸まわりに旋回させたのち、上記押圧部材を上記凹部に再度嵌合させて使用する必要があり、その開閉モードの切り替え作業がきわめて面倒である。

    <発明の目的> この発明は上記課題を解決するためになされたもので、基本スイッチの開閉モードの切り替え作業の容易なリミットスイッチを提供することを目的とする。

    <発明の構成と効果> この発明によるリミットスイッチは、基本スイッチを内蔵した有底筒状のスイッチケースと、このスイッチケースの開口部を閉塞して着脱可能に固定されたヘッドと、このヘッドを貫通して回動可能に軸支されかつ外端部に固定された操作レバーで回動操作される回転軸と、
    この回転軸に設けられて回転運動を直線運動に変換する第1および第2カムと、上記回転軸を介して上記操作レバーに復帰力を付与する復帰ばね部材と、上記各カムに応動して上記基体スイッチを開閉させるプランジャと、
    このプランジャを軸動可能でかつ回動不能に保持するプランジャホルダと、上記プランジャに一体に突設されかつ上記各カムのカム突起で押圧される複数の突起と、上記プランジャホルダにその円周方向へ延びて一体に突設されかつ先端部に係止突起を有する係止突片と、上記プランジャホルダを上記プランジャの軸まわりに回動可能に嵌合するヘッドの内周面に形成されて上記プランジャホルダの先端係止突起を係脱可能に係止させる係止溝と、上記ヘッドの底部に固定されて上記プランジャホルダを回動可能に支持する支持部材とを具備し、上記プランジャホルダを介し上記プランジャを軸まわりに旋回させて上記係止突片の先端係止突起を上記係止溝に係止させて上記プランジャを位置規制するように構成したことを特徴とする。

    上記構成によれば、プランジャホルダを介してプランジャをヘッドから離脱させることなく、ヘッドの外部から軸まわりに旋回させ、係止突片の先端係止突起をヘッドの係止溝に係止させることにより、上記プランジャを位置規制することができ、基本スイッチの開閉モードの切り替え作業がきわめて容易である。

    また、上記プランジャの配置位置は上記係止突起と係止溝との係脱による感触で察知することができ、基本スイッチの開閉モードの切り替え作業を的確に行なうことができる。

    <実施例の説明> 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説明する。

    第1図はこの発明によるリミツトスイツチの一例を示す一部破断側面図、第2図は要部の拡大断面図である。

    図において、1は基本スイツチ2などを内蔵したスイツチケースで、その上端にはヘツド3が固定されている。 4は上記ヘツド3に軸受部材5,6を介して支承された回転軸であり、その外端部4aには操作レバー7が固定されている。 上記操作レバー7の先端部には被検知物に当接されるローラ9が回転自在に取り付けられている。

    上記回転軸4には第1および第2カム12,13が並設して固定され、第1カム12のカム突起12aは、たとえば第3図矢印a方向の回転用として設定され、第2カム13のカム突起13aは第3図矢印b方向の回転用として設定されている。 上記第1および第2カム12,13の外周面廻りには、これらカム12,13を介して操作レバー7に復帰力を付与する復帰コイルばね14が巻装され、その一端部(図示せず)が上記ヘツド3の内部に係止されるとともに、他端部14aが他方のカム13に係止されている。 上記ヘツド3の底壁部に固定された支持部材、たとえばカバープレート10にはプランジヤホルダ15が回動可能に支持されている。

    すなわち、上記プランジヤホルダ15は第4図で示すように、第1および第2カム12,13のカム突起12a,13aに対応するプランジヤ16の軸部16aが軸動可能に嵌合される軸孔15aを軸心に有するとともに、上記プランジヤ16のほぼ十字状の基部16bが回動不能に嵌合される凹所15b
    (第2図および第3図参照)を有する。 さらに、上記ホルダ15には円周方向へ延びる係止突片15cが突設され、
    この突片15cの先端係止突起15dは上記ヘツド3の底壁部の環状ボス部3aに嵌合されて、その内周面の係止溝3b,3
    cに係脱可能に係止されている。

    上記プランジヤ16の基部16bには第5図で示すように互いに隣接する3辺に放射状に延びるへ字状の突起16c,
    16d,16eが突設されている。 上記プランジヤ16と前記基本スイツチ2との間に位置して上記スイツチケース1内には、支軸19に支持された駆動レバー20が配設されている。

    つぎに、上記構成の動作について説明する。

    操作レバー7が中立位置から回転軸4をたとえば第3
    図の矢印a方向へ回動させると、まず、上記回転軸4を介してこれと一体に第1および第2カム12,13が復帰コイルばね14のばね力に抗して回動する。 この回動にともない、上記復帰コイルばね14には上記回転軸4を常時復帰させるb方向へのばね力が蓄積されるとともに、第1
    カム12のカム突起12aがプランジヤ16の突起16dを介しプランジヤ16を押圧して軸動させ、操作杆2aを押圧操作して基本スイツチ2をONさせる。 上記操作レバー7の回動操作力が解除されると、上記復帰コイルばね14の蓄積ばね力で操作レバー7を中立位置に復帰させることができる。

    他方、上記操作レバー7が回転軸4を矢印b方向へ回動させた場合には、第2カム13のカム突起13aがすべての突起16c〜16eに当接することがなく、そのため、上記カム13によりプランジヤ16が押圧されることがないから、上記プランジヤ16を軸動させないので、上記基本スイツチ2をOFF状態に保持することができる。

    これによつて、図示の状態にプランジヤ16がカム12,1
    3に対し配置されている場合には、上記操作レバー7が回転軸4を矢印a方向へ回動させたときのみ、上記プランジヤ16が軸動してスイツチ2のON動作を達成することができる。 このとき、上記第1および第2カム12,13のカム突起12a,13aと、上記プランジヤ16の突起16c〜16e
    との配置関係は第6図(A)の線図で示す通りであり、
    その動作は従来例で説明した第11図(A)の状態と同様である。

    また、上記プランジヤ16を軸周りに矢印cもしくはd
    方向へ旋回させて、たとえば第6図(B)で示す設定状態にすると、上述とは逆に、上記操作レバー7を矢印b
    方向へ回動させたときのみ、上記プランジヤ16が軸動してスイツチ2のON動作を達成することができ、その動作は従来例で説明した第11図(B)の状態と同様である。

    さらに、上記プランジヤ16を第6図(C)で示す設定状態にすると、上記操作レバー7を矢印a,bの両方向へ回動させたとき、いずれも上記プランジヤ16が軸動してスイツチ2のON動作を達成することができ、その動作は従来例で説明した第11図(C)の状態と同様である。

    上述から明らかなように、上記構成によれば、各カム
    12,13に対するプランジヤ16の配置関係を変更することにより、操作レバー7の操作方向に応じて、多様なプランジヤ16の軸動を達成させることができる。 しかも、上記プンランジヤ16の基部16bには第5図で示すように互いに隣接する3辺に放射状に延びるへ字状の突起16c,16
    d,16eが一体に突設されているから、従来のように鋼球1
    7,18や鋼球ホルダ21が不要となり、それだけ部品点数が低減されるばかりでなく、その製造組立がきわめて容易である。

    また、上記各カム12,13に対するプランジヤ16の配置関係を変更するにあたり、上記ホルダ15には円周方向へ延びる係止突片15cが突設され、この突片15cの先端係止突起15dが上記ヘツド3の環状ボス部3aに嵌合されて、
    その内周面の係止溝3b,3cに係脱可能に係止されるから、上記ホルダ15の回動操作にもとづくプランジヤ16の配設位置が規制される節度機構を構成するとともに、その配設位置を上記係止突起15dと係止溝3b,3cとの係脱による感触で検知することができる。

    【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明によるリミツトスイツチの一例を示す一部破断側面図、第2図は同リミツトスイツチの要部を拡大して示す縦断面図、第3図は第2図の横断面図、第4図および第5図は同リミツトスイツチの要部を分解して示す斜視図、第6図(A)〜(C)は同リミツトスイツチの動作を説明するための要部の線図、第7図は従来のリミツトスイツチの要部を拡大して示す縦断面図、第8図は第7図の横断面図、第9図および第10図は同リミツトスイツチの要部を分解して示す斜視図、第11図(A)〜(C)は同リミツトスイツチの動作を説明するための要部の線図である。 1……スイッチケース、2……基本スイッチ、3……ヘッド、3b,3c……係止溝、4……回転軸、7……操作レバー、12……第1カム、10……支持部材(カバープレート)、12a……カム突起、13……第2カム、13a……カム突起、14……復帰ばね部材、15……プランジヤホルダ、
    15c……係止突片、15d……先端係止突起、16……プランジヤ、16c,16d,16e……プランジヤ突起.

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