武器のための電子シミュレーション・デバイス

申请号 JP2017512626 申请日 2015-05-13 公开(公告)号 JP2017516062A 公开(公告)日 2017-06-15
申请人 エブランクス エーエス; エブランクス エーエス; 发明人 ヤコブ エリクスレド、オーレ; ヤコブ エリクスレド、オーレ;
摘要 電子的及び機械的な解決法を使用して実際の武器の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスが説明される。シミュレーション・デバイスは、実際の武器に取り付けることができる。
权利要求

実際の武器(5)の機械的機能のシミュレーションのためのデバイスであって、前記実際の武器上に配置されるように構成されており、前記武器遊底(23)の機械的動作をシミュレーションするための遊底シミュレータ(16)を含む、デバイス。前記実際の武器(5)の再装填ハンドル(2)の機能をシミュレーションするための再装填シミュレータ(10)をさらに含む、請求項1に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記実際の武器内に遊底のように取り付けられるように構成されている、請求項1又は2に記載のデバイス。前記再装填ハンドル(10)が、前記武器の発射の準備が整った第1の位置に対して前記武器遊底シミュレータを作動させるようにさらに構成されている、請求項2に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記実際の武器(5)の撃鉄(14)を作動させるようにさらに構成されている、請求項1から4までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記撃鉄(14)の動作を検出するための撃鉄検出器(20)をさらに含む、請求項1から5までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、実際の遊底(23)の機能をシミュレーションするために、前記武器の前記実際の撃鉄を撃発準備完了位置に戻すようにさらに構成されている、請求項1から6までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、新たな遊底動作シーケンスを実行する準備が整った前方位置に配置されるようにさらに構成されている、請求項1から7までのいずれか一項に記載のデバイス。前記遊底シミュレータ(16)が、バースト・モードをシミュレーションするためのバースト・アクティベータ・デバイス(30)をさらに含む、請求項1から7までのいずれか一項に記載のデバイス。前記撃鉄検出器(20)が、銃弾の発射時に実際の遊底によって行われるシミュレーションされた動作及び機能を作動させるように構成される、請求項1から9までのいずれか一項に記載のデバイス。前記撃鉄(14)によって作動されるように構成された再装填ハンドル検出器(21)をさらに含む、請求項1から10までのいずれか一項に記載のデバイス。電子音声発生器をさらに含む、請求項1から11までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータと電子弾倉(4)との間に電子接続を提供するための接点ユニット(12)をさらに含む、請求項1から12までのいずれか一項に記載のデバイス。前記電子弾倉(4)が、電池、電子装置、及び電子音声発生器を含み、前記電子弾倉が、前記実際の武器の弾倉挿入口内に配置可能なように構成されている、請求項13に記載のデバイス。前記撃鉄検出器(20)が、前記接点ユニット(12)上に配置される、請求項13又は14に記載のデバイス。前記武器(5)の前記銃身(7)を通して前記銃口炎をシミュレーションするための銃口炎シミュレータ(8、22)をさらに含む、請求項1から11までのいずれか一項に記載のデバイス。前記銃口炎シミュレータが、前記武器(5)の前記銃身上に配置された光反射装置(22)をさらに含み、前記光反射装置が、前記武器上に配置された光源(8)と協働する、請求項16に記載のデバイス。武器(5)の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスであって、前記実際の武器に固定されるように構成されており、前記武器(5)の前記銃身(7)を通して前記銃口炎をシミュレーションするための銃口炎シミュレータ(8、22)を含む、デバイス。前記銃口炎シミュレータが、前記武器(5)の前記銃口上に配置された光反射装置(22)をさらに含む、請求項18に記載のデバイス。前記光反射装置(22)が、前記武器上に配置された光源(8)と協働する、請求項19に記載のデバイス。

実際の武器(5)の機械的機能のシミュレーションのためのデバイスであって、前記実際の武器上に配置されるように構成されており、前記武器遊底(23)の機械的動作をシミュレーションするための遊底シミュレータ(16)と、前記実際の武器(5)の再装填ハンドル(2)の機能をシミュレーションするための再装填シミュレータ(10)とを含む、デバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記実際の武器内に遊底のように取り付けられるように構成されている、請求項1に記載のデバイス。前記再装填ハンドル(10)が、前記武器の発射の準備が整った第1の位置に対して前記武器遊底シミュレータを作動させるようにさらに構成されている、請求項1に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記実際の武器(5)の撃鉄(14)を作動させるようにさらに構成されている、請求項1から3までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、前記撃鉄(14)の動作を検出するための撃鉄検出器(20)をさらに含む、請求項1から4までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、実際の遊底(23)の機能をシミュレーションするために、前記武器の前記実際の撃鉄を撃発準備完了位置に戻すようにさらに構成されている、請求項1から5までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータ(16)が、新たな遊底動作シーケンスを実行する準備が整った前方位置に配置されるようにさらに構成されている、請求項1から6までのいずれか一項に記載のデバイス。前記遊底シミュレータ(16)が、バースト・モードをシミュレーションするためのバースト・アクティベータ・デバイス(30)をさらに含む、請求項1から6までのいずれか一項に記載のデバイス。前記撃鉄検出器(20)が、銃弾の発射時に実際の遊底によって行われるシミュレーションされた動作及び機能を作動させるように構成される、請求項1から8までのいずれか一項に記載のデバイス。前記撃鉄(14)によって作動されるように構成された再装填ハンドル検出器(21)をさらに含む、請求項1から9までのいずれか一項に記載のデバイス。電子音声発生器をさらに含む、請求項1から10までのいずれか一項に記載のデバイス。前記武器遊底シミュレータと電子弾倉(4)との間に電子接続を提供するための接点ユニット(12)をさらに含む、請求項1から11までのいずれか一項に記載のデバイス。前記電子弾倉(4)が、電池、電子装置、及び電子音声発生器を含み、前記電子弾倉が、前記実際の武器の弾倉挿入口内に配置可能なように構成されている、請求項12に記載のデバイス。前記撃鉄検出器(20)が、前記接点ユニット(12)上に配置される、請求項12又は13に記載のデバイス。前記武器(5)の前記銃身(7)を通して前記銃口炎をシミュレーションするための銃口炎シミュレータ(8、22)をさらに含む、請求項1から10までのいずれか一項に記載のデバイス。前記銃口炎シミュレータが、前記武器(5)の前記銃身上に配置された光反射装置(22)をさらに含み、前記光反射装置が、前記武器上に配置された光源(8)と協働する、請求項15に記載のデバイス。

说明书全文

本発明は、武器発射時の実弾(live fire ammunition)の電子シミュレーションのためのデバイスの一部である。

全世界的に相当量の空包が使用されている。空包は、使用後に自然界に放置され得る、使い捨ての消耗品である。空包は、プラスチック及び金属で作られるので、分解過程は非常に長期的なものになり、したがって、環境に悪影響を及ぼす。また、装薬の使用により、環境に有害なかなりの量の廃棄物が作り出される。

空包は、じん渣が痕跡を残したり、空包が使用される環境を汚染したりするので、使用できる場所に関して制限がある。使用例は、建造物、航空機、又は訓練が必要とされる他の民間施設での屋内訓練である。空包の使用は、銃身から粒子が発射され、また、熱により身体障害がもたらされるか又は武器の近くの物体が損傷する可能性があるので、安全上のリスクを伴う。さらに、空包の使用は、騒音レベルが非常に高いので、聴覚障害をもたらす可能性がある。

空包はまた、武器の摩耗及び裂けをもたらす。銃身内の堆積物が、武器を清浄する必要性を高める。空包は、遊底に詰まる傾向があり、反復練習及び他の訓練を台無しにすることが多い。さらに、空包の購入費は高額である。

従来技術の解決法は、例えば複製の訓練用武器、モデル・ガン、ガスに基づく武器、及びソフト・ガンなどの模造のシミュレーション武器による、武器の使用の人為的なシミュレーションのために存在する。しかし、そのような武器を使用する武器シミュレーションは、武器の取扱いに関する現実的なシミュレーションを操作者に少しも与えない。

国際公開第2011/043673号

本発明は、上記の問題の解決法を提供する。

本発明は、武器の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスに関する。本発明は、武器の遊底の機械的動作をシミュレーションする武器遊底シミュレータを含む、武器の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスを提供する。デバイスは、実際の武器の機械的機能をシミュレーションするために、実際の武器に取り付けられるように構成される。デバイスは、実際の武器の再装填ハンドルの機能をシミュレーションするための再装填シミュレータをさらに含み得る。武器遊底シミュレータは、実際の武器内に遊底のように取り付けられるように構成され得る。再装填ハンドル・シミュレータは、武器を発射する準備が整った第1の位置に対して武器遊底シミュレータを作動させるように構成され得る。武器遊底シミュレータは、実際の武器の撃鉄を作動させるようにさらに構成され得る。武器遊底シミュレータは、武器の撃鉄の動作を検出するための武器撃鉄検出器を含み得る。武器撃鉄検出器は、銃弾の発射時に実際の遊底によって行われるようにシミュレーションされた動作及び機能を作動させるように構成され得る。武器遊底シミュレータは、実際の遊底の機能をシミュレーションするために、武器の実際の撃鉄を撃発準備完了位置(cocked position)に戻すようにさらに構成され得る。武器遊底シミュレータは、新たな遊底シーケンスを実行する準備が整った前方位置に配置されるように構成され得る。武器遊底シミュレータは、バースト・モードをシミュレーションするためのバースト・アクティベータ・デバイスをさらに含み得る。デバイスは、撃鉄によって作動されるように構成された再装填ハンドル検出器をさらに含み得る。

デバイスは、電子音声発生器を含み得る。接点ユニットが、武器遊底シミュレータと電子弾倉との間の電気接続を提供し得る。電子弾倉は、電池、電子装置、及び電子音声発生器を含み得る。電子弾倉は、実際の武器の弾倉挿入口に取付け可能なように構成され得る。武器撃鉄検出器は、接点ユニット上に配置され得る。デバイスは、武器の銃身を通して銃口炎をシミュレーションするための銃口炎シミュレータを含み得る。銃口炎シミュレータは、武器の銃口上に配置された光反射装置をさらに含むことができ、光反射装置は、武器上に配置された光源と協働する。

本発明はまた、武器の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスであって、実際の武器に固定されるように構成されており、武器の銃身を通して銃口炎をシミュレーションするための銃口炎シミュレータを含む、デバイスを提供する。銃口炎シミュレータは、武器の銃口上に配置された光反射装置をさらに含み得る。光反射装置は、武器上に配置された光源と協働し得る。

デバイスは、武器の銃身を通して銃口炎をシミュレーションする銃口炎シミュレータをさらに含み得る。引き金検出器が、銃弾の発射時に武器の撃鉄の動作を検出し得る。デバイスは、武器の再装填ハンドルの機能をシミュレーションする再装填ハンドル・シミュレータをさらに備え得る。

武器遊底シミュレータは、実際の武器との間での取付け及び取外しが可能である。

実弾をシミュレーションするには、銃声に加えて、武器の取扱いに関する通常の標準手順を獲得するために武器の機械的機能をシミュレーションすることが重要である。本発明は、武器の取扱いに関する通常の標準手順の現実的なシミュレーションと、武器の機械的機能の現実的なシミュレーションとを確保する。本発明は、実際の武器に取り付けられ、また、実際の武器の引き金及び撃鉄が使用される。武器は、実弾を発射するのにも使用される、操作者の個人用武器である。

操作者は、最初の射撃の前に再装填する。武器遊底シミュレータは、再装填中の実際の武器の遊底の動作及び反応をシミュレーションする。操作者は、武器遊底シミュレータの反応を認識し、次いで、安全装置を外して、彼の実際の武器を発射する準備をすることができる。

本発明のシミュレーション・デバイスを装着した実際の武器が発射されると、武器遊底シミュレータは、実際の遊底が行うはずの動作と同じ動作を行い、また、操作者が新たな銃弾を発射することができるように、武器の撃鉄を撃発準備完了位置に戻すことをその主な目的として有する。武器遊底シミュレータのこの機械的機能は、実際の遊底と同じように実行される。新しい弾倉が挿入された場合、武器を新たな射撃に備えさせるために、実際の武器の遊底解放装置(bolt release)(≪遊底解放≫ボタン)が押される。本発明の武器遊底シミュレータは、遊底解放装置が作動されたときの実際の遊底の動作及び反応をシミュレーションする。遊底解放装置は、弾倉上の遊底解放装置検出器を作動させ、それにより武器遊底シミュレータが始動される。操作者は、武器遊底シミュレータの反応を認識し、次いで、安全装置を外して、彼の実際の武器を発射する準備をすることができる。

本発明は、環境に有害な物質を含まない構成要素から製造することができる。射撃は電子的手段及び機械的手段によってシミュレーションされるので、使用中にいかなる形態の排ガスも発生させない。本発明は、初期化及び再装填することができ、何度でも再使用することができる。本発明は、その有用寿命の終わりには、通常の電子製品のようにリサイクルすることができる。本発明による電子空包は、痕跡を残す又は環境を汚染する廃棄物を生み出さない。このことにより、これまで利用可能な解決法がなかった施設での訓練が、より現実的になる。さらに、本発明は、高速度で晒される廃棄物、又は熱を発生させる廃棄物を生み出さず、したがって、人又は物体への危険性を伴わない。本発明は、聴覚障害の危険性が低下するように、調節可能な音量レベルを有することができる。本発明は、武器に何も痕跡を残さないし、詰まりの危険性も伴わないので、使用に際してより信頼できる。さらに、電子空包は何度でも使用することができ、購入費の観点から本製品をはるかに安価な解決法にする。

次に、図面を参照しながら本発明の例示的な実施例を説明する。

通常状態における実際の武器を示す図である。

本発明の一実施例による電子シミュレーション・デバイスを示す図である。

図1の実際の武器のための実際の再装填ハンドル、実際の引き金、及び実際の遊底を示す図である。

図2の電子シミュレーション・デバイスのための本発明の一実施例による前組立体及び後組立体を示す図である。

本発明によるシミュレーション・デバイスの一実施例を示す図である。

図1は、通常状態におけるタイプAR15の武器5を示す。この武器は、 1:上部機関部、 2:再装填ハンドル、 3:下部機関部、 24:弾倉、 6:銃床、 7:銃口制退器、 14:撃鉄(図2)、 15:引き金、 27:遊底解放装置 を含む。

図3は、図1の武器のための実際の再装填ハンドル、実際の引き金、及び実際の遊底を示す。 2:再装填ハンドル:遊底23を銃床6内へ後退させて最初の銃弾を武器5の薬室に入れるために引き戻される。 15:引き金:銃弾を発射し且つ撃鉄14を解放するために引かれる。 23:遊底:撃鉄14の動作に応じて弾薬筒内の火薬を爆発させ、次いで、次の射撃に備えた位置まで撃鉄14を押し下げる。 24:弾倉:実弾のための容器。 31:バースト・フリップ。作動時に引き金15が引かれて保持されると、銃弾がバースト・モードで発射される。 33:バースト・アクティベータ:実際の武器の遊底23上に配置される。遊底が前方に引っ張られると、バースト・アクティベータは、バースト・フリップ31を前方に押す。

射撃が開始されると、再装填が実行される。これは、最初の銃弾を弾倉24から持ってくることができるように再装填ハンドル2及び遊底23を銃床6内へ引き戻すことによって達成される。この銃弾は、再装填ハンドル2が解放されて遊底23が前方位置へ前進するときに、武器の薬室に押し込まれる。これで、武器はいつでも発射することができる。

銃弾の発射は、撃鉄14を解放する引き金15を引くことによって達成される。撃鉄14は遊底23を打ち、遊底23は弾薬筒内の装薬を爆発させる。銃弾が発射され、爆発による火炎が銃口炎制退器(muzzle flash brake)内に見られる。爆発のエネルギーは、遊底23を銃床6内へ押し戻し、銃床緩衝器19を圧迫する。撃鉄14は、銃弾が発射される前と同じ位置まで、遊底23によって押し下げられる。新たな弾薬筒が弾倉24から持ち上げられて、薬室に押し込まれる。これは、遊底23をその前方位置へ押す銃床緩衝器19によって引き起こされる。武器は再び発射の準備が整う。

本発明は、電子的手段及び機械的手段を使用して武器の機械的機能をシミュレーションするために実際の武器5に取り付けられるように意図されたユニットである。武器5の機械的機能をシミュレーションするためのデバイスは、武器5の遊底23の機械的動作をシミュレーションする、武器遊底シミュレータ16を含む。武器遊底シミュレータ16は、実際の武器内に遊底のように配置されるように構成される。武器遊底シミュレータは、撃鉄14の動作を検出するための撃鉄検出器20を含み得る。武器遊底シミュレータは、バースト射撃(バースト・モード)をシミュレーションするためのバースト・アクティベータ・デバイス30を含み得る。銃口炎シミュレータ8/22が、武器5の銃身7を通して銃口炎をシミュレーションする。撃鉄検出器20が、銃弾が発射されたときの撃鉄14の動作を検出する。武器5の再装填ハンドル2の機能をシミュレーションする再装填シミュレータ10。電子音声発生器。ユニットの電子構成要素と電池、電子装置、及び電子音声発生器を含む弾倉4との間に電子接続を提供するための接点ユニット12。

以下の説明では、本発明はタイプ15の武器に基づいて示されるが、本発明はどのようなタイプの武器にも適応できるように意図されている。

シミュレーション・ユニットは、武器5内に取り付けられる。これは、武器の実際の武器部品を最初に取り除くことを必要とする。まず、武器5は、武器5の遊底23、再装填ハンドル2、及び緩衝器19を取り除くことができるように、分解される。すると、シミュレーション・デバイスを実際の武器内に取り付けることができる。前組立体25が、遊底室23内に取り付けられる。後組立体が、銃床6内の緩衝器19の位置に取り付けられる。接点ユニット12が、上部機関部1と下部機関部3との間に取り付けられる。電子弾倉が、武器の弾倉挿入口に挿入される。(電子弾倉は、本発明と同一の出願人が所有している国際公開第2011/043673号のものと同様であってもよい。)武器は組み立てられて、使用する準備が整う。

図2は、本発明の一実施例による電子シミュレーション・デバイスを示す。 4:システムの制御電子装置、電池、表示画面、及び音声発生器を含む、電子弾倉。 8:銃口炎シミュレータ:銃弾が発射されたことを示すために、武器5の銃身を通して光線を伝達する発光体を含む。武器5の銃身7を通して銃口炎をシミュレーションする。銃口炎シミュレータは、武器5の銃口に取り付けられる光反射装置22を含み得る。光反射装置は、武器に取り付けられた光源8と協働する。 9:回路基板。前電磁石13及び後電磁石11に電圧パルスを印加するためのものであり、また、再装填ハンドル検出器21を含む、電子回路基板。 10:再装填シミュレータ:最初の再装填をシミュレーションするために、引き戻されることによって武器5の再装填ハンドル2をシミュレーションする。 11:後電磁石:実際の遊底23の動作をシミュレーションするために、遊底シミュレータ16を実際の武器の銃床6内へ引き戻す。後電磁石が遊底シミュレータ16を引き戻すと、武器遊底シミュレータ16は、実際の遊底23の機能をシミュレーションするために、武器の実際の撃鉄14を撃発準備完了位置に戻す。 12:接点ユニット:電子弾倉4を、前電磁石13及び後電磁石11、銃口炎シミュレータ8、並びに再装填ハンドル検出器21に電子的に接続する。接点ユニットは、撃鉄検出器20を含む。 13:前電磁石。実際の遊底23の動作をシミュレーションするために、遊底シミュレータ16を前方位置へ引き戻す。前方位置では、武器遊底シミュレータは、いつでも新たな遊底動作シーケンスを行うことができる。 14:撃鉄:実際の武器の引き金15によって解放され、撃鉄検出器20を作動させる。 15:引き金:銃弾を発射し且つ撃鉄14を解放するために引かれる。 16:遊底シミュレータ:動作中の武器の実際の遊底23をシミュレーションする。動作は、前電磁石13及び後電磁石11に印加された電圧パルスによって引き起こされる。武器遊底シミュレータは、撃鉄14を押し下げる。 17:上部電子接点:電子接点12と武器遊底シミュレータ16とを電子的に接続するための電子スプリング・ピン。 18:下部電子接点:接点ユニット12と電子弾倉4とを電子的に接続するための電子スプリング・ピン。図2の実施例では、上部電子接点17及び下部電子接点18は、接点ユニット12の上面及び下面にそれぞれ配置されている。 19:緩衝器:銃弾が発射された後、遊底23を前方位置へ押す。 20:撃鉄検出器:撃鉄検出器は、接点ユニット12上に配置される。撃鉄検出器は、再装填シミュレータ10が完全に後退されたときに作動されるマイクロ・スイッチであってもよい。再装填動作をシミュレーションするために、電子弾倉4を作動させる。 21:再装填ハンドル検出器:引き金15によって撃鉄14が解放されたときに作動されるマイクロ・スイッチ。発砲をシミュレーションするために、電子弾倉4を作動させる。 22:銃口炎反射器:銃弾が発射されたときに銃口炎をよりはっきりと示すために、銃口炎シミュレータ8からの光線を散乱させる。 28:遊底解放装置検出器は、電子弾倉4上に配置される。遊底解放装置検出器は、実際の武器5の遊底解放装置27が押下されたときに作動される。 29:撃鉄14のための作動手段:武器遊底シミュレータ16に撃鉄を押し下げさせるために、武器遊底シミュレータ16の下面上に設けられる。図2の実施例では、撃鉄のための作動手段は、下向きに突出している傾斜したエッジとして形成されている。 30:バースト・アクティベータ:実際の武器上の遊底23のバースト・アクティベータ羽根33の機能に対応する。武器遊底シミュレータが前方に引っ張られると、バースト・アクティベータ・デバイスは、実際の武器5のバースト・フリップ31を前方に押すことになる。図4では、バースト・アクティベータ・デバイスは、下向きに突出したエッジとして形成されている。

図4は、図2の電子シミュレーション・デバイスのための前組立体及び後組立体を含む一実施例を示す。 25:前組立体は、銃口炎シミュレータ8、回路基板9、再装填ハンドル・シミュレータ10、前電磁石13、再装填ハンドル検出器21、及び遊底シミュレータ16を含み得る。 26:後組立体は、接続部を有する後電磁石11を含み得る。

図5は、本発明の一実施例によるシミュレーション・デバイスの一実施例を示す。 8:銃口炎シミュレータ:銃弾が発射されたことを示すために武器5の銃身を通して光線を発する発光体を含む。 9:回路基板:前電磁石13及び後電磁石11に電圧パルスを印加する電子回路基板。再装填ハンドル検出器21も含む。 21:再装填ハンドル検出器:引き金15によって撃鉄14が作動されたときに作動されるマイクロ・スイッチ。発砲をシミュレーションするために、電子弾倉4を作動させる。 11:後電磁石:実際の遊底23の動作をシミュレーションするために、武器遊底シミュレータ16を銃床6内へ引き戻す。 12:接点ユニット:電子弾倉4を、前電磁石13及び後電磁石11、銃口炎シミュレータ8、並びに再装填ハンドル検出器21に電子的に接続する。撃鉄検出器20も含む。 13:前電磁石:実際の遊底23の動作をシミュレーションするために、武器遊底シミュレータ16を前方位置へ引き戻す。 17:上部電子接点:電子相互接続のための電子スプリング・ピン。 18:下部電子接点:電子相互接続のための電子スプリング・ピン。 20:撃鉄検出器:再装填シミュレータ・ハンドル10が完全に後退されたときに作動されるマイクロ・スイッチ。実際の武器の再装填をシミュレーションするために、電子弾倉4を作動させる。

再装填のシミュレーション 再装填をシミュレーションするために、本来の再装填ハンドル2と同じように引き戻される再装填シミュレータ10が作成されている。再装填シミュレータ10が完全に後退されると、再装填シミュレータ10は、再装填シミュレータ10の下に配置された再装填ハンドル検出器21を作動させる。再装填ハンドル検出器21は、接点ユニット12を介して電子弾倉4に接続する。武器が作動されて発射の準備が整ったことをシミュレーションするために、実際の遊底23の機能のシミュレーションが開始される。遊底23のシミュレーションは、電圧パルスが電子弾倉4から接点ユニット12を介して武器遊底シミュレータの後電磁石11に伝達されることによって達成される。それにより、武器遊底シミュレータ16が銃床6内へ引き戻される。武器遊底シミュレータ16は、遊底23と同じように武器遊底シミュレータ16が銃床内へ引き戻されたときに武器遊底シミュレータが撃鉄14を打つように設計され、撃鉄14は、撃発準備完了位置へ移動されるように押し下げられる。次いで武器遊底シミュレータ16は、電圧パルスが接点ユニット12を介して前電磁石13に送られることにより、前方位置へ引き戻される。今や武器の撃鉄は撃発準備完了位置に配置されており、武器はいつでも発射することができる。

単発モードにおける発砲のシミュレーション 実際の射撃のシミュレーションは、引き金15を引くことによって達成される。引き金は、通常の弾薬が点火されるときと同じように撃鉄14を解放する。撃鉄14の動作は、電子撃鉄検出器20を作動させ、電子撃鉄検出器20は、接点ユニット12を介して電子弾倉4の電子装置を作動させて、発砲を作動させる。弾倉4の電子装置は、音声ファイルを再生し、それと同時に、接点ユニットを介して銃口炎シミュレータ8に電圧パルスを伝達する。銃口炎シミュレータ8は、銃口炎をシミュレーションするために、銃口制退器7に取り付けられた銃口炎反射器22まで銃身を通して光線を伝達する、光源を含む。それと同時に、電子弾倉4の電子装置はまた、接点ユニット12を介して後電磁石11に電圧パルスを印加し、それにより武器遊底シミュレータ16が銃床6内へ引き戻される。武器遊底シミュレータは、遊底23と同様に、銃弾が発射される前にいた位置まで撃鉄14を押し下げるように設計されている。次いで、弾倉4の電子装置は、接点ユニット12を介して、前電磁石13に電圧パルスを印加する。それにより、武器遊底シミュレータ16は前方位置へ引き戻され、武器は再び発射の準備が整う。

バースト・モードにおける発砲のシミュレーション 武器がバースト・モードにあるときに銃弾が発射されると、上記の単一モードで銃弾が発射されたときと同様に、最初の射撃時に引き金15が引かれたときに撃鉄14が解放される。次いで、撃鉄検出器20が、上記の単発モードの場合と同じシミュレーション・デバイスにおける内的なアクティベーション・シーケンスを開始する。しかし、武器がバースト・モードにあるときに引き金15が引かれたままであると、後続の射撃が武器遊底シミュレータ16によって自動的に作動される。武器遊底シミュレータ16は、実際の武器5のバースト・フリップ31と相互作用する、下向きに突出したエッジ(羽根)30を有して形成されている。この下向きに突出したエッジは、バースト・アクティベータ・デバイス30と称することができる。武器遊底シミュレータ16が前方に引っ張られると、下向きに突出したエッジ30は、実際の武器5のバースト・フリップ31を前方に押し、その結果、撃鉄14が解放される。このシーケンスは、引き金15がこれ以上引かれなくなるまで繰り返される。

本発明は、電子弾倉4と一緒に、実弾の電子シミュレーションのために使用され得る。本発明は、空包の使用を不要にする。射撃又は爆発は、火薬の代わりに電子装置及び機械装置によって繰り返される。本発明は、現在の空包が使用される用途における代替物又は補足物となる。

上記の実施例は例示的な実施例に過ぎないこと、並びに、当業者は添付の特許請求の範囲で定義された本発明の範囲内で本発明の様々な他の修正形態及び変形形態を案出することが可能になるであろうことが、留意されるべきである。

QQ群二维码
意见反馈