Switch device for vehicle

申请号 JP2004175395 申请日 2004-06-14 公开(公告)号 JP2005350012A 公开(公告)日 2005-12-22
申请人 Asahi Denso Co Ltd; 朝日電装株式会社; 发明人 YAGI DAISUKE;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a switch device for a vehicle capable of easily performing operation by an operation lever of a switch case even when additional attachment function is added/mounted. SOLUTION: The switch device for the vehicle has the switch case fixed to a handle bar of the vehicle; and an operation means arranged on the switch case 1 and operating various kinds of electric components mounted on the vehicle. The device is provided with a unit case 2 turnable relative to the switch case 1; and the operation lever 3 provided on the unit case, turnable with the unit case 2 and capable of operating a predetermined electric component. The unit case 2 is made turnable over a plurality of usage positions where the operation lever 3 can operate the predetermined electric component and an object to be operated by the operation lever 3 is made different in response to the stop position. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 車両のハンドルバーに固定されたスイッチケースと、
    該スイッチケースに配設され、車両が搭載する各種電装品を操作するための操作手段と、
    を有した車両用スイッチ装置において、
    前記スイッチケースに取り付けられ、当該スイッチケースに対して回動可能なユニットケースと、
    該ユニットケースに設けられて当該ユニットケースと共に回動可能とされるとともに、所定の電装品を操作可能な操作レバーと、
    を具備するとともに、前記ユニットケースは、前記操作レバーが所定の電装品を操作可能とする複数の使用位置に亘って回動自在とされるとともに、その停止位置に応じて前記操作レバーによる操作対象を異ならせたことを特徴とする車両用スイッチ装置。
  • 前記ユニットケースの停止位置に応じて前記操作レバーの操作方向が可変とされるとともに、当該操作方向を操作対象である電装品の動作方向と略一致させたことを特徴とする請求項1記載の車両用スイッチ装置。
  • 前記ユニットケースは、前記使用位置と、前記操作レバーの不使用時における不使用位置との間で回動可能とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用スイッチ装置。
  • 前記ユニットケースを前記スイッチケースに係合して、当該ユニットケースを任意の位置で固定し得るロック手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両用スイッチ装置。
  • 说明书全文

    本発明は、車両のハンドルバーに設けられ、当該車両が搭載する各種電装部品を操作し得る車両用スイッチ装置に関するものである。

    一般に、二輪車やATV等ハンドルバーを具備した車両においては、そのハンドルバーの先端側(把持グリップ近傍)に操作ノブ等を有したスイッチケースが固定され、操作ノブの操作によって車両が具備する任意の電装品を操作し得るよう構成されている。 例えば、特許文献1にて開示されているように、スイッチケースには、ディマースイッチノブ、ターンシグナルスイッチノブ或いはホーンスイッチノブ等が配設されており、各操作ノブを操作することにより任意の電装品(ライト、ウィンカ或いはホーンなど)を操作し得るようになっている。

    特開2003−115229号公報

    しかしながら、上記従来の車両用スイッチ装置においては、各スイッチノブの操作対象が一義的に決まっており、後付機能(所謂オプション)を追加搭載した場合、その操作を行わせる操作ノブをスイッチケースへ新たに形成するのが困難であるという問題があった。 また、想定される後付機能の操作ノブを予めスイッチケースに設けておくことも考えられるが、想定される後付機能が複数ある場合、操作対象が増加するので、スイッチケースに設けるべき操作ノブもその分増加してしまうという問題もあった。 さらに、後付機能を操作する操作ノブは、誤操作防止の観点から、その操作方向を当該後付機能の動作方向に一致させることが望ましい。

    本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、後付機能を追加搭載した場合においても、その操作をスイッチケースの操作レバーにて容易に行わせることができる車両用スイッチ装置を提供することにある。

    請求項1記載の発明は、車両のハンドルバーに固定されたスイッチケースと、該スイッチケースに配設され、車両が搭載する各種電装品を操作するための操作手段とを有した車両用スイッチ装置において、前記スイッチケースに取り付けられ、当該スイッチケースに対して回動可能なユニットケースと、該ユニットケースに設けられて当該ユニットケースと共に回動可能とされるとともに、所定の電装品を操作可能な操作レバーとを具備するとともに、前記ユニットケースは、前記操作レバーが所定の電装品を操作可能とする複数の使用位置に亘って回動自在とされるとともに、その停止位置に応じて前記操作レバーによる操作対象を異ならせたことを特徴とする。

    請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両用スイッチ装置において、前記ユニットケースの停止位置に応じて前記操作レバーの操作方向が可変とされるとともに、当該操作方向を操作対象である電装品の動作方向と略一致させたことを特徴とする。

    請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用スイッチ装置において、前記ユニットケースは、前記使用位置と、前記操作レバーの不使用時における不使用位置との間で回動可能とされたことを特徴とする。

    請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両用スイッチ装置において、前記ユニットケースを前記スイッチケースに係合して、当該ユニットケースを任意の位置で固定し得るロック手段を設けたことを特徴とする。

    請求項1の発明によれば、ユニットケースが複数の使用位置に亘って回動自在とされるとともに、その停止位置に応じて操作レバーによる操作対象を異ならせたので、複数の後付機能の追加搭載に対応することができる。

    請求項2の発明によれば、ユニットケースの停止位置に応じて操作レバーの操作方向が可変とされるとともに、当該操作方向を操作対象である電装品の動作方向と略一致させたので、感覚的な操作を可能とすることができ誤操作の抑制を図ることができる。

    請求項3の発明によれば、ユニットケースが、使用位置と、操作レバーの不使用時における不使用位置との間で回動可能とされたので、後付機能の不使用時或いは追加搭載しない場合において良好に対応することができる。

    請求項4の発明によれば、ロック手段により、ユニットケースをスイッチケースに係合して、当該ユニットケースを任意の停止位置で固定することができるので、ユニットケースを容易に回動又は停止させることができ、確実に所定の停止位置にて停止させることができる。

    以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
    本実施形態に係る車両用スイッチ装置は、二輪車やATV等の車両におけるハンドルバーに固定され、当該車両が具備する種々電装品を操作し得るもので、図1及び図2に示すように、スイッチケース1と、ユニットケース2と、操作レバー3と、ロック手段7とから主に構成されている。

    スイッチケース1は、車両のハンドルバーHにおける把持グリップGの近傍に固定されたもので、正面側(運転者と対向する側)には、例えばエンジンストップスイッチボタン、ターンシグナルスイッチノブ等車両が具備する電装品を操作し得る複数の操作手段が配設されている。 かかるスイッチケース1は、例えば半割れ形状の1対の部材から成り、ハンドルバーHを挟持させた状態にてボルト等で締め上げることにより、当該ハンドルバーHの所定位置に固定されるようになっている。

    ユニットケース2は、操作レバー3を有するとともに、スイッチケース1に対して操作レバー3と共に回動可能に取り付けられたものである。 かかるユニットケース2は、図3に示すように、操作レバー3の操作部3bを外部に突出させた状態にてスイッチケース1に形成された収容穴1aに収容されるとともに、略中央に形成された挿通孔2aによりハンドルバーHを挿通した状態とされる。 尚、ユニットケース2は、スイッチケース1の収容穴1aに形成された段部1cと係止されて当該収容穴1aから外れる方向への移動が規制されるとともに、ハンドルバーHを中心として回動自在とされている。

    かかるユニットケース1は、図1〜図4で示すように、操作レバー3の操作部3bが上方を向いた状態(中立位置にある操作レバー3が鉛直方向とされた状態)である第1の使用位置P1と、図6に示すように、当該操作部3bが運転者側を向いた状態(中立位置にある操作レバー3が平方向とされた状態)である第2の使用位置P2と、図8で示すように、当該操作部3bが車両の進行方向に向いた状態(運転者と反対側に向いた状態)である不使用位置P0との間を回動可能とされている。

    ここで、ユニットケース1が第1の使用位置P1にあるとき、操作レバー3の回動により、車両に後付機能として追加搭載可能な例えばATVのウインチを操作可能とするとともに、第2の使用位置P2にあるとき、車両に後付機能として追加搭載可能な例えばATVのスノープローを操作可能としている。 また、ユニットケース1が不使用位置P0にあるとき、操作レバー3の操作部3bは、図8に示すように、運転者とは反対の位置とされて隠れるため、邪魔にならないようになっている。

    更に、ユニットケース2には、図3に示すように、バネ8により付勢されたロック手段7が配設されている。 かかるロック手段7は、操作部7a及び係合部7bが一体化されたもので、係合部7bがスイッチケース1に形成された係合孔1b(ユニットケースの不使用位置P0、第1の使用位置P1及び第2の使用位置P2に対応して複数形成)の何れかに係合してユニットケース2を任意の位置で固定し得るよう構成されている。

    即ち、操作部7bをバネ8の付勢に抗して押圧すると、係合部7bの係合孔1bに対する係合が解かれ、ユニットケース2の回動を許容するとともに、係合部7bが所望の係合孔1bに達すると、バネ8の付勢力にて当該係合孔1bに係合部7bが入り込み、ユニットケース2の回動を規制するのである。 尚、同図中符号9は、ユニットケース2内に設けられ、バネ8の他端側を受けるバネ押さえ板を示している。

    操作レバー3は、ユニットケース2に設けられて当該ユニットケースと共に回動可能とされるとともに、当該ユニットケース2とは独立して回動することにより所定の電装品を操作可能なもので、ハンドルバーHを挿通する挿通孔3aと、運転者等が操作し得る操作部3bとを有している。 また、操作レバー3には、図4に示すように、ボス部Bが突出形成されており、該ボス部Bとユニットケース2とに跨ってねじりコイルバネ(不図示)が配設されている。

    そして、操作レバー3は、通常状態において中立位置とされるとともに、図2中a方向又はb方向に回動させると、ねじりコイルバネによる付勢力が付与され、自然と中立位置まで戻るようになっている。 更に、操作レバー3の下端近傍には、レバー接点4が形成されており、操作レバー3の回動に伴ってレバー接点4が回動することにより、後述するケース端子5a又は5bと接触又は離間可能とされている。

    ケース端子5a、5bは、ユニットケース2に固定されたもので、図4に示すように、中立位置にある操作レバー3のレバー接点4に対して同図中左右の位置にそれぞれ形成されている。 これにより、操作レバー3をユニットケース2に対して回動操作させると、レバー接点4がケース端子5a又は5bの何れかと接触し得るようになっている。 尚、操作レバー3がユニットケース2と共に回動する際は、レバー接点4とケース端子5a及び5bとの相対位置が変わらず、両者は離間した状態となっている。

    また、スイッチケース1の収容穴1aにおけるユニットケース2を軸方向に臨んだ面には、図3に示すように、固定端子6が形成されており、該固定端子6からは車両側に延びるコードCが延設されている。 より具体的には、スイッチケース1には、図5に示すように、複数の固定端子6a〜6dが形成されており、ユニットケース2が第1の使用位置P1にあるとき、ケース端子5a及び5bは、固定端子6a及び6bと接触した状態とされている。

    操作レバー3が中立位置にあるとき(同図(b)の状態)、レバー接点4はケース端子5a、5bの何れとも接触しておらず、導通がなされていない。 その状態から、操作レバー3をa方向に回動させる(運転者の手前側へ操作部3bを引く操作)と、同図(c)の状態となり、レバー接点4がケース端子5bと接触して、当該ケース端子5bと接触状態とされた固定端子6bを含めて導通状態となり、所定回路が形成されて例えばATVのウインチが車両側に引き戻されるよう構成されている。

    また、中立位置にある操作レバー3をb方向に回動させる(運転者から遠ざかる方向へ操作部3bを押す操作)と、同図(a)の状態となり、レバー接点4がケース端子5aと接触して、当該ケース端子5aと接触状態とされた固定端子6aも含めて導通状態となり、所定回路が形成されて例えばATVのウインチが車両側から引き出されるよう構成されている。

    ところで、ユニットケース2を回動させて、既述の如き第2の使用位置P2とすると、図7(b)の状態となり、ケース端子5a及び5bは、固定端子6c及び6dと接触した状態とされる。 かかる中立位置から操作レバー3をa方向に回動させる(操作部3bを下方へ押し下げる操作)と、同図(a)の状態となり、レバー接点4がケース端子5bと接触と接触して、当該ケース端子5bと接触状態とされた固定端子6dを含めて導通状態となり、所定回路が形成されて例えばATVのスノープローが下降するよう構成されている。

    また、中立位置にある操作レバー3をb方向に回動させる(操作部3bを上方へ押し上げる操作)と、同図(c)の状態となり、レバー接点4がケース端子5aと接触して、当該ケース端子5aと接触状態とされた固定端子cも含めて導通状態となり、所定回路が形成されて例えばATVのスノープローが上昇するよう構成されている。

    然るに、ユニットケース2を回動させて、既述の如き不使用位置P0(図8参照)とすると、ケース端子5a及び5bは、固定接点6a〜6dの何れとも接触しない状態とされている。 尚、同位置においては、操作レバー3の操作部3bが運転者から見て隠れた状態となっており、操作が不可能とされているため、不使用時に適している。

    上記のように、ユニットケース2は、複数の使用位置(第1の使用位置P1及び第2の使用位置P2)に亘って回動自在とされるとともに、その停止位置に応じて操作レバー3による操作対象を異ならせたので、複数の後付機能(本実施形態においては、ATVのウインチ或いはスノープローを想定)の追加搭載に対応することができる。 また、後付機能の追加搭載がない場合、ユニットケース2を不使用位置P0とすれば、操作レバー3が邪魔にならないため、後付機能の不使用時或いは追加搭載しない場合にも良好に対応することができる。

    また、ユニットケース2の停止位置に応じて操作レバー3の操作方向が可変(第1の使用位置P1においては、運転者の手前側へ操作部3bを引く操作及び運転者から遠ざかる方向へ操作部3bを押す操作であり、第2の使用位置P2においては、操作部3bを下方へ押し下げる操作及び上方へ押し上げる操作)とされるとともに、当該操作方向を操作対象である電装品(ウインチ又はスノープロー)の動作方向と略一致させたので、感覚的な操作を可能とすることができ誤操作の抑制を図ることができる。

    即ち、ユニットケース2が第1の使用位置P1にある場合、操作部3bを運転者の手前側へ引く操作がウインチを車両側へ引き戻す動作、及び操作部3bを運転者から遠ざかる方向へ押す操作がウインチを車両から引き出す動作に対応し、それぞれの操作がウインチの動作方向と略一致しており、且つ、ユニットケース2が第2の使用位置P2にある場合、操作部3bを下方へ押し下げる操作がスノープローを下降させる動作、及び操作部3bを上方へ押し上げる操作がスノープローを上昇させる動作に対応し、それぞれの操作がスノープローの動作方向と略一致しているのである。

    更に、ロック手段7により、ユニットケース2をスイッチケース1に係合して、当該ユニットケース2を任意の位置(不使用位置P0、第1の使用位置P1又は第2の使用位置P2)で固定することができるので、ユニットケース2を容易に回動又は停止させることができ、確実に所定の停止位置にて停止させることができる。 また、ユニットケース2を確実に固定させることができるので、操作レバー3の操作時、ユニットケース2を連れ回してしまうのを回避することができ、操作の確実性を図ることができる。

    以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば不使用位置と1つの使用位置又は3つ以上の使用位置との間でユニットケースが回動自在とされたものであってもよく、この場合であっても、後付機能を追加搭載した場合においても、その操作をスイッチケースの操作レバーにて容易に行わせることができるとともに、後付機能を追加搭載しない場合にも良好に対応することができる。

    また、ユニットケース2の各停止位置における操作レバー2の操作対象は、本実施形態の如きウインチ又はスノープローに限定されず、想定される各種後付機能であってもよい。 更に、ロック手段は、上記構成のものに限定されず、例えばボルトなど汎用の締結手段にてユニットケース2を任意の位置でスイッチケース1に固定させるものとしてもよい。 尚、適用される車両は、ATVや二輪車の他、上車やバギーなどハンドルバーを有する他の車両としてもよい。

    ユニットケースが、操作レバーの所定の電装品を操作可能とする複数の使用位置の間で回動可能とされた車両用スイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。

    本発明の実施形態に係る車両用スイッチ装置(ユニットケースが第1の使用位置にある状態)を示す正面図

    同車両用スイッチ装置(同状態)を示す左側面図

    図2中III−III線断面図

    同車両用スイッチ装置(同状態)のユニットケース及び操作レバーの位置関係を示す模式図

    同車両用スイッチ装置(同状態)における操作レバーの操作を説明する図であって、(a)(c)操作レバーをユニットケースに対して回動させた状態(b)操作レバーが中立位置にある状態を示す模式図

    本発明の実施形態に係る車両用スイッチ装置(ユニットケースが第2の使用位置にある状態)を示す左側面図

    同車両用スイッチ装置(同状態)における操作レバーの操作を説明する図であって、(a)(c)操作レバーをユニットケースに対して回動させた状態(b)操作レバーが中立位置にある状態を示す模式図

    本発明の実施形態に係る車両用スイッチ装置(ユニットケースが不使用位置にある状態)を示す左側面図

    符号の説明

    1 スイッチケース 2 ユニットケース 3 操作レバー 4 レバー接点 5a、5b ケース端子 6a〜6d 固定端子 7 ロック手段 8 バネ 9 バネ押さえ板

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