The method and apparatus of a hybrid analog-to-digital control to estimate the absolute velocity in the active suspension system |
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申请号 | JP11436889 | 申请日 | 1989-05-09 | 公开(公告)号 | JP2958340B2 | 公开(公告)日 | 1999-10-06 |
申请人 | ロード・コーポレーシヨン; | 发明人 | HOORU TEE URUFU; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】加速度計入力信号から質量の絶対速度を示す記号を作る方法であり、 前記入力信号を受けて時間積分信号を作るアナログ積分手段を設ける工程と、 アナログ・デイジタル変換器を介して前記時間積分信号を受けてデイジタル・アナログ変換器を通過した後に前記積分手段に帰還される信号を前記時間積分信号の一定で比較的低い周波数の成分を振動電圧範囲の付近に拘束して安定信号を作るデイジタル帰還手段を設ける工程と、 前記アナログ・デイジタル変換器を介して前記安定信号を受けて選択された電圧値の付近でさらに安定化された絶対速度を示す信号を作るために前記安定信号の選択された一定で低周波数の成分を除去するデイジタルフイルタ手段を設ける工程と を含む質量の絶対速度を示す信号を作る方法。 【請求項2】質量の運動状態を示す入力信号を与える工程と、 時間積分信号を作るためにアナログフイルタ手段を用いて前記入力信号を所定時間にわたって積分する工程と、 選択された振動電圧範囲内で安定化信号を作るために、 前記時間積分信号から作られたデイジタル・オフセツト信号を前記アナログ積分手段に帰還することによって前記時間積分信号を安定化する工程と、 前記安定化信号の比較的高い周波数の成分の短期平均を選択された電圧値の付近に置き前記質量の絶対速度を示す信号を作るために前記安定化信号の比較的低い周波数の成分をデイジタルフイルタ手段によって除去する工程と、 前記アナログ積分手段からの出力信号を調整するアナログ・デイジタル信号変換手段を設ける工程と、 前記アナログ積分手段へ帰還される入力信号を調整するデイジタル・アナログ信号変換手段を設ける工程と を含む質量の絶対速度を示す信号を作る方法。 【請求項3】質量の絶対加速度を示す入力信号を与える入力信号要素と、 前記入力信号を受けて、時間積分信号を作るアナログ積分手段と、 前記時間積分信号の一定で比較的低い周波数の成分をオフセットし、安定化積分信号を与えるために帰還信号を前記アナログ積分手段に与えるデイジタル安定器手段と、 前記安定化積分信号を受けて前記安定化積分信号の比較的高い周波数の成分の短期平均を選択された電圧値の付近に置くデイジタルフイルタ手段と を備えた質量の絶対速度を示す出力信号を作るアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項4】前記選択された電圧値が絶対速度を示す中点値電圧値である請求項3に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項5】前記デイジタルフイルタ手段が連続信号の標本化継続時間にわたって計算された標本化積分信号値の連続和に基づいた前記帰還信号を発生する第1の平均器を備える請求項3に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項6】前記デイジタルフイルタ手段が前記安定化積分信号の一定で比較的低い周波数の成分を除くデイジタル高域フイルタである請求項3に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項7】前記アナログ積分手段及び前記デイジタルフイルタ手段の出力が加算接合点に接続されており、前記デイジタルフイルタ手段がデイジタル低域フイルタである請求項3に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項8】質量の運動状態を示す入力信号を与える入力信号手段と、 前記入力信号を受信して、時間積分信号を作るアナログ積分手段と、 前記積分信号の一定で比較的低い周波数の成分を制限し、安定化積分信号を与えるために帰還信号をデイジタル・アナログ変換器を介して前記アナログ積分手段に与えるデイジタル安定器手段と、 前記安定化積分信号を受けて、前記質量の絶対速度に大きさと符号で比例する出力信号を作るために前記安定化積分信号の一定で比較的低い周波数の成分を除くデイジタルフイルタ手段と を備える質量の絶対速度を示す出力信号を作るアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項9】前記入力信号が前記質量の加速度に比例する電圧である請求項8に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項10】前記積分信号の前記比較的低い周波数の成分が0.1ヘルツより小さい請求項8に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項11】前記デイジタル安定器が連続信号の標本化継続時間にわたって計算された標本化積分信号値の連続和f(n)に基づいた前記帰還信号を発生する第1の平均器を備える請求項8に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項12】前記連続和f(n)が前の連続和値f (n−1)を前記標本化積分信号値の次の時間積分信号値r(n)に加算することによって前記連続信号の標本化継続時間にわたって計算される請求項11に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項13】前記帰還信号が前記連続和f(n)のN 1 桁送り動作によって作られた商に比例する請求項11に記載のアナログ・デイジタル制御装置。 【請求項14】可変力ダンパを有し、かつ絶縁されるべき質量の絶対速度を示す情報を必要とする制御アルゴリズムに応答する形式の能動または半能動懸架装置において関心のある周波数範囲内である質量の絶対速度を推定する信号処理方法で、 時間積分信号を作るアナログ積分手段を設ける工程と、 前記時間積分信号をアナログ・デイジタル変換器を介して受け、オフセット平均信号値を選択された数の信号出力サイクルにわたって計算し、前記オフセット平均信号値を前記アナログ積分手段の入力へデイジタル・アナログ変換器を介して加算して、前記時間積分信号の一定で低い周波数の成分を制限し、前記関心のある周波数範囲内で前記絶対速度を示す選択された振動電圧範囲に限定された安定積分信号を作るデイジタルオフセット手段を設ける工程と、 を含む質量の絶対速度を推定する信号処理方法。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般的にいえば、運動状態を示す信号を処理する電子制御装置に関し、さらに詳しくいえば、加速度計入力信号を受けて絶対速度を示す出力信号を発生するハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置を提供する。 具体的にいえば、前記制御装置は、アナログ積分器、デイジタル帰還安定器およびデイジタルフイルタを備えている。 能動懸架装置は、懸架装置の相対運動に関係なく指令信号に実時間応答して懸架力を連続的に制御することによつて運動の減衰を達成する。 能動装置は、車輛懸架装置におけるような相対的に可動な部材間の運動の制御をするように構成されるとき特に有用である。 普通は、適当な懸架力を発生するのに比較的大きな動力を必要とするために、米国特許第3,807,678号、第4,660,686号、第 能動懸架装置の、例えば、車輛懸架用途および多自由度と複数のダンパを備えた他の複雑な高次の非線形装置に対して実施するには、容易に調節または制御できないさまざまな力に対するシステム応答が必要である。 路面のでこぼこや車輛の運動と一般に関連する慣性力によつて生ずるような入力擾乱は、反作用懸架力を適当に発生するために絶えず監視されなければならない。 能動ダンパは、理想的には、絶縁されるべき部材の振動運動を減衰させる効果があるときだけ、認め得る大きさの相殺力を発生する必要がある。 従つて、どんな装置に対しても減衰性能が好結果を生むかどうかは減衰力を変えるのに用いられる特定の制御アルゴリズムによつて大いに左右される。 実際には、理想的結果を完全には実現できないが、半能動形の能動懸架装置は、ダンパを、例えば、米国特許第3,807,678号および米国特許第4,091,207号に開示されたもののような適当な制御アルゴリズムに従つて動作させるとき、高度の振動減衰または振動絶縁に近づくことができる。 これらの制御アルゴリズムは、ばね上質量の瞬時絶体速度の測定およびダンパ組立体によつて相互接続されたばね上質量と支持質量との間の瞬時相対速度の測定に基づいて能動懸架装置が受ける運動状態に実時間応答して減衰力を生ずる。 上述の形式の制御アルゴリズムの実行に必要な絶体速度および共通入力パラメータの瞬間的および連続的測定は、実際には、動いている懸架装置に対して得るのが困難である。 そのような制御アルゴリズムを実行するために、剛体、すなわち、ばね上質量または車輛のフレーム上の点の絶体速度を求めることが必要である。 この値は、固定基準に頼らずに求められなければならない。 この問題を解く一つの方法は、絶体速度または絶体速度を示す信号の推定値を加速度計の信号を積分することによつて得ることである。 推定絶対速度信号を発生するのに必要な電子ハードウエアの作成は、いくらか問題を含んでおり、従来達成された結果は、理想的とまではゆかなかつた。 絶体速度を示す信号を発生する正確な装置または制御装置となる複雑なデイジタル装置を設計できる。 例えば、デイジタル装置を作成するには、カルマン・フイルタリングなどの精巧な理論に基づく最適制御理論を用いることができる。 しかし、デイジタル・フイルタ設計を用いることは、必要な機能を行うために精密でひどく値段の高い構成要素を必要とする比較的複雑な計算の実行を考えている。 同様に、デイジタル装置は、普通は、装置内の標本変誤差を避けるためにエイリアシング防止フイルタを必要とする。 エイリアシング防止フイルタは、 理想的には、信号を積分するためにアナログ構成部品で構成された制御装置が価格の安いことと構成の簡単なことのために好ましい。 アナログ構成部品は、さらにそれらの連続的性質のために高価なエイリアシング防止フイルタを不要にする。 アナログ制御装置は装置の全体としての複雑さを減らすであろう。 しかし、演算増幅器と共にコンデンサや抵抗などのアナログ構成部品が能動装置のための制御アルゴリズムの実行に共通の周波数パラメータのもとで十分に作動しないことが分つた。 この制御装置のための有効な帯域幅は、大よそ0.5ヘルツと20 本発明の目的は、上述およびその他の問題ならびにデイジタル装置とアナログ装置の両方に普通に関連した限界を除去するかまたは事実上最小にし、絶体速度を示す出力信号を発生する制御装置を提供することである。 本発明は、能動懸架装置における絶体速度をアナログおよびデイジタル電子構成部品を用いて推定する改良された制御方法と制御装置を提供する。 アナログフイルタ装置が加速度計から入力信号を受けて、時間積分信号を作る。 時間積分信号の一定で比較的低周波の成分を振動電圧の範囲の回りに制限して安定信号を作るためにデイジタル帰還手段を利用する。 次にデイジタルフイルタ手段が安定信号を受けてその信号の選択された一定の低周波成分を除いて関心の周波数範囲内にあり選択された中点値電圧値の回りにさらに安定化された絶体速度を示す出力信号を作る。 ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置は通常アナログ装置に伴う不正確さを生じず、純デイジタル装置の設計に通常必要な複雑な構成を避けるので、加速度信号から絶対速度の信号出力推定値を作るより信頼できて経済的な制御の方法と装置が提供される。 ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置はまた、従来の制御装置に伴なう限界を克服する。 デイジタル安定化およびフイルタリング手段と組合せてアナログ積分器を用いることによつて、アナログ構成部品に共通の計算に関する問題が最小になり、物理的アナログ装置の場合に本質的に不正確である信号修正の部分がデイジタルに実行できるようになる。 デイジタル標本化に通常必要なエイリアシング防止フイルタ手段が本質的に備わつている。 本発明の好ましい実施例においては、ハイブリツド・ 本発明の制御装置は、加速度計からの入力信号を積分する1次低域フイルタからなるアナログ積分器を含んでいる。 このアナログ積分器は、普通、50にほぼ等しい通過帯域利得と0.1ヘルツの範囲内の折点周波数をもつことになる。 このアナログ積分器は、演算増幅器、コンデンサおよび抵抗などのアナログ構成部品を用いて構成できる。 比較的低い周波数をアナログ積分器が通すので、 デイジタル安定器とデイジタルフイルタによつて行われるデイジタル計算は、標本化信号入力値の連続和に基づいた計算を行うのにマイクロ制御装置を用いて遂行される。 多重8ビツト語を用い数値累算器が入力標本値の連続和を記憶する。 帰還信号は、デイジタル計算機内で桁送り動作を行うことによつて発生される。 帰還信号を作るためにデイジタル安定器によつて行われる桁送り動作は、ゆつくり減衰していくらか振動する出力信号をもたらす。 デイジタルフイルタによつて行われる桁送り動作の範囲の方が小さいので、比較的高い周波数の成分の短期平均を選択された電圧値の付近に位置づけるのに信号をより迅速に減衰させる傾向がある。 次に図面を参照すると、第1図は、本発明の絶縁装置 前述のように、運動状態を示す入力信号を受けて、絶対速度の一致出力信号推定値を作る既知の電子制御装置は、商業的適用に対して効果的で費用有効な方法で設計するのは困難であつた。 純デイジタル装置は、本質的に複雑であり、実現するのに費用がかかる可能性がある。 本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置は、絶体速度の信号推定値を作る既知の従来の制御装置の限界を克服する。 例えば、アナログ積分回路をデイジタル式安定化およびフイルタリング手段と組合せて用いることは、アナログ構成部品を用いることによつてある量の計算処理能力をなくして、物理的アナログ装置の場合に本質的に不正確な信号修正の部分をデイジタル方式で実行できるようにする。 デイジタル標本化とデイジタル・フイルタリングに必要なエイリアシング防止フイルタは、本質的にアナログ積分器によつて与えられる。 再び図面、特に第1図および第2図を参照すると、本発明の絶縁装置10は、受動アイソレータ22および能動ダンパ18を備えている。 受動アイソレータ22は、許容偏位限界内で質量14と支持体16の間に荷重を支持または伝達する関係に結合される。 ばね定数Kは、絶縁装置の動作周波数または励振周波数の範囲内で質量14に絶縁を与えるのが好ましい。 ダンパ18の減衰特性を能動的に調整することによつて、ダンパは制御可能な反作用力を発生し、受動アイソレータ22と共同作動して絶縁装置10の伝達特性を効果的に調整できる。 能動ダンパ18の制御と設計の仕方は、本発明の目的に関連があると思われず、ダンパの伝達特性および固有動作特性にどんな効果を与えるのを望むかによつて左右される。 本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12は、質量の運動状態を示す入力情報を受けるように働き、その信号を修正して可変減衰力の制御を行うのに必要な絶対速度の信号推定値を作るので、こゝに開示された絶縁装置10は、質量14の絶縁速度に大きさと符号で比例する信号を必要とする制御アルゴリズムに関して説明される。 本発明の原理は、いうまでもなく、さまざまな用途に用いることもできる。 明確にいえば、絶縁装置10において代表的例として用いられる制御アルゴリズムは、質量14の絶対速度に大きさと符号で比例する信号と質量14と支持体16との間の相対速度に大きさと符号で比例する信号とを必要とする。 ・0ならば、オン (1) ・<0ならば、オン (2) この特定の制御アルゴリズムの実行には質量14と支持体16の間の相対運動が質量14の振動運動を減衰させるのでなく増幅する傾向があるときに外部油圧手段またはサーボ手段によつて発生される実際の力が存在しない半能動減衰装置を用いる。 「オン」および「オフ」のダンパ状態は、相対的にオンの位置および相対的にオフの位置を考えてもよい。 ダンパ18は、減衰特性を望み通りに能動的に調整するために、好ましくはダンパが経験する運動に関係なく、制御アルゴリズムによつて外部から制御できる。 離間部材間の運動を減衰させるのに多くの他の制御アルゴリズムを考えることができるが、本明細書で説明する制御アルゴリズムは、特定の絶縁問題を解決するために本発明を組み込むことを適切に実証している。 第2図に示したように、本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置は、絶縁装置10の構成要素と共同して4輪車の懸架装置を含むさまざまの用途に用いることができる。 四つの能動ダンパ18を絶縁装置10によつて制御でき、各ダンパは、後述の適当な運動状態センサを伴つている。 制御モジユール26は、能動ダンパを駆動する機能構成要素を組み込み、制御装置12および制御アルゴリズム20を備えている。 絶縁装置10の電子構成要素を作動させるための電源28が示されている。 車輛に適用するときには、制御モジユール26を点火スイツチ30で作動させてもよい。 単一および多重ダンパの用途に対して別の変形も考えられる。 地表面に対して動く絶縁装置の場合、移動する質量の絶対速度に大きさと符号で比例する信号を作るのが問題になり、固定基準に対して測定することができない。 所望の減衰状態を実現するために特定の制御アルゴリズムに必要な入力情報を与えるために、加速度計32がセンサ入力信号を与える。 加速度計32は、絶縁された質量14に取付けられ、質量14の加速度に比例した信号を連続的に発生する、あとで論ずるように、本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12は、質量14の絶対速度に大きさと符号で比例する信号出力を作るために、次に説明するようにして加速度計32から受けた入力信号を修正する。 連続的に発生された出力信号は、可変能動ダンパ18を駆動するために制御アルゴリズム20によつて利用される。 第1図および第2図に示された本願の絶縁装置10の場合、加速度計32は、用いられる能動ダンパの数に従つて、多様な場所に取付けられる。 ハイブリツド・ 質量14と支持体16の間の相対運動を示す信号を作るための相対速度センサ34もこゝに示されている。 この明細書に例として用いられた制御アルゴリズム20に関連して質量14と支持体16の間の相対速度に比例する連続的に発生される信号が可変能動ダンパ24の制御を果すのに必要である。 任意のさまざまな制御アルゴリズムを実行するのに必要な運動状態のパラメータは変動する可能性があり、前述のパラメータのほかに相対変位に関する入力情報を含むことがある。 本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12は、アナログ積分器36、デイジタル安定器38およびデイジタルフイルタ40からなつている。 一つ以上の加速度計32からの入力信号が積分器36に入力するために加算接合点42によつて加算される。 アナログ積分回路の信号の低周波成分は、デイジタル安定器38からのデイジタル信号の帰還によつて減衰されて制御された電圧範囲内に保たれる。 質量の絶対速度に大きさと符号の両方で比例する有意の信号を発生するために、デイジタル・フイルタ40は、短期周波数平均を零または中点値電圧レベルの付近に調節する。 加速度計32の絶対加速度信号から質量14の垂直速度に比例する信号を連続的に発生するために、制御装置12が入力信号の数学的積分を行うことが必要である。 所定時間にわたりかつ絶縁装置10が遭遇する可能性のあるさまざまの条件の性能の下に有意の信号を発生する完全な積分器に関連する問題がある。 例えば、アナログ積分器への入力信号は、適当な積分が起るべき、物理的電子構成要素の動作帯域幅の範囲内になければならない。 装置の高さや向きを変えることによつて発生されるもののような極低周波数の入力信号は、積分されると、直流に近い周波数で大きな信号を作るので、構成要素を飽和させる傾向をもつている。 装置に動作範囲の外へドリフトさせる可能性のある低周波のずれは、センサの温度ドリフトまたは垂直の向きの変化などの条件によつて生ずる可能性がある。 完全な積分器の問題に対する解は、例えば、 本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12を絶縁装置10のような装置へ適用するためのハードウエアの作成は、第4図にグラフで記載されたものと同様の信号除波を達成しようとつとめるのが好ましい。 電力半値または折点周波数は、約0.1ヘルツであるが、もちろんこの代表的パラメータは、異なる装置に適用する場合には変ることがある。 フイルタは、質量14の絶対速度の積分信号推定値を作るために折点周波数より上で積分器として働く。 折点周波数より下では、フイルタは、 ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12のアナログ構成要素は、加速度計32からの入力信号を積分するアナログ積分器36を備えている。 第3図に示されているように、アナログ積分器は、ほぼ50に等しい通過帯域利得をもつ一次低域フイルタである。 比較的高い周波数の場合、−20dB/デケードの傾斜と90゜の位相遅れが信号積分を行うために生ずることが明らかである。 アナログ積分器36を備えた簡単な低域フイルタは、演算増幅器、コンデンサおよび抵抗などのアナログ構成部品を用いて構成できる。 もちろん、比較的低い周波数は、アナログ積分器36によつて通過させられるので、加速度計の信号は、累積して低周波でドリフトし、構成要素を飽和させて性能を果せなくする。 0.1ヘルツより下の低周波数は、前述のように、いくつかの理由、で生ずる可能性があり、ドリフトは、装置の構成要素における温度変化加速度計の傾き、および車輛の高さの変化によつて生ずる。 アナログ積分器36の出力信号は、デイジタル安定器38 アナログ積分器36の信号出力は、第5図に示されているようにデイジタル安定器38によつて効率よく制限される。 第5図に示された時間履歴プロツトは、Cによつて表されたアナログ積分器36からの出力が電圧動作範囲を超えてドリフトし、アナログ構成部品を飽和させる様子をグラフで例示している。 装置の中で累積し、有用な情報を与えることのできる範囲を超えて出力を押しやる低周波信号は、Dによつて示された所望の安定化積分応答信号を完成するためにデイジタル安定器38によつて与えられるオフセツト信号によつて除かれる。 デイジタル安定器38によつて発生された帰還信号は、その信号から一定の低周波成分を除く、すなわち差引くために加算接合点42で引算されるか、反転されて加算される。 デイジタル安定器38は、信号の低周波成分を完全に除くように働くのではなく、動作電圧レベル内で所定時間にわたつて変動する可能性のある信号を好ましくは大体零電圧点の回りに制限するように低周波信号を小さくする。 特定の制御アルゴリズムが質量の絶対速度に大きさと符号で比例する信号を与えるために絶対速度の零交さが生ずる時点を示す情報を必要とする場合、低周波利得が大きいために変動し、低周波成分に乗つているDのような信号は、絶対速度の符号に関する必要な情報を与えない。 これは、第7A図に点P 1および点P 2によつて例示されている。 変動するかまたは低周波もしくは直流成分に乗つている信号は、関心のある周波数で零交さを示さないので、制御アルゴリズム20の正しい切替または実行が起らない。 従つて、アナログ積分器36およびデイジタル安定器38によつて作られ、第5図にDによつて示された信号をさらに零または中点値電圧点の付近で安定化することが本発明のデイジタルフイルタ40の機能である。 すなわち、デイジタルフイルタ40は、第7C図に示されているように低周波成分を除くことによつて信号Dの短期周波数平均を零電圧値の付近に位置づけている。 装置に対して関心のある特定の周波数および特定の用途に対して選択または変更できる他の設計パラメータ次第では、デイジタルフイルタ40を省略した作業制御装置12を構成できることを述べておく必要がある。 アナログ積分器36、デイジタル安定器38およびデイジタルフイルタ40の伝達完成を解析的に述べることも質量
0は、利得値を表わし、T 0は、時定数で、Sは、複合周波数変数である。 帰還は、デイジタル安定器38によつて行われ、伝達関数 によつて表わすことができる。 こゝで、K 3およびK 4は選択された定数値である。 デイジタル安定器38が純積分器として動作する場合、K 4は0に等しい。 第1図および第3図の点Y(s)における伝達関数に対して負帰還ループの解を適用すると となる。 この式の結果は、高周波において装置が積分器として働いて、低周波数を除くことである。 K 4が0であれば、 デイジタル・フイルタ40は、デイジタル安定器38から受けた信号を質量14の絶対速度に大きさと符号で比例する出力信号を作るようにして修正する。 デイジタル・フイルタ40は、数値加算接合点50においてデイジタル安定器38からの信号のフイードフオワードから差引かれる出力を有し、通過帯域利得が1のデイジタル低域フイルタである。 結果として生ずる除波および減算は、例えば伝達関数 によつて表わすことができる。 こゝで、T2は、時定数で、Sは複合周波数変数である。 デイジタル・フイルタ
結果は、K 4 =0であるような純情分帰還が与えられる場合、動作帯域幅内の積分特性はひどく損うことなく低周波ないし直流において、二次ロールオフがより速くなる。 上述のことから、種々のシステム定数は、さまざまな特定システムパラメータのもとで作動する制御装置を作るように選択できることが明らかである。 上述の伝達関数は、制限的意味で解釈される必要がなく、ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12で行うことのできる代表的動作を当業者に例示するのに役立つ。 デイジタル安定器38とデイジタル・フイルタ40によつてデイジタル方式で行われる機能は、連続した信号標本化継続時間にわたつて計算された標本化信号入力値の連続的和に基づいたマイクロ制御装置による計算を含んでいる。 デイジタル安定器38においては、多重8ビツト語を用いる数値累算器がアナログ積分器36からの入力標本値の連続的和を記憶する。 8ビツト語の大きさは、見本にすぎず、他の語の大きさを所望に応じて用いてもよいことが考えられる。 デイジタル累算器内に記憶された連続的和を任意の標本化値nに対して関数 f(n)=f(n−1)+r(n) (8) によつて記述できる。 こゝでf(n−1)は、前の累算器の和で、r(n)は、次の標本信号値である。 従つて、和は、所定時間にわたつて累算器内で連続的に発生され、古い情報が決して吐き出されない。 帰還動作は、 以下に説明するように、デイジタルフイルタ40はさらに信号を正確なまたは中点値電圧値付近で安定化する。 ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12、さらに詳しくいえば、上述のデイジタル安定器38およびデイジタルフイルタ40の機能的性能を第6図および第7図の時間履歴プロツトを参照して例示できる。 第6A図に見られるように、第5図に信号Cとして示された信号y′ 第6C図および第7A図にy(t)で示されているように、装置はなお、いくつかの極低周波成分に乗つているので、デイジタルフイルタ40は、信号のフイードフオワード信号41(第1図)と共同して実質的に高域フイルタとして動作し、過剰低周波成分を除去して一定電圧値付近で高周波信号の平均を確立する。 デイジタルフイルタ 制御装置12の総合構成はまた特定の設計によつてはさまざまな追加の電子構成要素を含んでいてもよい。 前述のように、アナログ域で加算接合点42によつて処理された信号には、加速度計32からの入力信号およびデイジタル安定器38からの帰還信号がある。 帰還信号は、前に指摘したように、デイジタル・アナログ変換器46によつて直線形に変換される。 帰還信号はまた、所望の寄与割合次第で、第3図において52で表わされた利得ブロツクkf 前述のことから、ハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置12は、絶縁されるべきマスの絶対速度の大きさと符号を示す信号を作る有効で効率よい方法を表わすことが明らかである。 アナログ信号のフイルタリングに関連した利点は、それらに通常関連する固有の欠点なしにフイルタリング処理の若干の面をデイジタル方式で行うことによつて実現される。 第1図は、本発明の特徴を組み込み、質量の絶対速度を示す信号が加速度計の入力信号から作られ、減衰力制御アルゴリズムを実行するために相対速度と共同して用いられる減衰力の制御された調整を示す、例示的運動減衰装置のブロツク図であり、 第2図は、第1図のものと同様であり、四つの独立の運動減衰ダンパと運動状態センサ手段が本発明の特徴を組み込んだ制御モジユールと共同して動作できる例示的運動減衰装置のブロツク図であり、 第3図は、加速度計入力から絶対速度の信号推定値を作る本発明のハイブリツド・アナログ・デイジタル制御装置の一部略図で一部ブロツク図の図、 第4図は、制御装置によつて作られた信号(s)/A ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) G01H 17/00 B60G 17/00 - 17/08 F16F 15/02 G01P 7/00 G05D 19/00 - 19/02 G01M 7/00 - 7/08 |