フルート支持手段

申请号 JP2015134884 申请日 2015-07-06 公开(公告)号 JP2016024463A 公开(公告)日 2016-02-08
申请人 田辺 祐一; 发明人 田辺 祐一;
摘要 【課題】 フルート支持手段を提供する。 【解決手段】 装置は、フルートと、土台と、サムレストと、を含む。土台はフルートに取り付けられ、通路を画定する。サムレストが通路内に挿入されて、長尺状の本体を画定する。サムレストは、フルート奏者が従来の指使いでフルートを演奏する間に右手親指をサムレストに載せることができるように 位置 付けられる。 【選択図】図1
权利要求

フルートと、 土台であって、前記フルートに取り付けられ、通路を画定する土台と、 サムレストであって、前記通路の中に挿入され、長尺状の本体を画定し、フルート奏者が従来の指使いで前記フルートを演奏する間に右手親指を前記サムレストに載せることができるように位置付けられるサムレストと、 を含むことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記土台が正方形または長方形の管を画定することを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記通路が前記フルートの縦軸に垂直に方向付けられることを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記通路が前記フルートの縦軸に平行に方向付けられることを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記通路が四辺形断面を有することを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記通路が円形断面を有することを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記土台がロッキング機構を含み、 前記ロッキング機構が第一の状態にある時、前記サムレストを前記土台内において手で移動させることができ、 前記ロッキング機構が第二の状態にある時、前記サムレストを前記土台内において手で移動させることができない ことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記土台がねじを含み、前記ねじが前記サムレストに締め付けることができるように位置付けられ、 前記ねじが前記サムレストに締め付けられていない時、前記サムレストを前記土台内において手で移動させることができ、 前記ねじが前記サムレストに締め付けられている時、前記サムレストを前記土台内において手で移動させることができない ことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、前記土台が、 上昇部分であって、前記サムレストの一部を取り囲む上昇部分と、 ばねであって、前記上昇部分を付勢して、前記サムレストの一部を前記通路の側壁に押し付けるようにするばねと、 を含むことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、前記土台が、 フルート取付部分であって、前記フルートに取り付けられ、第一の通路を画定するフルート取付部分と、 サムレスト取付部分であって、前記第一の通路の中に挿入され、第二の通路を画定するサムレスト取付部分と、 を含み、 前記サムレストが前記第二の通路の中に挿入される ことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記土台が前記フルートに溶接されることを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記土台が前記フルートに接着剤によって取り付けられることを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記サムレストの一部が四辺形断面を有することを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記サムレストの一部が円形断面を有することを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記サムレストがパッドを含むことを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記サムレストの一部が前記フルートの縦軸に実質的に平行に延びることを特徴とする装置。請求項1に記載の装置において、 前記サムレストを手で曲げることができることを特徴とする装置。フルート奏者がフルートを演奏中に使用する装置において、 土台であって、前記フルートに取り付けられるようになされ、通路を画定する土台と、 サムレストであって、長尺状の本体を画定し、前記通路の中に挿入されるように、かつ前記フルート奏者が従来の指使いで前記フルートを演奏する間に右手親指を前記サムレストに載せることができるべく位置付けられるようになされるサムレストと、 を含むことを特徴とする装置。フルート奏者がフルートを演奏中に使用する方法において、 土台を前記フルートに取り付けるステップであって、前記土台が通路を画定する、ステップと、 サムレストを前記通路の中に挿入するステップであって、前記サムレストが長尺状の本体を画定し、前記フルート奏者が従来の指使いで前記フルートを演奏する間に右手親指を前記サムレストに載せることができるべく位置付けられる、ステップと、 を含むことを特徴とする方法。

说明书全文

本発明は概して楽器用の付属品に関し、より詳しくはフルート演奏中に使用する付属品に関する。

西洋コンサートフルートは横笛型フルートであり、すなわち奏者は歌口の縁に直接息を吹き込み、その間にフルートの管状本体の残りの部分は奏者の体に対して横向きに保持される。歌口を通った空気の流れはベルヌーイ効果を生じ、それが管状本体の中の空気を動かす。奏者は楽器の本体の穴を開閉することによって音の高さを変え、それゆえ共振器の有効長さとそれに対応する共振周波数を変化させる。気圧を変化させることにより、フルート奏者はまた、何れの穴も開閉せずにフルート内の空気を基本周波数以外の倍音で共振させ、それによって音程を変えることもできる。

フルートを演奏している時、奏者は右手親指以外のすべての指を使ってこの楽器のキーを操作する。支持のために、フルートは奏者の左手人差し指の付け根と奏者の右手親指の上に載る。残念ながら、この配置は特に安定しているとは言えない。フルートの支え方が不適切であると、歌口にかかる圧によってフルートがその縦軸の周囲で回転する場合がある。同様に、この同じ圧力がフルートを捻ろうとし、その遠位端が奏者の体の方向に移動しうる。このような影響の各々は、奏者の手が、例えば演奏のストレスによって汗ばんだ時により顕著となりうる。極端な場合には、フルート全体が滑り落ちることもあり、また奏者が自分の手の姿勢を保てなくなることもある。

フルートを、その演奏中に適正に支持するという問題に対処しようとする試みは、“Flute Attachment”という名称のLeeの米国特許出願公開第2007/0044635号明細書(放棄済み)に記載されている。この解決策は、フルートの本体に取り付けられ、奏者が楽器の演奏中にその右手親指を載せることのできる「固定部材」を利用する。しかしながら、このような解決策は「実質的にC字形」で、締付動作によってフルートに取り付けられるように構成されている。その結果、このような取付がフルートの共振の質に影響を与え、それによってその音色が変わってしまうという強い懸念がある。このような取付はまた、フルートの奏者の親指の動きの自由度を制限し、したがってそれが手の姿勢を制約して、フルートの演奏がしにくく、より困難となる。最後に、このような解決策では実際に楽器に傷が付きうるという懸念がある。したがって、このような解決策はフルートの安定化を促進するには有効でありうるが、理想的というには程遠い。

上記の理由から、フルートを、その楽器の演奏中に支持する代替的な手段が求められている。理想的には、このような解決策はフルートの音に実質的に影響を与えず、フルートに傷を付けず、手の大きさがそれぞれ異なるフルート奏者にも対応する。

本発明の実施形態は、フルートを、その楽器の演奏中に支持するのに役立つことのできる装置を提供することによって上記の要求に応える。

本発明のある態様によれば、装置はフルートと、土台と、サムレストと、を含む。土台はフルートに取り付けられ、通路を画定する。サムレストはこの通路の中に挿入され、長尺状の本体を画定する。サムレストは、フルート奏者が従来の指使いでフルートを演奏する間に右手親指をサムレストに載せることができるように位置付けられる。

本発明の他の態様によれば、フルート奏者がフルートの演奏中に使用する装置は、土台と、サムレストと、を含む。土台はフルートに取り付けられるようになされ、通路を画定する。サムレストは長尺状の本体を画定し、通路内に挿入されるように、また、フルート奏者が従来の指使いでフルートを演奏する間に右手親指をサムレストに載せることができるべく位置付けられるようになされている。

本発明のまた別の態様によれば、フルートを演奏するための方法は、土台をフルートに取り付けるステップを含み、土台は通路を画定する。次にサムレストが通路に挿入される。サムレストは長尺状の本体を画定し、フルート奏者が従来の指使いでフルートを演奏する間に右手親指をサムレストに載せることができるように位置付けられる。

有利には、本発明の上記の実施形態により、フルート奏者はよりしっかりとフルートを保持することができ、それと同時に、依然としてフルート奏者の指は従来の方法で、手の姿勢がぎこちなくなることなく、フルートを自由に操作できる。フルートがその縦軸の周囲で回転する傾向は大幅に抑えられる。この楽器がより演奏しやすくなり、指の姿勢が崩れる、または楽器を落としさえすることに関する懸念が緩和される。

本発明の上記およびその他の特徴、態様、および利点は、後述の説明、付属の特許請求の範囲、以下の添付の図面を参照することによって、よりよく理解されるであろう。

図1は、フルートに取り付けられた本発明の第一の例示的実施形態による装置の斜視図を示す。

図2は、図1の装置とフルートの分解斜視図を示す。

図3は、フルート演奏中の図1の装置とフルートの斜視図を示す。

図4は、フルートに取り付けられた本発明の第二の例示的実施形態による装置の斜視図を示す。

図5は、図4の装置とフルートの分解斜視図を示す。

図6は、図4の装置に使用するための代替的なサムレスト取付部分の斜視図を示す。

図7は、図6の代替的なサムレスト取付部分の第一の断面図を示す。

図8は、図6の代替的なサムレスト取付部分の第二の断面図を示す。

図9は、フルートに取り付けられた本発明の第三の例示的実施形態による装置の斜視図を示す。

図10は、図9の装置とフルートの分解斜視図を示す。

本発明を例示的実施形態に関して説明する。この理由から、これらの実施形態には様々な改良を加えることができ、その結果も依然として本発明の範囲に含まれる。本明細書に記載されている具体的な実施形態に関しては、いかなる限定も意図されず、黙示もされない。

これに加えて、留意すべき点として、本明細書で使用される「フルート」という単語は、ミュージシャンが楽器の歌口の縁から直接息を吹き込んで音を生成するあらゆる楽器を含むことが意図されている。したがって、本明細書において使用されるかぎり、「フルート」という用語は西洋コンサートフルート、ピッコロ、横笛、笛子、バンスリー、および笛を含むが、これらに限定されない。さらに、本明細書において使用されるかぎり、「フルートの縦軸」とは、フルートの円筒形の本体の中心を通って長手方向に延びる想像上の線と定義される。最後に、「手で移動させることができる」および「手で曲げられる」という用語は、本明細書において使用されるかぎり、平均的な力を有する人が自分の手だけを使ってそれぞれ移動、または曲げることができることを意味する。

図1および2は、フルート1000に組み合わせた本発明の第一の例示的実施形態による装置100の態様を示す。図1は装置100の斜視図を示し、図2は構成部品を明瞭にするために装置100を分解した状態の別の斜視図を示す。装置100は、フルート1000に取り付けられる土台105を含む。サムレスト110が土台105に挿入され、長尺状の本体を画定し、これは断面が長方形(すなわち、四辺形断面)で、その長さの約半分の地点で90度曲げられている。サムレスト110の遠位端はフルート1000の縦軸と実質的に平行に、フルート1000の歌口に向かう方向に延びる。サムレスト110の遠位端はパッド120により覆われている。

サムレストの近位端は、土台105をフルート1000の縦軸に垂直な方向に通る通路125の中に挿入される。ねじ130が土台105の露出された側壁のねじ穴に通され、ねじ130をサムレスト110に締め付けることができる。ねじ130を締めることにより、圧縮力がサムレスト110に加わり、それが土台105に関して移動できなくなる。ねじ130を緩めると、サムレスト110を土台105の通路125内において手で移動させることができる。ねじ130はこれによって、ロッキング機構として動作し、このロッキング機構が第一の状態にある時にはサムレスト110を土台105内において手で移動させることができ、ロッキング機構が第二の状態にある時にはサムレスト110を土台105内において手で移動させることができない。

この非限定的な実施形態において、装置100はフルート奏者の人差し指が、自分の右手をフルート1000に関して「ホームポジション」としばしば呼ばれる位置に置いた時にあたる場所の下方に位置付けられる。そのように設置されると、装置100は、フルート奏者が従来の指使いでフルート1000を演奏する間に右手親指をサムレスト110に載せることができるような位置にある。このような状態が図3の斜視図により示され、この図はフルート奏者の右手親指3000がサムレスト110を抑えていることを示している。フルート1000の従来の指使いは当業者にとってよく知られており、例えばN.Toff,The Flute Book:A Complete Guide for Students and Performers,Oxford University Press,2012をはじめとするいくつかの容易に入手可能な文献の中にも記載されており、同文献を参照によって本明細書に援用する。

このように位置付けられると、装置100はフルート奏者の右手親指3000と共に、フルート1000がその縦軸の周囲で回転するのを阻止する。それと同時に、フルート奏者の右手親指3000は引き続き自然な方法でフルート1000と接触し、ある位置または度に「ロック」されることはない。すなわち、フルート奏者は自分の親指3000を、サムレスト110およびフルート1000と接触したまま所望の通りに移動させ、および/またはその角度を変えることができる。それによってフルート1000が演奏しやすくなり、指の姿勢が崩れることに関する懸念が軽減される。土台105のねじ130を緩めたり締めたりすることにより、フルート奏者はサムレスト110とフルート1000との間の所望の間隔を選択できる。装置100はそれによって、特定の使用者の手の大きさおよび手の姿勢に関する好みに応じて調整できる。

さらに、任意選択により、サムレスト110は幾分柔軟な素材、例えば、これらに限定されないが、アルミニウムまたはスチール等から形成してもよい。したがって、使用者がサムレスト110を曲げて、フルート1000に関するその向きをさらにカスタマイズできる。言い換えれば、サムレスト110は手で曲げることが可能であってもよい。

図4は、フルート4000に取り付けられた本発明の第二の例示的実施形態による装置400の斜視図を示し、図5は同じ要素の分解斜視図を示す。装置100と同様に、装置400は土台405と、サムレスト410と、を含む。しかしながら、一体の要素である代わりに、装置400の土台405は2つの分離可能な部分、すなわちフルート取付部分415とサムレスト取付部分420を含む。

土台405のフルート取付部分415は土台105と同様である。これはフルート4000に取り付けられ、フルート取付部分415を通ってフルート4000の縦軸に垂直な方向に延びる第一の通路425を画定する。第一のねじ430はフルート取付部分415の露出した側壁のねじ穴に通される。土台405のサムレスト取付部分420はタブ435を画定し、これは円筒形本体部分440から突出する。円筒形本体部分440はその中を通る第二の通路445を有し、これはフルート4000の縦軸に実質的に平行に延びる。サムレスト取付部分420のタブ435はフルート取付部分415の第一の通路425の中に挿入される。サムレスト取付部分420は、装置100に関して上述したように、第一のねじ430をロッキング機構として使ってフルート取付部分415の中の所定の位置に調整可能に固定されてもよい。

サムレスト410は長尺状の丸いワイヤ状の本体を画定し、その長さの約半分の位置で180度曲げられている。サムレスト410の近位端はサムレスト取付部分420の第二の通路445の中に挿入される。第二のねじ450がサムレスト取付部分420の中にねじ込まれ、サムレスト410に締め付けられることができる。第二のねじ450はサムレスト取付部分420の中のサムレスト410のためのロッキング機構として機能する。第二のねじ450を緩めることによって、サムレスト410をフルートの縦軸に沿って移動させるほか、サムレスト取付部分420の内部で回転させることができる。第二のねじ450を締めると、サムレスト410を所望の位置と向きに固定することができる。それによって、装置400は装置100と比較して、調整可能性に関してさらに2自由度(すなわち、縦方向の移動および回転)を提供する。サムレスト410の遠位端はフルート4000の縦軸に実質的に平行に延び、楽器の歌口の方に向かう。これはパッド455で覆われる。サムレスト410のこの部分は、従来の指使いでフルート4000を演奏する間にフルート奏者の右手親指を載せることのできる支持部を生成する。

位置決めねじ装置を使って、サムレスト410の位置を土台405のサムレスト取付部分420に関して調整できるようにしてもよいが、いくつかの代替的なロッキング機構を利用してもよく、その結果も本発明の範囲に含まれることがわかるであろう。図6〜8は、装置400のサムレスト取付部分420の代わりに使用可能な代替的なサムレスト取付部分600の、それぞれ斜視図と2つの断面図を示す。サムレスト410とフルート取付部分415は、図4および5に示されるものと同じである。

代替的なサムレスト取付部分600のタブ603はフルート取付部分415に入り、その中に固定されてもよい。さらに、代替的なサムレスト取付部分600は、外側通路610を画定する本体外側部分605と、内側通路620を画定する内側上昇部分615と、をさらに含む。外側通路610の直径は内側通路620のそれより若干大きい。内側上昇部分615はばね625によって上方に付勢され、サムレスト取付部分600の上から突出してボタン630を画定する。使用時には、サムレスト410が外側通路610と内側通路620を通過する(すなわち、内側上昇部分615がサムレスト410の一部を取り囲む)。ボタン630から手を放すと(すなわち、押さないと)、ばね625によって内側上昇部分615がサムレスト410を外側通路610の中で上昇させ、それによってサムレスト410が外側通路610の側壁635に押し付けられる。これが摩擦を発生させ、サムレスト取付部分600の中でのサムレスト410の動きを阻止する。これに対して、ボタン630を若干押すと、内側上昇部分615がサムレスト410を引っ張り、それがより大きな外側通路610の中でより中心に近付き、その側壁635と接触しないか、またはわずかにのみ接触する。その結果、摩擦が軽減し、それによってサムレスト410をサムレスト取付部分600内において手で移動させることができる。所望の位置に到達したところで、使用者は単純にボタン630から手を放してその位置を固定する。

最後に、図9および10は、フルート9000と組み合わせた本発明の第三の例示的実施形態による装置900の態様を示しており、図9はそのままの斜視図を示し、図10は分解斜視図を示す。装置900の土台905は実質的に平坦な部分910を含み、そこから一部円筒形部分915が突出する。一部円筒形部分915は、その中を通り、フルート9000の縦軸に沿って方向付けられる通路920を画定する。

装置900のサムレスト925は装置400のサムレスト410と同様である。すなわち、サムレスト925はワイヤ状の長尺状の本体を画定し、その長さの約半分の位置で180度曲げられる。サムレスト925の遠位端はフルート9000の縦軸に実質的に平行に延びる。これはパッド930によって覆われ、支持部を形成して、そこにフルート9000の演奏中にフルート奏者の右手親指を載せることができる。

サムレスト925の近位端は通路920を通り、ねじ935を使って所定の位置に固定される。ねじ935を緩めることによって、サムレスト925をフルートの縦軸に沿って移動させるほか、一部円筒形部分915の内部で回転させることができる。ねじ935を締めると、サムレスト925が所定の位置に固定される。あるいは、一部円筒形部分915は、図6〜8に関して上述したものと同様のボタン式ロッキング機構を含むことができる。何れの場合も、装置900は使用者に対し、調整可能性に関して2自由度(すなわち、縦方向の移動および回転)を提供し、それによって使用者は広い範囲でカスタム化できる。

その固有の構造と機能が本明細書の教示から理解されたところで、例示的な装置100、400、900は、製造業界の当業者にとってよく知られた従来の製造技術を使って一般的に入手可能な市販の材料から形成されてもよい。ある長さの四辺形または円形金属ワイヤのスパンが、例えばサムレスト110、410、925の骨格を形成してもよく、その一方で、土台105、405、905を形成する要素は機械加工または鋳造を利用して金属またはプラスチックから形成されてもよい。土台105、405、905は、例えば、これらに限定されないが、溶接、接着剤、ねじ等の固定具を使用した固定を含む各種の方法によってフルートに取り付けられてもよい。パッド120、455、930を作製するために、サムレスト110、410、925はエポキシで被覆されてもよく、あるいは例えばシリコンゴムまたはレザー等の、より柔らかい素材で覆われてもよい。

最後に、再び強調すべき点として、本発明の上述の実施形態は例示のみを目的としている。他の実施形態は、説明された機能を実現するために異なる要素の配置を利用することができる。付属の特許請求の範囲に含まれるこれらの様々な代替的実施形態は、当業者にとって明らかであろう。

さらに、本明細書において開示される特徴はすべて、特に別段の明確な記載がないかぎり、同じ、均等な、または同様の目的に適合する代替的な特徴に置き換えてもよい。それゆえ、特に別段の明確な記載がないかぎり、開示されている各特徴は、包括的な一連の均等な、または同様の特徴の一例にすぎない。

100 装置 105 土台 110 サムレスト 120 パッド 125 通路 130 ねじ 400 装置 405 土台 410 サムレスト 415 フルート取付部分 420 サムレスト取付部分 425 第一の通路 430 第一のねじ 435 タブ 440 円筒形本体部分 445 第二の通路 450 第二のねじ 455 パッド 600 サムレスト取付部分 603 タブ 605 本体外側部分 610 外側通路 615 内側上昇部分 620 内側通路 625 ばね 630 ボタン 635 側壁 900 装置 905 土台 905 土台 910 装置 915 一部円筒形部分 920 実質的に平坦な部分 925 サムレスト 930 パッド 935 ねじ 1000 フルート 3000 右手親指 4000 フルート 9000 フルート

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