Transformer for electric locomotive and coil device therefor

申请号 JP10826395 申请日 1995-04-07 公开(公告)号 JPH0883724A 公开(公告)日 1996-03-26
申请人 Siemens Ag; シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 WARUTAA MIYURAA;
摘要 PURPOSE: To enable coil device in a compact structure to be arranged in a narrow required space by a method wherein within multiple coil groups respectively provided with a high voltage coil, a low voltage coil and a leakage suppressor coil, high voltage coils are connected in series. CONSTITUTION: With respect to a superconducting coil device 1, respective drive devices to be fed are provided with a coil group out of coil groups W1-W4. High voltage coils OS1-OS4 respectively provided on these coil groups W1-W4 are annexed spacially and electrically by US1-US4 respectively corresponding to the high-voltage coils OS1-OS4. Furthermore, in order to evenly distribute energy to the superconducting coil device 1, respective coil groups W1-W4 are provided with two leakage suppressor coils S11-S42. Finally, the high-voltage coils OS1-OS4 are connected is series. Through these procedures, the coil device can be structured compactly thereby enabling containment in a narrow required space.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 クライオスタット容器内で鉄心に装着されかつそれぞれ駆動装置に対応する多数の巻線群(W1
    乃至W4)を有する超伝導巻線装置(1)を備え、巻線群(W1乃至W4)はそれぞれ1つの高圧巻線(OS1
    乃至OS4)、1つの低圧巻線(US1乃至US4)及び少なくとも1つの漏れ抑制巻線(S11乃至S42)
    を有しかつ高圧巻線(OS1乃至OS4)が直列に接続されている電気機関車用変圧器。
  • 【請求項2】 各巻線群(W1乃至W4)に少なくとも対として並列接続された2つの漏れ抑制巻線(S11乃至S42)が設けられている請求項1記載の電気機関車用変圧器。
  • 【請求項3】 漏れ抑制巻線(S11乃至S42)はすべて並列接続されている請求項2記載の電気機関車用変圧器。
  • 【請求項4】 漏れ抑制巻線(S11乃至S42)が補助電圧を形成するために利用される請求項1乃至3の1
    つに記載の電気機関車用変圧器。
  • 【請求項5】 鉄心が空隙を備えたカットストリップ巻鉄心として形成されている請求項1乃至4の1つに記載の電気機関車用変圧器。
  • 【請求項6】 駆動装置、特に電気機関車の駆動装置に電力を供給するための超伝導変圧器の巻線装置(1)であって、各駆動装置に1つの高圧巻線(OS1乃至OS
    4)、1つの低圧巻線(US1乃至US4)及び少なくとも1つの漏れ抑制巻線(S11乃至S42)を備える1つの巻線群(W1乃至W4)が付設され、高圧巻線(OS1乃至OS4)が直列に接続されている超伝導変圧器の巻線装置。
  • 【請求項7】 各巻線群(W1乃至W4)ごとに少なくとも対として並列接続された2つの漏れ抑制巻線(S1
    1乃至S42)が設けられている請求項6記載の巻線装置。
  • 【請求項8】 漏れ抑制巻線(S11乃至S42)がすべて並列接続されている請求項7記載の巻線装置。
  • 【請求項9】 漏れ抑制巻線(S11乃至S42)が補助電圧を形成するために利用される請求項6乃至8の1
    つに記載の巻線装置。
  • 【請求項10】 カットストリップ巻鉄心として形成されている鉄心を備えた請求項6乃至9の1つに記載の巻線装置。
  • 【請求項11】 カットストリップ巻鉄心が所定の空隙を備えている請求項10記載の巻線装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、超伝導巻線を備えた電気機関車用変圧器及びその巻線装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】電気的に駆動される機関車に使用される変圧器は、通常、単相変圧器として構成されている。 架線を介して変圧器に供給される交流電圧はその饋電系統に応じて15及び25KVである。 駆動のため多くの場合複数の電動機が設けられる。 必要な駆動電を電気的に制御するためには、変圧器は低圧側にそれぞれの電動機に対応した複数の巻線を備え、投入される電動機の必要数に応じてこの巻線に部分的に電流を流すことが必要である。 このような要求から従来の変圧器はそれぞれ1
    個の高圧巻線に対応する複数個の例えば4個の低圧巻線を備えている。 高圧巻線はその場合並列接続されている。 これらの巻線は場合によっては鉄心の幾つかの脚に分配して装着され、そして各巻線群はまた加熱装置或いはその他の補助装置を運転するための付加的な巻線を備えることができる。 このような従来の変圧器はその構造上例えば損失や寸法が大きいという公知の欠点を有している。

    【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4232
    703号明細書によれば超伝導巻線装置を備えた電気機関車用変圧器は公知である。 この巻線或いは鉄心についての詳細はそこには記載されていない。 またスイス連邦共和国特許第397066号明細書により高圧巻線が直列に接続されている車両用変圧器の巻線構成が公知である。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、小さな構造、従って僅かな所要空間しか必要としない電気機関車用変圧器及びその巻線装置を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によれば、電気機関車用変圧器がクライオスタット容器内において鉄心に装着されかつそれぞれ駆動電動機に対応する多数の巻線群を有する超伝導巻線装置を備え、この巻線群はそれぞれ1つの高圧巻線、1つの低圧巻線及び少なくとも1つの漏れ抑制巻線を備えるとともに前記の高圧巻線が直列に接続されていることによって解決される。

    【0006】また巻線装置に関するこの発明の課題は、
    駆動電動機、特に電気機関車の駆動装置に給電する超伝導変圧器において、各駆動電動機に対して1つの低圧巻線、1つの高圧巻線及び少なくとも1つの漏れ抑制巻線を備えた1つの巻線群が付設され、その際高圧巻線は直列に接続されることによって解決される。

    【0007】

    【作用】この発明は、電気機関車において超伝導変圧器の技術を導入した全く新しい方式を提供するものである。 この場合超伝導を得るための付加的な経費にもかかわらずこの技術を適用する際の利点が十分に期待される。 この発明による変圧器の要部の重量は従来の変圧器の重量の約1/6に過ぎない。 約5MVAの変圧器の鉄心寸法の比較においても、約1000×390mmの窓寸法を持つ従来の鉄心に対してこの発明では830×2
    00mmしか必要でないことが判明した。

    【0008】また、この種の巻線装置は超伝導構成において特に小形の構造が可能となる。 というのは高圧巻線に対して細い導体しか使用されないからである。 超伝導のために必要な冷却装置の大きさは特に超伝導導体における残留損熱に関係する。 これは通常単位容積当たり一定値で与えられる。 即ち、巻回された導体容積或いは全体の必要な導体長が冷却装置の寸法を決める。 従来の巻線構成では各低圧巻線に高圧巻線の並列分路が付設されているので、超伝導変圧器において前記の解決案に対しては莫大な余分の経費を招来することになろう。 この発明で使用される導体はマルチフィラメント導体として構成され、450アンペア(A)までの電流を流すことができる。 それ故この導体は、通常、高圧巻線の全所要電流(この例では300A)に対して充分である。 従って従来技術のように4個の並列分路に配分するのではかなりの過大寸法となる。

    【0009】4個の高圧巻線は直列に接続され、これに各1つの低圧巻線と好ましくは2つの漏れ抑制巻線が付設されるのがよい。 漏れ抑制巻線は多重同心に閉鎖する漏れ磁束通路を形成し、磁束がクライオスタット容器を離れることないようにすると共に、また他の低圧巻線の整流間隙において丁度電流が流れている低圧巻線へのエネルギーの伝達を良好にする。 さらにこの漏れ抑制巻線は補助装置、例えば加熱装置或いは補助運転変換器に対する電源として有利に使用される。

    【0010】巻線装置は所定の空隙を備えたカットストリップ巻鉄心に配置されるのがよい。 これにより鉄心の所定の直流アンペア回数にもかかわらず単方向磁束成分が飽和誘導の端数にしかならない。 このようにして変換器用変圧器の単相鉄心における直流予備磁化の問題が解決される。 このことは即ち運転中における鉄心の完全飽和を招来し、特に鉄心断面の小さい変圧器に対して有効であり、また超伝導巻線を備えて重量を最小化された変圧器において特に際立っている。

    【0011】

    【実施例】この発明の実施例を以下に図面に基づいて詳しく説明する。

    【0012】図1は変換器により制御される車両駆動装置の電動機のための、特に電気機関車に使用される超伝導変圧器の巻線装置1を概略的に示す。 給電電圧Uはこの場合直列接続された高圧巻線OS1乃至OS4に供給される。 このような高圧巻線の直列接続は従来公知の変圧器においては、電流が大きくなり、そのために必要な導体断面積により不可能であった。 これは、高耐電流で導体断面積が小さい超伝導導体をもってして初めて可能である。 高圧巻線OS1乃至OS4にはそれぞれ対応の低圧巻線US1乃至US4が空間的にかつ電気的に付設されている。 それぞれの低圧巻線US1乃至US4はその場合その端子A1乃至A4によりそれぞれ1つの、ここでは示されていない変換器及び車両電動機を備えた駆動ユニットに電気的に接続される。 巻線装置1にエネルギーを均一に配分するために、それぞれ1つの車両電動機に対応するそれぞれの巻線群W1乃至W4はそれぞれ2つの漏れ抑制巻線S11乃至S42を有する。 これらの漏れ抑制巻線S11乃至S42は多重同心的にそれ自体で閉鎖する漏れ磁束回路を、漏れ磁束がここには図示されていないクライオスタット容器から離れないように形成するものである。 さらにこの漏れ抑制巻線はまたその都度の他の低圧巻線の整流間隙においてそれぞれ丁度電流が流れている低圧巻線への良好なエネルギー伝達を行うようにする。

    【0013】互いに並列に接続された漏れ抑制巻線S1
    1乃至S42は補助駆動装置、特に補助駆動変換器やその他の必要電源のための電圧HBを発生するためにも使用される。

    【0014】図示の巻線装置1は例えば4個の車両電動機に対して設計されている。

    【0015】この巻線装置1の鉄心はここには図示されていないが、特に一定に設定された空隙を持つカットストリップ巻鉄心として形成されるのが好ましい。 これにより単方向磁束成分は変換器の点弧の非対称によって生ずる直流通電の際に飽和誘導の端数にしかならない。
    巻線装置1を備えた変圧器は超伝導に構成されているので、この変圧器は図示してないクライオスタット容器内に冷却装置とともに設置される。 クライオスタット容器は鉄心を室温もしくは運転温度で収容するために、円形或いは四角形断面の2つのトンネルを、場合によっては固有の鉄心冷却系とともに内包する。 巻線群W1、W
    2、及びW3、W4はその場合例えばそれぞれ1つの鉄心脚に装着される。 巻線装置1の巻線はその使用例に応じて例えば円盤コイル或いは層巻線として構成される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明による超伝導装置の概略構成図。

    【符号の説明】

    1 巻線装置 W1乃至W4 巻線群 U 運転電圧 OS1乃至OS4 高圧巻線 US1乃至US4 低圧巻線 HB 補助電圧 S11乃至S42 漏れ抑制巻線 A1乃至A4 端子

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