Level gauge

申请号 JP2013547275 申请日 2010-12-28 公开(公告)号 JP2014501358A 公开(公告)日 2014-01-20
申请人 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー; 发明人 ヒョンソプ オ; ヨンモ ジュ;
摘要 【課題】レベルゲージと注油口を単一のモジュールに製作することができ、コストを削減することができるレベルゲージを提供する。
【解決手段】本発明によるレベルゲージは、車両の機関に配設されるチューブと、前記チューブに収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部と、を備えるレベルゲージにおいて、前記チューブの外側面には機関の内部の空気が排出されるエアホールが配設され、前記ゲージ部は、前記チューブの先端の内側に嵌着されて前記チューブを封止する封止部材と、前記封止部材と一体に形成されて前記チューブの外周面に外嵌されて前記エアホールを遮蔽するホールシールドと、一方の端が前記封止部材の一方の側に取り付けられ、他方の端がオイルタンクの内部に延びる検針部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
权利要求
  • 車両の機関に配設されるチューブと、前記チューブに収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部と、を備えるレベルゲージにおいて、
    前記チューブの外側面には前記機関の内部の空気が排出されるエアホールが配設され、
    前記ゲージ部は、前記チューブの先端の内側に嵌着されて前記チューブを封止する封止部材と、前記封止部材と一体に形成されて前記チューブの外周面に外嵌されて前記エアホールを遮蔽するホールシールドと、一方の端が前記封止部材の一方の側に取り付けられ、他方の端がオイルタンクの内部に延びる検針部と、を備えることを特徴とするレベルゲージ。
  • 前記封止部材は、前記チューブの内側面に形成されている中空部の形状に対応する形状を呈し、他方の側には拡張部が形成されており、
    前記エアホールは、前記チューブに取設された前記封止部材の一方の側から離れた個所の前記チューブに形成されて、前記封止部材が前記チューブに取設されると前記封止部材によって前記エアホールが遮蔽されることを防ぎ、
    前記ホールシールドは前記封止部材と一体に形成され、一方の端が前記封止部材の拡張部に接続され、他方の端が前記封止部材の外側面に並ぶように延びる筒状に形成されて、前記封止部材が前記チューブに取設されると前記ホールシールドが前記エアホールを遮蔽しながら係合されることを特徴とする請求項1に記載のレベルゲージ。
  • 前記封止部材の他方の側に配設されるつかみ部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレベルゲージ。
  • 前記エアホールは、前記チューブの外周面に少なくとも1以上穿設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレベルゲージ。
  • 車両の機関に配設されるチューブと、前記チューブに収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部と、を備えるレベルゲージにおいて、
    前記ゲージ部は、前記チューブの先端の内側に嵌着されて前記チューブを封止し、他方の側には拡張部が形成されている封止部材と、前記封止部材の一方の側から拡張部まで長手方向に形成されている排出溝と、前記封止部材と一体に形成されて前記チューブの外周面から離れて配設されるホールシールドと、前記ホールシールドの内周面に配設されて前記チューブと前記ホールシールドとの間の隙間を埋める通気部材と、を備えることを特徴とするレベルゲージ。
  • 前記通気部材は、スポンジまたはコルクなどの多孔質の材質から構成されることを特徴とする請求項5に記載のレベルゲージ。
  • 说明书全文

    本発明は、レベルゲージに係り、さらに詳しくは、車両のエンジンまたはトランスミッションなどの機関に配設されて前記機関の内部空気を排出し、異物が流入することを防ぐとともに、レベルゲージと注油口を単一のモジュールに製作することができてコストを削減することのできるレベルゲージに関する。

    自動車または建設機械などの機械装置(以下、「車両」と称する)のエンジンやトランスミッションなどの機関には、動作部の作動を円滑にし、且つ、寿命を長く保つために摺動部にオイルを給油する。

    車両の機関に給油されるオイルは、空気との接触による酸化や摺動部の磨耗または外部から流入する不純物の混合によって、経時的に粘度及び潤滑性が低下する。 このため、運転者は、周期的にオイルの状態を点検して適切な時期にオイルを交換せねばならない。

    図1は、従来技術によるレベルゲージの配設状態を示す図であり、図2は、従来技術によるレベルゲージの構成を示す図である。

    図1及び図2を参照すると、従来技術によるレベルゲージは、車両の旋回減速機10などに取り付けられる金属製のパイプ30(以下、「チューブ」と称する)にオイルのレベルを測定するゲージ部50が収納自在に取設される。

    ゲージ部50は、つかみ部53と、封止部材55及び検針部57を備える。 つかみ部53は、検査者がオイルの状態を点検するためにゲージ部50をチューブ30から取り外したり点検を終えたゲージ部50をチューブ30に取り付けたりするために手でつかむ部位であり、封止部材55は、チューブ30にゲージ部50を固定するとともに、前記チューブ30を封止するものであり、そして検針部57は、オイルタンクの内部に長く延びてオイルの状態を点検するのに必要なオイルサンプルを採取するものである。

    上記の構成を有するレベルゲージにおいて、ユーザがオイルタンクに収容されているオイルを点検するためにつかみ部53を引っ張ってゲージ部50をチューブ30から取り外した後に検針部57の先端に採取されたオイルサンプルの状態を確認することにより、オイルの状態を点検することが可能になる。

    ゲージ部50は、封止部材55の外側面に凹凸部56が形成され、前記凹凸部56が前記チューブ30に締まり嵌めにて取設されている。

    しかしながら、従来技術によるレベルゲージは、封止部材55がチューブ30に締まり嵌めにて取設するため、減速機10の内部の空気が外部に排出され難いという問題点があった。 減速機10の内部の空気は機関の作動中に発生する熱によって経時的に加熱されて膨張するが、オイルタンクの内部の空気が膨張して機関の内部圧が増大することによりパッキング部材の損傷や機器の作動効率を低下させてしまうという問題点が発生する。

    従来は、上記の問題点を解消するために、封止部材55の外側面にチューブ30と並ぶように排出溝(図示せず)を並設して、前記排出溝に加熱された空気を排出していた。 しかしながら、従来技術によるレベルゲージのように封止部材の外側面に排出溝を形成すると、前記排出溝を介して外部の異物や湿気がオイルタンクの内部に流入してオイルの質を落とし、しかも、寿命を短縮してしまうという問題があった。

    本発明は上記の問題点を解消するためになされたものであり、その課題は、車両のエンジンまたはトランスミッションなどの機関に配設されてオイルの状態及び量を検査するレベルゲージのチューブにエアホールを穿設し、前記チューブの先端に取設されて前記チューブの入口を閉塞するのに用いられる封止部材の外側にホールシールドを配設して、前記ホールシールドに前記エアホールを覆わせることにより、機関の内部の空気をスムーズに排出し、外部の異物が機関の内部に流入することを防ぐ他、レベルゲージと注油口を単一のモジュールに製作することができて製造コストを削減することのできるレベルゲージを提供するところにある。

    上記の課題を達成するために、本発明に係るレベルゲージは、車両の機関に配設されるチューブと、前記チューブに収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部と、を備えるレベルゲージにおいて、前記チューブの外側面には機関の内部の空気が排出されるエアホールが配設され、前記ゲージ部は、前記チューブの先端の内側に嵌着されて前記チューブを封止する封止部材と、前記封止部材と一体に形成されて前記チューブの外周面に外嵌されて前記エアホールを遮蔽するホールシールドと、一方の端が前記封止部材の一方の側に取り付けられ、他方の端がオイルタンクの内部に延びる検針部と、を備えることを特徴とする。

    本発明に係るレベルゲージによれば、機関の内部において高温によって膨張する空気を外部にスムーズに排出し、且つ、機関の外部の異物が内部に流入することを防ぐことができてオイル及び機器の寿命を延ばすことができるというメリットがある。 なお、本発明に係るレベルゲージによれば、注油口とレベルゲージとが一体に形成されて製造コストを削減することができるというメリットがある。

    従来技術によるレベルゲージの配設状態を示す図である。

    従来技術によるレベルゲージの構成を示す図である。

    本発明に係るレベルゲージの構成を示す斜視図である。

    本発明に係るレベルゲージの構成を示す断面図である。

    本発明の他の実施形態に係るゲージ部の構成を示す斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係るレベルゲージの断面図である。

    以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態に係るレベルゲージについて詳述する。

    図3は、本発明に係るレベルゲージの構成を示す斜視図であり、図4は、本発明に係るレベルゲージの構成を示す断面図である。

    図3及び図4に示すように、本発明に係るレベルゲージは、車両の機関に配設されるチューブ100と、前記チューブ100の先端に収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部200と、を備える。

    チューブ100は、旋回減速機などに配設されるパイプ状の構成要素であり、先端にはゲージ部200が固着される。 チューブ100の具体的な形状及び前記チューブ100が機関に取り付けられる状態は、公知の技術であるため、これについての詳細な説明は省略する。

    チューブ100の先端の外周面には、少なくとも1以上のエアホール150が穿設されている。 エアホール150は、機関の内部の空気が熱膨張すると余剰の体積の空気を外部に排出する。 エアホール150は、チューブ100の先端から離れた個所の外周面に沿って少なくとも1以上穿設されて、後述する封止部材230が前記チューブ100に取設されると前記封止部材230によって遮蔽されることを防ぐ。 このため、エアホール150は、チューブ100に封止部材230が取設される際に前記封止部材230の一方の側から離れた個所に穿設される。 すなわち、チューブ100の先端からエアホール150までの距離は、少なくともチューブ100の先端から封止部材230の一方の側の先端までの距離よりも長くする。 封止部材230の詳細については、後述する。

    ゲージ部200は、前記チューブ100の先端の内側に嵌着されて前記チューブ100を封止する封止部材230と、前記封止部材230と一体に形成されて前記チューブ100の外周面に外嵌されるホールシールド250と、一方の端が前記封止部材230の一方の側に取り付けられ、他方の端がオイルタンクの内部に延びる検針部270と、前記封止部材230の他方の側に配設されるつかみ部290と、を備える。

    封止部材230は、上述したチューブ100の内側面に形成されている中空部の形状に対応する形状を呈し、一方の側が前記チューブ100に嵌入し、他方の側には拡張部235が形成されている。 このため、封止部材230がチューブ100に取設されると拡張部235が係止爪の役割を果たして、前記封止部材230が前記チューブ100の内部に完全に嵌入することを防ぐ。 一般に、チューブ100は筒状を呈するため、封止部材230もまたこれに対応する円柱状に形成される。

    封止部材230は、チューブ100の先端に締まり嵌めにて取設されている。 このため、封止部材230の外周面には、一般に、多数の凹凸部233が形成されて前記封止部材230とチューブ100との接触面間の摩擦力を最小化させて、前記封止部材230の前記チューブ100に対する取り付けまたは取り外しを容易にする。 なお、上述した凹凸部233はチューブ100の内径よりも大きく形成されて、前記封止部材230が前記チューブ100に締まり嵌めにて取設されて前記チューブ100を強固に封止する。

    ホールシールド250は、封止部材230と一体に形成され、一方の端が前記封止部材230の拡張部235に接続され、他方の端が前記封止部材230の外側面に並ぶように延びる筒状に形成される。 このとき、封止部材230の外側面とホールシールド250との間隔は、チューブ100の厚さに対応する間隔に形成される。 このため、ゲージ部200がチューブ100に取設されると、封止部材230が前記チューブ100の内側に嵌入し、前記チューブ100は前記封止部材230とホールシールド250との間に嵌入するが、前記ホールシールド250が前記チューブ100の外周面に穿設されているエアホール150を遮蔽しながら係合される。

    検針部270は、一方の端が封止部材230の一方の側に係合され、他方の端がオイルタンクの内部に長く延びる棒状またはケーブル形状を呈し、前記検針部270の他方の端にはオイルの量が測定可能なように最大点(maximum)と最小点(minimum)を示す目盛りが表示されている。 検針部270は、封止部材230がチューブ100に取設されると、他方の端の一部が機関の内部に収容されているオイルに浸漬される。 このため、ゲージ部200をチューブ100から取り外して検針部270の先端に付いているオイルの状態を見てオイルの量と粘度などを点検することができる。 すなわち、検針部270に付いているオイルが最小点以下であればオイルを補充する必要があることを示し、最大点に近ければオイルの量が十分であることを示す。 なお、検針部270に付いているオイルの色相が変色し過ぎたり粘度が落ちたりした際はオイルを交換すればよい。 検針部270は公知の構成要素であるため、これについての詳細な説明は省略する。

    一方、封止部材230の他方の側にはつかみ部290が配設されて、ユーザがゲージ部200をチューブ100から容易に取り外すことができる。 つかみ部290は、環状(リング状)に配設されることが普通であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、手でつかんで引っ張りうる限り、公知の種々の形状が採用可能である。

    図5は、本発明の他の実施形態に係るゲージ部の構成を示す斜視図であり、図6は、本発明の他の実施形態に係るレベルゲージの断面図である。

    図5及び図6に示すように、本発明の他の実施形態に係るレベルゲージは、車両の機関に配設されるチューブ100と、前記チューブ100に収納自在に取設されて前記機関の内部に収容されているオイルの状態を点検するのに用いられるゲージ部300と、を備えるレベルゲージにおいて、前記ゲージ部300は、前記チューブ100の先端の内側に嵌着されて前記チューブ100を封止し、他方の側には拡張部335が形成されている封止部材330と、前記封止部材330の一方の側から拡張部335まで長手方向に形成されている排出溝310と、前記封止部材330と一体に形成されて前記チューブ100の外周面から離れて配設されるホールシールド350と、前記ホールシールド350の内周面に配設されて前記チューブ100と前記ホールシールド350との間の隙間を埋める通気部材360と、を備える。

    排出溝310は、封止部材330の外周面に沿って長手方向に配設される。 このとき、排出溝310は、封止部材330の他方の側の先端から一方の側に配設された拡張部335まで形成される。

    ホールシールド350は、封止部材330の拡張部335と一体に形成されてチューブ100の外周面を囲繞する筒状に形成される。 このとき、ホールシールド350はチューブ100の外周面と密着されるのではなく、前記チューブ100の外周面から所定の間隔を隔てて隔設される。

    通気部材360は、ホールシールド350の内周面に沿って備えられ、前記ホールシールド350とチューブ100との間に形成されている隙間を埋める役割を果たす。 このとき、通気部材360は、機関の内部に収容されているオイルが外部に漏れたり外部の異物が機関の内部に流入したりすることを防ぐと共に、内部において膨張した空気が排出可能なように、スポンジまたはコルクなど内部に微細な多孔質が形成されている多孔質の材質が用いられる。 通気部材360を、必要に応じて、チューブ100の先端と封止部材330の拡張部335との間に配設してもよい。 微細多孔質が形成されている通気部材360としては、公知の種々の材質が採用可能であるため、これについての詳細な説明は省略する。

    本発明の他の実施形態に係るレベルゲージのゲージ部300は、上述した排出溝310と、ホールシールド350及び通気部材360を除いては、図3及び図4に基づいて説明したゲージ部200と同じ構成を有する。 また、本発明の他の実施形態に係るレベルゲージのチューブ100は、エアホール150が配設されていないという点を除いては、図3及び図4に基づいて説明したチューブ100と同じ構成を有する。 このため、ゲージ部300及びチューブ100の構成要素のうち、図3及び図4に基づいて説明した構成要素と同じ構成要素については説明を省略する。

    上記の構成を有する本発明の他の実施形態に係るレベルゲージでは、機関の内部において膨張した空気が、排出溝310に沿って封止部材330の拡張部335まで移動した後に通気部材360を通過して外部に排出される。 このとき、微細多孔質が形成されている通気部材360は、空気などの気体状態の物質は所定の圧力以上になると容易に通過させるが、液体または固体状態の異物は通過させない。

    以上、本発明の詳細な説明の欄においては具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において種々に変形可能であるということはいうまでもない。 よって、本発明の範囲は、上述した実施形態に制限されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけではなく、この請求範囲と均等なものによって定められるべきである。

    本発明は、レベルゲージに係り、車両のエンジンまたはトランスミッションなどの機関に配設されて前記機関の内部空気を排出し、異物が流入することを防ぐとともに、レベルゲージと注油口を単一のモジュールに製作することができてコストを削減することのできるレベルゲージを製造するのに適用可能である。

    100 チューブ150 エアホール200,300 ゲージ部230,330 封止部材233 凹凸部235,335 拡張部250,350 ホールシールド270 検針部290 つかみ部310 排出溝360 通気部材

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