Photovoltaic module with indicator

申请号 JP2595199 申请日 1999-02-03 公开(公告)号 JPH11285166A 公开(公告)日 1999-10-15
申请人 Sunwize Technol Inc; サンワイズ テクノロジーズ インコーポレイテッド; 发明人 KULIK DAVID; CHARLES MARTIN; SCHIFF MORTON;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To adjust electric energy for an electronic apparatus by mounting a stand system having a hinge element between a photovoltaic module surface and a supporting surface, and connecting a multiple-voltage controller between a module and a load, thus disposing the module in the optimum direction to an incidence angle.
SOLUTION: A stand system having a hinge element between the front surface of a module 50, and a supporting surface is mounted so that the front surface of the module 50 may be directed in the vertical direction to the sunlight from an electromotive light source. The electric output from the module 50 is fed to a multiple-voltage controller 71 involving a voltage regulator through a conductor 70 to supply light source to electronic apparatuses 73, 75. Therefore, the maximum efficiency of power output from a photovoltaic cell 51 is displayed on a display assembly 52, thus it is possible to adjust the angle of the stand system to the front surface of the module 50 for maximum power output of the cell 51, and feed maximum energy from the photovoltaic module to a load.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 実質的に平面状の光起電性モジュールと、前記モジュールを光源に対して最適な向きに配置するスタンドシステムと、前記モジュールと前記モジュールにより電源供給される負荷との間に電気的に接続された多電圧コントローラと、を備えるシステムにおいて、 前記光起電性モジュールは、 1つの面上に配置された光起電性セルと、 前記モジュール上に配置され、起電光源に対する前記モジュールの瞬間的な向きについての前記モジュールの電力発生効率を示す電気的に駆動される表示装置と、を備え、 前記スタンドシステムは、 前記モジュールに設けられ、前記モジュールを支持面上に配置するための直線的載置端部と、 光起電性セルが配置されるモジュールの面と逆のモジュールの面上に配置される少なくとも1つの無限に調整可能なヒンジ要素と、 前記ヒンジ要素によって前記モジュールに旋回可能に取り付けられ、モジュールの前記載置端部と平行にヒンジ要素から離隔して設けられた支持アームを有する支持部材と、を備え、前記ヒンジ要素は、光起電性セルが配置されるモジュールの面と前記支持面との間の角度を無限に調整可能として前記モジュールを起電光源からの光線に対して実質的に垂直に向けることを可能とし、 前記多電圧コントローラは、 前記光起電モジュールの出力を、前記負荷に適合する所定レベルに維持するための少なくとも1つの電圧調整器と、 前記モジュールの電力出力を監視し、前記電力出力が特定の最小値以下に低下した場合に前記モジュールを前記負荷から分離すると共に、前記電圧出力が前記最小値より大きい特定の最大値より上昇した場合に前記モジュールを前記負荷へ再接続する最大電力追跡器と、を備え、
    前記最大電力追跡器は、モジュールにより前記負荷に電力供給可能な場合には効果を与えないことを特徴とするシステム。
  • 【請求項2】 実質的に平面状の光起電性モジュールと、前記モジュールを光源に対して最適な向きに配置するスタンドシステムと、を備えるシステムにおいて、 前記光起電性モジュールは、 1つの面上に配置された光起電性セルと、 前記モジュール上に配置され、起電光源に対する前記モジュールの瞬間的な向きについての前記モジュールの電力発生効率を示す電気的に駆動される表示アセンブリと、を備え、 前記スタンドシステムは、 前記モジュールに設けられ、前記モジュールを支持面上に配置するための直線的載置端部と、 光起電性セルが配置されるモジュールの面と逆のモジュール面の上に配置される少なくとも1つの無限に調整可能なヒンジ要素と、 前記ヒンジ要素によって前記モジュールに旋回可能に取り付けられ、モジュールの前記載置端部と平行にヒンジ要素から離隔して設けられた支持アームを有する支持部材と、を備え、前記ヒンジ要素は、光起電性セルが配置されるモジュールの面と前記支持面との間の角度を無限に調整可能として前記モジュールを起電光源からの光線に対して実質的に垂直に向けることを可能することを特徴とするシステム。
  • 【請求項3】 前記スタンドシステムは2つのヒンジ要素を含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  • 【請求項4】 前記2つのヒンジ要素は、一方が他方と鏡像関係にあること以外は同一の形状を有することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  • 【請求項5】 前記支持部材は、個々のヒンジ要素から支持アームの個々の端部まで延びる2つの平行な側方部を有することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  • 【請求項6】 前記支持部材の前記平行な側方部および前記支持アームは、全て連続しており、同一の円形断面形状を有することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  • 【請求項7】 実質的に平面状の光起電性モジュールと、前記モジュールと前記モジュールにより電源供給される負荷との間に電気的に接続された多電圧コントローラと、を備えるシステムにおいて、 前記光起電性モジュールは、 1つの面上に配置された光起電性セルと、 前記モジュール上に設けられ、起電光源に対する前記モジュールの瞬間的な向きについての前記モジュールの電力発生効率を示す電気的に駆動される表示装置と、を備え、 前記多電圧コントローラは、 前記光起電モジュールの出力電圧を、前記負荷に適合する所定レベルに維持するための少なくとも1つの電圧調整器と、 前記モジュールの電力出力を監視し、前記モジュールの電力出力が特定の最小値以下に低下した場合に前記電圧調整器を前記負荷から分離すると共に、前記モジュールの電圧出力が前記最小値より大きい特定の最大値より上昇した場合に前記電圧調整器を前記負荷へ再接続するための最大電力追跡器と、を備え、前記最大電力追跡器は、前記負荷がモジュールにより電力供給可能な場合には効果を与えないことを特徴とするシステム。
  • 【請求項8】 2つの電圧調整器が設けられ、その一方は、第1の電圧調整器出力を固定電圧に維持してコンピュータに電源供給し、他方は、第2の電圧調整器出力を選択された電圧に維持して選択された電圧を必要とする装置に電源供給することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は光起電性モジュールおよびそれを含むシステムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】携帯用電子機器において、電を発生する光起電性モジュールがしばしば使用される。 例えば、
    そのようなモジュールを、バッテリーを入れたケースやラップトップコンピュータの如き電気作動装置の外側に配置することが提案されている。 通常は太陽である起電光源に対して手操作でケース自身を向け、モジュールが電気を発生してバッテリーを充電できるようにし、そのバッテリーからコンピュータへ電源供給する。

    【0003】モジュールからの最大電力出力をもたらす、光源に対するモジュールの最適な向きが常に存在する。 その最適な向きは、直接的な太陽光を補う不規則反射光の効果に依存して変化することがあるものの、通常は入射光がモジュールの光起電性セルに対してほぼ垂直に入射する時である。

    【0004】米国特許第4,551,669号は、自動車などの移動体上に配置する光起電性モジュールを開示し、それは位置が変化すると起電光および電力出力が変化する。 モジュールの光電池から電源供給を受け、光強度検出器からの信号に応じて光電池を直列接続と並列接続との間で自動的に切り替える調整システムを設ける。
    そうすることにより、直列接続と並列接続のいずれの構成がより大きな出力をもたらすかに応じて、モジュールを積載した自動車の所定の瞬間的位置におけるセルからの電力出力を増加させることができる。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の特有の目的は2つある。 一つの目的は、先に述べたように、モジュールを入射光に対して最適な向きに配置することを可能とするモジュールのスタンドシステムを提供することである。 もう一つの目的は、光起電性モジュールと、それにより電源供給される電子機器との間の電気エネルギー流を調整するための多電圧コントローラを提供することである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明における改良は、
    1つの面上に光起電性セルを有する実質的に平面状の光起電性モジュールとの組み合わせにある。 そのようなモジュールにおいて、電気的に駆動される表示アセンブリが設けられ、それは起電光源に対するモジュールの瞬間的な向きについての電力発生効率を示す。

    【0007】本発明の1つの改良では、光源に対してモジュールを最適な向きに配置するためにスタンドシステムを設ける。 このスタンドシステムは、支持面上に配置するためのモジュールの直線的な載置端部を含む。 光起電性セルが配置されるモジュールの面と逆のモジュールの面上に、少なくとも1つの無限に調整可能なヒンジ要素を設ける。 支持部材は、ヒンジ要素によってモジュールに旋回可能に取り付けられ、ヒンジ要素と離隔してモジュールの載置端部と平行に延びる支持アームを含む。
    このヒンジ要素は、光起電性セルが配置されるモジュールの面と支持面との間の度の無限調整を可能とし、それによりモジュールの面を起電光源からの光線に対し実質的に垂直に向けることを可能とする。

    【0008】本発明のこの実施形態の好適な形態では、
    スタンドシステムに2つのヒンジ要素を設け、好ましくはそれらを一方が他方と鏡像関係にある点を除いて同一形状とする。 支持部材は、個々のヒンジ要素から支持アームの個々の端部まで延びる2つの平行な側部を含むことができる。 支持部材のこれらの平行な側部および支持アームは、全て連続的であり、同一の円形断面形状を有する。

    【0009】本発明の別の実施形態では、光起電性モジュールと、そのモジュールにより電源供給される負荷との間に多電圧コントローラを電気的に接続する。 少なくとも1つの電圧調整器が設けられ、光起電性モジュールの出力電圧を、負荷に適合するある所定のレベルに維持する。 最大電力追跡器を設けてモジュールの出力電圧を監視し、モジュールの電圧出力がある最小値より小さくなった場合に電圧調整器を負荷から分離し、モジュールの電圧出力が最小値よりも大きいある最大値を超えて上昇した場合に電圧調整器を負荷に再接続する。 負荷がモジュールにより電源供給可能な場合には、最大電力追跡器は動作せず、効果を有しないことが理解される。

    【0010】このシステムの好適な形態には2つの電圧調整器が含められ、その1つは第1の電圧調整器出力を固定電圧に維持してコンピュータへ電源供給し、もう1
    つは第2の電圧調整器出力を選択された電圧に維持して、その特定の電圧を必要とする装置へ電源供給する。

    【0011】

    【発明の実施の形態】まず、図1を参照すると、全体が10で示される光起電性モジュールは平面状本体11を備え、その平面状本体11の上に、負荷のための比較的高電力出力を発生する1次光起電性セル12のアレイが載置されている。

    【0012】本例のモジュール10では、本体11は、
    矩形形状で約10インチ×15インチ(25.4cm×
    38.1cm)の黒いアクリロニトリルブチルスチレン(ABS)のシートである。 本実施例では、本体11上に12個のセル12が載置され、それら全てが従来の方法で適当なバスバー導線12Aにより相互接続されている。 モジュール10のセル12の電力は、導線13によりコネクタ15に出力される。

    【0013】図2に示すように、モジュール10を例えばケース17上に載置し、ケースのふた18などの1つの外面上に固定することができ、その負荷をケース内のバッテリーやラップトップコンピュータとすることができる。 この負荷はコネクタ15によりモジュール10に接続することができる。

    【0014】図3を参照すると、モジュール10は、破線20内に全体が示される表示アセンブリ20へ比較的低い電力出力を供給する。 また、表示アセンブリ20
    は、図1のモジュール本体11の適当な開口内にも見られる。 表示アセンブリ20は、線形電圧調整器21と液晶表示装置22とを備える。 さらに、表示アセンブリ2
    0は、固有の小型2次光起電性セルまたは太陽光センサ24を備える。 以下に述べるように、太陽などの起電光源に対するモジュール10の瞬間的な向きの電力出力効率との関係で、太陽光センサ24は液晶表示装置22のみに信号を送る専用セルとすることが好ましい。

    【0015】図4を参照すると、モジュール10からの電力出力は線形電圧調整器21へ送られ、電圧調整器2
    1は約5または6ボルトの実質的に一定電圧の直流出力を提供する。 一点鎖線で示すように、この電圧出力は、
    タイマー27と関連付けられたサンプルホールド回路2
    6、ウィンドウコンパレータ28および液晶表示装置2
    2へ送られる。 太陽光センサ24からの比較的低電力の出力はサンプルホールド回路26へ送られ、そこで抵抗30およびオペアンプ31が電流出力を電圧信号に変換する。 タイマー27は、ウィンドウコンパレータ28へ送られるべきサンプルホールド回路26からの電圧信号の周波数および期間を決定するために選択的に調整される。 ウィンドウコンパレータ28は、個別のコンパレータ33および34と、既知の方法で作動してサンプルホールド回路26からの電圧信号の変化方向を示す否定論理和回路35とを含む。 その信号の変化が増加である場合、表示装置22上に正方向の変化矢印37が見えるようになる。 その信号の変化が減少である場合、表示装置22上に負方向の変化矢印38が見えるようになる。 信号が一定であり変化していない場合、表示装置22上の中央のバー39が見えるようになる。 また、サンプルホールド回路26からの電圧信号は導線40によりデジタル情報ディスプレイ41にも送られ、そこにその強度レベルが例えば000から999の間の数値により示される。 これにより、太陽光源に対する瞬間的な向きについてのモジュール10の電力出力効率が定量化される。

    【0016】動作時には、モジュール10は、手操作により太陽などの起電光源に向けられる。 起電光の入射または太陽放射がモジュール10に対してほぼ垂直となる場合、太陽光センサ24はその太陽光強度に対して最大の信号を生成し、それに対応する読み値がデジタルディスプレー41上に見えるようになる。 手操作により、入射太陽光がモジュール10に対してほぼ垂直とならない位置にモジュールが向けられた場合、太陽光センサ24
    からの信号は減少し、デジタルディスプレイ41上にはより小さな数値が現れる。 最大出力から、それより小さい出力への変化においては負方向の変化矢印38が見えるようになる。 操作者がモジュール10を最大電力出力の向きに戻すと、デジタルディスプレイ41上に見える数値は増加し、正方向の矢印37が見えるようになる。
    モジュール10を静止状態に維持すると、ディスプレイ22の中央のバー39が見えるようになる。

    【0017】この読み取り情報を考慮することにより、
    操作者は起電太陽光に対してモジュール10を最適位置に配置することができる。 モジュール10を静止させた状態で太陽光自身の強度が増加または減少すると、矢印37、38とディスプレイ41上の読み取り情報はそれに従って変化する。 これは、操作者が、太陽光強度に影響する上空の天候変化または太陽の移動によってモジュール10の電力出力効率が変化する様子を知るために有用である。

    【0018】図5乃至図8を参照すると、モジュールのための調節可能なスタンドシステムを提供する本発明の形態が示される。 詳細には、改良された光起電性モジュール50はその前面に、光起電性セル51の平面状アレイと、電気的に駆動される表示アセンブリ52とを備える。 表示アセンブリ52は表示アセンブリ20に関して先に説明したのと同様の構成を有する。 注記したように、表示アセンブリ52は、起電光源に対するモジュールの瞬間的な向きについての電力発生効率を示す。 本実施形態では、モジュール50のスタンドシステムが提供され、それはモジュール50を光源に対して最適な向きに保持する。

    【0019】このスタンドシステムは、典型的に平な支持面54上に配置するための、モジュール50の直線的下部載置端部53を有する。 また、スタンドシステムは支持部材を有し、それはモジュール50の直線的載置端部53と平行な長い支持アーム57によって一端を連結された2つの平行な測方部55および56からなる。
    側方部55および56ならびに接続支持アーム57は同一の円形断面を有する。

    【0020】光起電性セル51が配置される面と逆のモジュール50の背面上には、左側および右側のヒンジ要素62および63が設けられる。 図6および図7は左側のヒンジ要素62の形状を詳細に示す。 左側のヒンジ要素62は、右側のヒンジ要素63と同一形状であるが鏡像関係にあることが理解される。 ヒンジ要素63は従来型の無限に調整可能な筒状バネクラッチ65を有し、そのクラッチ65内部に側方部56の端部66がはまり込む。 端部66は、スタンドの側方部56の一部であるが、側方部56の残りの部分と直角である。 一対のねじ69を収容するように適合した支持ブラケット68がバネクラッチ65から固定的に延び、ねじ69はブラケット68とクラッチ65をモジュールの背面に固定する。
    本発明において特に適当であるバネクラッチ65の形状は、トルクマスターヒンジ(TorqMaster Hinge)の名称でコネチカット州スタンフォードのジェネラルクラッチ社(General Clutch Corp.)により製造される。

    【0021】図5乃至図8に示されるスタンドシステムの動作において、ヒンジ要素62および63は、光起電性セル51が配置されるモジュールの前面と支持面54
    との間の角度の無限の調節を可能とし、それによりモジュールの前面を起電光源からの光線に対して実質的に垂直に向けることができる。 ヒンジ要素62および63の無限に調節可能な形態により、光起電性セル51の平面状アレイを水平な支持面54に対して最適な角度に配置し、セル51の電力出力を最大にすることができる。

    【0022】光起電性セル51からの電力出力の最大効率は、モジュール50の前面を、光起電セル51に当たる光線に対して垂直な角度から5度以内とした時に達成される。 先に述べたように、この電力出力の効率は、電気的に駆動される表示アセンブリ52上に表示される。
    セル51の出力が最適値から測定できる範囲内で変化するならば、スタンドシステムのモジュール50の前面に対する角度の適当な調整が可能である。

    【0023】図8および図9は本発明の別の形態を示し、それは多電圧制御システムである。 ここでも、先に述べたのと同様に、改良されたモジュール50は光起電性セル51および表示アセンブリ52を有する。 上述のスタンドシステムも多電圧コントローラシステムと組み合わせることが好ましい。

    【0024】モジュール50からの電気出力は、導線7
    0により、2つの電圧調整器を含む多電圧コントローラ71に送られる。 1つの電圧調整器は出力導線74を介してラップトップコンピュータ73へ電源供給する。 もう1つの電圧調整器は出力導線76を介して携帯用ステレオ75などのユニットへ電源供給する。 コンピュータ73には18ボルトなどの一定電圧が必要であるので、
    そのレベルの一定電圧が出力端子78に維持され、その端子78に導線74およびラップトップコンピュータ7
    3が接続される。 ステレオ75などの他の電源供給電子機器については電圧は可変でも構わない。 コントローラ71上の電圧選択スイッチ80は、例えば3ボルトから6、7.5、9または12ボルトへと出力端子81の電圧を変化させるように操作することができる。

    【0025】多電圧コントローラ71内には最大電力追跡器83が含まれる。 全ての太陽光下でのモジュール5
    0についての最適動作電圧は例えば最小6.4ボルト、
    最大6.9ボルトとすることができる。 モジュール50
    からの出力電圧のこの範囲は追跡器83により監視される。 モジュール50からの電圧が6.4ボルト以下に低下した場合、追跡器83は端子78および81の電力出力の接続を分離する。 その後モジュール50の電圧が6.9ボルトに達するまで上昇すると、追跡器83は端子78および81の電力出力を自動的に再接続する。

    【0026】このような端子78および81の分離および再接続は、コンピュータ73およびステレオ75などの負荷が要求する電力が、モジュール50から使用できる電力を超えた場合にのみ生じることが理解される。 この負荷について要求される電力をモジュール50により供給可能ならば、追跡器83はモジュール50の出力を監視し続けるが、コンピュータ73やステレオ75などの負荷を分離することはない。

    【0027】図9に破線で示すように、第2の光起電性モジュール50Aを多電圧コントローラ71に接続し、
    システムの出力を2倍にすることができる。 そうして、
    システムは、コンピュータ73およびステレオ75のバッテリーを細流充電しつつ、ラップトップコンピュータ73およびステレオ75の動作を動作させるために十分な電力を供給することができる。

    【0028】多電圧コントローラ71と最大電力追跡器83を組み合わせることの目的は、負荷の大きさに拘わらず、光起電性モジュール50からのエネルギーを負荷へ送ることにある。 モジュール50からの利用可能なエネルギーが負荷の要求を超える場合、多電圧コントローラ71の出力は多電圧コントローラ71により固定された直流電圧となる。 それから、最大電力追跡器83は単にモジュール50の出力電圧を監視する。

    【0029】モジュール50から利用可能なエネルギーが負荷の要求より小さい場合、多電圧コントローラ71
    からの出力はパルス状の直流電圧となり、そのパルス幅は負荷およびモジュールの出力に反比例する。 最大電圧追跡器83は、先に述べた最小6.4ボルト、最大6.
    9ボルトなどの選択された電圧間でモジュール50の出力を監視および維持する。 これは、多電圧コントローラ71の出力を負荷から分離し、および負荷に再接続することにより実行される。 先に述べたように、モジュール電圧が6.4ボルトまで低下した時に負荷を分離し、モジュール電圧が6.9ボルトになった時に負荷を再接続する。 その結果、光起電性モジュールから負荷へ最大エネルギーが送られる。

    【0030】本発明の範囲は、上述の好適な実施形態によってではなく、請求の範囲の記載によって決定されるべきである。

    【0031】

    【発明の効果】本発明によれば、モジュールを入射光に対して最適な向きに配置することを可能とするモジュールのスタンドシステムを提供することができる。 また、
    光起電性モジュールと、それにより電源供給される電子機器との間の電気エネルギー流を調整するための多電圧コントローラを提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による光起電性モジュールの平面図である。

    【図2】コンピュータなどの負荷発生装置を収容するのに適したケースとの組み合わせにおいて、本発明のモジュールを示す。

    【図3】モジュール内に含められる液晶表示装置の要素の線図である。

    【図4】液晶表示装置およびそれと直接的に関連する要素の回路図である。

    【図5】本発明の光起電性モジュールの背面の斜視図であり、モジュールのための改良された調整可能なスタンドシステムを示す。

    【図6】モジュールのスタンドシステムのヒンジ要素の部分拡大図である。

    【図7】図6のヒンジ要素の部分拡大端面図である。

    【図8】本発明の光起電性モジュールの斜視図であり、
    光起電性モジュールと関連する電気駆動装置との間の電力を調整するための多電力コントローラを示す。

    【図9】少なくとも1つの光起電性モジュールと1以上の電気駆動装置とに関連付けられた本発明の多電圧コントローラの概略図である。

    【符号の説明】

    10、50 光起電性モジュール 12、51 セル 12A、13 導線 20、52 表示アセンブリ 21 電圧調整器 22 液晶表示装置 24 太陽光センサ 26 サンプルホールド回路 27 タイマー 28 ウィンドウコンパレータ 33、34 コンパレータ 41 ディスプレイ 55、56 測方部 62、63 ヒンジ要素 65 クラッチ 71 多電圧コントローラ 73 コンピュータ 75 ステレオ 83 最大電力追跡器

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーチン チャールズ アメリカ合衆国 ニューヨーク 12428 エレンヴィレ ヤッフィ ロード (番地 なし) (72)発明者 モートン シフ アメリカ合衆国 ニューヨーク 12461 オリーブ ブリッジ ピーオー ボックス 1517

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