Detection method and apparatus for control information |
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申请号 | JP954491 | 申请日 | 1991-01-30 | 公开(公告)号 | JP2637630B2 | 公开(公告)日 | 1997-08-06 |
申请人 | 三菱電機株式会社; | 发明人 | ARAKI TATSU; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】 被回転体の角速度を検出する制御情報の検出方法であって、前記被回転体の第1および第2の検出点における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ求めた後、それらのベクトル和を相互に加算し、その加算値に基づいて前記被回転体の角速度を求めることを特徴とする制御情報の検出方法。 【請求項2】 被回転体と、前記被回転体上のそれぞれ異なる任意の2点に設けられ、その配設位置における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出する第1および第2の加速度センサと、前記第1 および第2の加速度センサから出力されるベクトル和を加算する加算器と、その加算器によって求められた加算値に基づいて前記被回転体の角速度を求める第1演算部とを備えたことを特徴とする制御情報の検出装置。 【請求項3】 被回転体の回転角度を検出する制御情報の検出方法であって、 前記被回転体の第1および第2 の検出点における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ求めた後、それらのベクトル和を減算し、その減算値に基づいて前記被回転体の回転角度を求めることを特徴とする制御情報の検出方法。 【請求項4】 被回転体と、前記被回転体上のそれぞれ異なる任意の2点に設けられ、その配設位置における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出する第1および第2の加速度センサと、前記第1 および第2の加速度センサから出力されるベクトル和を減算する減算器と、その減算器によって求められた減算値に基づいて前記被回転体の回転角度を求める第2演算部とを備えたことを特徴とする制御情報の検出装置。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、駆動装置を制御するために必要な制御情報、特に駆動装置の回転軸あるいは駆動装置によって回転運動する物体の角速度や回転角度を検出する検出方法及び装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の検出装置として、従来よりロータリエンコーダが広く利用されている。 図9は、ロータリエンコーダを含むモーター(駆動装置)制御システムを示す模式図である。 同図に示すように、ロータリエンコーダ10は、モーター1の回転軸1aに連結された円板11と、投光素子と受光素子とを備えたフォトインタラプタ12,13とで構成されている。 この円板11には、その外周に沿って一定の角度間隔をもって複数のスリット14が穿設されている。 また、円板11の回転中心11a側にスリット15が穿設されている。 そして、 【0003】なお、これら2種類のスリット14,15 【0004】これらのパルス信号S 12 ,S 13は、モーター制御回路3に与えられる。 このモーター制御回路3 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ロータリエンコーダ1 【0006】この発明は、上記課題を解消するためになされたもので、駆動装置を制御するために必要な制御情報、特に駆動装置の回転軸あるいは駆動装置によって回転運動する物体の角速度や回転角度を常時精度良く検出することができる制御情報検出の方法及び装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被回転体の角速度を検出する制御情報の検出方法であって、 【0008】請求項2の発明は、上記目的を達成するために、被回転体と、前記被回転体上のそれぞれ異なる任意の2点に設けられ、その配設位置における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出する第1および第2の加速度センサと、前記第1および第2の加速度センサから出力されるベクトル和を加算する加算器と、その加算器によって求められた加算値に基づいて前記被回転体の角速度を求める第1演算部とを備えている。 【0009】請求項3の発明は、被回転体の回転角度を検出する制御情報の検出方法であって、上記目的を達成するために、前記被回転体の第1および第2の検出点における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ求めた後、それらのベクトル和を減算し、その減算値に基づいて前記被回転体の回転角度を求めている。 【0010】請求項4の発明は、上記目的を達成するために、被回転体と、前記被回転体上のそれぞれ異なる任意の2点に設けられ、その配設位置における遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出する第1および第2の加速度センサと、前記第1および第2の加速度センサから出力されるベクトル和を減算する減算器と、その減算器によって求められた減算値に基づいて前記被回転体の回転角度を求める第2演算部とを備えている。 【0011】 【作用】請求項1及び2の発明によれば、被回転体の任意の2点において遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和がそれぞれ求められた後、それらのベクトル和が加算されて、加算値がアナログ量として求められる。 そして、その加算値(アナログ量)に基づいて前記被回転体の角速度が演算される。 【0012】請求項3及び4の発明によれば、被回転体の任意の2点において遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和がそれぞれ求められた後、それらのベクトル和が減算されて、減算値がアナログ量として求められる。 そして、その減算値(アナログ量)に基づいて前記被回転体の回転角度が演算される。 【0013】 【実施例】図1は、この発明に係る制御情報の検出装置を含むモーター制御システムの一例を示す模式図である。 このシステムにおける制御対象はモーター(駆動装置)1であり、その回転軸1aはZ方向(地面に対し平行)に伸びるように固定されている。 このシステムでは、検出装置20によってモーター1の回転軸1aの角速度及び回転角度を検出し、その検出データに基づいてモーター制御回路3がモーター1を制御するように構成されている。 以下、検出装置20の構成について説明する。 【0014】モーター1の回転軸1aの先端部に、その面法線が回転軸1aと平行になるように、円板21が連結されている。 すなわち、円板21の表面と地面とは、 【0015】加速度センサ22,23はともに加算器2 【0016】一方、減算器25においてアナログ信号S 【0017】このモーター制御回路3では、信号S ω, 【0018】次に、上記システムの動作について説明する。 まず、外部から制御指令(目標値)がモーター制御回路3に与えられると、適当な電圧(操作量)がモーター1に供給され、モーター1が回転し始める。 すると、 【0019】 【数1】 【0020】ただし、a rは遠心力による加速度、g r 【0021】 【数2】 【0022】となる。 【0023】遠心力による加速度a rは、 【0024】 【数3】 【0025】ただし、r…円板21の回転中心21a 【0026】 【数4】 【0027】 【数5】 【0028】がそれぞれ得られる。 そして、数4,数5 【0029】加算器24では、 【0030】 【数6】 【0031】に基づいて加算値v +が求められる。 ただし、数5において、kは係数であり、この係数kは加速度センサ22,23によって検出される加速度とそれら加速度センサ22,23から出力される電圧とによって決定される。 この数6からわかるように、加算値v +は遠心力による加速度a r (=v 2 /r)のみの関数となっている。 ここで、円板21の角速度をωとすれば、 【0032】 【数7】 【0033】が成立し、この数7を数6に代入することによって、 【0034】 【数8】 【0035】が得られる。 さらに、数8を整理して、 【0036】 【数9】 【0037】が得られる。 すなわち、加算値v +を数9 【0038】そこで、加算値v +に関連した信号が加算器25から第1演算回路26に与えられる。 この第1演算回路26では、数9に従った演算処理が実行され、円板21(回転軸1a)の角速度ωが求められる。 そして、その角速度ωに関連した信号S ωがモーター制御回路3に出力される。 【0039】上記のようにして角速度ωが求められると同時に、以下のようにして円板21(回転軸1a)の回転角度θが求められる。 すなわち、減算器25では、 【0040】 【数10】 【0041】に基づいて減算値v -が求められる。 この数10を整理すると、 【0042】 【数11】 【0043】が得られる。 すなわち、減算値v -を数1 【0044】モーター制御回路3では、信号S ω,S θ 【0045】以上のように、この実施例によれば、加算値v + (アナログ量)及び減算値v - (アナログ量)を求め、加算値v + ,減算値v -に基づいて円板21の角速度ω及び回転角度θを演算しているので、常に円板2 【0046】次に、検出装置20の変形例について説明する。 まず、円板21の表面が地面に対し垂直に設置されていない場合について、図3を参照しつつ説明する。 【0047】 【数12】 【0048】 【数13】 【0049】である。 したがって、これら加速度a 22 , 【0050】 【数14】 【0051】が得られる。 このため、上記と同様に、この加算値v +を数9に代入することによって、円板21 【0052】一方、加速度a 22 ,a 23に関連したアナログ信号S 22 ,S 23を減算器25に与えると、減算器25 【0053】 【数15】 【0054】が得られ、さらにこの数15を整理すると、 【0055】 【数16】 【0056】が得られる。 このため、減算値v -を数1 【0057】以上の解析からわかるように、円板21の表面が地面に対し垂直に設置されていない場合には、第2演算回路27の構成のみを変更すればよい。 すなわち、第2演算回路27によって数16に従った演算処理が実行されるように、検出装置20を構成すればよい。 【0058】次に、加速度センサ22,23の加速度検出方向が半径方向から角度θ 2だけずれている場合について、図4を参照しつつ説明する。 上記のように加速度センサ22に加わる加速度a 22は、数1であるが、加速度検出方向が角度θ 2だけずれているために、実際に加速度センサ22によって検出される加速度a 22 ′は、 【0059】 【数17】 【0060】である。 また、同様の解析から、加速度センサ23によって検出される加速度a 23 ′は、 【0061】 【数18】 【0062】である。 したがって、これら加速度a 22 ′,a 23 ′を加算器24により足し合わすと、 【0063】 【数19】 【0064】が得られる。 さらに、この数19を変形することによって、 【0065】 【数20】 【0066】が得られる。 したがって、加算値v +を数20に代入することによって、円板21(回転軸1a) 【0067】一方、加速度a 22 ′,a 23 ′の差を減算器25により求めると、 【0068】 【数21】 【0069】が得られ、さらにこの数21を整理すると、 【0070】 【数22】 【0071】が得られる。 このため、減算値v -を数2 【0072】以上の解析からわかるように、加速度センサ22,23の加速度検出方向が半径方向から一定角度θ 2だけずれている場合には、第1及び第2演算回路2 【0073】次に、円板21の回転中心21a(回転軸1a)から加速度センサ22,23間での距離がそれぞれ異なる場合について、図5を参照しつつ説明する。 例えば、回転中心21aから加速度センサ22,23までの距離がそれぞれ距離r 1 ,r 2である時、加速度センサ22,23によって実測される加速度a 22 ,a 23は、 【0074】 【数23】 【0075】 【数24】 【0076】である。 【0077】数23,数24において、a r1 ,a r2は遠心力による加速度であり、 【0078】 【数25】 【0079】 【数26】 【0080】ただし、v 1 ,v 2は加速度センサ22, 【0081】 【数27】 【0082】 【数28】 【0083】が得られる。 円板21の角速度ωは、接線速度v 1 ,v 2及び距離r 1 ,r 2と以下の関係 【0084】 【数29】 【0085】を有しており、この数29を数27,数2 【0086】 【数30】 【0087】 【数31】 【0088】が得られる。 したがって、これら加速度a 【0089】 【数32】 【0090】が得られる。 さらに、この数32を変形することによって、 【0091】 【数33】 【0092】が得られる。 したがって、加算値v +を数33に代入することによって、円板21(回転軸1a) 【0093】一方、加速度a 22 ,a 23の差を減算器25 【0094】 【数34】 【0095】ただし、k 1 ,k 2は係数であり、k 2 = 【0096】 【数35】 【0097】が得られる。 このため、減算値v -を数3 【0098】以上の解析からわかるように、距離r 1 , 【0099】次に、加速度センサ23が円板21の表面上に設けられていない場合について、図6を参照しつつ説明する。 同図(a) に示すように、加速度センサ23 【0100】この場合、加速度センサ22によって実測される加速度a 22は、上記解析からわかるように、数4 【0101】 【数36】 【0102】ただし、a 23は加速度センサ23の円板2 【0103】 【数37】 【0104】ただし、v 3は点P 23での接線速度、である。 したがって、数36,数37より、 【0105】 【数38】 【0106】が得られる。 また、円板21の角速度ω 【0107】 【数39】 【0108】を有しており、数39を数4,数38にそれぞれ代入すると、 【0109】 【数40】 【0110】 【数41】 【0111】が得られる。 したがって、これら加速度a 【0112】 【数42】 【0113】ただし、k 3 ,k 4は係数であり、k 4 = 【0114】 【数43】 【0115】が得られる。 したがって、加算値v +を数43に代入することによって、円板21(回転軸1a) 【0116】一方、加速度a 22 ,a 23 ′の差を減算器2 【0117】 【数44】 【0118】ただし、k 5は係数であり、k 5 =k 3 /c 【0119】 【数45】 【0120】が得られる。 このため、減算値v -を数4 【0121】以上の解析からわかるように、加速度センサ22,23が同一平面上に設けられていない場合には、加算器24,減算器25,第1及び第2演算回路2 【0122】上記実施例では、数11(あるいは数1 【0123】図7は、検出装置の改良例にかかる第2演算回路27のブロック図である。 この第2演算回路27 【0124】この演算回路31では、数11にしたがって演算処理が実行される。 その演算結果(θ)が演算回路31からスイッチ32a及び演算回路33にそれぞれ与えられる。 演算回路33では、 【0125】 【数46】 【0126】にしたがって演算処理が実行され、その演算結果(−θ)がスイッチ32bに与えられる。 【0127】また、減算値v -に関連した信号は微分回路34にも与えられる。 この微分回路34においては、 【0128】以上のように、この改良例では、減算値v 【0129】なお、微分処理の代わりに積分処理を行うようにしてもよい。 また、微分回路34の代わりに、円板21の接線方向の加速度を検出することができる加速度センサを設け、その加速度センサから出力されるsin 【0130】なお、上記実施例は、モーター1の回転軸1aの角速度および回転角度を検出する装置・方法について説明したが、この発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。 例えば、図8に示すように、ある軸4 【0131】また、上記実施例では、検出対象となる物体(回転軸やロボットアーム)の角速度および回転角度を同時に検出いているが、いずれか一方のみを検出することも可能である。 例えば、角速度ωのみを検出する場合には、減算器25および第2演算回路27を設ける必要はなくなる。 【0132】 【発明の効果】以上のように、請求項1及び2の発明では、被回転体の任意の2点において遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出した後、それらのベクトル和を加算処理して、その加算値(アナログ値)に基づいて前記被回転体の角速度を演算するようにしているので、角速度を常に精度良く検出することができる。 【0133】また、請求項3及び4の発明では、被回転体の任意の2点において遠心力による加速度と重力加速度とのベクトル和をそれぞれ検出した後、それらのベクトル和を減算処理して、その減算値(アナログ値)に基づいて前記被回転体の回転角度を演算するようにしているので、回転角度を常に精度良く検出することができる。 【図1】この発明に係る制御情報の検出装置を含むモーター制御システムの一例を示す模式図である。 【図2】加速度センサに加わる加速度を示す図である。 【図3】加速度センサに加わる加速度を示す図である。 【図4】加速度センサに加わる加速度を示す図である。 【図5】加速度センサに加わる加速度を示す図である。 【図6】加速度センサに加わる加速度を示す図である。 【図7】この発明に係る検出装置の改良例の第2演算回路のブロック図である。 【図8】この発明にかかる検出装置の他の実施例を示す図である。 【図9】ロータリエンコーダを含むモーター制御システムを示す図である。 21 円板 22,23 加速度センサ 24 加算器 25 減算器 26 第1演算回路 27 第2演算回路 |