Passenger boarding state guidance management system

申请号 JP15667893 申请日 1993-06-28 公开(公告)号 JPH0710004A 公开(公告)日 1995-01-13
申请人 Matsushita Electric Ind Co Ltd; 松下電器産業株式会社; 发明人 MIURA FUSAKI;
摘要 PURPOSE:To provide a passenger boarding state guidance management system for controlling to grasp the information on the numbers of passengers or the degree of congestion in vehicles such as super-express trains, passenger trains and shuttle buses and provide passengers with such information beforehand. CONSTITUTION:A counting means 10 for counting the number of the passengers getting on and off each vehicle by means of passenger number sensing and counting devices 1-5, 2-5, 3-5 installed at the exits and entrances of a plurality of vehicles 1, 2, 3, 4, ... of a train and functions to transmit this information to the stations, where the train goes to, are provided in vehicles, and in addition, annoucing means 15 which receive and analyze the information and vocally announce the present passenger boarding, state of each vehicle to the passengers who are waiting for boarding.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 列車の複数の車両の乗降口および出入口における客数センサ計数装置により車両毎の乗降客或いは客数状況を計数する計数手段と、該情報を先々の駅に発信する機能を車両内に備え、該情報を受信し分析し車両毎の現在の乗車状況を待機客に音声により広報放送する放送手段を駅等に備えることを特徴とする乗車状況を管理する乗車状況案内管理システム。
  • 【請求項2】 請求項1の音声により広報放送する放送手段に代えて又は該放送手段とともに、所望する案内情報を表示する表示手段或いは該情報を印字する印字手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗車状況を管理する乗車状況案内管理システム。
  • 【請求項3】 請求項1の客数センサ計数装置により車両毎の客数を計数する手段と、該情報を記録する機能を車両内に備え、該情報を蓄積記憶する手段と、車両毎・
    日時毎の乗車データ情報を統計分析する手段を備えることを特徴とする乗車管理システム。
  • 【請求項4】 請求項1において、車両の狭い出入口に往来する客数を検出するための超高周波センサの手段と、出入を判定するための2対のフォトセンサの手段と、加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置。
  • 【請求項5】 請求項1において、2人が同時に通過できる広口の出入口に往来する客数を検出するために、直線状に複数個の体温センサを配設して受光範囲内の温度変化を感知する収集する手段と、各体温センサによる温度変化の感知パターンを認識して同時の通過客数を判別する手段、対のフォトセンサで出入を判定するための方向判定する手段と、この加減値を累積加減計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ装置。
  • 【請求項6】 請求項1において、一般体格の複数人の乗降客が同時に通過できる広口の出入口に往来する客数を検出するために、直線状に別の複数個の体温センサを配設して受光範囲内の温度変化を感知する収集する手段と、各体温センサによる温度変化の感知パターンを認識して同時通過客数を判定する手段、体温センサと対の同数個のフォトセンサで出入を判定するための方向判定する手段と、この加減値を累積加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、新幹線、旅客列車、路線バスなどの車両の客数や混雑度合を把握して、乗車客に事前にそれらの情報を提供するために管理をする、乗車状況案内管理システムに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】新幹線、旅客列車、路線バスなどの時刻表・ダイヤの改正に当たっては、乗車混雑の緩和や経済的な車両配置などを目的に、車両の乗車数や混雑度の計測などの交通量調査を実施する。 その交通量調査には、
    従来より大掛かりな人員を出勤して所望の場所の通過客数を手作業でカウントし集計している。

    【0003】又、専用乗車口と専用下車口と分離した路線バスの停留所毎の乗車数を計数し、そのデータを集計し分析することで、バスのダイヤ改正に活用している交通システムの事例もある。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のような従来の客数を計数する方式では、所望の場所毎に測定者を多数配置して人海戦術的に時間と人員を掛けて測定する必要があるうえ、その測定データの集計分析には日数が掛るため、即日即時の活用をすることができない。 しかるに、車両の乗車状況は、日々刻々常に変化するものであり、乗車客は、その変化に応じて列車を選択して、より快適に、より敏速に目的地に移動することを望んでいる。

    【0005】例えば、東海道新幹線で新横浜駅から新大阪駅へ出張する場合において、座席に座れなかった時には、空いている車両を捜して列車内を移動するか、そのまま少なくとも名古屋までの長時間は立ったままいなければならない。 又、別の事例においては、同一の列車において、部分的に極度に混雑している車両がある時でも先頭車両に座席が空いている状態があり不能率的な輸送をしている。

    【0006】上記の事例でも明らかなように、従来は新幹線、旅客列車、路線バスなど車両の客数や乗車状態を刻々把握して、先々の駅でこの情報を待機客に報知することができなかったため、快適な列車の利用サービスを提供することができないという問題があった。

    【0007】本発明は、このような従来の方式の問題を解決するものであり、車両毎の客数をセンサで測定し車両毎の客数を先々の駅に伝達し、先々の駅で待機する客にこの情報を報知することにより、利用客へのサービスを向上させた乗車状況案内システムを提供するものである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、車両の乗降口や車両連結の出入口に、客の通過を計数する客数センサ計数装置を設け、現在の車両中の客数を測定把握するようにしたもので、この情報を先の駅に伝送する手段を設け、先の駅にはこん情報を受信して分析して記録して、次々に到着する車両毎の客数や乗車状況を報知する手段を設け、事前に乗客に報知させるようにしたものである。

    【0009】また、本発明は上記の乗降口や車両連結の出入口に設ける客数センサ計数装置において、超高周波などにより通過客を計数する手段と、その通過客が乗降の判別及び出入の判別する手段により加減算して、即日即時の車両内に滞在する客数を把握するようにするものである。

    【0010】

    【作用】したがって、本発明によれば、車両の客数を計数して先の駅に伝達し、先の駅で本システムにおける車両毎の客数状況や混雑度を表示することにより、先の駅で待機している乗車予定者がどの車両に乗車したら快適な旅ができるかを判断することができるという効果を有する。

    【0011】更に、本発明による客数センサ計数装置を、車両の乗降口や車両の連結入口に設置することにより、例えば超高周波センサで通過客を感知し、対のフォトセンサでその通過客がその車両に入るのか出るのかを判定して、通過客のアップダウンカウンタで加減算することによって、刻々変化する現在の乗客数を正確に計数することができ、乗客サービス向上や列車ダイヤ改正などに活用できる有効なデータを容易に収集することができるという効果を有する。

    【0012】

    【実施例】

    (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す。 この第1の実施例における乗車状況案内管理システムは車両の乗車数の状況を先の駅などの待機客に音声放送し、随時に誘導案内できるようにしたものである。

    【0013】図1において、1〜4…は複数連結された新幹線等の列車の車両であり、1−1〜1−4、2−1
    〜2−4、3−1〜3−4、4−1〜4−2…は、各車両1〜4の乗降口に設けた客数検出計数装置であり、1
    −5、2−5、3−5…は、車両1〜4の連結部の出入口に設けた客数検出計数装置である。 10は伝達装置であり、上記各客数検出計数装置からの客数情報を収集・
    集計して、停車予定の先の駅に送信する機能を有する。

    【0014】例えば、新幹線の「ひかり号」が東京駅を出発して、新横浜駅、名古屋駅、新大阪駅にのみ停車すべく、新横浜駅に向かって走行中であるという場合を想定する。

    【0015】東京駅では、1号車から5号車の自由席の車両の乗降口から整然と乗車し、出発前に売店に買い物に出入りする乗客もいたとする。 各車両の乗降口に設けた客数検出計数装置によって、乗降口を通過する客数が計測される。 乗る客数はプラス、降りる客数はマイナスとして計数する。 更に、車両連結部の出入口の客数検出計数装置より、車両に入る客数はプラス、出る客数はマイナスとして計数する。 したがって車両毎の現在の滞在する客数は、その車両のすべての乗降口と出入口に備えた客数センサの計数値の合計計数となる。 発車後に車両間を移動した客数も計数することができる。

    【0016】上記の各車両の客数、乗降口と出入口毎の通過客数などの客数データを列車内に設けた伝達装置1
    0で収集し、先の駅20等の受信装置11に送信する。
    20−1は先の先の駅、20−2は更に先々の駅などで、そこには、上記伝達装置10からの客数データを受信装置11で受信し、通信回路12でデータ化し、データ制御装置13の制御に基づき、音声放送乗客案内装置15で乗客に明確に案内放送する。

    【0017】また、音声放送乗客案内装置15は、データ制御装置13で制御されており、合成音声発生機によって自動的に案内する放送システムに組み入れることができる。

    【0018】上記のように構成された第1の実施例に示す乗車状況案内管理システムの効果について述べる。

    【0019】新大阪駅で行くために新横浜駅で「ひかり号」を待機している客は、快適な旅をするためにゆっくりと座りたいと希望している。 仮に新横浜で座れないと少なくとも名古屋駅まで立たなければならない。 そこで、上記音声放送乗客案内装置15により列車の車両毎の乗車率、混雑度を案内放送し、これにより、客は空席のある乗車口に並んで到着する列車を待つことができる。 仮に次の列車に空席がなく、次の次の列車に空席が多くある情報を得たときには、時間に余裕がある客は少しの遅れであれば、空いている次の次の列車でゆっくり座って新大阪駅へ行くことを選択することもできる。

    【0020】又、別の事例においては、同一の列車において、部分的に極度に混雑している車両がある時でもその他の車両に座席が空いている状態があり、乗降客が特定の乗降口に集中すると、能率的な輸送を妨げるばかりでなく、乗降時間が長くなるため列車ダイヤの遅れや、
    乗降時の災害が生ずるおそれがある。

    【0021】かかる場合において、本実施例の乗車状況案内管理システムは、空いた車両に客を誘導案内でき、
    多くの車両に均一に乗車させ乗客の運輸効率を向上させることができる。 したがって、乗客の快適な旅を案内サービスすることになり、混雑した車両の集中を避け、乗り降りの安全及び乗降時間の短縮が実現できる。

    【0022】(第2の実施例)図2は本発明の第2の実施例の構成を示す。 この第2の実施例における乗車状況案内管理システムは、車両の乗車数の状況を先の駅などの待機客に案内表示する表示手段を備え、随時に誘導案内できるようにしたものである。

    【0023】図2において、図1と同一の部分には同一符号を付してその構成説明を省略し、図1と異なる点を重点に述べる。

    【0024】この第2の実施例において、特徴とするところは印字装置16および表示装置18を新たに設けた点にある。 表示装置18は、先の駅で待機する客がキーボード17から乗車希望の列車番号を入すると表示装置18に該列車の車両毎の乗客情報を表示し、印字装置16で書類にする。

    【0025】表示装置18の画面には、乗客案内表示例18Aに示すように、車両毎の種別(自由席、グリーン車、普通車指定席など)と、車両毎に或いは乗降口ごとに対応して空席数の有無、乗客率、混雑度合が表示される。 上記空席数は、その車両の座席数と乗客数との差、
    乗客率は乗客数と定員数との比率、混雑度合は乗客状況の混雑の程度を分かり易い文章で表現する。 この表現は、例えば、「座れないが新聞を読める余裕があります」、「座れないが単行本を読める程度の混み具合です」、「車内を通行することが不可能です」などと、理解し易い表現文章で簡潔にイメージできるように区分する。

    【0026】又は、表示装置18の画面には、別の表示例として上記乗車情報をイラスト図で描写するものである。 例えば、キーボード17などから乗車希望列車番号を入力すると該列車の車両毎の乗車情報、すなわち空席数の有無、混雑度合等を色別表示あるいは色の濃淡や網掛け表示や挿し絵などで表示する。 したがって、一見して容易に識別し理解できる。

    【0027】このように上記第2の実施例によれば、第1の実施例と同様に待機する客に事前に希望する乗車情報を認識させ案内することができるほか、表示装置18
    の画面により、該情報を表示することによって乗車前の慌ただしい時に、容易に車両の選択判断を目視で確認することができ、より一層の効果がある。

    【0028】また、印字装置16によって、上記の希望する乗車情報を印字出力して、客に配布することも可能である。

    【0029】(第3実施例)図3は本発明の第3の実施例の構成を示す。 この第3の実施例における乗車管理システムは、客数計数装置により車両毎・日時毎の客数を計数し、該情報を記録する機能、車両毎の乗車データ情報を統計分析する機能を備え、これにより、列車ダイヤ・時刻表を作成する折に活用できるようにしたものである。

    【0030】図3において、列車の各車両1〜4…の各乗降口には、図1に示す場合と同様に乗客検出計数装置1−1〜1−4、2−1〜2−4、3−1〜3−4、4
    −1〜4−2…が設置され、車両間の連結部の出入口にも乗客検出計数装置1−5、2−5、3−5、…が設置されている。 さらに列車内には記録装置21が新たに設置されている。 この記録装置21は、各車両の客数、乗降口と出入口毎の通過客数などの客数データを収集し、
    集計し記録する。

    【0031】ダイヤ作成改正する交通センター28などには、上記記録装置21からの客数データを読み取る読取り装置22、データ制御装置23の制御分析に基づき、大容量の記憶装置24でデータを蓄積ファイルし、
    印字装置25で書類にし、ディスプレイ装置26で画面表示することができる。 列車に設けた記録装置21は、
    フロッピーディスク装置やICカード装置・磁気カード装置等のように、データを読み取り装置22で読み取り、大容量の記憶装置24に移管できるものが適している。

    【0032】上記の収集された多くの数値データを使用目的に応じて、データ制御装置23により項目を選択して、統計的処置して、平均値・最大値・最小値・偏差値・変換点・特異点・精算値などの計算や、順位付け・シュミレイション・ヒストグラムなどの情報処理・照会・
    検索・管理することに適応させている。

    【0033】その分析処理した時刻ダイヤ作成改正の成果物を、印字装置25で書類にし、ディスプレイ装置2
    6で画面表示することができる。

    【0034】各日時での乗客数、乗車率や各駅での乗降客数などの多くのデータを記録して、列車毎のデータを蓄積することができる。 これらのデータを分析してダイヤ作成改正の時に、乗客の混雑緩和、経済性を考慮した列車の配車、時刻設定をすることができ、木目細かく活用できる。

    【0035】したがって、従来のような多くの人員を導入した人海戦術的な交通調査に比べて、本発明で実現する乗車状況案内管理システムは、遥かに多量のデータが収集でき、あらゆる要因からの分析が可能な精度の高いデータを蓄積することができる。 更に、従来の人手作業による交通調査のデータ収集に比べて、記憶装置14によるデータ収集は費用や手間が簡易であるため、従来の人手作業による交通調査は省略することができる。

    【0036】上記の説明以外に、各列車・車両毎のデータ情報を列車に設けた記録装置21で記録した記録媒体を、交通センターなどの読み取り装置22で読み込む場合に、大量の記録媒体を並行して読み取ることができる集信読み取り装置を備えることが可能である。

    【0037】このように上記第3の実施例によれば、客数センサ計数装置により車両毎の客数を計数する計数手段と、該情報を先々に発信する機能を車両内に備え、該情報を蓄積記録する手段と、車両毎・日時毎の乗車データ情報を統計分析する手段とを備えることを特徴とする乗車管理システムを実現でき、列車ダイヤを作成管理する折に有効に活用することができる。

    【0038】各日時での列車毎の乗降口毎の乗客数、乗車率や各駅での乗降客数などの多くの蓄積データにより、例えば季節時の臨時列車の配備、乗降客数の量による列車の配備や、プラットホームの拡張や改札口の配置などの工事計画などに活用することができる。

    【0039】上記の実施例の構成では、車両毎のデータ情報を列車に設けた記録装置21で収集し集計し記録して、その記録媒体をダイヤ作成改正する交通センターなどの読み取り装置22で読み込むようにしているが、記録装置21に伝送機能を備えて上記の収集した記録データを随時に通信部27で受信して大容量の記憶装置24
    に移管しファイルする方式が含まれている。 伝送機能は、例えば、各種の変調波を無線通信・有線通信による伝達方法である。

    【0040】(第4の実施例)図4は本発明の第4の実施例の客数センサ計数装置の構成を示すもので、図4−
    1は、車両乗降口の測定場所を正面から見た図で、図4
    −2は、車両乗降口の測定場所を上面から見た図で、図4−3は車両乗降口の測定場所を側面から見た図であり、図5はその説明のためのタイミング図である。

    【0041】第4実施例は、新幹線の車両乗降口のように、2人以上が並行して出入りできないような狭い出入口において、乗降する客数を計数することを実現するものである。

    【0042】図4において、31は客数計測場所を通過する客32に遮断される受光範囲内31−1での、その反射時間の変化を感知してパルス信号を発生する微分型の超高周波センサである。 34、36は、対のフォトセンサでその通過客がその車両に入るのか出るのかを判定する方向センサで、38はアップダウン・カウンタで、
    通過する客数を計数する装置である。

    【0043】出入口37を通過する客32が横切る高さhの位置で、出入口37の両側面に光を発生する2つのLED(33、35)とその光を受光する2つのフォトセンサ(34、36)を並行に対で設置する。 これらのLED(33、35)とフォトセンサ(34、36)とは、並行に対向した位置で、床からの高さhは大人ばかりでなく子供の客の通過を認識するために60cmから1
    10cm程度が適している。 2対のLED(33、35)
    からの発光線は、間隔dで平行にフォトセンサ(34、
    36)で受光できるように対面し、互いに干渉しないように遮断する。

    【0044】次にこの第4の実施例の動作について、図4と図5で説明する。 乗降する客数を計数し始める前に、クリアリセット信号CLでアップダウン・カウンタ38の蓄積カウント数を零にする。 狭い出入口などの客数測定場所37を客32が通過すると、この客32が超高周波を遮断して、その反射時間の変化を超高周波センサ31が感知して、これに伴って微分型のパルス信号D
    を発生し、アップダウン・カウンタ38のデータ入力D
    に入力する。 このアップダウン・カウンタ38は、パルス信号Dの入力により、1人の客32の通過を認識して「+1」ずつカウントアップし、通過客数を計測する。
    図4−2に示すように、2対のLEDとフォトセンサから成る方向センサは、出入口の入口側のセット(33、
    34)とそれに等間隔dの室内側セット(35、36)
    で、乗車する客32Aが出入口を通過すると、先ず入口側の方向センサ(33,34)が感知して定時間t1のパルス信号I(図5(3))、をセンサ34から発生し、次に室内側の方向センサ(35,36)が感知して定時間t1のパルス信号O(図5(4))を方向センサ36から発生する。 この方向センサ34、36からのパルス信号I、Oが、アップダウン・カウンタ38のI、
    Oに入力する。 アップダウン・カウンタ38は、パルス信号Iがパスル信号Oより先に38に入力すれば、カウンタ38のディレクション信号(図5(5))をINと判定し、乗車する客数を計数することができ、その逆はOUTと判定して客数を減算する計数を行う。

    【0045】また、下車する客32Bが出入口を通過すると、先ず室内側の方向センサが感知して定時間t1のパルス信号O(図5(4))をセンサ36から発生し、
    次に入口側の方向センサ(33,34)が感知して、上記の逆になり、アップダウン・カウンタ38はディレクション信号(図5(5))をOUTと判定し、下車する客数を計数することができる。

    【0046】したがって、累積の乗車する客数(図5
    (6))、累積の下車する客数(図5(7))と、その差の客数(図5(8))とを計数することができる。

    【0047】尚、2つのパルス信号I、Oの先着判定可能時間tpは、2つのパルス信号I、Oの入力時間差t
    2以下でなければならないが、半導体の場合は十数ns
    (ナノ秒)である。 上記の2つのパルス信号I、Oの入力時間差t2は、平行の2対の発光線の間隔dと通過客の通過速度vとの比であり、dを10cmに設置すれば、
    通過客の通過速度vを83cm/秒で、t2は120ms
    (ミリ秒)であり、上記のtpはt2に比べ充分に小さく無視できる値である。

    【0048】又、接近した乗降客が、測定場所を通過する場合でも、超高周波センサ31が客を感知して、微分型のパルス信号D(パルス幅t3=200ms)を発生し、方向センサのパルス信号I、Oがパルス幅の定時間(t1=500ms)であるために、正確に認識して計数することができる。

    【0049】上記実施例から明らかなように、請求項1
    における新幹線の車両乗降口のように、2人以上が平行して出入りできないような狭い出入口において、乗降する客数を正確に計数することを実現できる。

    【0050】(第5の実施例)図6は、本発明の第5の実施例の客数センサ計数装置の構成を示すもので、図6
    の図6−1は、2人が並行して出入りできる広い車両乗降口の測定場所を正面から見た図で、図6−2は、車両乗降口の測定場所を上面から見た図であり、図7の及び図8はその説明のための加算値選択表で、図7は1人の加算値選択表で、図8は、2人の加算値選択表である。

    【0051】第5の実施例は、広口扉の車両乗降口のように、2人が並行して出入りできる広い出入口において、乗降する客数を計数することを実現するものである。

    【0052】図6において、41(41−1〜41−
    7)は客数計測場所47を客42が通過すると、その客42の赤外線を吸収することにより生ずる温度変化を感知してパルス信号を発生する微分型の赤外線センサである。 49は、各赤外線センサ41の受光範囲内51(5
    1−1〜51−7)の複数個の赤外線センサの感知パターンを認識する装置である。 44、46は、対のフォトセンサでその通過客がその車両に入るのか出るのかを判定する方向センサで、48はアップダウン・カウンタで、通過する客数を計数する装置である。

    【0053】次に上記の本発明の第5実施例の動作について、図6と図7及び図8で説明する。

    【0054】同時に2人が並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所47の上方に、複数個の赤外線センサ41を通過客の進行方向と直行する方向に直線状に配備する。 複数個の赤外線センサ41の間隔は、それぞれの受光範囲の直径51と同一距離であり、一般的体格の人間の横幅に対して約1/3の長さに設定する。

    【0055】図6の事例において、広い出入口などの間口を120cmで、2人が並行して出入りできる所で、7
    個の赤外線センサ41を17cm間隔で9cmに直線状に配設し、受光範囲の直径51を17cmとし最大幅部分で温度変化感知帯を形成しているものとする。 49は、感知パターン認識部であり、7個の赤外線センサ41(41
    −1、41−2、…41−7)からのパルス信号の入力パターンに基づいて通過客数を表す加算値を選択するために感知パターンを分析する。

    【0056】加算値選択表図7の(a)〜(g)の場合には、客数加算値が「+1」と設定され、加算値選択表(図8)の(a)〜(h)の場合には、客数加算値が「+2」と設定され。 それぞれの客数加算値をアップダウン・カウンタ48のDに入力される。

    【0057】出入口47を通過する客42が横切る高さhの位置で、出入口47の両側面に光を発生するLED
    (43、45)とその光を受光するフォトセンサ(4
    4、46)を並行に2対で設置する。 2対のLEDとフォトセンサから成る方向センサは、出入口の入口側のセット(43、44)とそれに等間隔dの室内セット(4
    5、46)で、乗車する客42が出入口を通過すると、
    先ず入口側の方向センサが感知して次に室内側の方向センサが感知して、それぞれ定時間t1のパルス信号I、
    Oを46から発生する。 この44、46からのパルス信号I、Oがアップダウン・カウンタ48のI、Oに入力する。 アップダウン・カウンタ48は、パルス信号Iがパルス信号Oより先に48に入力すれば48のディレクション信号をINと判定し、乗車する客数を係数することができる。 また、下車する客が出入口を通過すると、
    上記の逆になり、下車する客数を係数することができる。 このアップダウン・カウンタ48の動作説明は、第4実施例とほぼ同様であるので省略する。

    【0058】次に、図7の加算値選択表は、図6における客数計測場所47を通過する客42が1人の場合に、
    ここに配備された7個の赤外線センサ41(41−1、
    41−2、…41−7)から感知パターン部49に入力されるパルス信号のパターンを示す説明図であり、この11通りのパルス信号(a)〜(k)は、先に述べたように7個の赤外線センサ41の各々が1人の客が客数計測場所47を通過することにより生じる温度変化感知信号である。 また、図8の加算値選択表は、図6における客数計測場所47を通過する客42が同時に2人の場合に、7個の赤外線センサ41の各々が生じる温度変化感知信号がパルス信号(a)〜(v)の22通りである。
    例えば、客数計測場所47を通過する客42が1人の場合、一つの赤外線センサ41による受光範囲の直径51
    が、一般的体格の人間の横幅に対して約1/3の長さであることから、この客42による温度変化は、配置位置から連続する2乃至3個の赤外線センサ41(41−
    1、41−2、…41−7)により感知される11通りである。 これら11通りの感知パターン(a)〜(k)
    のいずれかによるパルス信号が入力された感知パターン部49は、図7の加算値選択表と照合して客数加算値が「+1」を選択し、計数値「+1」をアップダウン・カウンタ48のDに入力する。

    【0059】一方、図8の加算値選択表の22通りの場合には、計数値「+2」をアップダウン・カウンタ48
    のDに入力する。

    【0060】したがって、請求項1、2における、2人が並行して出入りできる広口の出入口に同時に往来する客数においても、直線状に7個の赤外線センサを配設して受光範囲内の温度変化を感知する収集する手段と、各赤外線センサによる温度変化の感知パターンにより同時に2人の通過する客数を加算する手段、対のフォトセンサで出入を判定するための方向判定する手段と、この加減値を累積加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置を実現でき、広口の出入口から同時に乗降する客数を敏速に正確に計数することができるという効果がある。

    【0061】上記実施例から明らかなように請求項1における一般列車やバスの車両乗降口のように、2人が並行して出入りできる広口の出入口において、乗降する客数を正確に計数することを実現できる。

    【0062】(第6の実施例)図9ないし図11は本発明の第6の実施例の客数センサ計数装置の構成を示すもので、図9は、3人が並行して出入りできる広い車両乗降口の測定場所を正面から見た図で、図10は車両乗降口の測定場所を側面から見た図で、図11は車両乗降口の測定場所を上面から見た図であり、図12はその説明のための加算値選択表であり、図13は本発明の第6の実施例の客数センサ計数装置の動作の説明図である。

    【0063】第6の実施例は、エレベータの広口扉の車両乗降口のように、一般的体格の複数人の客が同時に並行して出入りできる広い出入口において、乗降する客数を計数することを実現するものである。

    【0064】図9において、客数センサ71(71−1
    〜71−11)は、客数計測場所77を客72が通過すると、その客72に赤外線を吸収することにより生ずる温度変化を感知してパルス信号を発生する微分型の赤外線センサである。 79は、赤外線センサの受光範囲内8
    1の(4n+3)個の赤外線センサをの感知パターンを認識する感知パターン認識部である。 74は、赤外線センサ71と対のフォトセンサでその通過客がその車両に入るのか又は出るのかを判定する方向センサで、78はアップダウン・カウンタで、通過する客数を計数する装置である。

    【0065】次に上記の本発明の第6の実施例の動作について、図9ないし図13で説明する。

    【0066】一般的体格のn人の客が同時に並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所77の上方に、(4n+3)個の赤外線センサ71を通過客の進行方向と直行する方向に直線状に配備する。 m(=4n+
    3)個の赤外線センサ71の間隔は、受光範囲の直径8
    1と同一距離であり、一般的体格の人間の横幅に対して約1/3の長さに設定する。

    【0067】一般的体格のn人の客が同時に並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所77の間口の最大幅長さを、(60×n)cmとする。 その客数測定場所77の上方に、m(=4n+3)個の赤外線センサ7
    1を約17cm間隔で両端を均等にする位置に直線状に配設し、受光範囲の直径81を約18cmとし最大幅部分で温度変化感知帯を形成しているものとする。

    【0068】客数計測場所77を通過する客72が1人の場合、一つの赤外線センサ71による受光範囲の直径81が、一般的体格の人間の横幅に対して約1/3の長さであることから、この客42による温度変化は、配置位置から連続する2乃至3個の赤外線センサ71(71
    −1、71−2、…71−m)により感知される。 上記の1人の場合の通過客数を表す加算値「+1」を選択するために感知パターンは、(2×(m−2)+1)通り、即ち(8n+3)通りである。

    【0069】図9の事例において、広い出入口などの間口を180cmで、3人が並行して出入りできる所で、1
    1個の赤外線センサ71を約17cm間隔で両端を5cmに直線状に配設し、受光範囲の直径81を18cmとし最大幅部分で温度変化感知帯を形成しているものとする。 7
    9は。 感知パターン認識部であり、11個の赤外線センサ71(71−1、71−2、…、71−11)からのパルス信号の入力パターンに基づいて通過客数を表す加算値を選択するために感知パターンを分析する。

    【0070】図12に示す加算値選択表の(a)〜
    (s)の場合には、客数加算値が「+1」と設定され、
    その組合せにより感知パターンを選択し、それぞれの客数加算値をアップダウン・カウンタ78のDに入力される。 図12の加算値選択表は、図9における客数計測場所77を通過する客72が1人の場合に、ここに配備された11個の赤外線センサ71(71−1、71−2、
    …、71−11)から感知パターン部79に入力されるパルス信号のパターンを示す説明図であり、この19通りのパルス信号(a)〜(s)は、先に述べたように1
    1個の赤外線センサ71の各々が1人の客が客数計測場所77を通過することにより生じる温度変化感知信号である。

    【0071】一方、複数人の客72が同時に客数計測場所77を通過する場合、これらの客72個々による温度変化パターンは客数計測場所77を通過する客72が1
    人である場合と同様である。 このため、例えば同時に2
    人の客72が通過する場合、11個の赤外線センサ71
    を配備した客数計測場所77における具体的なパルス信号の入力パターンは、上記の図12の加算値選択表の1
    9通りのパターン(a)〜(s)のいずれか二つのパターンを組み合わせたパターンとなる。 そこで、上記組合せパターンのパルス信号が入力された感知パターン認識部79は、客数加算値が「+2」と選択し、それぞれの客数加算値をアップダウン・カウンタ78のDに入力される。

    【0072】図10において、赤外線センサと対向の同数個の反射型フォトセンサ74(74−1、74−2、
    …、74−11)は、出入口77を通過する客72が出るか入るかを判定するための方向判定する手段で、出入口77の上部面に超高周波を発生するLED73(73
    −1,73−2,…,73−11)と、通過する客72
    に反射した超高周波を受信するフォトセンサ74を対向に対で設置する。 赤外線センサと対の同数個の反射型のLEDとフォトセンサから成る方向センサは、反射時間の反応により通過する客72が出るか入るかを判定する。 反射時間が短縮すれば、客が入って来ると判定し、
    逆に反射時間が増加すれば、客が出ていくと判定するものである。 この判定結果からのパルス信号I/Oがアップダウン・カウンタ78のI/Oに入力する。 アップダウン・カウンタ78は、パルス信号Iが入力すれば78
    のディレクション信号をINと判定し、乗車する客数を計数することができる。 また、下車する客が出入口を通過すると、上記の逆になり、下車する客数を計数することができる。

    【0073】すなわち、客72が客数計測場所77を通過した時に微分型の赤外線センサ71が赤外線を吸収することにより生ずる温度変化を感知してパルス信号を発生した時に、LED73からの方向センサ74への到達時間T0と、その定期後にLED73からの方向センサ74への到達時間T1とを時間比較して、客の出入りの方向を判定する。 例えば、方向センサ74は、客が入る場合には、T1はT0に比べて短くなり、パルス信号I
    /OをINを出力し、逆に客が出る場合には、T1はT
    0に比べて長くなり、パルス信号I/OをOUTを出力する。 なお、客数計測場所77を通過する客がいない時には、感知のパルス信号がないのでLED73からの発信は基本的にないが発信しても床などで反射するので、
    この時の反射時間は特定の時間TCで、T0とは区別できるものである。

    【0074】図13において、本発明の第6の実施例の図9の事例の客数センサ計数装置が広口の出入口から同時に乗降する客数を計数する動作の説明をする。 例1
    は、同時に2人の客が下車する場合で、例2は、同時に2人の客が乗車し1人が下車する場合である。 配列した11個の赤外線センサの感知パターンにより同時通過客数を加算し、赤外線センサと対の同数個のフォトセンサで出入の方向を個々に判定することにより、測定場所を同時に往来する客数をそれぞれ計数することができ、アップダウン・カウンタ78のI/Oに入力し、それぞれ出入りの累計の加減算計数することができる。

    【0075】具体的に、例1では、配列した11個の赤外線センサの感知パターンが71−1、−2、−3、−
    5、−6、−7が感知したパターンであることにより、
    図12の(b)と(j)との組合せであるので、同時通過客数が一般的体格の人間2人と判定する。 出入の方向を個々に判定の出力は、74−1、−2、−3と74−
    5、−6、−7が出るとなり、相互の判定は「下車客が2人」となる。 例2では、配列した11個の赤外線センサの感知パターンが71−1、−2、−3、−5、−
    6、−9、−10、−11が感知したパターンであることにより、図12の(b)と(h)と(r)との組合せであるので、同時通過客数が一般的体格の人間3人と判定する。 出入の方向を個々に判定の出力は、74−1、
    −2、−3と74−9、−10、−11が入る、74−
    4、−5、−6が出るとなり、相互の判定は「乗車客が2人と、下車客が1人」となる。 ただし、上記例2の感知パターンは稀に図12の(a)と(e)と(i)と(r)との組合せで、同時通過客数が子供3人と一般的体格の人間1人と判定することもできるが、方向判定からと、経験確立で相互の判別結果を得ることができる。

    【0076】上記実施例から明らかなように、請求項1、2における、n人の一般的体格の人の乗降客が同時に通過できる広口の出入口に往来する客数を検出するために、直線状に(4n+3)個の体温センサを配設して受光範囲内の温度変化を感知する収集する手段と、各体温センサによる温度変化の感知パターンにより同時通過客数を加算する手段、体温センサと対の同数個のフォトセンサで出入を判定するための方向判定する手段と、この加減値を累積加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置を実現でき、広口の出入口から同時に乗降する客数を敏速に正確に計数することができるという効果がある。

    【0077】また、本発明は、車両の乗車・下車の客数を計数するばかりでなく、一般的に劇場や展覧会などのように複数人の客が同時に並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所における通過人数を計数することに多くの使用効果がある。

    【0078】

    【発明の効果】本発明の請求項1は、上記実施例から明らかなように、各車両の客数、乗降口と出入口毎の通過客数などの客数データを、列車に設けた伝達装置で収集し先の駅等の受信装置に送信し、先の先の駅には、上記の伝達装置からの客数データを受信装置で受信し、通信回路機でデータ化し、データ制御装置13の制御に基づき、記憶装置でデータを蓄積ファイルし、音声放送乗客案内装置15で乗客に明確に案内放送し、印字装置で書類にすることが実現できる。

    【0079】また、音声放送乗客案内装置は、データ制御装置で制御されており、合成音声発声機によって自動的に案内する放送システムに組み入れることができる。

    【0080】また、本発明で実現する乗車状況案内管理システムでは、音声放送乗客案内装置からの列車の車両毎の乗車率、混雑度の放送案内により、客は空席のある乗車口に並んで到着する列車を待つことができる。 仮に次の列車に空席がなく、次の次の列車に空席が多くある情報を得たときには、時間に余裕がある客は少しの遅れであれば空いている次の次の列車でゆっくり座って新大阪駅へ行こうと決定できる。 すなわち、本発明の乗車状況案内管理システムは、空いた車両に客を誘導案内でき、多くの車両に均一に乗車させ乗客の運輸効率を向上させることができる。

    【0081】本発明の請求項2は、上記実施例から明らかなように、第1実施例と同様な効果があるが、待機する客に事前に希望する即刻の乗車情報を認識させ案内することができるが、表示装置の画面により、該情報を表示することによって乗車前の慌ただしい時に、容易に車両の選択判断を目視確認で可能にすることの一層の効果が大きくできる。

    【0082】また、印字装置によって、上記の希望する乗車情報を印字出力して、客に配布することも可能である。

    【0083】本発明の請求項3は、上記実施例から明らかなように、乗客の快適な旅を案内サービスすることになり、混雑した者旅への集中を避け、乗降の安全に、乗降時間の短縮が実現できる。

    【0084】また、記憶装置により、各列車と各車両と各月日・曜日と各時間での乗客数、乗車率や各駅での乗降客数などの多くのデータを記録して、データを蓄積することができる。 これらのデータを分析してダイヤ作成改正の時に、乗客の混雑緩和、経済性を考慮した列車の配車・時刻設定をすることができ、木目細かく活用できる。 従来のような多くの人員を導入した人海戦術的な交通調査に比べて、本発明で実現する乗車状況案内管理システムは、遥かに多量のデータが収集でき、あらゆる要因からの分析が可能な精度の高いデータを蓄積することができる。 更に、従来の人手作業による交通調査のデータ収集に比べて、記憶装置によるデータ収集は費用や手間が簡易であるため、従来の人手作業による交通調査は省略することができる。

    【0085】本発明の請求項4は、上記実施例から明らかなように、請求項1における新幹線の車両乗降口のように、2人以上が並行して出入りできないような狭い出入口において、乗降する客数を計数することを実現できる。 本発明の請求項5は、上記実施例から明らかなように、請求項1における2人が並行して出入できる広口の出入口に往来する客数を検出するために、直線状に配設して受光範囲内の温度変化を感知する複数個の赤外線センサ収集する手段と、各赤外線センサによる温度変化の感知パターンにより同時通過客数を判別する手段、出入を判定するための2対のフォトセンサの手段と、この加減値を累積加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置を実現し、乗降する客数を計数するその時の車両での存在中の客数を効率的に精度良く把握することができる。

    【0086】本発明の請求項6は、上記実施例から明らかなように、請求項1における、n人の一般的体格の人の乗降客が同時に通過できる広口の出入口に往来する客数を検出するために、直線状に(4n+3)個の赤外線センサを配設して受光範囲内の温度変化を感知する収集する手段と、各赤外線センサによる温度変化の感知パターンを認識して同時通過客数を判定する手段、赤外線センサと対の同数個のフォトセンサで出入を判定するための方向判定する手段と、この同時通過客数の加減値を累積加減算計数する手段とで構成する車両の乗車・下車の客数と在籍客数を計数することを特徴とする客数センサ計数装置を実現し、乗降する客数を計数するでその時の車両での存在中の客数を効率的に制度良く把握することができる。

    【0087】なお本発明は、車両の乗車・下車の客数を計数するばかりでなく、一般的に劇場や展覧会などのように複数人の客が同時に並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所における通過人数を計数することに多くの使用効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1実施例の乗車状況案内管理システムの概要の説明図

    【図2】本発明の第2実施例の乗車状況案内管理システムの概要の説明図

    【図3】本発明の第3実施例の乗車管理システムの概要の説明図

    【図4】本発明の第4実施例の客数センサ計数装置の概要の説明図

    【図5】本発明の第4実施例の説明のための加算値選択図

    【図6】本発明の第5実施例の客数センサ計数装置の概要の説明図

    【図7】本発明の第5実施例の説明のための加算値選択図

    【図8】本発明の第5実施例の説明のための加算値選択図

    【図9】本発明の第6実施例の客数センサ計数装置の概要の説明図

    【図10】本発明の第6実施例の客数センサ計数装置の概要の説明図

    【図11】本発明の第6実施例の客数センサ計数装置の概要の説明図

    【図12】本発明の第6実施例の説明のための加算値選択図

    【図13】本発明の第6実施例の客数センサ計数装置動作の説明図

    【符号の説明】

    1,2,3,4,… 列車の車両 10 伝達装置 11 受信機能 12 通信回路機 13 データ制御装置 15 音声放送乗客案内装置 16 印字装置 17 キーボード 18 乗客案内表示装置 20 先の駅 21 記録装置 22 読み取り装置 23 データ制御装置 24 記憶装置 25 印字装置 26 ディスプレイ装置 27 通信部 31 微分型の超高周波センサ 32 客数計測場所を通過する客 33 入口側のLED 34 入口側のフォトセンサ 35 室内側のLED 36 室内側のフォトセンサ 37 狭い出入口などの客数測定場所 38 アップダウン・カウンタで、通過する客数を計数する装置 41、71 微分型の赤外線センサ 42、72 客数計測場所を通過する客 43 入口側のLED 44 入口側のフォトセンサ 45 室内側のLED 46 室内側のフォトセンサ 47 2人が並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所 48、78 アップダウン・カウンタで、通過する客数を計数する装置 49、79 感知パターン認識部 51、81 受光範囲の直径 73 超高周波を発生LED 74 反射型フォトセンサの方向センサ 77 複数人が並行して出入りできる広い出入口などの客数測定場所

    QQ群二维码
    意见反馈