Method and apparatus for removing residue in chamber of gun

申请号 JP17214495 申请日 1995-07-07 公开(公告)号 JPH0926294A 公开(公告)日 1997-01-28
申请人 Japan Steel Works Ltd:The; 株式会社日本製鋼所; 发明人 YOSHIOKA TAKESHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve the working environment for removing residues in a gun by supplying gas from the breech of the gun. SOLUTION: Gas supply means 10 is disposed at the breech 1a of a gun 1 such that it is inserted removably into a powder chamber 1c. The gas supply means 10 includes an injection part 12 having an injection hole 11, a valve 15, a heat storage unit 13 for storing gas, and a compressor 14. When a residue 3 is left behind in the chamber 1c after a bullet 2 is shot, the injection part 12 of the gas supply means 10 is inserted into the chamber 1c to open the valve 15. Thereupon, gas in the pressure storage unit 13 is injected from the injection hole 11 so that the residue 3 is blown off to a gun outlet 1d side and is removed, and hence the next shooting bullet 2 and gun powder are loaded. Since the residue is removed by the gas, there is no humidity in the chamber when the next gun powder is loaded. Thus, the gun powder is completely prevented from becoming wet so that the shooting interval is reduced and the number of shootings per unit time is more increased than the prior art.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 砲(1)の弾発射後に薬室(1c)内に気体供給手段(10)を位置させ、前記薬室(1c)内に残った残渣
    (3)を前記気体供給手段(10)から噴射させた気体により除去することを特徴とする砲の薬室残渣除去方法。
  • 【請求項2】 前記気体を前記砲(1)の砲尾(1a)側から砲口(1d)側に噴射することを特徴とする請求項1記載の砲の薬室残渣除去方法。
  • 【請求項3】 前記気体を前記砲(1)の砲尾(1a)側から供給して薬室(1c)内で反転させて前記砲尾(1a)側に噴射することを特徴とする請求項1記載の砲の薬室残渣除去方法。
  • 【請求項4】 砲(1)の弾発射後に薬室(1c)内に残在する残渣(3)を除去するようにした砲の薬室残渣除去装置において、前記砲(1)の砲尾(1a)側に着脱自在に設けられた気体供給手段(10)を有し、前記気体供給手段(10)からの気体を砲(1)内に供給して前記残渣(3)を前記砲(1)
    外に除去する構成としたことを特徴とする砲の薬室残渣除去装置。
  • 【請求項5】 前記気体供給手段(10)の噴射部(12)の形状はほぼ直線上に形成されていることを特徴とする請求項4記載の砲の薬室残渣除去装置。
  • 【請求項6】 前記気体供給手段(10)の噴射部(12)には反射板(20)が設けられ、前記噴射部(12)から噴射された気体は前記反射板(20)で反射するように構成したことを特徴とする請求項4記載の砲の薬室残渣除去装置。
  • 【請求項7】 前記気体供給手段(10)の噴射部(12)には二又部(12A)が設けられ、この二又部(12A)の噴射口(11)
    は前記砲尾(1a)側に向いている構成よりなることを特徴とする請求項4記載の砲の薬室残渣除去装置。
  • 【請求項8】 前記噴射部(12)には、蓄圧器(13)及びコンプレッサ(14)が直列接続されていることを特徴とする請求項4ないし7の何れかに記載の砲の薬室残渣除去装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、砲の薬室残渣除去方法及び装置に関し、特に、砲尾側から気体を供給することにより砲内の残渣を除去するための新規な改良に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、用いられていたこの種の砲の薬室残渣除去方法としては、一般に、図4で示すように、砲1の砲尾側1aから砲腔1b内に装填された弾2が発射された後に、薬室1c内に残った残渣3は砲尾側1aからを含んだブラシで洗浄することによって砲1外に除去するようにしていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】従来の薬室残渣除去方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。 すなわち、弾発射後に次の弾を発射するために、次の発射薬を薬室に装填すると、ブラシで水洗いをした後であるが故に薬室が水分を含んでおり、
    袋に入った発射薬を薬室に装填すると発射薬が湿気を帯びることがあった。 また、前述のブラシによる水洗い作業は作業環境としては最悪でその作業性は極めて悪い状態であった。

    【0004】本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、砲尾側から気体を供給することにより砲内の残渣を除去するようにした砲の薬室残渣除去方法及び装置を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明による砲の薬室残渣除去方法は、砲の弾発射後に薬室内に気体供給手段を位置させ、前記薬室内に残った残渣を前記気体供給手段から噴射させた気体により除去する方法である。

    【0006】さらに詳細には、前記気体を前記砲の砲尾側から砲口側に噴射する方法である。

    【0007】さらに詳細には、前記気体を前記砲の砲尾側から供給して薬室内で反転させて前記砲尾側に噴射する方法である。

    【0008】本発明による砲の薬室残渣除去装置は、砲の弾発射後に薬室内に残在する残渣を除去するようにした砲の薬室残渣除去装置において、前記砲の砲尾側に着脱自在に設けられた気体供給手段を有し、前記気体供給手段からの気体を砲内に供給して前記残渣を前記砲外に除去するようにした構成である。

    【0009】さらに詳細には、前記気体供給手段の噴射部の形状はほぼ直線上に形成されている構成である。

    【0010】さらに詳細には、前記気体供給手段の噴射部には反射板が設けられ、前記噴射部から噴射された気体は前記反射板で反射するようにした構成である。

    【0011】さらに詳細には、前記気体供給手段の噴射部には二又部が設けられ、この二又部の噴射口は前記砲尾側に向いている構成である。

    【0012】さらに詳細には、前記噴射部には、蓄圧器及びコンプレッサが直列接続されている構成である。

    【0013】本発明による砲の薬室残渣除去方法及び装置においては、気体供給手段からの気体を砲尾側から砲口側に供給することにより薬室内の残渣は砲口側に吹き飛ばされて除去できる。 また、この気体供給手段の噴射部に反射板を設けるか又は噴出口を砲尾側に向けた場合には、気体は薬室内でUターンして残渣を砲尾側から砲外に除去することができる。

    【0014】

    【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による砲の薬室残渣除去方法及び装置の好適な実施例について詳細について説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。 図1において符号1で示されるものは砲であり、この砲の薬室1cに連通する砲腔1bには弾2が装填され、この薬室1c内には図示しない発射薬が装填されるように構成されている。 この状態で弾2発射後に薬室1c内には残渣3が残在して付着する。

    【0015】前記砲1の砲尾1a側には、この薬室1c
    内に着脱自在に挿入できる気体供給手段10が配設されており、この気体供給手段10は、噴出口11を有する噴射部12、バルブ15、気体(空気、窒素ガス等)を溜めるための蓄圧器13及びコンプレッサ14とから構成されている。 この噴射部12は二又部でほぼ直線状に構成されて1対の噴出口11が形成されている。 この噴出口11は1対に限ることなく、これ以上形成されていても可である。

    【0016】図2で示す構成は、図1の気体供給手段1
    0の他の実施例を示すものであり、噴出口11の先方位置に半球状をなす反射板20が設けられ、この反射板2
    0は棒状の複数の支持体21を介して噴射部12に支持されている。 従って、この噴出口11から噴射した気体はこの反射板20で反射して砲尾1a側に噴射するように構成されている。

    【0017】図3に示す構成は、図1の気体供給手段1
    0の他の実施例を示すものであり、噴射部12の二又部12Aは砲尾1a側にUターンした状態で曲折して1対の噴出口11が形成されている。 従って、砲尾1a側に位置する噴射部12を経て送られた気体は各噴射口11
    によって曲折され再び砲尾1a側に戻るように供給されるように構成されている。

    【0018】次に動作について述べる。 まず、図1の構成において、弾3発射後に薬室1c内に残留した残渣3
    が存在している状態において、気体供給手段10の噴射部12を薬室1c内に挿入して位置させた状態で、バルブ15を開弁すると、蓄圧器13内の気体が噴射口11
    から噴射されるため、この気体3によって残渣3が砲口1d側に吹き飛ばされて除去され、次の発射用の弾2と発射薬を装填することができる。

    【0019】また、図2に示す気体供給手段10を用いた場合、噴射口11から噴射した気体が反射板20で反射して砲尾1a側にUターンし、残渣3は砲尾1a側に吹き飛ばされて除去される。 また、図3に示す気体供給手段10を用いた場合、噴出口11が砲尾1a側を向いているため、気体は砲尾1a側に噴射され、残渣3は砲尾1a側に除去される。

    【0020】

    【発明の効果】本発明による砲の薬室残渣除去方法は、
    以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。 すなわち、従来のように水を用いることなく、気体によって残渣が除去されるため、次回の発射薬を装填する際に薬室内に湿気が存在することがなく、発射薬が湿気を帯びることを完全に防止できる。 そのため、弾発射間隔を短縮して時間当たりの弾発射回数を従来よりも多くすることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による砲の薬室残渣除去方法を示す構成図である。

    【図2】図1の要部の他の実施例を示す構成図である。

    【図3】図1の要部の他の実施例を示す構成図である。

    【図4】従来の方法を示す構成図である。

    【符号の説明】

    1 砲 1a 砲尾 1c 薬室 1d 砲口 3 残渣 10 気体供給手段 12 噴射部 12A 二又部 13 蓄圧器 14 コンプレッサ 20 反射板

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