Watch, including the case of elongated shape

申请号 JP2003097847 申请日 2003-04-01 公开(公告)号 JP4276461B2 公开(公告)日 2009-06-10
申请人 ヌーベル・ルマニア エスアー; 发明人 ジャン・ウィルマウス;
摘要
权利要求
  • 細長い文字盤(6)と、時計ムーブメント(5)と、 前記文字盤上の時間表示環(10)に関連付けられた時間指示部材(7、8)と、前記時間表示環の外側に 前記文字盤の1つの端部に近接して配置された追加の指示器(16)と、 前記追加の指示器を修正するための手段(52、53)とを含み、 前記追加の指示器は、カム機構(33、34、49)を介して 前記時計ムーブメントによって周期的に作動する制御レバー(35)によって段階的に駆動される歯を備え たディスク(16)を備える、細長い形状のケース(2)を含む時計であって、
    前記追加の指示器ディスク(16)の歯(44)は、 前記制御レバー(35)の突出部(43)によって駆動される外歯であり、 前記制御レバーは、 前記時計ムーブメントと協働する第1のアーム(36)と、前記突出部が設けられた第2のアーム(37)と、 前記第1のアームと第2のアームの間に位置する回転軸(38)とを備え、少なくとも 前記制御レバーの第2のアーム(37)が実質的に 前記ケース(2)の1つの縁部(51)に沿って延び、 前記修正 するための手段は、 前記ケースの前記縁部に配置されかつ 前記制御レバーをそれの 前記第2のアーム(37)に押し付けることによって回転させるように構成された押しボタン(52)を含むことを特徴とする時計。
  • 前記制御レバーの第2のアーム(37)が 前記ディスク(16)と 前記ケースの前記縁部(51)の間に延びることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  • 前記カム機構は、 前記制御レバーの第1のアーム(36)の片側に配置されたカム表面(49)と、 前記時計ムーブメント(5)によって連続的に駆動されかつ前記カム表面をスプリング(41)の力に対して押すように構成されたピン(34)が設けられた制御ホイール(33)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の時計。
  • 前記制御レバーの第1のアーム(36)が前記制御ホイール(33)と 前記ケースの前記縁部(51)との間に延びていることを特徴とする請求項3に記載の時計。
  • 前記追加の指示器が日付または月相指示器であり、 前記文字盤(6)中の時間表示環(10)の外側に配置された開口(17)中に現れることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  • 前記追加の指示器 であるディスク(16)の軸と 前記修正 するための手段(52、53)が 前記時計ムーブメント(5)の周辺部の外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の時計。
  • 前記ケース(2)および 前記文字盤(6)が卵形形状を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の時計。
  • 前記時計ムーブメント(5)が円形形状を有し、最大半径をもつ卵形ケースの端部(4)に格納されることを特徴とする請求項7に記載の時計。
  • 細長い文字盤(6)と、時計ムーブメント(5)と、文字盤上の時間表示環(10)に関連付けられた時間指示部材(7、8)と、前記時間表示環の外側に 前記文字盤の1つの端部に近接して配置されかつ制御機構を介して 前記時計ムーブメントによって駆動される追加の指示器(16)とを含有する、細長い形状のケース(2)を含む時計であって、
    前記ケース(2)および 前記文字盤(6)は、半径のより大きい1つの端部(4)および半径のより小さい1つの端部(3)を有する卵形形状を有し、 上記時計ムーブメント(5)が実質的に円形であり、半径のより大きい 前記端部(4)の方向に偏心位置に配置されており、 前記追加の指示器(16)が 前記ケースの他方の端部(3)に近接して配置され、 前記追加の指示器の 前記制御機構が 前記ケースの1つの縁部(51)に近接して延びる制御レバー(35)を含むことを特徴とする時計。
  • 前記制御レバー(35)は、 前記ケースの前記縁部(51)に取り付けられた修正押しボタン(52)に関連付けられることを特徴とする請求項9に記載の時計。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、細長い文字盤と、時計ムーブメントと、文字盤上の時間表示環に関連付けられた時間指示部材と、時間表示環の外側に文字盤の1つの端部に近接して配置された追加の指示器と、追加の指示器を修正するための手段とを含み、追加の指示器は、カム機構を介して時計ムーブメントによって周期的に作動する制御レバーによって段階的に駆動される歯付きディスクを備える、細長い形状のケースを含む時計に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    細長い形状の腕時計では、この形状を使用して、時針と分針が回転する文字盤上に一般的な時間表示環と他の追加した指示器とを並置することがすでに知られている。 追加の指示器としては、例えば小さな秒表示(小秒)、ストップウォッチ、日付、月相指示器などがある。 例えば、スイス特許第167847号には、このタイプの腕時計であって、時および分と小秒針とを偏心して表示するために必要な歯車列を担持する追加のプレートを有する従来の時計ムーブメントを備えた腕時計が開示されている。 ケース中に設けられた時計ムーブメントは細長い形状を有し、それの出軸は時計の中心にある。
    【0003】
    スイス特許第218931号には、長方形のケース中に並置された2つの同様の文字盤上に常用時と恒星時をそれぞれ指示するための2組の針を備える船舶のクロノメータの形態をした時計が開示されている。 一般的な時計の動作を行うムーブメントが常用時ディスプレイを直接駆動する。 恒星時ディスプレイは、ケースの長さ方向に配置され、適切な固定された速度伝達比を保証する5つの中間ホイール・セットのカスケードを介して、ムーブメントの秒ホイールから駆動される。 そのような構成は、そのサイズによって、すなわち2つの比較的大きい時間表示環を併設しなければならないので、腕時計中で使用することができない。
    【0004】
    【特許文献1】
    スイス特許第167847号【特許文献2】
    スイス特許第218931号【特許文献3】
    スイス特許第519191号【0005】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明では、ケースの細長い形状を利用して、ケースおよび文字盤の最大寸法の方向に異なる指示器を並置するだけでなく、ケース中にこれらの指示器を駆動する機構を有利な様式で配置しようとするものである。
    【0006】
    特に、月の日付の指示器または月相指示器の場合のように段階的に駆動される追加の指示器の場合の特定の問題は、時計ムーブメントに接続するステッピング駆動機構を妨害することなくその追加の指示器をユーザが修正することができる修正手段の実施形態にある。 従来の解決策は、修正が行われる瞬間に噛み合ったときに駆動機構に損傷を及ぼすのを回避するために機構中にラチェット・システムを組み込むことことであった。 この解決策の欠点は、構成を複雑にする追加の要素を必要とすることである。 別の解決策は、回転するレバーを用い、そのレバーを駆動と同じ方向に回転させることによって修正手段が作動し、一方が他方を妨害するのを防ぐことによって、時計ムーブメントから追加の指示器を駆動することである。 スイス特許第519191号には、このタイプの構成が開示されており、日付指示器用の制御レバーが時計ムーブメントの中心の周りで回転し、修正手段は、押しボタンとして動作しかつ追加のレバーを介してレバーに作用する時計の通常の制御ステムによって形成される。 しかしながら、この構成には、レバーは大きいサイズのものであり、時計ムーブメント表面の大部分を覆うので、大きな欠点がある。 さらに、押し部片機能を有するステムの形態をした制御ステムの構成のため余分な問題が生じる。
    【0007】
    本発明の目的は、細長い形状の時計ケース中の追加の指示器およびその駆動装置および修正手段の有利な構成に起因する上述の欠点を回避することである。 追加の目的は、様々な指示器の構成に美的感覚上合致する形状のケースをもつ時計を提供することである。
    【0008】
    【課題を解決するための手段】
    したがって、追加の指示器ディスクの歯は、制御レバーの突出部によって駆動される外歯であり、制御レバーは、時計ムーブメントと協働する第1のアームと、突出部が設けられた第2のアームと、第1のアームと第2のアームの間に位置する回転軸とを備え、少なくとも制御レバーの第2のアームがほぼケースの縁部に沿って延び、修正手段が、ケースの縁部に配置されかつ制御レバーをその第2のアームに押し付けることによって回転させるように構成された押しボタンを備えることを特徴とする請求項1のプリアンブルに記載のタイプの時計が提供される。
    【0009】
    したがって、制御レバーの第2のアームは、追加の指示器ディスクと、修正押しボタンが位置するケースの縁部との間に延びることが望ましい。 この押しボタンは、このレバー・アームの要素に押し付けることによって直接作動することができ、構成を簡単化し、それに損傷を及ぼす作用力を加えることなくカム駆動機構を一時的に分離させることができる。 したがって、いつでも修正を行うことができる。
    【0010】
    特に有利な実施態様では、ケースおよび文字盤は卵形形状を有し、時計ムーブメントは実質的に円形の形状を有し、最大半径をもつ卵形ケースの端部に格納される。
    【0011】
    本発明の別の実施態様によれば、細長い文字盤と、時計ムーブメントと、文字盤上の時間表示環に関連付けられた時間指示部材と、時間表示環の外側に文字盤の1つの端部に近接して配置されかつ制御機構を介して時計ムーブメントによって駆動される追加の指示器とを含有する、細長い形状のケースを含む時計であって、ケースおよび文字盤は、半径のより大きい1つの端部および半径のより小さい1つの端部を有する卵形形状を有し、時計ムーブメントが実質的に円形であり、半径のより大きい端部の方向に偏心位置に配置され、追加の指示器がケースの他方の端部に近接して配置され、追加の指示器の制御機構がケースの1つの縁部に近接して延びる制御レバーを含む時計が提供される。
    【0012】
    本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら非限定的な例として挙げる、実質的に楕円の形状の腕時計の好ましい実施形態についての以下の説明に記載されている。
    【0013】
    【発明の実施の形態】
    図面に示される時計1は、実質的に楕円の形状、より正確には卵形のケース2を有し、ケース2の上端部3は下端部4の半径よりも小さい半径を有する。 下端部4の半径は、図2および図3に示される輪郭をもつ従来の円形時計ムーブメント5の半径によって決定される。 時計の文字盤6はケース2の形状と同様の形状を有する。 文字盤6の下部には、ムーブメント5の中心9の周りを時間表示環10に面して回転する時針7および分針8、および中心9に対して偏心しかつ特定スケール12に面して回転する小秒針11を備える従来の時計指示部材が設けられている。 ムーブメント5は、好ましくは出願者のタイプ7866NLの一般的な自動時計ムーブメントである。 ムーブメント5は、ムーブメントに対して半径方向に向けられかつ制御クラウン13が設けられた制御ステムを用いて従来の様式で制御される。 ケースの卵形形状のために、制御ステムは旧来の時間表示環10の「3時」位置にはなく、ほぼ「4時」の位置にあり、ムーブメント5はその通常位置に対して30°回転させられており、小秒11は時間表示環10上の「7時」の位置に設けられている。 制御ステムはケース縁部に直に交差する。 ケース2と文字盤6の縦軸はリストバンドの方向に対して平行であり、リストバンドの端部14および15はそれぞれケースの端部3および4に取り付けられる。
    【0014】
    時計の上端部3の側には2つの追加の指示器が配置されている。 それらの指示器の1つは、文字盤6の開口17中に現れるディスク16によって形成される月相指示器である。 他の1つは、状態L(低)とH(高)の間でムーブメント5のバレルのスプリングの張力を指示するように、スケール19に面する円形セクタの中を動く針18によって形成される力残量指示器である。 針18のシャフト20は文字盤の上端部の近くにある。 したがって、2つの追加の指示器は卵形形状の小端部にあり、したがって、時計ムーブメント5によっても時間指示部材7〜12によっても占有されない空間中にある。
    【0015】
    次に、図2および図4を参照しながら、月相指示器の要素およびそれの制御機構について説明する。 これらの要素は、形成される2つの形状に適合した卵形形状を有しかつ時計ムーブメント5の円形プレート24にネジ23によって固定された機構22のプレート上に取り付けられる。 従来の様式で、このムーブメントは、パイプ27(図4)中に取り付けられた中心秒ホイール・セット26、運動作動列28と、分針8を担持するブラインド・キャノンピニオン30と、時針7を担持し、かつ24時間で1回転する制御ホイール33と噛み合う時ホイール32に固定された時ホイール・パイプ31とを含む。 ホイール33は、機構22のプレートの文字盤6の側に取り付けられ、制御レバー35を1日に1回作動させるためのピン34が設けられ、これにより月相指示器ディスク16が1ステップだけ前方に動く。
    【0016】
    レバー35は、2つのアーム36および37とともにレバーを形成する単純な平坦部材によって形成され、アームの間には回転軸38が位置している。 その軸はプレート22中に固定され、内部に保持ネジ40が係合している管39の形態を有している。 スプリング41はレバー35を静止位置に保持させており、その位置では、レバー35の第1のアーム36が停止機構42に対して押しつけられており、一方、その第2のアーム37の端部に配置された突出部43が月相ディスク16の59歯をもつ外歯44に係合していない。 このディスク16は、機構22のプレートに、ネジによって規定される軸45の周りに回転可能に取り付けられ、歯44に係合するようにスプリング47によって押圧されるジャンパ46によって所定の位置に保持される。
    【0017】
    制御レバー35の第1のアーム36の端部はV字形カム表面49を有し、その面をホイール33のピン34が押し、アーム36を外側にスライドさせることができ、レバー35がその軸38の周りを時計方向に回転し、その突出部43が歯44に斜めに係合し、ジャンパ46が次の歯をクリアするまでディスク16を1ステップ前方に動かす。 この動作は1日に1回実行され、したがってディスク16は59日で1回転、すなわち約2太陰月を完了する。 カム表面49のV字形のために、ピン34の作動はホイール33の回転方向がどうであろうと同じであることに留意されたい。 これは時ホイール32とホイール33の間に中間ホイールが不要であることを意味する。
    【0018】
    制御レバー35が、少なくともその第2のアーム37に関して実質的にプレート22の縁部50に沿って、したがってケース2の対応する縁部51に沿って延びているために、月相指示器修正装置は、ケース2の中央部分でスライドしかつユーザが押したときにレバーの第2のアーム37に固定されたピン53に対して図2に示される矢印Pの方向に作用する押しボタン52の形態で非常に単純にすることができる。 この作用はピン34の作用とまったく同じ効果をもつ、すなわちレバー35が時計方向に回転し、ディスク16を1ステップ前方に動かす。 したがって、この作用は、カム表面49がかみ合っているときでも、ピン34とカム表面49とによって形成されるカム機構を妨害しない。
    【0019】
    制御レバー35の単純な細長い形状と時計ケースの縁部51に沿ったレバー35の2つのアームおよび修正手段の構成は、占める場所が非常に少なく、時計ムーブメント5と月相指示器ディスク16の脇の利用できる横方向空間を占有することに留意されたい。 特に、第1のアーム36はほぼ制御ホイール33とケースの縁部の間に延び、第2のアーム37はディスク16とケースの縁部の間に延びる。 レバー35は、時計ムーブメントおよび月相指示器ディスクのそれぞれの位置の間の空間を「またぐ」伝達部材を構成する。 レバーのこの構成には、力残量指示器に必要な空間を占有しないという利点もある。 さらに、必要な場合、ディスクを支持するための手段をムーブメントのそばに配置することができるように、ディスク16の軸45は時計ムーブメントの周辺部の外側にあることに留意されたい。
    【0020】
    力残量指示器針18を駆動する機構の要素について図3を参照しながら説明する。 これらの要素は図面を読みやすくするために透過的に示してある。 このタイプの機構の原理はよく知られているので、ここでは手短に説明する。 それは、遊星歯車56によって形成される差動歯車を含み、それらの入力はそれぞれの歯車を介してバレル57のカバーとバレル・シャフト58とにそれぞれ結合され、これら2つの要素はムーブメント5を駆動するバレル・スプリングによって接続される。 遊星歯車56の出力は、機構22のプレートに固定された2つの停止機構62、63の間で回転することができるフィンガ61に固定された補助ホイール60に摩擦結合された歯付きホイール59(図2)を駆動する。 補助ホイール60は、軸66の周りを回転しかつ軸66を中心とした第1のセクタ歯車67に固定されたラック65の歯64上に噛み合う。 セクタ歯車67は、針18に固定されかつその軸20の周りを回転する第2のセクタ歯車68と噛み合う。 2つの停止機構62および63は、時計の最大および最小力残量値に対応する、針18の2つの端部位置を決定する。 これら2つの位置はまた、図3にそれぞれ連続線および破線で示されるラック65の2つの位置に対応する。
    【0021】
    ラック65およびセクタ歯車67および68は、機構22のプレートと、ネジ72および72によってプレートに固定されたブリッジ70との間に取り付けられる。 力残量指示器駆動機構は月相指示器駆動機構によって占有されない空間を占有することに留意されたい。 この有利な構成はまた、時計の卵形形状、およびこれらの指示器が時計ムーブメント5上に重ならないことに起因する。 さらに、2つの追加の指示器は、時間表示環10の外側にあるので、その内側になければならない場合よりも大きくすることができる。
    【0022】
    産業上の利用分野以上説明した時計の卵形形状は本発明の範囲内で特に有利であるが、本発明の範囲はそのような形状に限定されず、細長い形状、例えば長円形、長方形または樽形の、他のいかなる時計にも適用することができる。 この目的を念頭において、例えば、以上説明した利点から利益が得られるように、それぞれ2つの追加の指示器を文字盤の上部分および底部分に配置するために基本的な時計ムーブメント5および時間表示環10をケースの中心に配置することも可能である。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】従来の時間指示部材、月相指示器および力残量指示器を含む時計の上面の平面図である。
    【図2】月相指示器の駆動機構を示す図である。
    【図3】時計ムーブメントおよび力残量指示器駆動機構のプレートを示す図である。
    【図4】図2の線IV−IVに沿った断面図である。
    【符号の説明】
    2 ケース5 時計ムーブメント6 細長い文字盤7 時針8 分針10 時間表示環16 追加の指示器ディスク33 制御ホイール34、53 ピン35 制御レバー36 第1のアーム37 第2のアーム41 スプリング49 カム表面52 押しボタン

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