活動ポイント

申请号 JP2016128926 申请日 2016-06-29 公开(公告)号 JP2016195788A 公开(公告)日 2016-11-24
申请人 ナイキ イノベイト シーブイ; 发明人 ホムシ,クリストファー エル; シュミット,マイケル; ウィースト,アーロン ビー;
摘要 【課題】活動に参加するユーザについてポイント値を計算するためのシステムおよび方法を提供する。 【解決手段】最初に、センサで活動が検出される。センサ 信号 をテンプレートと比較することにより、プロセッサは活動を分類する。活動が分類されると、活動ファクタが選択される。そして、活動ファクタの関数と活動の持続時間とに応じてポイント値が計算される。所定の時間は非活動であったといった所定の基準を満たすと、ポイントが減点されうる。 【選択図】図3
权利要求

(a)少なくとも一つのセンサでユーザの活動を検出するステップと、 (b)検出された前記活動を分類するステップと、 (c)分類された前記活動に対応する活動ファクタを決定するステップと、 (d)プロセッサにおいて、前記活動ファクタに前記活動の持続時間を掛けることによりポイント値を計算するステップと、 (e)調整基準が満たされたかどうかを判断するステップと、 (f)前記調整基準が満たされた時に、前記ポイント値を調整するステップと、 をコンピュータ機器に実行させるコンピュータ実行可能命令を格納している非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサを含む手首装着型機器によって前記ユーザの前記活動を検出するステップを、 前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記センサは加速度計を含む、請求項2に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記加速度計は多軸加速度計を含む、請求項3に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、前記コンピュータ装置に、さらに、 前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、閾値を超えない前記活動ファクタを含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記閾値は、ゲームと関連する、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間の非活動を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間の非活動、休息時間、回復時間、および睡眠期間を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間に蓄積された非活動を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、午前中に発生する第1非活動量、または夜間に発生する第2非活動量を含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整について前記ユーザに通知するステップをさらに含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整について競争相手のユーザに通知するステップをさらに含む、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記ユーザに活動を推奨するステップをさらに含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザのプロフィールデータに基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザによって以前に実施されたトレーニングに基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザの現在位置に基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。(a)少なくとも一つのセンサでユーザの運動活動を検出するステップと、 (b)プロセッサによって、検出された前記運動活動を分類することと、 (c)分類された前記運動活動に対応する活動ファクタを決定するステップと、 (d)プロセッサにおいて、前記活動ファクタに前記運動活動の持続時間を掛けることによりエネルギー消費ポイント値を計算するステップと、 (e)ユーザ非活動期間を検出するステップと、 (f)前記ユーザ非活動期間に基づいて第1非活動変換ファクタを決定するステップと、 (g)前記第1非活動変換ファクタに応じて、前記エネルギー消費ポイント値を調整するステップと、 をコンピュータ機器に実行させるコンピュータ実行可能命令を格納している非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサを含む手首装着型機器で前記ユーザの前記運動活動を検出するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記センサは、加速度計を含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザが第1期間中に所定の第1心拍数しきい値を超えなかったと決定するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザが前記第1期間中に所定の第2心拍数しきい値を超えなかったと決定するステップと、 第2非活動変換ファクタに応じて前記エネルギー消費ポイント値を調整するステップとを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項21に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。少なくとも一つの活動テンプレートがユーザにより作成される、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記活動テンプレートは、ウォーキング用活動テンプレートとランニング用活動テンプレートとを含む、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 最適アプローチを使用して前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 最適アプローチを使用して前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較し、充分に適合していない場合に前記運動活動を未分類のままとするステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。エネルギー消費ポイント合計が1日、1週間、および1カ月のうち少なくとも一つの期間で計算される、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記エネルギー消費ポイント値を調整することは、前記エネルギー消費ポイント値から前記第1非活動変換ファクタの数を減点することを含む、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザの位置に少なくとも基づいて、前記第1非活動変換ファクタを調整するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 一日単位に少なくとも基づいて前記第1非活動変換ファクタを調整するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

(a)少なくとも一つのセンサでユーザの活動を検出するステップと、 (b)検出された前記活動を分類するステップと、 (c)分類された前記活動に対応する活動ファクタを決定するステップと、 (d)プロセッサにおいて、前記活動ファクタに前記活動の持続時間を掛けることによりエネルギー消費ポイント値を計算するステップと、 (e)ユーザ非活動の期間を検出するステップと、 (f)前記ユーザ非活動の期間に基づいて前記エネルギー消費ポイント値を調整するステップと、 をコンピュータ機器に実行させるコンピュータ実行可能命令を格納している非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサを含む手首装着型機器によって前記ユーザの前記活動を検出するステップを、 前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記センサは加速度計を含む、請求項2に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記加速度計は多軸加速度計を含む、請求項3に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 調整基準が満たされたかどうかを判断するステップであって、前記調整基準は、所定の時間期間を超えない前記ユーザ非活動の閾値を含むステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記閾値は、ゲームと関連する、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間の非活動を含む、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間の非活動、休息時間、回復時間、および睡眠期間を含む、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、所定時間に蓄積された非活動を含む、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記調整基準は、午前中に発生する第1非活動量、または夜間に発生する第2非活動量を含む、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記エネルギー消費ポイント値を調整することについて前記ユーザに通知するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記エネルギー消費ポイント値を調整することについて競争相手のユーザに通知するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザに活動を推奨するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザのプロフィールデータに基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザによって以前に実施されたトレーニングに基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記推奨は、前記ユーザの現在位置に基づく、請求項14に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。(a)少なくとも一つのセンサでユーザの運動活動を検出するステップと、 (b)プロセッサによって、検出された前記運動活動を分類するステップと、 (c)分類された前記運動活動に対応する活動ファクタを決定するステップと、 (d)プロセッサにおいて、前記活動ファクタに前記運動活動の持続時間を掛けることによりエネルギー消費ポイント値を計算するステップと、 (e)ユーザ非活動期間を検出するステップと、 (f)前記ユーザ非活動期間に基づいて第1非活動変換ファクタを決定するステップと、 (g)前記第1非活動変換ファクタに応じて、前記エネルギー消費ポイント値を調整するステップと、 をコンピュータ機器に実行させるコンピュータ実行可能命令を格納している非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサを含む手首装着型機器で前記ユーザの前記運動活動を検出するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記センサは、加速度計を含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザが第1期間中に所定の第1心拍数しきい値を超えなかったと決定するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザが前記第1期間中に所定の第2心拍数しきい値を超えなかったと決定するステップと、 第2非活動変換ファクタに応じて前記エネルギー消費ポイント値を調整するステップと、を前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項21に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。少なくとも一つの活動テンプレートがユーザにより作成される、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記活動テンプレートは、ウォーキング用活動テンプレートとランニング用活動テンプレートとを含む、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 最適アプローチを使用して前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 最適アプローチを使用して前記少なくとも一つのセンサからの少なくとも一つの信号を活動テンプレートと比較し、充分に適合していない場合に前記運動活動を未分類のままとするステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。エネルギー消費ポイント合計が1日、1週間、および1カ月のうち少なくとも一つの期間で計算される、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記エネルギー消費ポイント値を調整することは、前記エネルギー消費ポイント値から前記第1非活動変換ファクタの数を減点することを含む、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 前記ユーザの位置に少なくとも基づいて、前記第1非活動変換ファクタを調整するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。前記コンピュータ実行可能命令は、実行された時に、 一日単位に少なくとも基づいて前記第1非活動変換ファクタを調整するステップを、前記コンピュータ装置にさらに実行させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

说明书全文

[関連出願] 本出願は、すべて2012年1月18日に出願された米国仮特許出願番号第61/587,996号、第61/587,998号、第61/588,001号、第61/588,008号の優先権を主張する。4件の出願はすべて、参照により全体が援用される。

多くの人々は、身体的フィットネスの重要性を認識しているが、定期的なエクササイズプログラムを維持するのに必要なモチベーションを見つけることの難しさを認識している。ランニング、ウォーキング、およびサイクリングなど、連続的反復動作を伴うエクササイズ計画の維持を特に困難だと感じる人もいる。

加えて、人々はエクササイズを作業または雑用とみなし、ゆえに、これを日常生活の楽しい側面と分離してしまう。たいてい、運動活動と他の活動とのこの明白な分離は、個人がエクササイズの実施のために抱く動機の量を減少させる。さらに、運動活動への個人の関与を奨励しようとする運動活動サービスおよびシステムも、一つ以上の特定活動に集中し過ぎて個人の関心が無視されている。これは、運動活動への参加または運動活動サービスおよびシステムの利用についてのユーザの関心をさらに低下させうる。

そのため、先行技術の課題および他の課題に対処する改良システムおよび方法が望まれる。

以下は、本開示のいくつかの態様について基本的な理解を与えるための簡単な要約を提示するものである。要約は、開示についての広範な概説ではない。開示の主要または重要な要素を特定することも、開示の範囲を画定することも想定されていない。以下の要約は、以下の説明の前置きとして、開示のいくつかの概念を単純な形で提示するものに過ぎない。

本開示の態様は、エネルギー消費値の計算に関する。ある実施形態では、エネルギー消費ポイントが計算されうる。一つ以上の機器は、加速度計および/またはセンサを使用してユーザの活動を監視しうる。ある実行例において、ユーザは異なる活動についてのエネルギー消費ポイントを獲得してもよい。

いくつかの実施形態においては、例えばコンピュータ実行可能な命令またはモジュールを格納することにより、またはコンピュータ可読データ構造を利用することにより、本発明がコンピュータ可読媒体で部分的または全体的に実行されうる。

言うまでもなく、上に言及された実施形態の方法およびシステムは、他の付加的な要素、ステップ、コンピュータ実行可能命令、またはコンピュータ可読データ構造も含みうる。

本発明の以上および他の実施形態の詳細が、添付図面および以下の説明で提示される。本発明の他の特徴および長所は、説明および図面、そして特許請求の範囲から明らかであろう。

本開示は、同様の参照番号が類似の要素を指す添付の図に限定でなく例として図示される。

実施形態の例における個人用トレーニングを提供するためのシステムの一例であって、運動活動を監視するように構成されたネットワークの例を図示する。

実施形態の例における個人用トレーニングを提供するためのシステムの一例であって、電算処理機器の例を図示する。

実施形態の例における、ユーザに着用されうるセンサアセンブリの例を図示する。

実施形態の例における、ユーザに着用されうるセンサアセンブリの例を図示する。

本発明の一実施形態における、エネルギー消費を計算するための方法を図示する。

様々な実施形態についての以下の説明では、その一部であるとともに、開示が実践されうる様々な実施形態が例として示される添付図面が参照される。他の実施形態が利用されてもよく、本開示の範囲および趣旨を逸脱せずに構造的および機能的な変形が行われうることが理解される。さらに、本開示の中の見出しは、開示の限定的な面と考えられるべきではない。本開示を得た当業者であれば、実施形態例が見出しの例に限定されないことを認識するであろう。

I.個人用トレーニングシステムの例 A.例示的な電算処理機器 図1Aは、実施形態の例における個人用トレーニングシステム100の例を図示している。システム例100は、コンピュータ102など、一つ以上の電子機器を含みうる。コンピュータ102は、電話、音楽プレーヤ、タブレット、ネットブック、またはいずれかのポータブル機器などのモバイル端末を包含しうる。他の実施形態において、コンピュータ102は、セットトップボックス(STB)、デスクトップコンピュータ、デジタルビデオレコーダ(DVR)、コンピュータサーバ、および/または他の所望の電算処理機器を含みうる。ある構成において、コンピュータ102は、例えば、Microsoft(登録商標) XBOX,Sony(登録商標) Playstation,および/またはNintendo(登録商標) Wiiゲーム機などのゲーム機を包含しうる。当業者であれば、これらが説明を目的としたゲーム機の例に過ぎず、本開示はいかなるゲーム機または機器にも限定されないことを認識するであろう。

図1Bを参照すると、コンピュータ102は、電算処理ユニット104を含みうる。電算処理ユニット104は、少なくとも一つのプロセッサユニット106を含みうる。プロセッサユニット106は、例えばマイクロプロセッサ機器など、ソフトウェア命令を実行するためのいかなるタイプの処理機器でもありうる。コンピュータ102は、メモリ108など、非一時的なコンピュータ可読媒体を含みうる。メモリ108は、RAM110などのランダムアクセスメモリ(RAM)、および/またはROM112などのリードオンリメモリ(ROM)を限定的でなく含みうる。メモリ108は、電子的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD‐ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)または他の光学ディスク記憶装置、磁気記憶機器、あるいは所望の情報を記憶するのに使用されうるとともにコンピュータ102によりアクセスされうる他の媒体のいずれかを含みうる。

プロセッサユニット106とシステムメモリ108とは、直接的、あるいはバス114または代替的な通信構造を通して間接的に、一つ以上の周辺機器に接続されうる。例えば、プロセッサユニット106またはシステムメモリ108は、ハードディスクドライブ116、リムーバブル磁気ディスクドライブ、光学ディスクドライブ118、およびフラッシュメモリカードなどの付加的なメモリ記憶装置に、直接的または間接的に接続されうる。プロセッサユニット106とシステムメモリ108とは、一つ以上の入機器120および一つ以上の出力機器122にも直接的または間接的に接続されうる。出力機器122は、例えば、ディスプレイ機器136、テレビ、プリンタ、ステレオ、またはスピーカを含みうる。いくつかの実施形態では、一つ以上のディスプレイ機器がアイウェアに組み込まれうる。アイウェアに組み込まれたディスプレイ機器は、ユーザにフィードバックを提供しうる。一つ以上のディスプレイ機器を取り入れたアイウェアは、ポータブルディスプレイシステムにもなる。入力機器120は、例えば、キーボード、タッチスクリーン、リモートコントロールパッド、ポインティング機器(マウス、タッチパッド、スタイラス、トラックボール、またはジョイスティック)、スキャナ、カメラ、またはマイクロフォンを含みうる。これに関して、入力機器120は、図1Aに示されているように、ユーザ124などのユーザからのアスレチック動作を検知、検出、および/または測定するように構成された一つ以上のセンサを含みうる。

再び図1Aを参照すると、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、ユーザ124のアスレチック動作を検出および/または測定する際に利用されうる。一実施形態において、イメージキャプチャ機器126またはセンサ128から取得されたデータはアスレチック動作を直接的に検出しうる。そのため、イメージキャプチャ機器126またはセンサ128から取得されたデータは動作パラメータと直接相関する。しかしながら、他の実施形態では、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128からのデータは、相互の、または動作を検出および/または測定する他のセンサとの組み合わせで利用されうる。こうして、二つ以上の機器から取得されるデータを組み合わせることで、ある測定値が決定されうる。イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、加速度計、ジャイロスコープ、位置決定機器(GPS等)、光センサ、温度センサ(周囲温度および/または体温を含む)、心拍数モニタ、イメージキャプチャセンサ、湿度センサ、および/またはこれらの組み合わせを限定的でなく含む一つ以上のセンサを含むか、これらに動作接続されうる。例示的センサ126,128の使用例は、「例示的センサ」というタイトルである下記のI.C節に挙げられる。コンピュータ102はまた、タッチスクリーンまたはイメージキャプチャ機器を使用して、グラフィカルユーザインタフェースから選択を行うためユーザが指しているところを判断する。一つ以上の実施形態は、一つ以上の有線および/または無線技術を単独または組み合わせで利用し、無線技術の例は、Bluetooth(登録商標)技術、Bluetooth(登録商標)低エネルギー技術、および/またはANT技術を含む。

B.例示的ネットワーク コンピュータ102、電算処理ユニット104、および/または他の電子機器は、ネットワーク132などのネットワークと通信するためのインタフェースの例130(図1Bに図示)など、複数のネットワークインタフェースに直接的または間接的に接続されうる。図1Bの例において、ネットワークインタフェース130は、送信制御プロトコル(TCP),インターネットプロトコル(IP)、およびユーザデータグラムプロトコル(UDP)など、一つ以上の通信プロトコルにしたがって、電算処理ユニット104からのデータおよび制御信号をネットワークメッセージに翻訳するように構成されるネットワークアダプタまたはネットワークインタフェースカード(NIC)を含みうる。これらのプロトコルは当該技術で周知であり、ゆえに本明細書でさらに詳しく論じられることはない。インタフェース130は、例えば無線トランシーバ、電力線アダプタ、モデム、またはイーサネット接続を含む、ネットワークへの接続のための適当な接続媒体を採用しうる。しかし、ネットワーク132は、インターネット、イントラネット、クラウド、LANなどの、何らかのタイプまたはトポロジーの一つ以上の単独または組み合わせの情報配信ネットワークでありうる。ネットワーク132は、一つ以上のケーブル、ファイバ、衛星、電話、携帯電話、無線等でありうる。ネットワーク132は当該技術で周知であり、ゆえにここでより詳しく論じられることはないだろう。ネットワーク132は、一つ以上の場所(学校、企業、家庭、消費者住宅、ネットワーク資源等)を、一つ以上の遠隔サーバ134に、またはコンピュータ102に類似するかこれと同一の他のコンピュータに接続する一つ以上の有線または無線通信チャネルを有するなど、様々に構成されうる。実際、システム100は、各構成要素の一つ以上の例(一つ以上のコンピュータ102、一つ以上のディスプレイ136等)を含みうる。

コンピュータ102またはネットワーク132の中の他の電子機器がポータブルであるか固定場所にあるかどうかに関係なく、上記に明示された入力、出力、および記憶用の周辺機器に加えて、電算処理機器が、直接的に、またはネットワーク132を介するなどして、入力、出力、および記憶機能またはその何らかの組み合わせを実施するものを含む他の多様な周辺機器に接続されうることが認識されるべきである。ある実施形態では、単一の機器が図1Aに示された一つ以上の構成要素を統合しうる。例えば、単一の機器が、コンピュータ102、イメージキャプチャ機器126、センサ128、ディスプレイ136、および/または付加的な構成要素を含みうる。一実施形態において、センサ機器138は、ディスプレイ136、イメージキャプチャ機器126、および一つ以上のセンサ128を有するモバイル端末を含みうる。一方、別の実施形態において、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、例えばゲームまたはメディアシステムを含むメディア機器に動作接続されるように構成された周辺機器でありうる。したがって、本開示は固定システムおよび方法に限定されないことが、以上から分かる。むしろ、ある実施形態は、ほぼいかなる場所でもユーザ124によって実行されうる。

C.例示的なセンサ コンピュータ102および/または他の機器は、ユーザ124の少なくとも一つのフィットネスパラメータを検出および/または監視するように構成された一つ以上のセンサ126,128を含みうる。センサ126および/または128は、加速度計、ジャイロスコープ、位置決定機器〈GPS等〉、光センサ、温度センサ(周囲温度および/または体温)、睡眠パターンセンサ、心拍数モニタ、イメージキャプチャセンサ、湿度センサ、および/またはこれらの組み合わせを、限定的でなく含みうる。ネットワーク132および/またはコンピュータ102は、例えば、ディスプレイ136、イメージキャプチャ機器126(一つ以上のビデオカメラ等)、赤外線(IR)機器でありうるセンサ128を含む、システム100の一つ以上の電子機器との通信状態にありうる。一実施形態において、センサ128は、IRトランシーバを含みうる。例えば、センサ126および/または128は、ユーザ124の方向を含めて環境へ波形を送信し、「反射」を受信するか、さもなければこれらの放出波形の変化を検出しうる。また別の実施形態において、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、レーダ、ソナー、および/または可聴情報など、他の無線信号を送信および/または受信するように構成されうる。当業者であれば、多数のデータスペクトルに対応する信号が様々な実施形態により利用されうることを容易に認識するであろう。これに関して、センサ126および/または128は、外部源(システム100以外等)から発せられた波形を検出しうる。例えば、センサ126および/または128は、ユーザ124および/または周囲環境から発せられている熱を検出しうる。したがって、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、一つ以上のサーマルイメージング機器を含みうる。一実施形態において、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128は、領域現象を実施するように構成されたIR機器を含みうる。非限定的な例として、領域現象を実施するように構成されたイメージキャプチャ機器は、オレゴン州ポートランドのFlir Systems,Inc.から市販されている。イメージキャプチャ機器126およびセンサ128とディスプレイ136とがコンピュータ102との直接(無線または有線)通信状態にあるものとして示されているが、当業者であれば、いずれもネットワーク132と(無線または有線で)直接通信しうることを認識するであろう。

1.多目的電子機器 ユーザ124は、センサ機器138,140,142および/または144を含むいくつかの電子機器を所有、携行、および/または装着しうる。ある実施形態において、一つ以上の機器138,140,142,144は、健康または運動目的で特に製造されたものでなくてもよい。実際に、本開示の態様は複数の機器からのデータを利用することに関しており、そのうちいくつかは、運動データを収集、検出、および/または測定する健康機器ではない。一実施形態において、機器138は、カリフォルニア州クパティーノのApple,Inc.から販売されているブランド機器であるIPOD(登録商標)、IPAD(登録商標)、iPhone(登録商標)、ワシントン州レドモンドのMicrosoftから販売されているZune(登録商標)またはMicrosoft(登録商標)WINDOWS機器を含む、電話またはデジタル音楽プレーヤなどのポータブル電子機器を含みうる。当該技術で周知のように、デジタルメディアプレーヤは、コンピュータ用の出力機器(音声ファイルから音楽を、またはイメージファイルから画像を出力する等)および記憶機器の両方として機能しうる。一実施形態において、機器138はコンピュータ102でありうるが、他の実施形態では、コンピュータ102は機器138と完全に別個である。機器138は、ある出力を提供するように構成されているかどうかに関係なく、センサ情報を受信するための入力機器として機能しうる。機器138,140,142および/または144は、加速度計、ジャイロスコープ、位置決定機器(GPS等)、光センサ、温度センサ(周囲温度および/または体温を含む)、心拍数モニタ、イメージキャプチャセンサ、湿度センサ、および/またはそれらの組み合わせを限定的でなく含む一つ以上のセンサを含みうる。ある実施形態において、センサは、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128(その他)により検出されうる反射材料など、受動的である。ある実施形態において、センサ144は、スポーツウェアなどの衣服に一体化されうる。実例を挙げると、ユーザ124は一つ以上の身体装着センサ144a〜bを装着しうる。センサ144は、ユーザ124の衣類に一体化される、および/またはユーザ124の身体の所望の場所に設置されうる。センサ144は、コンピュータ102、センサ128,138,140,142、および/またはカメラ126と(無線等で)通信しうる。2002年10月30日に出願されて米国特許出願公開第2004/0087366号として公開された米国特許出願第10/286,396号には、双方向ゲーム用衣服が記載されており、いずれかおよびすべての非限定的な目的のため、その内容が参照により全体として援用される。ある実施形態では、イメージキャプチャ機器126および/またはセンサ128により発せられる赤外線などの波形を、受動的検知面が反射しうる。一実施形態において、ユーザ124の衣服に設置された受動的センサは、波形を反射しうるガラスあるいは他の透明または半透明の面で製作される概ね球状の構造を含みうる。異なる種類の衣服が利用される。その中でも、所与の種類の衣服は、正しく装用された場合にユーザ124の身体の特定部分に近接して設置されるように構成される特定のセンサを有する。例えば、ゴルフウェアは、第1の構成で衣服に配置される一つ以上のセンサを含むが、サッカーウェアは、第2の構成で衣服に配置される一つ以上のセンサを含みうる。

機器138〜144は、直接的に、またはネットワーク132などのネットワークを通して間接的に、相互と通信しうる。一つ以上の機器138〜144の間での通信は、コンピュータ102を介して行われうる。例えば、二つ以上の機器138〜144は、コンピュータ102のバス114に動作接続された周辺機器でありうる。また別の実施形態において、機器138などの第1の機器は、コンピュータ102などの第1のコンピュータとともに、機器142などの別の機器と通信しうるが、機器142はコンピュータ102に接続されるように構成されなくてもよく、機器138と通信しうる。当業者であれば、他の構成が可能であることを認識するであろう。

実施形態のうちいくつかの実行例は、デスクトップまたはラップトップ個人用コンピュータなど、多様な機能を実行できると想定される電算処理機器を代替的または付加的に採用しうる。これらの電算処理機器は、周辺機器または付加的な構成要素のいかなる組み合わせも所望の通りに有しうる。また、図1Bに示された構成要素は、サーバ134、他のコンピュータ、装置等に含まれうる。

2.例示的な衣服/付属品センサ ある実施形態では、センサ機器138,140,142および/または144は、時計、アームバンド、リストバンド、ネックレス、シャツ、靴、その他を含むユーザ124の衣類または付属品の内部に形成されるか、他の形でこれらに関連しうる。靴取付け型、および手首装着用の機器(それぞれ機器140,142)の例を下記で説明するが、これらは単なる実施形態例であって本開示はこれらに限定されるべきではない。

i.靴取付け機器 ある実施形態において、センサ機器140は、加速度計、GPSなどの位置検知用構成要素、および/または力センサシステムを限定的でなく含む一つ以上のセンサを含むフットウェアを含みうる。図2Aは、センサシステム202の一つの実施形態例を図示している。ある実施形態において、システム202はセンサアセンブリ204を含みうる。アセンブリ204は、例えば加速度計、位置決定用構成要素、および/または力センサなどの一つ以上のセンサを含みうる。図示された実施形態において、アセンブリ204は、感圧抵抗体(FSR)センサ206を含みうる複数のセンサを取り入れている。また他の実施形態では、他のセンサが利用されうる。ポート208は、靴のソール構造209に配置されうる。ポート208は、電子モジュール210(ハウジング211にある)およびFSRセンサ206をポート208に接続する複数のリード線212との通信状態となるように任意で設けられうる。モジュール210は、靴のソール構造の穴または空洞に格納されうる。ポート208とモジュール210とは、接続および通信のための相補的インタフェース214,216を含む。

ある実施形態において、図2Aに示された少なくとも一つの感圧抵抗体206は、第1および第2電極または電気接点218,220と、電極218,220の間に配置されて電極218,220を一緒に電気接続する感圧抵抗材料222とを格納しうる。感圧材料222に圧力が印加されると、感圧材料222の抵抗率および/または導電性が変化し、これが電極218,220の間の電位を変化させる。抵抗の変化は、センサ216に印加される力を検出するセンサシステム202により検出されうる。感圧抵抗材料222は、圧力を受けるとその抵抗を様々な方法で変化させうる。例えば、感圧材料222は、以下でさらに詳しく記載される量子トンネル効果複合体に類似した材料が圧縮される時に低下する内部抵抗を有しうる。この材料をさらに圧縮すると抵抗が低下して、二値(オン/オフ)測定とともに定量測定を可能にする。いくつかの状況では、このタイプの感圧抵抗作用は「量に基づく抵抗」と記載され、この作用を示す材料は「スマート材料」と称される。別の例として、材料222は、表面間接触の程度を変化させることにより抵抗を変化させうる。これは、非圧縮状態で表面抵抗を高める表面上の微小突起を使用して、微小突起が圧縮されると表面抵抗を低下させること、または別の電極との高い表面間接触を生じるように変形されうる可撓性電極を使用することなど、いくつかの方法で達成されうる。この表面抵抗は、材料222と電極218,220,222との間の抵抗、および/または多層材料222の導電層(炭素/黒鉛等)と感圧層(半導体等)との間の表面抵抗でありうる。圧縮が大きくなるほど、表面間接触は大きくなり、結果的に抵抗が低くなって定量測定を可能にする。いくつかの状況では、このタイプの感圧抵抗作用は「接触に基づく抵抗」と記載されうる。本明細書で定義される感圧抵抗材料222は、ドープまたは非ドープ半導体材料であるかこれを含みうることが理解される。

FSRセンサ216の電極218,220は、金属、炭素/黒鉛ファイバまたは複合体、他の導電性複合体、導電性材料を含有する単数または複数の導電性ポリマー、導電性セラミック、ドープ半導体、あるいは他の導電性材料を含む何らかの導電性材料で形成されうる。リード線212は、溶接、はんだ付け、ろう付け、接着剤結合、締結具、または他の一体的または非一体的な結合方法を含む何らかの適当な方法により、電極218,220に接続されうる。代替的に、電極218,220と関連のリード線212とは同じ材料の単一部材で形成されうる。

ii.手首装着型機器 図2Bに示されているように、機器226(図1Aに示されたセンサ機器142と似ているか、このセンサ機器である)は、手首、腕、足首、その他の周囲などに、ユーザ124により装着されるように構成されうる。機器226は、ユーザ124の終日活動を含めて、ユーザのアスレチック動作を監視しうる。これに関して、機器アセンブリ226は、ユーザ124とコンピュータ102との相互作用の間にアスレチック動作を検出する、および/またはコンピュータ102から独立して作動しうる。例えば一実施形態において、機器226は、コンピュータ102に対するユーザの近接度または相互作用と関係なく活動を測定する終日活動モニタでありうる。機器226は、ネットワーク132、および/または、機器138および/または140など他の機器と直接的に通信しうる。他の実施形態では、機器226から取得された運動データが、どのエクササイズプログラムがユーザ124に提示されるかに関する決定など、コンピュータ102により実施される決定に利用されうる。一実施形態では、ユーザ124と関連する機器138などのモバイル機器、またはフィットネスまたは健康関連テーマの専用サイトなどの遠隔ウェブサイトと、機器226が無線により相互に作用する。いくつかの所定の時点で、ユーザは機器226から別の場所へデータを転送したいと考えることがある。

図2Bに示されているように、機器226の動作を補助する押下式入力ボタン228などの入力機構を機器226が含みうる。入力ボタン228は、制御装置230、および/または図1Bに示されているコンピュータ102に関して記される一つ以上の要素など、他の電子部品に動作接続されうる。制御装置230は埋め込まれるか、ハウジング232の他の部分である。ハウジング232は、エラストマ成分を含む一つ以上の材料で形成され、ディスプレイ234など一つ以上のディスプレイを含みうる。ディスプレイは、機器226の点灯部分と考えられる。例示的実施形態において、ディスプレイ234は、一連の個別発光要素であるか、LEDライト234などの発光部材を含みうる。LEDライトはアレイとして形成され、制御装置230に動作可能に接続されうる。機器226は、ディスプレイ234全体の一つの部分または構成要素とも考えられるインジケータシステム236を含みうる。インジケータシステム236は、ディスプレイ234(画素部材235でありうる)とともに作動して点灯するか、ディスプレイ234から完全に分離している。インジケータシステム236は、例示的実施形態ではLEDライトの形も取りうる複数の付加的照明要素または発光部材238も含みうる。ある実施形態において、インジケータシステムは、一つ以上の目標の達成を表すため発光部材238の一部分を点灯することなどにより、目標の視覚的表示を提供しうる。

締結機構240は係止解除可能であって、機器226がユーザ124の手首の周囲に配置されて締結機構240が係止位置に置かれる。ユーザは、所望の場合にはいつでも機器226を装着できる。一実施形態において、締結機構240は、コンピュータ102および/または機器138,140との動作的相互作用のため、USBを限定的でなく含むインタフェースを包含しうる。

ある実施形態において、機器226はセンサアセンブリ(図2Bには不図示)を含みうる。センサアセンブリは複数の異なるセンサを含みうる。実施形態例において、センサアセンブリは、加速度計(多軸加速度計の形を含む)、心拍数センサ、GPSセンサなどの位置決定センサ、および/または他のセンサを含むか、これらへの動作接続を可能にする。機器142のセンサから検出された動作またはパラメータは、多様なパラメータ、メトリック、または速度、距離、歩数、そしてカロリーなどのエネルギー消費、心拍数、汗検出、労力、酸素消費量、および/または酸素動態を限定的でなく含む生理学的特性を含み(またはこれらを形成するのに使用され)うる。これらのパラメータは、ユーザの活動に基づいてユーザが獲得した活動ポイントまたは通貨として表されうる。

II.エネルギー消費ポイントの計算 図3は、本発明の実施形態による、ポイントなどのエネルギー消費値を計算するための方法を図示している。ある実施形態は、ユーザの身体動作を分類しうる。例えば、例示的なステップ302では、一つ以上の活動が分類されうる。システム100は、上述したセンサのうち一つ以上から受信したデータを処理して、ユーザの活動を分類しようとする。例えば、システム100は、センサ信号を、選択された活動に対応する一つ以上の信号または活動「テンプレート」または「サイン」と比較しうる。ある実施形態では、センサをユーザに装着して、ユーザが様々な活動を実施する時に発生される信号を監視することにより、テンプレートが作成されうる。ある実施形態によれば、活動が、ユーザ124に固有の活動テンプレートと関連付けられる。このような一実施形態では、固有の活動に固有のテンプレートが割り当てられているのでなければ、ユーザ124はこの固有の活動についてデフォルトテンプレートを割り当てられる。したがって、活動テンプレートはデフォルトテンプレートよりもユーザおよび/または活動に固有のものであるため、ユーザ124は、デフォルトテンプレートよりも正確である活動テンプレートを作成または受信しうる(が作成または受信する必要はない)。ユーザ124は、一つ以上の規定済みまたは未規定の活動についてテンプレートを作成するというオプションを有しうる。固有の、さもなければ新規のテンプレートは、ユーザのコミュニティの中で共有されうる。共有されるテンプレートは、多様なセンサに基づきうる。いくつかの実施形態では、異なるセンサの使用のためにテンプレートが改良または調整されうる。例えば、靴に基づくセンサでの使用のために作成されたテンプレートが、手首装着型センサでの使用のために改良されうる。

活動テンプレートは、複数の異なるセンサのうち一つ以上から取得されるデータから作成されうる。例えば、第1グループのセンサ(例えばセンサ126,138)は第1活動テンプレートの形成または改良に利用されうるが、第2グループのセンサ(例えばセンサ128,140)は第2活動テンプレートの形成または改良に利用されうる。さらなる実施形態では、センサ128,140(および/または他のセンサ)など第3グループのセンサは、ユーザ124と同じ活動テンプレートの形成に利用されるのではなく第2ユーザ(例えばユーザ124以外)のための第1活動テンプレートの作成に利用されうる。したがって、ある実施形態によれば、1)異なるユーザのための同じ活動テンプレート、および/または、2)同じユーザのための異なる活動テンプレートのいずれかについて、特定センサからのデータが受信される必要性がない。

一実施形態では、多軸加速度計でありうる手首取付け型の加速度計がユーザに装着されて、ユーザがランニング、ウォーキング等を行う時に加速度計出力に基づく信号テンプレートが作成されうる。テンプレートは、使用されるセンサの機能および/またはセンサの位置でありうる。いくつかの実施形態では、多数の信号(または値)を組み合わせることにより単一の信号(または値)が生成される。例えば、三軸加速度計の三つの出力が総計されるか、他の形で組み合わされて、一つ以上の信号を生成する。ステップ例302は、信号、多数の信号、または信号の組み合わせを一つ以上のテンプレートと比較することを含みうる。いくつかの実施形態では、あらゆる活動の分類が試行される最適アプローチが実行されうる。他の実施形態では、一つの信号、多数の信号、または信号の組み合わせがテンプレートと充分に適合しない場合には、その活動は未分類のままである。いくつかの実施形態は、ランニングおよびウォーキングに一つのテンプレートを利用し、ユーザがラニングまたはウォーキングをしているかどうかを判断するのに最適アプローチが使用される。

ユーザ124の少なくとも一つの活動が分類された後で、ステップ304が実行されて対応の活動ファクタを決定する。活動ファクタは、全速力ランニング、適度なペースでのランニング、ゆっくりしたウォーキング、または他の活動に対応しうる。活動についての活動ファクタは、この活動を実施するのに概して必要とされるカロリーまたはエネルギーに関するものでありうる。ステップ302で活動が分類されなかった場合には、デフォルト活動ファクタが選択または導出されうる。いくつかの実施形態では、多数のデフォルト活動ファクタが利用されうる。活動の強度、持続時間、または他の特性が評価され、これから一つ以上のデフォルト活動ファクタが適用されうる。中間値/平均値、範囲、または他の統計的アプローチを介して、複数の活動ファクタが設定されうる。

エネルギー消費ポイント計算は、ゲームおよび競争に関係して使用されうる。いくつかのゲームおよび競争は、比較的低い活動ファクタを有する活動については付与されるエネルギー消費ポイントを制限しうる。いくつかの実施形態では、比較的低い活動ファクタを有する活動について付与されるエネルギー消費ポイントは、常に、または他の状況でも制限されうる。ステップ306では、活動ファクタが閾値を超えるかどうかが決定される。例えば、例示的な閾値は1.0、2.0、または3.0でありうる。別の実施形態では、閾値は2.8に等しい。異なるゲームまたは競争は他の閾値を使用しうる。活動ファクタが閾値を超えない時には、ステップ308が実施されて対応の活動を無視し、エネルギー消費ポイントを計算する時にはこの活動を使用しない。

別の実施形態は、概ね適用されるが、ゲームまたは競技、または少なくともあるゲームまたは競技が進行中である時には適用されない閾値を有しうる。ゲームまたは競技は、すべてのポイントに基づいたものでありうる。別の実施形態では、ゲームおよび競技に閾値が等しく適用される。別の実施形態では、全速力ランニングの1ポイント、ランニングの1ポイント、ウォーキングの1ポイント、およびデフォルトなど、活動、ゲーム、および/または競争により、異なる閾値が適用されうる。

本発明の様々な実施形態では、エネルギー消費ポイントを計算するのに活動ファクタが使用される。ユーザ124の活動の少なくとも一つが分類された後に、ステップ310でエネルギー消費ポイントが計算されうる。エネルギー消費ポイントの使用は、活動レベルの比較を可能にし、ユーザ間での協力を促し、能力の異なるユーザの間の競争について正規化を行い、あるいは活動を奨励する。一実施形態では、エネルギー消費ポイントは以下のように計算される。 EEPs=AF*持続時間 (方程式1) 上式において、 EEPs=エネルギー消費ポイント AF=ステップ304で決定された活動ファクタ 持続時間=ステップ302で分類された活動の持続時間

ステップ310は、活動を監視するセンサを含む機器、および/または携帯電話(例えば138参照)またはサーバ(例えば134参照)などのプロセッサを含む別の機器において実施されうる。代替的実施形態では、方程式1は、他の因子、スカラー、および/または異なる項の組み合わせを含むように変形されうる。

いくつかの実施形態では、活動ファクタと持続時間とが掛けられるスカラーを含むように方程式1が変形されうる。スカラーは、一般的なエネルギー消費ポイントが所望の範囲に含まれるように選択されうる。ポイントの範囲は、様々なゲームまたは競争について望ましいものでありうる。スカラーは活動の強度も表しうる。例えば、第1スカラーは全速力ランニングに対応し、第2スカラーは適度なペースでのランニングに対応する。代替的実施形態では、付加的な活動テンプレートと活動ファクタとが使用され、ランニングまたはウォーキングの様々な強度に対応しうる。

本発明の他の実施形態では、方程式1の変形が使用されうる。いくつかの実施形態において、ユーザは、方程式および/または例えばスカラーなど一つ以上の変数を選択しうる。異なるゲームおよび競争について方程式が選択されうる。一つの例では、プレーヤが共通の活動または一組の活動を長時間行う場合のみ最適にEEPsを発生させるように、グループが健康状態に基づいてプレーヤ間にハンディキャップを設定しうる。エネルギー消費ポイント競争に参加しているユーザのグループは、競争を開始する前に特定の方程式または方法について合意しうる。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは多数の競争に参加して、計算方法が異なるため同じ活動について異なるポイントを獲得しうる。例えば、ユーザは、独自の計算方法を有する二つの競争に参加しうる。ユーザは、二つの異なるゲームについての二つの異なるポイント合計と、全体的エネルギー消費についての第3ポイント合計とを獲得しうる。いくつかのポイント合計は、全体的なポイント合計とは別に維持されうる。

本発明の代替的実施形態は、ポイント値および/または他の数量を計算するための代替的または付加的な方程式を使用しうる。方程式は、測定値および/または計算値の微分を含みうる。単数または複数の変化率を示すのに、時間を含む微分が使用されうる。例えば、活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントの蓄積率を決定するのに一つの方程式が使用されうる。所定時間に蓄積された活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントの数量を決定するのに、別の方程式が使用されうる。

いくつかの方程式は時間以外の変数を使用しうる。例えば、活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントと歩数との関数としての値を計算するのに、いくつかの方程式が使用されうる。活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントと他の変数との関数である値の計算は、様々な活動の効率を比較するのに使用されうる。例えば、速いペースで歩数を進めた結果として活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントが速い歩数ペースで蓄積すると判断するのに、方程式が使用されうる。別の例示的な方程式は、所定距離または距離単位ごとの活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントを決定しうる。 単数または複数の変化率を示すのに、いくつかの方程式が使用されて測定値または計算値の第1および/または第2導関数を計算しうる。例えば、方程式が使用されて、所与の時間における活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントの蓄積率を計算または推定しうる。いくつかの実施形態では、活動ポイントまたはエネルギー消費ポイントの瞬間蓄積率が、ディスプレイ235またはモバイル機器の一部であるディスプレイを介してユーザに表示される。

エネルギー消費ポイントが計算された後、ステップ312では計算によるポイントが合計に加算されるなどして組み合わされうる。合計により、ユーザ124(および/または選択された個人やユーザ124により承認されたグループ)は、日、週、月など様々な時間にどれだけのポイントが獲得されたかを確認することができる。合計は、多数の時間にわたっても計算されうる。例えば、24時間、1週間、1カ月、および1年を含む期間の合計をユーザは受け取りうる。いくつかの実施形態において、ユーザは他の時間を選択するか時間を非選択しうる。ユーザは多数の時間を同時に追跡して、機器の使用開始時またはプログラムの開始時からの付与ポイントを追跡しうる。所与の時間の合計は、いくつかの活動について獲得されたポイントを表しうる。例えば、1日のうちにユーザは、異なる時間のウォーキング、ジョギング、および駆け足についてのポイントを受け取りうる。上述したように、各活動について獲得されるポイントは対応の活動ファクタの関数でありうる。

エネルギー消費ポイントは、ユーザ124が所定時間に非活動である時に減点されるか、ある基準を満たした時には加算されうる。この特徴は、すべての計算に含まれるか、様々なゲームおよび競争に使用されうる。例えば、ステップ314では調整基準が満たされているかどうか判断されうる。調整基準は、所定時間の非活動を含みうる。いくつかの実施形態では、ユーザが活動してから経過した時間量を判断するのみでは非活動と判断されない。休息、回復、睡眠時間も検討されうる。評価は、所定時間の非活動ばかりではなく、(i)ある時間に蓄積された非活動(特にこの時間に蓄積された活動を考慮)、および/または(ii)非活動期間が検討される前の先行時間量などでの活動および非活動の介在にも注目することを必要とする。

ある実施形態では、異なる時間については数量が変化しうる。例えば、所定量の非活動は、朝の時間には第1値に、夜などの第2時間には第2値でありうる。閾値を超える対応の活動ファクタを有する活動が存在しない時には、ユーザ124は非活動であったと判断されうる。調整基準が満たされると、ステップ316でエネルギー消費ポイントの合計が調整されうる。調整は、非活動の持続時間に応じたものでありうる。いくつかの実施形態では、活動を奨励するため、エネルギー消費ポイントの減点をいずれ受けることを、機器がユーザ124(または許可されたグループ/個人)に警告しうる。さらに他の実施形態では、エネルギー消費ポイントの減点を受けたことを、アラームがユーザ124(および/または許可された他の個人および/またはグループ)に通知しうる。ある実施形態では、チームメイトおよび/または競争相手のユーザが減点(または減点の可能性)について通知を受けうる。さらなる実施形態では、教師、トレーナ、および/または親が他者の身体活動をより容易に監視しうる。ユーザが非活動でない時には、プロセスはステップ318で終了する。言うまでもなく、図3に示された方法は、様々な間隔で繰り返され、日、週、年など異なる時間について同時にポイントを追跡することを可能にする。

別の態様では、機器226などの機器が、非活動または無活動期間に基づいてメッセージを提供しうる。所定の時間量にわたってユーザが無活動(例えば低活動)状態であったことを機器10が検知した場合には、より活動的になるようユーザに気付かせるため、警告メッセージがインジケータシステムまたはディスプレイへ送られる。警告メッセージは本明細書で説明される方法のいずれかで送られる。低活動状態および非活動時間量の閾値レベルも変化し、ユーザによって個別に設定されうる。

いくつかの構成では、ユーザの無活動または非活動も検出され、活動目標の達成に向けたユーザの進捗状況に影響しうる。例えば、ユーザが、特定時間量について特定レベルの動作または動作タイプを示さない、少なくとも閾値レベルの心拍数を示さない、時間量その他にわたって充分な量の距離を移動していない、および/またはその組み合わせである時には、非活動が検出されうる。活動ポイント目標に達するためにユーザが活動ポイントを蓄積する構成については、無活動(非活動または着座状態など)の量が検出される時には、ユーザの活動ポイントまたは他の活動メトリック合計からポイントまたは値が減点されうる。非活動を活動ポイントの減点に変換するための様々な変換率が使用されうる。特定の例では、10分の非活動は5ポイントの減点に対応しうる。別の例では、30分の非活動は100ポイントの減点に対応しうる。活動ポイントの損失または減点は直線的であっても、非直線的、例えば指数関数的、放物線状、その他でもありうる。

ユーザの無活動時間は、非活動時間と着座時間とを含みうる。非活動および着座時間は異なる動作、心拍数、歩数、または他の閾値により規定されうるか、同じ閾値を使用して規定されうる。一つの例では、着座時間は非活動閾値よりも高い閾値(例えば高レベルの活動を必要とする)を有しうる。つまり、個人は非活動ではなく着座状態であると考えられうるのである。非活動閾値は、所望であれば、着座閾値か、より高い閾値に対応しうる。代替的に、非活動閾値は着座閾値より大きい。多数の着座閾値、非活動閾値、および/または無活動閾値が存在してもよい(例えば、着座および非活動の閾値の各々が無活動閾値でありうる)。異なるポイント減点またはポイント減点率が、多数の閾値と低活動から無活動のレベルの間に規定されうる。例えば、非活動については1時間あたり50ポイント、着座活動については一時間あたり30ポイントをユーザが失うか、その逆であってもよい。さらに、ユーザが非活動または着座状態であるかどうかに応じて、活動ポイント減点が異なる時間に起動されうる。実例を挙げると、30分の非活動または45分の着座の後で、ユーザは活動ポイントを失い始める。付加的な閾値(2つ以上の閾値など)と対応の活動ポイント損失率も規定されうる。

いくつかの構成では、非活動時間を検出するのに様々なセンサが使用されうる。上記のように、心拍数、動作信号の振幅、歩速(毎分<10歩など)、その他に基づいて非活動時間が規定されうる。代替的または付加的に、非活動および着座時間は、物理的位置、身体位置、身体方向、身体姿勢、または個人により実施される活動のタイプに基づいて測定されうる。様々な物理的な非活動または着座身体位置または方向のマイナスの影響も異なっている。したがって、30分のリクライニング姿勢は45分の着席と同じ健康リスクをもたらしうる。健康リスクの潜在性も、時間依存的でありうる。したがって、特定範囲の持続時間および特定範囲の時間の非活動(睡眠など)は健康リスクを生じない。一つの例では、午後9時から午前9時までの7〜9時間の睡眠はマイナスの健康リスクを生じず、ゆえに活動ポイントまたは他の活動メトリック値の減点には寄与しない。実際に、いくつかの例では、指定の持続時間範囲および/または指定の時間範囲に非活動(睡眠など)が存在しないことは、ユーザの健康にとってマイナスであると考えられる。そのため、これらの時間には、活動ポイントが減点されるか活動ポイントが低い割合で蓄積されうる。

代替的または付加的に、活動メトリック(活動ポイントなど)の値が減少する量は、時刻、ユーザの位置、ユーザの身体位置、非活動のレベル、その他に基づいて決定されうる。例えば、ユーザは、夜間よりも午後の方が大きな値および/または高い速度で活動メトリックを損失しうる。別の例では、ユーザがジムにいる場合には、ユーザが家庭にいた場合よりも、少ない活動ポイントまたは活動メトリックを失うか、このメトリック値を低い割合で失いうる。

無活動的活動タイプ(活動であると考えられるのに必要な動作レベルを下回るものなど)の差異を解消するため、システムは、例えば睡眠、リクライニング姿勢、着席、および起立を含む物理的な身体位置または方向の間を区別しうる。異なる物理的身体位置および方向の間の区別は、ユーザの身体の異なる位置にセンサを設置して、各身体部分の個々の位置を検出することを含みうる。その際にユーザの物理的身体位置は、身体部分の相互に対する相対位置に基づいて判断されうる。例えば、膝位置センサが腰部または胸部センサの第1閾値距離内にある時に、システムは、ユーザが着席していると決定しうる。膝位置センサが第1閾値距離外にある場合に、システムは、ユーザが起立していると決定しうる。上の例において、システムは、垂直距離などの距離の一部分を使用しうる。垂直距離を単独で、または絶対距離(二つのセンサの間の直線距離など)との組み合わせで使用することにより、システムはさらに、ユーザが横になっている時と起立している時との間を区別しうる。例えば、横臥位置は、絶対距離が長いとしても、膝センサと胸部または腰部センサの間の非常に低い垂直距離に対応しうる。起立位置は、膝センサと腰部または胸部センサとの間の大きな垂直距離に対応しうるが、類似の絶対距離を示す。他の例では、様々なセンサにより形成される度は、個々の位置を判断するのに使用されうる。付加的または代替的に、ユーザの様々な身体部分の位置が加速度計または動作データとともに評価されて、ユーザが動作を示しているか、指定の動作レベル(またはその上下など)にあるかどうかを判断しうる。

活動ポイントの減点に加えて、システムは、非活動についてユーザに警告して活動的なライフスタイルを奨励しうる。一つの例では、2分、5分、30分、1時間、その他など指定された量の非活動の後に、本明細書に記載される装着型機器アセンブリなどの機器にメッセージまたはインジケータを表示することにより、システムはユーザに警告しうる。非活動時間の量は、不連続時間に付加されるものでありうる。連続的非活動時間の量は、代替的または付加的に追跡されうる。例えば、ユーザが午前10:15と11:00の間と午後2:00と2:30の間に非活動である場合には、無活動時間の合計量は1時間15分であろう。非活動についてのメッセージまたはインジケータは、活動ポイントの減点に先立って警告として提供されうる。例えば、指定の時間量(30分、5分、10秒、30秒、1時間、2時間等)の中でユーザが充分なレベルの活動を示さない場合には、活動ポイントがXの量だけ減点されることをメッセージが指示しうる。したがって、機器は、ユーザの無活動の量を判断するため非活動タイマを含みうる。付加的に、メッセージは、非活動により導入されるリスクを補填するためにユーザが実施すべき活動のタイプについて提案を与えうる。例えば、ユーザが1マイル10分のペースで1時間ウォーキングすることをシステムが提案しうる。機器またはシステムは、活動を提案するため、ユーザのプロフィール、あるいは友人のデータを含む様々なコミュニティからのデータを使用しうる。活動を提案するのに使用されるデータは、運動データおよび/または非運動データを含みうる。機器またはシステムは、経時での、または特定の時点でのユーザの単数または複数の活動に基づくなどして、休息または回復の期間も提案しうる。検出された非活動時間量のリスクまたは負の影響をユーザが相殺または解消した時には、お祝いメッセージまたは他の指示が提供されうる。

着座または無活動モードを出てから指定の時間量の間にユーザが着座または無活動モードに戻った場合には、警告、ポイント減点、および/または他の通知が提供されうる。例えば、ユーザは、運動するか、10分の期間の着座または無活動モードを出るのに充分なレベルの活動を示しうる。しかし、1時間、2時間、3時間等の時間にわたって付加的な警告を回避するには、システムまたは機器は、少なくとも30分の活動を必要としうる。例えば、警告は、充分な時間量の活動または充分なレベルの活動またはその組み合わせをユーザが示していないことを指示しうる。加えて、短い時間量(閾値時間量等)の多数の着座期間は、健康リスクその他を含む潜在的な着座の影響を相殺するのに高レベルまたは付加的レベルの活動を必要としうる。具体的な例では、ユーザはポイント減点を止めるのに高レベルの活動を実施することが要求されうる。

機器226などの機器または他のシステムはさらに、負の健康作用が発生する前に許容される無活動時間の量について、ユーザにアドバイスしうる。一つの例では、機器またはシステムは、潜在的健康リスクが影響し始める前に許容可能な無活動時間の残量を指示するカウントダウンを含みうる。容認できる無活動時間の量は、実施される活動の量に基づいて獲得または蓄積される。したがって、指定量の無活動時間(1時間のテレビ視聴など)を獲得するのに実施されうる活動のタイプおよび/または持続時間についての提案または推奨も、機器は提供しうる。異なるタイプの無活動または着座活動は、異なるタイプまたは量の活動を必要としうる。例えば、一時間のリクライニング姿勢は1時間の着席よりも、激しいか長い運動を必要としうる。別の例では、編物をしながらの1時間の着席は、テレビを見ながらの1時間の着席よりも激しくない少量の運動または活動を必要としうる。一つ以上の構成によれば、活動のタイプおよび/または持続時間と対応する量の容認可能な無活動とを指定する経験的データおよび/または規定済みプログラミングおよびデータテーブルに基づいて、推奨が生成されうる。

機器226などの機器または他の活動追跡システムはさらに、履歴記録に基づいて活動を推奨しうる。実例を挙げると、機器または追跡システムは過去にユーザにより実施された活動を判断し、これらの活動のタイプに基づいて推奨を生成しうる。付加的または代替的に、機器または追跡システムは、過去にユーザにより実施された特定のトレーニングについての推奨を生成しうる。例えば、2時間のテレビ視聴を相殺するには500カロリーに相当する活動を実施する必要がありうる。このような場合、過去にユーザにより実施されてユーザが500カロリーを燃焼させたことのある特定のトレーニングをシステムが推奨しうる。履歴の活動タイプおよび特定の履歴トレーニングの組み合わせが、推奨を生成するのに使用されうる。一つの例では、ユーザが好むと思われるトレーニングのタイプに基づいて、ユーザが過去に実施した二つのトレーニングのうちの一つをシステムが推奨しうる。ユーザの好みは、ユーザが各タイプのトレーニングを実施した回数に基づいて判断されうる。トレーニングまたは活動のタイプは、場所および時間に基づいても推奨されうる。例えば、ユーザが以前、同じ場所および/同じ時間に特定タイプの活動または特定のトレーニングルーチンを実施している場合に、システムは、このタイプの活動またはトレーニングルーチンを推奨しうる。他の推奨アルゴリズムおよび因子も使用されうる。

図1Aに示される上記の機器などの多数の機器において、活動および非活動が追跡されうる。機器は、コンピュータ、携帯電話、音楽プレーヤ、ゲーム機、セットトップボックス等を含みうる。エネルギー消費ポイントを計算するシステムは、同じ活動または非活動が多数回カウントされないように、多数の機器での活動および非活動の追跡をリンクさせうる。データに時間スタンプを添付すると、多数の機器での活動および非活動を容易に追跡できる。いくつかの実施形態では、多数の機器から受け取ったデータが一緒に解析されて、エネルギー消費ポイントの正確さを高める。

システム100は、エネルギー消費ポイントをソーシャルネットワーキングウェブサイトへ送信するように構成されている。ユーザは、所望の時間間隔(日、週、月、年等によるランク)での合計ポイント数に基づいてランク分けされうる。

結論 本明細書に記載された特徴の一つ以上を有する活動環境を用意すると、運動活動に関与して自身の健康状態を向上させるようにユーザを促して動機を与える経験をユーザに与えうる。ユーザはさらに、ソーシャルコミュニティを介して通信を行い、ポイントチャレンジに参加するよう互いに勧誘しうる。

本発明の態様が、その例示的実施形態について説明された。添付の特許請求の範囲および趣旨に含まれる他の多数の実施形態、変形、変更は、本開示を検討することで当業者に理解されるであろう。例えば、例示的な図に示されたステップは記載の順序以外で実施されうることと、図示された一つ以上のステップが実施形態の態様によれば任意であることとを、当業者は認識するであろう。

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