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楽器用スタンドの脚装置、該脚装置を備える楽器用スタンド、及び前記脚装置に用いる支持具

申请号 JP2013087183 申请日 2013-04-18 公开(公告)号 JP2014211506A 公开(公告)日 2014-11-13
申请人 株式会社サカエリズム楽器; Sakae Rhythm Musical Instrument Ltd; 发明人 NAKATA EIZO; WARIISHI TAKASHI; MORIOKA MANABU; TSUJI SHUNSAKU;
摘要 【課題】セッティングの際に更なる調整が効き、スタンド脚が障害になることを回避できるとともに、例えばスタンド脚が二つの場合であっても、スタンド本体が不安定化することを回避できる楽器用スタンドの脚装置、該脚装置を備える楽器用スタンド、及び前記脚装置に用いる支持具を提供せんとする。【解決手段】スタンド本体7の外周に該スタンド本体の軸を中心とした左右方向に回動可能に被着され、外周部にスタンド脚の端部20aがスタンド本体7の軸に直交する軸を中心とした上下方向に回動可能に枢着される軸受け部32aを有する二つ以上の同軸に配置された支持部材32A,32Bと、一の支持部材、又は支持部材とは別の固定用部材31に螺合した締め付けねじ33Aの締め付け操作により、各支持部材32A,32Bを締め付けねじの軸方向に押し付け若しくは引き寄せてスタンド本体7外周面上に当止させ、回動不能に固定する固定手段30とより構成した。【選択図】図2
权利要求
  • スタンド本体から床面に延びる二つ以上のスタンド脚と、これらスタンド脚を前記スタンド本体に対して折り畳み可能に取り付ける支持具とからなり、前記スタンド本体の下端に連結されるペダル装置とともに該スタンド本体を支持する楽器用スタンドの脚装置において、
    前記支持具を、
    前記スタンド本体の外周に該スタンド本体の軸を中心とした左右方向に回動可能に被着され、外周部に前記スタンド脚の端部が前記スタンド本体の軸に直交する軸を中心とした上下方向に回動可能に枢着される軸受け部を有する二つ以上の同軸に配置された支持部材と、
    これら支持部材のうち一の支持部材、又は前記支持部材とは別の固定用部材に螺合した締め付けねじの締め付け操作により、各支持部材を前記締め付けねじの軸方向に押し付け若しくは引き寄せてスタンド本体外周面上に当止させ、回動不能に固定する固定手段とより構成し、
    前記各支持部材のスタンド本体に対する回動角度を調整することにより、該支持部材に枢着されたスタンド脚における前記スタンド本体の軸を中心とした左右回動位置を調整可能としたことを特徴とする楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記固定用部材として、前記スタンド本体に外装される環状の外装部を有する部材を設けてなり、
    前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、回動不能に固定する請求項1記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記固定用部材が、前記外装部、及び前記締め付けねじが螺合される雌ねじ部よりなり、
    該固定用部材の前記外装部に隣接して前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、
    前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、該締め付けねじが前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの操作部がある基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体外周面上に直接又は他の部材を介して当止し、これにより当該固定用部材がスタンド本体に対して回動不能に固定される請求項2記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記雌ねじ部が貫通して設けられ、該雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止する請求項3記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記固定用部材が、前記スタンド本体に外装される上下一対の環状の外装部、及びこれら外装部同士をスタンド本体の外側で軸方向に空間を開けた状態に連結一体化している連結部を有し、該連結部に前記雌ねじ部を設けてなる縦断面視略コ字状の部材であり、
    前記固定用部材の前記外装部間の空間に、前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、
    前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止する請求項4記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記固定用部材の外装部を、前記スタンド本体に対して軸方向にスライド可能に設け、
    前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、前記回動不能に固定すると同時に軸方向にスライド不能に固定する請求項2〜5の何れか1項に記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 前記スタンド脚を、下端が床面に設置され且つ上端が前記スタンド本体に取り付けられる支持脚と、該支持脚の途中部に一端が連結され、他端が前記支持脚の上端よりも下方の位置で同じくスタンド本体に取り付けられる連結ステーとから構成し、
    前記スタンド本体の軸方向に沿って前記支持具を二つ設けるとともに、
    これら支持具のうち上側の第一の支持具をスタンド本体の軸方向に沿ってスライド可能とし、
    該第一の支持具に前記支持脚を取り付け、
    下側の第二の支持具に前記連結ステーを取り付け、
    第一の支持具を上側にスライドさせることにより、スタンド脚がスタンド本体に沿った折り畳み姿勢となる請求項1〜6の何れか1項に記載の楽器用スタンドの脚装置。
  • 請求項1〜7の何れか1項に記載の脚装置を備える楽器用スタンド。
  • 請求項1〜7の何れか1項に記載の脚装置に用いる支持具であって、
    前記二つ以上の同軸に配置された支持部材と、前記固定手段とより構成してなり、前記各支持部材のスタンド本体に対する回動角度を調整することにより、該支持部材に枢着されたスタンド脚における前記スタンド本体の軸を中心とした左右回動位置を調整可能とする支持具。
  • 说明书全文

    本発明は、シンバル演奏用のハイハットスタンド等に好適な楽器用スタンドの脚装置に関する。

    例えばハイハットスタンドは、二つ以上のスタンド脚とペダルフレームによりスタンド本体を支持しており、各スタンド脚はスタンド本体に対し支持具を介して折り畳み可能に取り付けられている。 スタンド脚は、スタンド本体の周りに略等度(120°)をおいて三つ配され、その間の位置に配されるペダルフレームとともにスタンド本体を安定した状態に支持している。

    しかしながら、120°間隔の三つのスタンド脚の間にペダルが配されるため、ペダル周りが煩雑になってペダル操作時に足がスタンド脚に当たったり、特に複数の楽器を並べて演奏する場合にはスタンド脚が邪魔になってセッティングの障害になるといった問題があった。 特に、ハイハットスタンドにバスドラムやスネアドラムなどの複数の楽器を隣接させてセッティングする際、スタンド脚が邪魔になって近接させることができない場合があった。

    これに対し、スタンド脚の数を二つにして煩雑さを解消したもの(例えば、特許文献1、2参照。)や、スタンド脚を取り付けている支持具をスタンド脚と共にスタンド本体の軸を中心に左右方向に回動可能とし、これによりセッティングの際にスタンド脚が邪魔になったとき全体を左右に回動させて障害となることを回避したり足が当たりにくい好みの位置に調整できるように構成したもの(例えば、特許文献3、4参照。)も提供されている。

    しかし、スタンド脚の数を二つに減らしても位置が固定されているとセッティングの際に調整が効かず障害になる場合があり、また支持具と共にスタンド脚を左右に回動させてセッティングの障害となることを回避するものについても、位置が固定されている場合に比べて比較的調整が効くものの尚十分ではなく、どのように回動させても邪魔になる場合もあり、またスタンド脚が二つの場合にこのように支持具と共にスタンド脚を左右に回動させると、ペダルフレームとの関係でスタンド本体が不安定化する虞もある。

    実開昭53−101533号公報

    特開平11−95744号公報

    特開平10−232670号公報

    特開2001−109466号公報

    そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、セッティングの際に更なる調整が効き、スタンド脚が障害になることを回避できるとともに、例えばスタンド脚が二つの場合であっても、スタンド本体が不安定化することを回避できる楽器用スタンドの脚装置、該脚装置を備える楽器用スタンド、及び前記脚装置に用いる支持具を提供する点にある。

    本発明は、前述の課題解決のために、スタンド本体から床面に延びる二つ以上のスタンド脚と、これらスタンド脚を前記スタンド本体に対して折り畳み可能に取り付ける支持具とからなり、前記スタンド本体の下端に連結されるペダル装置とともに該スタンド本体を支持する楽器用スタンドの脚装置において、前記支持具を、前記スタンド本体の外周に該スタンド本体の軸を中心とした左右方向に回動可能に被着され、外周部に前記スタンド脚の端部が前記スタンド本体の軸に直交する軸を中心とした上下方向に回動可能に枢着される軸受け部を有する二つ以上の同軸に配置された支持部材と、これら支持部材のうち一の支持部材、又は前記支持部材とは別の固定用部材に螺合した締め付けねじの締め付け操作により、各支持部材を前記締め付けねじの軸方向に押し付け若しくは引き寄せてスタンド本体外周面上に当止させ、回動不能に固定する固定手段とより構成し、前記各支持部材のスタンド本体に対する回動角度を調整することにより、該支持部材に枢着されたスタンド脚における前記スタンド本体の軸を中心とした左右回動位置を調整可能としたことを特徴とする楽器用スタンドの脚装置を構成した。

    ここで、前記固定用部材として、前記スタンド本体に外装される環状の外装部を有する部材を設けてなり、前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、回動不能に固定するものが好ましい。

    特に、前記固定用部材が、前記外装部、及び前記締め付けねじが螺合される雌ねじ部よりなり、該固定用部材の前記外装部に隣接して前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、該締め付けねじが前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの操作部がある基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体外周面上に直接又は他の部材を介して当止し、これにより当該固定用部材がスタンド本体に対して回動不能に固定されるものが好ましい。

    さらに、前記雌ねじ部が貫通して設けられ、該雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止するものが好ましい。

    さらに具体的には、前記固定用部材が、前記スタンド本体に外装される上下一対の環状の外装部、及びこれら外装部同士をスタンド本体の外側で軸方向に空間を開けた状態に連結一体化している連結部を有し、該連結部に前記雌ねじ部を設けてなる縦断面視略コ字状の部材であり、前記固定用部材の前記外装部間の空間に、前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止するものが好ましい。

    また、前記固定用部材の外装部を、前記スタンド本体に対して軸方向にスライド可能に設け、前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、前記回動不能に固定すると同時に軸方向にスライド不能に固定するものが好ましい。

    また、前記スタンド脚を、下端が床面に設置され且つ上端が前記スタンド本体に取り付けられる支持脚と、該支持脚の途中部に一端が連結され、他端が前記支持脚の上端よりも下方の位置で同じくスタンド本体に取り付けられる連結ステーとから構成し、前記スタンド本体の軸方向に沿って前記支持具を二つ設けるとともに、これら支持具のうち上側の第一の支持具をスタンド本体の軸方向に沿ってスライド可能とし、該第一の支持具に前記支持脚を取り付け、下側の第二の支持具に前記連結ステーを取り付け、第一の支持具を上側にスライドさせることにより、スタンド脚がスタンド本体に沿った折り畳み姿勢となるものが好ましい。

    また本発明は、上記した脚装置を備える楽器用スタンドをも提供する。

    また本発明は、上記した脚装置に用いる支持具であって、前記二つ以上の同軸に配置された支持部材と、前記固定手段とより構成してなり、前記各支持部材のスタンド本体に対する回動角度を調整することにより、該支持部材に枢着されたスタンド脚における前記スタンド本体の軸を中心とした左右回動位置を調整可能とする支持具をも提供する。

    以上にしてなる本願発明によれば、各支持部材のスタンド本体に対する回動角度を調整することにより、各支持部材に枢着されたスタンド脚について、スタンド本体の軸を中心とした左右回動位置が各々独立に調整可能であるので、セッティングの際、スタンド脚の位置のより最適な調整が効き、したがってスタンド脚が障害になることを回避できるとともに、スタンド脚が二つの場合でもスタンド本体が不安定化することを回避することが可能となる。 また締め付けねじの操作で各支持部材が固定されるので、操作性が著しく向上する。

    また、前記固定用部材として、前記スタンド本体に外装される環状の外装部を有する部材を設けてなり、前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、回動不能に固定されるので、スタンド本体に外装される前記固定用部材により締め付けねじを介して各支持部材を安定かつ強固に前記スタンド本体外周面上に固定することができ、調整後のスタンド脚の支持強度も十分なものとなる。 また、締め付けねじが支持部材ではなく固定用部材に設けられるので、締め付けねじが支持部材とともに回動することが避けられるので、調整の際の操作性が向上する。

    また、前記固定用部材が、前記外装部、及び前記締め付けねじが螺合される雌ねじ部よりなり、該固定用部材の前記外装部に隣接して前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、該締め付けねじが前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの操作部がある基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体外周面上に直接又は他の部材を介して当止し、これにより当該固定用部材がスタンド本体に対して回動不能に固定されるので、前記固定用部材により締め付けねじを介して各支持部材をより安定かつ強固に固定することができ、スタンド脚の支持強度も高いものとなる。

    また、前記雌ねじ部が貫通して設けられ、該雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止するので、固定用部材を用いつつもシンプルな構造で実現でき、部品点数が少なく低コストで且つ軽量な構造とすることができる。

    また、前記固定用部材が、前記スタンド本体に外装される上下一対の環状の外装部、及びこれら外装部同士をスタンド本体の外側で軸方向に空間を開けた状態に連結一体化している連結部を有し、該連結部に前記雌ねじ部を設けてなる縦断面視略コ字状の部材であり、前記固定用部材の前記外装部間の空間に、前記二つ以上の支持部材を同軸に配置し、前記雌ねじ部に螺合した前記締め付けねじの締め付け操作により、前記雌ねじ部からスタンド本体側に突出したねじ先端部が前記各支持部材の外周面を直接又は他の部材を介して押圧し、これにより前記各支持部材がスタンド本体の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、当該固定用部材が締め付けねじの基端方向に移動して前記外装部が当該方向に引き寄せられてスタンド本体の外周面に直接又は他の部材を介して当止するので、スタンド脚を支持する各支持部材が固定用部材の前記外装部間に安定した姿勢で配置されることになり、各支持部材をより安定かつ強固に固定することができるとともにスタンド脚の支持強度を高めることができる。

    また、前記固定用部材の外装部を、前記スタンド本体に対して軸方向にスライド可能に設け、前記締め付けねじの締め付け操作により、前記固定用部材を、前記締め付けねじの軸方向に沿った各支持部材と反対の方向に引き寄せ若しくは押し付けてスタンド本体外周面上に当止させ、前記回動不能に固定すると同時に軸方向にスライド不能に固定するので、脚の折り畳みも同じ締め付けねじを用いて効率よく行うことができる。

    また、前記スタンド脚を、下端が床面に設置され且つ上端が前記スタンド本体に取り付けられる支持脚と、該支持脚の途中部に一端が連結され、他端が前記支持脚の上端よりも下方の位置で同じくスタンド本体に取り付けられる連結ステーとから構成し、前記スタンド本体の軸方向に沿って前記支持具を二つ設けるとともに、これら支持具のうち上側の第一の支持具をスタンド本体の軸方向に沿ってスライド可能とし、該第一の支持具に前記支持脚を取り付け、下側の第二の支持具に前記連結ステーを取り付け、第一の支持具を上側にスライドさせることにより、スタンド脚がスタンド本体に沿った折り畳み姿勢となるので、スタンド脚の位置を調整する場合は、第一の支持具の締め付けねじと第二の支持具の締め付けねじの双方を緩め、双方の支持部材を同じだけ左右に回動させてスタンド脚の位置が決まれば双方の締め付けねじを締め付けて容易に固定することができる。 また脚装置を折り畳む際には、第一の支持具の同じ締め付けねじのみ緩め、第一の支持具を上方にスライドさせればスタンド脚を折り畳むことができ、この際、スタンド脚の左右の位置は第二の支持具により固定されたまま維持されるので、次回使用する際にもスタンド脚は同じ位置にセッティングできる。

    本発明の脚装置を有するハイハットスタンドの全体構成図。

    同じくハイハットスタンドの脚装置の要部を示す斜視図。

    同じく脚装置の要部の分解斜視図。

    同じく脚装置の要部の縦断面図。

    同じく脚装置のスタンド脚の調整の様子を示す横断面図。

    同じくハイハットスタンドの脚装置の要部を示す斜視図。

    同じく脚装置の要部の分解斜視図。

    同じく脚装置の要部の縦断面図。

    同じく脚装置のスタンド脚の調整の様子を示す横断面図。

    同じく脚装置の変形例を示す要部の縦断面図。

    同じく脚装置の他の変形例を示す要部の縦断面図。

    同じく脚装置のさらに他の変形例を示す要部の縦断面図。

    同じく変形例を示す要部の分解斜視図。

    (a)は同じく脚装置のさらに他の変形例を示す要部の平面図、(b)は同じく変形例の要部の縦断面図。

    (a)は同じく脚装置のさらに他の変形例を示す要部の平面図、(b)は同じく変形例の要部の縦断面図。

    同じく脚装置のさらに他の変形例を示す要部の縦断面図。

    同じく脚装置のさらに他の変形例を示す要部の縦断面図。

    同じくハイハットスタンドの脚装置及びペダル装置を折り畳んだ状態を示す全体図。

    次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。 尚、以下の実施形態においては、本発明に係る脚装置をハイハットスタンドに適用した例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、楽器用のスタンド全般に適用することができる。

    本発明の一実施形態としてのハイハットスタンドHは、図1に示すように、上部に楽器であるシンバル80、81を支持するスタンド本体7と、シンバルの演奏を行うペダル装置4と、スタンド本体7を支持する折畳み自在な脚装置1とで構成されている。 本例では主に金属材料より構成しているが、特に限定されるものではない。

    スタンド本体7は、下パイプ70と、この下パイプ70の上部に挿通され、蝶ねじ75によって高さ調整可能に支持される上パイプ71と、この下パイプ70及び上パイプ71の内部に挿着され、下方に突出して連結したペダル41の踏み込み操作により昇降され、上方に突出した部位に上部シンバル81が保持される昇降ロッド72と、下パイプ70内に内装され、昇降ロッド72を上方に付勢して上部シンバル81を下部シンバル80から離間させる図示しないコイルばねと、コイルばね張を調節するばね張力調整装置76とより構成されている。

    下部シンバル80は上パイプ71の上端部に設けられるシンバル受け具73に支持され、上部シンバル81は上パイプ71の上端から突出している昇降ロッド72上端部に固定されるシンバル保持具74により保持されている。 そして、ペダル41を踏み込むことにより昇降ロッド72がコイルばねに抗して引き下げられ、昇降ロッド72と一体に上部シンバル81も下降してシンバル受け具73に支持されている下部シンバル80を衝打する。

    脚装置1は、スタンド本体7から床面に延びる二つのスタンド脚2と、これらスタンド脚2をスタンド本体7に対して折り畳み可能に取り付ける支持具3A,3Bとから構成され、スタンド本体7の下端に連結されるペダル装置4とともにスタンド本体7を支持している。 各スタンド脚2は、下端が床面に設置され且つ上端部20aが支持具3Aを介してスタンド本体7の下パイプ70に取り付けられる支持脚20と、該支持脚20の途中部に一端が連結され、他端部21aが支持脚20の上端よりも下方の位置で支持具3Bを介して下パイプ70に取り付けられる連結ステー21とより構成されている。

    第一の支持具3Aはスタンド本体7の下パイプ70の軸方向に沿ってスライド可能に被着され、この第一の支持具3Aに支持脚20の前記上端部20aが上下回動可能に枢支されている。 また、下側の第二の支持具3Bは下パイプ70に対して軸方向にスライド不能に被着され、この第二の支持具3Bに連結ステー21の前記他端部21aが同じく上下回動可能に枢支されている。 第一の支持具3Aを上側にスライドさせると、図18に示すようにスタンド脚2が下パイプ70に沿った折り畳み姿勢に姿勢変更される。 尚、スタンド脚を他の構造として一つ又は二つ以上の支持具で折り畳み可能に構成してもよい。 本例の脚装置1はスタンド脚2を二つ設けたものであるが、後述するように三つ以上設けたものでもよい。

    第一の支持具3Aは、図2〜図5に示すように、スタンド本体7の下パイプ70の外周に互いに同軸で該下パイプ70の中心軸を中心に左右に回動可能に被着される支持部材32A、32Bと、固定用部材31及び締め付けねじ33Aよりなる固定手段30とを備えている。 締め付けねじ33Aを操作して各支持部材32A,32Bの下パイプ70に対する回動角度(固定位置)を調整することにより、各スタンド脚2における下パイプ70の軸を中心とした左右回動位置を調整することが可能となる。

    支持部材32A,32Bは、外周部に軸受け部32aを有し、該軸受け部32aにスタンド脚2の端部2aが下パイプ70の軸に直交する軸32dを中心に上下に回動可能に枢着されている。 支持部材32A,32Bはスタンド脚2と同じ数だけ設けられ、スタンド脚2の数を3つ以上に増やせばそれに応じて支持部材も3つ以上設けられる。

    固定用部材31は、図3〜図5に示すように、スタンド本体7(下パイプ70)に外装される環状の外装部51と、締め付けねじ33Aが螺合される雌ねじ部50とより構成されており、より具体的には、上下一対の前記外装部51、51と、これら外装部51同士をスタンド本体7(下パイプ70)の外側で軸方向に空間を開けた状態に連結一体化している連結部52を有する縦断面視略コ字状の部材であり、連結部52に雌ねじ部50が設けられている。 外装部51、51間の空間に支持部材32A,32Bが同軸に配される。

    そして、連結部52の雌ねじ部50に螺合した締め付けねじ33Aを締め付けることで、雌ねじ部50より下パイプ70側に突出したねじ先端部33aが各支持部材32A,32Bの外周面を押圧し、これにより各支持部材32A,32Bが下パイプ70の外周面上に押し付けられて回動不能に固定されるとともに、固定用部材31が締め付けねじ33Aの基端方向に移動して外装部51,51が当該方向に引き寄せられ、下パイプ70の外周面上に当止される。

    この第一の支持具3Aの固定用部材31は、少なくとも下パイプ70の軸方向に沿って上下方向にスライド可能であればよく、必ずしもスタンド本体7に対して回動可能に構成する必要はない。 例えば下パイプ70の外周上に軸方向に沿って凹条または凸条の案内部を設け、固定用部材を該案内部に係合した状態で上下にスライド可能且つ回動不能に取り付けて構成したものでもよい。 このように固定用部材を回動不能に構成すれば、締め付けねじ33Aの回動位置も固定され、操作性がより向上することとなる。

    雌ねじ部50は、本例では固定用部材31の連結部52の内周側に開口する溝部54に回転不能に装着されるナット36の雌ねじと、該雌ねじに連通し外周面に開口する通孔55とより構成され、通孔55から締め付けねじ33Aを挿通して前記ナットの雌ねじに螺合する構造とされている。 尚、このようなナット36の雌ねじより雌ねじ部50を構成すること以外に直接、連結部52にねじ孔を穿設してもよい。 締め付けねじ33Aは蝶ねじであり、脚の角度調整や折り畳みの際に容易に操作できる構造とされている。

    外装部51は下パイプ70の外周面に略平行な円環状の内周面を有しているが、少なくともネジの取付部と反対側に下パイプ70外周面上に当止する当止部があれば形状は特に限定されず、たとえば環状ではなく一部が下パイプの直径より小さい幅で途切れている平面視略C字状の構造でもよい。

    締め付けねじ先端部33aと支持部材32A,32Bとの間には、図3および図4に示すように上下にそれぞれ支持部材32A,32Bを押すための突部34aを有する縦断面視略コ字状の押圧部材34が溝部54内に介装されている。 勿論、ねじ先端部33aは直接、各支持部材32A,32Bの双方の外周面を押圧するように構成することもできる。 しかし、支持部材32A,32Bに寸法誤差があると先にねじ先端部33aに当接する一方の支持部材のみ押圧されて回動不能に当止され、他方は押圧および当止されずに回動可能なままの状態となってしまう不都合が生じうる。

    これに対し、本例のように押圧部材34を介して各支持部材32A,32Bの外周面を押圧することで、支持部材32A,32Bの外径に寸法誤差のばらつきがあっても当該押圧部材34の突起34a、34aが各支持部材32A,32Bの外周面に当接する状態まで押圧部材34が傾いて誤差を吸収し、ねじ先端部33aからの押圧力を常に双方の支持部材32A,32Bにほぼ均等に作用させることができる。 したがって、上記不都合を回避でき、双方を確実に回動不能に当止させることができる。 押圧部材34の突起34a,34aを無くすことも可能であり、無くても同様の誤差を吸収する効果が生じうる。

    また、このような押圧部材34を省略し、図10のように構成してもよい。 すなわち、締め付けねじ33Aにより一方の支持部材32Aを介して他方の支持部材32Bを押圧することで、支持部材32Bを下パイプ70外周面上に当止させると同時に支持部材32Aを支持部材32Bに当止させ、双方を回動不能に固定するように構成することも好ましい例である。 このように構成することで、同じく上記寸法誤差による不都合を回避することができる。 ここで、支持部材32A,32Bには軸中心方向に互いに掛合する掛合部53が設けられ、該掛合部53により一方の支持部材32Aが他方の支持部材32Bを押圧することになる。 本例では掛合部53として、一方の支持部材32Aに他方の支持部材32Bの外周面を押圧するための突片が支持部材32Aの方向(下方)に突設されているが、支持部材32Bの径方向途中部の上面に凹溝を設け、掛合部として該凹溝に係合する凸部を設けたものでもよい。

    支持部材32A,32Bおよび固定用部材31の外装部51、51は、下パイプ70の外周面上に直接外装されているのではなく、合成樹脂製のスペーサ部材35を介して下パイプ70に外装されているが、このようなスペーサ部材35を省略し、スタンド本体7(下パイプ70)の外周面上に直接外装されるように構成してもよい。

    支持部材32A,32Bは、上下一対の外装部51、51に挟まれるように同軸且つそれぞれ上下の外装部51、51に隣接配置されている。 したがって支持部材32A,32Bを固定用部材31の前記外装部51、51間に軸方向にぶれることなく安定姿勢で回動可能に装着できると同時に、スタンド脚2から受けるスタンド荷重の反作用力を確実に支持することができる。 ただし、このような構造に限定されるものではなく、例えば図11に示すように、外装部51を一つのみで構成するとともにその上下一方の隣側に複数の支持部材を同軸に並べて配置したり、或いは図12〜図14に示すように一つの外装部51の上下双方にそれぞれ支持部材を同軸に隣接配置させたものでもよい。

    図12及び図13に示す例は、外装部51を一つのみ設け、内周側に開口する溝部54を、ナット36が回転不能に係合される溝部とこれに連通する内周側の縦長の溝部より構成し、該縦長な溝部内に、外装部51の上下にそれぞれ配置される支持部材32A,32Bの外周面を押すための突部34aを上下に有する縦断面視略コ字状の押圧部材34を介装してなるものである。 締め付けねじ33Aを締め付けると、雌ねじ部50より下パイプ70側に突出したねじ先端部33aが押圧部材34を介して各支持部材32A,32Bを押圧し、下パイプ70の外周面上に押し付けて回動不能に固定するとともに、外装部51は締め付けねじ33Aの基端方向に移動して下パイプ70の外周面上に当止される。 本例では、スペーサ部材35の上下端に鍔部を設けて支持部材32A,32Bを挟み込んでいるが、その他の構造、たとえば各支持部材32A,32Bと外装部51との間に軸方向に係合するピンと溝を設けた構造などを設けるものでもよい。

    また、図14に示す例は、同じく外装部51を一つのみ設け、外装部51の上下にそれぞれ配置される支持部材32A,32Bの外周面を押すための上下に長い突部39aを左右端部に有し、且つ締め付けねじ33Aが外方から内方に向かって貫通する通孔を備える平面視略コ字状の押圧部材39を、外装部51の雌ねじ部50を有する凸部を覆うように外側に係合した状態に配置し、該押圧部材39の通孔を外方から貫通して頭部が押圧部材39外周面の該通孔周縁部に係止し且つ先端側が前記雌ねじ部50に螺合する締め付けねじ33Aを設けてなる構造である。 締め付けねじ33Aを締め付けると、締め付けねじ33Aの頭部が押圧部材39を介して各支持部材32A,32Bを押圧し、下パイプ70の外周面上に押し付けて回動不能に固定するとともに、外装部51は締め付けねじ33Aの基端方向(頭部の方向)に移動して下パイプ70の外周面上に当止される。 本例においても、スペーサ部材35の上下端に鍔部を設けて支持部材32A,32Bを挟み込んでいるが、その他の構造、たとえば各支持部材32A,32Bと外装部51との間に軸方向に係合するピンと溝を設けた構造などを設けるものでもよい。

    固定用部材31の他の例としては、図15に示すように、スタンド本体7(下パイプ70)に外装される環状の外装部材56と、締め付けねじ33Aが螺合される雌ねじ部50が略中央位置に形成された係止部材57とより分割構成するとともに、下パイプ70に外装された前記外装部材56の上下に支持部材32A,32Bを同軸に外装し、各支持部材32A,32Bには下パイプ70の軸方向に貫通し且つ下パイプ70の周方向に沿って所定角度範囲だけ延びる長穴37を設け、前記係止部材57を各長穴37を縦方向に連通させた状態に挿着し且つ雌ねじ部50に対して外方から締め付けねじ33Aを螺合し、貫通したねじ先端部33aで前記外装部材56の外周面を直接又は他の部材を介して押圧することで、該外装部材56を下パイプ70の外周面に対して当止させると同時に各支持部材32A,32Bを前記係止部材57及び長穴37を介して外方に引き寄せ、同じく下パイプ70の外周面に対して当止させ、回動不能に固定する構造も可能である。

    また、例えば図16又は図17に示すように、支持部材32A,32Bのうち一の支持部材に締め付けねじ33Aを螺合し、各支持部材を締め付けねじの軸方向に押し付け若しくは引き寄せてスタンド本体7(下パイプ70)外周面上に当止させる構造とすることで、固定用部材31を省略することもできる。 図16は、一方の支持部材32Aに他方の支持部材32Bの外方位置まで延出する凸部58を設け、該凸部58に前記締め付けねじ33Aが外方から螺合して内側に貫通し、該締め付けねじ33Aのねじ先端部33aが支持部材32Bの外周面を直接又は他の部材を介して押圧することにより、該支持部材32Bを下パイプ70外周面上に押し付けて当止させ、且つ当該支持部材32Aが外方に引き寄せられて同じく下パイプ70の外周面上に押し付けられて当止する構造である。

    また、図17は、一方の支持部材32Aに同じく他方の支持部材32Bの外方位置まで延出する凸部58を設け、該凸部58に下パイプ70の周方向に沿って所定角度範囲だけ延び且つ前記締め付けねじ33Aが外方から内方に向かって貫通する長穴38を設けるとともに、他方の支持部材32Bの外周面上に開口する雌ねじ部50を設け、前記凸部58の長穴38を外方から貫通して頭部が支持部材32Aの凸部58の外周面における前記長穴38開口周縁部に係止し且つ先端側が前記雌ねじ部50に螺合する締め付けねじ33Aを設けることにより、締め付けねじ33Aの頭部及び凸部58を介して支持部材32Aを下パイプ70外周面上に押し付けて当止させ、且つ当該支持部材32Bが外方に引き寄せられて同じく下パイプ70の外周面上に押し付けられて当止する構造である。

    第二の支持具3Bは、図6〜図9に示すように、スタンド本体7の下パイプ70の外周に互いに同軸で該下パイプ70の中心軸を中心に左右に回動可能に被着される支持部材32A、32Bと、固定用部材31及び締め付けねじ33Bよりなる固定手段30とを備えている。 そして、第一の支持具3Aの場合と同様、締め付けねじ33Bを操作して各支持部材32A,32Bの下パイプ70に対する回動角度(固定位置)を調整することにより、各スタンド脚2における下パイプ70の軸を中心とした左右回動位置を調整することが可能となる。 但し、第一の支持具3Aとは異なり、第2の支持具3Bは下パイプ70の軸に沿った方向へスライド不能、すなわち上下の位置は固定されている。

    また、締め付けねじ33Bは、蝶ねじではなく専用工具で操作するボルトとされ、これを囲んで折り畳んだペダルがボルトの頭に当たらないように保護するためのゴム製又は合成樹脂エラストマー製等の保護カバー63が設けられている。 その他、第二の支持具3Bの構成及び変形例については、第一の支持具3Aの構成及び各種変形例とほぼ同様であるので、同一構造については同一符号を付して説明を省略する。

    スタンド脚2の位置を調整する場合、第一の支持具3Aの締め付けねじ33Aと第二の支持具3Bの締め付けねじ33Bの双方を緩め、双方の支持部材32A,32Bを同じだけ左右に回動させて、二つのスタンド脚2の位置が決まれば双方の締め付けねじ33A,33Bを締め付けて固定する。 脚装置1を折り畳む際には、第一の支持具3Aの締め付けねじ33Aのみ緩め、第一の支持具3Aを上方にスライドさせることで,図18に示すようにスタンド脚が折り畳まれる。 この際、各スタンド脚の左右の位置は第二の支持具3Bにより固定されたまま維持され、次回使用する際にも同じ位置にセッティングできる。

    本例では、第一の支持具3Aと第二の支持具3Bをほぼ同じ構造としたが、互いに異なる構成、すなわち一方又は双方を変形例その他の構造としてもよい。 また、本例の支持具3A,3Bはいずれもスタンド本体7を構成している下パイプ70に被着しているが、一方又は双方をスタンド本体を構成する他の部材(中間パイプ等)に被着させることも勿論可能である。

    以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。

    1 脚装置 2 スタンド脚 2a 端部 3A,3B 支持具 4 ペダル装置 7 スタンド本体 20 支持脚 20a 上端部 21 連結ステー 21a 他端部 30 固定手段 31 固定用部材 32A,32B 支持部材 32a 軸受け部 32d 軸 33a 先端部 34 押圧部材 34a 突起 35 スペーサ部材 36 ナット 37 長穴 38 長穴 39 押圧部材 39a 突部 41 ペダル 50 雌ねじ部 51 外装部 52 連結部 53 掛合部 54 溝部 55 通孔 56 外装部材 57 係止部材 58 凸部 63 保護カバー 70 下パイプ 71 上パイプ 72 昇降ロッド 73 シンバル受け具 74 シンバル保持具 76 張力調整装置 80 下部シンバル 81 上部シンバル H ハイハットスタンド

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