Firearm laser training system and method utilizing an improved empty medicine package for simulating the operation of the firearm

申请号 JP2001552041 申请日 2001-01-16 公开(公告)号 JP2003519774A 公开(公告)日 2003-06-24
申请人 ビームヒット,リミティド ライアビリティー カンパニー; 发明人 シェクター,モッティ; ピー. ローザ,スティーブン;
摘要 (57)【要約】 本発明による火器レーザ訓練システムは、火器の作動をシミュレートするために改良型された空の薬包を利用する一方でレーザ送信器アセンブリ及び薬包アダプタアセンブリを含む。 前記改良型の空の薬包は火器を循環させるためのみに充分な量の爆発物を有している。 前記レーザアセンブリは、火器銃身及び前照準器に取付けるように構成されており、火器のトリガの作動に応答して訓練システムターゲットに向かってレーザ光のビームを発射する。 前記レーザビームは、概ね、ビーム衝撃場所を検出するためにシステムターゲットに充分な持続時間を有するパルスの形をしている。 前記薬包アダプタアセンブリは、火器の作動をシミュレートするため改良型の空の薬包に適合する火器を構成するために火器銃身内に設置される。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 火器の作動をシミュレートするための模擬薬包を利用するシステムにおいて、前記火器には、前記模擬薬包を受けるためのフレーム、火器の作動の反復を促すべく使い果たした薬包から放出された前記銃身内部のガスを前記火器フレームに向かって導くように銃身遠方端部に向かって設置されたガスポートをもち前記フレームに結合された銃身、及び前記火器の使用者が照準を合わせ易くするために前記銃身に沿って設置された照準器が含まれているシステムであって: − 前記銃身内に挿入されることを目的とし; ・ 前記火器内部に装填された模擬薬包を係合させ固定するべく銃身アセンブリの基端部に向かって設置され、前記模擬薬包の発射に応答して前記模擬薬包から放出されたガスが中を通過し前記銃身を横断できるようにするべく構成された薬包部材;及び・ 火器の作動の反復を促すべく前記ガスポート内に前記銃身を横断する前記放出ガスを導くため前記薬包部材に取付けられここから遠方に延びるガイド部材、
    を含む銃身アセンブリ;及び− 火器の作動のシミュレーションの間前記銃身内に前記ガイド部材を係合させ固定するため前記銃身の遠方端部に向かって設置された固定部材、 を含んで成るシステム。 【請求項2】 前記ガイド部材には: − 前記放出ガスが前記銃身を横断できるようにするため前記銃身のものよりも実質的に小さい横断面を有する、前記薬包部材に取付けられた支持ロッド;及び− 前記放出ガスが前記銃身を横断するのを妨害するべく前記銃身のものと実質的に類似の横断面を有する、前記支持ロッドの遠方端部に取付けられたガイドロッド; が含まれており、 前記ガイドロッドの基端部が前記銃身内で前記ガスポートの近くに設置され、
    前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポート内に導いて前記火器の循環を促す、請求項1に記載のシステム。 【請求項3】 前記薬包部材には: − 前記支持ロッドの基端部に取付けられたベース;及び− 前記ベースの基端部に取付けられ前記装填された模擬薬包の遠方部を収容するように構成された薬包係合部材; が含まれ、少なくとも1つの開口部が、前記放出ガスが前記薬包部材を通過し前記銃身を横断して前記火器の循環を促すことができるようにするため、前記ベース及び前記薬包係合部材の各々の中に少なくとも1つの開口部が形成されている、請求項2に記載のシステム。 【請求項4】 前記固定部材には、前記銃身の遠方端部に向かって前記火器上に組立てられ前記銃身内に前記ガイド部材を固定するべく前記ガイドロッドの遠方端部と係合するブラケットが含まれている、請求項2に記載のシステム。 【請求項5】 前記ブラケットには: − ブラケットフレーム; − 前記ブラケットフレームに取付けられ、前記ガイドロッドの前記遠方端部と係合するべく連結ロッド基端部に設置された収容部材を有する連結ロッド、 が含まれ、前記連結ロッドが、前記銃身内での前記銃身アセンブリの位置を調整するべく前記フレームとの関係において操作可能である、請求項4に記載のシステム。 【請求項6】 火器の起動に応答して前記火器からレーザビームを発射するべく前記火器に固定されたレーザ発信機アセンブリをさらに含む、請求項1に記載のシステム。 【請求項7】 前記レーザ発信機アセンブリを前記銃身及び前記照準器に固定するべく組立て用ユニットをさらに含む請求項6に記載のシステム。 【請求項8】 前記組立て用ユニットには: − 内部に形成され前記銃身の第1部を収容するべく構成された第1のリセスを有する第1のブロック; − 内部に形成され前記銃身の第2部を収容するべく構成された第2のリセスを有する第2のブロック; 及び− 前記第1及び第2のブロックを互いに固定するべく、前記第1及び第2のブロックを通って延びる少なくとも1つの固定部材、 が含まれており、 前記レーザ発信機アセンブリが前記第1のブロックに取付けられ、前記第1及び第2のブロックが前記銃身のまわりに互いに一致して位置決めされており、前記少なくとも1つの固定部材が前記第1及び第2のブロックを互いに固定したのに応答して前記第1及び第2のリセス内に前記銃身を収容する、請求項7に記載のシステム。 【請求項9】 前記組立て用ユニットには: − 前記レーザ発信機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器部材; 及び− 前記レーザ発信機アセンブリの一部と係合しそれを前記照準器に固定するべく前記アセンブリ照準器部材に取付けられ; ・ 中間部; ・ 前記中間部の第1の端部から横方向に延びそこに取付けられた前記アセンブリ照準器部材を有するベース;及び・ 前記中間部の第2の端部から延び前記ベースから離隔されている突出部、 を含むフック部材; がさらに含まれ、 前記フック部材が前記ベースと前記突出部の間で前記照準器部と係合する、請求項8に記載のシステム。 【請求項10】 前記模擬薬包には、火器の作動を反復するのに充分でしかも前記火器のための対応する従来の空包又は実包に用いる爆発物の量よりも実質的に少ない量の爆発物が含まれている、請求項1に記載のシステム。 【請求項11】 前記模擬薬包の遠方端部が1つの変形部を含み、前記薬包部材が、前記変形した模擬薬包遠方端部と係合するような形で構成されている、
    請求項1に記載のシステム。 【請求項12】 前記模擬薬包が、対応する実包よりも小さい寸法を有し、
    前記銃身アセンブリが、前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するのに充分な空間を提供しそれにより火器のシミュレーション中に対応する実包が使用されるのを防止するような形で前記銃身内に挿入される、請求項1に記載のシステム。 【請求項13】 火器の作動をシミュレートするべく前記火器の起動に応答してレーザビームを発射するべく火器に固定されているレーザ発信機アセンブリを含む火器訓練システムの中で、前記火器には、銃身及び前記火器の使用者による照準を容易にするべく前記銃身に沿って設置された照準器が含まれている、前記火器に対し前記レーザ発信機アセンブリを固定するための組立て用ユニットにおいて: − 前記レーザ発信機アセンブリを収容し前記銃身と係合して前記レーザ発信機アセンブリを前記銃身に固定するための銃身固定部材; 及び− 前記火器照準器の一部と係合するべく前記レーザ発信機アセンブリに取付けられた照準器固定部材、 を含んで成り、火器の作動のシミュレーション中に前記銃身を中心として前記レーザ発信機アセンブリが回転するのを防止するべく前記銃身及び前記照準器に前記レーザ発信機アセンブリを固定している、組立て用ユニット。 【請求項14】 前記銃身固定部材には: − 内部に形成され前記銃身の第1部を収容するべく構成された第1のリセスを有する第1のブロック; − 内部に形成され前記銃身の第2部を収容するべく構成された第2のリセスを有する第2のブロック; 及び− 前記第1及び第2のブロックを互いに固定するべく、前記第1及び第2のブロックを通って延びる少なくとも1つの固定部材、 が含まれており、 前記レーザ発信機アセンブリが前記第1のブロックに取付けられ、前記第1及び第2のブロックが前記銃身のまわりに互いに一致して位置決めされており、前記少なくとも1つの固定部材が前記第1及び第2のブロックを互いに固定したのに応答して前記第1及び第2のリセス内に前記銃身を収容する、請求項13に記載のシステム。 【請求項15】 前記照準器固定部材には: − 前記レーザ発信機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器部材; 及び− 前記レーザ発信機アセンブリの一部と係合しそれを前記照準器に固定するべく前記アセンブリ照準器部材に取付けられ; ・ 中間部; ・ 前記中間部の第1の端部から横方向に延びそこに取付けられた前記アセンブリ照準器部材を有するベース;及び・ 前記中間部の第2の端部から延び前記ベースから離隔されている突出部、 を含むフック部材; がさらに含まれ、 前記フック部材が前記ベースと前記突出部の間で前記照準器部と係合する、請求項13に記載のシステム。 【請求項16】 火器の作動をシミュレートするための模擬薬包を利用するシステムの中で、前記火器には、前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の作動の反復を促すべく使い果たした薬包から放出された前記銃身内部のガスを前記火器フレームに向かって導くように銃身遠方端部に向かって設置されたガスポートをもち前記フレームに結合された銃身、及び前記火器の使用者が照準を合わせ易くするために前記銃身に沿って設置された照準器が含まれており: 実弾薬包の形をしており、火器の作動を反復させるのに充分でしかも前記火器のための対応する従来の空包又は実包で用いられる爆発物の量よりも実質的に少ない量の爆発物を含むハウジングを含んで成る模擬薬包。 【請求項17】 前記ハウジングの遠方端部が1つの変形部を含む、請求項16に記載の薬包。 【請求項18】 前記ハウジングが対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有する、請求項16に記載の薬包。 【請求項19】 火器の作動をシミュレートするための模擬薬包を利用する方法において、前記火器には、前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の作動の反復を促すべく使い果たした薬包から放出された前記銃身内部のガスを前記火器フレームに向かって導くように銃身遠方端部に向かって設置されたガスポートをもち前記フレームに結合された銃身、及び前記火器の使用者が照準を合わせ易くするために前記銃身に沿って設置された照準器が含まれている方法であって: (a) 前記火器内に装填された模擬薬包を係合させ固定し、前記模擬薬包から放出されたガスが前記模擬薬包の発射に応答して前記銃身内を横断することができるようにするため、前記銃身内に銃身アセンブリを挿入する段階;及び(b) 火器の作動の反復を促すため前記銃身アセンブリを介して前記ガスポート内に前記銃身を横断する前記放出ガスを導く段階、を含んで成る方法。 【請求項20】 前記段階(a)には、(a.1)前記銃身の遠方端部に向いて設置された固定部材を介して前記銃身内に前記銃身アセンブリを固定する段階がさらに含まれる、請求項19に記載の方法。 【請求項21】 前記銃身アセンブリには、前記放出ガスが前記銃身を横断できるようにするため前記銃身のものよりも実質的に小さい横断面を有する、支持ロッド、及び前記放出ガスが前記銃身を横断するのを妨害するべく前記銃身のものと実質的に類似の横断面を有する、前記支持ロッドの遠方端部に取付けられたガイドロッドが含まれており、段階(a)にはさらに: (a.2) 前記火器の循環を促すため前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポート内に導くべく前記ガスポート近くに前記ガイドロッドの基端部が設置された状態で、前記銃身内に前記銃身アセンブリを挿入する段階、 が含まれている、請求項20に記載の方法。 【請求項22】 前記固定部材には、前記銃身遠方端部に向けて前記火器上に組立てられたブラケットが含まれており、段階(a.1)にはさらに; (a.1.1)前記銃身内に前記銃身アセンブリを固定するべく前記ブラケットを介して前記ガイドロッドの遠方端部を係合させる段階、 が含まれている、請求項21に記載の方法。 【請求項23】 (c)火器の起動に応答して前記火器からレーザビームを発射するべく前記火器に対しレーザ発信機アセンブリを固定する段階をさらに含む、請求項19に記載の方法。 【請求項24】 段階(c)にはさらに: (c.1)前記銃身及び前記照準器に対し前記レーザ発信機アセンブリを固定する段階が含まれている、請求項23に記載の方法。 【請求項25】 段階(a)にはさらに、(a.1),火器の作動を反復するのに充分でしかも前記火器のための対応する従来の空包又は実包で用いられる爆発物の量よりも実質的に少ない量の爆発物を含む前記模擬薬包を前記火器内に装填する段階、 が含まれている、請求項19に記載の方法。 【請求項26】 段階(a)にはさらに: (a.1) 前記模擬薬包を前記火器内に装填する段階であって、前記模擬薬包の遠方端部が1つの変形部を含み、前記銃身アセンブリが、前記変形した模擬薬包遠方端部と係合するような形で構成されている段階、 が含まれている、請求項19に記載の方法。 【請求項27】 前記模擬薬包が対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有し、段階(a)にはさらに: (a.1) 前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するのに充分な空間を提供しそれにより火器シミュレーション中に対応する実包が使用されるのを防止するような形で前記銃身内に前記銃身アセンブリを挿入する段階、 がさらに含まれている、請求項19に記載の方法。 【請求項28】 火器の作動をシミュレートするべく前記火器の起動に応答してレーザビームを発射するべくレーザ発信機アセンブリを含む火器訓練システムの中で、前記火器には、銃身及び前記火器の使用者による照準を容易にするべく前記銃身に沿って設置された照準器が含まれている、前記火器に対し前記レーザ発信機アセンブリを固定するための方法において: 火器の作動のシミュレーション中に前記銃身を中心として前記レーザ発信機アセンブリが回転するのを防止するべく前記銃身及び前記照準器に前記レーザ発信機アセンブリを固定する段階を含んで成る方法。 【請求項29】 火器の作動をシミュレートするための模擬薬包を利用するシステムにおいて、前記火器には、前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の作動の反復を促すべく使い果たした薬包から放出された前記銃身内部のガスを前記火器フレームに向かって導くように銃身遠方端部に向かって設置されたガスポートをもち前記フレームに結合された銃身、及び前記火器の使用者が照準を合わせ易くするために前記銃身に沿って設置された照準器が含まれているシステムであって: − 前記火器内部に装填された模擬薬包を係合させ固定するため及び、前記模擬薬包の発射に応答して前記模擬薬包から放出されたガスが中を通過し前記銃身を横断できるようにするための薬包固定手段; − 火器の作動の反復を促すべく前記ガスポート内に前記銃身を横断する前記放出ガスを導くためのガイド手段;及び− 火器の作動のシミュレーションの間、前記銃身内に前記ガイド手段を係合させるための固定手段、 を含んで成るシステム。 【請求項30】 前記ガイド手段には: − 前記放出ガスが前記銃身を横断できるようにするため前記銃身のものよりも実質的に小さい横断面を有する、前記薬包固定手段に取付けられた支持ロッド;
    及び− 前記放出ガスが前記銃身を横断するのを妨害するべく前記銃身のものと実質的に類似の横断面を有する、前記支持ロッドの遠方端部に取付けられたガイドロッド; が含まれており、 前記ガイドロッドの基端部が前記銃身内で前記ガスポートの近くに設置され、
    前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポート内に導いて前記火器の循環を促す、請求項29に記載のシステム。 【請求項31】 前記薬包固定手段には: − 前記支持ロッドの基端部に取付けられたベース;及び− 前記装填された模擬薬包の遠方部を収容するための薬包係合手段、 が含まれ、少なくとも1つの開口部が、前記放出ガスが前記薬包固定手段を通過し前記銃身を横断して前記火器の循環を促すことができるようにするため、前記ベース及び前記薬包係合手段の各々の中に少なくとも1つの開口部が形成されている、請求項30に記載のシステム。 【請求項32】 前記固定手段には、前記銃身内に前記ガイド手段を固定するべく前記ガイドロッドの遠方端部と係合するため前記銃身の遠方端部に向かって前記火器上に取付けられたブラケット手段が含まれている、請求項30に記載のシステム。 【請求項33】 前記ブラケット手段には: − ブラケットフレーム; − 前記ブラケットフレームに取付けられ、前記ガイドロッドの前記遠方端部と係合するため連結ロッド基端部に設置された収容手段を有する連結ロッド、 が含まれ、前記連結ロッドが、前記銃身内での前記薬包固定手段の位置を調整するべく前記フレームとの関係において操作可能である、請求項32に記載のシステム。 【請求項34】 火器の起動に応答して前記火器からレーザビームを発射するため前記火器に固定されたレーザ手段をさらに含む、請求項29に記載のシステム。 【請求項35】 前記レーザ手段を前記銃身及び前記照準器に固定するため組立て用手段をさらに含む請求項34に記載のシステム。 【請求項36】 前記組立て用手段には: − 内部に形成され前記銃身の第1部を収容するべく構成された第1のリセスを有する第1のブロック; − 内部に形成され前記銃身の第2部を収容するべく構成された第2のリセスを有する第2のブロック; 及び− 前記第1及び第2のブロックを互いに固定するため、前記第1及び第2のブロックを通って延びるブロック固定手段、 が含まれており、 前記レーザ手段が前記第1のブロックに取付けられ、前記第1及び第2のブロックが前記銃身のまわりに互いに一致して位置決めされており、前記少なくとも1つのブロック固定手段が前記第1及び第2のブロックを互いに固定したのに応答して前記第1及び第2のリセス内に前記銃身を収容する、請求項35に記載のシステム。 【請求項37】 前記組立て手段には: − 前記レーザ手段と係合するためのアセンブリ照準器手段; 及び− 前記レーザ手段の一部と係合しそれを前記照準器に固定するため前記アセンブリ照準器手段に取付けられ; ・ 中間部; ・ 前記中間部の第1の端部から横方向に延びそこに取付けられた前記アセンブリ照準器手段を有するベース;及び・ 前記中間部の第2の端部から延び前記ベースから離隔されている突出部、 を含むフック手段; がさらに含まれ、 前記フック手段が前記ベースと前記突出部の間で前記照準器部と係合する、請求項36に記載のシステム。 【請求項38】 前記模擬薬包には、火器の作動を反復するのに充分でしかも前記火器のための対応する従来の空包又は実包で用いられる爆発物の量よりも実質的に少ない量の爆発物が含まれている、請求項29に記載のシステム。 【請求項39】 前記模擬薬包の遠方端部が1つの変形部を含み、前記薬包固定手段が、前記変形した模擬薬包遠方端部と係合するための手段を含みている、請求項29に記載のシステム。 【請求項40】 前記模擬薬包が、対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有し、前記薬包固定手段が、前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するのに充分な空間を提供しそれにより火器のシミュレーション中に対応する実包が使用されるのを防止するような形で前記銃身内に挿入される、請求項29に記載のシステム。 【請求項41】 火器の作動をシミュレートするべく前記火器の起動に応答してレーザビームを発射するべく火器に固定されているレーザ発信機アセンブリを含む火器訓練システムの中で、前記火器には、銃身及び前記火器の使用者による照準を容易にするべく前記銃身に沿って設置された照準器が含まれている、前記火器に対し前記レーザ発信機アセンブリを固定するための組立て用ユニットにおいて: − 前記レーザ発信機アセンブリを収容し前記銃身と係合して前記レーザ発信機アセンブリを前記銃身に固定するための銃身固定手段; 及び− 前記火器照準器の一部と係合するための前記レーザ発信機アセンブリに取付けられた照準器固定手段、 を含んで成り、火器の作動のシミュレーション中に前記銃身を中心として前記レーザ発信機アセンブリが回転するのを防止するべく前記銃身及び前記照準器に前記レーザ発信機アセンブリを固定している、組立て用ユニット。 【請求項42】 前記銃身固定手段には: − 内部に形成され前記銃身の第1部を収容するべく構成された第1のリセスを有する第1のブロック; − 内部に形成され前記銃身の第2部を収容するべく構成された第2のリセスを有する第2のブロック; 及び− 前記第1及び第2のブロックを互いに固定するべく、前記第1及び第2のブロックを通って延びるブロック固定手段、 が含まれており、 前記レーザ発信機アセンブリが前記第1のブロックに取付けられ、前記第1及び第2のブロックが前記銃身のまわりに互いに一致して位置決めされており、前記ブロック固定手段が前記第1及び第2のブロックを互いに固定したのに応答して前記第1及び第2のリセス内に前記銃身を収容する、請求項41に記載のシステム。 【請求項43】 前記照準器固定手段には: − 前記レーザ発信機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器手段; 及び− 前記レーザ発信機アセンブリの一部と係合しそれを前記照準器に固定するため前記アセンブリ照準器手段に取付けられ; ・ 中間部; ・ 前記中間部の第1の端部から横方向に延びそこに取付けられた前記アセンブリ照準器手段を有するベース;及び・ 前記中間部の第2の端部から延び前記ベースから離隔されている突出部、 を含むフック手段; がさらに含まれ、 前記フック手段が前記ベースと前記突出部の間で前記照準器部と係合する、請求項41に記載のシステム。 【請求項44】 火器の作動をシミュレートするための模擬薬包を利用するシステムの中で、前記火器には、前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の作動の反復を促すべく使い果たした薬包から放出された前記銃身内部のガスを前記火器フレームに向かって導くように銃身遠方端部に向かって設置されたガスポートをもち前記フレームに結合された銃身、及び前記火器の使用者が照準を合わせ易くするために前記銃身に沿って設置された照準器が含まれており、 − 前記火器内に装填するための未使用の薬包の形をしているハウジング手段; − 火器の作動を反復させるのに充分でしかも前記火器のための対応する従来の空包又は実包で用いられる爆発物の量よりも実質的に少ない量の爆発物を収納するための区画手段; を含んで成る模擬薬包。 【請求項45】 前記ハウジングの遠方端部が1つの変形部を含む、請求項44に記載の薬包。 【請求項46】 前記ハウジング手段が対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有する、請求項45に記載の薬包。
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    【発明の詳細な説明】 【0001】 関連出願のクロスリファレンス本出願は、2000年1月13日に提出された「火器の作動をシミュレートするための改良型された空の薬包を利用した火器レーザ訓練システム」という名称の米国暫定特許出願第60/175,954号からの優先権を請求するものである。 該暫定出願の開示は、その全体が本書に参考として含まれる。 【0002】 発明の背景 1. 産業上の利用分野本発明は、火器訓練システムに関する。 特に、本発明は、レーザビームを投射するために使用者の火器に取付けることができるレーザ発信機アセンブリを含み、かつ火器の作動をシミュレートするべく火器を循環できるだけの量の爆発物を各々が有する改良型された空の薬包を利用する火器レーザ訓練システムに関する。 改良型された空の薬包及びレーザ発信機アセンブリを用いて火器の作動を可能にするべく、火器内にはシステム薬包アダプタアセンブリが設置されている。 【0003】 2. 従来の技術火器は、狩猟、スポーツ競技会、法律の執行及び軍事作戦といったさまざまな目的で利用される。 火器に付随する固有の危険性は、傷害の危険を最小限にするために訓練と実践を必要とする。 しかしながら、火器の取扱い及び射撃の練習を促進するには特殊施設が必要である。 これらの特殊施設は、基本的に、規定されり空間内に火器から推進される発射物を制限し、それにより周辺域に対する危害を防止する。 従って、火器訓練を受ける人は、訓練セッションに参加するために特殊施設まで移動する必要があり、その一方で、各セッションには火器の取扱い及び射撃を練習するための新しい実包が必要とされることから訓練セッション自体がかなり高額なものとなる可能性がある。 火器発射体に付随する問題を克服するために空の薬包を利用することもできるが、このタイプの弾薬は、発射体の衝撃についてなんら表示がなく、各訓練セッションに新しい空の薬包が必要となるために、訓練セッションに同様に実質的なコストが発生する可能性がある。 半自動又は全自動火器に関し、訓練セッションのコストは、セッション中にこれらのタイプの火器がかなりの量の実包及び/又は空の薬包を消費することに起因して著しく増大する。 【0004】 関連技術では、火器の作動をシミュレートするべく火器と共にレーザ又はその他の光エネルギーを利用することによって上述の問題を克服することが試みられてきた。 例えば、米国特許第3,633,285号(Sesney)は、射撃術訓練のためのレーザ発信装置を開示している。 前記装置は、ライフルといったような火器の銃身に容易に取り付けることができ、かつ火器発射機構の起動時点で光ビームを発信する。 前記レーザ装置は、発射機構が発生させる音響エネルギーを検出する音響トランスジューサに応答して起動する。 光ビームは、複数の光検出器をもつターゲットによって検出され、これにより照準精度の標示を得ることができる。 火器の反動及び騒音をシミュレートするために訓練を拡大して、空包の使用を含むが、一方火器からレーザ装置を除去することなく実包を利用することもできる。 【0005】 米国特許第3,938,262号(Dye et al)は、赤外線検出器を備えたターゲットにレーザ弾丸を発射することによって射撃術を教えるためにライフルに組合せてレーザ送信器を利用するレーザ兵器シミュレータを開示している。 前記レーザ兵器は、ライフル銃身に対し軸方向に取り付けるためにハウジングの中に設置されたレーザに結合された圧電結晶を含む。 ライフルは、衝撃波を生成し圧電装置を振動させる空の薬包を発射することにより機械的を発生する。 機械的力はライフルハンマにより圧電装置に対して直接的に加えられてもよい。 【0006】 米国特許第3,995,376号(Kimble et al)は、レーザアセンブリのための電源及び回路が兵器内に収納されている、M16ライフルといったような兵器上に組立てられる小型レーザアセンブリを開示している。 レーザ兵器は、ターゲットに照準を定めながらトリガを引くことによって通常の要領で発射される。 レーザはコヒーレント光の無害の不可視信号パルスを発射する。 レーザ利用兵器は、空の薬包又は実包と共に使用でき、又さらには「ドライファイア」(例えば実包又は空の薬包無し)タイプの演習のためにも使用できる。 【0007】 上述のシステムにはいくつかの欠点がある。 特に、これらのシステムの火器は、空の薬包及び実包を収容する。 しかしながら、前記システムは、シミュレーションモード時に、実包の使用を防止する方法を一般的に提供していない。 従って、実包の偶発的使用に起因して火器シミュレーション中にこれらのシステムで深刻な傷害又はその他の険悪な事故が発生する可能性がある。 さらに、火器用空の薬包は、代表的には実包と同じか又はわずかに少ない量の爆発物を収納している。 半自動又は全自動火器に関していうと、これらのタイプの火器用の空の薬包は代表的には、火器の自動的作動を促すために大量の爆発物を収納している。 空の薬包は実包に比べてコストが安く実包に比べて訓練コストを削減する可能性はあるものの、空の薬包内の爆発物の量が多いことから、これらの薬包での訓練セッションのコストは比較的高いレベルに維持される傾向にある。 これは特に、大量の空の薬包を訓練セッション中に消費する半自動又は自動兵器に関係する。 【0008】 発明の目的及び要約従って、自動式火器の作動をシミュレートすることが本発明の目的である。 【0009】 本発明のもう1つの目的は、対応する実包又は空の薬包のものよりも著しく少ないが、火器を循環させるのに充分な量の爆発物を有する改良型された空の薬包を備えた自動式火器の作動をシミュレートすることにある。 【0010】 本発明のさらにもう1つの目的は、火器を循環させかつ反動及び騒音を発生させるために改良型された空の薬包を利用し、そして発射体衝撃場所を標示するためにレーザ発信機アセンブリを利用することによって自動式火器の作動をシミュレートすることにある。 【0011】 本発明のさらにもう1つの目的は、シミュレーション中の火器内での実包の使用を阻止することにより、火器シミュレーションの安全性を高めることにある。 【0012】 本発明のさらなる目的は、火器の作動のシミュレーションに改良型された空の薬包を採用するために実際の自動式火器を容易に構成することにある。 【0013】 前述の目的は個別に又は組合せた形で達成され、かつ特許請求の範囲により明示的に要求されているのでないかぎり、本発明が2つ以上の目的を組合せる必要があると解釈されることは意図されていない。 【0014】 本発明に従うと、火器レーザ訓練システムは、火器の作動をシミュレートするために改良型された空の薬包を利用する一方でレーザ発信機アセンブリ及び薬包アダプタアセンブリを含む。 前記レーザアセンブリは、火器銃身及び前照準器に取付けるように構成されており、火器のトリガの作動に応答して訓練システムターゲットに向かってレーザ光のビームを発射する。 前記レーザビームは、一般的に、システムターゲットがビーム衝撃場所を検出するのに充分な持続時間を有するパルスの形をしている。 前記薬包アダプタアセンブリは、火器の作動をシミュレートするため改良型された空の薬包に適合するように火器を構成するために火器銃身内に設置される。 【0015】 本発明の上述の及びさらなる目的、特長及び利点は、特に同じ構成要素を示すために異なる図面において同じ参照番号を使用した添付図面と合わせて検討すれば、特定実施形態についての以下の詳細な説明を考慮することにより明らかになるであろう。 好ましい実施形態の詳細な説明本発明による火器レーザ訓練システムが図1に例示されている。 具体的には、
    火器レーザ訓練システムには、レーザ発信機アセンブリ2,薬包アダプタアセンブリ4,改良型された空の薬包5及び任意のターゲット10が含まれる。 薬包アダプタアセンブリは、訓練システムに適合するように火器を構成するために火器6内部に設置される。 単に一例として、火器6は、上半分7と下半分9をもつ従来のM16ライフルにより実施化されている。 しかしながら、火器は、あらゆる半自動又全自動火器によって実施化することができる。 下半分9には、銃床12
    ,柄14,トリガ16及び改良された空の薬包5の弾倉20を収容するための弾倉ホルダー18が含まれている。 上半分17には、上尾筒8,銃身アセンブリ2
    1,前方及び後照準器26,28及び遮光器32が含まれている。 前記銃床は、
    柄14,トリガ16及び弾倉ホルダー18が上尾筒の下内で銃床の遠方に設置される状態で、上尾筒基端部に取付け可能である。 柄14より上に、上尾筒基端部に向かって装填補助装置30が設置されており、火器内に薬包を正しく装填するための補助を提供している。 後照準器28が前記装填補助装置より上に位置決めされ、一方後照準器に隣接してかつそれから遠方にハンドル24が設置されている。 【0016】 後述するように薬包の射出及び装填を容易にするために上尾筒8内には、ボルトアセンブリとボルト担体(図示せず)が設置される。 ボルト担体は上尾筒と滑動可能な関係で設置され、一方ボルトアセンブリは、ボルト担体内に設置されその動きに応答して回転する。 これらの構成要素は基本的に、ハンドル24の下で上尾筒内に設置された射出ポート35を経て使用済み薬包を射出し、後述するように発射のために弾倉20から新しい薬包を受け取る。 射出ポートをおおうため上尾筒には、旋回可能なカバー36が取付けられている。 さらに、上尾筒は、後述するように薬包を装填及び/又は射出するべくボルトアセンブリ及びキャリヤの操作を容易にするために装薬ハンドル(図示せず)を含む。 【0017】 銃身アセンブリ21には、銃身22とハンドガードアセンブリ23が含されている。 銃身は上尾筒遠方端部に取付けられ、そこから遠方に延び、一方ハンドガードアセンブリ23は、上尾筒8に隣接して銃身の基端部のまわりに設置されている。 前照準器26は、遮光器32が銃身の遠方端部に連結された状態で、ハンドガードアセンブリから遠方で銃身に取付けられている。 遮光器には、遮光器基端部に向かってその外面内に周辺溝37が形成されている。 後述するように、ボルトアセンブリ及びボルト担体を操作することにより火器を循環させるために、
    銃身内部の前照準器の下にガスポート34が設けられ、薬包発射中に発生するガスをガス管(図示せず)から上尾筒に向かって誘導する。 好ましくは、トリガの起動に応答してターゲット10に向かってパルスの形に変調済みのレーザ光の可視又は不可視(例えば赤外線)ビーム11を投射するために、取付けブラケット100を介して銃身22及び前照準器26に対し、レーザ発信機アセンブリ2が取りつけられている。 しかしながら、レーザアセンブリは選択的に、遮光器から遠方で薬包アダプタアセンブリ4に、又は従来の何らかの締結技術(例えばブラケットなど)を介して上尾筒8のハンドル24に取付けることができる。 レーザビームはさらに、システムが複数の使用者に対応する場合、ビーム供給源を識別できるようにコード化することができる。 【0018】 使用者は、レーザ発信機アセンブリ2からターゲットに向かってレーザビーム11を投射するため、ターゲット10に火器6の照準を定めてトリガ16を起動させる。 ターゲット10は、変調又はコード化されたレーザビームを検知するように構成された信号処理回路と合わせて使用される。 ターゲットは、一例を挙げると、象眼分割線42を伴う円形標的中心(bull's eye)40、及びビームを検出するためにターゲット面を横断して設置された検出器を含む。 コンピュータシステム(図示せず)が検出器からの検出信号を分析し、表示装置及び/又はプリンタ(図示せず)を介してフィードバック情報を提供する。 ターゲットは、その開示全体が本書に参考として含まれる2000年2月25日提出された「ネットワークリンクされたレーザターゲット火器訓練システム」の名称による米国特許出願第09/486,342号中に開示されたターゲットと類似のものである。
    本書で使用されている「上面」、「下面」、「側面」、「前方」、「後方」、「
    裏面」、「下」、「上」、「高さ」、「幅」、「厚み」、「垂直」、「平」などといった語は、単に基準点を記述するためだけに使用され、本発明を何らかの特定の構成又は向きに制限するものではないことが理解されるべきである。 【0019】 レーザ発信機アセンブリ2は、後述するように、取付けブラケット100の構成要素又は薬包アダプタアセンブリ4に取付けられた締結装置のいずれかを収容するため、ハウジング後壁の上に形成された内部にネジ切りした開口部60をもつハウジング25を含む。 ハウジングと開口部はいかなる形状又はサイズのものであってもよく、一方開口部は、いずれかの適宜場所でハウジング内に形成されてよい。 レーザアセンブリ構成要素はハウジング内に設置され、代表的にははバッテリの形をした電源27,機械的波動センサー29及びレーザ(図示せず)及びレンズ33を有する光学機器パッケージ31を含む。 これらの構成要素は、任意適宜形態でハウジング内に設置可能である。 光学機器パッケージはレンズ33
    を通して、機械的波動センサー29によりトリガ起動の検出に応答して、ターゲット10又はその他の目的とするターゲットに向かってレーザビーム11を発射する。 具体的には、トリガ16が起動された時に、火器ハンマ(図示せず)が火器に衝撃を加えて改良型薬包5を発射させ、それにより、銃身22に沿って遠方に走行しかつ一般的にレーザアセンブリによる検出のために火器全体にわたり伝播する機械的波動を生成する。 本書で使用されている「機械的波動」又は「衝撃波」の語は、火器の銃身を通って走行し、一般的には火器全体を通って伝播するインパルスを意味する。 レーザアセンブリ内の機械的波動センサー29は、ハンマ衝撃及び/又は薬包の発射からの機械的波動を検知し、掃引信号を発生する。
    機械的波動センサーは、圧電素子、加速度計又は固体センサー例えばひずみゲージを含み得る。 選択的に、トリガの起動を検知するためにレーザアセンブリにより音響センサーが利用されてよい。 【0020】 レーザアセンブリ内の光学機器パッケージ31は、掃引信号に応答して火器6
    から変調済みレーザビーム11を生成し投射する。 レーザビームは好ましくは約40キロヘルツの周波数で変調されるが、いずれかの適宜変調(例えば100キロヘルツ)を利用することができる。 光学機器パッケージレーザは一般的にターゲットが(の)衝撃場所を検出するのに充分な所定時間インターバル、好ましくはほぼ8〜10ミリ秒の範囲内で使用できる。 レーザアセンブリは代表的には、モードスイッチ(図示せず)によって選択可能な2つのモードのうちのいずれかで作動する。 第一モードは、照準器の照準合せ及び火器の使用者取扱いについての情報を提供するためレーザビームの連続的発射を可能にし、一方、作動の第二又は訓練モードは、上述のように、火器作動をシミュレートするためにトリガの起動に応答してレーザパルスを発射する。 基本的には、訓練モードにあるレーザアセンブリは、上述の米国特許出願第09/486,342号に開示されたレーザ装置と機能的に類似している。 【0021】 レーザ発信機アセンブリ2は、図2に例示されているように、好ましくは、取付けブラケット100を介して火器銃身及び前照準器に固定される。 具体的には、取付けブラケット100は、照準器部材102及び銃身クランプ104を含む。 銃身クランプは、レーザアセンブリを銃身22に固定し、一方照準器部材10
    2は、レーザアセンブリに取外し可能な形で取付けられ、前照準器26と係合する。 照準器部材は、支柱106、及びベース110,中間部112及び突出部1
    14をもつフック部材108を含む。 ベース及び突出部は各々実質的に矩形であり、わずかに離隔して実質的に平行に延びている。 中間部112は、実質的に矩形であり、ベース110と突出部114に取付けられかつその間に設置されてこれらの構成要素を相互連結している。 ベース110及び突出部114は中間部の両端部から横方向に延びて、ベースが突出部よりも実質的に長い距離をもって中間部112から延びている。 【0022】 ベース、中間部又は突出部は、概ね「C」タイプ形態で配置され、前照準器2
    6との係合を促進にするために開放(口)内部を集合的に形成している。 特に、前照準器は代表的には銃身から上方へ各々延びている近傍及び遠方バー140,1
    42を含み、ここではレーザアセンブリは、代表的には、遠方バー142の遠方から近傍へ銃身に沿って位置決めされる。 近傍バー140は、遠方バー142の高さよりも著しく低く、一方中間バー144が近位及び遠方バーの上縁部に取付けられてこれらを相互連結している。 近傍及び遠方バー140,142の中間部にはその間にさらに支持バー146が取付けられている。 ベース110と突出部114との間の距離は、遠方バー142の厚みよりもわずかに大きく、それによりフック部材108がベースと突出部との間に遠方バーの一部を捕獲して係合できるようにしている。 【0023】 支柱106は、ベース110の略中心に取付けられてそこから遠方に延びている。 支柱は、レーザ発信機アセンブリのネジ付き開口部60との係合を促進する外部ネジ山116を含む。 照準器部材は、前照準器26にレーザ発信機アセンブリを固定し、それにより火器操作時の銃身22を中心としたレーザ発信機アセンブリの回転を防止する。 【0024】 銃身クランプ104は、レーザ発信機アセンブリを銃身22に固定し、かつ上部材及び下部材118,120を含む。 上部材118は、実質的中央のリセス又は溝路122が内部に形成されかつ上部材の長い方の寸法に沿って延びている概ね矩形のブロックの形をしている。 リセスは、銃身122の一部に対応する形態および収容できる充分な寸法をもつ概ね逆「U字形」(例えば図2に示されているような)をしている。 レーザ発信機アセンブリ2は、代表的には、従来の締結機構(例えばボルト、ネジなど)を介して上部材上面に取付けられる。 上部材はさらに、上部材の底面に対しそれぞれのコーナー近くで各々取付けられた一連のネジ付きボルト124を含む。 ボルトは、後述するように、銃身に対しレーザアセンブリを固定するために下部材120と上部材118との係合を促進にする。 【0025】 下部材120は、上部材と類似しており、実質的中央のリセス又は溝路126
    が内部に形成されかつ下部材の長い方の寸法に沿って延びた概ね矩形のブロックの形をしている。 リセスは、上述のリセス122と類似しており、銃身122の一部の形態に対応しかつそれを収容できる寸法をもつ概ね「U字形」(図2に示されているような)をしている。 一連の溝路128が下部材のそれぞれのコーナーに向かって形成されかつ下部材の上面と下面の間に延びている。 溝路は各々、
    上部材と下部材との係合を容易にするため、対応する上部材ボルト124を受ける。 特に、上部材及び下部材は、上部材リセス122が下部材リセス126と一致しかつ上部材ボルト124が対応する下部材溝路128に整合するように、銃身22のまわりに位置決めされる。 上部材及び下部材は、相互に及び銃身に向かって移動し、それにより上部材のボルト124が対応する下部材溝路128を横断でき、かつ整合したリセスが銃身を受けて係合する概ね円筒形の溝路を集合的に形成できるようにする。 ボルトは各々、対応する溝路を横断し、下部材の下面を超えて延びるように充分な長さを有する。 複数の締め具又はナット130が各々、下部材の溝路を通りこれを超えて延びるそれぞれのボルト124上に設置される。 締め具は、各々、対応する上部材ボルトのネジ山と係合するように構成された内部ネジ山(図示せず)を含む。 締め具は、上及び下部材を相互に及び銃身に確実に締結するために上部材ボルトのネジ山と係合しこれを横断するように操作される。 さらに、締め具は、各々、対応するボルトに対してその締め具の操作を向上的に促進するためにつまみ部材132(例えば翼等)を含んでよい。 【0026】 作用として、レーザ発信機アセンブリは、上部材120に取付けられ、一方照準器部材102は、上述のとおり、支柱106及びレーザアセンブリ開口部60
    を介してレーザ発信機アセンブリに取付けられる。 レーザアセンブリ及び上部材は、照準器部材が上述のように前照準器遠方バーと係合できるようにするため、
    銃身に沿ってかつこの銃身より上に位置決めされる。 下部材120は、上述のように、下部材のリセス126及び溝路128が上部材のリセス122及びボルト124と一致するように上部材と銃身の下に位置決めされる。 上及び下部材は、
    相互及び銃身に向かって移動させて銃身を上部材及び下部材のリセス内に設置できるようにし、かつ上部材のボルト124による下部材溝路の横断を容易にするようにする。 締め具130は各々、対応するボルト124上に設置し、かつ上部材と下部材を相互に対して固定するように操作し、それにより、火器作動シミュレーションのために、レーザアセンブリを銃身及び前照準器に固定する。 【0027】 図1を参照すると、火器6の正常作動時に、発射体(例えば弾丸)及び爆発物(例えば種々タイプの従来の黒色火薬又はその他の爆発性粉末のいずれか)を含む実包がボルトアセンブリ及びボルト担体により火器内で所定位置に置かれる。
    ボルトアセンブリは最初に弾倉から新しい薬包を受取り、その間ボルト担体は、
    発射のために銃身内に薬包を位置決めするために遠方へ付勢される。 ボルトアセンブリは、担体の運動時に回転して、薬包の発射のために上尾筒とロック係合状態になる。 トリガ16の作動により、爆発物が発射体を銃身から発射させる。 発射体がガスポート34を通るときに、爆発物の反応によって生じるガスがガスポートへ流れ込みかつガス管(図示せず)を介してボルト担体に向かって誘導される。 誘導されたガスは、ボルト担体を近傍へ付勢し、それによりボルトアセンブリの回転及び上尾筒からのロック解除を可能にする。 ボルト担体及びロック解除されたボルトアセンブリは共に射出ポート35に向かって近傍へ移動し、それによりボルトアセンブリが現在の又は使用済みの薬莢を火器から射出ポートへ射出させることを可能にする。 ボルト担体がガス及び担体の慣性により近傍への運動を一旦停止すると、銃床内に設置されたバネ(図示せず)がボルト担体を遠方へ付勢してボルトアセンブリを回転させかつ弾倉バネ(図示せず)を介して弾倉2
    0により上尾筒へ付勢された新しい薬包と係合させる。 ボルトアセンブリ及びボルト担体は初期位置に戻って、上述のように新しい薬包を発射のための所定位置に置く。 このようにして、各薬包の爆発物の反応から生じたガスが火器を自動的に循環させて後続薬包を発射させるようにする。 火器6の作動方法は米国特許第2,951,424号(Stoner)に開示されたものと類似しており、その開示は全体において本書に参考として含まれる。 【0028】 訓練システムに適合するように火器6を構成するために、薬包アダプタアセンブリ4が図3に例示されているように火器6内にが設置される。 具体的には、薬包アダプタアセンブリ4は銃身部材44とブラケット46を含む。 銃身部材は銃身22内に挿入されかつ銃身の近傍部から遮光器32の遠方端部に向かって延びている。 銃身部材の基端部にリミッタ48が取付けられ、かつリミッタは改良型薬包5の遠方端部と係合するように構成され、かつ後述するように薬包の発射により生じるガスによる銃身の横断を可能にするように構成される。 ブラケット4
    6は、後述するように、火器のシミュレーション中に銃身部材を所定位置に固定するために遮光器の遠方部と銃身部材に係合するように構成される。 【0029】 図3〜4を参照すると、銃身部材44は実質的円筒形のロッド部材43,45
    を含む。 部材43は、銃身部材の近位部に設置され、ロッド部材43の基端部に取付けられたリミッタ48を含む。 リミッタ48は、改良型薬包5の遠方先端部を収容するための近位円錐台形先端部50をもつ概ね円筒形のベース52を含む。 ベース52の横断面寸法は部材43のそれよりも大きく、一方、先端部50の横断面寸法はベースから近位に拡大している。 先端部50とベース52は各々、
    内部に形成された一連の開口部又は穴54を含み、発射済み薬包からのガスがこれらの穴を通って銃身22に沿って流れることを可能にしている。 ロッド部材4
    5は銃身部材の遠方部に設置されかつロッド部材43よりも短い。 ロッド部材4
    5の横断面寸法はロッド部材43のそれよりも大きくて、複数のロッド部材が集まる肩部を形成する。 ロッド部材45の遠方端部は、後述するように、ブラケット46と係合しかつ銃身内の所定位置に銃身部材を固定するためのネジ山56を含む。 【0030】 火器作動をシミュレートするために、銃身部材は銃身の基端部に向かって設置されるリミッタ48と共に火器銃身22内に挿入される。 ロッド部材43はリミッタ48からガスポート34まで銃身内に延在し、一方゛ロッド部材45はロッド部材43の遠方端部から遮光器32の領域へ延在する。 ロッド部材43は、発射済み薬包からのガスが銃身を横断しかつガスポートへ侵入して火器を循環させるため、銃身よりも実質的に小さい横断面寸法を有する。 ロッド部材45の横断面寸法は、銃身を横断するガスをガスポートへ誘導しかつそれにより火器により発生するガスを最小限にするために銃身の横断面寸法よりもわずかに小さい。 換言すると、ロッド部材43は、ガスが銃身に沿ってガスポートまで流れることができるようにし、一方ロッド部材45はそれ以上の横断を阻止してガスを火器の循環のためガスポートへ誘導する。 ロッド部材は、可変的寸法及び口径をもつ火器、および異なる場所に設置されたガスポートに対応するあらゆる形状又はサイズのものであってよい。 例えばロッド部材45は、従来の22口径の火器に対応する5.56ミリメートル弱の、又は従来の9ミリメートルの火器に対応する9
    ミリメートル弱の横断面寸法を有するものであってよい。 さらに、リミッタは、
    さまざまな構成の改良型薬包に対応するようあらゆる形状又はサイズのものであってよい。 【0031】 ブラケット46は遮光器遠方端部に設置されかつロッド部材45と係合して火器内の所定位置に銃身部材44を固定する。 図3〜6を参照すると、ブラケット46はフレーム62及びフレーム内に挿入される連結ロッド72を含む。 フレーム62は、各々が実質的に矩形であって開放した上面及び下面部をもつフレーム内部を集合的に形成する前方及び後壁64,66及び側壁74,76を含む。 フレームは、前壁と側壁が出会う接合部で丸味を帯びたコーナーを含み、一方後壁66は一対の重なり合った突出部68,78を含む。 突出部68は、側壁間の距離よりもわずかに小さい距離にわたり側壁74から側壁76に向かって延びている。 同様にして、突出部78は、側壁の間の距離よりもわずかに小さい距離にわたり突出部68の前で側壁74に向かって側壁76から延びている。 前記複数の突出部は、側壁及び突出部が出会う接合部でそれぞれの側壁と丸味あるコーナーを形成する。 【0032】 前壁64は、その壁の略中心に形成された「U字形」リセス80を含む。 前記リセスは、前壁の高さよりもわずかに小さい距離だけその壁の下縁部に向かって前壁上縁部から延びている。 リセスの横方向寸法は、後述するように、遮光器の溝の中にリセス縁部を設置できるように遮光器の寸法よりもわずかに大きくなっている。 【0033】 連結ロッド72を受けるために後壁の突出部68,78の略中心を貫通する開口部82が形成されている。 開口部の横断面寸法は、連結ロッドのそれよりもわずかに大きく、一方、開口部を補強するために突出部78内で開口部82のまわりに補強リング84が形成されている。 概ね六形の延長部86が突出部68に取付けられかつ突出部から後方に延びている。 延長部は、開口部82の寸法よりもわずかに小さい横断面寸法をもつ実質的円形のネジ付き開口部87を含む。 フレームの前壁及び側壁及び後壁突出部78は各々、その壁の下縁部から延びる実質的矩形の張出し88を含む。 各張出し88は、張出し及び対応する壁又は突出部が出会う接合部で丸味のある縁部を形成する。 張出しは各々、対応する壁又は突出部の下縁部の実質的部分を占有しかつフレームを補強しそのための支持体を提供するためにわずかな距離だけ対応する壁又は突出部に対し実質的垂直にフレーム内部へ延びている。 【0034】 連結ロッド72は、ネジ付き遠方部及びロッド基端部に取付けられた受け部材90をもつ概ね円筒形をしている。 受け部材は、ロッド72及び延長部開口部8
    7の寸法よりもわずかに大きいが、開口部82の寸法よりは小さい横断面寸法を有する実質的円筒形である。 受け部材面は、ロッドと受け部材が対面する場所で傾斜肩部を形成する。 受け部材90内に円錐台形リセスが形成され、リセス下面には実質的円形のネジ付き開口部(図示せず)が形成される。 【0035】 受け部材90が延長部86の近傍に位置決めされている状態で連結ロッド72
    が開口部82を通って設置されている。 受け部材90及び延長部開口部87面は、開口部87を通って遠方に連結ロッドが引き出されるのを防ぐためのストッパとして役立つ。 連結ロッドは、開口部82の内部を滑動して、そのネジ付き遠方部分がネジ付き延長部開口部87と係合できるようにし、それにより連結ロッド位置を維持しかつ薬包アダプタアセンブリを火器6内に固定する。 具体的には、
    上述のように銃身内に銃身部材44が設置されるときに、遮光器上にブラケット46が設置される。 連結ロッド72は、受け部材90がロッド部材45と係合できるように操作され、他方、連結ロッドのネジ付き部分はネジ付き延長部開口部87と係合する。 連結ロッドは、そのネジ付き遠方部が延長部と係合するように回転し、一方、受け部材のネジ付き開口部はロッド部材45を固定する。 火器内の所定位置に銃身部材をロックするために延長部86から遠方で連結ロッド上にネジ付きウィングナット70が設置される。 ブラケットは、改良型薬包の発射中の動きを防止するのに充分な形で銃身部材を固定する。 ネジ付き開口部60(図1)を介してウィングナット70から遠方で連結ロッド72のネジ付き部分に対してレーザ発信機2を取付けることができる。 特に、連結ロッドのネジ付き遠方部は、レーザアセンブリのネジ付き開口部に適合するように構成されてよく、又その開口部へ挿入されてレーザアセンブリを連結ロッドに締結する。 薬包アダプタアセンブリは、訓練のためにその火器を準備するのに必要とされる時間を削減しながら、訓練用の使用者火器の使用を容易にする。 【0036】 改良型薬包5(図3)は、代表的には、未使用の空包又は弾薬一発分(round,
    弾丸)と区別できるように構成される。 特に、薬包は好ましくは、未使用の空包又は弾薬一発分よりも長さが短い。 選択的に、改良型薬包の先端部は、リミッタ48とかみ合うように構成されてよい。 例えば、改良型薬包の先端部は、いかなる形状(例えば円錐形、多角形など)であってよく、かつ/又は種々の異なる構成(例えば中空、リセスを含み、内部に形成された標識、溝、切欠き又はポストパターンを含む)を含んでいてもよく、一方リミッタは、改良型薬包先端部と特に係合するように構成される。 このようにして、未使用の空包又は弾薬一発分又はその他のタイプの不適合薬包は、薬包アダプタアセンブリの構成により物理的に火器へ装填され得ない。 【0037】 改良型薬包は概ね未使用の弾薬一発分の形をしているが、各々が、上述のように火器を循環させるに足りる分量の爆発物(例えば種々のタイプの従来の黒色火薬(gun,銃砲)又はその他の爆発性粉末)を含有する。 換言すると、爆発物の量は、上述のように、ボルトアセンブリ及びボルト担体を遠方で操作して、使用済み薬莢を射出しかつ新しい薬包を装填できる適宜量の加圧ガスのみを提供すれば充分である。 このように、改良型薬包は、それが火器を循環させるのに充分な量の爆発物(例えばこれは発射体を推進しなければならない空包又は未使用の弾薬一発分の中で利用される爆発物の量よりもはるかに少ない)しか含有していないことから、削減されたコストで火器の自動的循環及び反動を可能にする。 改良型薬包内部の爆発物の量は、その薬包を利用する特定の火器,その火器を循環させるのに必要とされる力の量及び物質により生成されるエネルギーを含めた複数の要因に基づく。 単なる一例として挙げると、M16ライフル用の改良型薬包は、
    5〜8グレーンというおおよその範囲内の所定量の爆発物を含み、一方、未使用の一発分の弾薬は代表的には、これと同じタイプの物質を50グレーン以上含む。 さらに、改良型薬包は、さまざまな付属品を伴う火器の使用を可能にするように構成され得る。 例えば、火器が弾倉又は弾帯を利用する場合、改良型薬包はこれらの付属品と共に使用するように構成され得る。 【0038】 火器レーザ訓練システムの作動を、図1〜6を参照して説明する。 当初、使用者火器6を、前記システムでの使用に適合させる。 単に一例として、M16ライフルによって実施する。 特に、上尾筒8を下半分9に対して軸旋回させるために、火器から背面又は分解式ピンを除去し、それにより火器内部へのアクセスを可能にすることができる。 装填ハンドル(図示せず)及びボルトアセンブリを上尾筒8から取外し、他方、銃身部材44を上尾筒から銃身22へ装入し、リミッタ48を銃身基端部に向けて位置決めし、かつロッド部材45のネジ付き部を遮光器32の境界内に設置する。 リセス80の縁部を遮光器溝37の1つの中に設置し、かつ受け部材90を遮光器内へ挿入してロッド部材45のネジ付き部と係合するように、ブラケット46を遮光器上に取り付ける。 連結ロッド72は、受け部材のネジ付き開口部がロッド部材45のネジ山56としっかり係合するように操作する。 ボルトアセンブリ及び装填ハンドルを、その後に、上尾筒内に戻し、
    一方、分解式ピンを再び挿入して再度火器を組立てる。 後述するように、ボルトアセンブリ及び装填ハンドルを介して火器を装填(charge)できるようにするために、サンプル又は使用済みの改良型空包を火器へ装填する。 【0039】 代表的には、火器内の薬包アダプタの初期位置は、上尾筒とロック係合した状態にボルトアセンブリを置くことがないようにする。 換言すると、ボルトアセンブリは、銃身部材44の位置に起因して銃身内に改良型された空の薬包を完全に付勢しない。 従って、ブラケット46の連結ロッド72は、遠方でネジ付き延長部開口部87を横断するように操作される。 連結ロッドが遠方で開口部87を横断するにつれて、銃身部材は受け部材90により遠方で銃身へ引き込まれ、それにより装填された薬包を更に銃身へ進入できるようにする。 この調整プロセスは、装填された改良型薬包が発射のため銃身内の適正位置に完全に付勢されるまで反復される。 薬包アダプタアセンブリの位置を確認するために、装填ハンドルを使用してボルトアセンブリ及びボルト担体を操作して射出ポートから装填された改良型薬包を射出する。 薬包がうまく射出された場合、それは火器内の薬包アダプタアセンブリの位置が正しいことを表わす。 しかしながら、装填された薬包が射出されない場合、薬包アダプタアセンブリを適正位置に置きかつ装填された薬包の射出を可能にするために上述のプロセスを反復する。 【0040】 薬包アダプタアセンブリが、一旦、正しい位置に達したならば、ウィングナット70を連結ロッド上に設置して薬包アダプタアセンブリをその位置にロックする。 レーザアセンブリ2は、上述のように、火器への薬包アダプタアセンブリの挿入に先立って又は挿入時のいつでも、銃身22及び前照準器26に取付けることができる。 レーザアセンブリは、選択的に、ウィングナットから遠方に連結ロッド72上に設置するか、又は上述のように上尾筒ハンドルに取付けてもよい。
    使用者は、弾倉20を介して改良型薬包5を火器6に装填し、装填ハンドルを操作して、初期改良型薬包を発射のための所定位置に置く。 改良型薬包は、上述のように、反動を提供しかつ発泡によるガスの火器への循環を可能にするに足るだけの所定量の爆発物を含む。 使用者は、上述のように弾倉20内で改良型薬包を連続発射するためにトリガ16を起動させる。 レーザアセンブリ2はトリガの起動を検知し、上述のように各々の改良型薬包の発射に応答してレーザパルスをターゲット10に向けて発射する。 ターゲットは、上述のように、シミュレートされた発射体衝撃場所を検出しかつ表示する。 選択的に、レーザアセンブリは、上述のように火器の使用者取扱いについての情報を提供するか又は照準器を整合するためのレーザビームを連続的に発射するためのモードで作動することができる。 【0041】 薬包アダプタアセンブリを除去するために、分解式ピンを火器から取外し、かつ上尾筒を下半分に対して軸旋回させて火器内部へのアクセスを可能にし、かつ上述のようにボルトアセンブリ及び装填ハンドルの除去を促進する。 ウィングナット70及びレーザアセンブリ2(例えば、連結ロッドに取付けられている場合)は、連結ロッドから取外され、一方、連結ロッドは、受け部材90からロッド部材45を係合解除するべく操作され、それにより、ブラケット46の取外しを可能にする。 銃身部材44は、その後、上尾筒を通って銃身から除去され、かつ火器は従来の空包又は未使用の弾薬一発分に使用するため再組立てされる。 【0042】 図面中に例示され上述の実施形態は、火器の作動をシミュレートするために改良された空の薬包を利用する火器レーザ訓練システム及び方法の数多くの実施方法のうちのほんのいくつかを表わしているにすぎないことは理解されるであろう。 【0043】 火器レーザ訓練システムは、あらゆる半自動、全自動又はその他のタイプの火器(例えば拳銃、ライフル、ショットガン、マシンガンなど)について利用できる一方、レーザアセンブリは従来の又はその他の締結技術(例えば、銃身との摩擦係合、火器に装置を取付けるブラケットなど)を介して、いずれかの適宜場所で火器に締結することができる。 さらに前記システムは、火器訓練のために設置されたレーザ装置をもつ交換可能な火器構成要素(例えば銃身)を含んでよい。
    レーザ装置は、ターゲット以外の客体に対する火器訓練のために利用できる。 【0044】 レーザ訓練システムのコンピュータシステムは、あらゆるタイプの従来又はその他のコンピュータシステムで実施可能であり、又複数の使用者訓練セッション又は競技会を実施し易すくするためにあらゆるタイプのネットワーク又はその他の通信媒体を介して、任意数量のその他の火器訓練コンピュータシステムに接続することができる。 コンピュータシステムは、使用者セッションに関するあらゆる所望情報を提供するために、あらゆるタイプの印刷装置、表示装置及び/又は使用者インタフェースを含んでよい。 【0045】 システムは、あらゆる形状又はサイズのターゲット(例えば、ビームなどを検出するための検出器をもつ、ビームを可視的に反射するターゲット)及び/又は、上述の特許出願及び、その開示全体が本書に参考として含まれる、2000年1月13日提出の「コンピュータシステムに対し火器周辺機器を操作可能な形で相互接続するための火器のシミュレーション及びゲームシステム及び方法」という名称の米国暫定特許出願第60/175,829号; 2000年1月13日提出の「火器の作動をシミュレートするための発射チャンバ内の設置用に構成されたレーザ発信機」という名称の第60/175,882号; 2000年1月13
    日提出の「シミュレートされた発射体衝撃場所を視覚的に標示するための可変的反射率の区分をもつターゲット構造を含む火器レーザ訓練システム及びキット」
    という名称の第60/175,987号; 2000年5月19日提出の「起動可能なターゲットアセンブリを利用する火器レーザ訓練システム及び方法」という名称の第60/205,811号; 及び2000年6月9日提出の「さまざまなターゲットを用いた火器訓練を容易にする火器レーザ訓練システム及び方法」という名称の第60/210,595号に開示されているレーザ式訓練システムと共に利用することができる。 【0046】 レーザアセンブリは、適宜な安全性許容誤差範囲内であらゆるタイプのレーザビームを発射することができる。 レーザビームは、可視又は不可視(例えば赤外線)のいずれであってよく、あらゆる色又は出力レベルのものであってよく、所望のあらゆる持続時間のパルスを有してよく、かつ所望のあらゆる情報を提供するためにいかなる方法で変調(例えば任意の所望周波数又は変調なしで)されてもコード化されてもよいが、一方、レーザ送信器は連続的にビームを投射できるか、又は「常時オン」モードを含んでよい。 レーザアセンブリは、訓練、「常時オン」又はその他の作動モードとの間で切換えるべく、適宜場所(例えばアセンブリ、火器上など)に設置されたあらゆるタイプのスイッチ又はその他の装置を含むことができる。 システムは、あらゆるタイプのエネルギー(例えば、光、赤外線など)を発射する発信機及び検出器と共に利用することができる。 レーザアセンブリハウジングは、いかなる形状又はサイズのものであってよく、かつ適宜材料で製造され得る。 開口部は、任意の適宜場所でレーザアセンブリハウジング内に形成されてよい。 選択的に、このハウジングは、そのアセンブリを火器に取付けるための任意の従来の又はその他の締結装置(例えばネジ付き取付け部品、
    フック及び締め具、開口部との摩擦係合など)を含むことができる。 光学機器パッケージには、ビームを投射するためのあらゆる数量の任意の適宜レンズが含まれていてよい。 レーザアセンブリは、任意の従来の又はその他の締結技術(例えば銃身との摩擦係合、装置を火器に取付けるブラケットなど)を介して任意の適宜場所(例えば銃身の外部又は内部、前照準器の近く、上尾筒ハンドル、銃身の遠方端部など)で火器に締結することができ、かつトリガ(引き金)又はその他の任意装置(例えばパワースイッチ、発射ピン、継電器など)によって作動され得る。 レーザアセンブリは、トリガの起動を示す機械的又は音響的波動又はその他の状況を検出するためあらゆるタイプのセンサー又は検出器(例えば音響センサー、圧電素子、加速度計、固体センサー、ひずみゲージなど)を含むことができる。 レーザアセンブリ構成要素は、あらゆる形でハウジング内部に設置でき、一方、レーザアセンブリ電源は、あらゆるタイプ又は数量のバッテリによって実施可能である。 選択的に、レーザアセンブリは、共通の壁式コンセントジャック又はその他の電源から電力を受けるためのパワーアダプタを含んでよい。 【0047】 レーザアセンブリ取付けブラケットは、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適宜材料で作られていてよい。 照準器部材及び対応する構成要素(例えばフック部材、ベース、中間部、突出部など)は、任意の数量、
    形状又はサイズのものであってよく、任意の適宜材料で作られていてよい。 フック部材は、前照準器又はその他の火器部のあらゆる部分を捕捉し係合するためのあらゆる構成を含んでよい。 ベース、中間部及び突出部は、前照準器又は任意のその他の火器部のあらゆる部分に係合するような任意の形で設置されうる。 支柱は、いかなる数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の適宜材料で作られていてよく、かつフック部材上の任意の適宜場所に設置され得る。 フック部材は、任意の従来の又はその他の締結機構(例えばブラケット、フック、クランプなど)を介して所望のあらゆる形でレーザ送信機に係合できる。 【0048】 銃身クランプは、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意適宜材料で作られていてよく、銃身又はその他の火器部のいずれかの部分にレーザ送信器を固定することができる。 上及び下部材は各々、任意の数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の適宜材料で作られていてよい。 上及び下部材は、任意の従来の又はその他の固定用機構(例えばナットとボルト、クランプ、
    締め具など)を介して相互に対して係合してよい。 上及び下部材のリセス、ボルト及び溝路は、いかなる数量、形状又はサイズのものでもあってよく、任意の適宜場所に設置され得る。 ボルト又はその他の締結装置は、上部材及び下部材のいずれか又は両方に、任意の望ましい組合せ又は形で取付けることができる。 選択的に、上部材は、下部材の溝路に類似した一連の溝路を含むことができ、この場合、上下部材を互いに固定するため上部材及び下部材の溝路へ独立したボルト又はその他の締結具を挿入することが可能である。 レーザ送信器は、いずれかの従来の又はその他の締結技術を介して上及び下部材のいずれか又は両方に取付けることができ、照準器部材を用いて又は用いずに火器に固定することができる。 銃身クランプは、任意の所望の向きで銃身に対しレーザアセンブリを固定することができる。 締め具は、任意の数量、形状又はサイズのものであってよく、又上部材と下部材を互いに固定するために上部材のボルトと係合する任意構成を含んでよい。 締め具は、ボルトとの関係における締め具の操作を容易にするため、任意の適宜場所に設置される任意タイプのつまみ部材(例えば翼、ゴム引きされた柄など)を任意の数量で含みうる。 上及び下部材は、任意の所望順序又は形で銃身に対し位置決めしかつ固定することができる(例えば、下部材は、上部材が下部材と整合する場所に初期位置決めされてよい)。 【0049】 薬包アダプタアセンブリは、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の適宜材料で作られていてよい。 銃身部材のリミッタ及びロッド部材は、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適宜材料で作られていてよい。 ロッド部材は、あらゆる火器口径及び火器ガスポートのあらゆる場所に対応する任意の寸法又は構成を含んでよい。 リミッタ(例えばベース、先端部など)及び改良型薬包は、適合する任意構成を含み得る。 リミッタのベース及び先端部は、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適宜材料で作られていてよい。 リミッタのベース及び先端部は、任意の場所に設置された任意形状又はサイズの開口部を任意の数量だけ含んでよい。 【0050】 薬包アダプタアセンブリブラケットはあらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の場所(例えば火器内部又は外部)で任意の向きで利用でき、
    かつ任意の適切な材料で作られていてよい。 ブラケットのフレーム、壁、後部壁突出部及び張出しは、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適宜材料で作られていてよい。 張出しは、フレーム上の任意の適宜場所に設置されうる。 後部壁突出部は、何らかの形で重なり合っていてよい。 選択的に、
    後部壁突出部はオーバーラップしないか又は一体型後部壁として実施することができる。 フレームリセスはあらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、
    フレーム上の任意の適宜場所に設置することができる。 ブラケットは、薬包アダプタアセンブリを所定位置にロックするあらゆるタイプの締結構造を利用することができる。 ブラケット及び銃身部材は、銃身部材をブラケットに固定するために適した任意構成を含むことができる。 【0051】 ブラケット後部壁延長部,延長部開口部、リング及び開口部は、あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、フレーム上の任意の適宜場所に設置され得る。 ブラケット及び延長部開口部は、連結ロッド,ロッド部材又はウィングナットと係合するべくあらゆるタイプの締結装置を含み得る。 ウィングナットは、
    あらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の従来の又はその他のタイプのナット又は締結装置によって実施され得る。 連結ロッド及び受け部材はあらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適切な材料で作られていてよい。 受け部材開口部及びリセスはあらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、任意の適宜場所に設置され得、銃身部材を係合するためあらゆるタイフの締結装置を含み得る。 【0052】 改良型空包はあらゆる数量、形状又はサイズのものであってよく、又任意の適宜材料で作られていてよい。 しかしながら、改良型された空の薬包は好ましくは、従来の空の薬包及び実包とは異なる構成を含む。 薬包は、火器を循環させるのに充分な量、好ましくは空包又は未使用の弾薬一発分のために利用される数量よりも実質的に少ない任意数量の任意の従来の又はその他の爆発物を含みうる。 例えば、薬包は、特定の火器のために対応する実弾薬包又は空の薬包により利用される量と同量乃至は約10分の1という少ない数量範囲内の任意の量の爆発物を含みうる。 さらに、改良型された空の薬包は、あらゆるタイプの火器付属品(例えば弾倉,弾帯など)と共に使用するための及び/又はリミッタに適合する任意の構成を含むことができる。 【0053】 以上の説明から、本発明は、火器を循環させるためのみに充分な量の爆発物を有する改良された空の薬包、及び火器の作動をシミュレートするためにレーザビームをそこから投射するために火器に取付けることのできるレーザ送信器を利用する、火器の作動をシミュレートするために改良型の空の薬包を利用する新規火器レーザ訓練システム及び方法を提供する、ということが理解されるであろう。 【0054】 火器の作動をシミュレートするために改良型の空の薬包を利用する新規かつ改良型のレーザ訓練システムの好ましい実施形態について記述してきたが、本書で記述された教示をかんがみ、当業者にはその他の修正、変更及び改変が示唆されることと思われる。 従って、かかる変更、修正及び改変の全てが、添付特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内に含まれると考えられていると、理解されるべきである。 【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は、本発明によるターゲット上に火器からのレーザビームを誘導する火器レーザ訓練システムの斜視図である。 【図2】 本発明による、火器銃身及び前照準器にレーザ送信器アセンブリを固定する取付けブラケットの分解斜視図である。 【図3】 本発明による、火器内に設置された図1のシステムの薬包アダプタアセンブリの分解斜視図である。 【図4】 本発明による改良型の空の薬包を収容するための図3のシステムの薬包アダプタアセンブリ銃身部材の斜視図である。 【図5】 火器内に銃身部材位置を維持するための、図3のシステムの薬包アダプタアセンブリブラケットの斜視図である。 【図6】 図5の薬包アダプタアセンブリの底面斜視図である。

    【手続補正書】 【提出日】平成15年1月28日(2003.1.28) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】特許請求の範囲【補正方法】変更【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステムであって、火器が、前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の反復作動を促進するために使い果たした薬包から放出される銃身内のガスを前記フレームへ誘導するように銃身先端に向けて配置されたガスポートを有しかつ前記フレームに結合された銃身、及び前記火器のユーザー照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記シテスムは、 前記銃身内に挿入するための銃身アセンブリ、及び 前記銃身の先端に向けて配置された固定部材を含み、 前記銃身アセンブリは、 前記火器内に装填された模擬薬包と係合して模擬薬包を固定するべく銃身アセンブリの基端に向けて配置され、かつ前記模擬薬包の発射に応答して前記模擬薬包から放出される放出ガスがその模擬薬包を通過して前記銃身を横断するように構成された薬包部材、及び 火器の反復作動を促進するために前記ガスポートへ前記銃身を横断する前記放出ガスを誘導するべく前記薬包部材に取付けられかつそこから遠方に延びたガイド部材を含み、 前記固定部材は火器作動のシミュレーション時に前記銃身内で前記ガイド部材と係合してガイド部材を固定するべく設置されている、火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステム。 【請求項2】 前記ガイド部材は、 前記放出ガスによる前記銃身の横断を可能にするために、前記薬包部材に取付けられかつ前記銃身の横断面よりも実質的に小さい横断面を有する支持ロッド、
    及び 前記放出ガスによる前記銃身の横断を妨害するために、前記支持ロッドの先端に取付けられかつ前記銃身の横断面と実質的類似の横断面を有するガイドロッドを含み、 前記火器の反復作動を促進するために、前記ガイドロッドの基端は前記銃身内で前記ガスポートの近くに設置されかつ前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポートへ誘導する、請求項1に記載のシステム。 【請求項3】 前記薬包部材は、 前記支持ロッドの基端に取付けられたベース、及び 前記ベースの基端に取付けられ、かつ装填された前記模擬薬包の先端部を収容するように構成された薬包係合部材を含み、 前記火器の反復作動を促進するために、前記放出ガスによる前記薬包部材の通過および前記銃身の横断を可能にするための少なくとも1つの開口部が前記ベース及び前記薬包係合部材の各々に形成されている、請求項2に記載のシステム。 【請求項4】 前記固定部材は、前記銃身の先端に向けて前記火器上に取付けられかつ前記銃身内に前記ガイド部材を固定するべく前記ガイドロッドの先端と係合するブラケットを含む、請求項2に記載のシステム。 【請求項5】 前記ブラケットは、 ブラケットフレーム、 前記ブラケットフレームに取付けられ、かつ前記ガイドロッドの先端と係合するべく先端に配置された収容部材を有する連結用ロッドを含み、 前記連結用ロッドは前記銃身内での前記銃身アセンブリの位置を調整するために前記フレームに対して操作自在である、請求項4に記載のシステム。 【請求項6】 火器の起動に応答して前記火器からレーザービームを発射するための前記火器に固定されたレーザー発射機アセンブリをさらに含む、請求項1に記載のシステム。 【請求項7】 前記レーザー発射機アセンブリを前記銃身及び前記照準器に固定するための組立て用ユニットをさらに含む、請求項6に記載のシステム。 【請求項8】 前記組立て用ユニットは、 第一ブロック内に形成されかつ前記銃身の第一部を収容するように構成された第一リセスを有する第一ブロック、 第二ブロック内に形成されかつ前記銃身の第二部を収容するように構成された第二リセスを有する第二ブロック、及び 前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定するための前記第一及び第二ブロックへ延びる少なくとも1つの固定部材を含み、 前記レーザー発射機アセンブリは前記第一ブロックに取付けられ、かつ前記第一及び第二ブロックは前記銃身を中心に相互に対して対応して位置決めされかつ前記少なくとも1つの固定部材が前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定したのに応答して前記第一及び第二リセス内に前記銃身を収容する、請求項7に記載のシステム。 【請求項9】 前記組立て用ユニットは、 前記レーザー発射機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器部材、及び 前記レーザー発射機アセンブリの一部と係合して前記レーザー発射機アセンブリを前記照準器に固定するべく前記アセンブリ照準器部材に取付けられるフック部材を含み、前記フック部材は、 中間部、 前記中間部の第一端から横切る方向に延びかつ前記アセンブリ照準器部材が取付けられたベース、及び 前記中間部の第二端から延びかつ前記ベースから離隔した突出部を含み、 前記フック部材は前記ベースと前記突出部との間で前記照準器部と係合する、
    請求項8に記載のシステム。 【請求項10】 前記模擬薬包は、火器作動を反復するのに充分かつ前記火器に対して対応する従来空包又は実包に使用される爆発物の量よりも実質的に少ない所定量の爆発物を含有する、請求項1に記載のシステム。 【請求項11】 前記模擬薬包の先端は変形部を含み、かつ前記薬包部材は前記変形した模擬薬包の先端と係合するように構成されている、請求項1に記載のシステム。 【請求項12】 前記模擬薬包は対応する実包よりも小さい寸法を有し、かつ前記銃身アセンブリが前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するに充分な空間を提供するように前記銃身内に挿入されていて、それにより火器シミュレーション時に対応する実包が使用されるのを防止する、請求項1に記載のシステム。 【請求項13】 火器作動をシミュレートするために火器の起動に応答してレーザービームを発射するように火器に固定されるレーザー発射機アセンブリを含む火器訓練システムにおいて、火器が銃身、及び前記火器のユーザー照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記火器に前記レーザー発射機アセンブリを固定するための組立て用ユニットが、 前記レーザー発射機アセンブリを収容しかつ前記銃身と係合して前記レーザー発射機アセンブリを前記銃身に固定するための銃身固定部材、及び 前記火器の照準器の一部と係合して前記レーザー発射機アセンブリに取付けられる照準器固定部材を含み、 前記組立て用ユニットは火器作動のシミュレーション時に前記レーザー発射機アセンブリが前記銃身の周りを回転するのを防止するべく前記銃身及び前記照準器に前記レーザー発射機アセンブリを固定する、火器にレーザー発射機アセンブリを固定するための組立て用ユニット。 【請求項14】 前記銃身固定部材は、 第一ブロック内に形成され、かつ前記銃身の第一部を収容するように構成された第一リセスを有する第一ブロック、 第二ブロック内に形成され、かつ前記銃身の第二部を収容するように構成された第二リセスを有する第二ブロック、及び 前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定するべく前記第一及び第二ブロックへ延びる少なくとも1つの固定部材を含み、 前記レーザー発射機アセンブリは前記第一ブロックに取付けられ、かつ前記第一及び第二ブロックは前記銃身を中心に相互に対して合致するように位置決めされかつ前記少なくとも1つの固定部材が前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定したのに応答して前記第一及び第二リセス内に前記銃身を収容する、請求項13に記載の組立て用ユニット。 【請求項15】 前記照準器固定部材は、 前記レーザー発射機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器部材、及び 前記レーザー発射機アセンブリの一部と係合して前記レーザー発射機アセンブリを前記照準器に固定するべく前記アセンブリ照準器部材に取付けられるフック部材を含み、前記フック部材は、 中間部、 前記中間部の第一端から横切る方向に延びかつ前記アセンブリ照準器部材が取付けられたベース、及び 前記中間部の第二端から延びかつ前記ベースから離隔した突出部を含み、 前記フック部材が前記ベースと前記突出部との間で前記照準器部と係合する、
    請求項13に記載の組立て用ユニット。 【請求項16】 火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステムにおいて、火器が前記模擬薬包を収容するためのフレーム、火器の反復作動を促進するために前記フレームに結合されかつ使い果たした薬包から放出される銃身内のガスを前記火器のフレームへ誘導するように銃身先端に向けて配置されたガスポートを有する銃身、及びユーザーによる前記火器の照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記システムにおいて利用される模擬薬包は、 前記模擬薬包が火器作動を反復させるに充分でありかつ前記火器に対して対応する従来空包によって使用される爆発物の量よりも実質的に少ない所定量の爆発物を含む実包包の形態のハウジングを含む、模擬薬包。 【請求項17】 前記ハウジングの先端は変形部を含む、請求項16に記載の模擬薬包。 【請求項18】 前記ハウジングの寸法は対応する実包よりも小さい寸法を有する、請求項16に記載の模擬弾薬包。 【請求項19】 火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用する方法であって、火器が前記模擬薬包を収容するためのフレーム、前記フレームに結合されかつ火器作動の反復を促進するために使い果たした薬包から放出される銃身内のガスを前記火器のフレームへ誘導するように銃身先端に向けて配置されたガスポートを有する銃身、及びユーザーによる前記火器の照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、 (a) 前記銃身へ銃身アセンブリを挿入して、前記火器内に装填された模擬薬包に係合して模擬薬包を固定し、かつ前記模擬薬包の発射に応答して前記模擬薬包から放出される放出ガスによる前記銃身の横断を可能にする工程、及び (b) 火器作動の反復を促進するために前記銃身を横断する前記放出ガスを前記銃身アセンブリを介して前記ガスポートへ誘導する工程、を含む火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用する方法。 【請求項20】 前記工程(a)は、 (a.1)前記銃身の先端に向けて配置された固定部材を介して前記銃身内に前記銃身アセンブリを固定する工程をさらに含む、請求項19に記載の方法。 【請求項21】 前記銃身アセンブリは、前記放出ガスが横断する前記銃身の横断面のよりも実質的に小さい横断面を有する支持ロッド、及び前記支持ロッドの先端に取付けられかつ前記放出ガスによる前記銃身の横断を妨害するために前記銃身の横断面に実質的類似の横断面を有するガイドロッドを含み、かつ前記工程(a)は、さらに、 (a.2)火器作動の反復を促進するために、前記ガスポート近くに設置された前記ガイドロッドの基端によって前記銃身へ前記銃身アセンブリを挿入して、
    前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポートへ誘導する工程を含む、請求項2
    0に記載の方法。 【請求項22】 前記固定部材は前記銃身の先端に向けて前記火器上に取り付けられたブラケットを含み、かつ前記工程(a.1)は、さらに、 (a.1.1)前記ブラケットを介して前記ガイドロッドの先端と係合して前記銃身内に前記銃身アセンブリを固定する工程を含む、請求項21に記載の方法。 【請求項23】 (c)火器の起動に応答して前記火器からレーザービームを発射するために前記火器にレーザー発射機アセンブリを固定する工程をさらに含む、請求項19に記載の方法。 【請求項24】 前記工程(c)は、さらに、 (c.1)前記銃身及び前記照準器に前記レーザー発射機アセンブリを固定する工程を含む、請求項23に記載の方法。 【請求項25】 前記工程(a)は、さらに、 (a.1)火器作動を反復するに充分でありかつ前記火器に対応する従来空包又は実包に使用される爆発物の量よりも実質的に少ない所定量の爆発物を含む模擬薬包を前記火器内に装填する工程を含む、請求項19に記載の方法。 【請求項26】 前記工程(a)は、さらに、 (a.1)前記模擬薬包を前記火器内に装填する工程を含み、 前記模擬薬包の先端は変形部を含み、かつ前記銃身アセンブリは前記変形した模擬薬包の先端と係合するように構成されている、請求項19に記載の方法。 【請求項27】 前記模擬薬包が対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有し、かつ前記工程(a)は、さらに、 (a.1)前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するに充分な空間を形成するために前記銃身内に前記銃身アセンブリを挿入する工程を含み、それにより火器シミュレーション時に対応する実包の使用を防止する、請求項19に記載の方法。 【請求項28】 火器作動をシミュレートするために火器の起動に応答してレーザービームを発射するレーザー発射機アセンブリを含む火器訓練システムにおいて、火器が銃身、及びユーザーによる火器の照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記火器にレーザー発射機アセンブリを固定する方法が、 (a) 火器作動のシミュレーション時に前記銃身を中心とする前記レーザー発射機アセンブリの回転を防止するために前記銃身及び前記照準器に前記レーザー発射機アセンブリを固定する工程を含む、火器にレーザー発射機アセンブリを固定する方法。 【請求項29】 火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステムであって、火器が前記模擬薬包を収容するためのフレーム、前記フレームに結合されかつ火器作動の反復を促進するために使い果たした薬包から放出される銃身内のガスを前記フレームへ誘導するように銃身先端に向けて配置されたガスポートを有する銃身、及びユーザーによる前記火器の照準合わせを促進するために前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記システムが、 前記火器内に装填された模擬薬包を係合固定し、かつ前記模擬薬包の発射に応答して前記模擬薬包から放出される放出ガスがその模擬薬包を通過して前記銃身を横断できるようにするための薬包固定手段、 火器作動の反復を促進するために前記ガスポートへ前記銃身を横断する前記放出ガスを誘導するための前記薬包固定手段に設置されかつ遠方へ延在するガイド手段、及び 火器作動のシミュレーション時に、前記銃身内に前記ガイド手段を固定するための前記銃身の先端に向けて配置された固定手段、を含む火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステム。 【請求項30】 前記ガイド手段は、 前記薬包固定手段に取付けられかつ前記放出ガスによる前記銃身の横断を可能にする前記銃身の横断面よりも実質的に小さい横断面を有する支持ロッド、及び 前記支持ロッドの先端に取付けられかつ前記放出ガスによる前記銃身の横断を妨害するための前記銃身の横断面と実質的類似の横断面を有するガイドロッドを含み、 前記ガイドロッドの基端は前記銃身内で前記ガスポートの近くに配置され、かつ火器作動の反復を促進するために前記銃身を横断する放出ガスを前記ガスポートへ誘導する、請求項29に記載のシステム。 【請求項31】 前記薬包固定手段は、 前記支持ロッドの基端に取付けられたベース、及び 装填された前記模擬薬包の先端部を収容するための薬包係合手段を含み、 火器作動の反復を促進するために、少なくとも1つの開口部が、前記放出ガスが前記薬包固定手段を通過して前記銃身を横断することができるように、前記ベース及び前記薬包係合手段の各々に形成されている、請求項30に記載のシステム。 【請求項32】 前記固定手段は、前記銃身内に前記ガイド手段を固定するべく前記ガイドロッドの先端と係合するための前記銃身の先端に向けて前記火器上に取付けられたブラケット手段を含む、請求項30に記載のシステム。 【請求項33】 前記ブラケット手段は、 ブラケットフレーム、 前記ブラケットフレームに取付けられ、かつ前記ガイドロッドの先端と係合するために連結用ロッドの基端に配置された収容手段を有する連結用ロッドを含み、 前記連結用ロッドは、前記銃身内の前記薬包固定手段の位置を調整するために前記フレームに対して操作自在である、請求項32に記載のシステム。 【請求項34】 火器起動に応答して前記火器からレーザービームを発射するための前記火器に固定されたレーザー手段をさらに含む、請求項29に記載のシステム。 【請求項35】 前記レーザー手段を前記銃身及び前記照準器に固定するための組立て用手段をさらに含む、請求項34に記載のシステム。 【請求項36】 前記組立て用手段は、 第一ブロック内に形成されかつ前記銃身の第一部を収容するように構成された第一リセスを有する第一ブロック、 第二ブロック内に形成されかつ前記銃身の第二部を収容するように構成された第二リセスを有する第二ブロック、及び 前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定するための前記第一及び第二ブロックへ延びるブロック固定手段を含み、 前記レーザー手段は前記第一ブロックに取付けられ、かつ前記第一及び第二ブロックは前記銃身を中心に相互に対して合致するように位置決めされかつ前記第一および第二ブロックを固定する前記ブロック固定手段に応答して前記第一及び第二リセス内に前記銃身を収容する、請求項35に記載のシステム。 【請求項37】 前記組立て手段は、 前記レーザー手段と係合するアセンブリ照準器手段、 及び 前記レーザー手段の一部と係合して前記レーザー手段を前記照準器に固定するための前記アセンブリ照準器手段に取付けられたフック手段をさらに含み、前記フック手段は、 中間部、 前記中間部の第一端から横切る方向に延在しかつ前記アセンブリ照準器手段が取付けられたベース、及び 前記中間部の第二端から延在しかつ前記ベースから離隔した突出部を含み、 前記フック手段は前記ベースと前記突出部との間で前記照準器部と係合する、
    請求項36に記載のシステム。 【請求項38】 前記模擬薬包は、火器作動の反復に充分でありかつ前記火器に対応する従来空包又は実弾に使用される爆発物の量よりも実質的に少ない所定量の爆発物を包含する、請求項29に記載のシステム。 【請求項39】 前記模擬薬包の先端が変形部を含み、かつ前記薬包固定手段は前記変形した模擬薬包の先端と係合するための手段を含む、請求項29に記載のシステム。 【請求項40】 前記模擬薬包は対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有し、前記薬包固定手段は前記火器内に前記模擬薬包のみを装填するに充分な空間を形成するように前記銃身内に挿入され、それにより火器シミュレーション時に対応する実包の使用を防止する、請求項29に記載のシステム。 【請求項41】 火器作動をシミュレートするために火器の起動に応答してレーザービームを発射するレーザー発射機アセンブリが火器に固定された火器訓練システムにおいて、前記火器が銃身、及びユーザーによる火器の照準合わせを促進すべく前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記レーザー発射機アセンブリを前記火器に固定するための組立て用ユニットが、 前記レーザー発射機アセンブリを収容しかつ前記銃身と係合して前記レーザー発射機アセンブリを前記銃身に固定するための銃身固定手段、及び 前記照準器の一部と係合して前記レーザー発射機アセンブリに取付けられる照準器固定手段を含み、 前記組立て用ユニットは、火器作動のシミュレーション時に前記銃身を中心とした前記レーザー発射機アセンブリの回転を防止するべく前記銃身及び前記照準器に前記レーザー発射機アセンブリを固定する、火器にレーザー発射機アセンブリを固定するための組立て用ユニット。 【請求項42】 前記銃身固定手段は、 第一ブロック内に形成されかつ前記銃身の第一部を収容するように構成された第一リセスを有する第一ブロック、 第二ブロック内に形成されかつ前記銃身の第二部を収容するように構成された第二リセスを有する第二ブロック、及び 前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定するための前記第一及び第二ブロックへ延びるブロック固定手段を含み、 前記レーザー発射機アセンブリは前記第一ブロックに取付けられ、かつ前記第一及び第二ブロックが前記銃身を中心に相互に対して合致して位置決めされかつ前記ブロック固定手段が前記第一及び第二ブロックを相互に対して固定したこと応答して前記第一及び第二リセス内に前記銃身を収容する、請求項41に記載の火器にレーザー発射機アセンブリを固定するための組立て用ユニット。 【請求項43】 前記照準器固定手段は、 前記レーザー発射機アセンブリと係合するためのアセンブリ照準器手段、及び 前記レーザー発射機アセンブリの一部と係合して前記レーザー発射機アセンブリを前記照準器に固定するべく前記アセンブリ照準器手段に取付けられるフック手段を含み、前記フック手段は、 中間部、 前記中間部の第一端から横切る方向に延在しかつ前記アセンブリ照準器手段を取付けたベース、及び 前記中間部の第二端から延在しかつ前記ベースから離隔した突出部を含み、 前記フック手段は前記ベースと前記突出部との間で前記照準器部と係合する、
    請求項41に記載の組立て用ユニット。 【請求項44】 火器作動をシミュレートするために模擬薬包を利用するシステムにおいて、火器が前記模擬薬包を収容するためのフレーム、前記フレームに結合されかつ火器作動の反復を促進するために使い果たした薬包から放出される銃身内の放出ガスを前記フレームへ誘導するように銃身先端に向けて配置されたガスポートを有する銃身、及びユーザーによる火器の照準合わせを促進するための前記銃身に沿って配置された照準器を含み、前記模擬薬包は、 前記火器内に装填する実包の形態のハウジング手段、および 火器作動を反復させるに充分でありかつ前記火器に対応する従来空包に使用される爆発物の量よりも実質的に少ない所定量の爆発物を包含するための区画手段を含む、模擬薬包。 【請求項45】 前記ハウジングの先端は1つの変形部を含む、請求項44
    に記載の模擬薬包。 【請求項46】 前記ハウジング手段は対応する実包の寸法よりも小さい寸法を有する、請求項45に記載の模擬薬包。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

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