Method and system for determining the position and velocity of the target in inertial space |
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申请号 | JP50626089 | 申请日 | 1989-05-05 | 公开(公告)号 | JP2931348B2 | 公开(公告)日 | 1999-08-09 |
申请人 | レイセオン・カンパニー; | 发明人 | UUREI RICHAADO ERU; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】互いに直交する3つの座標軸を有する座標系を基準とする慣性空間中における目標の位置および速度を決定する方法において、 (a)目標を追跡して慣性空間中の座標軸を基準とする3つの直交する速度成分を生成するステップと、 (b)直交する3つの速度成分の二乗の和の平方根を生成することによって慣性空間の基準座標中の目標のスカラ速度V Tを計算するステップと、 (c)追跡データが利用できる場合には、前記直交する速度成分の中の視線に沿った速度成分とスカラ速度V Tとの比のアークコサインとしてプラットフォームと目標とを結ぶ視線に対する目標の速度ベクトルの方向の角度であるアスペクト角度β cueを計算するステップと、 (d)追跡データが利用できない場合には、追跡データが利用できなくなる前に得られたスカラ速度V Tおよび前に得られた目標のアスペクト角度値を用いてスカラ速度 V Tおよびアスペクト角度を推定し、この推定により得られたスカラ速度V Tおよびアスペクト角度を視線に対して垂直方向の目標の生じ得る最大加速度能力a T(max)と組合わせて使用することによって目標のアスペクト角度の不確定領域を生成して実際の目標の操縦による運動の影響を評価するステップを含むことを特徴とする慣性空間中のレーダにおける目標の位置および速度の決定方法。 【請求項2】追跡データが利用できない場合に実際の目標の運動を評価する前記ステップは、 (e)前記プラットフォームと目標との間の距離のプラットフォームに対する変化率R PT ′の測定を行い、 (f)視線に沿ったプラットフォームの速度V PXAに前記距離変化率R PT ′を加算することによって前記視線に沿った目標の新しい速度成分V TXAを計算し、 (g)目標のスカラ速度V Tに対する前記視線に沿った目標の新しい速度成分V TXAの比のアークコサインに等しい目標のアスペクト角度β cueによって新しいアスペクト角度を計算するステップを含む請求項1記載の方法。 【請求項3】前記基準座標系はX軸、Y軸、Z軸を有し、追跡データが利用できない場合に実際の目標設定を評価する前記ステップは、 (e)プラットフォームと目標とを結ぶ視線の時間と共に変化する相対角度θの変化率θ′の測定を行って、角度の変化率の方位角成分θ AZ ′および上下角成分θ EL ′ を生成し、 (f)プラットフォームと目標との間の視線に沿った距離R PTの評価値とプラットフォームと目標を結ぶ視線の角度の変化率の方位角成分θ AZ ′とを乗算し、その乗算した積に前記基準座標のY軸に沿ったプラットフォームの速度値V PYAを加算することによって前記Y軸に沿った前記目標の新しい速度成分V TYAを計算し、 (g)プラットフォームと目標との間の視線に沿った距離R PTの評価値とプラットフォームと目標を結ぶ視線の角度の変化率の上下角成分θ EL ′とを乗算し、その乗算した積に前記基準座標のZ軸に沿ったプラットフォームの速度値V PZAを加算することによって前記Z軸に沿った前記目標の新しい速度成分V TZAを計算し、 (h)前記基準座標のY軸およびZ軸に沿った前記新しい速度成分V TYAおよびV PZAの各二乗の和の平方根を得ることによって目標の視線に対して垂直方向の速度V TCを計算し、 (i)前記目標のスカラ速度V Tに対する前記目標の視線に対して垂直方向の速度V TCの比のアークサインに等しい新しいアスペクト角度β cueを計算するステップを含む請求項1記載の方法。 【請求項4】追跡データが利用できない場合に実際の目標の運動を評価する前記ステップは、 (j)視線に沿ったプラットフォームと目標との間の距離のプラットフォームに対する距離の変化率R PT ′の測定を行い、 (k)視線に沿ったプラットフォームの速度V PXAに距離変化率R PT ′を加算することによって視線に沿った目標の新しい速度成分V TXAを計算し、 (l)目標の視線に沿った新しい速度成分V TXAと視線に垂直な方向の速度成分V TCとの二乗の和の平方根を得ることによって新しいスカラ速度V Tを計算し、 (m)前記目標の新しいスカラ速度V Tに対する視線に沿った目標の新しい速度成分V TXAの比のアークコサインに等しい新しいアスペクト角度β cueを計算するステップを含む請求項3記載の方法。 【請求項5】互いに直交する3つの座標軸を有する座標系を基準とする慣性空間中における目標の位置および速度を決定するシステムにおいて、 目標を追跡して慣性空間における座標軸を基準とする3 つの直交する速度成分を生成する手段と、 直交する3つの速度成分の二乗の和の平方根を生成することによって慣性空間の基準座標系における目標のスカラ速度V Tを計算する手段と、 追跡データが利用できる場合、前記直交する速度成分の中の視線に沿った速度成分とスカラ速度V Tとの比のアークコサインとしてプラットフォームと目標とを結ぶ視線に対する目標の速度ベクトルの方向の角度であるアスペクト角度β cueを計算する手段と、 追跡データが利用できない場合、追跡データが利用できなくなる前に得られたスカラ速度V Tおよび前に得られた目標のアスペクト角度値を用いてスカラ速度V Tおよびアスペクト角度を推定し、この推定により得られたスカラ速度およびアスペクト角度を視線に対して垂直方向の目標の生じ得る最大加速度能力a T(max)と組合わせて使用することによって目標のアスペクト角度の不確定領域を生成して実際の目標の操縦による運動の影響を評価する手段とを具備していることを特徴とする慣性空間中のレーダにおける目標の位置および速度決定システム。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は追跡および案内システムに関する。 特に、本発明はレーダ追跡システム等のためのデータ処理システムおよび技術に関する。 本発明はここでは特定の適用の実施例を参照して記載されているが、本発明はそれに限定されるものではないことが理解されなければならない。 当業者はここにおいて本発明の技術的範囲内の付加的な修正、適用および実施例を認めるであろう。 [従来の技術] 目標上に正確な追跡ファイルを維持する追跡システムに対して、システムは目標の位置および移動に関して規則的な間隔でデータを受信しなければならない。 残念ながら多くの理由により、このような情報は常に継続ベースで利用できるとは限らない。 追跡データの流れが断続的であったり、或は中断されたりした場合に、通常の追跡システムは目標の手掛りを決定するために必要な全てのパラメータ(例えば、距離、距離変化率およびアスペクト角度)を測定することができず、したがってこれまでは単に目標がある“不確定な領域”内に存在しなければならないということに基づいて動作されていた。 この問題は、このようなデータが長時間にわたって利用できない場合に特に決定的になる。 [発明の解決しようとする課題] 通常のシステムは想定される最も離れた目標移動位置として目標の操縦による移動の最も大きい距離を採用してこの距離を不確定領域の境界として不確定領域を想定するが、このような方法では結果的に不確定領域が大きくなり過ぎることが多い。 これはまたデータの損失を生じ、目標探索時間を過度に長いものとする。 さらにこれは商業用および軍事用として使用する場合に複合目標の弁別およびそれに関連する面倒な問題を生成する。 最初に目標を捕捉して多パラメータ探索(すなわち距離、距離変化率、および可能であれば角度)を使用する場合にはシステムの複雑性を最小にするために不確定領域の境界は移動する可能性のある目標の操縦による運動の範囲内で最小にされるべきである。 したがって、目標追跡データを獲得して使用することを妨げないように中断された場合に生じる不確定領域を最小のものとするようなシステムおよび技術が必要とされている。 本発明の目的は、上記のような技術上の要求を満足させることのできる慣性空間における目標の位置および速度を決定する改良された技術を提供することである。 [課題解決のための手段] 本発明は、実際の目標の操縦による移動を評価するために距離、距離変化率、および角度の測定値の任意の組合わせを利用し、また従来技術のような目標の操縦により進行方向を変えたとき生じ得る最も大きい移動が生じた状態を仮定してそれにより不確定領域を設定するのではなく、得ることができないパラメータについてもそれに対する影響を利用することによって不確定領域を小さくするものである。 すなわち、目標データは目標の移動方向の角度を評価するために使用される。 不確定領域の主要な原因は目標の視線に対して垂直方向への加速度であるため、未知の目標の加速度を全くの未知状態ではなく追跡中の目標角度の知識を実際の追跡に利用する。 したがって本発明によれば目標追跡は非常に容易でかつ正確なものとなる。 本発明は、互いに直交する3つの座標軸を有する座標系を基準とする慣性空間中における目標の位置および速度を決定する方法において、(a)目標を追跡して慣性空間中の座標軸を基準とする3つの直交する速度成分を生成するステップと、(b)直交する3つの速度成分の二乗の和の平方根を生成することによって慣性空間の基準座標中の目標のスカラ速度V Tを計算するステップと、 [図面の簡単な説明] 第1図は、目標のプラットフォームに関する位置および移動のベクトル表示である。 第2図は本発明の方法の機能ブロック図である。 第3図は目標のスカラ速度およびアスペクト角度が計算される本発明の方法の原理を示すフローチャートである。 第4図は一定の加速下にある目標のプラットフォームに関する位置および運動のベクトル表示である。 第5図は最小および最大距離予測の目標軌道(目標加速結果)を示す。 第6A図および第6B図は、距離と距離変化率パラメータの反復計算に対する角度制限を有する本発明の加速目標モデルの方法のフローチャートである。 第7A図および第7B図は、観測角度制限を有する角度パラメータを計算する本発明の加速目標モデルの方法原理のフローチャートである。 第8図は、本発明の各タイプの測定に対して距離および距離変化率の不確定入力とその積分を制御する方法のフローチャートである。 [発明の実施形態] 本発明は、空中の目標についての指示、すなわち慣性空間中のレーダにおける目標の位置および速度の決定を行う方法およびそれに使用されるシステムに関するものである。 本発明は以下の仮定に基づいて慣性空間中のレーダにおける目標の位置および速度の決定を行うものである。 (i)最小限最初のある程度の期間中において、慣性空間における目標位置および速度を示す目標パラメータの完全な1組が得られている。 (ii)目標スカラ速度は本質的に飛行中一定であり、著しい縦方向の加速は存在しない。 (iii)目標が進行方向を変えたとき最も大きく移動する視線に垂直な方向に対する加速度は予め知られている。 (iv)追跡しているレーダの設置されたプラットフォームの速度および姿勢のパラメータは正確に知られている。 (v)上記(i)で得られている目標の全ての測定パラメータの正確度についての評価が得られている。 (vi)システムの追跡機能によって角度測定値が得られる場合にプラットフォームから目標への視線に対するアンテナ視線の一致が維持されている。 なお、角度測定値が得られない場合にはそれに基づいて位置を推定する。 また目標が得られない期間中は不確定領域に対して最も大きく移動する操縦状態として不確定領域を設定する。 本発明の方法の重要な特徴は測定時目標のスカラ速度 本発明について以下3つのセクションにおいて説明する。 まず第1のセクションにおいて、上記の仮定により、追跡データは急激な変化は生じない条件で目標のスカラ速度V Tおよびアスペクト角度βがどのようにして計算されるかが明らかにされる。 次に第2のセクションにおいて、有効な追跡データを得ることができない期間中において、目標が加速しているモードであり、目標の操縦による加速による最大の移動が行われる(最悪の場合)という仮定を使用して、距離変化率およびアスペクト角度評価、すなわち限界(最大または最小の限界)に関する目標の位置決定が行われる。 最後に第3のセクションにおいて、目標とプラットフォームとの距離の変化率の測定における不正確さによる距離変化率の不正確さが決定されて加速された目標のモデル距離変化率パラメータと組合わせられ、目標を含む全体的な距離変化率の不正確なインターバルが決定される。 プラットフォームと目標との間の距離の変化率の不正確度は別々に積分されて距離の不正確さを決定し、 入力データによる目標指示の計算 第1図は、慣性空間中の点Pで示されたプラットフォーム位置に対する点Tで示された操縦されない目標の位置および運動のベクトル表示を示している。 ここで「操縦されない目標」とはその飛翔経路の変化が意図的に制御されることなく行われる目標であり、例えば純粋に弾道学で計算される経路にしたがった運動をするような目標を意味するものである。 アンテナは指示された目標を追跡していると考えることができるから、計算のために選択された慣性空間の基準座標はアンテナの座標と一致しており、その座標のX軸がプラットフォームと目標とを結ぶ視線(LOS)と一致し、座標のY軸が第1図の紙面およびX軸に垂直であり、このY軸は第1図の紙面から下方に向く方向で正である。 座標のZ軸はこれらX軸およびY軸に垂直であり、第1図で視線(LOS)の上方に向く方向が正である。 Tはアンテナ座標における目標の速度を表すベクトルであり、V Tはその大きさ、すなわちスカラ速度である。 それは視線(LOS)に対するアスペクト角度βの最初に測定された値である決定されたβ cue 、視線に沿った、すなわちX軸方向の速度成分V TX プラットフォームは点Pにあり、大きさV pの速度ベクトルpは視線(LOS)に沿った方向の成分V PXおよび視線に垂直方向の速度成分V Pcを有する。 V Tcと同様に、V 以下の式は、プラットフォーム測定パラメータに関して目標パラメータを定めるものであり、それにおいて、 V TXA =R PT ′+V PXA [1] V TYA =R PT ×θ AZ ′+V PYA [2] V TZA =R PT ×θ EL ′+V PZA [3] V TA =(V TXA 2 +V TYA 2 +V TZA 2 ) 1/2 [4] =(V TXA 2 +V Tc 2 ) 1/2 β cue =cos -1 (V TX /V T ) =sin -1 [(V TXA 2 +V TzA 2 ) 1/2 /V TA ] =sin -1 (V Tc /V TA ) [5] 第2図は本発明の方法の機能的ブロック図10を示す。 第1図においてアスペクト角度βは視線(LOS)の目標Tを越えて遠ざかる側の部分と目標の速度ベクトル 第3図は、目標速度およびアスペクト角度が計算される本発明の方法を示すフローチャートである。 このフローチャート30に示されているように、有効な目標速度データが得られるならば、目標速度およびアスペクト角度の計算がブロック40で実行される。 この測定された目標速度データが時間t=T 0で得られるならば、時間T 1における目標の位置は以下の式にしたがって推定することができる。 R PT (T 1 )={[R PT (T 0 )+ R PTXA ′(T 1 )(T 1 −T 0 )] 2 + [(R PTcA ′(T 1 )(T 1 −T 0 ) 2 } 1/2 ={R L 2 +R c 2 } 1/2ここで、R PTXA ′(T 1 )はX軸方向の相対速度成分であり、R PTcA ′(T 1 )はそれに対して垂直方向の速度成分である。またR L 、R cは目標の位置まで距離のアンテナ軸、すなわちX軸に沿った方向の成分およびそれに垂直な方向の成分であり、次のように表すことができる。 R L =R PT (T 0 )+R PTXA ′(T 1 )(T 1 −T 0 ) R c =R PTcA ′(T 1 )(T 1 −T 0 ) 同様に、時間T 0における目標の回転変位に対する時間 θ=tan -1 (R c /R L ) 目標の操縦による移動がない場合、レーダの追跡アンテナは追跡システムの指向方向エラーを表すこの角度θ 加速している目標モデル 第2図の加速している目標モデル14は、知られていない目標の加速度のために距離の不確定領域境界R 第3図を再び参照すると、追跡データ流が中断された場合、本発明の動作は決定ステップ34からの“目標速度データなし”(ノー)に対応したパス38に沿って進行する。 次に、本発明の方法は有効な視線(LOS)速度測定データθ′が決定ステップ42で利用できるかどうかを確認する。 イエスの場合、ブランチ44によりブロック48において本発明は目標追跡から視線(LOS)速度θ′の方位角成分θ AZ ′および上下角成分θ EL ′を使用して計算する。 これらの値は、それぞれ上記の式[2]および[3]にしたがって目標速度成分V TYAおよびV PZAを提供するために距離R PTおよびプラットフォーム速度値V PYA 決定ステップ42に戻ると、利用できる視線(LOS)速度測定データθ′がない場合、動作はノーのブランチ46 目標スカラ速度およびアスペクト角度値は距離、距離変化率、および加速している目標モデル(第2図のブロック14)からの視線方向エラー(視線角度変化)出力θ 最初に、目標が加速した場合、それによってそのアスペクト角度βが変化して次のようなアスペクト角速度β′を生成する。 β′=a T(max) /V T [6] 前述のようにa T(max)は航空機の操縦による目標の運動方向に対して垂直方向の最大加速度である。 これは速度ベクトルTが第1図の点Aから最大の負の加速度に対して点Bに移動し、最大の正の加速度に対して点Cに移動することによって目標のアスペクト角度βを変化させる。 点BおよびCにおいて目標速度はそれぞれ速度ベクトルT(min)およびT(max)で示され、アスペクト角度βの境界値β minおよびβ maxは以下の式で表されている。 β min =β cue −β′・(ΔT) [7] β max =β cue +β′・(ΔT) [8] ここでβ′はアスペクト角度の変化角速度であり、Δ 目標速度ベクトルT(min)およびT(max)はそれぞれ負および正方向のアスペクト角度β minおよびβ maxを有し、それは開始時のアスペクト角度β cueからβ′・ 第1図を参照すると、視線に沿った距離変化率R L ′は目標とプラットフォームの視線に沿った速度成分V TXAおよびV PXAの差として定められている。 R L ′=V TXA −V PXA [9] 上記のような速度成分の最小および最大値で置換することによって、視線に沿った距離変化率R L ′の対応した最小および最大値を生成される。 これらの最小および最大の値によって定められ距離に対する距離変化率R L ′を積分してそれを最初の距離位置R 0 =R PTに加算することにより、それぞれ最小および最大の視線距離値R L(min) 第1図において、視線角速度θ′は次のように与えられる。 θ′=(V Tc −V Pc )/R PT [10] ここで、視線に対して垂直方向の速度成分V TcとV Pcが等しい場合、視線角速度θ′は0に等しいことが理解できるであろう。 したがって、目標が進行方向に対して横方向に加速したときアスペクト角度が変化する。 それは視線に対して垂直方向の速度成分V Tcの値を変化させることは明らかである。 本発明はこのような目標の加速状態を評価するために目標捕捉の中断等によるデータの中断に応答して視線角速度θ′を生成することによって不確定領域を推定するものである。 これに関して、目標設定の際に、視線の角速度θ′の変化および視線に沿った距離変化率の変化が生じるため、視線に垂直な方向の速度成分V Tcの値を知る必要がある。 視線に垂直な方向の距離変化率R c ′は以下の式[11]によって近似される。 R c ′=V T (sin β)−V Pc [11] ここで、V T (sin β)は目標の視線に対して垂直方向の速度成分V Tcの評価値である。 式[11]におけるβをその変化の境界値であるβ minおよびβ maxで置換することによってデータ中断期間中における基準座標中の視線に対して移動する可能性がある目標の移動距離範囲の限界値が与えられる。 したがって、式[9]および[11] R PT =(R c 2 +R L 2 ) 1/2 [12] 式[12]を微分すると、 dR PT /dt=(1/2)・(2R c ′R c +R L ′2R L )/R PT =(R c ′R c +R L ′R L )/R PTとなる。 ここでR c =R c +R′ c (ΔT)である。 したがって、新しく計算された時点(i+1)と前の時点(i)の変化としてこの値を使用すれば、新しく計算された距離変化率R PTi+1 ′は次式で与えられる。 R PTi+1 ′=(R c ′R ci +R L ′R Li )/R PTi [13] この式は、時点(i+1)において新しく計算された距離変化率R PTi+1 ′は視線(LOS)に垂直な方向の距離変化率R c ′と視線(LOS)に垂直な方向における時点(i+1)の直ぐ前の時点(i)において計算した距離値R ciとの積と、視線(LOS)に沿った距離変化率R L ′と視線(LOS)に沿った前の時点(i)において計算した距離値R Liとの積とを加算し、その和を前の反復に対して計算された全体距離R PTiで割ったものに等しいことを示している。 この式で与えられたアスペクト角度に対して、R c ′は仮定された未知の目標設定に対して式[11] アスペクトの限定 推定時間間隔が自由に増加させることが許されるならば、R PT ′のパラメータの値は、個々の成分の周期的性質のために振動性である。 これは、一定の目標加速下における追跡の幾何学的解析の一例を表した第4図に示されている。 正の横方向加速を維持すると仮定した場合の目標は視線(LOS)の下に示されたような振動軌道200を有し、一方負の横方向加速を維持すると仮定した場合の目標は視線(LOS)の上方に示されたような振動軌道202 この方法によって、t=0における未知の設定を開始する目標に対する距離変化率の絶対的最小および最大値が計算され、これらの距離変化率の積分は距離の最小および最大値を提供する。 次に、β′・(ΔT)の累算された値がβ minおよびβ maxを提供するために上記の式[7]および[8]にしたがって使用される。 (β minおよびβ maxに対して別々の基準。) アスペクト計算に関して類似している方法によって目標指向方向(視線方向)に対するエラー値に対して行われる。 目標設定による視線(LOS)角度エラーθは次の式で与えられる。 θ=tan -1 (R c /R L ) [14] ここで、R cおよびR Lは前述したようなX軸方向およびそれに垂直な方向の距離成分である。 この計算は、連続したアスペクト角度の変化率の値が最大にされるまで連続され、値が最大になった時点で終了される。 第7A図および第7B図は、視線(LOS)角度エラーθの限界(最大、最小)が加速目標モデル14による視線に垂直方向の加速終了(アスペクト回転限界)を含む仮定された設定目標に対して計算されるルーチンのフローチャート400 このフローチャート400について説明すると、第7A図のブロック404,406は第6A図のブロック304,306と同様に式[11]によりR C(maX) ′とR c(min) ′が計算される。 またブロック408に示されるようにR c ′−R co ′+V Pc −V θ min =tan -1 (R c(min) /R L(min)) θ max =tan -1 (R C(maX) /R L(maX)) β minおよびβ maxの値は、β cueが計算に使用された測定のタイプに関わらず計算されるときには必ずβ cue 以上説明したような方法により目標が視線から最も大きく離れるように移動した場合の目標の存在範囲を設定するための距離、距離変化率、および視線角度変化およびアスペクト角度の不確定範囲の境界が決定される。 距離および距離変化率不確定計算 上記の計算は、計算データが完全であると仮定して行われた。 しかしながら、本発明は、測定されたパラメータにおける不正確さによる不確定性を含む技術を提供するものである。 距離および距離変化率パラメータの測定が行われない場合、距離変化率の不確定に対する目標補正および距離変化率の不確定に対するプラットフォーム補正を決定するために目標により生じる距離変化率の不確定とプラットフォームにより生じる距離変化率の不確定とについて別々の計算が行われる。 これらのパラメータは、指定された目標を含む全体的な距離変化率の最大値と最小値との間隔を決定するために加速モデル距離変化率パラメータと結合される。 プラットフォームおよび目標補正はまた距離不確定誤差を決定するために別々に積分され、その後全体的な距離間隔を決定するために加速目標距離パラメータに結合される。 これらの動作は第2図の機能的ブロック20,22および24において行われる。 すなわち、 σ RPT =(σ RP 2 +σ RT 2 ) 1/2 [15] 距離不確定σ RPTは、距離不確定領域の範囲を定める最大および最小値であるR PT(max)およびR PT(min)を提供するためにブロック18で加速目標モデル14から出力された距離範囲を定める最大および最小値R PTa(max)およびR 各タイプの測定に対する距離変化率不確定誤差を有する入力およびその積分を制御およびリセットする方法は、第8図のフローチャート70に示されている。 不確定誤差をデータが利用できる程度間で小さくされた有効なデータは、外部ソースから供給されるデータとしてパス 決定ステップ78において目標速度データθ′がその不確定の表示を与えられた場合、イエスの通路80でブロック82に送られ、そこにおいて視線に沿った目標成分の距離変化率不確定誤差σ R′Tcueが視線に沿って得られたの目標成分は視線に沿って得られた目標成分中の不確定誤差σ R′Tに設定される。 プラットフォーム成分の距離変化率不確定誤差σ R′Tは視線に沿ったプラットフォーム速度における不確定誤差σ VPXに設定される。 同様に、決定ステップ84で目標慣性位置データが与えられた場合、ブロック88において距離不確定誤差(エラー) σ RTおよびσ R′Tの値は、後では外部データまたは生の測定データだけによってしか修正されることができない目標パラメータの優先度の高い不確定誤差の評価値である。 利用できる外部ソースからの新しいデータがない場合は、決定ステップ92に進み生の距離測定が利用できるか否かが検査される。 生の距離測定が利用できる場合、処理動作はパス98によりブロック100に進み、距離不確定誤差はデータの有効性にしたがって設定される。 距離中の全不確定誤差は計算の便宜上プラットフォームの不確定誤差σ RPに含められ、したがって不確定誤差の目標成分σ RTはゼロに設定される。 次に決定ステップ102に進み、生の距離変化率データが利用できるか否かが検査される。 利用できる場合(イエス)には距離変化率不確定誤差はデータの有効性にしたがって設定される。 計算の便宜上、距離変化率不確定誤差のプラットフォーム成分はゼロに設定され(σ R′P =0)、距離変化率測定全体の不確定誤差は目標パラメータσ R′Tに割当てられ、これは測定された距離変化率測定全体の不確定誤差σ R′PTである。 生の距離測定が利用できない場合には処理動作はパス 生の距離変化率データが利用できない場合には、処理はパス104を通ってブロック106に進み、プラットフォーム距離変化率不確定誤差σ R′Pは、以前に測定された最後の生のデータのプラットフォーム距離不確定誤差σ 有効な視線(LOS)速度θ′データが決定ステップ112 上記の式[15]により得られるσ RPTは、最小および最大距離全体を計算する距離不確定誤差範囲の計算式に使用される。 R PT(min) =R PTa(min) −K・σ RPT [16] R PT(max) =R PTa(max) −K・σ RPT [17] ここで、“データなし”の場合に関する目標距離パラメータに対するプラットフォームの最少および最大距離パラメータR PT(min)およびR PT(max)は加速モテルルーチン14によって与えられ、Kは計算に使用された標準偏差σの数に関する確定の所望のレベルに関係した数値(通常3)である。 視線に垂直方向の速度および距離成分(垂直方向速度の積分)におけるプラットフォームエラーは、対応した目標設定誘導成分に比べると僅かであり、したがって第8図の計算において無視されることに留意すべきである。 第8図のフローチャートは、単に計算が測定エラーを算出するために行われる方法を示すに過ぎないことにも留意すべきである。 限定された構造はいずれも内蔵されたシステムに依存するものである。 本発明は、ここでは出願の説明のために特定の実施例を参照して記載されている。 当業者は本発明の技術的距離内の付加的な修正、適用および実施例を認識するであろう。 このような適用、修正および実施例は、全て添付された請求の範囲の各請求項によってカバーされるものである。 |