Rotatable heating instrument stand

申请号 JP2500790 申请日 1990-02-03 公开(公告)号 JPH067319B2 公开(公告)日 1994-01-26
申请人 ウインドウッド・パートナーズ; モービル・ミュージック・インコーポレーテッド; 发明人 GEIRII SUMISU;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】回転自在の加熱楽器スタンドにおいて、 a)ベース部入口を画成したベース部材と、 b)前記ベース部材に対しこれとは別個に回転自在に取付けられたプラットフォーム部材とを設け、該プラットフォーム部材および前記ベース部材は一緒に、その間に前記ベース部入口と流通関係に加熱空気室を画成し、前記プラットフォーム部材は更に、各々が加熱空気を流出させるよう前記加熱空気室と流通関係にある支持用出口手段を含む複数の支持ステーションをその上に画成し、 c)前記加熱空気室と流通関係にあってこれに対し加熱空気を供給する加熱手段と、 d)前記プラットフォーム部材上の前記支持ステーションに対して、楽器の保持を容易にするため取外し自在に取付けられる少なくとも1つの楽器支持部材とを設け、
    該楽器支持部材は流出する空気により加熱されるように前記支持用出口手段に隣接して配置され、該楽器支持部材は楽器の選択を容易にすべく、前記プラットフォーム部材と共に回転可能であり、 e)前記各支持用出口手段に隣接して配置され、かつ上方に延長して前記支持用出口手段を閉鎖しかつ内部の空気の流通を阻止する安定状態の閉鎖位置を有する出口閉鎖手段を設け、該出口閉鎖手段は、加熱空気の前記楽器支持部材への流れを許容するため前記支持ステーションに対して取付けられる前記楽器支持部材に応答して開放位置へ押圧されるようになっていることを特徴とする回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項2】前記楽器支持部材が内部を貫通する内部流動チャネルを画成し、該内部流動チャネルは、前記支持ステーションの1つに対する前記楽器支持部材の取付けに応答して前記支持用出口手段に対する流通状態になり、該内部流動チャネルは、前記楽器支持部材上に保持された楽器の加熱を容易にするため流出する加熱空気を受取ることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項3】前記ベース部材と前記プラットフォーム部材間に配置されてその間の回転運動を容易にするベアリング手段を更に設けることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項4】前記ベアリング手段がボール・ベアリング部材であることを特徴とする請求項3記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項5】前記プラットフォーム部材と前記ベース部材間に延長してその間の回転運動を選択的に阻止する停止手段を更に設けることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項6】前記各楽器支持部材と前記各プラットフォーム部材との間に置かれて前記支持用出口手段から前記内部流動チャネルへの加熱空気の流れを容易にするガスケット手段を更に設けることを特徴とする請求項2記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項7】前記出口閉鎖手段が、前記支持用出口手段上にその閉鎖のため延長する安定位置へ弾性的に偏倚されたフラップ手段を含むことを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項8】前記支持ステーションの各々が、前記プラットフォーム部材に対する前記楽器支持部材の取外し自在な取付けを容易にする支持開口手段を画成することを特徴とする請求項7記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項9】前記楽器支持部材の各々が、固定されべき前記支持開口手段内へ延長して、前記楽器支持部材の前記支持ステーションに対する取付けを容易にするための支持スタッドを含むことを特徴とする請求項8記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項10】前記楽器支持部材が、前記支持ステーションに対する前記楽器支持部材の取付けに応答して前記フラップ手段と当接してこれを開放位置へ押圧して、前記楽器支持部材に対する加熱空気の流れを容易にするための突出スタッドを含むことを特徴とする請求項8記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項11】前記加熱空気室内への空気の流れを案内するよう前記加熱空気室内で前記ベース部入口に隣接して置かれた弧状の偏向部材を更に設けたことを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項12】前記楽器支持部材が暗く照明した環境条件下でその視認を容易にする色照明手段を含むことを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項13】前記色照明手段が蛍光剤であることを特徴とする請求項12記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項14】比較的大型で重量のある楽器を保持するための大型の楽器ブラケット部材を更に設け、該大型楽器ブラケットが前記プラットフォーム部材に対して取付け可能であることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項15】比較的大型の楽器の保持を容易にする張出し部材を更に設け、該張出し部材が、 a)一端部に張出し部材の流入口を、また反対側端部に張出し部材の流出口を画成するハウジング部材を設け、
    該ハウジング部材はまたその間に延長する張出し部材の空気流チャネルを画成し、 b)加熱空気を受取るため前記張出し部材の流入口を前記支持ステーションの1つに固定する張出し部材取付け手段と、 c)前記張出し部材に対し前記張出し部材流出口に隣接して取付けられ、かつこれから下方へ延長する脚部手段と、 d)画成された前記張出し部材流出口に隣接して前記楽器支持部材を前記張出し部材に対し取付ける張出し部材の支持手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項16】前記ベース部材と、前記プラットフォーム部材と、前記楽器支持部材が、高強度の構造用熱可塑性樹脂から作られることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項17】前記加熱手段が、前記ベース部流入口に対して供給される加熱空気の温度を制御する温度調整手段を含むことを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項18】前記ベース部材が略々円形状であることを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項19】前記プラットフォーム部材が5つの支持ステーションを画成することを特徴とする請求項1記載の回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 【請求項20】回転自在の加熱楽器スタンドにおいて、 a)高強度の構造用熱可塑性樹脂から作られ、ベース部流入口を画成するベース部材と、 b)高強度の構造用熱可塑性樹脂から作られ、前記ベース部材に対しこれと別個に回転するように取付けられたプラットフォーム部材とを設け、該プラットフォーム部材および前記ベース部材は一緒にその間に前記ベース部流入口と流通関係に加熱空気室を画成し、該プラットフォーム部材は更に、各々が加熱空気を流出させるため前記加熱空気室に対し流通関係に支持用出口手段を含む複数の支持ステーションを画成し、該支持ステーションの各々は支持開口手段を画成し、 c)加熱空気を供給するため前記加熱空気室に対し流通関係にある加熱手段と、 d)高強度の構造用熱可塑性樹脂から作られ、前記プラットフォーム部材上の前記支持ステーションに対して取外し自在に取付けられて楽器の保持を容易にする少なくとも1つの楽器支持部材とを設け、該楽器支持部材は、
    流出する加熱空気により加熱されるように前記支持用出口手段に隣接して配置され、該楽器支持部材は、楽器の選択を容易にするため前記プラットフォーム部材と共に回転可能であり、前記各楽器支持部材は内部を貫通する内部流動チャネルを画成し、該内部流動チャネルは、前記支持ステーションの1つに対する前記楽器支持部材の取付けに応答して前記支持用出口手段に対して流通関係にあり、前記内部流動チャネルは、前記楽器支持部材上に保持された楽器の加熱を容易にするため加熱空気を受取るようになっており、該楽器支持部材の各々は、固定される前記支持ステーションの前記支持開口手段内へ延長して前記楽器支持部材の前記プラットフォーム部材に対する取付けを容易にするための支持スタッドを含み、
    前記各楽器支持部材は突出スタッドを含み、前記楽器支持部材は暗く照明した環境条件下でその視認を容易にする蛍光色照明手段を含み、 e)前記各支持用出口手段に隣接して置かれ、延長して前記支持用出口手段を閉鎖して内部の空気流を阻止する安定状態の閉鎖位置を有する出口閉鎖手段を設け、該出口閉鎖手段は、前記楽器支持部材に対する加熱空気の流入を許すため前記支持ステーションに対する前記楽器支持部材の取付けに応答して開放位置へ押圧されるようになっており、前記出口閉鎖手段は、弾性的に偏倚されて閉鎖のため前記支持用出口手段上に延長するフラップ手段を含み、前記楽器支持部材の前記突出スタッドは、前記楽器支持部材に対する加熱空気の流れを開始させるため前記支持ステーションに対する前記楽器支持部材の取付けに応答して前記フラップ手段に当接してこれを開放位置へ押圧するようになっており、 f)前記ベース部材と前記プラットフォーム部材間に置かれてその間の回転運動を容易にするボール・ベアリング手段と、 g)前記ベース部材と前記プラットフォーム部材間に延長してその間の回転運動を選択的に阻止する停止手段と、 h)前記各楽器支持部材と前記各プラットフォーム部材間に置かれて前記支持用出口手段から前記内部流動チャネルへの加熱空気の流れを容易にする弾性ガスケット手段と、 i)前記加熱空気室内で前記ベース部入口に隣接して置かれてこれから前記加熱空気室内へ空気流を案内する弧状の偏向部材と、 j)比較的大型の楽器を保持するため高強度の構造用熱可塑性樹脂から作られた張出し部材とを設け、該張出し部材は、 (1)一端部に張出し部材の流入口を、また反対側端部には張出し部材の流出口を画成するハウジング部材を含み、該ハウジング部材はまたその間に延長する張出し部材の空気流チャネルを画成し、 (2)加熱空気を受取るため前記支持ステーションの1つに対し前記張出し部材の流入口を固定する張出し部材取付け手段と、 (3)前記張出し部材に対し前記張出し部材の流出口に隣接して取付けられ、これから下方へ延長する脚部手段と、 (4)前記張出し部材に対しこれに画成された前記張出し部材の流出口に隣接して前記楽器支持部材の1つを取付ける張出し部材支持手段とを含むことを特徴とする回転自在の加熱楽器スタンド。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、種々の木管楽器、およびフリューゲル・ホルン(flugle horn)、メロフォン(mellophonium)、およびBフラット、C、D、Eの如き種々のタイプのトランペットおよびピッコロ・トランペットの如き他の楽器を吹奏する演奏家達により経験される楽器の入手および調音の諸問題に関する。 このような構造と共用され得る他の楽器には、ある場合にはアルトおよびテナーのサキソフォンならびにフレンチ・ホルン、弁付きあるいはスライド・トロンボーンが含まれる。 このような演奏家は「ダブルリード楽器奏者(doubler)」と呼ばれる。

    新しい楽器、ならびに現在使用中の楽器を蔵置するための手近な場所への敏速な接近は、本発明の楽器スタンドの回転性の重要な物質である。 スタンドに置かれる間、
    楽器はまた、楽器がスタンドから取り上げた許りであるかあるいはある長い期間にわたり使用されてきたかの如何に拘わらず、一定した音質を確保するため暖められる。

    (背景技術) このような問題の解決を獲得する試みとして様々な考案がなされてきた。 このような試みの事例は、1927年8月1
    6日発行のJ. Pittsの米国特許第1,639,200号「煙草パイプのクリーナ」、1948年6月22日発行のC. Russellの同第2,443,695号「覆物の乾燥器器」、1957年10月15日発行のH. Wasserleinの同第2.809,441号「煙草パイプの乾燥器」、1962年7月10日発行のE. Strickland等の同第3,
    043,017号「物品の保蔵メカニズム」、1968年12月24日発行のG. Peetの同第3,417,482号「長靴および短靴の乾燥器」、1970年5月26日発行のR. Gramprieの同第3,513,
    564号「外被ブーツおよびミトンの乾燥器」、1974年1
    月22日発行のJ. Gavlick,Jr.の同第3,786,576号「パイプ乾燥器および脱臭器」、1979年3月27日発行のF. Gla
    ntzの同第4,145,950号「吹奏楽器支持用スタンド」、19
    79年7月17日発行のH. Blyamanの同第4,161,131号「楽器支持用スタンド」、1981年5月5日発行のJ. Smalleganの同第4,265,030号「物品乾燥器」、1981年10月6日発行の
    H.Smalの同第4,293,760号「電熱ヘヤー・カーラー」、1
    981年12月8日発行のJ. Stefano等の同第4,304,166号「回転可能な楽器スタンド」、1983年10月4日発行のA.
    Biasiniの同第4,407,182号「楽器スタンド」、1985年7
    月16日発行のF. Oakes,Jr.の同第4,529,865号「電熱楽器スタンド」に示されている。

    (発明の要約) 加熱された回転自在の楽器スタンドが開示され、これは強度の大きな構造材級の熱可塑性材料から作られることが望ましくベース入口を画成するベース部材を含むものである。 類似の材料から作られ、ベース部材が固定位置に保持される間前記ベース部材に回転し得るように回転自在に取付けられたプラットフォーム部材もまた含まれる。 このプラットフォームおよびベース部材は一緒に共働して、その間にベース部材からの暖かい空気を受取り、この暖かい空気を、楽器スタンド上に保持された楽器に隣接した位置へ選択的に上向きに供給するため室内に保持するための加熱された空気室を画成する。

    前記プラットフォームは更に、各々が加熱された空気室と連通してそれから暖かい空気を受取って楽器の音質を維持するためそれを暖める特定の支持ステーション上に保持された楽器の付近で空気が出入りできるようにする支持用出口を含む複数の支持ステーションを画成している。 更にまた、この支持ステーションはそれぞれ、その上に取付けられた楽器支持部材を収受するための支持開口を含んでいる。

    この楽器支持部材はそれぞれ、支持ステーションの支持開口装置内に立ち前記プラットフォーム部材に対する楽器支持部材の取付けを容易にするようになった支持スタッドを含むことが望ましい。 このプラットフォームは、
    取外し自在に固定し得る1つ以上の楽器支持部材を受取るため1つ以上のこのような支持ステーションに用いることができる。

    この楽器支持部材の各々は、楽器支持部材とこれに載せる楽器の双方を暖めるため支持用出口手段から空気を受取るための内部の流通チャネルを画成することが望ましい。 加熱手段は加熱された空気を供給するためベース部入口と結合されることが望ましい。 加熱された空気は、
    楽器支持部材が支持ステーションに対して取付けられるまで、加熱空気チャネル内に保持される。

    各支持用出口手段は、その上に置かれた空気の流通を阻止するため閉鎖された位置に伸びる安定位置を有する出口閉鎖手段を含む。 この出口閉鎖部材は、加熱された空気の流れを楽器支持部材およびこれに画成された内部流通チャネルに対して許容するように、支持ステーションに取付けられる楽器支持部材に応答して開口位置へ押圧されるようになっている。 この出口閉鎖装置は、閉鎖するため支持用出口手段上に伸びる弾性的に偏倚されたフラップ手段を含むことが望ましい。 楽器支持部材に含まれる突出スタッドが、前記フラップに当接してこれを前記支持ステーションに対する楽器支持部材の取付けに応答して開口位置へ押付けるようになっている。 このように、一旦楽器支持部材が支持ステーションに取付けられると、加熱空気の流れは、出口閉鎖手段が一旦開かれると開始され、このように楽器支持部材に取付けられたどの楽器の温度も制御する。 前記突出スタッドは、楽器支持部材の支持スタッドが支持ステーション内に画成される支持開口手段内に取付けられる時常に前記フラップ手段を開くように偏倚する。 このように、加熱空気は、楽器支持部材が実際に取付けられなければ支持ステーションから外へ出ないため無駄になることがない。

    前記プラットフォーム部材とベース部材間の回転自在の運動を容易にするため、その間にボール・ベアリング手段を配置することが望ましい。 回転運動を制御するため、ベース部材とプラットフォーム部材間に回転運動を選択的に阻止するように停止手段を伸ばしてもよい。 支持用出口手段から内部の流動チャネルに対する漏洩のない加熱空気の流れを容易にするため、各楽器支持部材とプラットフォーム間で弾性に富むガスケット部材を各支持ステーションに置くことが望ましい。

    空気の流れを更に制御するため、ベース部入口に隣接する空気室内に環状の空気室領域全体に空気流を更に均一に案内する弧状の偏向部材を配置することもできる。

    別の楽器類、あるいはより大きな楽器を保持するための支持部材を保持するために、一端部に張出し入口を持ち反対側端部に張出し出口を持つハウジング部材を含む張出し部材を含めることもできる。 このハウジング部材はまた、入口と出口間に伸びる張出し空気流通チャネルを画成する。 支持ステーションの1つにこれからの加熱空気を受取るように、この入口部を固定するために出口取付け装置が含まれる。 更にまた、この張出し部材には、
    前記張出し部材の出口部に隣接してこれから下方へハウジングを支持するため延長する脚部が取付けられる。 前記プラットフォームに画成された支持ステーションから周方向に偏った位置に楽器支持部材の1つを取付けるため楽器スタンドのプラットフォーム上に画成された支持ステーションと類似する張出し部材支持装置が含まれる。

    本発明の目的は、維持コストが最小限度に抑えられる加熱された回転自在の楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、設備のための初期投資が最小限度に抑えられる回転自在な加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、非常に多岐にわたる異なる形状および輪郭の楽器を同じ支持スタンド上に支持することができる回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、アルトおよびテナー・サキソフォンもまた支持できる許りでなく楽器セタンドの安定性を維持する回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、1つ以上の木管楽器の支持、取扱いおよび音調の維持のための統合システムが提供される回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、全ての構成要素が強度、剛性および耐熱性を維持するため高品質の構造用熱可塑性材料から作られる回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、分解できかつコンパクトな大きさである回転自在の加熱楽器スタンド提供にある。

    本発明の目的は、回転するプラットフォームとその下方の静止ベース間の摩擦が非常に小さく騒音が低い回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、必要な直線状の吹奏楽器に対する迅速かつ便利な接近が可能である回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、上部プラットフォームの回転運動を阻止する位置の固定が可能な回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、テナーおよび(または)アルト・サックスに加えて4つ以上の周知の木管楽器を保持するためのコンボ・タイプのスタンドへ変換する張出し部材を使用することが可能な回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、木管楽器を略々演奏温度に維持しかつダブルリード型の木管楽器において常に問題である調音の温度変動を最小限度に抑えるため、ブロワの速度および加熱温度を制御することができる熱源手段が提供される回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、特定の奏者の使用のため特定のシステムが注文で設計可能な回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、1つの楽器から別の楽器への迅速な切換えがダブルリードの場合でも可能となる回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明の目的は、個々の楽器支持部材の視認が暗い照明条件下でも可能である回転自在の加熱楽器スタンドの提供にある。

    本発明については特許請求の範囲において特定的に指摘され明瞭に記載されるが、望ましい実施態様が以降の詳細な説明に記載されこれを添付図面に関して読めば最もよく理解できよう。

    (実施例) 本発明は、望ましくは側面に画成されたベース部入口12
    を持つベース部材10を備えた回転自在の加熱楽器スタンドを提供する。 プラットフォーム部材14は、ベース部材
    10に対してその間に置かれたボール・ベアリング装置48
    の如き支持手段により回転自在に取付けられる。

    ベース部材10およびプラットフォーム部材14は、一緒にベース部入口12に対して流通関係にある加熱空気室16を画成する。 温度制御部材26とブロワ制御部28を含むことが望ましい加熱装置24は、ベース部入口12と流通関係にあって加熱空気室16内に加熱された空気を供給する。

    プラットフォーム部材14は、その上面に沿って複数の支持ステーション18を画成することが望ましい。 少なくとも1つの支持ステーション18が、プラットフォーム部材
    14の上面内に含まれるていなければならない。 各支持ステーションは、加熱空気室16と流通関係にある支持用出口手段20を含み、これらの暖かい空気を上方へ解放するため受取る。 各支持ステーションはまた、支持ステーション18に対する楽器支持部材30の固定を容易にするための支持開口手段22を含む。 各支持ステーション18は、複数の異なる楽器支持部材30の1つを収受するように構成される。 各楽器支持部材30は、各支持ステーション18内に取外し自在に固定されるように画成された支持開口手段22内へ延長する支持スタッド34を含む。

    出口閉鎖手段40は、出口を静止状態位置に閉鎖するように各支持用出口手段20に隣接して配置される。 楽器支持部材30が特定の支持ステーション18に取付けられなければ、これと関連する出口閉鎖手段40は閉鎖位置42内に保持され、これにより加熱空気室16から空気が外に流れ出ることを阻止する。

    各楽器支持部材30は、これから下方へ延長して出口閉鎖手段40と当接してその開口を容易にすることが望ましい突出スタッド36を含む。 出口閉鎖手段40は、静止状態位置においては静止状態の閉鎖位置42にある時支持用出口手段20を横切って延長してこれを閉鎖するフラップ手段
    46の形態をとることが望ましい。 楽器支持部材30を支持ステーション18へ載置すると同時に、突出スタッド36が下方へ延長してフラップ手段46と当接する。 支持スタッド34が支持開口手段22内へ延長すると、突出スタッド36
    がフラップ手段46に抗して下方に移動する。 フラップ手段46は、楽器支持部材30を支持ステーション18へ取付けると同時に、開口位置44へ移動させられる。 このように、この特定の支持ステーション18に対する支持用出口手段20が開口位置44に保持されて、加熱空気がこれから上方へ出てこの特定の楽器支持部材30上に置かれた楽器の音調を維持するためその付近に流れることを許容する。

    各楽器支持部材30は、楽器支持部材30の内部に延長して支持部材30全体を暖め、これによりその上のどの楽器も暖める内部の流動チャネル32を含むことが望ましい。

    演奏家たちが最も普通に経験する暗い照明環境においては、楽器あるいは楽器スタンドを視認することは困難である。 このような理由から、これらの条件下での視認を容易にするため蛍光の着色手段38を楽器支持部材30のある地点に包含させることが望ましい。 更にある環境の下では、ベース部材に対するプラットフォーム部材の回転性を阻止することが望ましく、この意味から回転運動を阻止する停止位置と回転運動を許容する解放位置間で、
    停止装置50を選択的に位置決め可能である。

    加熱空気室16から内部流動チャネル32への加熱空気の流れを容易にするため、弾性的なガスケット装置52をプラットフォーム部材14の上面と楽器支持部材30の下面との間に配置することが望ましい。 このように、楽器支持部材30の内部流動チャネル32を通る加熱空気の通過に先立ち、加熱空気の外部への漏洩が阻止される。 加熱空気を更に制御するため、弧状の偏向部材54をベース部入口12
    に隣接して加熱空気室16内部に位置することができる。

    テナーおよびアルト・サックスの如き大形の楽器のためには、異なる形式の支持装置が必要となる。 このような支持部80は第6図に示されている。 支持部80は、支持部材84に対して枢動自在に取付けられた略々U字形の保持ブラケット82の形状をとる。 このU字形のブラケットは、必要に応じてテナーあるいはアルト・サキソフォンの開口端部を保持するようになっている。

    張出し部材56を、テナーおよびアルト・サキソフォンあるいは他の大型の楽器を同時に保持することを容易にするため包含されることもできる。 部材56は、内部を貫通して延長するハウジングの空気流動チャネル64を画成するハウジング部材58を含むことができる。 張出し部材の流入口60がその一端部に画成され、張出し部材の流出口
    62はその上端部に前記空気流動チャネル64を経て相互に流通するように画成される。

    張出し部材の取付け手段66は、張出し部材の一端部を回転自在の加熱楽器スタンドの支持ステーションのどれかに取付けるようになっており、また張出し部材の脚部装置68はその反対側端部の下面に取付けられて、張出し部材のハウジング部材58を平方向に延長する方向に維持することを容易にする。 張出し部材支持装置70は最上部に画成されて、これまでに述べた楽器支持部材30をこれに対して固定することを可能にする。 このように、加熱空気は、張出し部材が取付けられる支持ステーションおよび張出し部材の流出口62を通つて外部へ、また張出し部材の流出口62を経て、あたかもこの楽器支持部材が直接プラットフォーム部材に取付けられたかと同様に楽器支持部材30の内部流動チャネル32へ流れることになる。

    本発明の特定の実施態様について図面に示し本文に述べたが、組合わせの色々な要素の形態、構成および配置に際し多数の変更が可能であることが明らかであろう。 この点を考慮して、本文に述べた本発明の望ましい実施態様は例示に過ぎないこと、および本発明の範囲を限定するものではないことを理解すべきである。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の回転自在の加熱楽器スタンドの一実施態様を示す断面図、第2図は本発明の回転自在の加熱楽器スタンドのプラットフォーム手段の一実施態様の平面図、第3図は本発明の回転自在の加熱楽器スタンドのボール・ベアリング部材の一実施態様を示す平面図、第4
    図は楽器支持部材の一実施態様を示す側面図、第5図は本発明の加熱楽器スタンドと共に使用される楽器支持部材の別の実施態様の図、第6図は本発明の加熱楽器スタンドの一実施態様の斜視図、および第7図は本発明の加熱楽器スタンドに使用される張出し部材の一実施態様を示す斜視図である。 10…ベース部材、12…ベース部入口、14…プラットフォーム部材、16…加熱空気室、18…支持ステーション、20
    …支持用出口手段、22…支持開口手段、24…加熱装置、
    26…温度制御部材、28…ブロワ制御部、30…楽器支持部材、32…内部流動チャネル、34…支持スタッド、36…突出スタッド、40…出口閉鎖手段、42…閉鎖位置、44…開口位置、46…フラップ手段、48…ボール・ベアリング装置、50…停止装置、52…弾性ガスケット装置、54…弧状偏向部材、56…張出し部材、58…ハウジング部材、60…
    張出し部材流入口、62…張出し部材流出口、64…空気流動チャネル、66…張出し部材の取付け手段、68…張出し部材の脚部装置、70…張出し部材支持装置、80…支持部、82…保持ブラケット、84…支持部材。

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