Fuel supply device for a furnace below the minimum output 1kW

申请号 JP2011512803 申请日 2009-06-04 公开(公告)号 JP5390603B2 公开(公告)日 2014-01-15
申请人 エステユヴェ エス ア; 发明人 アンドレ リーメン; ガブリエラ ヴェッチ; バッソ サレルノ;
摘要
权利要求
  • 管(8)内に配置されているコンベアスクリュー(2)から構成される、出力1kW未満の炉用の粒状燃料供給装置であって、 前記コンベアスクリュー(2)の中央スクリュー軸筒(3)が、外壁に回転面(5)が取り付けられていると共に前記コンベアスクリュー(2)と一緒に回転することができるように前記管(8)内に配置されており、中央円形穴(6)と外側領域に給気口(7)とを有する円形の火格子(1)が水平に取り付けられる粒状燃料供給装置において、前記回転面(5)は、前記管の直径の少なくとも4分の1を占めること、及び、前記スクリュー軸筒(3)は頂部が円錐部(10)の形状で終端し、前記火格子の前記穴(6)は前記コンベアスクリュー(2)の直径よりも小さく、円錐状に拡径している壁(9)が、供給すべき燃料のための摺動壁として縁(18)から下方に延び、前記スクリュー軸筒(3)の上端の前記円錐部(10)に対しておよそ又はちょうど平行であることを特徴とする、炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記コンベアスクリュー(2)の前記回転面(5)は、前記火格子(1)の前記穴の高さ位置まで搬送され、次いで、前記頂部で前記火格子の上に突出している縦の延長部(11)で終端することを特徴とする、請求項1に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記穴(6)は前記コンベアスクリュー(2)の前記外側管(8)の直径の半分であり、前記火格子(1)は外径が前記コンベアスクリュー(2)の直径の少なくとも2倍であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記コンベアスクリュー(2)及び該コンベアスクリュー(2)の回転面(5)は滑らかな鋼から作製され、前記管(8)の内側には軸方向に延びる複数の段(14)又はリッジが設けられており、これらを通って前記回転面(5)が最小距離で回転し、前記段(14)又はリッジの頂部と前記管(8)の内壁との間にクリアランスを残すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記管(8)の前記内壁には粗面が設けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記コンベアスクリュー(2)は高さが500mm〜600mm、直径が55mm〜65mmであり、前記コンベアスクリュー軸筒(3)は直径が前記コンベアスクリュー(2)の直径の3分の1であり、一回転あたりの前記回転面のピッチは前記コンベアスクリューの直径の約半分であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記火格子(1)は前記コンベアスクリュー軸筒(3)の頂端にちょうどフィットすることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 前記ペレット供給装置を、ステップダウンギアを有する関連の電気モータを使用して駆動することができ、そのため、前記電気モータの電圧依存制御に応じて、前記コンベアスクリューの回転速度を1分あたり0.5回転〜2回転に調整することができることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の炉用の粒状燃料供給装置。
  • 说明书全文

    小粒状のもの(small portions)、したがって木質ペレット、木質チップ、小さな木片又は乾燥トウモロコシ等の粒状燃料(firing products:燃焼物)を燃焼させることは、処理が経済的であると共に実用的であることが分っている。 大きな扱いにくい木片を運搬及び貯蔵する必要がなく、大きな丸太を火炎に供給する必要がない。 しかしながら、炉の出(furnace capacity:炉の能力)を低い値に下げることは問題を呈する。 木質ペレット利用の炉等の適した炉を、粒状燃料を用いて1kW未満の出力で運転する場合、かかる弱火を連続的に確実に維持するのに適した燃料供給装置は現在のところ存在しない。 かかる低出力の場合では、第1の困難は火炎の燃焼を確実に保つことである。 第2の困難は灰を絶えず除去することであり、第3の困難は火炎が燃料の供給流に達しないようにすることである。

    連続的に又は必要な場合にのみ木質ペレットを火炎に供給する、木質ペレット利用の炉用のコンベアスクリューが既に存在している。 また、これらのコンベアスクリューは、さらにより高い炉出力用にも設計されており、単にコンベアスクリューのサイズを小さくするか又はその回転速度を低くすることによって、コンベアスクリューを用いて出力を1kW未満に下げることが可能である。 従来のコンベアスクリューは通常、斜めに取り付けられ、アルキメディアン・スクリューのように機能する。 また、利用可能なペレットコンベアスクリューは小型寸法のコンパクトな木質ペレット利用の炉には適していない。 観察される別の問題は、ペレットが底部から火炎に低速で供給される場合、火炎が低速で下方に広がってコンベアスクリューに入り込む危険があることである。

    この状況に基づき、本発明の目的は、出力1kW未満の炉用の改良型の粒状燃料(充填物)供給装置を開発することである。 この炉により、供給される粒状燃料の連続供給及び連続燃焼が確実となり、また、灰の連続除去が確実となるため、炉を監視なしに長期間運転することができ、炉は、燃料リザーバ及び灰捕集器(ash collector:集塵機)が自動的に満杯及び空にならない場合にこれらの燃料リザーバ及び灰捕集器のサイズによってのみ制限される。

    この目的は、粒状燃料を搬送するように管内に配置されているコンベアスクリューを有する、出力1kW未満の炉用の粒状燃料供給装置であって、外壁に回転面(volution:螺旋状の回転面)が取り付けられていると共にコンベアスクリューと一緒に回転することができるように管内に配置されている、コンベアの中央スクリュー軸筒が、上記管の直径の少なくとも4分の1を占めることを特徴とする、炉用の粒状燃料供給装置によって達成される。 さらに、このスクリュー軸筒は頂部が円錐状であり、この頂部に、中央円形穴と外側領域に給気口とを有する円形の火格子が平に取り付けられ、その穴はコンベアスクリューの直径よりも小さく、円錐状に拡径している壁が、供給すべき燃料のための摺動壁として縁から下方に延び、スクリュー軸筒の上端の円錐部に対しておよそ又はちょうど平行である。

    粒状燃料供給装置を図面によって示すと共に以下に記載し、それらの機能を説明する。

    火格子が上端に配置されている供給装置の縦断面図である。

    上から見たコンベアスクリューの横断面図である。

    側面から見たコンベアスクリュー全体の縦断面図である。

    厚み約6mm及び長さ最大50mmの円筒状の木質ペレットから概して作製されるが搬送中に破砕してより小さな粒子となる粒状燃料を低速で上方に搬送することは、予想するよりも困難であることが分っている。 頂部が火格子で終端している従来のコンベアスクリューの場合では、以下の問題が観察される:まず、ペレットどうしがコンベアスクリュー内で共に動けなくなり、いわば塊状態となるという大きな危険性がある。 その後、モノリシックな外観の塊(monolithic looking mass)が或る程度形成され、この塊は、詰まることで栓のように作用し、コンベアスクリューが高トルクで駆動されている場合であってもその妨げとなる。 コンベアスクリューでは、搬送される充填物の下側で回転面が可能な限り十分に回転し、充填物が著しく回転することなく搬送管(conveyor pipe)の頂部に搬送されねばならないことが重要である。 このことは、いわゆるペレット又は同様の粒状燃料を短い搬送距離にわたって使用することで非常に良好に達成することができる。 しかしながら、コンベアスクリューが例えば400mmであり、コンベアの適切な高さに対してより長い場合、燃料の重量に起因して燃料が動けずに塊状態となることが観察される。 これは、コンベアスクリューの回転速度及び寸法、粒状燃料のサイズ及びその木質タイプ等、種々の要因に応じて決まり、ただ単に湿度にのみ応じて決まるのではない。 加熱出力が低い炉の設計を望む場合、燃料の非常に低速なコンベア速度を達成せねばならない。 例えば、直径6mm及び長さ10mm〜25mmの木質ペレットが400mmを超える高さにわたって可能な限り低速で垂直方向に供給されることになる場合、上述の問題が非常に頻繁に起こる。 したがって、使用することでこれらの問題を確実に回避することができる粒状燃料供給装置を設計することが重要である。

    図1は、出力1kW未満用に設計されている炉用のかかる粒状燃料供給装置を示す。 燃料は、木質ペレット、並びに木質チップ、小さな木片又は乾燥トウモロコシ及び他の穀粒から構成することができる。 炉の火格子1は供給装置と協働し、コンベアスクリュー2が取り付けられている。 例に示すコンベアスクリュー2は火格子面に対して垂直に配置されており、外壁4に回転面5が取り付けられていると共にコンベアスクリュー2と一緒に回転することができるように搬送管8内に取り付けられている中央スクリュー軸筒3が、コンベアスクリュー2全体を包囲している搬送管8の相当な部分を占めている。 搬送管8をコンベアスクリュー2と共に垂線に対して斜めに配置することもできる。 これにより、下側の燃料と搬送管8との付加的な摩擦が確実となり、この摩擦が搬送動作に役立つ。 図示の例では、スクリュー軸筒3の筒の直径はコンベアスクリューの直径又は搬送管の直径の3分の1であり、これは例えば寸法が60mmである。 スクリュー軸筒3の直径はコンベアスクリューの直径の少なくとも4分の1であるものとし、そのため、十分なトルクを実際のスクリュー2及び螺旋状の滑らかな搬送面5に伝達することができ、この搬送面5はスクリュー軸筒3の周りにループ状になっている。 1本の木質ペレット18がおよその寸法比較を示すためにスクリュー2の搬送面5上に描かれている。 このスクリュー軸筒3は頂部が円錐部10のような形状となっており、この頂部に、中央円形穴6を有する火格子1がスクリュー2よりも上に配置される。 火格子は、搬送スクリュー軸管8の頂端にぴったりとフィットし、そこに固定される。

    火格子1は好ましくは図示のように円形設計を有し、外表面上に給気口7を有する。 火格子1の円形穴6は寸法が搬送管の直径の約半分である。 漏斗状の縁9がこの円形穴6から下方に突出し、その底部がホッパーとして開口している。 ホッパーの壁はスクリュー軸筒3の円錐部10に対しておよそ又はちょうど平行である。 図示の例では、円錐部10はホッパーの内壁の流れ方向と共に鋭を形成し、その角度の先端は上向きである。 この角度は非常に小さく維持されるものとし、さもなければ、円錐部10とホッパーの内壁との間の領域での燃料の詰まりにつながる可能性がある。 実際のスクリュー2及びそのループ状の搬送面5は、火格子面に対して概ね垂直に延びる延長部11で終端する。 延長部の外側は回転軸に関して穴6の内縁に当接している。 ここに示すコンベアスクリュー2は上から見ると動作時に時計回りに回転する。 このコンベアスクリュー2は反時計回りの方向に搬送するように設計することもできる。 搬送すべき燃料がその回転位置に関して搬送管8内のほぼ同じ位置にあるまま、スクリュー2の搬送面5が燃料の下側で摺動し、燃料は最終的に穴6の頂部に達するまで搬送管8内を上方に押される。 燃料をコンベアスクリューにより確実に搬送するために、管8の内側には好ましくは軸方向の複数の段(plateaus)又はリッジ14が設けられており、これらを通って回転面が最小距離で回転し、段又はリッジの頂部と管8の内壁との間にクリアランスを残すことが重要である。 このため、管8の内壁には粗面も設けられていてもよい。

    コンベアスクリュー2は非常に低速で回転し、回転速度が1分あたり1回転未満である。 頂部に達した燃料は延長部11によって回収され、上から見ると時計回りの方向にシフトされる。 延長部が穴6の縁と接触する地点では、その絶対速度は約1.5mm/秒〜2.0mm/秒にすぎない。 しかしながら、延長部11のこの低速回転により、径方向に作用する力によって燃料が外方に押されて最終的に火格子1の領域12に達することが確実となる。 火格子1の穴6につながる同心リングであるこの領域にはいかなる給気口7もない。 したがって、そこでは燃料はあまり燃焼しないため、径方向外方に押される必要がある。 これは延長部11の次回の行程で行われ、その際に燃料が火格子上へわずかに押し出される。 このようにして、燃料は延長部11の各動作によって毎分ごとに非常に低速で火格子上へ押し出され、その後、給気口7が設けられている燃焼区域(領域13で表す)に移動する。 火格子1全体の直径は搬送管8の直径の約2倍である。 この搬送管8の直径が60mmである場合、火格子1は直径が約120mmである。 新たな燃料の段階式の連続的な供給により、良好で高い規則的な火炎面が火格子1で達成され、不安定な揺れはない。

    図2はコンベアスクリュー2及び搬送管8の横断面を示す。 搬送管8の内側のリッジ及び隆起14、並びに実際のスクリュー2の一部分(この外縁がこれらの隆起14の近くを通る)が見られる。 燃料粒子はこれらのリッジ又は隆起によって支持され、これらのリッジ又は隆起は燃料粒子がコンベアスクリュー2と一緒に回転しないようにするのに役立つ。 燃料の下側で摺動するコンベアスクリュー2の回転により、径方向外方に作用する力成分が生じる。 これに応じて、燃料が搬送管8の内壁に押し付けられ、隆起によって支持される。 燃料が木質ペレット、木質チップ、小さな木片若しくは乾燥トウモロコシ穀粒から構成されるのか又は同様の何かから構成されるのかにかかわらず、燃料の最外粒子がそこで支持され、次にこれらの最外粒子が内側の隣接した粒子を支持するといったふうにすることで、燃料の回転を効果的に回避する。

    図3は完全なコンベアスクリュー2を示す。 コンベアスクリュー2は高さが200mm〜800mm、直径が55mm〜85mmである。 コンベアスクリューの軸筒3は直径がコンベアスクリュー2の直径の4分の1〜3分の1よりも若干大きく、一回転あたりの回転面のピッチはコンベアスクリューの直径の約半分である。 底部にて、搬送管8は、供給ホッパーとしての傾斜面16の上から又は傾斜面16にわたって燃料を充填することができる、燃料粒子のパイル又はボックス15に立設することができる。 搬送管8は底部の一方の側が開いており、この例では円筒状の木質ペレットである燃料片が搬送管8のこの開口17を通ってスクリュー2へ少しずつ入る。

    出力1kW未満のかかる木質ペレット利用の炉用の燃料供給装置は、ステップダウンギアを使用してスクリュー2を駆動する電気モータを備える。 電気モータの電圧依存制御に応じて、コンベアスクリュー2の回転速度を1分あたり0.5回転〜2回転に調整することができ、したがって、燃料の供給量、したがって加熱出力を単位時間あたりで制御することができる。

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