Transducer of the ultrasound membrane

申请号 JP2004501089 申请日 2003-04-28 公开(公告)号 JP4317123B2 公开(公告)日 2009-08-19
申请人 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ; 发明人 ケイ クレー,マレイケ; シュミッツ,ゲオルグ; ディー フレイザー,ジョン;
摘要
权利要求
  • 超小型形成の 膜の超音波変換器であって、該変換器は、
    圧電物質の層を有する平面材と、
    前記平面材の表面に 間隔を空けて配置され る複数の電極であって該電極間における前記平面材の選択された部分を 収縮させるべく前記圧電物質の層に電界を適用するため 前記圧電物質の層に結合される複数の電極と、
    前記複数の電極に対して固定して接合された音響下地材と、
    を有することを特徴とする超小型形成の 膜の超音波変換器
  • 前記平面材はさらに、前記圧電層によって支持される上部層 を含むことを特徴とする請求項1に記載の変換器。
  • 前記平面材はさらに、前記上部層と前記前記圧電層との間に配置された中間層 を含むことを特徴とする請求項2に記載の変換器。
  • 前記平面材はさらに、前記上部層と前記前記圧電層との間に配置された反応防止層 を含むことを特徴とする請求項2に記載の変換器。
  • 間隔を空けて置かれる前記複数の電極は 、前記表面に対してほぼ平行で前記表面を 横切って延在する複数の細長い電極 を含むことを特徴とする請求項1に記載の変換器。
  • 前記音響下地材はさらに、前記電極に対して固定して接合された複数の接触パッド を含むことを特徴とする請求項1に記載の変換器。
  • 前記音響下地材はさらに、前記音響下地材 を通じて延在する、前記接触パッドに結合される複数の伝導物質 を含むことを特徴とする請求項6に記載の変換器。
  • 前記平面材はさらに、前記平面材 と一体的に形成された複数の能動回路を有する薄いシリコン層 を含み 、各能動回路は電極及び前記圧電層に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の変換器。
  • 超小型形成の 膜の超音波変換器であって、該変換器は、
    圧電物質の層 と半導体物質の隣接層とを有する平面材 であって、該半導体物質の層が、 該半導体物質の層と一体的に形成される複数の能動回路であり前記圧電物質の層に結合される複数の能動回路を有 するところの平面材と、
    前記平面材の表面に 間隔を空けて配置され る複数の電極であって、該電極間における前記平面材の選択された部分を 収縮させるべく前記圧電層に電界を適用するため 前記能動回路に結合され る複数の電極と、
    前記複数の電極に対して固定して接合された音響下地材と、
    を有することを特徴とする超小型形成の 膜の超音波変換器
  • 超小型形成の 膜の超音波変換器の組立方法であって、該方法は、
    半導体基板上に誘電物質の層 を形成するステップ、
    前記誘電層上に圧電物質の層 を配置するステップ
    前記圧電物質の層上に 間隔を空けて置かれる複数の電極を形成するステップであり、前記誘電層及び前記圧電層を含む平面材における、該電極間にある選択された部分を収縮させるために、複数の電極を形成するステップ、
    前記複数の電極 音響下地材 を接合するステップ、
    前記半導体基板 除去 するステップ、
    を有することを特徴とする超小型形成の 膜の超音波変換器の組立方法。
  • 说明书全文

    本発明は、一般的に、超音波画像により身体の内部に関する診断情報を提供するために超音波変換器を使用する超音波診断システムに関し、より詳細には、そのようなシステムで使用された超音波の膜の変換器に関する。

    超音波診断画像システムは、超音波画像及び測定の実行における広範囲な使用である。 例えば、心臓医、放射線技師及び産科医は、心臓、様々な腹部の器官、又は発育している胎児のそれぞれを検査するために超音波診断画像システムを使用する。 一般的に、画像情報は、患者の皮膚に対して超音波変換器アレイを配置することによって、かつ患者の皮膚を通し身体に超音波エネルギーを伝送するアレイ内に位置する一つ以上の素子を実行することによって、それらのシステムにより得られる。 身体内への超音波エネルギーの伝送に反応して、超音波エコーは身体の内部構造から放射する。 戻ってきた音響エコーは、診断システムを変換器アレイに結合するケーブルによってアレイの一つ以上の素子によって電気信号に変換される。

    ソフトウェアとデジタル技術の最近の進展は、増大した柔軟性と迅速なデータ処理速度の超音波画像システムを発展させてきた。 結果として、診断プローブ内の超音波変換器素子の数はまた、高い側面の解像度を生じる、比較的広い口径の診断プローブの開発をさせて、安定して増大した。

    超音波診断プローブで共通して使用される音響の変換器は、多くの細かい製造段階の実行により結晶の圧電性物質から形成された、個々の圧電素子のアレイで構成される。 例えば、従来の音響の変換器は、圧電性物質の単一ブロックを比較的低い音響インピーダンスと高い音響減衰を有する音響下地材に結合することによって形成されている。 次いで、物質は、アレイの細かい長方形の要素を形成するために物質を切断するかさいの目に切ることによって横に細分される。 電気的な接触パッドは、電気的なコンダクタがアレイの個々の素子に結合されるように様々な金属化処理を使用して個々の素子に沈着される。 電気的なコンダクタは、はんだ付け、スポット溶接を含む様々な電気的な接続方法によって、又は接触パッドにコンダクタを粘着的に接合することによって、一般的に接触パッドに結合される。

    前述の製造段階が数百までの素子を有する音響変換器のアレイを形成するために一般に適切であるが、より小型の素子サイズを有する素子の大型のアレイは、前述の技術を用いて容易に形成されない。 結果として、シリコンの超小型電子デバイスの組立に使用される様々な方法は、それらの技術が複雑な細部を備えた小型構造の反復の組立てを許容するので、半導体基板上の超音波変換器素子を作製するために適応された。 結果として、前述の方法を使用して、到達可能なものよりはるかに小型の変換器素子は、多数で容易に組立ててよい。

    図1は、従来技術による超小型形成の膜の超音波変換器アレイ1の部分的な断面図である。 アレイ1は、シリコン基板3の上部表面12に位置された複数の超小型形成の膜の素子2を含む。 一般的に、素子2は、基板3と接触する下部表面7から離れて間隔が置かれた上部表面4を含む。 各素子は、基板3で形成される複数の電気的な相互接続を介して時間で可変の電源に結合される。 具体例を明瞭にするために、各素子に対する相互接続の電源及び電気的な相互接続は示されていない。 時間で可変の励起電圧が素子に適用される場合、素子の電気機械的性質から生じる、上部表面4の振動のゆがみが展開される。 したがって、応用の時間で可変の電圧に応じて上部表面4から外側に向かって放射する音波5が生成される。 素子の電気機械的性質は、同様に素子が、上部表面4に当たる音波6に起因する歪みに反応させる。

    前述の従来のアレイ1の一つの欠点は、素子2によって展開された超音波エネルギーの一部が、基礎となる基板3に後方に投射され、むしろ音波5で外側に放射されるかもしれない。 結果として、素子2からの放射エネルギーの部分的な損失が生じる。 さらに、超音波エネルギーが基礎となる基板3に結合される場合、超音波エネルギーは、基板3の上部表面12に向かって導かれる反射された波9を形成するために基板3の下部表面11で内部的に反射される音波8として基板3に伝播する。 次いで、複数の反射された波9は、上部表面12と下部表面11との間の基板3内で伝播する。 各反射された波9に存在するエネルギーの一部は、多数の漏出波10を形成するために表面11により基板3から去るかもしれない。 基板3の音波9の伝播はさらに、波9がアレイ1での他の素子2によって受け取られるために、素子2間で超音波エネルギーをクロス結合させ、これによって、他の所望でない干渉効果と同様に、素子2間の所望でない“クロストーク”信号を生じる。 さらには、基板3の波の内部反射は、受け度、又はアレイ1の方向性に悪影響を及ぼすかもしれない。

    様々な従来のデバイスは、基板での波の伝播を妨害する素子を含んでいる。 例えば、ある従来のデバイスは、基板3内で波の伝播を妨害するために、基板3に下方に向かって延在する素子2間の複数のトレンチを採用する。 同様の従来のデバイスは、反射された波9でエネルギーを少なくとも部分的に吸収するために、音響減衰物質で満たされる、下方に向かう突出するトレンチを採用する。 それら従来のデバイスが基板で所望でない側面の波の伝播を減少するが、それらはまた、独立して可変されてよい設計パラメータの数を削減することによって超小型形成の素子2に固有の利点を一般的に制限する。 さらに、追加的な製造段階は、超小型形成の変換器アレイの製造コストを相当に高める。

    図1に示される従来のアレイ1に関するさらなる問題は、一般に、アレイ1が、、滅菌剤、及び結合ゲルを含有する様々な物質に感光されることである。 素子2が基板3上に超小型形成されるので、様々な小さい窪みは、それら物質がロッジする(lodge)ようになるアレイ1に存在するかもしれない。 例えば、複数の窪み13は、アレイの小さな窪み13を十分に清潔にする一般的な無により、汚染物質の進歩的な蓄積を許容するかもしれない、素子2間に形成されるかもしれない。 加えて、物質に曝された表面は、この暴露から生じる腐食又は浸食に弱いかもしれない。

    従来のアレイ1に存在するさらに別の問題点は、アレイ1がアレイ1を保護する硬いカバー表面を欠くことである。 アレイ1によって維持される衝撃が、電気的な相互接続を含む基礎となる基板3又は他のデバイスと同様に、個々の素子2を損傷させるので、結果として、アレイ1は、一般的に、物理的な衝撃から生じる損傷に対して弱い。

    したがって、基礎となる基板での音波の伝播の相当の削減をすることが可能な超小型形成超音波アレイにおける技術の必要がある。 加えて、汚染物質と様々な物質からの損傷に抵抗し、容易に洗浄される超小型形成超音波アレイにおける技術の必要がある。 さらにまた、共通して遭遇する物理的な衝撃からの損傷に抵抗できる超小型形成超音波アレイにおける技術の必要がある。

    本発明は、超小型形成された膜の超音波変換器アレイで使用するための改良された構造と、改良された構造を組立てるための方法を導く。 本発明の一つの態様において、超小型形成の膜の変換器アレイは、圧電物質の層を有する平面材と、平面材の表面に配置されて、層に電界を適用するための圧電物質の層に結合された複数の間隔が離れた電極と、複数の電極に固定して接合された音響下地材とを含む。 別の態様において、超小型形成の膜の変換器アレイは、圧電物質の層と半導体物質の隣接する層を有する平面材と、平面材の表面に配置され、圧電層に電界を適用するための能動回路に結合された複数の間隔が離れた電極と、複数の電極に固定して接合された音響下地材とを含み、半導体物質の層は、半導体層に形成され、圧電物質の層に結合された複数の単一体で形成された能動回路を有する。 さらなる別の態様において、超小型形成の膜の変換器アレイは、圧電物質の層を有する平面材と、圧電層に電界を適用するための平面材の表面に配置された複数の間隔が離れた電極と、半導体物質の隣接する層を有する音響下地材とを含み、半導体物質の層は、複数の単一体で形成された能動回路を有し、能動回路は電極に結合され、選択された部位で電極にしっかりと固定される。

    本発明は、一般的に、超音波画像により身体の内部に関する診断情報を提供する超音波の超小型形成された膜の変換器を使用する超音波診断システムを導く。 本発明のある実施態様の多数の特定の詳細は、そのような実施態様の完全な理解を提供するために図2乃至16で下記に記載される。 しかしながら、当業者は、本発明が下記の記述の詳細な幾つかの細部なしで実行されてよいことを理解するであろう。 さらに、下記の記載において、様々な実施態様に関する添付図が、特定の又は相対的な物理的規模を伝えるように解釈されないことが理解される。 さらに、請求項が明らかに記載しないのであれば、様々な実施態様に関する特定の又は相対的な規模が記載される場合、制限することを考慮されないことが理解される。

    図2は、本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器20の部分的な平面図である。 変換器20は、上部側22と反対の下側23を有する平面材21を含む。 平面材21は、圧電物質の少なくとも一つの層(示されていない)を含む層化構造である。 平面材21の構造は、下記に詳細に記載されるであろう。 複数の間隔が離れた第一電極24及び第二電極25は、平面材21の下側23に固定されて付加され、さらに圧電物質と電気的に結合される。 第一電極24及び第二電極25がほぼ等しい間隔で離れて示されるが、第一電極24及び第二電極25の間隔が平面材21の下側23を越える可変の間隔で位置づけしてもよいことが理解される。 第一電極24及び第二電極25は、第一電極24と第二電極25との間の時間で変化する励起電圧を適用可能な超音波システム26に対してさらに結合され、その結果、時間で可変する電場29が生じる。 平面材21に含まれる圧電物質は、第一電極24及び第二電極25の方位に対して一般的に横断する側面方向で振動性の運動を表わすためにポールされ(poled)(k 33モード)、その結果として、圧電物質は、適用された励起電圧に応じて電場29の方向で側面の負荷を変化する時間を表わす。 第一電極24及び第二電極25が、下記にさらに詳細に記載されるように基礎となる構造に対して相関的に位置づけされて固定されるので、平面材21は、平面材21の表面22に対して一般的に垂直の方向に延在する電極24と25との間の膜の部分27の曲がった移動を表わし、このようにして、表面22から外側に向かって放射する音波を引き起こす。 相応して、反射された音響信号が膜の部分27に影響する場合に生じる膜の部分27の移動は、圧電物質を表面22に対して平行な方向に負荷を掛け、このように、超音波システム26によって処理されてよい時間で可変の信号を生じる。

    図2を参照するに、平面材21はさらに、下側23からアレイにおける他の隣接する変換器から電気的及び音響的に非結合の変換器20まで材21内に少なくとも部分的に(及び典型的には材により完全に)延在する分離28を含む。

    図3は、図2に示される切断線3−3に沿う膜の変換器20の部分的な断面図である。 平面材21は、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、又は化学蒸着(CVD)されたダイアモンドなどの硬く化学的な耐性物質から構成される連続的な上部層260を含む。 圧電層280は、上部層260に隣接して位置づけされ、セラミックのチタン酸鉛(PT)又はLa、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいチタン酸ジルコニア酸鉛(PZT)で構成されてよい。 層280はまた、La、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいPb(Mg 1/3 Nb 2/3 )O −PbTiO で構成されてよい。 またさらに、層280は、下記に記載のPb(Ni 1/3 Nb 2/3 )O −PbTiO 、Pb(Sc 1/2 Nb 1/2 )O −PbTiO 、Pb(Zn 1/3 Nb 2/31−x−y (Mn 1/2 Nb 1/2 Ti 、式中(0≦x≦1)及び(0≦y≦1)、Pb(In 1/2 Nb 1/2 )O −PbTiO 、PbY 1/2 Nb 1/2 −PbTiO 、La、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいPbZn 1/3 Nb 2/3 −PbTiO 、Sr TaGa Si 14 、K(Sr 1−x Ba Nb 15 、式中(0≦x≦1)、Na(Sr 1−x Ba Nb 15 、式中(0≦x≦1)、BaTiO 、(K 1−x Na )NbO 、式中(0≦x≦1)、(Bi,Na,K,Pb,Ba)TiO 、(Bi,Na)TiO 、Bi Ti NbO 21 、(K 1−x Na )NbO −(Bi,Na,K,Pb,Ba)TiO 、式中(0≦x≦1)、a(Bi Na 1−x )TiO 3−b (KNbO 3−c )1/2(Bi −Sc )、式中(0≦x≦1)及び(a+b+c=1)、(Ba Sr Ca )Ti Zr 1−x 、式中(0≦x≦1)及び(a+b+c=1)、(Ba Sr La )Bi Ti 15 、式中(a+b+c=1)、Bi Ti 12 、LiNbO 、La Ga 5.5 Nb 0.514 、La Ga SiO 14 、La Ga 5.5 Ta 0.514 、AIN、ZnO又はLa、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいチタン酸ジルコニア酸鉛(PZT)のテクスチャード(textured)フィルム、La、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいニオブ酸マグネシウム鉛−チタン酸鉛(PMN−PT)のテクスチャードフィルム、La、Mn、Fe、Sb、Sr若しくはNiあるいはそれら元素の如何なる組み合わせで任意にドープされてよいニオブ酸亜鉛鉛−チタン酸鉛(PZN−PT)のテクスチャードフィルム、単結晶のPMN−PT、フッ化ポリビニリデンポリマー(PVDF)あるいは他の適切な代替となる圧電物質の如何なる化合物から構成されてよい。

    図3をさらに参照するに、薄い反応防止層(anti-reaction layer)262は、平面材21の形成中に上部層260から圧電層280を化学的に分離するために圧電層280と上部層260との間に配置されてよい。 反応防止層262は、他の化合物も使用されてよいが、TiO 、ZrO 、MgO、Al 、HfO 、ZrTiO 、LaAlO 又はそれら化合物の如何なる組み合わせで構成されてよい。 図3をさらに参照するに、シード層は圧電層280と反応防止層262との間に配置されてよい。 シード層は、高度にテクスチャードのMgO、AlN、LaAlO 、PbZr Ti 1−x 、Pt(111)又は、Pt(111)/Ti、La 1−x Sr CoO を有してよい。 第一電極24及び第二電極25は、Ti又はTi 1−x (0≦x≦1)合金のインターフェース層及び他の伝導物質が使用されてもよいが、アルミニウム、シリコンでドープされたアルミニウム、あるいは銅、金、プラチナでドープされたアルミニウムの伝導層を含んでよい、伝導物質から構成される。 第一電極24及び第二電極25は、音響下地材200上に沈着された複数の伝導性の接触パッド220を接合するために圧電層280から下方に向かって延在する。 接触パッド220は、金、プラチナ、アルミニウム又はまだ他の伝導性物質から構成されてよく、同様のインターフェース層を含んでよい。 第一電極24及び第二電極25は、第一電極24及び第二電極25と第二電極25及びパッド220との間に比較的強剛な機械的な接続を形成するためにパッド220に対して第一電極24及び第二電極25を圧縮接合又ははんだ付けすることによって接触パッド220にしっかりと接合される。 代替として、伝導性若しくは非伝導性のエポキシ化合物又は他の接着剤が第一電極24及び第二電極25をパッド220に接合するために使用されてよい。 接触パッド220はさらに、超音波システム26に各第一電極24及び第二電極25が結合する、連続的な伝導性経路を提供するために音響下地材200により延在する複数の伝導材240に電気的に結合される。 音響下地材200は、比較的高い音響減衰と、さらに、平面材21、第一電極24及び第二電極25のための比較的硬い構造的なサポートを提供する、適切に選択された低い音響インピーダンスとを有する如何なる適切な物質から構成されてよい。 適切な物質の例は、固体の金属、セラミック、若しくはポリマー粒子で分散された様々なエポキシ樹脂又はエポキシマトリックスを含む。

    図4は、本発明の別の実施態様による膜の変換器30の部分的な断面図である。 平面材21は、硬い耐化学性物質から構成され、別の代替となる物質に加えて、既に特定した如何なる物質を含んでよい、上部層260を含む。 同様に、圧電層280は、既に記載した物質から構成されてよい。 中間層32は、層280を上部層260から離れて間隔を置くために、上部層260と圧電層280との間に配置される。 圧電層280から上部層260を分離することは、圧電層280の屈曲した応力の均一性を有利に高め、したがって、装置の結合係数を改良する。 中間層32は、一般に、上部層260又は圧電層280よりも、より屈曲に従順な層であり、他の物質が使用されてもよいが、例えば、二酸化ケイ素、オキシ窒化ケイ素で構成されてよい。 反応防止層262は、層32に隣接する、圧電層280の表面に任意に沈着されてよい。 反応防止層262は、他の代替となる物質に加えて、既に特定された如何なる物質から構成されてよい。

    図4aは、本発明のさらに別の実施態様による膜の変換器34の部分的な断面図である。 平面材21は、他の代替となる物質に加えて、既に特定された如何なる物質を含んでもよい硬い耐化学物質から構成される上部層260を含む。 圧電層280は、他の代替となる物質に加えて、同様に、既に記載された物質から構成されてよい。 膜の変換器34はまた、上部層260と圧電層280との間に位置する障壁層264を含む。 障壁層264は、一般的に、平面材21の形成中に上部層260で使用される、ある物質との圧電層280の化学的な相互作用を阻害する。 例えば、所望でない化合物は、物質がCVDダイアモンド又は同様の物質を含む上部層260を有する、平面材21の形成中に展開されてよい。 したがって、障壁層264は、窒化ケイ素、二酸化ケイ素、オキシ窒化ケイ素、若しくは窒化アルミニウム又はそれら化合物の組み合わせから構成されてよい。 反応防止層262は、圧電層280と障壁層264との間の化学的な相互作用をさらに阻害するために、圧電層280と障壁層264との間に任意に配置される。 反応防止層262は、他の代替となる物質に加えて、如何なる既に特定した物質から構成されてよい。

    図4bは、本発明の別の実施態様による膜の変換器36の部分的な断面図である。 平面材21は、他の代替となる物質に加えて、既に特定された如何なる物質を含んでよい上部層260と、他の代替となる物質に加えて、既に特定された物質で同様に構成されてよい圧電層280とを含む。 中間層32は、より完全に前述したように変換器36のための音響結合係数を増大するように圧電層280に隣接する位置で上部層260と圧電層280との間に位置されてよい。 反応防止層262は、先に記載したように、圧電層280と隣接する層との間の化学的な相互作用をさらに阻害するように、中間層32と圧電層280との間に任意に配置される。 さらに、変換器36はまた、中間層32から上部層262を化学的に分離するために、上部層260と中間層32との間に位置される障壁層264を含んでよい。 図5は、本発明の別の実施態様による膜の変換器40の部分的な断面図である。 平面材21は、先の実施態様のように、硬い耐化学性の上部層260を含む。 圧電層280は、既に記載された物質から同様に構成されてよい。 中間層42は、上部層260から離れて層280に間隔を置くために、上部層260と圧電層280との間に配置される。 変換器40の結合係数を増大するために、中間層42は、圧電層280から上部層260を分離するために、圧電層280と上部層260との間に延在する、複数の間隔素子44から構成される。 例えば、間隔素子44は、上部層260上の二酸化ケイ素の層の沈着によって形成される円柱状の構造で構成されてよく、続いて、円柱状の構造を形成するために沈着された層の一部分を除去する。

    本発明の先の実施態様は、音響下地材をアレイの背後に位置させ、これによって、変換器の背面による超音波エネルギーの損失を有利に減少し、これによって、より高感度の変換器を作製できる。 さらに、アレイの変換器間のクロス結合は、下地構造の存在によって減少され、このように、“クロストーク”及び他の形態の干渉を受け難いアレイを形成させる。

    さらなる他の利点は、前述の実施態様に存在する。 例えば、変換器が、一般的に弾力性物質で構成される音響下地材に位置されるので、先の実施態様が先行技術の装置にある困難で脆弱な基礎をなす基板を有さないので、変換器は損傷せずに物理的な衝突を吸収できる。 前述の実施態様はまた、滅菌剤又は結合ゲルのような汚染物質の変換器の構造への移動を防ぐために、実質的に変換器をカバーする多孔性でなく、化学的に不活発で、一様な平面材を提供する。

    図6は、本発明のさらに別の実施態様による膜の変換器50の部分的な断面図である。 基板52は、基板52に単一体で形成された複数の能動回路54及びコンデンサー、抵抗器又はインダクタのような受動機能を含む音響下地材200に位置される。 受動機能は、半導体基板52の中又はその基板上のいずれかで実行される。 受動機能はまた、半導体基板52にワイヤー接合されたか、又はフリップチップ設置の個別の基板上で処理できる。 受動機能を備える個別の基板は、相互に接続するのと同様に、集積されたコンデンサー、インダクタ若しくは抵抗器を備えるSi基板又はセラミック基板となることができる。 基板はまた、コンデンサー、インダクタ又は抵抗器などの集積された受動機能を備えるラミネートタイプの基板となることができる。 基板52はまた、第一電極24及び第二電極25を能動及び受動回路に電気的に結合する、複数の接触パッド220を含む。 能動及び受動回路はまた、材240と能動及び受動回路との間に相互接続を形成するように基板52に突出する複数の伝導性バイアス56によって複数の伝導材240に対して電気的に結合される。 能動回路54は、変換器50の操作を制御する電界効果トランジスタ(FET)、若しくは酸化金属電界効果トランジスタ(MOSFET)などの簡素な半導体デバイスで構成されてよく、又は、代替として、回路54は、超音波システム26(図2で示されるような)のシグナル処理機能の少なくとも一部を実行する、より高度に集積された回路であってよい。 例えば、能動及び受動回路は、アレイのビーム形成操作を少なくとも部分的に実行する回路を含んでよい。 さらに、能動及び受動回路は、多重通信又は、変換器50によってシグナルの伝送若しくは受信に関連する、他の“フロントエンド”操作を実行するなど、また別の機能を実行してよい。

    図7は、本発明のまたさらに別の実施態様による膜の変換器60の部分的な断面図である。 平面材21は、上部層260と、圧電層280と、上部層260と圧電層280との間に配置された半導体の基板層62とを含む。 基板層62はさらに、基板層62に単一体で形成された複数の能動回路64を含む。 前述の実施態様におけるように、回路64は、変換器60の操作を制御するFET若しくはMOSFETから構成されてよいし、又は、回路64は、超音波システム26(図2で示されるような)のシグナル処理機能の少なくとも一部を実行する、より高度に集積された能動及び受動デバイスで構成されてよい。 能動回路64は、基板層62上に形成された絶縁層65により延在するバイアス66によって圧電層280に結合される。 能動回路64はさらに、絶縁層65により延在するバイアス68によって第一電極24及び第二電極25に結合される。 絶縁層65は、半導体の基板層62の表面に形成された二酸化ケイ素の層などの適切な絶縁物質で構成されてよい。

    前述の実施態様は、複数の能動の半導体回路を変換器の構造に対して有利に統合させる。 回路は、様々な予備のシグナル処理機能を実行し、それによって、全体的なシグナル処理要求の少なくとも一部の超音波システムを排除する。

    図8乃至16は、本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。 図8を参照するに、上部層260は、基礎となるシリコン基板72上に沈着されるか又は形成され、適切に堅く、さらに低密度物質で構成されてよい。 例えば、上部層260は、低圧化学蒸着(LPCVD)によってシリコン基板72上に沈着される窒化ケイ素フィルムから構成されてよい。 代替として、上部層260は、化学蒸着(CVD)方法によって沈着されたダイアモンド物質で構成されてよい。

    図9を参照するに、中間層32は、上部層260上に任意に沈着されてよい。 開示された実施態様において、中間層32は、LPCVD処理又は当業者に周知のまた別の処理によって、上部層260に形成されてよい、二酸化ケイ素又はオキシ窒化ケイ素で構成されてよい。 追加として、反応防止層262は、様々な周知の処理によって中間層32上に任意に形成されてよい。 例えば、層262が二酸化チタンで構成される場合、層262は層32上に二酸化チタンをスパッタリングすることによって沈着されてよい。 代替として、チタンは層32上にスパッタリングされて、反応防止層262を形成するために熱の酸化処理を受ける。 さらにまた、別の物質及び沈着処理は、層262を形成するために使用されてよい。

    ここで図10を参照するに、圧電層280は、中間層32及び反応防止層262に適用される。 一つの態様において、層280は、sol-gel処理によって層32上に沈着された、PZT又はPTZによってドープされたドナー若しくはアクセプターで構成されてよい。 ゾル−ゲル(sol-gel)処理は、特に薄層形態のドープの有無に関らないPZTの作製において周知の方法であり、高純度を有するPZTの薄層が高い表面の滑らかさを有して形成できて有用である。 スパッタリング又は化学蒸着(CVD)などの他の周知の手法はまた、圧電層280を適用するために使用されてよい。 圧電層280はまた、ほぼ単結晶構造を有利に表わす、ドープの有無に関らないPZTのテクスチャードの薄フィルムで構成されてよい。 さらに、テクスチャードでドープの有無に関らないニオブ酸マグネシウム鉛−チタン酸鉛(PMN−PT)、又はテクスチャードでドープの有無に関らないニオブ酸亜鉛鉛−チタン酸鉛(PZN−PT)がさらに使用されてよく、高い結合係数を有利に表わし、適度の電界強度でPZTを使用して入手可能なオーダーより大きなオーダーである、引き起こされた負荷の発生を許容する。 圧電層28の形成にしたがって、層は、周知の手法であるように所望のk 33極性特質を確立するためにポールされてよい。 テクスチャードフィルムを成長するために、シード層は、ゾル−ゲル処理又はスパッタリング又は化学蒸着(CVD)によって沈着されてよい。 シード層は、高度テクスチャードのMgO、AlN、LaAlO3、PbZr Ti 1−x 、Pt(111)又はPt(100)、Pt(111)/Ti、La 1−x Sr CoO を有してよい。

    ここで図11を参照するに、分離28は、フォトレジスト物質(示されていない)を適用し、フォトリソグラフィーの方法によってフォトレジスト物質を感光することにより、圧電層280に形成されてよい。 感光されたフォトレジストの現像は、腐食液が分離28をエッチングさせる、パターン化された構造(示されていない)に帰着する。 層280をエッチングするために使用されてよい腐食液は、他の代替があるが、酢酸−硝酸溶液、又は酢酸−硝酸−フッ化水素酸溶液を含んでよい。 エッチング処理に続いて、フォトレジストは、図11に示される分離28を作製するために周知の処理によって圧電層280から剥がされてよい。 代替として、他のエッチング溶液又は方法は、圧電層280を越えて延在する分離28を形成するために採用されてよい。

    図12は、圧電層280に位置する複数の第一金属構造74を示し、各々は第一金属構造74と圧電層280との間に配置されたインターフェース層76を有する。 第一金属構造74は、他の適した物質が使用されてもよいが、金、アルミニウム又はプラチナを含む伝導物質から構成される。 インターフェース層は、同様に、第一金属構造74が層280に対する接合の支援をする、クロム、ニクロム、チタン又はTi 1−x (0≦x≦1)を含む伝導物質から構成される。 複数の第一金属構造74及びインターフェース層76は、金属層74及びインターフェース層76の沈着によって圧電層280の表面に形成されてよい。 例えば、蒸発、スパッタリング、又はCVD金属沈着方法が使用されてよい。 金属層をパターン化することは、耐光物質の沈着、パターンを形成する耐光物質の現像、及び続いて、湿式化学又は乾式エッチング処理による金属のエッチングによって実行される。

    代替として、層74及び76のパターン化は、フォトレジスト層(示されていない)のパターン化、層280上にそれぞれの物質を沈着するために開口部(示されていない)を形成するフォトレジストの現像によって達成できる。 層74及び76は、周知の手法で沈着されてよい。 例えば、真空沈着、スパッタリング、又はCVDが使用される。

    ここで図13を参照するに、複数の第二金属構造75は、第一金属構造74及びインターフェース層76上に沈着される。 第二金属構造75は、他の伝導物質が使用されてよいが、金、プラチナ、Ti/Au又はTi/Pt合金を含んでよい、伝導物質で構成されてよい。 第二金属構造75は、蒸発、スパッタリング、又はCVDによって適用されてよい。 金属層のパターン化は、フォトレジストの沈着、パターンを形成するフォトレジストの現像、及び続いて、湿式化学又は乾式エッチング処理による金属のエッチングによって実行される。

    図14及び15を参照するに、カバー層77は、図14に示されるように、複数の第一電極24及び第二電極25を形成するために第二金属構造75上に沈着されてよい。 他の伝導物質が使用されてよいが、カバー層77は、金、プラチナ、Ti/Au合金又はTi/Pt合金を含んでよい、伝導物質で構成されてよい。 結果となる構造は、図15に示されるように、音響下地材200に表示されてよい。 第一電極24及び第二電極25は、多数の周知の手法によって、材200上で接触パッド220に対して電気的且つ機械的に結合されてよい。 例えば、第一電極24及び第二電極25は、電極24及び電極25をパッド220にハンダ付けすることによって接触パッド220に接合されてよい。 代替として、伝導若しくは非伝導エポキシ化合物あるいは他の接着剤のいずれかは、第一電極24及び第二電極25をパッド220に接合するために採用されてよい。 またさらに、圧縮接合方法が使用されてよく、それによって、インジウムなどの金属の薄層は、電極24及び第二電極25とパッド220との間に機械的且つ電気的な結合を形成するために機械的な力の適用によってもたらされる電極24及び第二電極25の各々と接触パッド220との間に位置される。

    パッド220に対する第一電極24及び第二電極25の接合に続いて、基板72は図16に示されるように除去されてよい。 基板72は、上部層260の基板80が感光されるまで基板72を後部粉砕することによって除去されてよい。 後方粉砕操作は、平面材21並びに複数の第一電極24及び第二電極25が存続するように、基板物質の実質的にすべてを除去する。 基板72はまた、他の周知の方法によって除去されてよい。 例えば、基板72は、表面80を感光するために物質をエッチングすることによって除去されてよい。 代替として、さらに、後部粉砕とエッチングの組み合わせが採用されてよい。

    前述の実施態様は、超小型形成の膜の変換器を組立てる方法の段階を開示する。 開示された段階は、半導体組立方法及び既知で比較的安価で実行する装置を使用して有利に実行されてよい。 さらに、開示された段階に示された構造は、さらなるコストの節約を導く、外部のウェハー組立プロバイダーによって簡便に作製されてよい。

    本発明の例示された実施態様の前述の記載は、本発明を示された正確な形態に完全に又は制限するように意図されない。 本発明の特定の実施態様及び実施例が例証する目的のために先に記載されたが、様々な等価の修正は、当業者が認識するように、本発明の範囲内で可能である。 さらに、上記の様々な実施態様は、さらなる実施態様を提供するために組み合わせることができる。 したがって、本発明は開示によって制限されないが、本発明の範囲は請求項によって完全に決定される。

    従来技術による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な平面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明の別の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明のさらに別の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明のまた別の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明のさらにまた別の実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明のさらなる実施態様による超小型形成の膜の変換器の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

    本発明の実施態様による超小型形成の膜の変換器を形成するための方法の段階の部分的な断面図である。

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